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4 履修案内・教育課程表 (2020 年度入学者から適用)

y d . º~] ¯ ¢ å S Ö¶ Tku-syllabus.kanagawa-u.ac.jp/2020srg/faculty/business...1 初年次ゼミナール(FYS)(必修) 共通教養科目 共通基盤科目について

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4 履修案内・教育課程表(2020年度入学者から適用)

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国際経営学科のカリキュラム (2020年度入学者から適用)

経営学部国際経営学科のカリキュラムは,湘南ひらつかキャンパス共通教養科目と経営学部の専攻科目によって構成さ

れています。共通教養科目は,国際社会において活躍できる幅広い教養を身につけた国際人の養成のための科目群であり,

共通基盤科目と共通テーマ科目から成ります。共通基盤科目は,幅広い分野における教養,基礎学力,ジェネリックスキ

ルの育成を目的としています。共通テーマ科目は,新たな知や価値の創造に挑戦し,学際的な物の見方や考え方について

知識を深めるための科目です。 国際経営学科の専攻科目は,卒業までに必ず履修するエントリー科目,専門演習科目と,選択して履修するショップ科

目,オールマイティ科目,体験型学習科目,及びその他の選択プログラムによって構成されています。

<図表1 国際経営学科のカリキュラム体系>

<図表2 共通教養科目の卒業要件>

授業科目

入学年度

共通教養科目

共通教養科目

合計

共通基盤科目 共通テーマ

科目

初年次ゼミナール(

必修)

外国語科目(

必修)

教養基礎演習

人文の分野

社会の分野

自然の分野

人間形成の分野

現代社会と市民

2020年度以降

入学者 2 8

4 4 4 2 2 32

(124単位)

(32単位)

授業科目

(92単位)

(22単位) (70単位)

教職に関する科目

学芸員に関する科目

共通教養科目

リー

ショ

ショ

専攻科目

必修科目共通テーマ科目

(

)

ナー

ル(

修)

共通基盤科目

ショ

ショ

オー

ティ

選択科目

(124単位)

(32単位)

授業科目

(92単位)

(22単位) (70単位)

教職に関する科目

学芸員に関する科目

共通教養科目

専門演習科目

エントリー

科目

通常ショッ

留学プログラムⅠショッ

専攻科目

必修科目共通テーマ科目

外国語科目

(

必修

)

人間形成の分野

自然の分野

社会の分野

人文の分野

教養基礎演習

初年次ゼミナー

ル(

必修)

共通基盤科目

現代社会と市民

学外認定科目

留学プログラムⅡショッ

副専攻・他学部科目ショッ

オー

ルマイティ

科目

体験型学修科目

選択外国語科目

選択科目

国際経営学科のカリキュラム (2020年度入学者から適用)

経営学部国際経営学科のカリキュラムは,湘南ひらつかキャンパス共通教養科目と経営学部の専攻科目によって構成さ

れています。共通教養科目は,国際社会において活躍できる幅広い教養を身につけた国際人の養成のための科目群であり,

共通基盤科目と共通テーマ科目から成ります。共通基盤科目は,幅広い分野における教養,基礎学力,ジェネリックスキ

ルの育成を目的としています。共通テーマ科目は,新たな知や価値の創造に挑戦し,学際的な物の見方や考え方について

知識を深めるための科目です。 国際経営学科の専攻科目は,卒業までに必ず履修するエントリー科目,専門演習科目と,選択して履修するショップ科

目,オールマイティ科目,体験型学習科目,及びその他の選択プログラムによって構成されています。

<図表1 国際経営学科のカリキュラム体系>

<図表2 共通教養科目の卒業要件>

授業科目

入学年度

共通教養科目

共通教養科目

合計

共通基盤科目 共通テーマ

科目

初年次ゼミナール(

必修)

外国語科目(

必修)

教養基礎演習

人文の分野

社会の分野

自然の分野

人間形成の分野

現代社会と市民

2020年度以降

入学者 2 8

4 4 4 2 2 32

(124単位)

(32単位)

授業科目

(92単位)

(22単位) (70単位)

教職に関する科目

学芸員に関する科目

共通教養科目

リー

ショ

ショ

専攻科目

必修科目共通テーマ科目

(

)

ナー

ル(

修)

共通基盤科目

ショ

ショ

オー

ティ

選択科目

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<図表3 専攻科目の卒業要件>

授業科目

入学年度

専攻科目

専攻科目

合計

必修科目 選択科目

ショップ科目

オールマイティ科目

体験型学修科目

選択外国語科目

学外認定科目

専門演習科目

エントリー科目

通常ショップ

留学プログラムⅠショップ

留学プログラムⅡショップ

副専攻・他学部科目ショップ

2020 年度以降

入学者 8 14 70 92

経営学部国際経営学科では,1989 年の創設当初より,一般の経営学部で教授されるマネジメントの専門性に加えて,国

際性及び国際経営を取り巻く経営環境の研究に力点を置いて教育内容を充実させてきたという歴史があります。 具体的には,国際経営を機能,環境,そして地域という分類から立体的に捉えた教育プログラムを実践してきました。

その第1は,マネジメントに直接関連する分野(経営戦略,経営組織,購買,生産,マーケティング,研究開発,人的資

源,財務,会計,法務などの経営諸機能),第2は,経営組織を取り巻く経営環境面に関する分野(政治,経済,法律,技

術,社会,文化,スポーツなど,経営の外部及び内部環境)です。そして,第3に,地理的領域を捉え,事業展開を行う

国ないし地域に関係する分野,及びコミュニケーションに関わる分野として国際経営の領域的側面を把握するものです。 創立からおよそ 10 年間にわたっては,3つの基軸から国際経営学科を形成してきた上記3分類でしたが,次の 10 年間

は,より時代のニーズに応える形で,マネジメント,会計,経営環境,国際コミュニケーション,スポーツ&マネジメン

トの「5コース制」が採用されました。そして 2014 年度からは,将来「なりたい自分になる」ために,専門性に加え,

より学生の自主性と社会性を涵養する目的で,15 の専門科目群によって構成されるキャリア・ショップシステムを導入す

るに至りました。こうした変遷においても,経営学部国際経営学科のもつ専門性と国際性,そして経営環境の重要性への

配慮という理念は創立以来一貫しています。 さて,最新のキャリア・ショップシステムにおいては,経営学部国際経営学科における研究と教育の内容が,より学生

個々人の将来のキャリアに結びつけた形で配置されており,本学部での学修成果が社会に出てからの実践の基礎となるよ

うに,学生自らが選択し,率先して履修することができるように開発された履修形式となっています。 各科目群の学修目的と,学修によって身につく知識・能力は次のとおりです。卒業後に向けて,どのような知識を得た

いか,どのような能力を開発すべきかを考えて,ショップと科目を選択してください。

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本学の共通教養教育は,自立した良識ある市民としての判断力と実践的能力,国際的感性とコミュニケーション能力を

有し,自ら成長することのできる人材を養成することを理念とし,その具現化を目指す以下の方針に基づいて教育課程を

編成しています。

1.学部・学科の枠組を越えた幅広い分野の共通科目を履修することにより,神奈川大学の学生として身に付けるべき,

広い視野と総合的な知性を涵養するための科目を配置しています。

2.現代社会の諸課題や学際的分野等,時代の要請に応える内容を包括した科目を配置しています。

3.大学への導入教育と学部専攻科目を有機的に連関させるための科目を配置しています。

4.大学生活に順応できるよう,全学必修科目としてFYS(ファースト・イヤー・セミナー)を配置しています。

5.国際社会において必要とされる外国語運用能力を身に付けるための科目を配置しています。

6.世界の多様性に対する認識や異文化理解を促進するため,英語に加えて,韓国語,スペイン語,中国語,ドイツ語,

フランス語,ロシア語を学べるよう科目を配置しています。

7. より高度な外国語運用能力を養成するため,各言語の基礎的な学力を身に付けている学生を対象に上級者向けの科目

を配置しています。

共通教養科目は,1年次から4年次まで全年次を対象として開講されている科目です。下の図のようにいくつかの分野

に分かれています。各分野には卒業までに修得しなければならない単位数(卒業要件単位数)が,また一部の学科では進

級に必要な単位数が定められています。この単位数は,入学年度,学部・学科で異なりますので,必ず専攻科目のページ

に記載の「卒業要件」「進級要件」を確認してください。

共通教養科目

共通基盤科目 共通テーマ科目

初年次ゼミナール

外国語科目

教養基礎演習

人文の分野

社会の分野

自然の分野

人間形成の分野

現代社会と市民

「共通基盤科目」では幅広い分野にわたる教養や基礎的学力,ジェネリック・スキル(一般的・汎用的な有用性をもつ

スキル)の育成を旨として,以下の科目を開講しています。

FYSは全学共通の初年次教育科目(必修)です。FYSとは,ファースト・イヤー・セミナー(First Year Seminar)

の略で,新入学生(1年次生)は少人数のクラスに分かれ,「大学への入門」をセミナー(演習)形式で学びます。本学

では,このFYSを通して新入学生が大学での学修により早く適応できるようにサポートしています。

今日のグローバル社会において,外国語運用能力がますます不可欠となっていることから,外国語能力の一層の充実

を図っています。

共通教養科目について (2020年度入学者から適用)

2 外国語科目(必修)

1 初年次ゼミナール(FYS)(必修)

共通教養科目 共通基盤科目について

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「文章表現基礎演習」を配置しています。思ったこと考えたことをそのとおり文字にしようとしても、実際にそれを

文章にまとめるのは簡単ではありません。料理にも素材や調味料や調理法があるように、文章にも単語やセンテンスや

文法があります。それにちょっとした「味付け」も必要です。この基礎演習では、文章表現のコツやことばのおもしろ

さを学び、日本語の実践的な使い方を身につけることをめざします。

過去から現在に至るまで,人は常に「人間」の存在に関心を抱き,その探究に力を注いできました。「人文の分野」で

は,哲学・宗教・心理・歴史・文学・芸術などの諸分野の学修を通して,人間の存在に関わる様々な事柄とその本質,

あるいは人間が生み出した多様な文化とその価値を,これまでよりも広く深く学び,豊かな教養を身につけることを目

的としています。学生の皆さんには,この分野の学修を通して人間社会がこれまで積み上げてきた多様な価値観と豊か

な文化を理解し,国際社会で通用する幅広い視野と文化的感覚・知的能力を培っていただきたいと思います。

現代社会は多様化と複雑化の一途をたどり,便利さと同時に様々な問題をも生み出しています。例えば,国境を越え

たヒト・モノ・カネの移動は,政治や経済のみならず教育や文化,さらには環境や食品などの分野にも大きな影響を与

えています。このような現代社会をどのように把握したらよいのでしょうか。「社会の分野」における科目は,現代社会

の多様な諸問題を,学際的かつ多面的に理解するために必要な,様々な学問分野の基礎的概念(理論と体系)を学ぶこ

とを目的としています。学生の皆さんには,政治学,経済学,法学,社会学などそれぞれの学問分野の知識や思考方法

を身につけ,多様な問題を解決するために必要な能力を修得していただきたいと思います。

人文,社会,自然など,どのような分野であれ,私たちが何かの対象について理解しようとするとき,ただそれらを

漠然と眺めているだけでは理解することはできません。対象を理解するためには,それにふさわしい言葉,方法,道具

からなる枠組みが必要になります。私たちを取り巻く自然の成り立ちや変化,また私たち人間と自然との関わりを理解

しようとするときに,必要となる基本的な言葉,方法,道具を提供するのが「自然の分野」の科目群です。具体的には,

自然を表現するために必要となる普遍的な言葉(概念,数式等)を提供するのが数学関連の科目であり,これらの言葉

を用いて自然の成り立ちや変化を理解する方法と道具を提供するのが物理,化学,生物関連の科目です。さらに,これ

らの基本的な方法や道具が,実際の社会でどのように応用されているかを知るのが工学関連の科目です。また,自然の

分野を学ぶ上で必要となる,情報処理の考え方と方法を提供するのが情報関連の科目です。

自然の分野における考え方・方法と,人文や社会の分野における考え方・方法との違いを知ることは,自分の理解の

幅を広げることにつながりますので,人文や社会の分野と自然の分野をバランスよく履修することを勧めます。

7 人間形成の分野

「人間形成の分野」は,「幅広い教養と豊かな人間性」を育む分野として,本学での学びを人間形成の観点から自覚的

に捉えることを促す主旨で設置しています。具体的には,世界と日本の労働環境と社会環境の変化について学び,その

中で自分らしい生き方や働き方を考える「キャリアデザイン」,より実践的な形で自分らしい働き方を探究する「国内イ

ンターンシップ」,「海外インターンシップ」,健康に関する理論と運動実践を通して,社会生活につながる健康の自己管

理のための動機付けとなる知識とその方法を学ぶ「健康科学に関する科目」を配置しています。またこの分野では,本

学創立者である米田吉盛の教えや本学で学んだ人たちの足跡を知る「神奈川大学の歴史」を配置していることも特徴で

す。さらに,様々な体験を基に学びを深めることを目的とした「体験型研修」,「手話入門」,「芸術」なども配置されて

いるため,多種多様な経験を得る機会の多い大学生活を通してこの分野を大いに活用していただきたいと思います。

5 社会の分野

4 人文の分野

6 自然の分野

3 教養基礎演習

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「共通テーマ科目」は,現代の諸課題を扱うため,学際的性格あるいは既存の学問分野を越境する性格をもつ科目で,

