2018 年 4 月 23 日 ■Windows7 32Bit HASP ドライバー対応■

page. 1

Windows7 32Bit版再起動問題対応版 HASP ドライバーの導入

【概要】 先般発生しておりました、Windows7 SP1 32Bit で再起動が繰り返される問題にて、HASP メーカー（Gemalto社）

側で公開された最新のドライバー(Ver7.80)が有効であることが分かりました。

このバージョンは Microsoft社が行なった過去の OS改修（KB）による修正と、HASP ドライバーを併用している際に発生していた

問題に対して、HASP メーカー側で対策が取られたものですが、動作確認した結果、最近の一連の KB にも、有効な模様です。

該当ドライバーのWindows7 SP1 32Bit 環境での動作確認が取れましたので、下記手順でドライバー導入をお願い致します。

【手順】

大きく分けますと、下記４手順となります。

現在、再起動問題が発生している場合は手順 A)から、すでに再起動ループしないよう、WindowsUpdate の非表示化、

もしくは Sentinel LDK License Manager を無効化している場合は、手順 B）から実行してください。

手順 A) 現在、再起動が繰り返されている場合の手順 ………… Page 2

手順 B）最新の HASP ドライバーの導入 ………… ………… Page 4

手順 C）無効化していた更新プログラムの復旧 ………………… Page 7

手順 D）HASP ドライバーの更新確認 …………………… Page 9

順を追って解説します。

【ご注意】

この手順は、Windows7 SP1 32Bit にて発生している再起動ループへの対応手法となります。

他の OS の場合にはこの手順は当てはまりませんので、弊社サポートセンターまでお問い合わせください。

2018 年 4 月 23 日 ■Windows7 32Bit HASP ドライバー対応■

page. 2

手順 A） 現在、再起動が繰り返されている場合の手順

現在再起動が繰り返されている場合は、下記の手順で再起動のループを停止します。

A-1) 電源投入後の「Windows エラー回復処理」画面にて、「セーフモード」を選択します。

A-2) セーフモードでの起動後、「スタート」→「コントロールパネル」→「管理ツール」→「サービス」を選びます。

A-3) サービス（ローカル）から、「Sentinel LDK License Manager」を探します。

※「名前」をクリックするたびに、アルファベット順に正順、逆順に並びますので、その後「S」の項目のあたりまで

スクロールすれば見つけやすいです。

A-4) 「Sentinel LDK License Manager」を右クリックし、「プロパティ」を左クリックします。

2018 年 4 月 23 日 ■Windows7 32Bit HASP ドライバー対応■

page. 3

A-5) 「全般」→「スタートアップの種類」を開いて、「無効」を選択したあと、「OK」を選択します。

A-6) 「サービス」の画面に戻ります。

「Sentinel LDK License Manager」の「スタートアップの種類」が「無効」となっていることを確認し、×ボタンで閉じます。

A-7) 「スタート」から、「シャットダウン」→「再起動」を選択します。

セーフモードを終了後、再起動ループに入らず通常起動で起動できることを確認します。

以上で手順 A) 再起動が繰り返されている場合の手順は終了となります。

続いて手順 B) にお進みください。

※ここで再起動ループに入る場合は、別の原因が考えられますので、弊社サポートセンターまでご連絡頂けますようお願い

いたします。

2018 年 4 月 23 日 ■Windows7 32Bit HASP ドライバー対応■

page. 4

手順 B） 最新の HASP ドライバーの導入

最新の HASP ドライバー、Ver7.80 を導入する手順を説明します。

再起動ループが止まった状態のWindows7 にて実施してください。

B-1) 添付の「Sentinel_LDK_Run-time_setup.zip」を開いていただき、その中の「HASPUserSetup.exe」を実行

してください。

B-2) 下記の画面が表示されますのでしばらくお待ちください。（十数秒～数分程度、環境によって変わります）

B-3) 下記の画面が表示されますので、「Next＞」をクリックしてください。

