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Copyright 2019 FUJITSU SOCIAL SCIENCE LABORATORY LIMITED WinActor 製品利用のロードマップ 株式会社 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ 第三システム事業本部 0 本資料は2019.6現在の情報を基に作成しております。

WinActor 製品利用のロードマップ - FujitsuFAQ抜粋 VM環境で動作しますか。 VM

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Page 1: WinActor 製品利用のロードマップ - FujitsuFAQ抜粋 VM環境で動作しますか。 VM

Copyright 2019 FUJITSU SOCIAL SCIENCE LABORATORY LIMITED

WinActor 製品利用のロードマップ

株式会社 富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ第三システム事業本部

0

本資料は2019.6現在の情報を基に作成しております。

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(ライセンスは、インストールしたコンピュータに紐づく)

ライセンス種類

フル機能版

• シナリオ作成、実行の両方の機能が使えます

実行版

• シナリオ実行のみの機能

お支払方法 年間ライセンス版

• 年間利用料をお支払い頂く形態

月間ライセンス版

• 月間利用料をお支払い頂く形態ただし先行利用中のライセンス期間に揃えるための利用に限る

ライセンス形態(シナリオ作成/実行)

ノードロックライセンス

①WinActorインストール端末上でライセンスを管理②インストールした端末のみWinActorが利用可能③インストール端末数分のライセンスが必要

(同時に実行するコンピュータ数を制限することでライセンス管理を行う)

ライセンス種類 スターターパック

• FLAライセンス(ライセンス管理機能)(1本)、フル機能版(10本)のセット

フローティングライセンス ライセンス追加

• FLAライセンス(ライセンス管理機能) (1本)、フル機能版(1本/5本セット)、実行版(1本/5本セット/10本セット)

スターターパックの購入は必須ではなく、ライセンス追加の中で組み合わせて購入も可能

お支払方法 スターターパック(FLA(管理)1本,フル機能10本)

• 年間ライセンス利用料をお支払い頂く形態

ライセンス追加

• 年間/月間ライセンス利用料をお支払い頂く形態

• 月間ライセンスについては、スターターパックもしくは、年間ライセンスをご購入いただいていることがご購入の前提となります。

フローティングライセンス

①ライセンス管理サーバ上でライセンスを一括管理(※1)②購入したライセンス数の範囲内で、端末を限定せず

WinActorが利用可能(※2)③同時利用する端末数分のライセンスが必要※1 ライセンス管理サーバを構築する必要あり※2 WinActor(FL)版のインストールが必要

(例)2ライセンス購入の場合・2台まで同時利用可能・利用する端末は限定されない

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自社専用(オンプレ/プライベートクラウド)で環境構築

ライセンス種類

WinDirector

お支払方法

年間ライセンス版

• 年間利用料をお支払い頂く形態

ライセンス形態(集中管理)

WinDirector

クラウドサービス利用

ライセンス種類

WinActor Manager on Cloud

お支払方法

初期費用+年間利用料※1(+超過通信料※2)※1 WinActor Manager on Cloud新規契約時に既に利用中のWinActorライセンスの保守期間と契約期間を合わせて契約する場合のみ、1か月単位での契約が可能です。2回目以降の契約時は年間の契約です。※2 500GB/月を超過した場合、500GB超過ごとに費用が発生。

WinActor Manager on Cloud

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WinActor 製品利用のロードマップ概要導入期

(RPA導入試行)

拡大期(部門展開/全社導入)

定着期(全自動化/ガバナンス強化)

WinActorフル/実行

WinActorフル/実行

ライセンス管理サーバ WinActor Manager

on Cloud

ライセンス管理

ノードロックライセンス フローティングライセンス

WinDirector/WinActor Manager on Cloud

ノードロック/フローティングライセンス

WinDirector

・・・WinActor

実行WinActor

実行

共用サーバ

・・・WinActorフル/実行

WinActorフル/実行

共用サーバ

作成/実行

WinActorフル

シナリオ

シナリオ

シナリオ シナリオ

WinActorフル

シナリオ

ユーザ管理

シナリオとジョブ管理

稼動状況管理

ユーザ管理

シナリオとジョブ管理

稼動状況管理

管理

ライセンス管理

サービス利用(クラウド)

