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WG2「ソフトウェアの方法論に関する実践知と社会基盤」
第1回会合
P-Sec 実践的ソフトウェア教育コンソーシアム 1st
H.Nogi S.Otsuki
2
イントロ&メンバ紹介
本日の議題
WG1のふりかえり
WG2の構想
皆さんの想い
今後のこと
17:00〜 (野木 +1分間LT巡回)
17:30〜 (大槻)
17:45〜 (大槻)
18:00〜 (3分間LT巡回)
18:50〜19:00
LT: Lightning Talk(決められた時間内でのトーク)
3
自己紹介をLT方式で 軽く一巡しましょう
時間制限トーク
イントロ&メンバ紹介
4 # 名前 所属 役割 WG1参加履歴 WG2第1回 01 野木 秀子 CIJ リーダ 〇 02 大槻 繁 一(いち) サブリーダ 〇 03 上原 誠 アイ・ピー・エル 〇 04 大島 啓二 (元日立情報制御ソリューションズ) 欠席 05 片貝 孝夫 片貝システム研究所 〇 06 加藤 修明 大成建設 〇 07 亀田 弘之 東京工科大学 〇 欠席 08 川添 真智子 ユニバーサルファシリテーションズ 欠席 09 新谷 勝利 欠席 10 高橋 俊夫 ケン・システムコンサルティング 〇 欠席 11 田口 眞美 CF・Bee 〇 12 寺町 康昌 アトリス株式会社 〇 13 中村 太一 東京工科大学 欠席 14 中山 浩一 CIJ 〇 15 西住 浩樹 王子物流 〇 欠席 16 濱 勝巳 アッズーリ 17 林 浩一 ピースミール・テクノロジー 18 樋山 証一 ウイング 〇 19 福島 祐子 日本ユニシス 〇 20 藤川 恵一 FTB 〇 21 神谷 芳樹 みたに先端研 22 田島 孝 サイバー創研 事務局 〇 23 二瓶 文博 サイバー創研 事務局 〇 23名 (WG1参加経験者16名、今回新規参加者6名) 第1回出席者16名
5 2012年 2013年
WG1 これまでの方法論や方法の深掘に関する勉強
2014年
WG1継続(もし調査活動を継続したい 方々がいたら)
WG2 ソフトウェアの方法論に関する
実践知と社会基盤
2013.5.8 WG1活動成果報告会
&WG2説明
リーダ:野木、 サブリーダ:大槻 希望メンバ移動 新規メンバ募集
リーダ、サブリーダ、メンバなど再募集
WG3 大学等での要求分析講座の開発
2011年11月 2013年3月
2013年6月
第Ⅰ期:講座の構成・シラバスの開発(2010.10~2011.7) 第Ⅱ期:講座の教材開発(2011.7~ ) 第Ⅲ期:講座の実践支援(2012年度以降予定)
2010年10月
6
http://www.ichicorp.biz/psecwg1and2/
WG1(手法基盤WG)では、2011年11月から、特定のツールによらないモデリング手法、設計手法、開発方法論や適用事例について、調査・分析を進めてきました。市場に出ている各種ツールについて、ツール開発会社の担当者からの発表も聞き、多くの事例を得ることができました。
以下のサイトから、どなたでもダウンロードできます。
W g 2 ソフトウェアの方法論・ツールに関する実践知を体系化し、それを蓄積・活用・伝承できる社会的な仕組み(知のプラットフォーム)を検討します。
大企業が衰退し、コンソーシアムが台頭する サービスやソーシャルなネットサービスが伸びていく
7
W g 1 でやったこと
WG1のふりかえり
2013.1
2012.11
2012.9
2012.7
2012.5
2012.3
2012.1
2011.11 第2回会合 12.19
2011.11.15 第1回会合
第3回会合 2.6
第4回会合 4.10
第5回会合 5.29
第6回会合 7.10
第7回会合 9.4
第9回会合 12.18
OpenForum2012
2013.3
第10回会合 2.12
2013.5.8 まとめ発表
ビジネス・モデリングの目的と手法
経営に関する取り組みについて Sapiensの概要とアジャイル開発事例(サピエンス)
TERAS関連 各種組み込み系ツールの方法論、適用事例の紹介、討論
統合開発ツールGeneXusのご紹介(ウィング)
業務システム高速生成ツールの 研究開発の取り組み(NTTD)
業務分析から設計・製造・テストまで大幅な生産性向上を実現する開発手法(ケン・コンサルティング)
Wagby R6の紹介(ジャスミンソフト)
第8回会合 11.19
第1回会合 11.15 WG1(手法基盤WG)キックオフ
P-sec 実践的ソフトウェア教育コンソーシアム WG1:要求分析を重視した設計手法と分析、設計方法論 通称「手法基盤WG」
期間:2011年11月〜2013年3月 リーダ:野木秀子(CIJ顧問) サブリーダ:大槻繁(一) 参加メンバ:アクティブ18名 見守りメンバ10名
定例会合9回、OpenForumイベント1回で、全15トピックスの情報を収集
8
W g 1
ENIAC 1946
UNIVAC I 1950
IBM-7070 1958
PDP-8 1965
IBM PC 1981
Sun-1 1982
IBM PC/AT 1984
Apple II 1977
iMac 1998
ABC 1942
EDSAC 1949
EDVAC 1950
IBM-701 1952
System/360 1964
Macintosh 1984
Altair 8800 1975
Apple Newton 1993
iPhone 2007
iPad 2010
����
����
Ferranti Mark 1 1951
C++ 1983
COBOL 1960
JavaScript 1995
C# 2001
Fortran 1957
