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PX3JA1A J Z

Xe b ¥ % ¯ 3「CARD PLAYERモード」はMIDIファイルの再生を行うためのモードです。このモードでは、MIDIファイルの再生に合わせて鍵盤 演奏を行うことができます。また、外部MIDI機器のコントロールも可能ですが、各種パラメーター設定は実行でき

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PX3JA1A

J

Z

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本書に記載されている社名および商品名は、それぞれ各社の登録商標および商標です。

■JIS C 61000-3-2適合品

本装置は、高調波電流規格「JIS C 61000-3-2」に適合しています。

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1

目次

全体ガイド......................................................2各部の名称........................................................................................2

譜面立ての立て方........................................................................3

PX-3 の構成....................................................................................4

モードについて .............................................................................6

設定内容の保存と、操作のロックについて..................7

工場出荷時の状態に戻すには..............................................7

ご使用上の注意 .............................................................................7

電源について..................................................8AC アダプターの使い方..........................................................8

接続について..................................................9ヘッドホンを接続するには ...................................................9

ペダルを接続するには..............................................................9

オーディオ機器やアンプと接続する........................... 10

付属品・別売品について....................................................... 10

音色を選んで演奏する..............................11電源を入れる............................................................................... 11

デモ曲を聴く............................................................................... 11

音色(トーン)を選ぶ............................................................... 11

2 つ以上の音色を同時に鳴らす(レイヤー、スプリット)....................................................... 12

音にエフェクトをかける .........................16音にリバーブやコーラスをかける................................ 16

ピッチベンドホイールで音の高さを変える........... 16

コモンパラメーターを設定する.............17コモンパラメーターの操作 ............................................... 17

コモンパラメーター詳細..................................................... 18

アサイナブルボタンを使う.....................22音にモジュレーションをかける

(ASSIGNABLE 1)................................................................. 22

音にポルタメントをかける(ASSIGNABLE 1/2)........................................................... 22

ロータリーエフェクトのスピードを変える(ASSIGNABLE 2)................................................................. 22

DSP をバイパスする(ASSIGNABLE 2)................ 23

コントロールチェンジを送信する(ASSIGNABLE 1/2)........................................................... 23

本機を MIDI マスターキーボードとして使う .................................................. 24

外部 MIDI 機器との接続について.................................24

演奏に使用するゾーンを決める.....................................24

演奏に使用する各ゾーンのコントロール対象を指定する ..........................................25

各ゾーンの設定について.....................................................25

ゾーンエディット...................................... 26ゾーンパラメーターの操作................................................26

ゾーンパラメーター詳細.....................................................28

レジストレーション ................................. 31レジストレーションに登録される内容......................31

レジストレーションの操作................................................31

レジストレーションをファイルとして保存する.....................................................32

ファンクションメニュー......................... 34ファンクションメニューの操作.....................................34

ファンクションメニュー項目詳細................................35

MIDI ファイルを再生する...................... 37MIDI ファイル再生の操作..................................................37

MIDI ファイル再生に関連した各種操作...................38

カード上の曲データ専用フォルダを新規作成する...............................................................................40

メモリーカードを使用する .................... 41メモリーカードの操作..........................................................41

エラーメッセージ一覧..........................................................43

パソコンとの接続について .................... 44パソコンと接続する...............................................................44

データをパソコンに保存する・パソコンから読み込む..........................................................45

資料 ............................................................... 47困ったときは...............................................................................47

製品仕様.........................................................................................48

保証・アフターサービスについて...................................49

音色リスト....................................................................................50

ドラム音色リスト ....................................................................52

DSP エフェクトリスト........................................................53

DSP アルゴリズムリスト...................................................54

MIDI インプリメンテーション・チャート

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2

全体ガイド

各部の名称

21

do

3 4 5 6 bm bn bo bp7 bk

8 9 bl

ck cl cm cn co cp cq cr dm

br bs cs ct dk dl dnbt

bq ∗

dp dsdq dr dt ek

el em

en

【背面部】

【左側面部】 【底面部】

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全体ガイド

3

● 本書では、ボタンやつまみの操作を、これらの番号と名前で説明します。

●マークの数字は参照ページです。

譜面立ての脚を、本体の上部にあるみぞに差し込んでお使いください。

* 譜面立ての立て方

VOLUME音 量

つまみ 9~11

ZONE SELECTORゾーンセレクター

(LOWER 1)ロ ワ ー1

, REPEATリピート

ボタン

12~15, 39

ZONE SELECTORゾーンセレクター

(LOWER 2)ロ ワ ー2

, sREW早戻し

ボタン

12~15, 37

ZONE SELECTORゾーンセレクター

(UPPER 1)ア ッ パ ー1

, dFF早送り

ボタン

12~15, 37

ZONE SELECTORゾーンセレクター

(UPPER 2)ア ッ パ ー2

, PAUSE一時停止

ボタン

12~15, 37

INT/EXTインターナル/エクスターナル

, PLAY/STOP演奏/停止

ボタン 25, 37

ZONE EDITゾーンエディット

, PAGEページ

, PARTパート

ボタン 17, 26, 38

ASSIGNABLE 1アサイナブル 1

ボタン 22

ASSIGNABLE 2アサイナブル 2

ボタン 22

EDITエディット

, TEMPOテンポ

ボタン 18, 27, 38

MASTER CONTROLマスターコントロール

, CARD PLAYERカードプレーヤー

,

LOAD/SAVEロード/セーブ

ボタン 6, 32, 37

PARAMETER SELECTORパラメーターセレクター

(TRANSPOSEトランスポーズ

/A)ボタン

17, 26

PARAMETER SELECTORパラメーターセレクター

(BEND RANGEベンドレンジ

/B)ボタン

17, 26

PARAMETER SELECTORパラメーターセレクター

(BRILLIANCEブリリアンス

/C)ボタン

17, 26

PARAMETER SELECTORパラメーターセレクター

(EQ ON/OFFイコライザー オン/オフ

/D)ボタン

17, 26

液晶画面

TONEトーン

, REGISTRATIONレジストレーション

ボタン 6, 12, 31

FUNCTIONファンクション

ボタン 34

w/NOいいえ

, q/YESはい

ボタン 12, 31

PIANOピアノ

, 1ボタン 11, 31

ELEC PIANO 1エレクトリック ピアノ 1

, 2ボタン 11, 31

ELEC PIANO 2エレクトリック ピアノ 2

, 3ボタン 11, 31

CLAVI/VIBESクラビ/ビブラフォン

, 4ボタン 11, 31

ORGANオルガン

, 5ボタン 11, 31

STRINGS/ENSEMBLEストリングス/アンサンブル

, 6ボタン 11, 31

GUITAR/BASSギター/ベース

, 7ボタン 11, 31

OTHERS/GMその他/ GM 音色

, 8ボタン 11, 31

LAYERレイヤー

, EXITエグジット

ボタン 13, 34

SPLITスプリット

, uボタン 13, 34

REVERBリバーブ

, iボタン 16, 34

CHORUSコーラス

, ENTERエンター

ボタン 16, 34

STOREストア

, USB DEVICE MODEUSB デバイスモード

ボタン 31, 45

SD CARD SLOTSD カードスロット

41

PITCH BENDピッチベンド

ホイール 16

USB端子 44

MIDIミディ

OUT/INアウト/イン

端子 24

DAMPERダンパー

, SOFT/SOSTENUTOソフト/ソステヌート

PEDALペダル

端子 9

電源端子(DC 12V) 8

LINE OUTラインアウト

R, L/MONO端子 10

LINE INラインイン

R, L/MONO端子 10

POWERパワー

ボタン 11

PHONESホンズ

端子 9

ペダルコネクター 9

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全体ガイド

マスターコントロール構成

本機は4つのゾーン(UPPER 1/UPPER 2/LOWER 1/LOWER 2)を使って内部音源(INT)および外部MIDI機器(EXT)をコントロールすることが可能な、MIDIマスターキーボードです。1つのゾーンは内部音源の1パートと、外部MIDI機器の1チャンネルを同時にコントロールします(INT/EXTともにONの場合)。

各ゾーンのコントロール対象(INT/EXT)は、ボタン(INT/EXT)で自由にON/OFFすることができます。またゾーンエディット(26ページ)を使うことで、各ゾーン個別に内部音源や外部MIDI機器のコントロールに関する詳細な設定が実行可能です。内部音源については、DSPの選択/設定や音色編集などによる音づくりが、ゾーンエディットで実施できます。音づくり後の信号は集約され、コモンパラメーター(17ページ)で調整可能なイコライザーを経て出力されます。

• 4つのゾーンのうち現在どのゾーンが使用できるかは、LAYERとSPLITのオン、オフ状態によって決まります。詳しくは「2つ以上の音色を同時に鳴らす(レイヤー、スプリット)」(12ページ)および「演奏に使用するゾーンを決める」(24ページ)をご参照ください。

PX-3の構成

CHORUS

REVERB

ACOUSTICRESONANCE

WAVEGENERATOR

EFFECT3

EFFECT2

EFFECT1

X 36

DSP

X 2

EQUALIZER

DSP Acoustic Resonance Send

DSP Reverb Send

DSP Bypass

ThruPart

DSP

DSP Chorus Send

Chorus Send

Reverb Send

Acoustic Resonance Send

Output

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全体ガイド

5

音源構成

本機の音源は、各ゾーンに対応する4つのパートに加え、MIDIファイル再生用の16パートと、MIDI入力を受けたときにマルチティンバー音源として動作する16パートの合計36パートで構成されます。

各パートはそれぞれ次のポートとMIDIチャンネルに対応します。

ポート0 (手弾き用パート)

※1 MIDI OUTチャンネルはゾーンエディット(26ページ)の設定によります。

ポート1 (MIDIファイル再生用パート)

ポート2 (MIDI IN用パート)

• 上記のポート0、ポート1から出力されるMIDIメッセージは、単一のMIDIポートからまとめて送信されます。ポート別に送信することはできません。

パート番号 MIDIチャンネル パート名

1 IN:- - / OUT:01-16※1 Upper1

2 IN:- - / OUT:01-16※1 Upper2

3 IN:- - / OUT:01-16※1 Lower1

4 IN:- - / OUT:01-16※1 Lower2

パート番号 MIDIチャンネル パート名

17 IN:- - / OUT:01 Song01

~ ~ ~

32 IN:- - / OUT:16 Song16

パート番号 MIDIチャンネル パート名

33 IN:01 / OUT:- - Ext.01

~ ~ ~

48 IN:16 / OUT:- - Ext.16

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全体ガイド

本機には「MASTER CONTROLモード」と「CARD PLAYERモード」の2つの主要モードがあります。これらのモード内に「TONEモード」と「REGISTRATIONモード」があります。

「MASTER CONTROLモード」は、本機を単体で演奏したり、MIDIマスターキーボードとして利用するための、基本モードです。コモンパラメーター(17ページ)とゾーンパラメーター(26ページ)は、このモードで変更可能です。

「CARD PLAYERモード」はMIDIファイルの再生を行うためのモードです。このモードでは、MIDIファイルの再生に合わせて鍵盤演奏を行うことができます。また、外部MIDI機器のコントロールも可能ですが、各種パラメーター設定は実行できません。

本機を操作するにあたっては、現在のモードを意識してください。次の点にご留意ください。• 電源を入れると、本機は「MASTER CONTROLモード」の「TONEモード」に入ります。• ボタン(MASTER CONTROL/CARD PLAYER)を押すたびに、「MASTER CONTROLモード」と「CARD PLAYERモー

ド」の間で切り替わります。現在どちらのモードにいるかは、ボタン(MASTER CONTROL/CARD PLAYER)のランプの位置でわかります。

• ボタン(TONE/REGISTRATION)を押すたびに、「TONEモード」と「REGISTRATIONモード」の間で切り替わります。現在どちらのモードにいるかは、ボタン(TONE/REGISTRATION)のランプの位置でわかります。

• 本書では通常、電源オン直後の状態(「MASTER CONTROLモード」の「TONEモード」)が、各操作手順の開始点になっています。操作がうまくいかないと感じたときは、本機を一度「MASTER CONTROLモード」の「TONEモード」に戻すことをお勧めします。操作中の状態を破棄して良い場合は、電源を入れ直すと良いでしょう。

• 各章見出しの右端には、その章で行う操作が可能な主要モード(MASTER CONTROLモードとCARD PLAYERモードのいずれか片方または両方)が記してあります。

モードについて

TONEモード

REGISTRATIONモード

MASTER CONTROLモード

TONEモード

REGISTRATIONモード

CARD PLAYERモード

MASTER CONTROLモード時に点灯

CARD PLAYERモード時に点灯

TONEモード時に点灯

REGISTRATIONモード時に点灯

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全体ガイド

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本機では、各種設定の内容を電源を切った後も保存したり、ボタンをロックして誤操作を防いだりすることができます。詳しくは36ページの「バックアップ」と「パネルロック」をご参照ください。

本機のデータや設定などシステムの内容をすべて初期化して、工場から出荷したときの状態に戻すことができます。

1. 本機の電源を切ります。

2. ボタン(TONE)と(FUNCTION)を両方一緒

に押しながら、ボタン(POWER)を押します。

• 本機の電源が入り、システムの初期化をしばらく行った後に、演奏できる状態になります。

• 電源のオンオフ操作については、11ページ「電源を入れる」をご参照ください。

「安全上のご注意」と併せてお読みください。

■設置上のご注意

本機を次のような場所に設置しないでください。• 直射日光のあたる場所、温度の高い場所。• 極端に温度の低い場所。• ラジオや、テレビ、ビデオ、チューナーに近い場所(これら

を近くに置いた場合、本機には特に障害はありませんが、近くに置いたラジオやテレビの側に雑音や映像の乱れが起こることがあります)。

■設定による音のひずみについて

• 本機はDSPやイコライザーの機能を内蔵しています。これらの機能を使って内蔵音色にさまざまな効果をかけることが可能ですが、設定によっては音にひずみが生じることがあります。

■本機のお手入れについて

• お手入れにベンジン、アルコール、シンナーなどの化学薬品は使わないでください。

• 鍵盤などのお手入れは柔らかな布を薄い中性洗剤液に浸し、固く絞ってお拭きください。

■付属品・別売品

付属品や別売品は、本機指定のものをご使用ください。指定以外のものを使用すると、火災・感電・けがの原因となることがあります。

■ウエルドライン

外観にスジのように見える箇所がありますが、これは、樹脂成形上の“ウエルドライン”と呼ばれるものであり、ヒビやキズではありません。ご使用にはまったく支障ありません。

■音のエチケット

楽しい音楽も時と場合によっては気になるものです。特に静かな夜間には小さな音でも通りやすいものです。周囲に迷惑のかからない音量でお楽しみください。窓を閉めたり、ヘッドホンを使用するのもひとつの方法です。お互いに心を配り、快い生活環境を守りましょう。

• 本書の内容については万全を期して作成いたしましたが、万一ご不明な点や誤りなど、お気付きの点がございましたらご連絡ください。

• 本書の一部または全部を無断で複写することは禁止されています。また、個人としてご利用になるほかは、著作権法上、当社に無断では使用できませんのでご注意ください。

• 本書および本機の使用により生じた損失、逸失利益または第三者からのいかなる請求についても当社では一切その責任を負えませんので、あらかじめご了承ください。

• 本書の内容に関しては、将来予告なく変更することがあります。

設定内容の保存と、操作のロックについて

工場出荷時の状態に戻すには

ご使用上の注意

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電源について

本機は、電源として家庭用電源を使用します。ご使用後は、必ず電源を切ってください。

本機に付属のACアダプター(JEITA規格・極性統一形プラグ付き)を使用してください。他のACアダプターを使用すると故障の原因になることがあります。

本機付属ACアダプターの型式:AD-A12150LW

• ACアダプターの接続には、下図のように付属の電源コードをご使用ください。

【背面部】

コードの断線防止のため、次の点にご注意ください。

<使用時>

• コードを強く引っ張らない• コードを繰り返し引っ張らない• コードの根元部分を折り曲げない

<移動時>

• 本体を移動させるときには、必ずACアダプターをコンセントから外す

<保管時>

• コードは図のようにACアダプター本体に巻き付けず、束ねてまとめる

• 本機指定のACアダプター(JEITA規格・極性統一形プラグ付き)は、本機にのみご使用ください。他の機器への接続は絶対に行わないでください。故障の原因となります。

• ご家庭のコンセントや本機からACアダプターを抜き差しするときは、必ず電源を切ってから行ってください。

• ACアダプターは長時間ご使用になりますと、若干熱を持ちますが、故障ではありません。

• 付属の電源コードは、本製品以外の電気機器には使用しないでください。

■付属のACアダプターについて

• 本ACアダプターは、使用機器の近くのコンセントに差込んで使用するようにし、不具合時にはコンセントからすぐに取り外せるようにしてご使用ください。

• 本ACアダプターは屋内使用専用です。水滴のかかる場所に置かないでください。また、水の入った花瓶などを本ACアダプターの上にのせないでください。

• 本ACアダプターは、湿気のないところで保管してください。

• 本ACアダプターを新聞紙やテーブルクロス、カーテンなどで覆わないようにしてください。

• 本ACアダプターを長い間お使いにならないときには、コンセントから取り外しておくようにしてください。

• 本ACアダプターは、修理することができません。• 本ACアダプターの使用環境: 温度0~40℃

湿度10%~90%RH• 出力形式:&

ACアダプターの使い方

ACアダプター電源端子(DC 12V)

家庭用電源(100V)

電源コード

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接続について

• 接続の際は、つまみ(VOLUME)を絞っておき、接続後、適切な音量に調節してください。

【左側面部】

別売(CP-16)あるいは市販のヘッドホンをPHONES端子に接続します。耳の保護のために音量を上げすぎないようにご注意ください。

本機には、ダンパーペダル用とソフト/ソステヌートペダル用の2つのペダル端子があります。

PEDAL端子について

ペダル(SP-3)を目的に応じて、PEDAL端子のDAMPERまたはSOFT/SOSTENUTOに接続します。両方の端子を同時に使用したい場合は、別売品のペダルをご利用ください。

【背面部】

• ペダルをソフト/ソステヌートペダル端子につないだ場合には、切り替え式でどちらか一方の効果を使用することができます。設定方法については、35ページの「ペダルアサイン」をご参照ください。

【各ペダルの働き】

● ダンパーペダル

演奏中にこのペダルを踏むと、鍵盤で弾いた音の余韻が非常に長くなります。• ピアノ音色を選んでいる場合は、実際のグランドピアノで

ダンパーペダルを使っているときのような共鳴効果(アコースティックレゾナンス)もかかります。アコースティックレゾナンスは音色ごとに調整することが可能で、ピアノ音色以外であってもこの効果を使うことができます。詳しくは35ページの「アコースティックレゾナンス」、および30ページの「アコースティックレゾナンスセンド」を参照ください。

● ソフトペダル

演奏中にこのペダルを踏むと、ペダルを踏んでから鍵盤で弾いた音が弱まるだけでなく、音色が柔らかく聴こえる効果が得られます。

● ソステヌートペダル

このペダルを踏んだ時点で押さえている鍵盤の音だけ、ペダルを離すまで余韻が長くなる効果が得られます。

ペダルコネクターについて

ペダルコネクターには、別売のペダルユニット(SP-32)をご利用ください。よりグランドピアノに近い、表現力豊かなペダル演奏が楽しめます。

• SP-32は、ダンパーペダルを途中まで踏んで軽く効果をかける「ハーフペダル」にも対応しています。また、ペダルを途中まで踏み込んだときにかかるペダル効果の度合いを調節できます。設定方法は、35ページの「ハーフペダルの効果」をご参照ください。

• SP-32を使用するときは、別売品の専用スタンドCS-67Pが必要です。

ヘッドホンを接続するには

ペダルを接続するには

PHONES端子別売(CP-16)あるいは市販のヘッドホン

ミニプラグ

PEDAL端子

SP-3

ペダルコネクター【底面部】

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接続について

本機の音は、LINE OUT R(右チャンネル出力)とLINE OUT L/MONO(左チャンネル出力)端子をキーボードアンプ等と接続して、スピーカーから出力します。LINE OUTからの出力音量は、つまみ(VOLUME)で調節可能です。

• 接続の際は、つまみ(VOLUME)を(接続する機器側にも音量調節があればそちらも)絞っておき、接続後、適切な音量に調節してください。

• 接続に際しては、接続機器の取扱説明書も合わせてお読みください。

音を楽器用アンプに出力するには(図)

本機を楽器用アンプ(モノラル)1台に接続する場合は、市販の接続コードでLINE OUT L/MONOとアンプを図のように接続してください。LINE OUT L/MONOだけにコードを接続すると、左右両チャンネルの音がこの端子から混合して出力されます。

音をオーディオ機器に出力するには(図)

市販の接続コードで図のように接続してください。通常はオーディオ機器のインプットセレクターを、接続した端子

(AUX IN等)に切り替えます。

オーディオ機器からの音を入力するには(図)

本機のLINE IN Rからの入力はLINE OUT Rへ、LINE IN L/MONOからの入力はLINE OUT L/MONOへ、それぞれ出力されます。接続には、相手の機器の出力端子に応じた、市販の接続コードをご利用ください。LINE IN L/MONOだけにコードを接続した場合は、LINE IN L/MONOからの入力がLINE OUT RとLINE IN L/MONOの両方から出力されます。