学生が世界と自己との関係性を自立的・主体的に捉えるという基本的視座の形成に資することを目標としています。

こうした主旨・目標にもとづいて,「現代社会と市民」をテーマとし,現代社会における市民の生存,生活,活動にかか

わる諸課題を取り上げ,既存の学問分野に収まりきらない学際的な科目として次の7つのサブテーマに基づいた科目を開

講しています。

(1) 世界の中の日本 (2) 社会と人間 (3) 科学技術と社会 (4) 社会生活とスポーツ

(5) 公共の新しいかたちをもとめて (6) 環境と社会 (7) 科学の世界

共通教養科目 共通テーマ科目について

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1.健康科学とスポーツⅠ・Ⅱ

(1) 「健康科学」の目指すもの

本科目は適切な身体運動を媒介として,将来必要とされる心身の能力を高めることを目標としており,特に目指して

いることは身体と運動の知識と理論についての理解と認識を深め,実技など積極的な身体活動の実践を通して豊かな人

間性を育成することです。

現代の文明が利便性,効率性を求めすぎて,生活の中で適宜な運動量が不足している今日,将来的には自らが積極的

に運動する機会を求めて行かなければならないし,同時にそれらを生活設計の中に位置づけていく態度と能力が必要で

す。学生時代は,将来に大きく影響するライフスタイルや社会性を育成する大切な時期です。この時期に,健康と運動

に関する科学的理解を深めること,さらには社会という集団生活により良く対応する能力を育成することが重要です。

この理念を遂行するために次の目標をあげています。

① 健康・体力を保持増進するための実践力を身につける。

② 将来の健康管理を行うための科学的知識を身につける。

③ 生涯学習の一環としての社会体育を体験し、将来の生活設計に活用できる能力を身につける。

④ 身体運動を通して社会生活の縮図を体験し,集団生活により良く対応できる能力を身につける。

(2) 「健康科学とスポーツⅠ・Ⅱ」の内容

健康科学とスポーツⅠ(前期 1単位)

理論 ① 健康のとらえかた 実技 ① 自己の体力の現状を知る

② 体力測定の評価について ② 基礎体力の養成

③ 身体機能と運動能力 ③ 対個人コミュニケーション能力の養成

④ スポーツ種目を通した運動学習の実践

健康科学とスポーツⅡ(後期 1単位)

理論 ① トレーニングの理論 実技 ① 適切な運動処方の実践

② 運動処方についての理論 ② 自己の生活に合わせたトレーニングの計画と実践

③ 「生きる力」を養うために ③ 各種スポーツを活用した基礎体力及び運動器の改善

④ 対集団コミュニケーション能力の養成

(3) 講義運営及び成績評価

「健康科学とスポーツⅠ・Ⅱ」の講義運営及び成績評価の方法

① 授業には必ず指定された使用書「健康科学・生涯スポーツ必携」を持参します。

② 学期当初及び学期末に,上記の理論を講義しますが,実践的授業内でも関連した講義を行います。

③ 理論と実践を通して各自の体力・運動能力、そして生きる力を評価し,将来に向けてのライフスタイルを考えます。

④ 健康科学とスポーツⅠ・Ⅱの教材は様々な種目を取り入れつつ,トレーニングを含めた授業を展開します。

⑤ 特学コースを設定し,身体的疾病のため普通の授業に支障があると認められる者を対象として,現在の体力水準に

合わせた運動量を処方しながら授業を展開します。

⑥ 成績評価については,健康診断注1)並びに体力テスト注2)を受検し、総授業回数の70%以上出席した者が評価の対

象となります。

健康科学とスポーツⅠ・Ⅱはさまざまな評価基準が考えられますが,実践して効果を求める観点を重視します。さらに

授業態度,教材に対する取り組みの姿勢なども考慮されます。

健康科学とスポーツⅠ・Ⅱについて

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(4) 受講における注意

① 授業に出席する場合は,運動に支障のない服装を用いること(ジーンズ・チノパン等は厳禁)。

② 体育館を使用するクラスは,体育館シューズを使用すること。

③ 病気その他の理由によって欠席又は見学・早退・遅刻する場合は,あらかじめ担当者に届けること。

④ 授業に出席した者は,担当者に必ず出席票を提出し出席印を求めること。

⑤ 指定されたクラスで履修すること(学部別,男女別,教職課程専攻の有無別(男女合同))。

注1)健康診断について

健康診断は自己の発育発達の実態を把握し理解することと,疾病の早期発見に意義があります。また適切な運

動量を処方するためには,医学的に評価された個人及び集団の健康水準をもとにしなければなりません。したが

って健康科学とスポーツⅠ・Ⅱを履修する者は必ず受診しなければなりません。 注2)体力テストについて

学生の体力を把握するために,スポーツ庁新体力テストを中心とした体力テストを実施しています。各自が自

己の体力について認識を深めると同時に,授業における運動処方の参考にします。健康科学とスポーツⅠ・Ⅱを

履修する者は必ず受検しなければなりません。 2.その他の体育・スポーツ関連科目

さらに,体育・スポーツ関連科目として,人間形成の分野には「教養スポーツ」「公衆衛生」の科目が配置されていま

す。これらは上記「健康科学とスポーツⅠ・Ⅱ」と共に履修することで,自他の健康管理能力を高め,さらに社会にお

けるスポーツ文化の形成と継承に貢献できる人材づくりを目指した科目です。

なお,これらの科目の授業内容,履修方法等については,共通教養科目のシラバスを参照してください。

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神奈川大学は一人ひとりの個性を大切にした教育を実践し,真の実学志向という伝統のもと,さまざまな改革を行って

きました。そして,激変する社会や時代の変化に対応するため,大学での学修の出発点で新入生に適切な助言を与え,学

問に誘い学びの態勢を整える機会として「FYS」を,大学と社会をつなぐ教育として,自己価値を向上させていくこと

を目的に「キャリア形成科目」を2006年度から導入しました。この共通教養科目として先駆的でかつ特徴的な「FYS」

と人間形成の分野にある「キャリア形成に関する科目」について,以下に紹介します。

1 初年次ゼミナール(FYS)について

FYSは全学共通の初年次教育科目(必修)です。FYSとは,ファースト・イヤー・セミナー(First Year Seminar)

の略で,新入学生(1年次生)は少人数のクラスに分かれ,「大学への入門」をアクティブ・ラーニングの場としてセミナ

ー(演習)形式で学びます。本学では,このFYSを通して新入学生が大学での学修により早く適応できるようにサポー

トします。

新入学生のみなさんは,この科目の履修を通して「高校と大学との違い,神奈川大学の歴史と今,そして今後の授業で

必須となるスキル(読み・書き・調べる力・問題発見力・表現力・プレゼンテーション能力)等」を学び,主体的に学修

に取り組む姿勢を修得してください。

具体的には,以下のような能力を身につけた学生の育成をめざします。

〔大学で学ぶための視点〕

① 大学で学ぶことの意味を理解し,自分を客観視することができる。

② 事象や既存の理論に対して「問題」を発見し,また疑問を提示することができる。

③ 自らの能力を自己評価でき,新たな達成目標を設定することができる。

〔大学で学ぶための方法〕

① 大学の組織と沿革を知り,また学修支援システムを自立的・継続的・多面的に利用できる。

② 教育課程を理解し,4年間の学修計画をたてることができる。

③ 図書館の利用により,独自に文献・資料等を検索又は収集できる。

④ 既存の文書を指示された要件に従って要約・再構成でき,また,完成度の高いレポートや小論文を所定の期限

までに完成できる。

⑤ グループ学習に際しては,協調性をもって主体的に参加することができ,また意見を述べることができる。

⑥ プレゼンテーションに際しては,自ら資料を作成し,論点を整理し,所要時間内に口頭発表ができる。

授業回数は,前学期(半期)14回を,「神奈川大学への適応」(前半7回)と「基本的なスタディー・スキルの涵養」(後

半7回)とし,「神奈川大学への適応」では,大学生活を送るうえで必要な一般常識や態度を,「基本的なスタディー・ス

キルの涵養」では,大学で学ぶための基礎的技法を実践的に学びます。

なお,事前・事後課題については毎回教員から指示があり,予習・復習合せて各回あたり約4時間の自己学習が必要で

す。

第Ⅰ編 神奈川大学への適応(前半7回)

第1回 ガイダンス

第2回 主体的に授業に取り組む①

第3回 神奈川大学を知る

第4回 情報リテラシー

第5回 図書館利用ガイダンス

第6回 主体的に授業に取り組む②

第7回 主体的に授業に取り組む③

第Ⅱ編 基本的なスタディー・スキルの涵養(後半7回)

以下には,7回を2課題として取り組む際の標準的な例を示した。

第8回 レポート作成やプレゼンテーション(1回目)① ~課題設定・資料収集~

第9回 レポート作成やプレゼンテーション(1回目)② ~具体的表現~

初年次ゼミナール(FYS)とキャリア形成に関する科目

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第10回 レポート作成やプレゼンテーション(1回目)③ ~相互での確認,問題改善とその発見~

第11回 レポート作成やプレゼンテーション(2回目)④ ~課題設定・資料収集~

第12回 レポート作成やプレゼンテーション(2回目)⑤ ~具体的表現~

第13回 レポート作成やプレゼンテーション(2回目)⑥ ~相互での確認,問題改善とその発見~

第14回 レポート作成やプレゼンテーション(2回目)⑦ ~まとめ~

このFYSは少人数による演習(セミナー)科目です。毎回の出席はもちろんのこと,課題の提出,グループでの学修

や作業,そして討論やプレゼンテーションなど,学生の主体的かつ積極的な参加が求められます。

成績評価は,課題,レポート,プレゼンテーション等の内容70%,授業に参加する姿勢30%を目安とします。

2 キャリア形成に関する科目について(共通基盤科目「人間形成の分野」)

「キャリアデザイン」

「キャリア」とは職業経歴だけを意味するのではありません。本学では「キャリア」を「自分らしい生き方のプロセス

とスタイル」ととらえ,入学時から全学部生を対象に,自分らしい生き方をデザインするための機会を用意しています。

大学に入学したらまず,人々は人生をどのように生きていくのか,自分らしく生きていくには何を知っておくべきかを

考えてみましょう。「キャリアデザイン」はそのための授業科目であり,全学部生が共通して学ぶべきキャリアデザインの

基礎を提供する科目です。

学年が進み,卒業後の職業選択が近づいたら,専攻科目での学びを職業にどう活かすか,所属する学部の卒業生はどの

ようなキャリアを選んでいるかなど,より専門的なキャリア研究に取り組みましょう。また「国内インターンシップ」,「海

外インターンシップ」などの実践的な科目を履修して,自分らしい働き方を探求してみることも重要です。

「キャリアデザイン」の授業では,グループワークを多く採り入れて受講者同士が意見を交換し,共有しながら,以下

のような内容を学んでいきます。

(1)ライフキャリアを学ぶ

人の一生を「ライフキャリア」ととらえ,私たちは生涯を通してどのように発達していくのか,どのようなライフイ

ベント(就職,結婚,転職などの出来事)を経験するのかを学びます。長い人生を自分らしく歩むために,私たちは「学

ぶ」ことと「働く」ことをどのようにデザインすればよいのか,さらに現代日本の男性と女性のライフキャリアには,

それぞれどのような課題があるのかといった視点から,さまざまなライフキャリアを知り,自己の人生を思い描いてみ

ましょう。

(2)ワークキャリアを学ぶ

職業人としての自分らしい歩みを「ワークキャリア」と呼びます。まずは大学での学びがワークキャリアにとってど

のような意味を持つのかを考え,大学での学修をワークキャリアに活かす方法を探ります。

大学生になると多くの人がアルバイトを始めますが,アルバイトで働くのと,就職して組織の一員として働くのは何

が違うのでしょう。人生の長い時間を費やす「仕事」に人々は何を求め,何をやりがいと感じているのでしょうか。こ

こでは働くことの意味を学び,また自分らしいワークキャリアを作るために,働く人々はどのようにして経験を積み,

仕事の腕を磨くのかを考えます。

アルバイトを始める時に知っておきたいのが基本的なワークルールです。働く人を守る法律や働く人が守らなければ

ならないルールを知り,さらに労働組合の役割と機能についても学習します。

なお職業人をゲストとして招き,キャリアの実際について話してもらうことも予定しています。人はどのようにして

職業を選び,自分らしく働き,ワークライフバランスを保っているのかを,「キャリアモデル」から学ぶこともとても重

要です。

(3)キャリアを取り巻く環境とその変化を知る

人生としてのキャリア,職業としてのキャリアを学ぶだけでなく,キャリアを取り巻く環境とその変化についても理

解する必要があります。多種多様な職業人の労働の連鎖によって社会が成り立っていること,労働市場の現状と若者の

キャリアの変化,働き方の多様化と働く人々の多様化など,世界と日本の労働環境とその変化について学びます。さら

に,AI の発達は私たちのキャリアにどのような変化をもたらすのか,私たちはどのような能力を身につけなくてはなら

ないのかなど,仕事の未来について考えてみましょう。

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(4)キャリアプランニング

授業の最後には,私たち自身のキャリアプランニングに取り組みます。職業人として働く自己像を思い描き,そこへ

の道筋を検討して,卒業までの自己開発プランを立案します。すぐに実践できることは何でしょうか。グループで意見

交換してみましょう。

なお,「キャリアデザイン」の科目には上記の授業の他にも,企業や団体と連携し,一般のご家庭へのインターンを組み

込んだ体験的な授業が用意されることがあります。シラバスをよく読んで,自己のキャリアに必要な授業を履修してくだ

さい。

「国内インターンシップ」

「国内インターンシップ」は,国内の企業・団体でのインターンシップに参加することを目的として開講するプログラ

ムです。

「国内インターンシップ」の学修目的は以下の4点です。

①大学で学ぶ諸理論が実社会でどのように活かされているかを知る。

②自己の職業適性や興味・関心への理解を深める。

③職業人になることへの意識を醸成し,働くことの心構えを学ぶ。

④社会人としての基本的なスキルやビジネスマナーを学ぶ。

大学の休業中に企業・団体で就業体験を行うために,事前授業ではビジネスマナー,コミュニケーションスキル,プレ

ゼンテーションスキル,仕事の指示の受け方と報告の仕方,電話と面談時のマナーなどを身につけ,実習に備えます。

この科目は,実習前の事前授業,企業・団体での実習,実習終了後の成果報告の3ステップに分かれており,このすべ

てに出席・参加して成果をあげることで単位が修得できます。

「海外インターンシップ」

「海外インターンシップ」は,海外の企業・団体でのインターンシップに参加することを目的として開講するプログラ

ムです。

「海外インターンシップ」の学修目的は,海外生活や業務体験で必要となる「視点・考え方・態度行動・人間関係の築

き方」等の異文化コミュニケーションのあり方を理解し,実際の場で役立てられるようにすることです。

事前授業では,海外企業オフィスでのワークスタイルや慣習の違い,マナーやコミュニケーションスタイルの習得,受

付・店舗等での接客接遇の仕方,電話対応・伝言・報告の仕方などを,実際のオフィスシーンを想定しながら身につけま

す。また英文履歴書の書き方や,ホームステイ等の生活場面での留意点なども学び,これらを通じて海外生活への不安を

軽減し,対応力やプレゼンテーション力を養います。

この科目は大学の休業中に実施される海外インターンシップ実習前の事前授業と,海外の企業・団体での実習,実習終

了後の成果報告の3ステップに分かれており,このすべてに出席・参加して成果をあげることで単位が修得できます。

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共通基盤科目 外国語科目の特徴と履修

(1) 外国語科目の履修方法及び進級要件・卒業要件単位数

外国語の運用能力は,現代社会を生き抜く国際人に要求される素養のなかでも,もっとも基本的で不可欠なものです。

経営学部では,8つの言語〔英語,ドイツ語,フランス語,スペイン語,ロシア語,中国語,韓国語,日本語(留学生

向け)〕の科目を設けています。その中から,すべての学生が自らの学修の関心に応じ,1つ以上の外国語を選択し,そ

のうちの1外国語科目については8単位を「卒業要件単位数」として必ず履修する必要があります。 複数の外国語を履修することや,選択した外国語に関して8単位を超えて履修することは自由であり,そのようにし