Visual Basic 1991
ActionScript 2000
C 1972
PHP 1995
Python 1990
Objective-C 1986
Perl 1987
Ruby 1993
BASIC 1964
Pascal 1971
Java 1991
PL/I 1966
Simula 1967 Smalltalk
1972
Scheme 1975
Lisp 1960
Common Lisp 1984
����
Delphi 1995
Prolog 1972
ALGOL 1958
BABOK2.0 (2009)�
REBOK (2011)�
IEEE830 (1998)�
ISO/IEC/IEEE29148 (2011)�
TAFIM ,1994-1998-�
ITIL (1989-)�
���+����")��%�� �+�,2012.-�
FEAF ,1999.-�
TOGAF v8 ,2003.-�
ITIL v3 (2007-)�
ISO/IEC15026-2/���+� ,2011.-�
EA�
�����
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ISO12207 (1995)�
ISO/IEC 15288 (2002)�
��Enterprise Architecture ,2003.-�
DoDaF ,2003.-�
C4ISRAF ,1996-�
���#)* &+$(+�,1987-�
IEEE1233 (1998)�
�����
DEOS!'���
TOGAF v9 ,2009.-�
DoDaF 1.5 ,2007.-�
SWEBOK (2004)�
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BABOK� REBOK
IEEE830�
ITIL
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SWEBOK
ISO12207 ISO/IEC 15288�
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ISO/IEC15026-2/���,��
IEEE1233�ISO/IEC/IEEE29148�
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HA/OPOS
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FMC
PaaS
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IaaS
SaaS
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CEP
P5GS<T6LS�
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9
W g 1
大槻の勝手な予言
10
全体化
創造化
経営化
実世界、業務世界と連動し、かつ、経営上の観点 (バリューチェーン)、経済・富の評価を伴う意思決定へ
個別蛸壺ではなく、全体(組織全体、ステイクホルダ全体)、初期構築と運用の統合化視点へ
生産性向上より商品力向上(価値 指向)へ、デザイン思考や創造性中心
方法論
ツール
BAの導入 本当のビジネスモデル策定と評価
構築・運用の統合 プロジェクトごとより組織全体論
自動化されない世界の創造性思考 暗黙知の定式化
本当のMIS KPI設定・測定 経営の自動化
広義の構成管理 組織横断証跡機能
発想・認知支援 プロトタイピング
10
大企業が衰退し、コンソーシアムが台頭する サービスやソーシャルなネットサービスが伸びていく W g 1
11
W g 2 でやりたいこと
WG2の構想
12
運営方針 • The Platform of Software Tech. • The Advantage of P-sec WG • The Community of Community
技術 • Software Engineering Map • The Trend of Future Tech.
哲学 • The Three Types of Knowledge • The Concept of Communication • The Concept of Pragmatism
13 WG2運営方針
The Platform of Software Tech.
ソフトウェアに関する実践知は、特定の技法、ツールの利用法などがあり、かつ、それ等は状況に応じ変化し、技術革新によって進化していくものです。このダイナミックな知を、
蓄積・活用・伝承するための、社会的な仕組みを検討します。
調査 分析
創造 手法開発
教育 普及啓蒙
リニアモデル
★WG1活動を通じて、 広範囲での新方法論開発という意味でのWG2活動は非常に困難、あるいは、ほとんど不可能という認識に至りました。
Platform(場) = WG2
ツールベンダ
アーキテクト
コンサルタント
ソフト開発
ユーザ部門
・・・
普遍的な方法論構築を目指すより、社会的な仕組みや、知の共有の場を設定する方が現実的です。
14 WG2運営方針
The Advantage of P-sec WG
• 大企業、大手SI企業のOBの方々の温故知新的な知識を活用することができる
• 開発ベンダ、ツールベンダといった旧来の社会的な役割分担による蓄積された知見を保持している
• WG1(手法基盤WG)の調査活動を通じて得られた問題意識や全体的な潮流に関する見識
大企業、重厚長大文化圏、温故知新
新興企業 軽量俊敏文化圏
変化への対応
組織化
普遍的手法?