• LINE IN R、LINE IN L/MONOからの入力は、LINE OUT R、LINE OUT L/MONOにそのまま出力されます。本機のVOLUMEつまみの影響は受けません。

付属品や別売品は、必ず本機指定のものをご使用ください。指定以外のものを使用すると、火災・感電・けがの原因となることがあります。

● 付属品の一覧と、別売品のご案内については48ページをご参照ください。

• 別売品については、店頭の製品カタログでより詳しい情報がご覧になれます。http://casio.jp/emi/catalogue/

オーディオ機器やアンプと接続する

INPUT 1

INPUT 2

オーディオアンプのAUX IN等

ピンプラグ

LEFT(白)

標準プラグ

ギターアンプキーボードアンプ等

標準ジャック

テープレコーダーMIDI音源

RIGHT(赤)

付属品・別売品について

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音色を選んで演奏する MASTER CONTROL

1. ボタン(POWER)をオフの状態にして、本機に

ACアダプターを接続します。

• ACアダプターの接続については「電源について」(8ページ)をご参照ください。

2. つまみ(VOLUME)をMIN方向に回し、音量を

しぼっておきます。

3.「接続について」(9ページ)を参照し、本機にヘッ

ドホンやアンプなどを接続します。

4. 電源を入れるには、ボタン(POWER)を押し

ます。

• 液晶画面に次のような表示が現れ、ピアノの音で演奏できます(初期設定時)。

• 電源を切るには、再度ボタン(POWER)を押します。

• 電源を入れている間にバックアップの操作を行わない限りは、電源を切ると本機は初期状態(または前回 後にバックアップを実行したときの状態)に戻ります。音色の選択状態や各種の設定状態を、電源を切った後も保存したい場合は、バックアップ(36ページ)またはレジストレーション(31ページ)の操作を行ってください。

1. ボタン(PART)を押したまま、ボタン

(PLAY/STOP)を押します。

• デモ曲が演奏されます。

• デモ曲は全部で4曲あります。ボタン(w、q)を押すと、前後の曲の先頭から演奏が開始されます。音色グループのボタン~を押して、曲を切り替えることもできます。

• デモ曲の演奏に合わせて本機の鍵盤演奏を行うことができます。ただし、音色選択などのボタン操作はできません(上記のボタン操作のみ可能です)。

2. デモ曲の演奏を中止するには、ボタン(PLAY/

STOP)を押します。

本機は250種類の音色(うち10種類はドラムセット)を内蔵しています。音色は、音色グループボタン(下図)に対応した8つのグループに分かれています。音色は、グループとグループ内の番号を指定して選びます。

ここでは、全鍵域を使って1種類の音色を鳴らす場合の操作を説明します。

音色を選ぶには

1.「音色リスト」(50ページ)を参照し、鳴らしたい

音色のグループと番号を確認します。

2. ボタン(MASTER CONTROL)の上側のラン

プが点灯していることを確認します。

• 上側のランプが点灯していない場合は、ボタン(MASTER CONTROL)を押して上側のランプを点灯させます。

3. ボタン(LAYER)、(SPLIT)のランプが両方

とも消灯していることを確認します。

• 消灯していない場合は、ボタン(LAYER)、(SPLIT)を押して両方とも消灯させます。

4. ボタン(UPPER 1)のランプが点灯していない

場合は、ボタン(UPPER 1)を押してランプを

点灯させます。

電源を入れる

【左側面部】

ボタン

オフの状態 オンの状態

デモ曲を聴く

音色(トーン)を選ぶ

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音色を選んで演奏する

5. ボタン(TONE)の上側のランプが点灯している

ことを確認します。

• 上側のランプが点灯していない場合は、 ボタン(TONE)を押して上側のランプを点灯させます。

6. ボタン~(音色グループ)を押して、グループ

を選びます。

• 押したボタンのランプが点灯します。

7. ボタン(w、q)で音色を選びます。選んだ音色

で、鍵盤演奏をお楽しみください。

例:“ORGAN”グループの“002 Jazz Organ 2”を選んだ場合

• wとqを一緒に押すと、グループ内の001番に切り替わります。

• w、qの片方を押し続けると、連続的に高速で番号が切り替わります。

• ボタン(FUCTION)を押したままwまたはqを押すと、10番単位で番号が切り替わります。

2つの音色をミックスして鳴らしたり(レイヤー)、鍵盤を左右に分けてそれぞれ異なる音色で演奏したり(スプリット)することができます。レイヤーとスプリットを組み合わせて使うことも可能です。

鍵盤を使って内蔵音色を鳴らす方法のバリエーションは、次のとおりです。

● 鍵盤全体で1つの音色を鳴らす(11ページ)

UPPER 1ゾーンだけを使います。

● 鍵盤全体で2つの音色を重ねて鳴らす(13ページ)

UPPER 1ゾーンとUPPER 2ゾーンを同時に使います。

● 鍵盤を左右に分けて、それぞれの鍵域で異なる1音色を鳴らす(13ページ)

UPPER 1ゾーンとLOWER 1ゾーンを同時に使います。

● 鍵盤を左右に分けて、それぞれの鍵域で異なる2音色を重ねて鳴らす(14ページ)

UPPER 1、UPPER 2、LOWER 1、LOWER 2の4つのゾーンを同時に使います。

● 鍵盤を左右に分けて、片方の鍵域では1音色を鳴らし、もう片方の鍵域では2音色を重ねて鳴らす(15ページ)

4つのゾーンを同時に使いますが、ゾーンを1つだけINT OFFにして、内部音源との接続を切ります。下図は、LOWER 2をINT OFFにした場合の例です。

点灯

音色番号 音色名

2つ以上の音色を同時に鳴らす(レイヤー、スプリット)

UPPER 1

UPPER 1 INT ON

LAYER OFF

SPLIT OFF

UPPER 1UPPER 2

UPPER 1/2 INT ON

LAYER ON

SPLIT OFF

LOWER 1 UPPER 1

UPPER 1/LOWER 1 INT ON

LAYER OFF

SPLIT ON

LOWER 1 UPPER 1LOWER 2 UPPER 2

UPPER 1/2 INT ON

LOWER 1/2 INT ON

LAYER ON, SPLIT ON

LOWER 1UPPER 1UPPER 2

UPPER 1/2, LOWER 1 INT ON

LOWER 2 INT OFF

LAYER ON, SPLIT ON

Page 15: Xe b ¥ % ¯ 3「CARD PLAYERモード」はMIDIファイルの再生を行うためのモードです。このモードでは、MIDIファイルの再生に合わせて鍵盤 演奏を行うことができます。また、外部MIDI機器のコントロールも可能ですが、各種パラメーター設定は実行でき

音色を選んで演奏する

13

• MASTER CONTROL、CARD PLAYERのどちらのモードでも、ゾーンごとの音色を選ぶことができます。ただし、CARD PLAYERモードで各ゾーンの音色を選ぶ場合、一部の操作や動作(ランプの点灯状態)がMASTER CONTROLモード時とは異なります。ここでは、MASTER CONTROLモードで各ゾーンの音色を選択する操作を説明します。CARD PLAYERモードでの音色選択については、「CARD PLAYERモードで各ゾーンの音色を選ぶには」(39ページ)をご参照ください。

• レイヤーやスプリットを使って2つ以上の音色を同時に鳴らすとき、各ゾーンの音量バランスを調整したり、ゾーン単位でオクターブシフトしたり、音色にかけるエフェクトをゾーンごとに詳細に設定したりすることができます。設定可能なパラメーターや操作について詳しくは、「ゾーンエディット」(26ページ)をご参照ください。

2つの音色を重ねるには(レイヤー)

1.「音色リスト」(50ページ)を参照し、重ねて鳴らし

たい2つの音色(UPPER 1ゾーン、UPPER 2ゾー

ンの音色)のグループと番号を確認します。

2. ボタン(LAYER)、(SPLIT)のランプが両方

とも消灯していることを確認します。

• 片方または両方が点灯している場合は、ボタン(LAYER)、(SPLIT)を押して両方とも消灯させます。

3. ボタン(UPPER 1)を押してランプを点灯さ

せ、UPPER 1ゾーンの音色を選びます。

• 音色の選び方については、「音色を選ぶには」(11ページ)をご参照ください。

4. ボタン(LAYER)を押して、ランプを点灯させ

ます。

• このときボタン(UPPER 1)のランプが消灯し、代わりにボタン(UPPER 2)のランプが点灯します。この状態でUPPER 2ゾーンの音色を選ぶことができます。

5. UPPER 2ゾーンの音色を選びます。

6. 鍵盤を弾いて、音色の重なり具合を確認します。

• ボタン(UPPER 1)を押すとUPPER 1ゾーンの音色を、ボタン(UPPER 2)を押すとUPPER 2ゾーンの音色を、いつでも選び直すことができます。

7. レイヤーを解除するには、再度ボタン

(LAYER)を押してランプを消灯させます。

左右に分けた鍵域に異なる音色を割り当てるには(スプリット)

1.「音色リスト」(50ページ)を参照し、各鍵域に割り

当てたい2つの音色(UPPER 1ゾーン、LOWER 1

ゾーンの音色)のグループと番号を確認します。

2. ボタン(LAYER)、(SPLIT)のランプが両方

とも消灯していることを確認します。

• 片方または両方が点灯している場合は、ボタン(LAYER)、(SPLIT)を押して両方とも消灯させます。

3. ボタン(UPPER 1)を押してランプを点灯さ

せ、UPPER 1ゾーンの音色を選びます。

• 音色の選び方については、「音色を選ぶには」(11ページ)をご参照ください。

UPPER 1UPPER 2

点灯

点灯

点灯

消灯

LOWER 1 UPPER 1

点灯

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音色を選んで演奏する

4. ボタン(SPLIT)を押して、ランプを点灯させ

ます。

• このときボタン(UPPER 1)のランプが消灯し、代わりにボタン(LOWER 1)のランプが点灯します。この状態でLOWER 1ゾーンの音色を選ぶことができます。

5. LOWER 1ゾーンの音色を選びます。

6. 左右の手で鍵盤を弾いて、各鍵域の音色を確認し

ます。

• ボタン(UPPER 1)を押すとUPPER 1ゾーンの音色を、ボタン(LOWER 1)を押すとLOWER 1ゾーンの音色を、いつでも選び直すことができます。

7. スプリットを解除するには、再度ボタン

(SPLIT)を押してランプを消灯させます。

• スプリット使用時のUPPER 1ゾーン、LOWER 1ゾーンの音の分け目(スプリットポイント)を指定することができます。スプリットポイントの初期設定はF#3です。

指定の操作は「スプリットポイントを設定するには」(14ページ)をご参照ください。

スプリットポイントを設定するには

1. 液晶画面に次の表示が現れるまで、ボタン

(SPLIT)を押し続けます。

2. スプリットポイント(UPPER 1ゾーンの左端)に

したい鍵盤1つを押します。

• 押した鍵盤に対応する鍵盤名が、液晶画面に表示されます。

• ボタン(w、q)を使ってスプリットポイントの鍵盤名を変更することもできます。

3. 設定を終了するには、ボタン(SPLIT)を押し

ます。

レイヤーとスプリットを同時に使うには

1.「音色リスト」(50ページ)を参照し、UPPER 1、

UPPER 2、LOWER 1、LOWER 2の各ゾーンに

割り当てたい音色のグループと番号を確認しま

す。

2. ボタン(LAYER)、(SPLIT)のランプが両方

とも消灯していることを確認します。

• 片方または両方が点灯している場合は、ボタン(LAYER)、(SPLIT)を押して両方とも消灯させます。

3. ボタン(UPPER 1)を押してランプを点灯さ

せ、UPPER 1ゾーンの音色を選びます。

• 音色の選び方については、「音色を選ぶには」(11ページ)をご参照ください。

消灯

点灯

点灯

LOWER 1ゾーン

スプリットポイント

UPPER 1ゾーン

スプリットポイントの鍵盤名

LOWER 1 UPPER 1LOWER 2 UPPER 2

点灯

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音色を選んで演奏する

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4. ボタン(LAYER)を押して、ランプを点灯させ

ます。

• ボタン(UPPER 2)のランプが点灯します。この状態で、UPPER 2ゾーンの音色を選ぶことができます。

5. UPPER 2ゾーンの音色を選びます。

6. ここでいったんボタン(LAYER)を押して、

ランプを消灯させます。

7. ボタン(SPLIT)を押して、ランプを点灯させ

ます。

• ボタン(LOWER 1)のランプが点灯します。この状態で、LOWER 1ゾーンの音色を選ぶことができます。

8. LOWER 1ゾーンの音色を選びます。

9. 再度ボタン(LAYER)を押して、ランプを点灯

させます。

• ボタン(LOWER 2)のランプが点灯します。この状態で、LOWER 2ゾーンの音色を選ぶことができます。

10. LOWER 2ゾーンの音色を選びます。

11. 左右の手で鍵盤を弾いて、各鍵域の音色を確認し

ます。

• 各ゾーンの音色を変更したい場合は、随時、次の操作を行います。

12. レイヤーとスプリットを解除するには、ボタン

(LAYER)とボタン(SPLIT)を押して、両方の

ランプを消灯させます。

• レイヤーとスプリットの同時使用中に左右どちらか片方の鍵域だけ2音色を重ねずに1音色だけにしたい場合は、音を鳴らしたくないゾーンをINT OFFにします。例えばUPPER 1、UPPER 2、LOWER 1の3つのゾーンだけを鳴らし、LOWER 2ゾーンは鳴らさない場合は、次の操作を行います。

• ボタン(UPPER 1)、ボタン(UPPER 2)、ボタン(LOWER 1)、またはボタン(LOWER 2)を押すと、押したキーのランプが点灯し、他のキーのランプは消灯します。このとき、押したボタンに対応するゾーンの音色名が画面に表示され、そのゾーンの音色が変更できる状態になります。ただし、鍵盤を押したときにどのゾーンの音が鳴るかは、レイヤーとスプリットのオン/オフ状態によって決まります。

• ボタン(INT/EXT)は、各ゾーンがコントロールする対象(INT = 内部音源、EXT = 外部MIDI機器)を指定するためのボタンです。INT側(左側)のランプが内部音源コントロールのオン/オフ、EXT側(右側)のランプが外部MIDI機器コントロールのオン/オフの設定状態を、それぞれ表します。このボタンの操作について詳しくは、「本機をMIDIマスターキーボードとして使う」(24ページ)をご参照ください。

点灯

点灯

消灯

点灯

点灯

点灯

点灯

このゾーンの音色を変更するには:

この操作を行う:

UPPER 1ゾーン ボタン(UPPER 1)を押してから、音色を選び直す。

UPPER 2ゾーン ボタン(UPPER 2)を押してから、音色を選び直す。

LOWER 1ゾーン ボタン(LOWER 1)を押してから、音色を選び直す。

LOWER 2ゾーン ボタン(LOWER 2)を押してから、音色を選び直す。

1. ボタン(LOWER 2)を押して、ランプを点灯させます。2. ボタン(INT/EXT)を2回押して、INT側(左側)のラン

プを消灯させます。

LOWER 1UPPER 1UPPER 2

点灯

消灯

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音にエフェクトをかける MASTER CONTROL

CARD PLAYER

本機はリバーブ4種とコーラス4種を備えており、専用ボタンでいつでもオン/オフを切り替えることができます。• ボタン(REVERB)を押すたびに、リバーブのオン/オフ

が切り替わります。オンのときはボタンの上のランプが点灯し、オフのときは消灯します。

• ボタン(CHORUS)を押すたびに、コーラスのオン/オフが切り替わります。オンのときはボタンの上のランプが点灯し、オフのときは消灯します。

• 音色によっては、初期設定ではコーラスをオンにするだけではコーラスの効果はかかりません。これは、初期設定ではコーラスセンドが0に設定されているためです。コーラスをかけたい場合は、使用するゾーンのコーラスセンドの値を変更してください。詳しくは「エフェクト設定」(30ページ)をご参照ください。

• リバーブやコーラスのオン/オフは全ゾーン共通ですが、リバーブセンド、コーラスセンドはゾーン別に設定することができます。詳しくは「エフェクト設定」(30ページ)をごをご参照ください。

リバーブのタイプを変更するには

1. 液晶画面に次の表示が現れるまでボタン

(REVERB)を押し続けます。

2. ボタン(w、q)でタイプを選びます。

• Room、 Hall、 Large Hall、 Stadiumの中から選択できます。

3. 設定を終了するには、ボタン(REVERB)を押し

ます。

コーラスのタイプを変更するには

1. 液晶画面に次の表示が現れるまでボタン

(CHORUS)を押し続けます。

2. ボタン(w、q)でタイプを選びます。

• Light Chorus、 Chorus、 Deep Chorus、 Flangerの中から選択できます。

3. 設定を終了するには、ボタン(CHORUS)を押

します。

ホイール(PITCH BEND)を手前や奥に回すと、回した量に応じて音の高さを変化させることができます。奥に回すと音程が上がり、手前に回すと音程が下がります。ホイールから手を離すと中央に戻り、本来の音程に復帰します。

• 電源を入れるときは、ホイールを回さないようにしてください。

• ホイールによる音程の可変範囲を変更することができます。詳しくは「ベンドレンジ」(18ページ)をご参照ください。

音にリバーブやコーラスをかける

ピッチベンドホイールで音の高さを変える

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コモンパラメーターを設定する MASTER CONTROL

コモンパラメーターにはトランスポーズ、ベンドレンジ、イコライザーなど、本機全体に関わるパラメーターが含まれます。また、ASSIGNABLEボタンに割り当てる機能の設定も含まれます。

コモンパラメーターの設定は、電源を入れたときにすぐに表示される「コモンメニュー」を使って行います。

• コモンメニューは5ページあり、ボタン(PAGE)でページめくりができます。• コモンメニューの各ページには、ボタン(A)~ボタン(D)に対応した 大4つのパラメーターが含まれています。• 操作パネルの左上部の一覧表“COMMON PARAMTER”で、コモンメニューの各ページ、A~Dの各ボタンに対応した

パラメーターを参照できます。

コモンパラメーターの操作

コモンメニュー

ページ

パラメーター名

設定値

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コモンパラメーターを設定する

コモンパラメーターの設定値を変更するには

1. ボタン(MASTER CONTROL)の上側のラン

プが点灯していることを確認します。

• 上側のランプが点灯していない場合は、ボタン(MASTER CONTROL)を押して上側のランプを点灯させます。

2. ボタン(ZONE EDIT)のランプが消灯している

ことを確認します。

• 点灯している場合は、ボタン(ZONE EDIT)を押し続け、ボタンのランプが消灯したら離します。

3. ボタン(PAGE)を押して、設定値を変更したい

パラメーターが含まれるコモンメニューのページ

を表示します。

例: 2ページ目を表示した場合

• ボタン(PAGE)を押すたびに、次ページに移動できます。

4. 設定値を変更したいパラメーターに応じて、ボタ

ン(A)~ボタン(D)のいずれかを押します。

• 押したボタンに対応するパラメーターの設定値が強調表示されます([ ]が【 】に変わります)。これは、その設定値が変更できる状態であることを示します。

例: ボタン(C)を押した場合

• ボタン(A)~ボタン(D)のいずれかを押し続けると、そのボタンに対応するパラメーター名が省略されていない状態でポップアップ表示されます

(例:“LoMdG”→ “LowMid Gain”)。

5. ボタン(EDIT w、q)で設定値を変更します。

• wとqを一緒に押すと、初期設定値に戻ります。

• w、qの片方を押し続けると、連続的に高速で設定値を変更できます。

• パラメーターごとの設定値の意味や設定範囲など詳細は、「コモンパラメーター詳細」(18ページ)をご参照ください。

6. 他のパラメーターの設定値を変更したい場合は、

同様に手順3~5の操作を行います。

コモンパラメーターの設定値を変更した後で電源を切ると、変更は保持されず、すべての設定値が初期化されます。変更後の設定状態を保存したい場合は、次のいずれかの操作を行ってください。• 次回電源オン時に現在の設定状態に復帰したい場合は、

バックアップの操作を行ってください。詳しくは「バックアップ」(36ページ)をご参照ください。

• 次回電源オン時に現在の設定状態に復帰する必要はないが、後日この設定状態を呼び出したい場合は、レジストレーションを使って設定状態をメモリーに保存してください。詳しくは「レジストレーション」(31ページ)をご参照ください。

ここでは各コモンパラメーターの意味内容、設定値の範囲、初期値を示します。• 各パラメーター名の後の“1-A”のような表示は、コモンメ

ニュー上の位置(1-Aであれば、1ページ目のAボタンに対応)を表します。

• 各パラメーター説明の後に記載されている数値や名前が、設定値の範囲を表します。アスタリスク(*)はパラメーターごとの初期値を表します。

一般設定

鍵盤全体の音の高さ(調)を半音単位で上下させます。-12~0*~12半音

ピッチベンドホイールによる音程の可変範囲を設定します。0~2*~12半音

音の明るさを調節します。数値を大きくするほど明るく硬い感じの音になり、小さくするほどまろやかな柔らかい感じの音になります。-3~0*~3

点灯

コモンパラメーター詳細

■ トランスポーズ 1-A Transpose (Trnsp)