て修得した単位は,専攻科目の「選択外国語科目」として卒業要件単位数に算入することができます。 〔履修方法について〕

①日本語を母語とする者は,日本語を除く7外国語の科目から,1年次前学期に4単位以上及び1年次後学期に4単位以上,

履修することが望まれます。 ②日本語以外の言語を母語とする者は,日本語を1年次前学期に4単位及び1年次後学期に4単位履修しなければならず,

さらに母語以外の外国語科目も履修することができます。ただし,能力検定試験等で一定の水準以上の日本語能力を

有すると認められた場合は,母語及び日本語以外の外国語科目を履修することができます。この履修方法は,外国人

留学生及び外国高等学校在学経験者(帰国生徒等)に適用されます。 〔「卒業要件単位数」の8単位について〕 どのように外国語を選択しても,最低1つの言語で8単位を修得しなければ卒業できません。2つ以上の言語にまた

がって修得した単位の合計が8単位であっても,「卒業要件単位数」を充足したとはみなされません。 〔3年次への「進級要件」に関わる単位数について〕

2年次から3年次への進級要件を充足するためには,複数言語で8単位以上を修得しても構いません。 いずれの外国語でも前学期と後学期にそれぞれ4単位ずつ履修することが望ましく,例えば,ドイツ語を選択した学

生は,通常であれば前学期に「初級ドイツ語Ⅰa・Ⅰb」と「初級ドイツ語Ⅱa・Ⅱb」を履修し,後学期には「中級

ドイツ語Ⅰa・Ⅰb」と「中級ドイツ語Ⅱa・Ⅱb」を履修することになります。学生のみなさんには,1年次におい

て前学期・後学期とも,最低週4回の外国語の授業を受講することが望まれます。 また,日本語を除く7外国語には,2年次配当の上級外国語科目(例えば,英語では「特修英語(上級)」)が設けら

れています。これらの科目は,英語では原則的に「卒業要件単位数」の8単位,英語以外ではそのうち6単位を充足し

た上で,さらに外国語の学習を続けることを希望するみなさんのために設けられています。これら上級外国語Ⅰ・Ⅱ・

Ⅲ・Ⅳの中から好きな科目を必要なだけ履修することができます。 ここまでは,主に,どの外国語にも共通の特徴を述べてきました。以下では,選択する外国語によって履修の仕方が

異なる点や,特別な制限のある個別の特徴について述べます。 (2) 各外国語履修の特徴と注意事項

A)英語を履修する場合 英語は,多くの学生のみなさんが既に6年間以上学習してきた言語であり,海外経験の有無などをも考慮すると,

各学生の必要とする教育内容にはかなりの幅があると思われます。経営学部には,各学生の関心と能力にできるだけ

きめ細かに対応した授業を行うために,習熟度別の英語科目を設置しています。英語を選択する学生は,前学期・後

学期それぞれの学期にむけて行われるプレイスメントテストを受験し,その結果にもとづき,「英語(基礎)」,「英語

(初級)」,「英語(中級)」,「英語(上級)」のいずれかの授業科目が各自の履修可能な科目として指定されます。従っ

て,プレイスメントテストの受験が履修の条件です(図表5参照)。英語を選択するみなさんは,まずオリエンテーシ

ョン期間の指定された日時にプレイスメントテストを受験してください。後日,その成績により履修すべき授業料目

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共通基盤科目 外国語科目の特徴と履修

(1) 外国語科目の履修方法及び進級要件・卒業要件単位数

外国語の運用能力は,現代社会を生き抜く国際人に要求される素養のなかでも,もっとも基本的で不可欠なものです。

経営学部では,8つの言語〔英語,ドイツ語,フランス語,スペイン語,ロシア語,中国語,韓国語,日本語(留学生

向け)〕の科目を設けています。その中から,すべての学生が自らの学修の関心に応じ,1つ以上の外国語を選択し,そ

のうちの1外国語科目については8単位を「卒業要件単位数」として必ず履修する必要があります。 複数の外国語を履修することや,選択した外国語に関して8単位を超えて履修することは自由であり,そのようにし

て修得した単位は,専攻科目の「選択外国語科目」として卒業要件単位数に算入することができます。 〔履修方法について〕 ①日本語を母語とする者は,日本語を除く7外国語の科目から,1年次前学期に4単位以上及び1年次後学期に4単位以上,

履修することが望まれます。 ②日本語以外の言語を母語とする者は,日本語を1年次前学期に4単位及び1年次後学期に4単位履修しなければならず,

さらに母語以外の外国語科目も履修することができます。ただし,能力検定試験等で一定の水準以上の日本語能力を

有すると認められた場合は,母語及び日本語以外の外国語科目を履修することができます。この履修方法は,外国人

留学生及び外国高等学校在学経験者(帰国生徒等)に適用されます。 〔「卒業要件単位数」の8単位について〕 どのように外国語を選択しても,最低1つの言語で8単位を修得しなければ卒業できません。2つ以上の言語にまた

がって修得した単位の合計が8単位であっても,「卒業要件単位数」を充足したとはみなされません。 〔3年次への「進級要件」に関わる単位数について〕 2年次から3年次への進級要件を充足するためには,複数言語で8単位以上を修得しても構いません。 いずれの外国語でも前学期と後学期にそれぞれ4単位ずつ履修することが望ましく,例えば,ドイツ語を選択した学

生は,通常であれば前学期に「初級ドイツ語Ⅰa・Ⅰb」と「初級ドイツ語Ⅱa・Ⅱb」を履修し,後学期には「中級

ドイツ語Ⅰa・Ⅰb」と「中級ドイツ語Ⅱa・Ⅱb」を履修することになります。学生のみなさんには,1年次におい

て前学期・後学期とも,最低週4回の外国語の授業を受講することが望まれます。 また,日本語を除く7外国語には,2年次配当の上級外国語科目(例えば,英語では「特修英語(上級)」)が設けら

れています。これらの科目は,英語では原則的に「卒業要件単位数」の8単位,英語以外ではそのうち6単位を充足し

た上で,さらに外国語の学習を続けることを希望するみなさんのために設けられています。これら上級外国語Ⅰ・Ⅱ・

Ⅲ・Ⅳの中から好きな科目を必要なだけ履修することができます。 ここまでは,主に,どの外国語にも共通の特徴を述べてきました。以下では,選択する外国語によって履修の仕方が

異なる点や,特別な制限のある個別の特徴について述べます。 (2) 各外国語履修の特徴と注意事項

A)英語を履修する場合 英語は,多くの学生のみなさんが既に6年間以上学習してきた言語であり,海外経験の有無などをも考慮すると,

各学生の必要とする教育内容にはかなりの幅があると思われます。経営学部には,各学生の関心と能力にできるだけ

きめ細かに対応した授業を行うために,習熟度別の英語科目を設置しています。英語を選択する学生は,前学期・後

学期それぞれの学期にむけて行われるプレイスメントテストを受験し,その結果にもとづき,「英語(基礎)」,「英語

(初級)」,「英語(中級)」,「英語(上級)」のいずれかの授業科目が各自の履修可能な科目として指定されます。従っ

て,プレイスメントテストの受験が履修の条件です(図表5参照)。英語を選択するみなさんは,まずオリエンテーシ

ョン期間の指定された日時にプレイスメントテストを受験してください。後日,その成績により履修すべき授業料目

と所属すべきクラスが発表されます。(例:「英語Ⅰ(上級a)」や「英語Ⅱ(中級e)」のように,各レベル内のクラ

スが学籍番号と共に示される。)みなさんは,自分の指定されたクラスと担当教員を確認して最初の授業に出席した後

に,履修登録を行います。プレイスメントテストを受験せず,クラス指定を受けないまま履修登録をしても,正規の

履修登録とは認められません。仮に,履修を希望するにもかかわらず,プレイスメントテストを受験できない正当な

理由のある場合は,速やかに教務課へ相談してください。 習熟度別の授業科目を設置するのは,学生のみなさんが常に習熟度のより高い授業科目へと飛躍する意欲をもって,

自分の着実な進歩を意識しながら学習に励んでもらいたいからです。次の例に示すように,みなさんの履修する英語

科目は,プレイスメントテストの結果により前学期と後学期で変化する可能性があります。 ある学生Sさんが,入学時のプレイスメントテストで「英語(中級)」に相当する得点を取った場合,Sさんは1年

次前学期に「英語Ⅰ(中級)(週2回・2単位)」と「英語Ⅱ(中級)(週2回・2単位)」を受講し,英語の授業は合

計週4回で4単位分受講することになります。Sさんは1年次前学期の終わりに再度プレイスメントテストを受け,

その得点に対応する授業科目を後学期に履修します。前学期と同じ習熟度の授業科目(この場合,「英語(中級)」)の

Ⅲ・Ⅳを履修する場合もありますし,前学期より習熟度の高い科目(この場合,「英語(上級)」)のⅢ・Ⅳを履修する

場合もあります。反対に,前学期より習熟度の低い科目(この場合,「英語(初級)」又は「英語(基礎)」)のⅢ・Ⅳ

を履修することになる場合もあります。 1年次で「卒業要件単位数」の8単位はすべて修得できますが,2年次以降も英語科目(英語I~Ⅳ(基礎)・(初

級)・(中級)・(上級))をさらに履修する学生は,決められた日時(掲示板等で通知する)に再度プレイスメントテス

トを受験し,その成績が1年次に既に履修済みの科目より高い習熟度の科目に相当する場合,その授業科目の受講資

格を得ることになります。その場合,Ⅰ・Ⅱの2科目(後学期ならばⅢ・Ⅳの2科目)のうち,2科目とも履修して

も良いし,どちらか一方だけを履修しても構いません。 「特修英語(上級Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ)」は,原則的に,「卒業要件単位数の8単位」を充足した学生で,既に「英語(上

級)」「英語(中級)」「特修英語(中級)」の単位を1単位以上修得済みの者が好きな科目を必要なだけ履修できる科目

です。「特修英語(上級Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ)」は,それぞれ週1回開講され,1単位の科目です。 また,「特修英語(中級Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ)」は,原則的に,これまでに「卒業要件単位数の8単位を取得した」者が

好きな科目を必要なだけ履修できる科目です。「特修英語(中級Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ)」は,それぞれ週1回開講され,1

単位の科目です。 大学の成績として記録に残すことを考えれば,最終的には「英語(上級)」まで履修することが理想的でしょう(成

績証明書には,「(基礎)」,「(初級)」,「(中級)」,「(上級)」といった習熟度を表す科目名が明記されるので,同じ単位

数であっても社会的な評価は異なることに注意し,少しでも上位グレードの授業科目を履修し,単位修得できるよう

に努力してください)。 もちろん,どの習熟度の授業科目を履修するにしても,着実に進歩すべく努力することが重要です。また,専攻科

目が多くなる2・3・4年次になると,時間割の重複などにより履修選択が大変困難になるので,本来の配当年次・

学期に必要な単位を履修するべきです。何らかの理由により,1年次において「卒業要件単位数」の8単位を履修で

きなかったみなさんは,単位修得のできなかった不足分の単位を2年次に再度履修しなければなりません。ただし,

1年次に履修して単位を修得済みの科目と,同一名称の科目を再度履修することはできないので注意してください。

再履修が必要である場合は,プレイスメントテストを受験する必要があります。

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<図表5 英語の履修条件と履修可能な科目>

<履修条件> <履修可能英語科目>

1年次

前学期

1年次

後学期

2年次以上

前/後学期

プレイスメントテスト受験 英語I・Ⅱ(上級)

英語I・Ⅱ(中級)

英語Ⅰ・Ⅱ(初級)

英語Ⅰ・Ⅱ(基礎)

4月オリエンテーション期間中のプレイスメントテストにより,上級~基礎レベルが指定。 各レベル内はさらに成績順にクラス分けされ,上級 a,中級 e というようにアルファベット順に指定。

留学英語準備講座Ⅰ・Ⅱ

英語(中級)上位以上のレベルの希望者から選抜

プレイスメントテスト受験 英語Ⅲ・Ⅳ(上級)

英語Ⅲ・Ⅳ(中級)

英語Ⅲ・Ⅳ(初級)

英語Ⅲ・Ⅳ(基礎)

前学期終了時(7月)実施のプレイスメントテストにより,新たにクラス指定

留学英語準備講座Ⅲ・Ⅳ

英語(中級)上位以上のレベルの希望者から選抜

プレイスメントテスト受験 英語Ⅰ・Ⅱ/Ⅲ・Ⅳ(上級)