※ノードロックとフローティングはライセンス体系が異なるため、移行はできません。契約更新のタイミングで切り替えとなります。

個人PC/共用PC

ユーザAのプロファイル・フル機能ライセンス・シナリオ作成と実行

シナリオC

シナリオBシナリオA

WinActor

ユーザBのプロファイル・実行版ライセンス・シナリオ実行

シナリオB

・・・

・・・

共用サーバ

WinActorフル/実行

WinActorフル/実行

シナリオ シナリオ

個人PC/共用PC

・・・

WinActor

共用サーバ

ユーザAのプロファイル

ユーザBのプロファイル ・・・

ライセンス管理サーバ

ライセンス管理

個人PC/共用PC

個人PC/共用PC

個人PC/共用PC

個人PC/共用PC

自社専用(オンプレ/プライベートクラウド)

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WinActor 導入期導入期

(ノードロックライセンスを使用した RPA試行~部門活用)

WinActorフル/実行

WinActorフル/実行

ノードロックライセンス作成/実行

シナリオ シナリオ

個人使用しているPC、または共用PCに紐付けてライセンス登録したWinActor にて、シナリオ作成/実行を行います。各種管理(ライセンス、実行制御、ガバナンス等)は、各個人で行う必要があります。

管理

ノードロックライセンス:パターン1個人PC/共用PCを利用した試行と部門活用

ノードロックライセンス:パターン2共用サーバを利用した試行と部門活用

個人PC/共用PC 個人PC /共用PC

共用サーバのユーザプロファイルに紐付けてライセンス登録した WinActor にて、シナリオ作成/実行を行います。各種管理(ライセンス、実行制御、ガバナンス等)は、基本的にサーバ管理部門が行います。

WinActorフル/実行

シナリオ

個人PC /共用PC

共用サーバ

ユーザAのプロファイル・フル機能ライセンス・シナリオ作成と実行

ユーザBのプロファイル・実行版ライセンス・シナリオ実行

シナリオBシナリオC

ユーザCのプロファイル・実行版ライセンス・シナリオ実行

シナリオCシナリオB

シナリオA

共用サーバに WinActor をインストールするために必要な資材は1つです。ユーザごとにご購入いただいたライセンス(フル機能版/実行版)の登録を行って使用します。

パターン1は初めて使用する時に選択するパターンとしてお勧めできます。2か月間の有償トライアルサービスや各種研修サービスを活用することもできます。個人PCに比べ、共用PC は環境を統一することができるので、シナリオ作成が比較的楽に行えます。個人情報や機密情報を取り扱う業務のシナリオを夜間に実行する場合などには、施錠可能な部屋で共用PCを使った運用をお勧めします。

パターン2は、共用サーバ上に WinActor をインストールするので、リモートデスクトップを使ってどこからでも WinActor を利用できます。ユーザプロファイルを部門毎に定義して、部門員で共有すれば、作業の秘匿性も担保できます。

WinActor をインストールしたPC台数/ユーザプロファイル数に比べて、同時にシナリオ実行するPC台数/ユーザプロファイル数が常に少ない場合は、フローティングライセンスへ移行することで、運用費用を抑えられます。

WinActor

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WinActor 拡大期拡大期

(フローティングライセンスを使用した部門展開/全社導入)

作成/実行

管理

フローティングライセンスライセンス管理

ライセンス管理サーバ

・・・WinActorフル/実行

WinActorフル/実行

WinActorフル/実行

ライセンス管理

シナリオ シナリオ シナリオ

※ ノードロックライセンスとフローティングライセンスはライセンス体系が異なるため、移行はできません。契約更新のタイミングで切り替えとなります。※ ライセンス管理サーバに登録できるクライアント側のフローティングライセンス数の上限数は400です。

フローティングライセンス:パターン1個人PC/共用PCを利用した部門展開/全社導入

数の制限なしに個人PC/共用PCにインストールしたWinActor にて、シナリオ作成/実行を行います。ライセンスは管理サーバへの同時接続数にて管理します。その他管理(実行制御等)は、独自の手段で補う必要があります。