■ ベンドレンジ 1-B Bend Range (BendR)

■ ブリリアンス 1-C Brilliance (Brila)

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コモンパラメーターを設定する

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イコライザー設定

音の補正を行うための4バンドイコライザーです。

本機から音を出力するときにイコライザーを通す(オン)か、通さない(オフ)か指定します。OFF, ON*

■ イコライザー オン/オフ 1-D EQ ON/OFF (EQ)

■ 各バンドのゲインと周波数の設定 2-A~3-D

パラメーター名 位置 内容 設定値(*は初期値)

Low Gain (LoG) 2-A 低域のゲインを調整します。 -12~0*~12

Low Freq. (LoF) 2-B Low Gainで調整対象とする低域の周波数を指定します。

0.2*, 0.4, 0.8 kHz

LowMid Gain (LoMdG) 2-C 中低域のゲインを調整します。 -12~0*~12

LowMid Freq. (LoMdF) 2-D LowMid Gainで調整対象とする中低域の周波数を指定します。

1.0*, 1.3, 1.6, 2.0, 2.5, 3.2, 4.0, 5.0 kHz

HighMid Gain (HiMdG) 3-A 中高域のゲインを調整します。 -12~0*~12

HighMid Freq. (HiMdF) 3-B HighMid Gainで調整対象とする中高域の周波数を指定します。

1.0, 1.3, 1.6, 2.0, 2.5*, 3.2, 4.0, 5.0 kHz

High Gain (HiG) 3-C 高域のゲインを調整します。 -12~0*~12

High Freq. (HiF) 3-D High Gainで調整対象とする高域の周波数を指定します。

6.0, 8.0, 10* kHz

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コモンパラメーターを設定する

アサイナブルボタン設定

ボタン(ASSIGNABLE 1)とボタン(ASSIGNABLE 2)の各ボタンに割り当てる機能を指定します。各ボタンに割り当て可能な機能は、これらのボタン左側の一覧表“ASSIGNABLE 1 TYPE”と“ASSIGNABLE 2 TYPE”でも参照できます。

• ボタン(ASSIGNABLE 1)とボタン(ASSIGNABLE 2)の機能は、ここで実行した設定にかかわらず、ゾーンエディット(26ページ)側の設定でゾーン別に有効/無効を切り替えることができます。詳しくは「コントロール設定」(30ページ)をご参照ください。

ボタン(ASSIGNABLE 1)に割り当てる機能を指定します。設定値に応じて割り当てられる機能は、次の通りです。

ボタン(ASSIGNABLE 2)に割り当てる機能を指定します。設定値に応じて割り当てられる機能は、次の通りです。

■ アサイナブルボタン1の機能 4-A Assignable Button 1 Type (Asgn1)

設定値 割り当てられる機能

Modulation(Mod)

モジュレーションが割り当てられます※1。ボタン(ASSIGNABLE 1)を押したとき、離したときのモジュレーションデプス(Modulation Depth)は、ボタン(B)、ボタン(C)で指定します。

Portamento(Por)

ポルタメントが割り当てられます。ボタン(ASSIGNABLE 1)を押している間はポルタメントがかかり、ボタンを離すとかからなくなります※2。

Control Change Number 0~127

(CC# 000~127)

コントロールチェンジナンバーが割り当てられます。コントロールチェンジを送信するためのMIDIチャンネルや、ボタン(ASSIGNABLE 1)を押したとき、離したときに送信される値は、ボタン(B)~ボタン(D)で指定します。

※1 特定のゾーンだけにモジュレーションをかけたい場合は、Asgn1として“Mod”でなく“001”(CC#1 = Modulation)を選んでください。さらに、モジュレーションをかけたいゾーンのMIDIチャンネルに合わせて、コントロールチェンジ送信用のMIDIチャンネルを指定してください(21ページ「Asgn1/Asgn2 = Control Change Number 0~127時の設定」を参照)。

※2 ポルタメントはゾーンごとにオン/オフの指定が可能です。詳しくは「音色編集」(29ページ)をご参照ください。

■ アサイナブルボタン2の機能 5-A Assignable Button 2 Type (Asgn2)

設定値 割り当てられる機能

Rotary(Rot)

DSP(28ページの「DSPタイプ」参照)でRotaryが使用されている場合の回転速度の切り替え機能が割り当てられます。ボタン(ASSIGNABLE 2)がオン(ランプ点灯中)のときFastになり、オフ(ランプ消灯中)のときSlowになります。

Portamento(Por)

ポルタメントが割り当てられます。ボタン(ASSIGNABLE 2)がオンのときはポルタメントがかかり、オフではかかりません※1。

DSP Bypass(Dbp)

特定ゾーンのDSPをオフにする機能が割り当てられます。DSPをオフにするゾーンは、ボタン(B)で指定します。

Control Change Number 0~127

(CC# 000~127)

コントロールチェンジナンバーが割り当てられます。コントロールチェンジを送信するためのMIDIチャンネルや、ボタン(ASSIGNABLE 2)をオンにしたとき、オフにしたときに送信される値は、ボタン(B)~ボタン(D)で指定します。

※1 ポルタメントはゾーンごとにオン/オフの指定が可能です。詳しくは「音色編集」(29ページ)をご参照ください。

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コモンパラメーターを設定する

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■ Asgn1 = Modulation (Mod) 時の設定 4-B, 4-C

パラメーター名 位置 内容 設定値(*は初期値)

Depth (Button OFF)(OfDep)

4-B ボタンを押していない間のモジュレーションデプス値を指定します。

0*~127

Depth (Button ON)(OnDep)

4-C ボタンを押している間のモジュレーションデプス値を指定します。

0~127*

■ Asgn1/Asgn2 = Control Change Number 0~127 時の設定 4-B, 4-C, 4-D, 5-B, 5-C, 5-D

パラメーター名 位置 内容 設定値(*は初期値)

Channel(Ch)

4-B, 5-B コントロールチェンジを送信するためのMIDIチャンネルを指定します※1。

1*~16

Value (Button OFF)(OfVal)

4-C, 5-C ボタンを離したときに(あるいはオフの状態になったときに)送信される値を指定します。

0*~127

Value (Button ON)(OnVal)

4-D, 5-D ボタンを押したときに(あるいはオンの状態になったときに)送信される値を指定します。

0*~127

※1 コントロールチェンジ情報は、基本的にはここで指定したMIDIチャンネルで、本機の外部に送信されます。ただし、本機のあるゾーンのMIDI送信チャンネルがここで指定したチャンネルと一致しており、かつそのゾーンがINT ONの場合、コントロールチェンジ情報はそのゾーンに対応する内部音源にも送信されます。

■ Asgn2 = DSP Bypass (Dbp) 時の設定 5-B

パラメーター名 位置 内容 設定値(*は初期値)

Zone 5-B ボタン(ASSIGNABLE 2)がオン(ランプ点灯中)のときにDSPバイパスを有効にする(DSPをオフにする)ゾーン1つを、“Up1” (UPPER 1)、“Up2” (UPPER 2)、

“Lo1”(LOWER 1)、“Lo2” (LOWER 2)の中から選びます。

Up1*, Up2, Lo1, Lo2

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アサイナブルボタンを使う MASTER CONTROL

CARD PLAYER

アサイナブルボタンには、ボタン(ASSIGNABLE 1)とボタン(ASSIGNABLE 2)の2つがあります。ボタン

(ASSIGNABLE 1)はアンラッチタイプ(ボタンを押している間はオン、離すとオフ)、ボタン(ASSIGNABLE 2)はラッチタイプ(ボタンを押してランプを付けるとオン、ランプを消すとオフ)のボタンとして機能します。

これらのボタンの用途は、おもにエフェクトに関連したリアルタイム操作です。各ボタンの機能はコモンメニュー

(17ページ)を使って設定します。

• 設定の操作については、「コモンパラメーターの設定値を変更するには」(18ページ)をご参照ください。

• ボタンに割り当てたい機能に対応したパラメーターを探す際は、以下の説明中の「コモンパラメーターの参照先」、

「ゾーンパラメーターの参照先」で示されている項目をご参照ください。

ボタン(ASSIGNABLE 1)を押している間(または離している間)、一定のデプスで音にモジュレーションがかかります。

コモンパラメーターの参照先:

ポルタメントをかけると、続けて弾いた2音の間でピッチを連続的に変化させる効果が得られます。弦楽器や管楽器の音色で利用すると有効です。ボタン(ASSIGNABLE 1)の場合は、ボタンを押している間だけポルタメントがかかります。ボタン(ASSIGNABLE 2)の場合は、ボタンがオンの状態の間はポルタメントがかかります。

コモンパラメーターの参照先:

ゾーンパラメーターの参照先:

DSP(28ページ)にロータリー(Rotary)が使用されている場合、ボタン(ASSIGNABLE 2)を押すたびに、ロータリーの回転速度がFastとSlowの間で切り替わります。

コモンパラメーターの参照先:

ゾーンパラメーターの参照先:

音にモジュレーションをかける(ASSIGNABLE 1)

「アサイナブルボタン1の機能 4-A Assignable Button 1 Type (Asgn1)」(20ページ)

「Asgn1 = Modulation (Mod) 時の設定 4-B, 4-C」(21ページ)

音にポルタメントをかける(ASSIGNABLE 1/2)

「アサイナブルボタン1の機能 4-A Assignable Button 1 Type (Asgn1)」(20ページ)

「アサイナブルボタン2の機能 5-A Assignable Button 2 Type (Asgn2)」(20ページ)

「ポルタメント オン/オフ 4-C Portamento ON/OFF (Porta)」(29ページ)「ポルタメントタイム 4-D Portamento Time (PTime)」(29ページ)

ロータリーエフェクトのスピードを変える(ASSIGNABLE 2)

「アサイナブルボタン2の機能 5-A Assignable Button 2 Type (Asgn2)」(20ページ)

「DSP設定」(28ページ)

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アサイナブルボタンを使う

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ボタン(ASSIGNABLE 2)がオンの状態の間、指定されているゾーンの音だけをDSPを通さずに出力します。

コモンパラメーターの参照先:

• DSPバイパスについては、「マスターコントロール構成」(4ページ)のフローチャートもご参照ください。

コントロールチェンジはMIDIメッセージですので、送信対象は基本的には外部MIDI機器です※。ボタン(ASSIGNABLE 1)の場合はボタンを押したとき、離したときのぞれぞれのタイミングで、指定されているコントロールチェンジナンバーの異なる値を送信することができます。ボタン(ASSIGNABLE 2)の場合はボタンをオンにしたとき、オフにしたときのぞれぞれのタイミングで、指定されているコントロールチェンジナンバーの異なる値を送信することができます。

コモンパラメーターの参照先:

※ 特定ゾーンに対応する内部音源にも送信されるように設定することは可能です。「Asgn1/Asgn2 = Control Change Number 0~127 時の設定 4-B, 4-C, 4-D, 5-B, 5-C, 5-D」(21ページ)の注釈をご参照ください。

DSPをバイパスする(ASSIGNABLE 2)

「アサイナブルボタン2の機能 5-A Assignable Button 2 Type (Asgn2)」(20ページ)

「Asgn2 = DSP Bypass (Dbp) 時の設定 5-B」(21ページ)

コントロールチェンジを送信する(ASSIGNABLE 1/2)

「アサイナブルボタン1の機能 4-A Assignable Button 1 Type (Asgn1)」(20ページ)

「アサイナブルボタン2の機能 5-A Assignable Button 2 Type (Asgn2)」(20ページ)

「Asgn1/Asgn2 = Control Change Number 0~127 時の設定 4-B, 4-C, 4-D, 5-B, 5-C, 5-D」(21ページ)

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本機を MIDI マスターキーボードとして使う

MASTER CONTROL

本機の4つのゾーン(UPPER 1/UPPER 2/LOWER 1/LOWER 2)に各々異なるMIDIチャンネルを割り当て、 大4台の外部MIDI機器を同時にコントロールすることができます。

• ここでは本機をMIDIマスターキーボードとして使うにあたっての基本的なことがらのみを説明します。本機のMIDI仕様についての詳細は、下記のホームページに公開している「MIDIインプリメンテーション」をご覧ください。http://casio.jp/support/emi/

本機は標準的な5ピンDINコネクタタイプのMIDI OUT端子とMIDI IN端子を備えています。本機と他の電子楽器などの外部MIDI機器を接続する際は、別売または市販のMIDIケーブルをご使用ください。

• USB端子で本機とパソコンを接続しているときは、本機のMIDI端子は使用できません。

使用したいゾーンに応じて、ボタン(LAYER)とボタン(SPLIT)のランプを点灯または消灯させます。

• UPPERとLOWERのゾーンの境界は、「スプリットポイントを設定するには」(14ページ)の操作によって変更することができます。

外部MIDI機器との接続について

演奏に使用するゾーンを決める

UPPER 1

LAYER消灯、SPLIT消灯

UPPER 1UPPER 2

LAYER点灯、SPLIT消灯

LOWER 1 UPPER 1

LAYER消灯、SPLIT点灯

LOWER 1 UPPER 1LOWER 2 UPPER 2

LAYER点灯、SPLIT点灯

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本機をMIDIマスターキーボードとして使う

25

ボタン(LAYER)とボタン(SPLIT)を使って演奏に使うゾーンを決めたら、次に各ゾーンが内部音源(INT)、外部MIDI機器(EXT)の各々をコントロールする(ON)か、しない(OFF)かを指定します。指定にはボタン(INT/EXT)を使います。

各ゾーンのコントロール対象を指定するには

1. ボタン(UPPER 1)、ボタン(UPPER 2)、ボタン(LOWER 1)、またはボタン(LOWER 2)を押し

て、ゾーンを選びます。

• 押したボタンのランプが点灯します。

2. ボタン(INT/EXT)を使って、手順1で選んだゾーンのコントロール対象を指定します。

• ボタン(INT/EXT)を押すたびに、次のようにボタン左右のランプの点灯/消灯状態が切り替わります。

• INT側(左側)のランプは内部音源、EXT側(右側)のランプは外部MIDI機器を表します。コントロール対象としたい側のランプを点灯させ、コントロール対象とはしない側のランプは消灯させます。

3. 指定したいすべてのゾーンについて、手順1と2の操作を行います。

• 本機で外部MIDI機器のみをコントロールしたい場合は、ローカルコントロール(35ページ)の設定をオフにして、本機の鍵盤と内部音源の接続自体を遮断することも可能です。

MIDIチャンネルをはじめとする外部MIDI機器コントロールに関する設定、および音色の選択やDSP設定といった内部音源に関する設定を、ゾーンごとに個別に行うことができます。• 各ゾーンの音色を選択する操作については、「2つ以上の音色を同時に鳴らす(レイヤー、スプリット)」(12ページ)をご参照く

ださい。• MIDIチャンネル設定やミキサー、DSPなど各ゾーンの詳細設定については、「ゾーンエディット」(26ページ)をご参照ください。

演奏に使用する各ゾーンのコントロール対象を指定する

各ゾーンの設定について

点灯

点灯

点灯

消灯

消灯

点灯

消灯

消灯

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ゾーンエディット MASTER CONTROL

本機は4ゾーン構成のMIDIマスターキーボードです(4ページの「マスターコントロール構成」を参照)。ゾーンは、内部音源と外部MIDI機器をコントロールする単位です。ゾーンごとに内部音源の音色を選ぶことができるように、内部音源に関してはミキサーやDSPなどの設定、外部MIDI機器のコントロールに関してはMIDIチャンネルなどの設定を、各ゾーン個別に行うことができます。

各ゾーン別に設定可能なパラメーターを総称して「ゾーンパラメーター」と呼びます。ゾーンパラメーターの設定は、MASTER CONTROLモードでボタン(ZONE EDIT)を押し続けると表示される「ゾーンメニュー」を使って行います。

• ゾーンメニューは8ページあり、ボタン(ZONE EDIT)でページめくりができます。• ゾーンメニューの各ページには、ボタン(A)~ボタン(D)に対応した 大4つのゾーンパラメーターが含まれています。• 3ページの「DSP設定」のみ、例外的に次の画面のような表示となります。

• 操作パネルの左上部の一覧表“ZONE PARAMTER”で、ゾーンメニューの各ページ、A~Dの各ボタンに対応したゾーンパラメーターを参照できます。

ゾーンパラメーターの操作

ゾーンメニュー

ページ

ゾーンパラメーター名

設定値

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ゾーンエディット

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ゾーンパラメーターの設定値を変更するには

1. ボタン(MASTER CONTROL)の上側のラン

プが点灯していることを確認します。

• 上側のランプが点灯していない場合は、ボタン(MASTER CONTROL)を押して上側のランプを点灯させます。

2. 液晶画面に次の表示(ゾーンメニュー)が現れるま

でボタン(ZONE EDIT)を押し続けます。

• このとき、ボタン(ZONE EDIT)のランプが点灯します。

3. ボタン(ZONE EDIT)を押して、設定値を変更

したいパラメーターが含まれるゾーンメニューの

ページを表示します。

例: 2ページ目を表示した場合

• ボタン(ZONE EDIT)を押すたびに、次ページに移動できます。

4. 設定値を変更したいパラメーターに応じて、ボタ

ン(A)~ボタン(D)のいずれかを押します。

• 押したボタンに対応するパラメーターの設定値が強調表示されます([ ]が【 】に変わります)。これは、その設定値が変更できる状態であることを示します。

例: ボタン(C)を押した場合

• ボタン(A)~ボタン(D)のいずれかを押し続けると、そのボタンに対応するパラメーター名が省略されていない状態でポップアップ表示されます

(例:“MidCh”→ “MIDI Out Ch”)。

5. ボタン(UPPER 1)、ボタン(UPPER 2)、ボ

タン(LOWER 1)、またはボタン

(LOWER 2)を押して、設定値を変更したいゾー

ンを選びます。

• 押したボタンのランプが点灯し、そのゾーンが選択されます。

6. ボタン(EDIT w、q)で設定値を変更します。

• wとqを一緒に押すと、初期設定値に戻ります。

• w、qの片方を押し続けると、連続的に高速で設定値を変更できます。

• パラメーターごとの設定値の意味や設定範囲など詳細は、「ゾーンパラメーター詳細」(28ページ)をご参照ください。

7. 同じパラメーターについて他のゾーンの設定値も

変更したい場合は、手順5と6の操作を必要なだけ

繰り返します。

8. 他のパラメーターの設定値を変更したい場合は、

手順3~7の操作を必要なだけ繰り返します。

9. ゾーンパラメーターの設定を終了するには、ボタ

ン(ZONE EDIT)を押し続け、ボタンのランプ

が消灯したら離します。

• 画面下部のメニューがコモンメニューの表示に戻ります。

ゾーンパラメーターの設定値を変更した後で電源を切ると、変更は保持されず、すべての設定値が初期化されます。変更後の設定状態を保存したい場合は、次のいずれかの操作を行ってください。• 次回電源オン時に現在の設定状態に復帰したい場合は、

バックアップの操作を行ってください。詳しくは「バックアップ」(36ページ)をご参照ください。

• 次回電源オン時に現在の設定状態に復帰する必要はないが、後日この設定状態を呼び出したい場合は、レジストレーションを使って設定状態をメモリーに保存してください。詳しくは「レジストレーション」(31ページ)をご参照ください。

点灯

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ゾーンエディット

ここでは各ゾーンパラメーターの意味内容、設定値の範囲、初期値を示します。• 各パラメーター名の後の“1-A”のような表示は、ゾーンパ

ラメーターの位置(1-Aであれば、1ページ目のAボタンに対応)を表します。

• パラメーターごとに付記されている は、次の意味です。

• 各パラメーター説明の後に記載されている数値や名前が、設定値の範囲を表します。アスタリスク(*)はパラメーターごとの初期値を表します。

ミキサー設定

音量を調節します。0で無音、127が 大音量です。0~127*

定位を調節します。0がセンター、マイナス値で左方向、プラス値で右方向に定位を移動します。-64~0*~+63

音程を1オクターブ単位で上下させます。この設定を変更すると、外部MIDI機器に送信されるノートナンバーも同様にシフトします。-2~0*~+2

MIDI設定

各ゾーンがMIDIデータの送信時に使うMIDIチャンネルを指定します。1~16 (*UPPER 1: 1、UPPER 2: 2、LOWER 1: 3、LOWER 2: 4)

2-Dの操作でプログラムチェンジを外部に送信する際に付加するバンクMSBの値を指定します。0*~127

2-Dの操作でプログラムチェンジを外部に送信する際に付加するバンクLSBの値を指定します。0*~127

外部に送信するプログラムチェンジナンバーを指定します。ここで数値を変更するたびに、該当する番号のプログラムチェンジが外部に送信されます(内部音源には影響しません)。0*~127

DSP設定

トレモロやロータリーなどの、DSPのタイプを選択します。DSPタイプは“ton”(音色ごとの初期設定)または番号(1~64)で表示され、(EDIT w、q)を使って番号を切り替えるたびに、その番号に対応するDSPタイプ名がポップアップ表示されます。ここで選択したタイプに応じて、3-Bに表示されるDSPパラメーターの内訳が変わります。