英語Ⅰ・Ⅱ/Ⅲ・Ⅳ(中級)

英語Ⅰ・Ⅱ/Ⅲ・Ⅳ(初級)

英語Ⅰ・Ⅱ/Ⅲ・Ⅳ(基礎)

1年次同様,前学期/後学期ともプレイスメントテストを受験 <対象者> ①修得済み科目よりさらに上

位グレード科目の受講資格を得ようとする者

②これまでに何らかの理由で必要な英語科目の単位修得ができなかった者

③現在基礎・初級レベルであるが,次学期に特修英語(上級)の受講資格を得ようとする者

外国語科目(必修)の卒業要件

単位数8単位を修得した者 特修英語

(中級Ⅰ・Ⅱ/Ⅲ・Ⅳ)

外国語科目(必修)の卒業要件

単位数8単位を修得した者のう

ち,上級英語,中級英語,特修

英語(中級)を1単位以上修得

した者

特修英語

(上級Ⅰ・Ⅱ/Ⅲ・Ⅳ)

留学英語準備講座

Ⅰ・Ⅱ/Ⅲ・Ⅳ

英語(中級)上位以上のレベルの希望者から選抜

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留学英語準備講座の受講について 経営学部では,グローバル人材育成を目的とした留学(学内交換留学:アメリカ,イギリス,オーストラリア,カ

ナダ,経営学部BSAP:マレーシア等)を支援するために,派遣の条件となる TOEFLⓇなどの資格試験のスコアア

ップを主な目的とした留学英語準備講座I・Ⅱ(前学期),Ⅲ・Ⅳ(後学期)を1年次より開講します。受講資格は,

プレイスメントテスト受験の際に希望調査を行い,「英語(上級)」の判定を受けた希望者及び「英語(中級)」の上位

レベルの判定を受けた希望者の中から,原則としてプレイスメントテストの成績順に 15 人程度を選抜します。I~Ⅳ

のそれぞれが週2回授業を行う科目ですが,学習効果を高めるために週4回の受講を推奨します。受講生には,学習

効果を計るために学内で実施されている TOEFLⓇ(TOEFL-ITPⓇを含む)を数回受験する(有料)ことが義務付けられま

す。受講に関する詳しい内容は,別途掲示版等を通じてお知らせしますので,その指示に従ってください。 留学英語準備講座は大学の特別な支援を受けて長期留学プログラムと連動した形で運営され,選抜された学生だけ

が受講の機会を得るという特別な授業のため,原則として全回出席が求められます。真剣に将来国際舞台におけるキ

ャリアを考える学生を対象とした授業科目です。 なお,留学英語準備講座は卒業要件単位数として必要な「1外国語 8 単位(必修)」にはならないので,注意してく

ださい。 B)英語以外の外国語を履修する場合 いろいろな分野での国際交流が進むなかで,英語のほか少なくとももう1外国語の習得がますます必要となってい

ます。それは仕事や学問といった実用的な意味でも,また個人の成長という精神的な側面でも必要です。

経営学部が開講している英語以外の外国語は,ほとんどの学生にとって初めて学ぶことになりますが,新しい外国

語の習得は,知的好奇心を満たすとともに,世界を見る視野をいっそう拡大し,大学における専攻分野の学習を支え

るだけでなく,これまで学習してきた外国語である英語をあらためて見直す機会ともなるでしょう。また,英語以外

に他言語を習得することは就職活動にも有利に働きますし,将来の予期せぬ海外派遣や国外勤務に際しても大いに役

立つことでしょう。

ア)ドイツ語の場合

ドイツ語で「卒業要件単位数」の8単位を満たそうとする学生のみなさんは初級ⅠaⅠb・初級ⅡaⅡbを同時

に履修する必要がありますが,他の言語を主として履修しながらドイツ語も履修したいと考える場合は,初級Ⅰa

Ⅰb若しくは初級ⅡaⅡbの片方だけを履修することも可能です。もし英語並びに外国語以外のクラス指定科目と

重複する場合は,教務課に相談し,この指定クラスを変更することができます。また,後学期にもドイツ語初級Ⅰ

aⅠb・初級ⅡaⅡb(翌年前学期に中級ⅠaⅠb・中級ⅡaⅡb)を設けているので,後学期からドイツ語を始

めることができますし,前学期初級ⅠaⅠb若しくは初級ⅡaⅡbの片方しか履修していなかったけれどもドイツ

語で「卒業要件単位数」を満たそうと考えなおし,本格的に学び始めることもできます。さらに前学期で不合格の

場合,後学期で同科目の再履修をすることも可能です。

イ)フランス語の場合

フランス語で「卒業要件単位数」の8単位を満たそうとする学生のみなさんは初級ⅠaⅠb・初級ⅡaⅡbを同

時に履修する必要がありますが,他の言語を主として履修しながらフランス語も履修したいと考える場合は,初級

ⅠaⅠb若しくは初級ⅡaⅡbの片方だけを履修することも可能です。もし英語並びに外国語以外のクラス指定科

目と重複する場合は,教務課に相談し,この指定クラスを変更することができます。また,後学期にもフランス語

初級ⅠaⅠb・初級ⅡaⅡb(翌年前学期に中級ⅠaⅠb・中級ⅡaⅡb)を設けているので,後学期からフラン

ス語を始めることができますし,前学期Ⅰ若しくはⅡの片方しか履修していなかったけれどもフランス語で「卒業

要件単位数」を満たそうと考えなおし,本格的に学び始めることもできます。さらに前学期で不合格の場合,後学

期で同科目の再履修をすることも可能です。

ウ)スペイン語の場合

スペイン語は2クラスを開講しています。したがって,英語との並行履修が可能であり,どちらの科目でも「卒

業要件単位数」の8単位を満たすことができます。もちろん1年次に「スペイン語初級ⅠaⅠb・中級ⅠaⅠb」,

2年次に「スペイン語初級ⅡaⅡb・中級ⅡaⅡb」を履修することもできます。もし英語並びに外国語以外のク

ラス指定科目と重複する場合は,教務課に相談し,この指定クラスを変更することができます。また,後学期にも

スペイン語初級ⅠaⅠb・初級ⅡaⅡb(前学期に中級ⅠaⅠb・中級ⅡaⅡb)を設けているので,後学期から

スペイン語を始めることができますし,前学期不合格の場合,その後学期で同科目の再履修も可能です。

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エ)中国語の場合

中国語は複数のクラスを開講しています。したがって、他の言語との並行履修が可能です。もちろん中国語のみ

履修し卒業要件単位数の8単位を満たすことができます。他の言語と並行して履修する場合、1年で中国語初級Ⅰ

aⅠb・初級ⅡaⅡb・中級ⅠaⅠb・中級ⅡaⅡbを履修してしまってもよいですが、1年次に中国語初級Ⅰa

Ⅰb・中級ⅠaⅠb、2年次に中国語初級ⅡaⅡb・中級ⅡaⅡbと分けて履修することもできます。

中国語初級ⅠaⅠb・初級ⅡaⅡb・中級ⅠaⅠb・中級ⅡaⅡbは、a・bの記号の組み合わせでペアを表し

ており、週に2回aとbの講義を履修しなくてはなりません。

なお、履修希望する科目の開講時間が外国語以外のクラス指定科目と重複する場合は、教務課に相談し、この指

定クラスを変更することができます。また、後学期にも中国語初級ⅠaⅠb・初級ⅡaⅡb(前学期に中級ⅠaⅠb・

中級ⅡaⅡb)を設けているので、後学期から学習を始めることができますし、前学期に不合格となってしまった

場合でも、同じ年の後学期に再履修することができます。

2年次で上級中国語の履修を予定している場合は、1年次に中国語6単位を履修する必要があります。

上級中国語Ⅰ~Ⅳは(中国語を6単位取得していれば)いつでも、どれからでも単独に履修することができます。

特修中国語Ⅰ・Ⅱは中国語能力検定試験対策の講座でⅠ・Ⅱのどちらからでも履修が可能です。

オ)ロシア語及び韓国語の場合

ロシア語初級ⅠaⅠb・初級ⅡaⅡb(中級ⅠaⅠb・中級ⅡaⅡb)及び韓国語初級ⅠaⅠb・初級ⅡaⅡb

(中級ⅠaⅠb・中級ⅡaⅡb)は,同じ日(曜日)に開講されます。また,「ロシア語」科目については,後期ス

タートクラスが開講されていませんので,不合格の場合は後学期での履修ができず,次年度での再履修となります。

万が一,前学期で不合格科目が出た場合,3年次への進級要件単位数,及び卒業要件単位数を考慮して,後学期で

は他の外国語科目を履修しておくことが推奨されます。

カ)日本語の場合

日本語は,外国人留学生及び外国高等学校在学経験者(帰国生徒等)で日本語以外の言語を母語とする学生を対

象とした科目です。大学生活を送る上で必要な「講義を聞く,専門書を読む,レポートを書く,発表やディスカッ

ションを行う」といったアカデミックジャパニーズを身につけることを目的としています。クラスは1クラスのみ

の開講です。また,日本語ⅠaⅠbとⅡaⅡbは前学期のみ,日本語ⅢaⅢbとⅣaⅣbは後学期のみに開講しま

すので,不合格となった場合は,次年度での再履修となります。

[履修の注意事項]

以上の英語以外の外国語を履修する場合の注意事項を整理すれば,次のとおりです。

① 在学中4年間を通じて時間割の都合が付く限り,複数言語を履修することが望まれます。英語を主とした履修も,

それ以外の言語を主とした履修も可能ですが,同一時間帯に希望する2外国語が重複し,1年次における2言語履修

ができない場合もあります。また,語学以外のクラス指定科目との重複が生じた場合のクラス変更については,教務

課に相談してください。

② 外国語の卒業要件単位数は合計8単位です。これは1外国語で8単位という条件ですから,英語も含めたすべての

外国語から1言語を選び,その1言語のみで8単位を修得しなければなりません。したがって,選んだ外国語初級Ⅰ

aⅠb・初級ⅡaⅡb・中級ⅠaⅠb・中級ⅡaⅡbは共通教養科目の共通基盤科目として必修科目に相当します。

複数外国語を履修した場合は,当然ながら8単位以上を修得することになります。その場合8単位を超えた単位数は,

専攻科目の選択科目の選択外国語科目として卒業要件単位数に算入することができます。

③ 各外国語はaとbをセットで履修します。週2回行われる各授業は,同一教員が担当する場合も,2人の教員が担

当する場合もあります。それぞれの授業の具体的な内容は各担当者により多様ですので,講義計画を熟読したうえで

履修することが必要です。

④ 履修登録した科目の単位を修得できなかった場合は,その科目を再履修することができます。初級ⅠaⅠbの単位

(週2回2単位)を修得できなかった場合は,中級ⅠaⅠbを登録履修することはできません。初級ⅡaⅡbの単位

(週2回2単位)を修得できなかった場合は,中級ⅡaⅡbを登録履修することはできません。

⑤ ドイツ語,フランス語,スペイン語,中国語及び韓国語の場合は,後学期にも初級ⅠaⅠb・初級ⅡaⅡbが開講

されている(翌年の前学期に中級ⅠaⅠb・中級ⅡaⅡbが開講される)ので,前学期に初級ⅡaⅡbだけを修得し

た学生は,初級ⅠaⅠb(週2回)と中級ⅡaⅡb(週2回)を後学期に履修し,初級ⅠaⅠbだけを修得した学生

は,初級ⅡaⅡb(週2回)と中級ⅠaⅠb(週2回)を履修することができます。そして,前者の場合は中級Ⅰa

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Ⅰbを,後者の場合は中級ⅡaⅡbを,それぞれ2年次前学期に履修することになります。

⑥ 後学期にも外国語学修を始めることができます。前学期に選択し一旦履修し始めた外国語を,後学期に変更して,

ドイツ語,フランス語,スペイン語,中国語及び韓国語のいずれかの外国語を新たに履修し始めることは可能です。

ただし,ロシア語及び日本語の場合,半期ずれた授業の開講はないので,新登録や登録変更,あるいは再履修は翌年

まで待たなければなりません。

⑦ 2年次には,各選択外国語科目にはそれぞれ上級が開講されています。「ドイツ語」「フランス語」「スペイン語」「中

国語」「ロシア語」「韓国語」の上級を履修登録するには,当該外国語の単位を6単位以上修得していなければなりません。

ただし,卒業要件単位8単位に対する不足分2単位に該当する授業科目は,上級の授業と同時並行して履修すること

ができます。また,これら上級Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳはいつでも,どれでも単独に履修することができます。 「日本語」の上級を履修登録するには,「日本語」を必修外国語として選択し,「日本語Ⅰa・Ⅰb・Ⅱa・Ⅱb・

Ⅲa・Ⅲb・Ⅳa・Ⅳb」のうち6単位以上修得していなければなりません。「日本語」以外の外国語科目を必修外国

語として選択した者については,日本語学習の習得状況を確認の上,担当教員の履修許可を得る必要があります。

⑧ 1年次後学期からは同じく選択外国語科目として「特修外国語Ⅰ・Ⅱ」も開講されています。この科目は外国語を

修得した学生諸君がさらなる語学の向上を目指す学習の場を提供するばかりでなく,学修の到達レベルを示す材料と

して,交換留学生応募資格等に求められている語学能力検定受検の準備をも兼ね備える授業です。ただし,各外国語

によって要件が異なるので,担当者に相談の上履修してください。この「特修外国語」を履修登録するためには,当

該外国語初級ⅠaⅠb・初級ⅡaⅡb・中級ⅠaⅠb・中級ⅡaⅡb,及び上級Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳから4単位以上を修

得しているか,若しくは同等の語学能力を有する必要があります。上級との並行履修も可能です。

⑨ ドイツ語・フランス語・スペイン語及び中国語のいずれかについて,高等学校その他で既習の場合は,当該外国語

の担当者がその学生の能力を判定した上で,その能力にみあった当該外国語の履修方法を指示します。

そのような学生は,4月のガイダンスで開催される外国語科目履修相談会の折に,当該外国語の担当者に申し出て

ください。

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体験型研修について 「人間形成の分野」の「体験型研修」は,体験する内容の特性に応じて授業計画が立てられており,それぞれ学内外の