個人PC/共用PC

個人PC/共用PC

個人PC/共用PC

ノードロックライセンスのパターン1とパターン2をフローティングライセンス形態に変更したパターンです。WinActor を利用したいニーズが増加したが、同時利用台数は限定されている場合にお勧めします。

共用サーバ

ユーザAのプロファイル・フル機能ライセンス・シナリオ作成と実行

ユーザBのプロファイル・実行版ライセンス・シナリオ実行

シナリオBシナリオC

ユーザCのプロファイル・実行版ライセンス・シナリオ実行

シナリオCシナリオB

シナリオA

共用サーバに WinActor をインストールするために必要な資材は1つです。ユーザごとにご購入いただいたライセンス(フル機能版/実行版)の登録を行って使用します。

WinActor

ライセンス管理サーバ

ライセンス管理

フローティングライセンス:パターン2共用サーバを利用した部門展開/全社導入

数の制限なしに共用サーバのユーザプロファイルに紐付けてライセンス登録した WinActorにて、シナリオ作成/実行を行います。ライセンスは管理サーバへの同時接続数にて管理します。その他管理(実行制御等)は、独自の手段で補う必要があります。ライセンス管理サーバは、共用サーバとは別のサーバを用意する必要があります。

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WinActor 定着期定着期

(全自動化/ガバナンス強化)

作成/実行

管理

WinDirector を利用した管理統制

WinDirector をインストールした管理統制サーバより、各PC/サーバにインストールしたWinActor を実行します。ライセンスはサーバ管理、シナリオは管理サーバから配布する方式、実行は管理サーバからの指示で結果も確認できるため、各種一元管理、制御が実現できます。

フローティングライセンスを使用する場合、フローティングライセンス管理サーバ機能は、WinDirector の管理サーバにインストールします。

WinDirector

・・・WinActor

実行WinActor

実行

実行版サーバ

WinActorフル

シナリオ作成

シナリオ

ユーザ管理

シナリオとジョブ管理

稼動状況管理

WinDirector

ノードロックライセンス/フローティングライセンス

実行ロボ環境は、ノードロックライセンスまたはフローティングライセンスの環境を使用できる。

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WinActor 定着期定着期

(全自動化/ガバナンス強化)

作成/実行

管理

WinActor Manager on Cloud を利用した管理統制

WinActor Manager on Cloud は、複数の WinActorをクラウド上で集中管理する「Saas型」のサービスです。WinActor の稼働状況をクラウド上で集中管理できます。WinActor Manager on Cloud の管理対象は、WinActor のライセンス形態(ノードロック版、フローティング版)に影響されません。フローティングライセンス管理は、WinActor Manager on Cloud が行います。本サービスはパブリッククラウド(AWS)を利用して提供します。お客様のネットワークから本サービスへ接続する場合は、「SSL通信」を利用しますので、通信路の秘匿性は担保されます。本サービスでは、シナリオなどの重要情報が顧客間で混在したり、流出しないよう、サーバプログラムおよびデータベースは、お客様ごとに異なるものが動作するよう管理、運用されております。

・・・WinActor

実行WinActor

実行

実行版サーバ

WinActorフル

シナリオ作成

ユーザ管理

シナリオとジョブ管理

稼動状況管理

WinActor Manager on Cloud

ノードロックライセンス/フローティングライセンス

実行ロボ環境は、ノードロックライセンスまたはフローティングライセンスの環境を使用できる。

WinActor Manageron Cloud

シナリオ

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Page 9: WinActor 製品利用のロードマップ - FujitsuFAQ抜粋 VM環境で動作しますか。 VM

FAQ 抜粋

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Page 10: WinActor 製品利用のロードマップ - FujitsuFAQ抜粋 VM環境で動作しますか。 VM

FAQ抜粋

VM環境で動作しますか。

VM特有の制限、ユーザ権限による制限、セキュリティポリシーによる制限によって、シナリオの記録や実行に影響がでてくる可能性があります。 特にポリシー設定は、ユーザ様の環境により様々ですので、ご購入に先立ち、試用版を使って動作検証をしていただくことをお勧めいたします。