3-Aで選択したDSPタイプに対して設定が可能なパラメーター名が表示されます。設定可能なパラメーターが複数ある場合は、(EDIT w、q)を使って別のパラメーターに切り替えることができます。各パラメーターの設定値の変更は、3-Cで行います。

ゾーンパラメーター詳細

:内部音源のコントロールに関する設定を表します。

:外部MIDI機器のコントロールに関する設定を表します。

■ 音量 1-A Volume (Vol)

■ パン 1-B Pan

■ オクターブシフト 1-C Octave Shift (Oct)

EXTINT

INT

EXT

INT / EXT

INT / EXT

INT / EXT

■ MIDI Outチャンネル 2-A MIDI Out Channel (MidCh)

■ バンクMSB 2-B Bank MSB (BnkMS)

■ バンクLSB 2-C Bank LSB (BnkLS)

■ プログラムチェンジ 2-D Program Change (Prog)

■ DSPタイプ 3-A DSP Type (DSP)

■ DSPパラメーター 3-B DSP Parameter (Parameter)

EXT

EXT

EXT

EXT

INT

INT

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ゾーンエディット

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3-Bに表示中のパラメーターに対する設定値を変更します。

• DSPタイプの番号とタイプ名の対応、DSPタイプごとのパラメーター名、およびパラメーターごとの設定値や初期値に関する情報は、巻末の「DSPエフェクトリスト」(53ページ)および「DSPアルゴリズムリスト」(54ページ)をご参照ください。

音色編集

音程を半音単位でずらします。-12~0*~+12半音

音程をセント(1セント = 1/100半音)単位で微調整します。-99~0*~+99セント

ポルタメントが割り当てられているアサイナブルボタンをオンにしたときに、各ゾーンにポルタメントをかけるか、かけないかを指定します。OFF*, ON

4-Cでポルタメントをオンにした場合の、ピッチの変化時間を指定します。数値が小さいほど短時間、大きいほど長時間になります。0に設定するとポルタメントはかかりません。0*~127

音の立ち上がりまでの時間(アタックタイム)を、音色ごとの初期状態(設定値 = 0)から相対的に調節します。大きなプラス値ほどアタックタイムは長くなり、ゆっくりした音の立ち上がりになります。絶対値の大きなマイナス値ほどアタックタイムは短くなり、音の立ち上がりが早くなります。-64~0*~+63

鍵盤を離してから音が消えるまでの時間(リリースタイム)を、音色ごとの初期状態(設定値 = 0)から相対的に調節します。絶対値の大きなマイナス値ほどリリースタイムは短くなり、大きなプラス値ほど長くなります。-64~0*~+63

音色に対するカットオフフィルターのかかり具合を調節します。カットオフフィルターとは、音色の倍音成分のうちある周波数よりも高域の部分をカットオフ(除去)し、音質を調整するフィルターです。音色ごとの初期状態(設定値 = 0)から、フィルターのかかり具合を相対的に調節します。絶対値の大きなマイナス値ほど音質は柔らかい感じになり、大きなプラス値ほど硬く明るい感じになります。-64~0*~+63

鍵盤演奏の強弱に応じた音量や音質の変化量と、変化のしかたを調節します。設定値の絶対値が大きいほど、押鍵の強弱に応じた音量や音質の変化量が大きくなります。0に設定すると、押鍵の強弱にかかわらず、音量と音質は変化しません。プラス値のときは、強く弾くほど大きく硬い音、弱く弾くほど小さく柔らかい音が出ます。逆にマイナス値のときは、強く弾くほど小さく柔らかい音、弱く弾くほど大きく硬い音が出ます。なお音量や音質の変化は、音色によって異なります。-64~0~+63*

音にかかるビブラートの速度を調節します。絶対値の大きなマイナス値ほど遅くなり、大きなプラス値ほど速くなります。-64~0*~+63

音にかかるビブラートの深さ(強さ)を調節します。絶対値の大きなマイナス値ほど浅くなり、大きなプラス値ほど深くなります。-64~0*~+63

■ 設定値 3-C Parameter Value (Value)

■ コースチューニング 4-A Coarse Tune (CrsTu)

■ ファインチューニング 4-B Fine Tune (FinTu)

■ ポルタメント オン/オフ 4-C Portamento ON/OFF (Porta)

■ ポルタメントタイム 4-D Portamento Time (PTime)

■ アタックタイム 5-A Attack Time (Atack)

INT / EXT

INT / EXT

INT / EXT

INT / EXT

INT / EXT

INT / EXT

■ リリースタイム 5-B Release Time (Relse)

■ フィルター 5-C Filter Cutoff (Flter)

■ タッチセンス 5-D Touch Sense (Sense)

■ ビブラートレート 6-A Vibrato Rate (VbRat)

■ ビブラートデプス 6-B Vibrato Depth (VbDpt)

INT / EXT

INT / EXT

INT

INT / EXT

INT / EXT

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ゾーンエディット

音にビブラートがかかり始めるまでの時間を調節します。絶対値の大きなマイナス値ほど発音からより短時間でビブラートがかかり、大きなプラス値ほど発音からビブラートがかかり始めるまでの時間が長くなります。-64~0*~+63

音にかかるビブラートの波形を選択します。次の波形の中から選択できます。

(*初期値“Org”の波形は音色により異なる)

エフェクト設定

本項の各設定の意味については、「マスターコントロール構成」(4ページ)の流れ図もご参照ください。

音源から出力される音のうち、リバーブに送る量を指定します。0~127(*初期値は音色により異なる)

音源から出力される音のうち、コーラスに送る量を指定します。0~127(*初期値は音色により異なる)

音源から出力される音のうち、アコースティックレゾナンスに送る量を指定します。0~127(*初期値は音色により異なる)

ゾーンごとのDSPのオン、オフを切り替えます。オフにすると、そのゾーンにはDSPが使用されません。OFF, ON*

本機のDSPは、 大2パートに対して同時に使用することができます。各パート(5ページの「音源構成」を参照)にはDSPを使用できる優先順位があり、本項目がオンに設定されているパートのうち優先順位の高いものから2パートに対してDSPがかかります。各パートの優先順位は次のとおりです。

優先度の低い特定のパート(例えばLower2)でDSPを使用したいときには、より優先度の高いパート(Upper1、Lower1、Upper2)について必要なだけ、本項目をオフに切り替えておきます。

コントロール設定

複数ゾーンを使って演奏する際に、ペダルなどコントローラーの操作を特定のゾーンだけ無効にしたい場合は、そのゾーンについて本項の各設定をOFFにします。

ペダル操作の有効、無効を指定します。OFF, ON*

ホイール(PITCH BEND)の操作の有効、無効を指定します。OFF, ON*

ボタン(ASSIGNABLE 1)の操作の有効、無効を指定します。OFF, ON*

ボタン(ASSIGNABLE 2)の操作の有効、無効を指定します。OFF, ON*

■ ビブラートディレイ 6-C Vibrato Delay (VbDly)

■ ビブラートウェーブフォーム 6-D Vibrato Waveform (WvFrm)

Original (Org*) -- Saw Down (SDw)

Sine (Sin) Pulse 1:3 (P13)

Triangle (Tri) Pulse 2:2 (P22)

Saw Up (SUp) Pulse 3:1 (P31)

■ リバーブセンド 7-A Reverb Send (RvbSd)

■ コーラスセンド 7-B Chorus Send (ChoSd)

■ アコースティックレゾナンスセンド 7-C Acoustic Resonance Send (AReso)

INT / EXT

INT

INT / EXT

INT / EXT

INT

■ DSPオン/オフ 7-D DSP ON/OFF (DSP)

優先順位 パート番号 パート名

1 Part 1 Upper1

2 Part 3 Lower1

3 Part 2 Upper2

4 Part 4 Lower2

5 Part 17~Part 48Song01~Song16,

Ext01~Ext16

■ ペダル 8-A Pedal

■ ピッチベンダー 8-B Bender (Bend)

■ アサイナブル1 8-C Assignable 1 (Asgn1)

■ アサイナブル2 8-D Assignable 2 (Asgn2)

INT

INT / EXT

INT / EXT

INT / EXT

INT / EXT

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レジストレーション MASTER CONTROL

CARD PLAYER

本機で演奏する際には、レイヤーやスプリットのオン/オフ、各ゾーンの音色選択、イコライザーの調整、DSP設定など、演奏に応じた数多くの準備を行います。ある曲を演奏するために準備した操作パネルの状態や内部設定状態を、 大64セットまで「登録」しておくことができます。この機能を「レジストレーション機能」と呼びます。本機の設定状態1セット分を、「レジストレーション」と呼びます。

各レジストレーションに登録される内容は、次の設定状態一式です。• レイヤーON/OFF• スプリットON/OFF• スプリットポイント• リバーブON/OFF• リバーブタイプ• コーラスON/OFF• コーラスタイプ• 各ゾーンの音色番号• 各ゾーンのINT/EXT ON/OFF• すべてのコモンパラメーター(17ページ)• すべてのゾーンパラメーター(26ページ)• ファンクションメニュー(34ページ)に含まれる次の内容

• 現在本機がどのモード(MASTER CONTROL、CARD PLAYER、ZONE EDIT)にいるかという情報は、レジストレーションには登録されません。レジストレーションを呼び出したときのモードは、呼び出し前から変化しません。

• ファンクションメニュー内の次の設定状態は、レジストレーションには登録されません。これらの設定は、バックアップ(36ページ)を行うと、電源オフ後も保持されます。

• バックアップ(36ページ)によって保持される設定状態は、上記の各設定と、レジストレーションに登録される設定内容のすべてです。

レジストレーションの登録と呼び出しの操作は、登録場所の番地(バンクとエリア)を指定して行います。登録場所は8バンク×8エリアで合計64個あります。

レジストレーションを登録するには

1. 演奏する曲に応じた設定を行います。

2. ボタン(REGISTRATION)を押してボタンの

下側のランプを点灯させ、REGISTRATIONモー

ドに入ります。

3. ボタン(w、q)を使って、レジストレーション

を登録するバンクの番号(1~8)を指定します。

4. ボタン(STORE)を押したままボタン(1)~

(8)のいずれか1つを押して、レジストレーショ

ンを登録するエリアの番号(1~8)を指定します。

• ボタン~のいずれか1つを押すと同時に、登録が実行されます。

•「バンク1 - エリア3」を指定した場合は、次のように表示されます。

レジストレーションに登録される内容

• タッチレスポンス• ペダルアサイン• 音律タイプ• 音律の基音• ストレッチチューニング• アコースティックレゾナンスON/OFF• ハーフペダル

• チューニング• EQホールド• 液晶画面のコントラスト• ソングMIDIアウト• ソングボリューム• 曲頭のカウント音• 曲のリピート演奏

レジストレーションの操作

バンク番号

点灯

ck cl cm cn co cp cq cr dm

エリア番号バンク番号

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レジストレーション

登録したレジストレーションを呼び出すには

1. ボタン(REGISTRATION)を押してボタンの

下側のランプを点灯させ、REGISTRATIONモー

ドに入ります。

2. ボタン(w、q)を使って、呼び出したいレジス

トレーションが登録されているバンクの番号(1

~8)を指定します。

3. ボタン(1)~(8)のいずれか1つを押して、呼

び出したいレジストレーションが登録されている

エリアの番号(1~8)を指定します。

• ボタン~のいずれか1つを押すと同時に、呼び出しが実行されます。

•「バンク3 - エリア7」を指定した場合は、次のように表示されます。

バンク名を変更するには

1. ボタン(FUNCTION)を押したまま、ボタン

(REGISTRATION)を押します。

2. ボタン(w、q)を使って、名前を変更したいバ

ンクの番号(1~8)を指定します。

• 指定したバンク番号のバンク名が変更できる状態になります。

3. バンク名を変更します。

• すべてのバンク名は初期設定では“REGIBANKNAME”となっています。

• ボタン(u)、ボタン(i)を使って変更したい文字にカーソルを移動し、ボタン(w、q)で文字を変更します。次の文字が使用できます。

• バンク名は12文字以内で設定可能です。

4. 変更が済んだら、ボタン(ENTER)を押します。

5. 変更の確認メッセージ(“Sure?”)が表示されるの

で、変更を確定するにはボタン(YES)を、確定

せずに手順3の画面に戻るにはボタン(NO)を

押します。

• REGISTRATIONモードでは、ボタン(REGISTRATION)を押し続けると、バンク名がポップアップ表示されます。

レジストレーションを本機のインターナルエリアやSDカードに保存することができます。バンク単位(1バンク×8エリア)のファイル、または全バンク一括単位(8バンク×8エリア)のファイルとして保存可能です。

• ファイルに保存する際のファイル名は、次のようになります。

• レジストレーションをSDカードに保存する場合は、以下の操作を行う前に、必ず「メモリーカードを使用する」(41ページ)の次の説明をお読みください。

レジストレーションをファイルとして保存するには

1. ファイルを保存したい場所に応じて、次の操作を

行います。

2. ボタン(FUNCTION)を押したまま、ボタン

(LOAD/SAVE)を押します。

• LOAD/SAVEモードに入ります。9JT'

8IS_`

7HR&~

6GQS@

5FPZ}

4EOY{

3DNX^

2CMW-

1BLV)

0AKU(

レジストレーションをファイルとして保存する

• バンク単位で保存する場合は、「バンク名の先頭6文字+nn」(nnは2桁の番号)というファイル名(拡張子

“.CB6”)で保存されます。• 全バンクを一括して保存する場合は、「REGIST+nn」(nnは2桁の番号)というファイル名(拡張子“.CR6”)で保存されます。

•「カードとカードスロットの取扱い上のご注意」•「カードを本機に入れる・取り出すには」•「カードをフォーマットするには」

ここに保存したい場合は この操作を行う

インターナルエリア 本機のカードスロットからSDカードを取り外す。

SDカード 本機のカードスロットにSDカードを装着する。

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レジストレーション

33

3. ボタン(u)、ボタン(i)を使って、次のい

ずれかの画面を表示します。

バンク単位で保存する場合

全バンクを一括して保存する場合

4. ボタン(w、q)を使って、保存するファイルの

ファイル名に付加する番号を01~99の間で指定

します。

5. ボタン(ENTER)を押します。

• ファイルが保存されます。

• 同じ名前のファイルが既存する場合は、“Replace?”というメッセージが表示されます。既存のファイルを新しいファイルで上書きして良い場合はボタン

(YES)を、上書きせずに手順4の画面に戻るにはボタン(NO)を押します。

6. LOAD/SAVEモードから抜けるには、ボタン

(EXIT)を押します。

• SDカードにレジストレーションをファイルとして保存すると、カード上の“MUSICDAT”フォルダに保存されます。このフォルダは、本機でカードをフォーマットしたとき

(41ページ)に自動的に作られます。“MUSICDAT”フォルダ以外の場所に保存されているファイルは、本機による読み込み、消去、ファイル名の変更の操作はできません。また

“MUSICDAT”フォルダ内に作成したフォルダに入れたファイルも、本機からは操作できません。パソコンなどを使ってSDカード内のファイルを操作する際には、ご注意ください。

レジストレーションのファイルを呼び出すには

1. ファイルをどこから呼び出すかに応じて、次の操

作を行います。

2. ボタン(REGISTRATION)を押してボタンの

下側のランプを点灯させ、REGISTRATIONモー

ドに入ります。

3. バンク単位で保存したファイルを呼び出す場合

は、ボタン(w、q)を使って呼び出し先のバン

ク番号(1~8)を指定します。

• 全バンクを一括して保存したファイルを呼び出す場合は、この操作は不要です。

4. ボタン(FUNCTION)を押したまま、ボタン

(LOAD/SAVE)を押します。

• LOAD/SAVEモードに入ります。

5. ボタン(u)、ボタン(i)を使って、次のい

ずれかの画面を表示します。

バンク単位で保存したファイルを呼び出す場合

全バンクを一括して保存したファイルを呼び出す場合

6. ボタン(w、q)を使って呼び出したいファイ

ルを表示し、ボタン(ENTER)を押します。

•“Replace?”という確認メッセージが表示されます。

• 呼び出しをキャンセルしてLOAD/SAVEモードを抜けるには、ボタン(EXIT)を押します。

7. 現在のレジストレーションを、ファイルに保存さ

れているレジストレーションに置き換えて良い場

合はボタン(YES)を、置き換えずに手順6の画

面に戻るにはボタン(NO)を押します。

• ボタン(YES)を押すと呼び出しが実行され、LOAD/SAVEモードを抜けます。

ここから呼び出したい場合は この操作を行う

インターナルエリア 本機のカードスロットからSDカードを取り外す。

SDカード 本機のカードスロットにSDカードを装着する。

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ファンクションメニュー MASTER CONTROL

CARD PLAYER

ファンクションメニューには、機器全体のチューニングやタッチ調整、ローカルコントロールON/OFFなど、本機共通で比較的使用頻度の低い設定項目が含まれています。また、SDカードに対する一部の操作(フォーマットなど)も、このメニュー内にあります。

ここではファンクションメニューを使った設定の操作を説明します。メニュー内に含まれる項目について詳しくは、

「ファンクションメニュー項目詳細」(35ページ)をご参照ください。

ファンクションメニュー項目の設定値を変更するには

1. ボタン(FUNCTION)を押します。

• ボタンのランプが点灯し、次のようなポップアップ表示が現れます。

2. ボタン(1)~(8)のいずれか1つを押して、設

定値を変更したい項目を表示します。

• ボタン(1)~(8)の番号は、それぞれ「ファンクションメニュー項目詳細」(35~36ページ)の1~8に対応します。

• ボタン(u)、ボタン(i)を使って項目を順番に切り替えることもできます。

• 右端に“>ENT”と表示されている項目は、グループです。こうした項目の表示中はボタン(ENTER)を押すとグループに含まれる下位項目が表示されるので、ボタン(u)、ボタン(i)を使って設定値を変更したい項目を表示します。

• グループの下位項目の表示中に上の階層に戻るには、ボタン(EXIT)を押します。

3. ボタン(w、q)で設定値を変更します。

• ボタン(FUCTION)を押したままwまたはqを押すと、設定値を10ずつ増減できます。

4. ファンクションメニューを閉じるには、ボタン

(EXIT)またはボタン(FUNCTION)を押し

ます。

• ファンクションメニューに含まれる設定項目の値を変更した後で電源を切ると、変更は保持されず、すべての設定値が初期化されます。変更後の設定状態を保存したい場合は、バックアップの操作を行ってください。詳しくは「バックアップ」(36ページ)をご参照ください。

• 一部の設定項目は、レジストレーションを使って保存することもできます。詳しくは「レジストレーション」(31ページ)をご参照ください。

ファンクションメニューの操作

“【 】”は設定値、“>ENT”は下位項目の存在を表す

項目名

ENTER EXIT

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ファンクションメニュー

35

ここでは各ファンクションメニュー項目の意味内容、設定値の範囲、初期値を示します。• 各項目でアスタリスク(*)付きの設定値は、初期値を表し

ます。

音程をセント(1セント=1/100半音)単位で微調整します。-99~0*~+99セント

レジストレーション(31ページ)の呼び出し時に、レジストレーションの内容に従ってイコライザー設定を書き換える場合はOFF*、現在のイコライザー設定を維持する場合はONを選択します。

鍵盤を弾く強さと音量の関係を、規定値から選択します。

SOFT/SOSTENUTO PEDAL端子につないだペダルを、ソフトペダル(SFT*)として使うか、ソステヌートペダル

(SOS)として使うかを選びます。

本機の鍵盤と内部音源の接続を切りたいときにOFFに設定します。OFF、ON*

ファンクションメニュー項目詳細

1 チューニング (Tune)

2 EQホールド (EQ Hold)

3 タッチレスポンス (Touch)

OFF : 鍵盤を弾く強さと無関係に一定の音量が出る1 : 弱めに弾いても大きな音が出る2* : 標準3 : 強めに弾いて、標準の音が出る

4 ペダルアサイン (PedAssign)

5 ローカルコントロール (LocalCtl.)

6 音律/効果 (Tmpr/Effect)

音律 (Temper.)

内部音源の音律を下記から選択できます。また本項目の画面表示中に鍵盤を押すと、その音名(C*~B)が音律の基音となります。

• CARD PLAYERモードでのMIDIファイル再生時の音律は、平均律固定です。

ストレッチチューニング (Stretch)

ストレッチチューニングとは、高音はより高め、低音はより低めに調律する、ピアノの一般的な調律法です。ストレッチチューニングを使いたい場合はON*、プレーンな調律にしたい場合はOFFを選択します。

アコースティックレゾナンス (AcoReson.)