適地で実習を行います。また、参加には別途費用が必要となる科目もあります。

研修 ゴルフ マリンスポーツ スノースポーツ

カヤックによる

水圏環境

リテラシー入門

自然の体験学習

日本の伝統文化と

地域連携

(囲碁)

定 員 12 名 30 名 40 名 25 名 ― 50 名

授業形態 事前ガイダンス・

学外実習 事前ガイダンス・

学外実習 事前ガイダンス・

学外実習 学外講義・ 学外実習

講義・実習 講義・実習

履修曜時限 集中講義 集中講義 集中講義 集中講義 土曜日 3 時限目 金曜日 4,5 時限目

実習期間 8 月上旬 2 泊 3 日

8 月下旬~ 9 月上旬

計 5 日間宿泊なし

2 月中旬 4 泊 5 日

8 月下旬~ 9 月上旬

― ―

場 所 那須野が原

カントリークラブ (栃木県大田原市)

鎌倉材木座海岸

富良野スキー場

プリンスホテル

(北海道富良野市)

帆船日本丸 メモリアル パーク周辺

湘南ひらつか キャンパス

湘南ひらつか キャンパス

費 用 (予 定)

約3万円 約3万5千円 約7万円 約2万円 ― ―

概 要

クラブハウスの利

用マナー、コース

内やプレー上のマ

ナ ー を 中 心 に

OJT で学びます。 社会人として必要

なコミュニケーシ

ョン能力を養い、

ゴルフの知識とそ

れを発揮する判断

力と行動力を学び

ます。

ウインドサーフィ

ン、SUP などのマ

リンスポーツを通

し、自然の力を利

用したスポーツに

おける運動学習を

体験します。海岸

での安全なレジャ

ーの実践方法や自

然との関わり方に

ついても学びま

す。

「JAPOW」と評

判の北海道(富良

野)でスキー及び

スノーボードを通

した冬のレジャー

の実践方法を体験

します。また、レ

ジャースポーツ施

設や観光地の現状

に触れながら、環

境問題についても

理解を深めます。

海洋についての理

解と関心を深める

ために、夏季休業

期間中に集中講義

による講義、並び

にシーカヤック乗

船訓練を行いま

す。

湘南ひらつかキャ

ンパス内の野外で

自然観察を行いま

す。キャンパス内

の植林に向けた作

業の他、古典的な

バイオテクノロジ

ー体験として味噌

の仕込み、野草料

理なども体験しま

す。

囲碁を通して論理

的思考力を養うた

め、囲碁のルール

を習得し、最終的

に 19 路盤で対局

します。また、囲

碁の世界、歴史全

般及び囲碁と平塚

市との歴史的関係

を知り、日本の伝

統文化である囲碁

を体験します。

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キャリアプランの立案と学修の進め方(2020年度入学者から適用)

国際経営学科で学ぶ学生のみなさんは,経営学部での学修を卒業後のキャリア形成にどのように活かすかを考えながら,

授業科目を履修する必要があります。入学時から卒業後のキャリアについて考え,どのような働き方,生き方を求めるか

を模索しながら学修を進めることになります。 4 年間をとおして,次の点に留意して学修に取り組んでください。 (1)キャリアプランの立案と修正を繰り返しながら学修を進める 入学時点で,卒業後の仕事やキャリアをはっきり決めている学生のみなさんは多くはありません。「なりたい自分」が分

からないという人の方が多いはずです。しかし「なりたい自分」を描けなければ,状況に流されて生きることになりかね

ません。 そこで,キャリア・ショップシステムを活用して自己のキャリアプランを立て,適宜修正しながら明確なプランを構築

してください。自己の興味・関心や適性を理解し,力を注ぎたいと思える分野を探して,授業科目と関連づけてみましょ

う。また,職業は多様化しています。さまざまな仕事・職業に関する情報を集め,職業人の話を聞く機会をもって,自己

の可能性を探っていきましょう。 図表6(p.67~68)には,キャリアモデルと推奨ショップを示しました。まずはモデルを参考にして,その上で自己の

目標やモデルを探ってください。また1年次「FYS」,「キャリア・ワークショップ」,2年次「教養演習」などの科目を

利用して,教員のアドバイスや仲間からのフィードバックを得ることもできます。さまざまな学修支援の機会を活用して

ください。 (2)学修目標の設定と達成度の振り返りを行って,学修のプロセスと成果を積み上げる 大学は,学生のみなさんが自分で履修科目を選択し,さまざまなプログラムに参加し,自ら行動を起こして自己を成長

させる場です。そこで,各セメスターのスタート時には,ショップと科目を選ぶ学修の目標,サークルやアルバイトなど

の活動目標,生活態度や能力開発に繋がる行動目標などを立てて,実践に努めてください。 授業で作成した研究レポートや,さまざまな活動記録を「マイポートフォリオ」に蓄積して,セメスターの終了時には

それらを振り返って,設定した目標の達成度を自己評価しましょう。科目の成績評価だけでなく,目標がどれくらい達成

できたかを自己評価することによって,自己の成長と能力伸長を実感できるはずです。達成できなかったことは次のセメ

スターの目標として,取り組みを継続しましょう。 (3)実践的・体験的な学修によって能力を伸ばし,自己理解のきっかけをつかむ 国際経営学科での学修は,授業で得た知識が実社会でどのように活かされているかを検証し,また実践の場で感じた疑

問を解明するために学修を続けるという,実践と研究の繰り返しです。海外の日本企業への訪問や,近隣の小売店の品揃

えの観察など,キャンパスの外での実践的・体験的な学修の機会はいくらでもあります。留学プログラムや体験型学修科

目を積極的に履修し,国際経営の現実を体験的に学んでください。 現地に足を運び,社会人とコミュニケーションを取り,課題に取り組んで成果を得る体験的な学修のプロセスで,学生

のみなさんは多様な能力を身につけることになります。また初めての体験は,自分が何に向いているか,何をおもしろい

と感じるかを知るきっかけになるはずです。

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国際経営学科の専攻科目について (2020年度入学者から適用)

1 エントリー科目(必修)

エントリー科目とは,国際経営学科に入学した学生のみなさんすべてが共通に学ぶべき科目として位置づけられており,

キャリア形成意識の定着と専攻科目の履修にあたっての基礎学力の修得を目的として,その単位を修得することが義務づ

けられている科目です。 科目としては「キャリア形成論」「経営の基礎」「会計の基礎」「異文化間コミュニケーション」「コンピュータ演習」「情

報処理演習」「教養演習」の合計7科目,14単位です。以下,それぞれの配当科目について簡単に紹介しましょう。 「キャリア形成論」は人々が歩む「キャリア」について学び,自分自身のキャリアプランの立案に取り組むことを目的

とします。キャリア・ショップシステムを正しく理解し,卒業後のキャリア形成に繋がるショップ選択と科目履修が出来

るように,キャリアと職業に関する理解を深めます。 「経営の基礎」では,経営学の全般的な理解を得るために,経営学で使われるさまざまな分析手法やアプローチについて

習熟するとともに,経営が展開される地域性の問題や経営をめぐる社会環境についても理解を深めることを目的とします。 「会計の基礎」では,会計学の基礎科目として・会計に関する基礎的概念や現代簿記の基本的知識を理解するとともに,

技術的な記帳・計算・報告の処理能力を修得することを目的とします。 「異文化間コミュニケーション」では,異なる文化や社会環境にある人々が相互に意思を伝達しあい,理解するに際して

生じるコンフリクト(葛藤)とその克服のためのルール作りについて,具体的なケースに即しながら,学ぶことを目的としま

す。 「コンピュータ演習」では現代社会に必須のコンピュータスキルを修得するとともに,情報探索,情報発信についての基

礎的能力を養うことを目的とします。 「情報処理演習」ではコンピュータを使った基礎的な統計処理やビジネスの場を見据えた様々なデータ分析を通して,論

理的に情報を処理する能力を養うことを目的とします。 「教養演習」では基礎的な学習能力を少人数クラスでの演習形式で身に付けることを目的とします。

2 ショップ科目

【国際社会と異文化理解】

国際社会に生きるということは,国と国,国と人との複雑な関係の中で生きることであり,異文化や他者への理解が求

められます。このショップでは,「人と人」「国と国」「文化と文化」という様々な関わりから国際社会と異文化を学ぶこと

ができます。 「身体表現法」と「コミュニケーション論」は,人と人との間のコミュニケーションを学ぶための科目であり,「国際関

係論」,「国際機構論」,「国際社会論」,「近現代史」では,国と国との関係を多角的に学び,「多文化社会論」,「国際コミュ

ニケーション」,「日本語教授法」は異なる文化を理解するための科目です。 このショップでは,キャンパスでの授業のみならず,約1ヶ月間にわたって海外の大学で語学を学び,その地域の人々

と交流するプログラム,すなわち「スタディー・アブロード・プログラム」(SA)に参加するための科目「スタディー・

アブロードⅠ・Ⅱ」も用意されています(注)。 国を超え,様々な文化的背景をもつ人たちと接触しながら活躍することをめざす学生は,このショップを通して,国際

社会に生きる人間としての自覚と教養が養われるでしょう。

(注)SA プログラム参加にあたってはさまざまな要件があるため,プログラムの詳細な内容と参加方法については,本履

修要覧のSAプログラムに関するページを読むと同時に,平塚国際課に問い合わせすること。

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【国際地域】

国際地域ショップには,世界各地の事情を幅広く,かつ,深く学ぶことのできる科目が揃っています。配当された各科

目では,高等学校の諸科目で学んだ知識を確認しつつ,各地の社会事情や政治経済動向を学んだり,文化的な多様性や歴

史的展開などについて知識を深めたりします。また,一つの地域についてだけでなく複数の地域について学ぶことで,視

野を着実に拡大させていきます。 今日,経済活動は世界的な規模で展開しており,国境を横断する人の移動も頻繁になっています。しかしその一方で,

人々の生活様式や考え方や社会の仕組みは容易には均質化されていません。例えば,多国籍食品企業の商品を人々の口に

運んでもらうためには,その土地ごとの味覚や食習慣にある程度適応しなければなりません。ある特定の地域の人々に共

有されている慣習をあたかも普遍的なものと錯覚して他の地域の人々に押し付ければ,思いもよらぬ反発を招くでしょう。 人々の生活様式や社会の仕組みは,各地の文化や風土,そして歴史の展開を反映しています。人々の営みを数字や効率

といった単一の物差しだけで計ることはできません。それを把握するためには複数の物差しを持たねばなりません。国際

地域ショップの多様な科目の履修を通じて,学問的検証に堪えうる複数の物差しを獲得すれば,本学部にて習得する経営

学の知識をより的確に実践できるようになるでしょう。 【英語で学ぶ経営学】

多くの日本企業が海外で企業活動をしており,中小企業も大企業の海外展開に協力する形で,海外進出を果たしていま

す。現在では,製造業ばかりでなく,コンビニなどのサービス産業も海外展開を加速しています。そういった海外展開す

る企業にとって,海外で活躍できる人材は,重要な要素になっています。このショップは,将来海外で活躍できる人材を

育成することを目的としています。 本ショップは大きく三つに分かれています。経営学の基本と国際経営を英語で学ぶ4科目,日本の文化・社会を英語で

学ぶ2科目,異文化と国際関係を英語で学ぶ2科目の,合計8科目です。 国際経営学科は,学生の海外留学に力をそそいでいます。従来の英語圏の留学先であるアメリカやカナダに加えて,マ

レーシアの大学にて,英語で経営学を学べる「Business Study Abroad Programme(BSAP)」に毎年約 50 名の学生が

参加しています。日本企業にとってアジアは海外収益の多くを占める大切なマーケットです。そのアジアで経営学と同時

に,アジアの社会や文化を肌で感じることのできる1年間の長期留学プログラムになっています。 このショップで日本企業の経営と日本文化・社会について英語で講義を受け,一年間の海外留学で経営学と文化・社会

について習得しておけば,多くの日本企業が求めている人材に育つことができます。将来の活躍のチャンスは間違いなく

大きくなるでしょう。 【マネジメントベーシック】

このショップでは,マネジメントをはじめて学ぶ経営学部の学生のために,基礎的な経営専門科目を準備しています。

すなわち,会社の仕組み(企業形態)や,その中でどのように経営が行われているかのノウハウ(経営管理)について勉

強します。人々が集まって活動する組織とは何か,それはどのような考え方の下で動いているのか(経営理念,経営戦略)

を知っておくことは重要です。 消費者としての私たちは,毎日,電気・ガス・水道を使い,スーパーやコンビニなどで買い物をし,公共交通機関や自

動車,自転車などを使って通勤や通学をしています。経営学では,視点を変えて,こうした製品やサービスを提供する企

業の立場に立ち,その活動の成り立ちを論理的に解明することを学修の第一歩とします。 企業は,ヒト・モノ・カネ・情報といった経営の4要素,つまり,労働力,原材料・機械設備,資金,技術・特許・情

報といった経営資源を外部から調達・収集し,これらを結合・変換して製品やサービスをつくり出し,市場を通じて必要

とする人々に届けるという活動を継続して行っています。ここで大切なのは,企業活動はゲームやおとぎ話のようにはい

かないという点です。現実の企業は,さまざまに変化する外部環境を見極め,これに対して自らの内部組織を変革しなが

ら,主体的にビジネスを展開しています。こうした内外の経営環境を見極める目を養うことも,このショップの大切な役

割の一つです。

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企業が存続するためには利益を上げることが重要ですが,儲かるからといって何をしてもよいという道理はありません。

企業は,利益追求の過程で社会的責任を果たさなければなりません。消費者や株主,従業員,取引先,政府,地域住民な

ど,その企業を取り巻く利害関係者の期待に対し,自主的に応答することが求められています。 このように,マネジメントベーシックでは,経営学をはじめて学ぶ学生が「経営とは何か」を総合的に理解し,次の学