15 WG2運営方針
The Community of Community
P-‐Sec W g 2
Community1
Community2
Community3
Community4
**協議会 **協会 **タスクフォース
**研究会
**グループ ・・・
• テーマ設定をして、他の団体やコミュニティと共催で会合を行う
• 交流の相手は、公式の団体のみならず、研究会や勉強会レベルのもの、プライベートな有志グループ、SNS等のグループなども対象とする
• WG2の活動や問題意識を他のコミュニティの方々に説明するとともに、先方のことを理解する
• 交流コミュニティの候補は、WG2メンバの個人的な人脈を活用する
組織 (マネジメント)
不確実性 (変化への対応)
進化 (成長と適応)
抽象化 (定式化) 《数学》
自動化 (実行)
《オートマタ》
モジュール化 (構造化) 《社会学》
ビジョン、戦略 知識主導 ドメイン抽象、実装抽象
実行可能知識 手順化
機械化、ツール化、リターン
産業モジュール 資産化
アセット、コンポーネント化
オプションとリスク 予測
確率,保険,プロダクトライン
進化論、パラダイム論 進化型
ビジネス駆動、技術駆動
アジャイル(スピード,俊敏)
軽量化 並行化,イテレーション,計測
コミュニケーション/確認 協調
インタフェース,調整,交渉
パラダイムシフト,適応 ライフサイクル
保守,自律化,TOC
再(脱)構築 改革 クロスファンクション,再構成
価値の局面
解の方向
16
ソフトウェアエンジニアリングの技術とそれがもたらす価値
P-sec
アジャイル
知働化
なんとなく、コミュニティ活動の役割分担ができているから不思議
16 Software Engineering Map
17
全体化
創造化
経営化
実世界、業務世界と連動し、かつ、経営上の観点 (バリューチェーン)、経済・富の評価を伴う意思決定へ
個別蛸壺ではなく、全体(組織全体、ステイクホルダ全体)、初期構築と運用の統合化視点へ
生産性向上より商品力向上(価値 指向)へ、デザイン思考や創造性中心
方法論
ツール
BAの導入 本当のビジネスモデル策定と評価
構築・運用の統合 プロジェクトごとより組織全体論
自動化されない世界の創造性思考 暗黙知の定式化
本当のMIS KPI設定・測定 経営の自動化
広義の構成管理 組織横断証跡機能
発想・認知支援 プロトタイピング
あえて「予言」を整理してみると、上記のような3つの方向性があるように思えます。
17
The Trend of Future Tech.
episteme
phronesis techne
普遍の真理 文脈独立な客観的な知識
科学
技術
テクノロジー、アート 文脈依存な暗黙知的な技術知
賢慮
知的美徳(倫理的、社会的、政治的智慧) 全体の善を達成する最善の 判断と行為能力
アリストテレスの「知」の概念
18
知
The Three Types of Knowledge WG2の哲学
「知のフリマ」的な発想も取り入れたい
本で勉強したり、ネットで調べられることには限界があるよね。 セミナー講演や座学的授業だと一方通行の知識伝承だし、消化不良気味になっちゃう。 勉強会だとヘビーだったり、反対に、初心者のケアとかも大変。 異業種交流会とかだと名刺交換して終わりだし、よい人に巡り会うのは希。 多様化した時代には、もっと多様性を抱擁するやり方があるんじゃないの?
ちゃんとしたコミュニケーションを仕組む
コミュニケーション
お互いに学習するプロセス
フィードバック 成長
フィードバック 成長
信頼関係がある人々と、お互いに交流し、触発し合い、 学習し、深い理解を得て、新しい展開が図れる場
19
The Concept of Communication WG2の哲学
プラグマティズムの格率(格言)
対象の概念を明晰にとらえようとするなら、その対象の効果を考察せよ。 すると、この効果についての概念は、その対象の概念と一致する。
プラグマティズムの作法
何事に取り組むにしても、その目的を見失わないようにする。 その目的が、お天道様に対して恥ずかしくないものかどうかを問い続ける。
藤井聡著『プラグマティズムの作法:閉塞感を打ち破る思考の習慣』(技術評論社, 2012.5) ヒラリー・パトナム『プラグマティズム』(晃洋書房, 2013.2.20)
皆が専門領域に閉じこもって蛸壺化
科学者・エンジニア・経営者・業務担当・・・
興味があること、自分がやっていること、専門領域が、外からどのように見えるか、どのように他人の役に立つのかを真摯に考えよう。
20
20
The Concept of Pragmatism WG2の哲学
21
各自の「想い」をLT方式で 重く一巡しましょう
時間制限トーク
皆さんの想い
2014.1
2013.11
2013.9
2013.7
2013.5
WG1報告会 5月8日
OpenForum2013or2014
2014.3
WG1活動成果報告会&WG2説明会
期が熟した頃
22
ü 会合をさまざまな団体やコミュニティと共催で行う予定です。
ü SNSやインターネットを活用した多様なコミュニケーションや議論の仕方を試みます。
ü 参加メンバも一時的な議論参加が可能な
オープンなスタイルを考えています。
WG2初回会合 6月11日
WG2第2回会合 日時:7月??日 17時〜 場所:??? 議題:???
今後のこと
では、よろしくね
これからの日本の置かれているビジネス環境、社会的な情勢、高齢化やシルバー活用、女性の活用、ワークシフト、人材育成、技術伝承、国の施策、新領域開拓、グローバル人材の輩出、大学の生き残り、イノベーション、スタートアップといった変化に対応した方法論・ツールに関する知のプラットフォームの構築を目指します。
http://www.ichicorp.biz/psecwg1and2/