アコースティックレゾナンスは、ダンパーペダルを踏んだときにグランドピアノの音にかかる共鳴の効果です。この効果をかけたいときはON*、かけたくないときはOFFにします。

ハーフペダルの効果 (HalfPedal)

別売のペダルユニット(SP-32)のダンパーペダルを途中まで踏み込んだ状態(ハーフダンパー)でかかる効果の度合いを調節します。00ではハーフダンパーでは効果がかからず、42ではハーフダンパーでも完全に踏み込んだ場合と同じ効果がかかります。00~24*~42

00* : 平均律(Equal)01 : 純正律長調

(Pure Major)02 : 純正律短調

(Pure Minor)03 : ピタゴラス音律

(Pythagorean)04 : キルンベルガー第III法

(Kirnberger 3)05 : ヴェルクマイスター

第1技法第3法(Werckmeister)

06 : ミーントーン(Mean-Tone)

07 : ラスト(Rast)08 : バヤティ(Bayati)09 : ヒジャーズ(Hijaz)10 : サバ(Saba)11 : ダシュティ(Dashti)12 : チャハルガー

(Chahargah)13 : セガー(Segah)14 : グジャリ・トーディ

(Gurjari Todi)15 : チャンドラコウンス

(Chandrakauns)16 : チャルケシ

(Charukeshi)

Page 38: Xe b ¥ % ¯ 3「CARD PLAYERモード」はMIDIファイルの再生を行うためのモードです。このモードでは、MIDIファイルの再生に合わせて鍵盤 演奏を行うことができます。また、外部MIDI機器のコントロールも可能ですが、各種パラメーター設定は実行でき

36

ファンクションメニュー

7 曲再生/カード (Play/CARD)

ソングMIDIアウト (MIDI Out)

Format0または1のSMFファイルを再生するときに、MIDIデータを外部に送信する場合はON*、送信しない場合はOFFにします。CM2形式ファイルの再生時は、この設定にかかわらずMIDIデータは送信されません。

ソングボリューム (SongVol.)

MIDIファイルを再生するときの音量を調節します。MIDIファイルの再生音量と鍵盤演奏の音量のバランス調整に利用できます。00にするとMIDIファイルの再生音は消音されます。00~42*

曲頭のカウント音 (PreCount)

MIDIファイルの再生を開始したときに、曲のはじめにカウント音を鳴らす場合はON、鳴らさない場合はOFF*にします。

曲のリピート演奏 (SngRepeat)

MIDIファイルを再生するときに、1曲を繰り返し再生する場合はON、繰り返さない場合はOFF*にします。

カードフォルダ設定 (CardFolder)

「カード上の曲データ専用フォルダを新規作成する」(40ページ)をご参照ください。

カードのフォーマット (CardFORMAT)

「カードをフォーマットするには」(41ページ)をご参照ください。

ファイル削除 (FileDELETE)

「ファイルを消去するには」(42ページ)をご参照ください。

ファイル名変更 (FileRENAME)

「ファイル名を変更するには」(42ページ)をご参照ください。

8 その他 (General)

パネルロック (PanelLock)

ONにすると、その時点ですべてのボタンがロックされ、操作できない状態になります(電源ボタンとロック解除の操作※を除く)。誤ってボタンに触って設定が変わったりするのを防止できます。この設定は、電源を入れ直すと必ずOFFになります。※ ロックを解除するには、パネルロックをONにする操作

と同様の手順で、パネルロックをOFFにします。

液晶画面のコントラスト (Contrast)

液晶画面のコントラストを調整します。00~08*~16

バックアップ (BackUp)

本項目をOFF*からONにすると、その時点での本機の各種設定状態を記憶したバックアップデータが作成されます。設定をONのままにしている間は、電源を入れるたびに、バックアップデータに記憶された設定状態に復帰します。バックアップデータに記憶される設定内容については、「レジストレーションに登録される内容」(31ページ)末尾の「メモ」をご参照ください。

• バックアップの設定をONからOFFに切り替えると、その時点でバックアップデータは破棄されます。そのまま電源を切り、再度電源を入れると、すべての設定は本機の初期値に戻ります。このとき、レジストレーションや本機のインターナルエリア内のデータは影響を受けません。

• バックアップデータを本機の現在の設定状態に更新したい場合は、バックアップの設定をONから一度OFFにし、再度ONにしてください。

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37

MIDI ファイルを再生する CARD PLAYER

本機はSDカード上に保存したMIDIファイルを、直接再生することができます。また、本機の内部メモリー(インターナルエリア)にMIDIファイルをコピーして再生することも可能です。

• 再生可能なMIDIファイルは、Format0か1のSMF、またはCM2(カシオ専用フォーマット)ファイルです。なお、Format1のSMFで再生可能なトラック数は17トラックになります。

• オーディオファイル(WAV、MP3など)の再生には対応していません。

SDカード上のMIDIファイルを再生するには

1. 本機でSDカードをフォーマットします(41ページ)。

• SDカードのルート階層に“MUSICDAT”、“MUSIC__B”、“MUSIC__C”、“MUSIC__D”という名前のフォルダが自動的に作成されます。

2. 手順1の操作でSDカード上に作成されたフォル

ダに、再生したいMIDIファイルを、パソコンなど

を使ってコピーします。

3. SDカードを本機のカードスロットに装着します。

4. ボタン(CARD PLAYER)を押して下側のラ

ンプを点灯させ、CARD PLAYERモードに入り

ます。

• ボタン(A)が点灯し、“MUSICDAT”フォルダ内の先頭のMIDIファイルが表示されます。

5. ボタン(A)~ボタン(D)のいずれかを押し

て、SDカード上のフォルダを指定します。

• Aは“MUSICDAT”、Bは“MUSIC__B”、Cは“MUSIC__C”、Dは“MUSIC__D”に対応します。

6. ボタン(w、q)で再生するMIDIファイルを選

びます。

7. 再生を開始するには、ボタン(PLAY/STOP)を

押します。

• 早送りをするにはボタン(FF)を、早戻しをするにはボタン(REW)を押します。ボタンを短く押すと1小節単位で移動し、押し続けると連続して移動します。

• ボタン(PAUSE)を押すと演奏を一時停止します。もう一度同じボタンを押すと、演奏を再開します。

• 再生中に可能なその他の操作については、「MIDIファイル再生に関連した各種操作」(38ページ)をご参照ください。

• 曲は 後まで再生されると停止します(初期設定時)。途中で停止するにはボタン(PLAY/STOP)を押します。

8. CARD PLAYERモードを出るには、ボタン

(CARD PLAYER)を押します。

• ボタン上側のランプが点灯し、MASTER CONTROLモードに戻ります。

インターナルエリアのMIDIファイルを再生するには

1. 再生したいMIDIファイルを、本機のインターナル

エリアにコピーします。

• コピーの操作については、「データをパソコンに保存する・パソコンから読み込む」(45ページ)をご参照ください。

2. 本機のカードスロットにSDカードが装着されて

いる場合は、取り外します。

3. ボタン(CARD PLAYER)を押して下側のラ

ンプを点灯させ、CARD PLAYERモードに入り

ます。

• インターナルエリア上の先頭のMIDIファイルが表示されます。

• この後の操作は、「SDカード上のMIDIファイルを再生するには」(37ページ)の手順6以降と同じです。

MIDIファイル再生の操作

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38

MIDIファイルを再生する

再生のテンポを変えるには

ボタン(TEMPO w、q)で調節する(だんだん速くしたり遅くしたりする)方法と、好みのテンポにあわせてボタンを連打する方法(タップ入力)の2種類があります。

■方法1:ボタン(TEMPO w、q)でテンポを調節する

ボタンを押すごとにテンポ値(1分間あたりの拍数)が1ずつ切り替わります。• ボタンを押し続けると、連続して素早く切り替えることが

できます。• ボタン(w、q)を同時に押すと、曲のオリジナルテンポ

に戻ります。• テンポ値は20~255の間で設定できます。

■方法2:ボタンを連打してテンポを決める(タップ入力)

「1、2、3、4」とカウントするように4回ボタンをたたいて、即座にそのテンポにすることができます。まずこの方法でだいたい好みのテンポにしておいてから、前述の「方法1」で微調整をするなど、2種類の方法を組み合わせて使うと便利です。

1. ボタン(FUNCTION)を押しながら、鳴らした

いテンポにあわせてボタン(TEMPO)のTAP

(q)を4回押します。

• 4回押したタイミングに応じたテンポに切り替わります。

• 4回押す前にボタン(FUNCTION)を離すと、設定がキャンセルされます。

鍵盤演奏の音量に対する再生の音量を調節するには

「ソングボリューム」(36ページ)をご参照ください。設定の変更のしかたについては、「ファンクションメニュー項目の設定値を変更するには」(34ページ)をご参照ください。

再生の開始時にカウント音を鳴らすには

「曲頭のカウント音」(36ページ)をご参照ください。設定の変更のしかたについては、「ファンクションメニュー項目の設定値を変更するには」(34ページ)をご参照ください。

曲の片手練習をするには(パートオフ)

• 次の操作を行うには、3チャンネルに曲の左手パート、4チャンネルに曲の右手パートが記録されているMIDIファイルを使ってください。

1. CARD PLAYERモードに入り、再生するMIDI

ファイルを選びます。

2. ボタン(PART)を押します。

• 液晶画面に “L-【ON】 R-【ON】”と表示されます(パートのオン/オフ画面)。

3. ボタン(w、q)を使って、希望するパートをオ

フにします。

• 左手パートはw、右手パートはqを押すたびに、オン/オフが切り替わります。

4. ボタン(PART)を押して、パートのオン/オフ画

面を閉じます。

5. 再生を開始するには、ボタン(PLAY/STOP)を

押します。

• 手順2でオンにしたパートだけが再生されます。オフにしたパートを自分で弾いて練習することができます。

MIDIファイル再生に関連した各種操作

テンポ値

4回押します

Page 41: Xe b ¥ % ¯ 3「CARD PLAYERモード」はMIDIファイルの再生を行うためのモードです。このモードでは、MIDIファイルの再生に合わせて鍵盤 演奏を行うことができます。また、外部MIDI機器のコントロールも可能ですが、各種パラメーター設定は実行でき

MIDIファイルを再生する

39

曲の一部を繰り返し再生するには(リピート)

1. ボタン(PLAY/STOP)を押して曲の再生を開

始します。

2. 曲中で繰り返し再生したい範囲の先頭の拍に合わ

せて、ボタン(REPEAT)を押します。

• ボタン(REPEAT)のランプが点滅します。

3. 繰り返し再生したい範囲の終わりの拍に合わせ

て、ボタン(REPEAT)を押します。

• ボタン(REPEAT)のランプが点灯し、1小節分(4拍子の曲なら4拍)の休止後、指定した範囲の繰り返し再生が開始されます。指定範囲の終わりまで再生するたびに、1小節分の休止が入ります。

• 繰り返し再生中も、ボタン(PLAY/STOP)を押して再生を停止/再開できます。

4. 繰り返し再生を解除するには、ボタン

(REPEAT)を押してボタンのランプを消灯させ

ます。

• ボタン(w、q)を押して別の曲に切り替えても、繰り返し再生は解除されます。

再生に合わせて鍵盤で手弾き演奏するには

1. MASTER CONTROLモードで、手弾き演奏に使

うゾーンと、ゾーンごとの音色を選びます。

•「音色(トーン)を選ぶ」(11ページ)および「2つ以上の音色を同時に鳴らす(レイヤー、スプリット)」

(12ページ)をご参照ください。

2. CARD PLAYERモードに入り、MIDIファイルを

再生します。

•「MIDIファイル再生の操作」(37ページ)をご参照ください。

3. 再生に合わせて手弾き演奏を行います。

• MIDIファイルの再生に使われるパート(Song01~Song16)と、本機の手弾きパート(Upper1、Upper2、Lower1、Lower2)は独立しています(5ページの「音源構成」を参照)。このため、MIDIファイルの再生に干渉することなく、鍵盤を使った演奏ができます。

• CARD PLAYERモードに入ってから、手弾き演奏に使う各ゾーンの音色を選ぶことも可能です。「CARD PLAYERモードで各ゾーンの音色を選ぶには」(39ページ)をご参照ください。

CARD PLAYERモードで各ゾーンの音色を選ぶには

1. 音色を選びたいゾーンに応じて、ボタン

(LAYER)、(SPLIT)のランプを次の状態にし

ます。

2. ボタン(TONE)を押して、上側のランプを点灯

させます。

3. ボタン~(音色グループ)を押して、グループ

を選びます。

• 押したボタンのランプが点灯します。

4. ボタン(w、q)で音色を選びます。

5. 手弾き演奏で使用するすべてのゾーンについて、

手順1~4を繰り返します。

このゾーンの音色を選ぶには:

ボタン(LAYER)、(SPLIT)のランプをこの状態にする:

UPPER 1ゾーン (LAYER):消灯、(SPLIT):消灯

UPPER 2ゾーン (LAYER):点灯、(SPLIT):消灯

LOWER 1ゾーン (LAYER):消灯、(SPLIT):点灯

LOWER 2ゾーン (LAYER):点灯、(SPLIT):点灯

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40

MIDIファイルを再生する

本機にSDカードが挿入されている場合、本機はSDカード上の所定のフォルダ内のMIDIファイルを検索します。初期設定では、ボタン(A)を押したときは“MUSICDAT”、ボタン

(B)を押したときは“MUSIC__B”、ボタン(C)を押したときは“MUSIC__C”、ボタン(D)を押したときは“MUSIC__D”の各フォルダ内が検索されます。これらのフォルダのうち、ボタン(B)~(D)を押したときに参照先となるフォルダを、次の操作によって別のフォルダに変更することができます。• 次の操作を行うと、ボタン(B)、(C)、(D)に対応した

フォルダが新規作成されます。新規に作成されたフォルダが、各ボタンを押したときの新たな参照先フォルダとなります。この新たな参照先フォルダは、SDカードを取り外して再装着した際も有効です。

• 1つのボタンに対応するフォルダを複数作成した場合は、後に作成したフォルダが参照先フォルダとなります。

• 次の操作によって、既存のフォルダや既存のフォルダ内に含まれるファイルは影響を受けません。

ボタンB~Dに対応するフォルダを新規作成するには

1. カードを本機のカードスロットに装着します。

2. ボタン(FUNCTION)を押します。

3. ボタン(7)を押します。

4. ボタン(u)、ボタン(i)を使って“Card

Folder”を表示し、ボタン(ENTER)を押します。

• CARD Folder画面が表示されます。

5. ボタン(w、q)を使って、どのボタン(B, C,

D)に対応するフォルダを新規作成するかを指定

します(ボタン名は【 】内に表示されます)。

6. ボタン(u)、ボタン(i)を使って変更した

い文字にカーソルを移動し、ボタン(w、q)で

文字を変更します。次の文字が使用できます。

7. 変更が済んだら、ボタン(ENTER)を押します。

8. 確認メッセージ(“Sure?”)が表示されるので、確

定するにはボタン(YES)を、確定せずに手順6

の画面に戻るにはボタン(NO)を押します。

• 画面に“Please Wait”(実行中)と表示されます。この間は、本機の操作を一切行わないでください。フォルダの新規作成が終了すると、画面に“Complete”(完了)と表示されます。

• フォルダの作成後に、以前に作成したフォルダや初期フォルダを参照先フォルダとして指定し直したい場合は、上記の手順6でその既存のフォルダ名を入力してください。フォルダが新規作成される代わりに、既存フォルダが参照先フォルダとして指定されます。

カード上の曲データ専用フォルダを新規作成する

9JT'

8IS_`

7HR&~

6GQS@

5FPZ}

4EOY{

3DNX^

2CMW-

1BLV)

0AKU(

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41

メモリーカードを使用する MASTER CONTROL

CARD PLAYER

本機のレジストレーションファイルを、市販のSDメモリーカードに保存することができます。

● 容量2GB以下のSDメモリーカードをご使用ください。

容量が2GBを超えるSDメモリーカードや、他の規格のメモリーカードはご使用になれません。

● 本書では、以降SDメモリーカードを“カード”と呼びます。

■保存や読み込みができるデータの種類と内容

カードとカードスロットの取扱い上のご注意

• カードに付属している取扱説明書の注意事項をお守りください。

• カードには、書き込み禁止スイッチがあります。誤ってデータを消さないようにしたいときに使用してください。

• 以下のような場所での保管や使用は避けてください。カード上のデータが壊れる場合があります。

• カードを抜き差しするときに、カードの接触面に直接触れないでください。

• データを保存したり読み込んでいるときには、本機を操作したりカードを取り出したりしないでください。カードのデータが壊れたり、カードスロットが故障したりする場合があります。

• カードスロットには、指定のカード以外は決して入れないでください。故障の原因となります。

• 手の指やカードから静電気がカードスロット部に伝わると、本機が誤作動する場合があります。このような場合は一度本機の電源を切ってから、再び電源を入れ直してください。

• 長時間使用すると取り出したカードが温かくなっている場合がありますが、故障ではありません。

カードを本機に入れる・取り出すには

• カードには表裏と前後の方向があります。無理に入れようとすると破損する恐れがあります。

1. カードの表面を上にして、カードスロット()へ

カチッと音がして止まるまで押し込みます。

2. 取り出すときは、カードをさらに押し込みます。

ロックが外れて、カードが少し押し出されます。出てきた部分をつまんで引き抜きます。

カードをフォーマットするには

• まず 初に、必ず本機でカードをフォーマットしてください。

• フォーマットする前に、カードに大切なデータが保存されていないことをご確認ください。

• 本機でのフォーマットは、クイックフォーマットを実行します。データを完全に消去するにはパソコンなどで通常のフォーマットを行ってください。

1. フォーマットするカードを、本機のカードスロッ

トに装着します。

カードの書き込み禁止スイッチを解除して、書き込みができるようにしておいてください。

2. ボタン(FUNCTION)を押します。

3. ボタン(7)を押します。

4. ボタン(u)、ボタン(i)を使って“Card

FORMAT”を表示し、ボタン(ENTER)を押し

ます。

フォーマットを実行してよいかを確認する画面(表示“SURE?”)になります。

• フォーマットを中止したいときは、ボタンの(NO)または(EXIT)を押します。

データの種類 内容(拡張子)

本機でできること

カードに保存する

カードから読み込む

レジストレーション

(31ページ)

本機の設定を登録したデータ(CB6, CR6) ○ ○

• 高温多湿、または腐食性のある場所• 強い静電気や電気的ノイズの発生しやすい場所

メモリーカードの操作

表面

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メモリーカードを使用する

5. ボタンの(YES)を押します。

• 画面に“Please Wait”(実行中)と表示されます。この間は、本機の操作を一切行わないでください。フォーマットが終了すると、画面に“Complete”(完了)と表示されます。

• カードのルート階層に“MUSICDAT”、“MUSIC__B”、“MUSIC__C”、“MUSIC__D”という名前のフォルダが自動的に作成されます。

ファイルを消去するには

1. カードを本機のカードスロットに装着します。

• インターナルエリアのファイルを消去する場合は、この操作は不要です。

2. ボタン(FUNCTION)を押します。

3. ボタン(7)を押します。

4. ボタン(u)、ボタン(i)を使って“File

DELETE”を表示し、ボタン(ENTER)を押し

ます。

消去するファイルを選ぶ画面(表示“*DELETE* CARD File”)になります。

5. ボタン(w、q)を押して、消去するファイルを

選びます。

6. ボタン(ENTER)を押します。

消去してよいかを確認する画面(表示“SURE?”)になります。

• 消去を中止したいときは、ボタンの(NO)または(EXIT)を押します。

7. ボタンの(YES)を押します。

• 画面に“Please Wait”(実行中)と表示されます。この間は、本機の操作を一切行わないでください。消去が終了すると、画面に“Complete”(完了)と表示されます。

ファイル名を変更するには

1. カードを本機のカードスロットに装着します。

• インターナルエリアのファイルのファイル名を変更する場合は、この操作は不要です。

2. ボタン(FUNCTION)を押します。

3. ボタン(7)を押します。

4. ボタン(u)、ボタン(i)を使って“File

RENAME”を表示し、ボタン(ENTER)を押し

ます。

ファイル名を変更する画面(表示“*RENAME* CARD File”)になります。

5. ボタン(w、q)を押して、名前を変えたいファ

イルの番号を選びます。

6. ボタン(u)、ボタン(i)で、画面表示の

ファイル名8文字のうち変えたい文字を点滅させ

て、ボタン(w、q)で好きな文字に切り替えま

す。

• ファイル名の文字は下記の中から選べます。

7. ファイル名を決めたら、ボタン(ENTER)を押

します。

ファイル名を変更してよいかを確認する画面(表示“SURE?”)になります。

• 変更を中止したいときは、ボタンの(NO)または(EXIT)を押します。

8. ボタンの(YES)を押します。

• 画面に“Please Wait”(実行中)と表示されます。この間は、本機の操作を一切行わないでください。ファイル名の変更が終了すると、画面に“Complete”(完了)と表示されます。

9JT'

8IS_`

7HR&~

6GQS@

5FPZ}

4EOY{

3DNX^

2CMW-

1BLV)

0AKU(

Page 45: Xe b ¥ % ¯ 3「CARD PLAYERモード」はMIDIファイルの再生を行うためのモードです。このモードでは、MIDIファイルの再生に合わせて鍵盤 演奏を行うことができます。また、外部MIDI機器のコントロールも可能ですが、各種パラメーター設定は実行でき

メモリーカードを使用する

43

データの転送に失敗したときなどには、以下のメッセージが液晶画面に表示されます。

エラーメッセージ一覧

表示 原因 解決方法

Format 1. カードのフォーマットが本機に適合していない。 1. 本機でカードをフォーマットする(41ページ)。

2. 容量が2GBより大きいカードを使っている。 2. 2GB以下の容量のカードを使用する。

3. カードが壊れている。 3. 別のカードを使う。

MediaFull 1. カードの空き領域が足りない。 1. カードに保存しているファイルを消去して、空き領域を増やす(42ページ)。または別のカードを使う。

2. 本機メモリーの空き領域が足りない。 2. 本機に記録しているデータを消去して本機メモリーの空き領域を増やす。

Media R/W 1. カードが壊れている。 1. 別のカードを使う。

2. 本機のメモリーが壊れている。 2. 本機に記録しているデータをパソコンにバックアップしてから、本機の電源を入れ直す。• ただしデータを正常にバックアップできない場合もあ