修段階である経営学の各専門科目へとスムーズに進めるようになることを第一に考えています。将来,企業への就職を希

望している人,自分で起業することを考えている人,また,公務員として地方自治体などの組織で働きたい人,いずれの

人にとっても大切な経営の基本を学ぶことのできるショップです。

【マネジメントアドバンス】

マネジメントアドバンスでは,マネジメントベーシックの内容を受けて,それぞれの基本的科目の応用編を学修します。 ヒト・モノ・カネ・情報の経営の4要素を統合し,企業を機動的に動かすためには,明確な経営戦略が必要です。急速

に変化する内外環境に適応し,さらにはこれを先取りしたビジネス展開はどのように進められているのかについて,その

各論を学修します。例えば,「マーケティング戦略論」では,私たちを取り巻くモノやサービスの提供がどのように行わ

れているのかを,論理的かつ具体的な事例とともに考えていきます。 企業の機能別戦略として,ヒトに関しては「人的資源管理論」において,民間企業はもとより,政府機関,地方自治体

などで働く人々がどのように処遇されているのかを詳しく学びます。また,日本的な経営の特徴は人材の扱い方に強く表

れますが,そうした背景を時系列的に歴史から学ぶ「日本経営史」は,将来の日本のビジネスを考える上でも重要です。 マネジメントベーシックで学んだ企業の社会的責任の考え方は,「コーポレート・ガバナンス論」として,企業倫理全

般について詳細に学修します。「企業と広告」では,消費者に対して企業が主体的に発するアピールがどのように行われ

ているのか,その背景と役割を探っていきます。 これから自分でビジネスを立ち上げようと考えている人にとっては,会社法の知識,そして,「ベンチャー論」は不可

欠でしょう。また,昨今のビジネス手段としてソーシャルネットワークを活用する観点からも,スマホはその存在感を不

動のものにしました。「e ビジネス論」と組み合わせることによって,起業がより現実のものとして身近に感じられるこ

とでしょう。 将来の目標がより具体的になってくる3年次生の時期を中心に,こうした科目を積極的に学修することは,夢を現実に

近づける確実な道筋となります。国内外で活躍するビジネス・パーソン,マーケティングのスペシャリスト,企業の広告・

広報部門に携わる人,そして起業を真剣に考えている人には必須の内容を備えたショップです。

【国際ビジネス】

国際ビジネスでは,企業の国際的な事業活動を多角的な視点から学ぶことを目的とします。私たちの日常には多くの外

国製品があり,それらによって日々の社会生活が支えられています。日本企業の製品といえども,外国の工場で製造され

た部品をもとに,海外の工場で組み立てられ,日本に輸入されている製品が数多くあります。これら企業のグローバルな

活動を学ぶことが国際ビジネスのねらいです。 まずは国際ビジネスの基礎になる,「国際経営論」を学んでいきましょう。経営の基礎をもとに,企業や組織の経営管

理を勉強し,国境を超えた視点での企業経営を学ぶのが国際経営論です。グローバルな事業活動では,経営組織の形態,

労務人事の手法,生産管理戦略,研究開発戦略,国際財務戦略などさまざまな課題があります。その上で,世界各国の地

域性や企業の特性を比較しながら学んでいく「国際比較経営論」,世界の市場で活躍する主要企業の動向を学ぶ「多国籍

企業論」があります。 さらに「国際マーケティング論」では世界の企業や消費者の行動を分析し,どのようにアクセスするかを研究します。

また国際ビジネスの法律面の基礎を学ぶのが「国際法務」であり,その内容を深めた科目が「国際ビジネスと契約」です。

「国際ビジネス・コミュニケーション」では,諸外国の人々との価値観の違いを知り,異文化の相違を乗り越えていくヒ

ントを学んでいきます。

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【情報とメディア】

情報とメディアショップでは,情報通信技術(ICT)について深い知識を修得して,ICT による『問題解決』のための

基礎的な知識を学ぶことを目的としています。昨今は AI(人工知能)や IoT(モノのインターネット)などの情報関連用

語を新聞紙上で見ない日が無いほどになっています。2020 年度からはプログラミングが小中学校で必修化されることも報

じられています。ICT は日々進化しており、クラウドやビッグデータなどの新しい技術環境の利活用に注目しなければな

らない状況になってきています。よってこれからの企業人は,ICT を活用できることが必須のスキルとなってきており,

どこの企業も ICT 人材を確保したいと思っています。 「情報デザイン」では,今後もマーケティングや e コマースの情報基盤であり続けるであろう Web のデザイン方法を学

習できます。「プログラミング入門」がプログラミングの基礎学習科目として用意されており,引き続き,興味に応じて

「プログラミング応用」や「Web プログラミング」を履修すればプログラミングについての深い知識を得ることができま

す。「情報システム設計綸」,「データベース論」,「コンピュータネットワーク論 I・II」の履修によって,ICT に関す

るより専門的で多様な知識を得ることができます。「経営メディア論」,「メディア研究」では,映像系メディアの制作

について,そして「情報と職業」では情報化の進展によるビジネス構造の変化や職業人のあり方について学びます。 このショップの科目群を履修することによって,企業において ICTを活用するための基礎能力が養成されます。さらに,

IT パスポートや基本情報技術者などの国家資格取得を目指すこともできます。また,高等学校教諭一種(情報)取得のた

めの「教科に関する科目」の多くがこのショップにあります。 【経済学・ファイナンス】

このショップは,経営・経済を学習するために必要不可欠な分野である「ヒト」「モノ」「情報」「カネ」のうち,「カネ」

について履修するための金融・ファイナンス系の授業を提供します。外資系銀行・証券会社・保険会社・コンサルティン

グ会社,国内大手銀行・保険会社・地方銀行・大手リース会社等に就職を希望する学生,国内外トップクラスの大学院に

進学してコンサルティング会社,大学等の研究職を希望する学生には必須の履修分野です。本分野に関連する資格として,

証券アナリスト,ストラテジスト,アクチュアリー,公認会計士,フィナンシャル・プランナーなどがあげられます。 「金融論」,「国際金融論」はこの分野のコア科目であり,「マクロ経済学」「ミクロ経済学」「数学」「統計学」はその基

礎的分野として必須科目です。金融機関はもとより,民間非金融機関(金融以外の一般企業)の SPI,各社独自の入社試

験(例えば,大手新聞社)でも経済学・ファイナンスの分野から数多く出題されます。ビジネスの分野の新聞記事でも,

経済学・ファイナンスに関わる件数は相当の割合を占めていることからも,この分野の重要性は今後とも低下することは

ありません。さらに企業入社後,昇進試験でこの分野が出題されるケースも少なくありません。 当該分野を履修するためには,基礎から応用まで網羅的に学ぶ必要があります。具体的には,「マクロ経済学」「ミクロ

経済学」「数学」「統計学」(以上の科目は1年次前学期から1年次後学期)→「金融論」「銀行論」(2年次前学期)→「国

際金融論」(3年次前学期)の順に履修することになります。 近年,日本の中小企業もアジアをはじめとする海外に進出するケースが増えており,その進出をサポートするのが日本

の地方銀行・都市銀行です。当該銀行が現地の銀行と提携しても,融資,審査,資金調達等のノウハウは日本の銀行の方

がきめ細かく,明治時代からの長い実績もあり,当該中小企業を主導的にサポートするのは日本の銀行です。地方銀行に

就職することになっても,「国際金融論」まで学習する必要があります。 【会計ベーシック】

会計ベーシックショップには,将来どのような進路に進んだとしても必ず必要とされる,会計基礎力を身につけるため

の科目が用意されています。公認会計士や税理士等の専門職につく場合はもちろんのこと,一般企業に就職するとしても,

また起業するとしても,何らかの形でビジネスに関わる限り,財務諸表や会計数値の意味を理解し,意思決定に役立てる

ことのできる能力は不可欠のものであるといえます。このショップの科目を修得することにより,幅広くビジネスの場で

活躍できる人材となるための知識・技能を得ることができます。 このショップで履修できる具体的な科目としては,次のようなものがあります。

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「簿記原理」「会社簿記」「簿記演習Ⅰ」では,簿記の講義・演習を通じて,基本的な取引の記帳処理と帳簿作成能力を

身につけることができます。 「原価計算入門」「原価計算の基礎」では,製品ごとの製造原価がどこで,どのように生じているかを知ることができ,

経営管理を行うための基礎的知識を得ることができます。 「会計学原理」「制度会計論」「国際会計総論」では,会計をめぐる制度,財務諸表の読み方,利益計算の仕組み等につ

いて,日本の会計基準のみならず国際会計基準(IFRS)に基づくものについても学び,国際的な視野で財務諸表を理解す

るための基礎を修得できます。 「経営分析の基礎」では,会計数値を使って企業の収益性・安全性・成長性等を分析するための知識を得ることができ

ます。 「会計監査総論」では,公認会計士等が行う監査について,その考え方や方法を制度的・実践的に学ぶことができます。

【会計アドバンス】

会計アドバンスショップでは,会計学に関する発展的な学修ができる科目が用意されています。ビジネスに携わるうえ

で基礎的会計知識は必須ですが,より大きな視野を持ち,企業全体をリードしていける存在となるためには,さらに深く

広い会計知識と,その活用能力が求められることになります。このショップの科目を修得することにより,会計学の専門

知識を強化するとともに,経営学・経済学・法学など,他の分野の素養にも触れ,応用力をつけることで,活躍の場をい

っそう広げることができます。 このショップで履修できる具体的な科目としては,次のようなものがあります。 「上級簿記」「簿記演習Ⅱ」では,日商簿記 2~1 級レベルの知識を身につけることができます。 「管理会計総論」「現代管理会計論」では,経営計画の立案と業績管理のためのより発展的な手法を学ぶことができます。 「経営分析の応用」では,会計数値を使った企業評価の手法や,資金調達とその活用のための詳細な諸理論を学ぶこと

ができます。 「非営利企業会計論」では,特殊法人や NPO など,非営利組織体に適用される会計の特徴とその内容について理解す

ることができます。 「国際会計基準論」では,国際会計基準(IFRS)の考え方とそれを用いた実際の会計処理を学ぶことができます。 「会計監査基準論」では,監査基準・内部統制基準に基づき,有効なガバナンスのための会計・監査の理論を学ぶこと

ができます。 「税法」では,税の体系・原則と各種税金の計算方法を修得することができます。

【オペレーションズ・マネジメント】

オペレーションズ・マネジメントショップは,商品企画設計→調達→生産→物流→販売という一連の業務を効率的に経

営効果に結びつけるための学問を体系的に学ぶショップです。 消費者の価値観が多様化し,さまざまなモノが簡単に手に入る時代となっています。そのため,企業は顧客に「より魅

力的な商品」を「満足する品質・価格」で提供し,「希望する期日」に届けることができなければ市場で勝ち残ることがで

きなくなってしまいました。これらのことを実践するためには経営学,経営工学,情報科学など様々な領域を組み合わせ

た複雑なマネジメントが必要です。 「商品企画設計論」では魅力的な商品企画をするための手法や考え方,知的財産と情報倫理では著作権や特許などに関

する知識,「品質管理論」では品質に関する考え方や管理方法,「生産マネジメント」では低コストで生産するための生産

方法や考え方,「流通論」では流通機能の構造,「損害保険論」では取引における保険の役割や必要性,「サプライチェーン

マネジメント」では調達→生産→物流→販売の供給連鎖の中でより効果的な経営成果を得るための考え方や手法,「データ

分析論」ではビジネスのさまざまな場面で利用されるデータ分析の手法,「経営情報論」では経営活動と情報システムを結

びつけるための知識や考え方を学びます。 オペレーションズ・マネジメントショップの科目群を履修することで,現代ビジネスに適応するための広範囲の知識・

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考え方・スキルを身につけることができます。

【公共・地域マネジメント】

公共・地域マネジメントは,社会や人々の役に立ちたいと考え,次のような職業を志望する学生に最適なショップです。

国家・地方公務員,警察・消防職員,教員や農協職員,NPO や福祉・介護施設スタッフ,地銀・信用金庫職員,地域密着

型メーカー・サービス業社員,タウン紙等広告代理店,イベントプラン業スタッフ等。 政府や政府関係組織の仕事は,一般的な民間企業とはまったく異なります。民間企業の作り出す価値(利益)は,マー

ケット(市場)価格で計れるが,政府の生み出す価値は計れません。例えば,小学校教育から発生する利益がどれくらい

あって,誰の利益になるか分かるでしょうか。義務教育の利益は,生徒本人だけではなく,優秀なサラリーマンを育てる

という意味では企業経営にも,あるいは強い自衛官の育成という意味では自衛隊にも恩恵をもたらします。教育の利益は,

国の将来すら左右するほどに重要なのです。そしてこのこの計れない価値が,一般に公共性と呼ばれる利益です。 この公共性は,税金を使って政府(国,地方自治体)が生み出す場合がほとんどですが,民間のボランティアや一般の

企業も創出できます。それが,このショップで講義科目として多く含まれている地域性の強い公共的な仕事です。生まれ

育った地域の役に立ちたい,地域を活性化したい,地域を元気にしつつ自分のビジネスも発展させたい,そのためにはど

んな知識を身につければ良いのか,それに応える講義が用意されているのです。 【現代社会の教養】

このショップにある科目は,大学教育の歴史の中で常に重要視されてきた学問分野を反映しています。一見「つまらな

い」ようにみえる科目タイトルですが,それらは人文科学や社会科学の基礎であり,「いま」を生きる私たちの思考力の源

泉となる科目です。また,現代の社会,政治,戦争と平和,産業の発達など,私たちが社会の中で直面する具体的問題も,

このショップが用意する科目から学ぶことができます。 「哲学概論」では古代から今に至るまで世界で蓄積されてきた知の体系を学びます。「宗教学概論」では宗教現象,宗教

的経験,宗教の特性等をさまざまな分野から考察します。これらはさまざまな文化や人間存在について考えるきっかけに

なるでしょう。「地理学」「国際政治学」「産業社会論」では,国内のみならず地球規模で生じている諸問題について,自然,

経済・政治,社会,文化等との関係から考察します。「社会学概論」は人々がつくる社会に生起する諸現象と人々の行為に

ついて考察することをめざし,「ジェンダーと社会」では,社会に起きている諸問題について人と人の関わりから分析し,

私たちの「いま」を議論します。 なお,「社会学概論」「哲学概論Ⅰ・Ⅱ」「宗教学概論Ⅰ・Ⅱ」「国際政治学Ⅰ・Ⅱ」「産業社会論」は社会(中学校一種)