2018 年 4 月 23 日 ■Windows7 32Bit HASP ドライバー対応■

page. 5

B-4) 下記の画面が表示されます。「I accept the license agreement」のチェックを入れ、「Next＞」をクリックしてください。

B-5) 下記の画面が表示されますので、「Next＞」をクリックしてください。

B-6) 下記の画面が表示されます、次の画面に移るまでしばらくお待ちください。（数十秒～1 分程度）

2018 年 4 月 23 日 ■Windows7 32Bit HASP ドライバー対応■

page. 6

B-7) 下記の画面が表示されましたら「Finish」をクリックします。

以上で手順 B) 最新の HASP ドライバーの導入手順は終了となります。

無効化していた KB がある場合、もしくは不明な場合は、手順 C) にお進みください。

無効化していた KB がない場合は、手順 D) にお進みください。

2018 年 4 月 23 日 ■Windows7 32Bit HASP ドライバー対応■

page. 7

手順 C） 無効化していた更新プログラムの復旧

今回の現象を回避するため、仮対応として非表示としていた更新プログラムを再度導入します。

C-1) 「スタート」→「すべてのプログラム」→「Windows Update」を選びます。

※または「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「Windows Update」を選んでも同様です。

C-2) 「非表示の更新プログラムの再表示」を選びます。

C-3) 今回、一連の対応にて非表示としていた更新プログラムが表示されます、下記の番号を確認し、チェックを入れ、「再表示」

を選択します。

(KB4088875)、 (KB4088881)、 (KB4093108)、 (KB4093118)、 (KB4093113)

【注意】

※今回の一連の対応で非表示とした更新プログラムは上記５つです。それ以外の番号の更新プログラムが表示されている

場合は、今回の再起動問題の対象外の KB ですので、チェックを入れないようご注意ください。

※一覧に番号が表示されない場合もあります。

該当の KB が Microsoft から取り下げられた、もしくは他の KB が代替となる場合には上記リストに表示されません。

現在表示されている非表示の更新プログラムの一覧のうち、上記の KB番号のものを選択してください。

2018 年 4 月 23 日 ■Windows7 32Bit HASP ドライバー対応■

page. 8

C-4) その時点で更新プログラムを再取得します。しばらくお待ちください。

C-5) 重要な更新プログラム、オプションの更新プログラムが表示されます。

現時点で有効な更新プログラムがすべて表示されます、必要な更新プログラムをチェックして更新プログラムのインストール

を選択します。

以降、画面の指示に従い、更新プログラムを導入してください。（場合によっては再起動が必要な場合があります）

以上で手順 C) 無効化していた更新プログラムの復旧は終了となります。

手順 D) にお進みください。

【注意】

※この手順 C)の操作で再起動ループが再現する場合は、HASP ドライバー以外の原因で再起動しています。

その場合は再度更新プログラムをアンインストールし、該当の KB を非表示としてください。

2018 年 4 月 23 日 ■Windows7 32Bit HASP ドライバー対応■

page. 9

手順 D） HASP ドライバーの更新確認

HASP ドライバーが正しく更新されたかを確認します。

D-1)ドライバーを導入した PC内の、「IE」「Chrome」「FireFox」等のブラウザを開き、下記サイトにアクセスします。

http://localhost:1947/_int_/diag.html

下記の箇所が「7.80」であることを確認してください。

7.80 であれば更新が成功しております。

別の数値の場合は、手順 B を再度実行してください。

D-2) HASP を使用する弊社ソフトウェアが正しく起動することを確認してください。

スタンドアロン HASP の場合には、直接接続して動作確認してください。

NetHASP の場合には、NetHASP接続マシンが正常に起動していることを確認し、動作確認してください。

以上で全ての手順は終了となります。

上記の手順にて再起動ループが発生せず、最新の Windows アップデートが実施された状態となります。

操作ありがとうございました。