ります。

No Card 1. 本機のカードスロットに、カードが正しくセットされていない。

1. カードスロットにカードを 正しくセットする。

2. 操作の途中でカードが抜き差しされた。 2. 本機の操作中にはカードを動かさない。

No File 1. カードの中に、“MUSICDAT”フォルダ(37ページ)がない。 1. パソコンでカード内に“MUSICDAT”フォルダを作る。または本機でカードをフォーマットする(41ページ)。

2.“MUSICDAT”フォルダの中に読み込みや再生ができるファイルがない。または曲再生用フォルダ(MUSIC__Bなど)のなかに再生できる曲データがない。

2. 読み込みや再生したいファイルを、“MUSICDAT”フォルダの中へ移動する。曲データを再生する場合は

“MUSIC__B ~ D”のいずれかでもよい。

Not SMF01 SMFフォーマット2の曲データを再生しようとした。 本機で再生できるSMFのフォーマットは、“0”または“1”です。

Protect カードが、書き込み禁止になっている。 カードのプロテクトスイッチを切り替えて、書き込みできるようにする。

ReadOnly カードに入っている読み込み専用ファイルと同じ名前で、別のデータを保存しようとしている。

• 別の名前に変えて保存する。• カードのファイルから読み込み専用属性を外して、上書き

保存する。• 別のカードを使う。

SizeOver カードの曲データのサイズが大きすぎて、本機で再生できない。 本機では 大で320キロバイトの曲データまで再生できます。

WrongDat 1. カードのデータが壊れている。 -

2. カードのデータが本機で操作できない内容になっている。

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パソコンとの接続について MASTER CONTROL

CARD PLAYER

この楽器とパソコンを接続して演奏情報(MIDIデータ)の送受信ができます。楽器演奏をパソコンの音楽ソフトへ送って記録したり、パソコンからこの楽器へデータを送って音を鳴らすことができます。

パソコンの動作環境

MIDIデータを送受信するために必要なパソコン環境は下記のとおりです。お手持ちのパソコン環境を必ず事前にご確認ください。

● 対応OS

Windows® XP(SP2以降)※1

Windows Vista® ※2

Windows® 7 ※3

Mac OS® X(10.3.9、10.4.11以降、10.5.6以降、10.6.2以降)

● USBポート

• 上記の対応OS以外のパソコンを接続すると、パソコンが故障する場合があります。絶対に接続しないでください。

接続方法

• 正しい手順で接続しないとデータの送受信ができなくなる場合があります。必ず下記の手順に従って接続してください。

1. 本機の電源を切り、パソコンを起動させておき

ます。

• パソコンの音楽ソフトは起動させないでください。

2. 市販のUSBケーブルで、パソコンと本機を接続し

ます。

3. 本機の電源を入れます。

• 初めての接続では、データを送受信するために必要なドライバが自動でパソコンにインストールされます。

4. パソコンの音楽ソフトを起動させます。

5. パソコンの音楽ソフトの設定で、MIDIデバイスと

して下記のいずれかを選びます。

• MIDIデバイスの選択方法については、お使いの音楽ソフトのマニュアルをご覧ください。

• パソコンの音楽ソフトを起動させる前に、必ず本機の電源を入れておいてください。

• 1回接続に成功した後は、USBケーブルをつないだままでパソコンや本機の電源を入れなおすことができます。

• 本機はGM(General MIDI Level 1)に準拠しています。• 本機のMIDIデータ送受信の詳しい仕様や、接続について

の 新のサポート情報は、下記のホームページをご覧ください。http://casio.jp/support/emi/

パソコンと接続する

※1 Windows XP Home EditionWindows XP Professional(32bit版)

※2 Windows Vista(32bit版)※3 Windows 7 (32bit版、64bit版)

本機のUSB端子

Bコネクタ

USBケーブル(A-Bタイプ)

Aコネクタ

パソコンのUSB端子

CASIO USB-MIDI:(Windows Vista、Windows 7、Mac OS Xの場合)

USBオーディオデバイス:(Windows XPの場合)

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パソコンとの接続について

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本機のデータ(レジストレーションのファイル)を、パソコンに転送して保存することができます。また一般的な楽曲MIDIファイル(SMF)やカシオのホームページからダウンロードした曲データのファイルを、パソコンから本機に転送して読み込むこともできます。

■転送できるデータの種類と内容

• データの保存や読み込みを行っているときに本機の電源が切れると、本機に記録しているデータが、全て消えてしまう場合があります。誤って電源を切らないようご注意ください。データが消えてしまった場合には、次に本機の電源を入れたとき(11ページ)、演奏できるようになるまでに通常よりも長く時間がかかります。

1. 本機のSDカードスロット(41ページ)からカード

を抜きます。

• スロットにカードが挿入されていると、本機とパソコンの間でデータ転送することができません。

2. 本機とパソコンを接続します(44ページ「パソコ

ンと接続する」手順1~3)。

3. ボタン(FUNCTION)を押しながら、ボタン

(USB DEVICE MODE)を押します。

パソコンとの間でデータを転送できる状態(ストレージ)になります。ストレージ中はボタン

(FUNCTION)が点滅し、ストレージ画面(下記)が表示されます。

• ボタン(FUNCTION)を押すと、ストレージを終了して元の画面に戻ります(ストレージ中はこれ以外の操作はできません)。

• 本機で以下を行っているときは、ストレージに切り替えることができません。曲の再生中、本機とカード間でのデータ転送中

4. パソコンの「マイ コンピュータ」をダブル

クリックして開きます。※

「リムーバブル記憶域があるデバイス」の中に、本機のメモリーが、「PIANO」という名前で表示されています

(下図)。

※ Windows Vista、Windows 7の場合は、「コンピュータ」をダブルクリックしてください。Macの場合は、何もしないで次の手順5に進んでください。

5.「PIANO」(本機のメモリー)をダブルクリックし

て開きます。

• Macの場合は、デスクトップ上の「PIANO」をダブルクリックします。

•「PIANO」を開くと、下記のフォルダが表示されます。

6. Windowsパソコンでは、ファイル名に拡張子

(.MID、.CM2など)が表示されないように初期設

定されています。その場合はパソコンで下記の設

定を行って、拡張子を表示させてください。

データをパソコンに保存する・パソコンから読み込む

データの種類 内容(拡張子)

曲データ(37ページ)

以下の2種類のMIDIファイル• カシオフォーマットデータ(CM2)

カシオホームページからダウンロードした曲など

• 一般的なMIDIファイル(MID)SMFフォーマット0、1

レジストレーション(31ページ)

本機の設定を登録したデータ(CB6, CR6)

(1)下記の方法で、「フォルダオプション」を表示させる。• Windows XPの場合:

フォルダの上方にある「ツール」をクリックして、「フォルダオプション」を選ぶ。

• Windows Vista、Windows 7の場合:フォルダの左上にある「整理」をクリックして、「フォルダと検索のオプション」を選ぶ。

(2) 「フォルダオプション」の上方にある「表示」をクリックする。

(3)「詳細設定」の中の「登録されている拡張子は表示しない」のチェックを外して、「OK」をクリックする。

本機のメモリー

このフォルダはデータフォルダではありません。通常は使用しません。

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46

パソコンとの接続について

7. 以下の操作で、データを転送します。

● 本機のデータをパソコンに保存する場合

保存したいデータをパソコンの保存先(デスクトップなど)にコピーします。

● パソコンから本機にデータを読み込む場合

MIDIファイル(.MIDまたは.CM2)は、本機の“PIANO”のルートディレクトリにコピーします。レジストレーションファイル(.CB6または.CR6)は、本機の

“REGISTMR”フォルダの中にコピーします。

8. パソコンとのデータ転送状態(ストレージ)を終了

するには、ボタン(FUNCTION)を押します。

通常の画面に戻ります。

• Macの場合はボタン(FUNCTION)を押す前に、パソコンで「PIANO」フォルダを選んで取り出し操作(ゴミ箱にドラッグアンドドロップするなど)を行ってください。

• データの転送などに失敗すると、本機の液晶画面に“ERROR,DATA EXCHANGE”と表示されます。そのときは、「PIANO」の中の「STATELOG」フォルダ

(45ページ)内に記録されているメッセージを確認して、それと同じメッセージを43ページの表から探して、原因と解決方法をご確認ください。

本機に装着したカードの内容をパソコンで変更するには(本機をカードリーダー代わりに使うには)

本機に装着したカードのメモリー内容をパソコン画面に表示させて、カードのデータ操作(コピー、削除など)をパソコンで簡単に行うことができます。

1. 本機のSDカードスロットにカードを装着します。

2. 45ページの手順2以降を行ってください。

手順4で、「PIANO」の代わりに「SD_MMC」がパソコンに表示されます。「SD_MMC」をダブルクリックして開くと本機に装着したカードの内容が表示されますので、パソコンで自由に変更することができます。

■ カシオホームページのソングデータのご利用について

CASIO Music Site (http://music.casio.co.jp/)の以下のサービスから、ソングデータをダウンロードして本機に転送することができます。

● インターネット・ソングバンク

● インターネット楽譜ナビ

著作権について音楽、映像、コンピュータ・プログラム、データベースなどは著作権法により、その著作者及び著作権者の権利が保護されています。こうした著作物を複製することは、個人的に又は家庭内で使用する目的でのみ行うことができます。上記の目的を超えて、権利者の了解なくこれを複製(データ形式の変換を含む)、改変、複製物の譲渡、ネットワーク上での配信などを行うと、「著作権侵害」「著作者人格権侵害」として損害賠償の請求や刑事処罰を受けることがあります。本製品を使用して複製などをなされる場合には、著作権法を遵守の上、適切なご使用を心がけていただきますよう、お願いいたします。

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資料

困ったときは

現象 原因 解決方法 参照

鍵盤を押しても本機に接続したヘッドホンやアンプスピーカーから音が出ない。

1. つまみ(VOLUME)が“MIN”の位置にある。 1. つまみ(VOLUME)を“MAX”の方に動かす。 11ページ

2. UPPER 1ゾーンがINT OFFになっている。 2. UPPER 1ゾーンをINT ONにする。レイヤーやスプリットの使用時は、その他の使用中のゾーンもINT ONにする。

25ページ

ピッチがずれて聴こえる。

1.「トランスポーズ」の設定が“0”以外になっている。

1. 設定を“0”にする。または電源を入れ直す。 18ページ

2.「チューニング」の設定が“0”以外になっている。

2. 設定を“0”にする。または電源を入れ直す。 35ページ

3.「コースチューニング」と「ファインチューニング」の設定が“0”以外になっている。

3. 設定を“0”にする。または電源を入れ直す。 29ページ

4. 音律が設定されている。 4. 設定を“00”(平均律)にする。 35ページ

5. オクターブシフトが設定されている。 5. 設定を“0”にする。 28ページ

音の鳴り方や効果がおかしい。電源を入れ直しても変わらない。

例:弾き方(タッチ)を変えても音に強弱がつかない。

「バックアップ」がオンになっている。 「バックアップ」をオフにして、本機の電源を入れ直す。

36ページ

コーラス/リバーブをオンにしたが、コーラス/リバーブがかかっているように聞こえない。

コーラスセンド/リバーブセンドの設定が“0”になっている。

コーラスセンド/リバーブセンドの設定値を大きな値に変更する。

30ページ

SDカード上の音楽ファイルを再生できない。

本機が対応していないフォーマットのMIDIファイルや、WAVやMP3などのオーディオファイルを再生しようとした。

本機で再生可能なファイルは、Format0か1のSMF、またはCM2(カシオ専用フォーマット)ファイルです。

37ページ

パソコンと接続したとき、データの送受信ができない。

- 1. 本機とパソコンがUSBケーブルで正しく接続されているか、あるいはパソコンの音楽ソフトの設定でデバイスが正しく選ばれているか確認する。

44ページ

2. 本機の電源を切ってパソコンの音楽ソフトを終了させてから、本機の電源を入れてパソコンの音楽ソフトを再起動させてみる。

カードにデータを保存できない。またはカードからデータを読み込みできない。

- 43ページ「エラーメッセージ一覧」をご参照ください。

パソコンから送信中の曲データが、再生の途中で止まってしまった。

USBケーブルや電源コードからのノイズ混入により、パソコンと本機の通信が途切れた。

曲の再生を停止し、本機とUSBケーブルを一度接続し直した後、再び曲を再生させる。それでも動かない場合は、使用中のMIDIソフトウェアを一度終了させ、本機とUSBケーブルを一度接続し直した後、MIDIソフトウェアを再起動させて、曲を再生させる。

44ページ

同じ音色で鍵盤の位置によって音質や音量が若干異なる音色がある。

デジタルサンプリングという電子処理※によって発生する音域の境目で、故障ではありません。※ 元になっている楽器音の音域ごとの音質を再現するために、低域・中域・高域など複数の音域ごとに元の楽器音を

録音し、ひとつの音色に仕上げる処理。

ボタン操作をすると、鳴っている音が一時的に途切れたり、音質が若干変わったように聴こえる。

MIDIファイルの再生中にボタン操作をすると、本機内部で音の効果が切り替わる際にこのような現象が発生することがあります。故障ではありません。

高音域や低音域の鍵盤を弾くと、オクターブ単位で同じ音程が繰り返される。

音色によっては、発音できる音域を超えた場合などに、音程がオクターブ単位で変更されて鳴るものがあります。音色ごとの特性によるものであり、故障ではありません。

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資料

※ 表記容量は、1KB=1024バイト、1MB=10242バイト換算です。

• 改良のため、仕様およびデザインの一部を、予告なく変更することがあります。

【別売品のご案内】

製品仕様

型式 PX-3

鍵盤 88鍵、ピアノ鍵盤、タッチレスポンス(3種)

同時発音数 大128音

音色 250種類(レイヤー、スプリット可)

エフェクト DSP、リバーブ(4種)、コーラス(4種)、ブリリアンス(-3~0~3)、アコースティックレゾナンス、4バンドデジタルイコライザー

ミキサー UPPER 1/UPPER 2/LOWER 1/LOWER 2 音量バランス調整可

アサイナブルボタン 2

デモ 4オリジナル曲(全曲リピート再生)

レジストレーション 8エリア×8バンク

ペダル ダンパー、ソフト/ソステヌート(切り替え可)

その他の機能 • トランスポーズ:±1オクターブ(-12~0~12)• チューニング:A4=440.0Hz±99セント• オクターブシフト:±2オクターブ

• 音律:17種類• ストレッチチューニング• 操作のロック

MIDI 16chマルチティンバー受信、GMレベル1準拠

ピッチベンドホイール ピッチベンドレンジ:00 ~ 12半音

SDメモリーカード • SDメモリーカードスロット• 対応可能なSDメモリーカード:2GB以下• 機能:SMF再生、ファイルの保存、呼び出し、カードフォーマット

入出力端子 • ヘッドホン端子:ステレオミニジャック×2

• ペダル端子:標準ジャック×2• 電源端子:DC12V• MIDI アウト/イン端子• ラインアウト [R] [L/MONO] 端子: 標準ジャック×2

出力インピーダンス 2.3KΩ出力電圧 1.8V(RMS) MAX

• ラインイン [R] [L/MONO] 端子: 標準ジャック×2入力インピーダンス 9.0KΩ入力感度 200mV

• USB端子:タイプB

• ペダルコネクター(別売品SP-32専用)

電源 家庭用AC100V電源使用  ACアダプターAD-A12150LW使用

消費電力 12V = 18W

サイズ 幅132.2×奥行28.6×高さ13.5cm

質量 約10.8kg

付属品 ACアダプター(AD-A12150LW)、ペダル(SP-3)、譜面立て、取扱説明書(本書)、保証書、安全上のご注意

※CS-67P使用時のみ

商品名 品番

ヘッドホン CP-16

ペダル SP-3SP-20SP-32※

イス CB-5CB-7CB-30

スタンド CS-53PCS-67P

MIDIケーブル MK-5

ソフトケース SC-700P

商品名 品番 別売品の内容は、予告なく変更されることがあります。詳しくは店頭のカシオ電子キーボードカタログをご覧ください。

http://casio.jp/emi/catalogue

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資料

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保証書はよくお読みください

保証書は必ず「お買い上げ日・販売店名」などの記入をお確かめのうえ、販売店から受け取っていただき、内容をよくお読みの後、大切に保管してください。

保証期間は保証書に記載されています

修理を依頼されるときは

まず、もう一度、取扱説明書に従って正しく操作していただき、直らないときには次の処置をしてください。

● 保証期間中は

保証書の規定に従ってお買い上げの販売店または取扱説明書等に記載のカシオテクノリペアセンターが修理をさせていただきます。• 保証書に「持込修理」と記載されているものは、製品に保証書を添えてご持参またはご送付ください。• 保証書に「出張修理」と記載されているものは、お買い上げの販売店または取扱説明書等に記載のカシオテクノお客様修理相談セン

ターまでご連絡ください。

● 保証期間が過ぎているときは

お買い上げの販売店または取扱説明書等に記載のカシオテクノお客様修理相談センターまでご連絡ください。修理すれば使用できる製品については、ご希望により有料で修理いたします。

当商品は「出張修理」「持込修理」のいずれも受け付けております。修理をお急ぎの場合には、事前に 寄りのカシオテクノお客様修理相談センターにご相談ください。お客様のご希望に沿った修理方法をご案内させていただきます。

あらかじめご了承いただきたいこと

●「修理のとき一部代替部品を使わせていただくこと」や「修理が困難な場合には、修理せず同等品と交換させていただくこと」があります。また、特別注文された製品の修理では、ケースなどをカシオ純正部品と交換させていただくことがあります。