と公民(高等学校一種)の教育免許取得のための「教科に関する科目」としても位置づけられています。 このショップは,基礎的教養と思考能力を身につける上で重要となるでしょう。 【ヘルスケア・マネジメント】

このショップをメインショップとする場合,学部の基礎学問である経営学(マネジメント)と共に健康科学(身体の健

康)に関する専門知識を学ぶことになります。 自身の健康をマネジメントするためには,人間の身体について学んでおく必要があります。運動と健康の関係を知る知

識(身体運動科学・運動生理),様々な疾病から身を守るための知識(保健衛生論),自分のみならず周囲の人々の命を

守る知識(救急措置法),そして健康にとって最も重要な知識(栄養学)などを学びます。 このショップ全体では,「健康な人生を支える」ために利用してもらいたい「知識」や「経験」を習得することになり

ます。 「健康」を学ぶには,「不健康」な状態として病理や傷害を理解することと,運動で身体がどう変化するかという知識や,

その時にどのような栄養が必要になるのかを学修します。理論を実際の行動に移さなければならない分野では,理論学習

と体験学習の組み合わせで学び,健康維持における東洋医学の分野と,スポーツ文化それぞれの利用方法も体験的に学ん

でいきます。

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将来,労働や子育てなどの様々な場面で社会貢献するために「毎日を生き生きと生活して,体のことで悩まない人生を

目指して欲しい」と考えたショップです。また「健康な人生・生活」について学び,「ただなんとなく生活する」「様々な

健康情報に振り回されている」世間の多くの人から尊敬される大人になるようコーディネイトしてください。

【スポーツ・マネジメント】

このショップをメインショップとした場合,「アスリート本人」や「アスリート達をサポートする人になる為」の「知

識」や「経験」を修得できます。 まずスポーツ科学の基本である身体に関する知識(トレーニング論)や,リーダーシップ,指導法に関する知識(コー

チング論)など,スポーツ支援のための基礎知識を学び,さらに「スポーツ」を,その「人」やその「チーム」に合った

方向にコーディネイトしていくための,マネジメントの知識と能力を学ぶ必要があります。スポーツに関わる科学的知識

を,どう組み合わせていくかというマネジメントです。それが現場ではどう実践されるべきかは,それらの知識と体験の

積み重ねが必要であり,その過程ではリーダーシップが育成されたり,メンバーシップが育成されたりします。このよう

な実践の中でコーチングが生まれ,必要にもなってくるのです。 会社での社員教育や,企業コンサルティングの場面にも 「コーチング」という言葉が使われるほど大切なこの「指導」

には,コミュニケーション能力も必要になるなど,スポーツで出会うさまざまな場面で小さな社会を疑似体験することに

なります。特に競技スポーツではシビアな面にも遭遇することになるでしょう。 スポーツの文化的本質を学び,ただ「好きだから」といってスポーツをしている世間の多くの人から,「大学生として,

スポーツを経営学部で勉強すると,あなたのようになるんだね」と尊敬される姿へ,自分をコーディネイトしてください。

【オールマイティ科目】

オールマイティ科目は,ショップ科目とは異なる特徴を持つ科目群であり,修得した単位をショップ科目とみなして,

通常ショップに割り当てることができます(ただし,1 つのショップに 1 科目のみ)。オールマイティ科目は以下の 3 つに

分類されます。 まず学生のキャリア形成に役立つ 2 科目が置かれています。「キャリア・ワークショップ」は卒業後の働き方を考えなが

ら自律的に学修を進めることを支援する科目であり,1 年次の夏季集中講義として開講されます。自己の将来像や学修の

目的を見出すことが難しいと感じる学生に,積極的な履修を勧めます。また「キャリアモデル研究」はビジネスや地域活

動に活躍する社会人と対話することで,職業とキャリアを間接的に理解し,自分自身のキャリア形成を考えるための科目

です。 「専門入門演習」は,2 年次後学期に開講されるゼミナールであり,3 年次から始まる本格的な専門演習の入門として位

置づけられます。ショップの専門性に関する理解を深め,自己の興味と学修への意欲を喚起することを到達目標としてい

ます。ゼミナールでの本格的な学修を早期にスタートする科目であり,多くの学生が履修することが期待されます。 「寄付講座」は企業・団体からの寄付によって開講される科目です。経営の第一線で活躍する実務家が,業界・業務の

実際と最新の動向に関する講義を行います。ショップ科目において理論・制度を学びながら,寄付講座でより実践的に学

修することができます。 3 体験型学修科目

体験型学修科目は,キャンパスの外でのさまざまな体験によって学ぶ科目であり,どのキャリアショップを選択するか

に関わらず,積極的に履修しましょう。 「地域プロジェクト実習Ⅰ・Ⅱ」は地域の企業や NPO 等と連携し,学生のみなさんがプロジェクトチームを作って目

標達成に取り組む実習科目です。地域の企業や NPO 等から提案された課題・目標に対して,学生のプロジェクトチーム

が約 1 年間をかけて取り組みます。チームメンバーが知恵を出し合って協力し,試行錯誤を繰り返しながら成果を得るこ

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とによって,考える力やコミュニケーション能力,実行力等が養成されます。 企業や組織で職業体験を行う科目には共通教養科目の「国内インターンシップ」,「海外インターンシップ」と,専攻科

目の「長期インターンシップⅠ・Ⅱ」があります。「国内インターンシップ」は大学での事前学習で準備を行ったうえで,

休業中に企業や組織で就業体験を行う科目です。仕事のおもしろさと厳しさを体験し,業種や職種への理解を深め,自己

の適性を知るきっかけを得ることができます。 長期間のインターンシップ科目も置かれています。「長期インターンシップⅠ」で事前学習に取り組んだのち,「長期イ

ンターンシップⅡ」では約 6 カ月間にわたり,企業や NPO などで実習を行います。実習では,仕事の指導を受けるだけ

でなく,特定の課題に取り組んで,一定の成果を得ることを求められます。大学での授業と両立させながら,実習で成果

を出すのは易しいことではありませんが,課題達成のプロセスで得るものは極めて多いといえましょう。 「体験学修チャレンジ」は,さまざまな実社会体験に対して単位を認定する科目です。社会人とともに行うさまざまな

活動に関して,計画立案・中間報告・成果報告の提出によって単位修得を認めます。たとえば,ボランティア活動やイベ

ント運営などの内容が本科目にふさわしいと認められれば,所定の手続きを経て単位を修得できるので,積極的にチャレ

ンジしてください。 なお体験型学修科目で修得したすべての単位は,専攻科目として卒業要件単位に含まれます。

4 授業科目のナンバリングシステムについて

経営学部の専攻科目には,ショップの略称と科目の番号が付されています。これは,科目の難易度や望ましい履修順序

を表し,学生のみなさんが授業科目を選択する際の目安となるものです。教育課程表(p72~73)の各科目名に記されて

いますので,履修計画立案の参考にしてください。 ショップ略称 例)エントリー科目:ET,国際社会と異文化理解:IC 科目番号 100 番台:入門的科目 200 番台:基礎的科目

300 番台:応用的科目

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専攻科目の履修について (2020年度入学者から適用)

1 キャリア・ショップシステムでの履修について

キャリア・ショップシステムでの専攻科目の履修は,学生のみなさんが,なりたい自分のキャリアを想定し,それによ

り近づくための専攻科目群を配置してあるキャリア・ショップの中から,自分で選んだ科目を履修することによって実践

されます。1ショップ 12 単位以上を履修すると1メインショップが成立します。また,1ショップ6単位以上の履修で1

サブショップが成立します。1メインショップは 12 単位以上履修しても構いません。また,メインショップとサブショッ

プの組合せは自由です。 このメインショップとサブショップの組合せで,合計 70 単位以上専攻科目を履修すれば,共通教養科目 32 単位,そし

て1年次から4年次までに配当している演習科目8単位とエントリー科目 14 単位を併せて卒業要件を充足することとな

ります。また,BSAP や派遣交換留学への参加など海外で履修してきた専門科目は,40 単位を上限に専攻科目として組み

入れることができます。 具体的な履修方法としては,例えば,自分は将来メーカーに就職して生産管理の分野で活躍したいと考える場合には,

【マネジメントベーシック】【マネジメントアドバンス】に,【オペレーションズ・マネジメント】【会計ベーシック】を加

えたショップからそれぞれ 12 単位ずつ履修して 4 つのメインショップとし(48 単位修得),これに【国際ビジネス】【情

報とメディア】【国際社会と異文化理解】をサブショップとすれば(18 単位修得),将来メーカー系の国際ビジネスマンと

して活躍するキャリアの素地を築くことができます。ショップ科目では 70 単位の修得が必要なので,選択外国語や体験型

学修科目の履修によって,4 単位を加えることになります。 同様に,金融関係に就職して将来銀行員としてプロ意識を高めたい,公務員として地域社会に貢献するキャリアを築き

たい,スポーツ用品開発に携わりたい,スポーツインストラクターとして心身の健康増進をサポートする仕事に就きたい

等々,自分自身で決めていくからこそ学修にも真剣味が増してくるでしょう。詳しくは,図表6を参照して,将来を意識

した専攻科目の履修を通して,努力の成果を一歩一歩確実に積み重ねていきましょう。 このように,キャリア・ショップシステムに配置された専攻科目においては,学生個人による選好という自主性を重ん

じながら,ショップ選択を通じて自ずとまとまりのある科目群の履修が可能となり,総じてそれらがキャリアの方向性を

サポートする結果となります。実際のショップ及び履修科目選択に際しては,特に2年次の「教養演習」の担当教員と面

談の上,できる限り自分の将来を意識した科目群の履修の組合せを実現してください。それによって,このキャリア・シ

ョップシステムが学生個々人に寄り添うサポートシステムとして機能することを期待しています。

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【世界の人々と会い、モノや情報を交換して大きなビジネスに携わりたい】

メイン・ショップ国際社会と異文化理解

国際地域マネジメントベーシック

国際ビジネス 外国語

サブ・ショップ英語で学ぶ経営学

会計ベーシックスタディー・アブロード

メイン・ショップマネジメントベーシック

国際ビジネス 会計ベーシックオペレーションズ・マネジメント

外国語

サブ・ショップ国際社会と異文化理解

国際地域

メイン・ショップマネジメントベーシック

マネジメントアドバンス

経済学・ファイナンス

会計ベーシック 外国語

サブ・ショップ国際社会と異文化理解

英語で学ぶ経営学

会計アドバンススタディー・アブロード

メイン・ショップ 留学プログラムⅠ 留学プログラムⅡマネジメントベーシック

BSAP

サブ・ショップ英語で学ぶ経営学

国際ビジネス 外国語

【生まれ育った町と人を元気にしたい】

メイン・ショップマネジメントベーシック

会計ベーシック公共・地域マネジメント

現代社会の教養教員を目指すなら

教職課程

サブ・ショップ 情報とメディアマネジメントアドバンス

オペレーションズ・マネジメント

メイン・ショップマネジメントベーシック

マネジメントアドバンス

経済学・ファイナンス

会計ベーシック 専門入門演習

サブ・ショップ 会計アドバンス公共・地域マネジメント

現代社会の教養

   職業例:ベンチャー起業、地域の課題に取り組むNPOスタッフ など

メイン・ショップマネジメントベーシック

情報とメディア 会計ベーシック公共・地域マネジメント

長期インターンシップ

サブ・ショップマネジメントアドバンス

会計アドバンスオペレーションズ・

マネジメント

プラス例1

プラス

プラス

   職業例:外資系金融機関職員 など

例3 プラス

   職業例:地方自治体職員、メーカー・サービス業のスタッフ、中学校社会科教諭・高等学校公民科教諭 など

例6

<図表6 キャリアモデルと推奨ショップ>

   職業例:商社、メーカーなどの海外営業職、小売業の海外店舗スタッフ など

【ビジネス・スタディー・アブロード・プログラム(BSAP)に参加し、グローバルビジネスで活躍したい】

   職業例:地域金融機関の職員 など

例5

プラス

例7 プラス

例2

例4 プラス

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   職業例:スポーツクラブのスタッフ、広告代理店・イベント会社の企画担当者 など

メイン・ショップマネジメントベーシック

会計ベーシックヘルスケア・マネ

ジメントスポーツ・マネジ

メント

サブ・ショップ国際社会と異文化理解

マネジメントアドバンス

情報とメディア公共・地域マネジメント

   職業例:公認会計士、税理士、企業の経理担当者 など

メイン・ショップマネジメントベーシック

マネジメントアドバンス

会計ベーシック 会計アドバンス

サブ・ショップ 情報とメディア経済学・

ファイナンスオペレーションズ・

マネジメント

   職業例:ホテル・旅行・冠婚葬祭等サービス業のスタッフ、小売業の販売スタッフ など

メイン・ショップ国際社会と異文化理解

マネジメントベーシック

国際ビジネスオペレーションズ・

マネジメントスタディー・アブロード

サブ・ショップ 会計ベーシック公共・地域マネジメント

ヘルスケア・マネジメント

海外インターンシップ

   職業例:システムエンジニア・プログラマ・ITスペシャリスト など

メイン・ショップマネジメントベーシック

情報とメディア 会計ベーシックオペレーションズ・

マネジメント専門入門演習

サブ・ショップマネジメントアドバンス

経済学・ファイナンス

現代社会の教養

   職業例:クリエーター・広告制作・商品企画・音楽関連・出版 など

メイン・ショップ国際社会と異文化理解

マネジメントベーシック

情報とメディアオペレーションズ・

マネジメントスタディー・アブロード

サブ・ショップ 国際地域マネジメントアドバンス

現代社会の教養

メイン・ショップ国際社会と異文化理解

マネジメントベーシック

会計ベーシック公共・地域マネジメント

スタディー・アブロード

サブ・ショップマネジメントアドバンス

国際ビジネス 情報とメディア 専門入門演習

例13 プラス

【まずはビジネスパーソンをめざし、時間をかけてキャリアを考えたい】

例12 プラス

例9

例10 プラス

【ITを活用して新しい価値を創造したい】

【自分の作品が残る仕事がしたい】

【スポーツに関係する仕事に就きたい】

例11 プラス

【お客様をもてなし、商品やサービスを提供して喜んでもらいたい】

例8

【会計・経理の技能を磨き、スペシャリストとして活躍したい】

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2 履修のルール

【履修要件】 ①1 年次及び 2 年次は,原則として上位年次の授業科目は履修できません。 ②同一の授業科目を重複して履修することはできません。 ③年間の履修単位数は,共通教養科目及び専攻科目をあわせて 44 単位を上限とし,半期の履修単位数は 31 単位を上限