WinDirectorの管理ロボ、実行ロボそれぞれにWindowsServer2016のインストール表記があるが、同一サーバー上で動作可能ですか。

同一WindowsServerOS上に、WinDirector(管理ロボ)とWinActor(実行ロボ)の構築は、できません。WinDirector(管理ロボ)とWinActor(実行ロボ)用に、2つのWindowsServerOS環境を用意して頂き、WinDirectorとWinActorを分けてインストールしてください。

シンクライアント端末を使用している環境で、WinActorを使用することはできますか。 クライアント毎に独立したサーバ環境のシンクライアントであれば、PCで動作するのと同様な動作が可能です。

PC端末の動作環境ですが、OSの条件を満たしていれば仮想端末でもWinActorの利用ができますか。 実端末と同様に動作可能です。注意点や関連する事項は下記のとおりです。

■注意点画像マッチングやエミュレーションといったウィンドウ識別を必要とするノードを使用する場合、仮想端末でスクリーンセーバや画面ロックの状態にならないようにしてください。

■複数の仮想端末の起動複数の仮想端末に同時ログインしておくことができればWinActorの同時実行は可能です。

■VM特有の制限、ユーザ権限による制限、セキュリティポリシーによる制限によって、シナリオの記録や実行に影響がでてくる可能性があります。 特にポリシー設定は、ユーザ様の環境により様々ですので、ご購入に先立ち、試用版を使って動作検証を行うことを推奨しています。

■仮想端末の場合のライセンス数仮想端末1台につき1ライセンス必要です。

ノートPCを閉じた状態でシナリオを実行することはできますか。 ノートPCを閉じた状態でもスクリーンセーバーやスリープモードにならない場合はシナリオ実行可能です。

ファイルサーバ上に格納したシナリオを複数端末から同時に実行することができますか。 シナリオは、それぞれの端末に取り込まれ、端末上で動作します。

画面ロックしている状態でWinActorの実行は可能ですか。 画面ロック・スクリーンセーバーがかかっているとウィンドウを識別することができなくなります。ウィンドウ識別の必要があるシナリオ実行時は、画面ロックし

ない設定にしてください。

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FAQ抜粋

シナリオの定期実行は可能でしょうか。 Windows標準のスケジューラを利用して定期実行をすることができます。また、WinDirectorにてスケジュール実行を行うことが可能です。

WinActorのライセンスは、HW、ユーザ、コア数など、どのような単位で必要になりますか。 1端末につき、1ライセンス必要になります。VMも1端末につき、1ライセンス必要になります。

ライセンスは1端末に1つ必要ですか。 製品により異なります。クライアント版はインストール端末1台につき1ライセンス、サーバー版は実行するユーザプロファイルごとに1ライセンス必要となりま

す。

WinActorの稼働台数が何台になった時からWinDirectorの導入を検討すればいいですか。 WinActorが10~20台規模になったユーザ様が導入するケースが多いです。

WinDirector製品では指定日時でシナリオを実行する機能はありますか。 WinDirector製品が提供しているジョブ管理機能にてジョブ登録時に日時指定や日次、週次、月次での繰り返し指定を行うことができます。

なお日時指定を設定する際にユーザーカレンダーを使用することにより、特定の営業日(実行日)を指定して、繰り返しジョブを実行するといった運用を行う事も可能です。

WinDirectorを利用する場合に必要なライセンスを教えてください。 管理ロボ環境に導入するWinDirectorのライセンスと、実行ロボ環境に導入するWinActorのライセンスが必要になります。WinActorのライセンスは

WinDirectorで管理する台数分必要になります。

加えて、実行ロボ環境をサーバOSで構築した場合、RDSCALが必要となります。

RDSサーバに複数台の実行ロボ環境を構築する場合、WinActor製品をその分インストールする必要がありますか。 ■インストール版のWinActorをご利用される場合

RDSサーバ内の実行ロボ環境はユーザプロファイル単位で管理されるため、WinActor製品は一度インストールするだけでよいです。ただし利用する際にはユーザ単位でのWinActor製品ライセンスが必要となります。

■インストールレス版(zipファイル)のWinActorをご利用される場合RDSサーバ内の実行ロボ環境毎(ユーザープロファイル毎)にWinActorの資材(zipファイル)を展開する必要があります。利用する際は、インストール版と同様、ユーザ単位でのWinActor製品ライセンスが必要となります。

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