● 修理のとき、交換した部品を再生、再利用する場合があります。修理受付時に特段のお申し出がない限り、交換した部品は弊社にて引き取らせていただきます。

● 録音機能などのデータ記憶機能付きのモデルでは、修理のとき、故障原因の解析のため、データを確認させていただくことがあります。

● 日本国内向けの製品は海外での修理受付ができません。修理品は日本まで移動の上、日本国内のカシオテクノお客様修理相談センターにご依頼ください。

アフターサービスなどについておわかりにならないときは

お買い上げの販売店または取扱説明書等に記載のカシオテクノお客様修理相談センターにお問い合わせください。

保証・アフターサービスについて

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資料

音色リスト

通し番号

グループ名グループ内番号

音色名プログラムチェンジ

バンクセレクト

MSB

使用DSPアルゴリズム

01 PIANO 001 GRAND PIANO 1 0 48 Equalizer

02 PIANO 002 GRAND PIANO 2 0 49 –

03 PIANO 003 ROCK PIANO 1 48 –

04 PIANO 004 MELLOW PIANO 0 50 Equalizer

05 PIANO 005 BRIGHT PIANO 1 49 Equalizer

06 PIANO 006 MONO PIANO 1 0 51 –

07 PIANO 007 MONO PIANO 2 0 52 –

08 PIANO 008 LA PIANO 1 50 Equalizer

09 PIANO 009 COMP.PIANO 0 53 Compressor

10 PIANO 010 DANCE PIANO 1 51 Equalizer

11 PIANO 011 STRINGS PIANO 0 54 Enhancer

12 PIANO 012 PIANO PAD 0 55 Enhancer

13 PIANO 013 HONKY-TONK 3 48 –

14 PIANO 014 OCTAVE PIANO 3 49 –

15 PIANO 015 HARPSICHORD 6 48 –

16 PIANO 016COUPLED HARPSICHORD

6 49 –

17 ELEC PIANO 1 001 ELEC.PIANO 1 4 48 Stereo Phaser

18 ELEC PIANO 1 002 ELEC.PIANO PURE 4 49 –

19 ELEC PIANO 1 003 ELEC.PIANO 2 4 50 3-Phase Chorus

20 ELEC PIANO 1 004 DYNO ELEC.PIANO 4 51 –

21 ELEC PIANO 1 005 60’S E.PIANO 4 52 –

22 ELEC PIANO 1 006 PHASER EP 4 53 Stereo Phaser

23 ELEC PIANO 1 007 TREMOLO EP 4 54 Phaser - Auto Pan

24 ELEC PIANO 1 008 COMP.EP 4 55 Compressor

25 ELEC PIANO 1 009 WAH EP 4 56 Auto Wah

26 ELEC PIANO 1 010 PHASER 60’S EP 4 57 Stereo Phaser

27 ELEC PIANO 1 011 TREMOLO 60’S EP 4 58 Auto Pan

28 ELEC PIANO 1 012 STRINGS EP 4 59 –

29 ELEC PIANO 2 001 FM E.PIANO 1 5 49 –

30 ELEC PIANO 2 002 FM E.PIANO 2 5 48 –

31 ELEC PIANO 2 003 CHORUS EP 5 50 Phaser - Chorus

32 ELEC PIANO 2 004 MELLOW E.PIANO 5 51 Stereo Phaser

33 ELEC PIANO 2 005 POP ELEC.PIANO 5 52 Enhancer

34 ELEC PIANO 2 006 SYNTH-STR.EP 5 53 –

35 ELEC PIANO 2 007 ELEC.GRAND 1 2 48 –

36 ELEC PIANO 2 008 ELEC.GRAND 2 2 49 Stereo Phaser

37 CLAVI/VIBES 001 CLAVI 1 7 48 –

38 CLAVI/VIBES 002 CLAVI 2 7 49 –

39 CLAVI/VIBES 003 WAH CLAVI 7 50 Auto Wah

40 CLAVI/VIBES 004 PHASER CLAVI 7 51 Stereo Phaser

41 CLAVI/VIBES 005 COMP.CLAVI 7 52 Compressor

42 CLAVI/VIBES 006 VIBRAPHONE 11 48 –

43 CLAVI/VIBES 007 TREMOLO VIBES 11 49 Tremolo

44 CLAVI/VIBES 008 MARIMBA 12 48 –

45 ORGAN 001 JAZZ ORGAN 1 17 48 Rotary

46 ORGAN 002 JAZZ ORGAN 2 17 49 Rotary

47 ORGAN 003 ROCK ORGAN 1 18 48 Drive Rotary

48 ORGAN 004 ROCK ORGAN 2 18 49 Rotary

49 ORGAN 005 PERC.ORGAN 1 17 50 Rotary

50 ORGAN 006 PERC.ORGAN 2 17 51 Rotary

51 ORGAN 007 PERC.ORGAN 3 17 52 Rotary

52 ORGAN 008 DRAWBAR ORGAN 1 16 48 Rotary

53 ORGAN 009 DRAWBAR ORGAN 2 16 49 Rotary

54 ORGAN 010 DRAWBAR ORGAN 3 16 50 Rotary

55 ORGAN 011 ELEC.ORGAN 1 16 51 Rotary

56 ORGAN 012 ELEC.ORGAN 2 16 52 Rotary

57 ORGAN 013 ELEC.ORGAN 3 16 53 Rotary

58 ORGAN 014 70’S ORGAN 17 53 Rotary

59 ORGAN 015 OVERDRIVE ORGAN 16 54 Distortion

60 ORGAN 016 TREMOLO ORGAN 16 55 Auto Pan

61 ORGAN 017 CHURCH ORGAN 19 48 –

62 ORGAN 018 CHAPEL ORGAN 19 49 –

63STRINGS/ENSEMBLE

001 STEREO STRINGS 48 48 Early Reflection

64STRINGS/ENSEMBLE

002 STRINGS 48 49 –

65STRINGS/ENSEMBLE

003 WARM STRINGS 48 50 –

66STRINGS/ENSEMBLE

004 STRING ENSEMBLE 48 51 –

67STRINGS/ENSEMBLE

005 SLOW STRINGS 49 48 –

68STRINGS/ENSEMBLE

006 SYNTH-STRINGS 1 50 48 Equalizer

69STRINGS/ENSEMBLE

007 SYNTH-STRINGS 2 51 48 Stereo Phaser

70STRINGS/ENSEMBLE

008 70’S SYNTH-STR. 50 49 –

71STRINGS/ENSEMBLE

009 80’S SYNTH-STR. 50 50 –

72STRINGS/ENSEMBLE

010 VIOLIN SECTION 49 49 –

73STRINGS/ENSEMBLE

011 ORCHESTRA PAD 48 52 Early Reflection

74STRINGS/ENSEMBLE

012 CHOIR 52 48 –

75STRINGS/ENSEMBLE

013 SYNTH-VOICE 54 48 –

76STRINGS/ENSEMBLE

014 VOICE PAD 54 49 Phaser

77STRINGS/ENSEMBLE

015 WARM PAD 89 48 –

78STRINGS/ENSEMBLE

016 WARM VOX 89 49 –

79STRINGS/ENSEMBLE

017 FANTASY 88 48 –

80STRINGS/ENSEMBLE

018 NEW AGE 88 49 Equalizer

81STRINGS/ENSEMBLE

019 POLYSYNTH PAD 90 48 –

82STRINGS/ENSEMBLE

020 ATMOSPHERE PAD 99 48 –

83 GUITAR/BASS 001 STEEL STR.GUITAR 1 25 48 –

84 GUITAR/BASS 002 NYLON STR.GUITAR 24 48 –

85 GUITAR/BASS 003 12 STR.GUITAR 25 49 –

86 GUITAR/BASS 004 JAZZ GUITAR 26 48Compressor - Chorus

87 GUITAR/BASS 005 CLEAN GUITAR 27 48Compressor - Phaser

88 GUITAR/BASS 006 DISTORTION GT 29 48Compressor - Distortion - Auto Pan

89 GUITAR/BASS 007 ACOUSTIC BASS 32 48 –

90 GUITAR/BASS 008 RIDE BASS 32 49 –

91 GUITAR/BASS 009 FINGERED BASS 33 48 –

92 GUITAR/BASS 010 FRETLESS BASS 35 48 –

93 OTHERS/GM 001 STEREO BRASS 61 48 Early Reflection

94 OTHERS/GM 002 BRASS SECTION 61 49 –

95 OTHERS/GM 003 SYNTH-BRASS 1 62 48 –

96 OTHERS/GM 004 SYNTH-BRASS 2 63 48 –

97 OTHERS/GM 005 80’S SYNTH-BRASS 62 49 –

98 OTHERS/GM 006 SQUARE LEAD 1 80 48 Early Reflection

99 OTHERS/GM 007 SQUARE LEAD 2 80 49 –

100 OTHERS/GM 008 SAW LEAD 1 81 48 Early Reflection

101 OTHERS/GM 009 SAW LEAD 2 81 49 –

102 OTHERS/GM 010 SAW LEAD 3 81 50 –

103 OTHERS/GM 011 MELLOW SAW LEAD 81 51 –

104 OTHERS/GM 012 PULSE LEAD 1 80 50 –

105 OTHERS/GM 013 PULSE LEAD 2 80 51 –

106 OTHERS/GM 014 SINE LEAD 80 52 –

107 OTHERS/GM 015 ALTO SAX 65 48 –

108 OTHERS/GM 016 TENOR SAX 66 48 –

109 OTHERS/GM 017 BREATHY ALTO SAX 65 49 –

110 OTHERS/GM 018 CLARINET 71 48 –

111 OTHERS/GM 019 FLUTE 73 48 –

112 OTHERS/GM 020 TRUMPET 56 48 Enhancer

113 OTHERS/GM 021 GM PIANO 1 0 0 –

114 OTHERS/GM 022 GM PIANO 2 1 0 –

115 OTHERS/GM 023 GM PIANO 3 2 0 –

116 OTHERS/GM 024 GM HONKY-TONK 3 0 –

117 OTHERS/GM 025 GM E.PIANO 1 4 0 –

118 OTHERS/GM 026 GM E.PIANO 2 5 0 –

119 OTHERS/GM 027 GM HARPSICHORD 6 0 –

120 OTHERS/GM 028 GM CLAVI 7 0 –

121 OTHERS/GM 029 GM CELESTA 8 0 –

122 OTHERS/GM 030 GM GLOCKENSPIEL 9 0 –

123 OTHERS/GM 031 GM MUSIC BOX 10 0 –

124 OTHERS/GM 032 GM VIBRAPHONE 11 0 –

125 OTHERS/GM 033 GM MARIMBA 12 0 –

126 OTHERS/GM 034 GM XYLOPHONE 13 0 –

127 OTHERS/GM 035 GM TUBULAR BELL 14 0 –

128 OTHERS/GM 036 GM DULCIMER 15 0 –

129 OTHERS/GM 037 GM ORGAN 1 16 0 –

130 OTHERS/GM 038 GM ORGAN 2 17 0 –

131 OTHERS/GM 039 GM ORGAN 3 18 0 –

132 OTHERS/GM 040 GM PIPE ORGAN 19 0 –

133 OTHERS/GM 041 GM REED ORGAN 20 0 –

134 OTHERS/GM 042 GM ACCORDION 21 0 –

135 OTHERS/GM 043 GM HARMONICA 22 0 –

通し番号

グループ名グループ内番号

音色名プログラムチェンジ

バンクセレクト

MSB

使用DSPアルゴリズム

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資料

51

• ドラムセット音色(通し番号241~ 250)の鍵盤ごとの打楽器については、52ページ「ドラム音色リスト」をご参照ください。

136 OTHERS/GM 044 GM BANDONEON 23 0 –

137 OTHERS/GM 045GM NYLON STR.GUITAR

24 0 –

138 OTHERS/GM 046GM STEEL STR.GUITAR

25 0 –

139 OTHERS/GM 047 GM JAZZ GUITAR 26 0 –

140 OTHERS/GM 048 GM CLEAN GUITAR 27 0 –

141 OTHERS/GM 049 GM MUTE GUITAR 28 0 –

142 OTHERS/GM 050 GM OVERDRIVE GT 29 0 –

143 OTHERS/GM 051 GM DISTORTION GT 30 0 –

144 OTHERS/GM 052 GM GT HARMONICS 31 0 –

145 OTHERS/GM 053 GM ACOUSTIC BASS 32 0 –

146 OTHERS/GM 054 GM FINGERED BASS 33 0 –

147 OTHERS/GM 055 GM PICKED BASS 34 0 –

148 OTHERS/GM 056 GM FRETLESS BASS 35 0 –

149 OTHERS/GM 057 GM SLAP BASS 1 36 0 –

150 OTHERS/GM 058 GM SLAP BASS 2 37 0 –

151 OTHERS/GM 059 GM SYNTH-BASS 1 38 0 –

152 OTHERS/GM 060 GM SYNTH-BASS 2 39 0 –

153 OTHERS/GM 061 GM VIOLIN 40 0 –

154 OTHERS/GM 062 GM VIOLA 41 0 –

155 OTHERS/GM 063 GM CELLO 42 0 –

156 OTHERS/GM 064 GM CONTRABASS 43 0 –

157 OTHERS/GM 065GM TREMOLO STRINGS

44 0 –

158 OTHERS/GM 066 GM PIZZICATO 45 0 –

159 OTHERS/GM 067 GM HARP 46 0 –

160 OTHERS/GM 068 GM TIMPANI 47 0 –

161 OTHERS/GM 069 GM STRINGS 1 48 0 –

162 OTHERS/GM 070 GM STRINGS 2 49 0 –

163 OTHERS/GM 071GM SYNTH-STRINGS 1

50 0 –

164 OTHERS/GM 072GM SYNTH-STRINGS 2

51 0 –

165 OTHERS/GM 073 GM CHOIR AAHS 52 0 –

166 OTHERS/GM 074 GM VOICE DOO 53 0 –

167 OTHERS/GM 075 GM SYNTH-VOICE 54 0 –

168 OTHERS/GM 076 GM ORCHESTRA HIT 55 0 –

169 OTHERS/GM 077 GM TRUMPET 56 0 –

170 OTHERS/GM 078 GM TROMBONE 57 0 –

171 OTHERS/GM 079 GM TUBA 58 0 –

172 OTHERS/GM 080 GM MUTE TRUMPET 59 0 –

173 OTHERS/GM 081 GM FRENCH HORN 60 0 –

174 OTHERS/GM 082 GM BRASS 61 0 –

175 OTHERS/GM 083 GM SYNTH-BRASS 1 62 0 –

176 OTHERS/GM 084 GM SYNTH-BRASS 2 63 0 –

177 OTHERS/GM 085 GM SOPRANO SAX 64 0 –

178 OTHERS/GM 086 GM ALTO SAX 65 0 –

179 OTHERS/GM 087 GM TENOR SAX 66 0 –

180 OTHERS/GM 088 GM BARITONE SAX 67 0 –

181 OTHERS/GM 089 GM OBOE 68 0 –

182 OTHERS/GM 090 GM ENGLISH HORN 69 0 –

183 OTHERS/GM 091 GM BASSOON 70 0 –

184 OTHERS/GM 092 GM CLARINET 71 0 –

185 OTHERS/GM 093 GM PICCOLO 72 0 –

186 OTHERS/GM 094 GM FLUTE 73 0 –

187 OTHERS/GM 095 GM RECORDER 74 0 –

188 OTHERS/GM 096 GM PAN FLUTE 75 0 –

189 OTHERS/GM 097 GM BOTTLE BLOW 76 0 –

190 OTHERS/GM 098 GM SHAKUHACHI 77 0 –

191 OTHERS/GM 099 GM WHISTLE 78 0 –

192 OTHERS/GM 100 GM OCARINA 79 0 –

193 OTHERS/GM 101 GM SQUARE LEAD 80 0 –

194 OTHERS/GM 102 GM SAW LEAD 81 0 –

195 OTHERS/GM 103 GM CALLIOPE 82 0 –

196 OTHERS/GM 104 GM CHIFF LEAD 83 0 –

197 OTHERS/GM 105 GM CHARANG 84 0 –

198 OTHERS/GM 106 GM VOICE LEAD 85 0 –

199 OTHERS/GM 107 GM FIFTH LEAD 86 0 –

200 OTHERS/GM 108 GM BASS+LEAD 87 0 –

201 OTHERS/GM 109 GM FANTASY 88 0 –

202 OTHERS/GM 110 GM WARM PAD 89 0 –

203 OTHERS/GM 111 GM POLYSYNTH 90 0 –

204 OTHERS/GM 112 GM SPACE CHOIR 91 0 –

205 OTHERS/GM 113 GM BOWED GLASS 92 0 –

206 OTHERS/GM 114 GM METAL PAD 93 0 –

207 OTHERS/GM 115 GM HALO PAD 94 0 –

208 OTHERS/GM 116 GM SWEEP PAD 95 0 –

209 OTHERS/GM 117 GM RAIN DROP 96 0 –

210 OTHERS/GM 118 GM SOUND TRACK 97 0 –

211 OTHERS/GM 119 GM CRYSTAL 98 0 –

212 OTHERS/GM 120 GM ATMOSPHERE 99 0 –

213 OTHERS/GM 121 GM BRIGHTNESS 100 0 –

通し番号

グループ名グループ内番号

音色名プログラムチェンジ

バンクセレクト

MSB

使用DSPアルゴリズム

214 OTHERS/GM 122 GM GOBLINS 101 0 –

215 OTHERS/GM 123 GM ECHOES 102 0 –

216 OTHERS/GM 124 GM SF 103 0 –

217 OTHERS/GM 125 GM SITAR 104 0 –

218 OTHERS/GM 126 GM BANJO 105 0 –

219 OTHERS/GM 127 GM SHAMISEN 106 0 –

220 OTHERS/GM 128 GM KOTO 107 0 –

221 OTHERS/GM 129 GM THUMB PIANO 108 0 –

222 OTHERS/GM 130 GM BAGPIPE 109 0 –

223 OTHERS/GM 131 GM FIDDLE 110 0 –

224 OTHERS/GM 132 GM SHANAI 111 0 –

225 OTHERS/GM 133 GM TINKLE BELL 112 0 –

226 OTHERS/GM 134 GM AGOGO 113 0 –

227 OTHERS/GM 135 GM STEEL DRUMS 114 0 –

228 OTHERS/GM 136 GM WOOD BLOCK 115 0 –

229 OTHERS/GM 137 GM TAIKO 116 0 –

230 OTHERS/GM 138 GM MELODIC TOM 117 0 –

231 OTHERS/GM 139 GM SYNTH-DRUM 118 0 –

232 OTHERS/GM 140GM REVERSE CYMBAL

119 0 –

233 OTHERS/GM 141 GM GT FRET NOISE 120 0 –

234 OTHERS/GM 142 GM BREATH NOISE 121 0 –

235 OTHERS/GM 143 GM SEASHORE 122 0 –

236 OTHERS/GM 144 GM BIRD 123 0 –

237 OTHERS/GM 145 GM TELEPHONE 124 0 –

238 OTHERS/GM 146 GM HELICOPTER 125 0 –

239 OTHERS/GM 147 GM APPLAUSE 126 0 –

240 OTHERS/GM 148 GM GUNSHOT 127 0 –

241 OTHERS/GM 149 STANDARD SET 1 0 120 –

242 OTHERS/GM 150 STANDARD SET 2 1 120 –

243 OTHERS/GM 151 ROOM SET 8 120 –

244 OTHERS/GM 152 POWER SET 16 120 –

245 OTHERS/GM 153 ELECTRONIC SET 24 120 –

246 OTHERS/GM 154 SYNTH SET 1 25 120 –

247 OTHERS/GM 155 SYNTH SET 2 30 120 –

248 OTHERS/GM 156 JAZZ SET 32 120 –

249 OTHERS/GM 157 BRUSH SET 40 120 –

250 OTHERS/GM 158 ORCHESTRA SET 48 120 –

通し番号

グループ名グループ内番号

音色名プログラムチェンジ

バンクセレクト

MSB

使用DSPアルゴリズム

Page 54: Xe b ¥ % ¯ 3「CARD PLAYERモード」はMIDIファイルの再生を行うためのモードです。このモードでは、MIDIファイルの再生に合わせて鍵盤 演奏を行うことができます。また、外部MIDI機器のコントロールも可能ですが、各種パラメーター設定は実行でき

52

資料

jCド

ラム

音色

リス

E1

F1

G1

A1

B1

C2

D2

E2

F2

G2

A2

B2

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D3

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A4

B4

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A5

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D6

E6

F6

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Eb 1

F# 1

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Bb 1

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F# 5

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トナ

ンバ

※“

”の鍵

盤は

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ND

AR

D S

ETと

同じ

音で

す。

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資料

53

DSPエフェクトリスト

下表はゾーンエディット(26ページ)で設定可能なDSPの一覧です。• 下表の「DSP No.」はゾーンメニューの3ページ目に表示されるDSPタイプの番号を表し、「表示名」は画面に表示される名前(略称)です。「DSP名」は表示名に対応する正式名称です。

• DSPタイプごとのパラメーターについては、下表の「使用アルゴリズムNo.」に表示されている番号を確認し、「DSPアルゴリズムリスト」(54~58ページ)の中の該当番号の項目をご参照ください。なお「使用アルゴリズムNo.」01~17はシングルエフェクト、Mが付く番号はマルチエフェクトを表します。

• 次の2つのパラメーターは、下表のすべてのDSPに共通です。Reverb Send(0~127)

DSPを通す音のうち、リバーブに送る量を指定します。

Chorus Send(0~127)

DSPを通す音のうち、コーラスに送る量を指定します。

DSP No. 表示名 DSP名使用アルゴリズムNo.

Dynamics Fx

[1] Equalizer Equalizer 01

[2] Compressor 1 Compressor 1 02

[3] Compressor 2 Compressor 2 02

[4] Limiter Limiter 03

[5] Enhancer Enhancer 04

[6] Comp-Enhancer Compressor - Enhancer M03

Reflection

[7] Reflection Reflection 07

Phaser

[8] Phaser 1 Phaser 1 12

[9] Phaser 2 Phaser 2 12

[10] Phaser 3 Phaser 3 13

[11] Comp-Phaser Compressor - Phaser M17

Chorus/Flanger

[12] Chorus 1 Chorus 1 05

[13] Chorus 2 Chorus 2 05

[14] Chorus 3 Chorus 3 10

[15] Flanger Flanger 17

[16] Comp-Chorus Compressor - Chorus M04

[17] Enha-Chorus 1 Enhancer - Chorus 1 M01

[18] Enha-Chorus 2 Enhancer - Chorus 2 M01

Phaser/Chorus/Flanger Combination

[19] Phaser-Chorus 1 Phaser - Chorus 1 M05

[20] Phaser-Chorus 2 Phaser - Chorus 2 M05

[21] Chorus-Flan 1 Chorus - Flanger 1 M07

[22] Chorus-Flan 2 Chorus - Flanger 2 M07

Pan/Tremolo Fx

[23] Tremolo Tremolo 06

[24] Chorus-Tremolo Chorus - Tremolo M02

[25] Comp-Tremolo Compressor - Tremolo M16

[26] Dist-Tremolo Distortion - Tremolo M14

[27] Auto Pan Auto Pan 11

[28] Comp-Auto Pan Compressor - Auto Pan M15

[29] Dist-Auto Pan Distortion - Auto Pan M13

[30] Phaser-APan 1 Phaser - Auto Pan 1 M06

[31] Phaser-APan 2 Phaser - Auto Pan 2 M06

[32] Pha-Cho-AutoPan Phaser - Chorus - Auto Pan M19

Rotary Fx

[33] Rotary 1 Rotary 1 08

[34] Rotary 2 Rotary 2 08

[35] Od Rotary 1 Overdrive Rotary 1 09

[36] Od Rotary 2 Overdrive Rotary 2 09

Wah Fx

[37] LFO Wah LFO Wah 16

[38] Auto Wah Auto Wah 15

[39] Comp-LFO Wah Compressor - LFO Wah M12

[40] Comp-Auto Wah Compressor - Auto Wah M11

[41] LFO Wah-Chorus LFO Wah - Chorus M20

[42] Auto Wah-Cho 1 Auto Wah - Chorus 1 M21

[43] Auto Wah-Cho 2 Auto Wah - Chorus 2 M21

[44] Auto Wah-Phaser Auto Wah - Phaser M08

Distortion Fx

[45] Crunch Crunch 14

[46] Overdrive Overdrive 14

[47] Distortion Distortion 14

[48] Phaser-Dist Phaser - Distortion M18

[49] Crunch-Phaser Crunch - Phaser M09

[50] Ovrdrive-Phaser Overdrive - Phaser M09

[51] Crunch-Chours Crunch - Chorus M10

[52] Ovrdrive-Chorus Overdrive - Chorus M10

[53] Dist-Chorus 1 Distortion - Chorus 1 M10

[54] Dist-Chorus 2 Distortion - Chorus 2 M10

[55] Comp-Dist-Cho 1 Compressor - Distortion - Chorus 1 M22

[56] Comp-Dist-Cho 2 Compressor - Distortion - Chorus 2 M22

[57] LWah-Dist-Cho 1 LFO Wah - Distortion - Chorus 1 M23

[58] LWah-Dist-Cho 2 LFO Wah - Distortion - Chorus 2 M23

[59] AWah-Dist-Cho 1 Auto Wah - Distortion - Chorus 1 M24

[60] AWah-Dist-Cho 2 Auto Wah - Distortion - Chorus 2 M24

[61] Cmp-Dist-APan 1 Compressor - Distortion - Auto Pan 1 M25

[62] Cmp-Dist-APan 2 Compressor - Distortion - Auto Pan 2 M25

[63] Cmp-Dist-Trem 1 Compressor - Distortion - Tremolo 1 M26

[64] Cmp-Dist-Trem 2 Compressor - Distortion - Tremolo 2 M26

DSP No. 表示名 DSP名使用アルゴリズムNo.

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54

資料

シングルエフェクトのアルゴリズム

01: Equalizer

3バンドで構成されるイコライザーです。

パラメーターと値域:0 : Equalizer1 Frequency(1.0/1.3/1.6/2.0/2.5/3.2/4.0/5.0[KHz])

イコライザー1の中心周波数を調整します。

1 : Equalizer1 Gain(-12~0~+12)イコライザー1のゲインを調整します。

2 : Equalizer2 Frequency(1.0/1.3/1.6/2.0/2.5/3.2/4.0/5.0[KHz])イコライザー2の中心周波数を調整します。

3 : Equalizer2 Gain(-12~0~+12)イコライザー2のゲインを調整します。

4 : Equalizer3 Frequency(1.0/1.3/1.6/2.0/2.5/3.2/4.0/5.0[KHz])イコライザー3の中心周波数を調整します。

5 : Equalizer3 Gain(-12~0~+12)イコライザー3のゲインを調整します。

注: Gain値はdB値ではありません。

02: Compressor

入力された信号を圧縮し、レベルのばらつきを抑えたり、減衰音のサスティンを長くしたりする効果があります。

パラメーターと値域:0 : Depth(0~127)

音声信号の圧縮度を調整します。

1 : Attack(0~127)入力信号のアタック量を調整します。値が小さくなるほど、コンプレッサーの動作が機敏になり、入力信号のアタックを抑えることができます。値が大きくなるほど、コンプレッサーの動作が遅れて入力信号のアタックをそのまま出力するように動作します。

2 : Release(0~127)入力信号が所定のレベル以下になってから圧縮動作を中止するまでの時間を調整します。アタック感を出したい(音の立ち上がりで圧縮動作をさせたくない)ときはなるべく小さい値に設定してください。また、常に圧縮動作させておきたいときは大きな値に設定してください。

3 : Level(0~127)出力レベルを調整します。Depthの設定と入力された音色の特性によって出力音量が変化します。このパラメーターによって補正してください。

03: Limiter

入力された信号のレベルが設定値以上にならないように制限をかけます。

パラメーターと値域:0 : Limit(0~127)

制限をかける音量レベルを調整します。

1 : Attack(0~127)入力信号のアタック量を調整します。

2 : Release(0~127)入力信号が所定のレベル以下になってから制限動作を中止するまでの時間を調整します。

3 : Level(0~127)出力レベルを調整します。Limitの設定と入力された音色の特性によって出力音量が変化します。このパラメーターによって補正してください。

04: Enhancer

入力された信号の低域音と高域音の輪郭を際立たせる効果を与えます。

パラメーターと値域:0 : Low Frequency(0~127)

低域音エンハンサーの周波数を調整します。

1 : Low Gain(0~127)低域音エンハンサーのゲインを調整します。

2 : High Frequency(0~127)高域音エンハンサーの周波数を調整します。

3 : High Gain(0~127)高域音エンハンサーのゲインを調整します。

05: Chorus

Sin波形のLFOによるステレオ・コーラスです。

パラメーターと値域:0 : LFO Rate(0~127)

LFOの速度を調整します。

1 : LFO Depth(0~127)LFOの深さを調整します。

2 : Feedback(-64~0~+63)音の癖の強さを調整します。

3 : Wet Level(0~127)エフェクト音のレベルを調整します。

4 : Polarity(-, +)片側チャンネルのLFOを反転し、音の広がり具合を切り替えます。

06: Tremolo

入力信号の音量をLFOによって変調します。

パラメーターと値域:0 : Rate(0~127)

トレモロの速度を調整します。

1 : Depth(0~127)トレモロの深さを調整します。

07: Early Reflection

残響音から初期反射音を取り出します。

パラメーターと値域:0 : Wet Level(0~127)

エフェクト音のレベルを調整します。

1 : Feedback(0~127)反射音の繰り返しを調整します。

2 : Tone(0~127)反射音の音質を調整します。

08: Rotary

Rotary Speaker Simulatorです。

パラメーターと値域:0 : Speed(Slow, Fast)

Fast/Slowの速度モードを選択します。

1 : Brake(Rotate, Stop)スピーカーの回転を止める働きがあります。

2 : Fall Acceleration(0~127)速度モードをFastからSlowに切り替えたときの加速度を調整します。

3 : Rise Acceleration(0~127)速度モードをSlowからFastに切り替えたときの加速度を調整します。

4 : Slow Rate(0~127)SpeedがSlowモードのときのスピーカーの回転速度を調整します。

5 : Fast Rate(0~127)SpeedがFastモードのときのスピーカーの回転速度を調整します。

09: Drive Rotary

Overdrive - Rotary Speaker Simulatorです。

パラメーターと値域:0 : Overdrive Gain(0~127)

オーバードライブのゲインを調整します。

1 : Overdrive Level(0~127)オーバードライブの出力レベルを調整します。

2 : Speed(Slow, Fast)Fast/Slowの速度モードを選択します。

3 : Brake(Rotate, Stop)スピーカーの回転を止める働きがあります。

4 : Fall Acceleration(0~127)速度モードをFastからSlowに切り替えたときの加速度を調整します。

5 : Rise Acceleration(0~127)速度モードをSlowからFastに切り替えたときの加速度を調整します。

6 : Slow Rate(0~127)SpeedがSlowモードのときのスピーカーの回転速度を調整します。

7 : Fast Rate(0~127)SpeedがFastモードのときのスピーカーの回転速度を調整します。

DSPアルゴリズムリスト

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資料

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10: 3-Phase Chorus

Sin波形の速度の違う2基のLFOによる3相コーラスです。

パラメーターと値域:0 : Rate1 (Fast LFO Rate)(0~127)

LFO1の速度を調整します。

1 : Depth1 (Fast LFO Depth)(0~127)LFO1の深さを調整します。

2 : Rate2 (Slow LFO Rate)(0~127)LFO2の速度を調整します。

3 : Depth2 (Slow LFO Depth)(0~127)LFO2の深さを調整します。

4 : Wet Level (0~127)エフェクト音のレベルを調整します。

11: Auto Pan

入力信号をLFOによって左右にパンニングし続けます。

パラメーターと値域:0 : Rate(0~127)

パンニングの速度を調整します。

1 : Depth(0~127)パンニングの深さを調整します。

12: Stereo Phaser

Sin波形のLFOによって位相をモジュレートするステレオのフェイザーです。

パラメーターと値域:0 : Resonance(0~127)

音のクセの強さを調整します。

1 : Manual(-64~0~+63)基準となるフェイザーのシフト量を調整します。

2 : Rate(0~127)LFOの速度を調整します。

3 : Depth(0~127)LFOの深さを調整します。

4 : Wet Level(0~127)エフェクト音のレベルを調整します。

13: Phaser

Sin波形のLFOによって位相をモジュレートするモノラルのフェイザーです。

パラメーターと値域:0 : Resonance(0~127)

音のクセの強さを調整します。

1 : Manual(-64~0~+63)基準となるフェイザーのシフト量を調整します。

2 : Rate(0~127)LFOの速度を調整します。

3 : Depth(0~127)LFOの深さを調整します。

4 : Wet Level(0~127)エフェクト音のレベルを調整します。

14: Distortion

Distortion + Amp Simulatorです。

パラメーターと値域:0 : Gain(0~127)

入力信号のゲインを調整します。

1 : Low(0~127)低域のゲインを調整します。カットオフ周波数はDSPタイプによって異なります。

2 : High(0~127)高域のゲインを調整します。カットオフ周波数はDSPタイプによって異なります。

3 : Level(0~127)出力レベルを調整します。

15: Auto Wah

入力された信号のレベルに応じて自動的に周波数を動かすことができるワウです。

パラメーターと値域:0 : Input Level(0~127)

入力レベルを調整します。入力している音のレベルや和音数、あるいはResonanceの値を大きくしているときに入力信号が歪むことがありますので、このパラメーターを調整してください。

1 : Resonance(0~127)音のクセの強さを調整します。

2 : Manual(0~127)ワウフィルターの基準となる周波数を設定します。

3 : Depth(-64~0~+63)入力信号のレベルに対するワウ動作の幅を調整します。プラス方向に設定すると、入力信号が大きいほどワウフィルターが開き、明るい音質になります。マイナス方向に設定した場合は、入力信号が大きいほどワウフィルターが閉じて暗い音質になります。ただし、ワウフィルターが閉じきっても大きな入力がある場合は、再度フィルターが開きます。

16: LFO Wah

LFOによって自動的に周波数を動かすことができるワウです。

パラメーターと値域:0 : Input Level(0~127)

入力レベルを調整します。入力している音のレベルや和音数、あるいはResonanceの値を大きくしているときに入力信号が歪むことがありますので、このパラメーターによって歪まないように調整してください。

1 : Resonance(0~127)音のクセの強さを調整します。

2 : Manual(0~127)ワウフィルターの基準となる周波数を設定します。

3 : LFO Rate(0~127)LFOの速度を調整します。

4 : LFO Depth(0~127)LFOの深さを調整します。

17: Flanger

Sin波形のLFOによるフランジャーです。

パラメーターと値域:0 : LFO Rate(0~127)

LFOの速度を調整します。

1 : LFO Depth(0~127)LFOの深さを調整します。

2 : Feedback(-64~0~+63)音の癖の強さを調整します。

3 : Wet Level(0~127)エフェクト音のレベルを調整します。

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マルチエフェクトのアルゴリズム

マルチエフェクトは、複数のシングルエフェクト(54ページ)を接続したものです。たとえば「M01: Multi01 (Enhancer - Chorus)」は、シングルエフェクトのEnhancerとChorusの2つを接続したマルチエフェクトです。各マルチエフェクトのアルゴリズムに含まれるパラメーターは、接続元の各シングルエフェクトのアルゴリズムに含まれる同名のパラメーターと同じです。ただし次の2種類のパラメーターは、マルチエフェクトに独特のものです。

*** Skip (Off, On)

M05、M06(Phaser Skip)、M08(Wah Skip)などに含まれるパラメーターです。マルチエフェクトに含まれるエフェクトのうち、特定の1つ

(例えば“Wah Skip”の場合は Wah)をスルー(バイパス)します。設定をOnに切り替えると、該当エフェクトがスルーされます。なお *** SkipがOnの場合とOffの場合で、マルチエフェクトを通した音にレベル差が生じることがあります(レベル差が発生するかどうかは、マルチエフェクトのその他のパラメーターの設定状態によります)。必要に応じて、Skip対象エフェクトのLevelやDepthなどのパラメーターを調整してください。

Routing

M11、M12に含まれるパラメーターです。エフェクトの接続順序を入れ替えます。

以下、各マルチエフェクトのアルゴリズム(M01~M26)については、パラメーターのみを示します。

M01: Multi01 (Enhancer - Chorus)

0 : Enhancer Low Frequency

1 : Enhancer Low Gain

2 : Enhancer High Frequency

3 : Enhancer High Gain

4 : Chorus Rate

5 : Chorus Depth

6 : Chorus Feedback

7 : Chorus Wet Level

M02: Multi02 (Chorus - Tremolo)

0 : Chorus Rate

1 : Chorus Depth

2 : Chorus Feedback

3 : Chorus Wet Level

4 : Tremolo Rate

5 : Tremolo Depth

6 : Chorus Polarity

M03: Multi03 (Compressor - Enhancer)

0 : Compressor Depth

1 : Compressor Attack

2 : Compressor Release

3 : Compressor Level

4 : Enhancer Low Frequency

5 : Enhancer Low Gain

6 : Enhancer High Frequency

7 : Enhancer High Gain

M04: Multi04 (Compressor - Chorus)

0 : Compressor Depth

1 : Compressor Attack

2 : Compressor Release

3 : Compressor Level

4 : Chorus Rate

5 : Chorus Depth

6 : Chorus Feedback

7 : Chorus Wet Level

8 : Chorus Polarity

M05: Multi05 (Phaser - Chorus)

0 : Phaser Resonance

1 : Phaser Manual

2 : Phaser Rate

3 : Phaser Depth

4 : Phaser Wet Level

5 : Chorus Rate

6 : Chorus Depth

7 : Chorus Feedback

8 : Chorus Wet Level

9 : Chorus Polarity

10 : Phaser Skip

M06: Multi06 (Phaser - Auto Pan)

0 : Phaser Resonance

1 : Phaser Manual

2 : Phaser Rate

3 : Phaser Depth

4 : Phaser Wet Level

5 : Auto Pan Rate

6 : Auto Pan Depth

7 : Phaser Skip

M07: Multi07 (Chorus - Flanger)

0 : Chorus Rate

1 : Chorus Depth

2 : Chorus Feedback

3 : Chorus Wet Level

4 : Flanger Rate

5 : Flanger Depth

6 : Flanger Feedback

7 : Flanger Wet Level

8 : Chorus Polarity

9 : Flanger Polarity

M08: Multi08 (Auto Wah - Phaser)

0 : Wah Input Level

1 : Wah Resonance

2 : Wah Manual

3 : Wah Depth

4 : Phaser Resonance

5 : Phaser Manual

6 : Phaser Rate

7 : Phaser Depth

8 : Phaser Wet Level

9 : Wah Skip

M09: Multi09 (Distortion - Phaser)

0 : Distortion Gain

1 : Distortion Low

2 : Distortion High

3 : Distortion Level

4 : Phaser Resonance

5 : Phaser Manual

6 : Phaser Rate

7 : Phaser Depth

8 : Phaser Wet Level

9 : Distortion Skip

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資料

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M10: Multi10 (Distortion - Chorus)

0 : Distortion Gain

1 : Distortion Low

2 : Distortion High

3 : Distortion Level

4 : Chorus Rate

5 : Chorus Depth

6 : Chorus Feedback

7 : Chorus Wet Level

8 : Chorus Polarity

9 : Distortion Skip

M11: Multi11 (Compressor - Auto Wah)

0 : Compressor Depth

1 : Compressor Attack

2 : Compressor Release

3 : Compressor Level

4 : Wah Input Level

5 : Wah Resonance

6 : Wah Manual

7 : Wah Depth

8 : Wah Skip

9 : Routing(C-W: Comp-Wah, W-C: Wah-Comp)

M12: Multi12 (Compressor - LFO Wah)

0 : Compressor Depth

1 : Compressor Attack

2 : Compressor Release

3 : Compressor Level

4 : Wah Input Level

5 : Wah Resonance

6 : Wah Manual

7 : Wah LFO Rate

8 : Wah LFO Depth

9 : Wah Skip

10 : Routing(C-W: Comp-Wah, W-C: Wah-Comp)

M13: Multi13 (Distortion - Auto Pan)

0 : Distortion Gain

1 : Distortion Low

2 : Distortion High

3 : Distortion Level

4 : Auto Pan Rate

5 : Auto Pan Depth

6 : Distortion Skip

7 : Auto Pan Skip

M14: Multi14 (Distortion - Tremolo)

0 : Distortion Gain

1 : Distortion Low

2 : Distortion High

3 : Distortion Level

4 : Tremolo Rate

5 : Tremolo Depth

6 : Distortion Skip

7 : Tremolo Skip

M15: Multi15 (Compressor - Auto Pan)

0 : Compressor Depth

1 : Compressor Attack

2 : Compressor Release

3 : Compressor Level

4 : Auto Pan Rate

5 : Auto Pan Depth

6 : Auto Pan Skip

M16: Multi16 (Compressor - Tremolo)

0 : Compressor Depth

1 : Compressor Attack

2 : Compressor Release

3 : Compressor Level

4 : Tremolo Rate

5 : Tremolo Depth

6 : Tremolo Skip

M17: Multi17 (Compressor - Phaser)

0 : Compressor Depth

1 : Compressor Attack

2 : Compressor Release

3 : Compressor Level

4 : Phaser Resonance

5 : Phaser Manual

6 : Phaser Rate

7 : Phaser Depth

8 : Phaser Wet Level

9 : Phaser Skip

M18: Multi18 (Phaser - Distortion)

0 : Phaser Resonance

1 : Phaser Manual

2 : Phaser Rate

3 : Phaser Depth

4 : Phaser Wet Level

5 : Distortion Gain

6 : Distortion Low

7 : Distortion High

8 : Distortion Level

9 : Phaser Skip

M19: Multi19 (Phaser - Chorus - Auto Pan)

0 : Phaser Resonance

1 : Phaser Manual

2 : Phaser Rate

3 : Phaser Depth

4 : Phaser Wet Level

5 : Chorus Rate

6 : Chorus Depth

7 : Chorus Feedback

8 : Chorus Wet Level

9 : Auto Pan Rate

10 : Auto Pan Depth

M20: Multi20 (LFO Wah - Chorus)

0 : Wah Input Level

1 : Wah Resonance

2 : Wah Manual

3 : Wah LFO Rate

4 : Wah LFO Depth

5 : Chorus Rate

6 : Chorus Depth

7 : Chorus Feedback

8 : Chorus Wet Level

9 : Chorus Polarity

M21: Multi21 (Auto Wah - Chorus)

0 : Wah Input Level

1 : Wah Resonance

2 : Wah Manual

3 : Wah Depth

4 : Chorus Rate

5 : Chorus Depth

6 : Chorus Feedback

7 : Chorus Wet Level

8 : Chorus Polarity

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資料

M22: Multi22 (Compressor - Distortion - Chorus)

0 : Compressor Depth

1 : Compressor Attack

2 : Compressor Release

3 : Compressor Level

4 : Distortion Gain

5 : Distortion Low

6 : Distortion High

7 : Distortion Level

8 : Chorus Rate

9 : Chorus Depth

10 : Chorus Feedback

11 : Chorus Wet Level

12 : Chorus Polarity

13 : Distortion Skip

M23: Multi23 (LFO Wah - Distortion - Chorus)

0 : Wah Input Level

1 : Wah Resonance

2 : Wah Manual

3 : Wah LFO Rate

4 : Wah LFO Depth

5 : Distortion Gain

6 : Distortion Low

7 : Distortion High

8 : Distortion Level

9 : Chorus Rate

10 : Chorus Depth

11 : Chorus Feedback

12 : Chorus Wet Level

13 : Chorus Polarity

14 : Distortion Skip

M24: Multi24 (Auto Wah - Distortion - Chorus)

0 : Wah Input Level

1 : Wah Resonance

2 : Wah Manual

3 : Wah Depth

4 : Distortion Gain

5 : Distortion Low

6 : Distortion High

7 : Distortion Level

8 : Chorus Rate

9 : Chorus Depth

10 : Chorus Feedback

11 : Chorus Wet Level

12 : Chorus Polarity

13 : Distortion Skip

M25: Multi25 (Compressor - Distortion - Auto Pan)

0 : Compressor Depth

1 : Compressor Attack

2 : Compressor Release

3 : Compressor Level

4 : Distortion Gain

5 : Distortion Low

6 : Distortion High

7 : Distortion Level

8 : Auto Pan Rate

9 : Auto Pan Depth

10 : Distortion Skip

11 : Auto Pan Skip

M26: Multi26 (Compressor - Distortion - Tremolo)

0 : Compressor Depth

1 : Compressor Attack

2 : Compressor Release

3 : Compressor Level

4 : Distortion Gain

5 : Distortion Low

6 : Distortion High

7 : Distortion Level

8 : Tremolo Rate

9 : Tremolo Depth

10 : Distortion Skip

11 : Tremolo Skip

Page 61: Xe b ¥ % ¯ 3「CARD PLAYERモード」はMIDIファイルの再生を行うためのモードです。このモードでは、MIDIファイルの再生に合わせて鍵盤 演奏を行うことができます。また、外部MIDI機器のコントロールも可能ですが、各種パラメーター設定は実行でき

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MIDI インプリメンテーション・チャート

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MA1002-A Printed in China PX3JA1A

C

151-8543 1-6-2

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