とします。ただし,資格教育課程(教職課程など)の科目は履修制限の枠外とします。 ④成績優秀者(直前の学期の GPA が 3.2 以上の者)は,半期 6 単位,年間 12 単位まで履修単位数の制限を超えて履修

登録することができます。この場合は,学期開始当初に学部長に申請してください。 【専攻科目の卒業要件単位数(p78~79 参照)】

①必修科目については,「専門演習科目」を 8 単位,「エントリー科目」を 14 単位修得しなければなりません。 ②選択科目については,下記の履修ルールにしたがって 70 単位以上を修得しなければなりません。 ③他学部他学科開講の専攻科目の単位を修得した場合,20 単位まで「副専攻・他学部ショップ」として卒業要件単位に

算入することができます。ただし,経営学部開講の授業科目と同一の科目の履修は認められません。 ④学外単位認定制度(p78 参照)にもとづく単位は,「学外認定科目」として卒業要件単位に算入することができます。 ⑤スタディー・アブロード・プログラム(SA プログラム),ビジネス・スタディー・アブロード・プログラム(BSAP)

及び派遣交換留学における語学科目の修得単位については,「選択外国語科目」として卒業要件単位に算入することが

できます。(p79 参照) 【ショップ科目の履修ルール】

①1つのショップの中から 12 単位以上単位修得したショップをメイン・ショップとし,また,6~11 単位修得したショ

ップをサブ・ショップとします。 ②メイン・ショップとサブ・ショップの単位数を合計して卒業要件単位を計算します。(修得単位が6単位未満のショッ

プの単位は,卒業要件単位に算入することはできません。) ③卒業要件単位に算入できるサブ・ショップの数は,メイン・ショップの数までとします。 ④オールマイティ科目は,1つの通常ショップに1科目を割り当てなければなりません。ただし,1 つの通常ショップ

にオールマイティ科目を 2 科目以上割り当てることはできません。 ⑤他学部・他学科開講の専攻科目の単位を修得した場合,副専攻・他学部科目ショップとして 20 単位まで卒業要件単位

に算入することができます。なお,本学部開講の授業科目と同一授業科目を履修することはできません。 ⑥ビジネス・スタディー・アブロード・プログラム(BSAP),派遣交換留学として7か月以上留学し,修得した科目(語

学科目を除く)は留学プログラムⅠ・Ⅱの 2 ショップ(最大合計 40 単位)の単位として一括認定します。 また,ビジネス・スタディー・アブロードプログラム(BSAP),派遣交換留学の留学期間が6か月以内の場合は留学

プログラムⅠショップ(最大合計 20 単位)の単位として一括認定します。 ⑦体験型学修科目,選択外国語科目及び学外認定科目は,ショップ科目の枠外で卒業要件単位に算入することができま

す。 3 進級及び卒業の要件

【進級要件(2 年次から 3 年次)】

経営学部では,2 年次から 3 年次に進級する段階で必要な単位を修得していなければ進級できない制度を採っています。

この制度は自己の科目履修計画に従って着実に学修が進んでいるかを確認し,必要に応じて履修計画の見直しや学修生活

の改善を図るために設けられています。

進級要件は,2 年次終了までに合計 50 単位以上の単位修得です。この 50 単位のうちには,FYS(2 単位)の他に,

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外国語科目,健康科学とスポーツ I・II,エントリー科目のうちから 18 単位が必ず含まれていなければなりません。

もし,この要件を満たすことができず,3 年次に進級できなくなった場合には,大学を4年間で卒業できないという事態

になります。さらには,在学4年を超えて進級要件を満たすことができない場合は除籍されるので,1年次から進級要件

を確認しながら履修計画を立て,必要な科目は最優先で確実に履修することが大切です。 【卒業要件】

本学部を卒業して学士(国際経営学)の学位を取得するためには,本学に4年以上在学し,学則に定める卒業要件単位

数 124 単位を修得しなければなりません。この 124 単位は卒業する上で必要な最小限の要件であり,各人の希望と必要に

よりそれ以上の科目履修と単位修得ができます。確実に卒業できるよう,ある程度の余裕をもって科目履修を行うことが

求められます。 【卒業見込証明書特別交付申請者の取扱い】

卒業見込証明書発行基準(下記参照)に満たない者の卒業見込証明書の発行は,「卒業見込証明書特別交付願」を教務課

に提出し,次表の単位数に応じて経営学部長による書類審査若しくは面接審査によって,発行の可否を判断することとす

る。

〔前学期〕

卒業要件単位数 卒業見込証明書発行単位数 書類審査 書類+面接審査 発行不可

124 93 以上 92~90 89~85

84 以下

〔後学期〕

卒業要件単位数 卒業見込証明書発行単位数 書類審査 書類+面接審査 発行不可

124 109 以上 108~106 105~101

100 以下

4年次に在学し,下記の単位を修得した者,又は条件を満たした者について発行される。 (1) (4月1日現在)学則所定の「卒業要件単位数」の3/4以上を修得した者 (2) (10 月1日現在)学則所定の「卒業要件単位数」の7/8以上を修得した者

(ただし,4月1日現在で3/4の条件を満たした者を除く) ※上記(1)及び(2)の要件に満たない者については,別に定める「取扱い」により,特別に経営学部長の許可を

得た場合に,発行を認めることとする。

卒業見込証明書発行基準

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2020年度 共通教養科目 教育課程表 (2020年度入学者から適用) 

授業科目 単位 授業科目 単位 授業科目 単位 授業科目 単位

初年次ゼミナール FYS(1年次対象) 2

外国語科目

教養基礎演習 文章表現基礎演習 2 文章表現基礎演習 2

哲学 2 言語学 2 哲学 2 言語学 2

倫理学 2 世界史 2 倫理学 2 世界史 2

宗教学 2 日本史 2 宗教学 2 日本史 2

心理学 2 民俗学 2 心理学 2 民俗学 2

文学 2 考古学 2 文学 2 考古学 2

日本語学 2 文化人類学 2 日本語学 2 文化人類学 2

社会学 2 経済学 2 社会学 2 経済学 2

人文地理学 2 ジェンダー論 2 人文地理学 2 ジェンダー論 2

国際関係概論 2 ボランティア論 2 国際関係概論 2 ボランティア論 2

法学 2 経営学 2 法学 2 経営学 2

日本国憲法  2 生涯学習論 2 日本国憲法  2 生涯学習論 2

政治学 2 ◇日本事情  2 政治学 2 ◇日本事情  2

社会心理学 2 社会心理学 2

基礎数学 2 基礎生物学 2 基礎数学 2 基礎生物学 2

数学 2 生物学 2 数学 2 生物学 2

統計学 2 コンピュータ概論 2 統計学 2 コンピュータ概論 2

基礎物理学 2 物理科学 2 基礎物理学 2 物理科学 2

物理学 2 生命科学 2 物理学 2 生命科学 2

基礎化学 2 科学技術史 2 基礎化学 2 科学技術史 2

化学 2 化学 2

キャリアデザイン 2 神奈川大学の歴史 2 キャリアデザイン 2 神奈川大学の歴史 2

国内インターンシップ 2 健康科学とスポーツⅠ 1 国内インターンシップ 2 健康科学とスポーツⅡ 1

海外インターンシップ 2 教養スポーツ 1 海外インターンシップ 2 教養スポーツ 1

体験型研修 2 公衆衛生 2 体験型研修 2 公衆衛生 2

手話入門 2 芸術 2 手話入門 2 芸術 2

社会と人間 2 社会生活とスポーツ 2 社会と人間 2 社会生活とスポーツ 2

科学技術と社会 2 環境と社会 2 科学技術と社会 2 環境と社会 2

世界の中の日本 2 科学の世界 2 世界の中の日本 2 科学の世界 2

公共の新しいかたちをもとめて 2 公共の新しいかたちをもとめて 2

【備 考】 1.◇印は外国人留学生(外国高等学校在学経験者〔帰国生徒等〕を含む。)を対象とした科目を示す

〔履修要件〕

  1. 同一授業科目は,重複して履修することはできない。

  2.共通基盤科目の外国語科目については以下のとおりとする。

   ①1外国語(同一外国語)8単位が必修である。

   ②英語については,プレイスメントテストの結果による習熟度別クラス指定とする。

     英語以外の外国語については,それぞれの外国語の「初級〇〇語Ⅰa・Ⅰb・Ⅱa・Ⅱb」「中級〇〇語Ⅰa・Ⅰb・Ⅱa・Ⅱb」 で卒業要件の8単位を満たすこととする。

   ④外国人留学生(外国高等学校在学経験者(帰国生徒等)を含む)以外の日本語を母語としない者が,「日本語演習Ⅰ・Ⅱ」の履修を希望する場合は, 学部長に

  3. 共通基盤科目の人文の分野,社会の分野,自然の分野,人間形成の分野については以下のとおりとする。

   ①人文の分野,社会の分野,自然の分野からそれぞれ4単位,人間形成の分野から「健康科学とスポーツⅠ・Ⅱ」合計2単位(必修)を修得すること。

  4. 共通テーマ科目については2単位修得すること。

  5. 上記1から4のほか,共通基盤科目及び共通テーマ科目から6単位修得すること。

   ③英語については「英語Ⅰ~Ⅳ(基礎)」「英語Ⅰ~Ⅳ(初級)」「英語Ⅰ~Ⅳ(中級)」「英語Ⅰ~Ⅳ(上級)」の中から卒業要件の8単位を満たすこととする。

     申請し許可を得ること。

全年次対象

前学期 後学期

共通教養科目

共通基盤科目

 別表

人文の分野

社会の分野

自然の分野

人間形成の分野

共通テーマ科目

現代社会と市民

2020年度 共通教養科目 教育課程表 (2020年度入学者から適用)

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2020年度 共通教養科目 教育課程表(別表 外国語科目)(2020年度入学者から適用)

授業を行う年次

英語Ⅰ(基礎) (前)(後) 1 2

英語Ⅰ(初級) (前)(後) 1 2

英語Ⅰ(中級) (前)(後) 1 2

英語Ⅰ(上級) (前)(後) 1 2

英語Ⅱ(基礎) (前)(後) 1 2

英語Ⅱ(初級) (前)(後) 1 2

英語Ⅱ(中級) (前)(後) 1 2

英語Ⅱ(上級) (前)(後) 1 2

英語Ⅲ(基礎) (前)(後) 1・2 2

英語Ⅲ(初級) (前)(後) 1・2 2

英語Ⅲ(中級) (前)(後) 1・2 2

英語Ⅲ(上級) (前)(後) 1・2 2

英語Ⅳ(基礎) (前)(後) 1・2 2

英語Ⅳ(初級) (前)(後) 1・2 2

英語Ⅳ(中級) (前)(後) 1・2 2

英語Ⅳ(上級) (前)(後) 1・2 2

英語Ⅰ(Listening) (前) 1 1

英語Ⅱ(Listening) (後) 1 1

英語Ⅰ(Speaking) (前) 1 1

英語Ⅱ(Speaking) (後) 1 1

英語Ⅰ(Reading) (前) 2 1

英語Ⅱ(Reading) (後) 2 1

英語Ⅰ(Writing) (前) 1・2 1

英語Ⅱ(Writing) (後) 1・2 1

英語Ⅰ(総合) (前) 1 2

英語Ⅱ(総合) (後) 1 2

英語Ⅲ(総合) (前) 2 2

英語Ⅳ(総合) (後) 2 2

英語Ⅰ(再入門) (前)(後) 2・3・4 1

英語Ⅱ(再入門) (前)(後) 2・3・4 1

英語Ⅲ(再入門) (前)(後) 2・3・4 1

英語Ⅳ(再入門) (前)(後) 2・3・4 1

実用英語Ⅰ (前) 2 1

実用英語Ⅱ (後) 2 1

実用英語Ⅲ (前) 3 1

実用英語Ⅳ (後) 3 1

科学技術英語Ⅰ (前) 2 2

科学技術英語Ⅱ (後) 2 2

英語会話(初級Ⅰ) (前) 1・2・3・4 1

英語会話(初級Ⅱ) (後) 1・2・3・4 1

英語会話(中級Ⅰ) (前) 1・2・3・4 1

英語会話(中級Ⅱ) (後) 1・2・3・4 1

英語会話(上級Ⅰ) (前) 1・2・3・4 1

英語会話(上級Ⅱ) (後) 1・2・3・4 1

TOEIC演習(初級Ⅰ) (前) 1・2・3・4 1

TOEIC演習(初級Ⅱ) (後) 1・2・3・4 1

TOEIC演習(中級Ⅰ) (前) 1・2・3・4 1

TOEIC演習(中級Ⅱ) (後) 1・2・3・4 1

TOEIC演習(上級Ⅰ) (前) 1・2・3・4 1

TOEIC演習(上級Ⅱ) (後) 1・2・3・4 1

TOEFL演習(初級Ⅰ) (前) 1・2・3・4 1

TOEFL演習(初級Ⅱ) (後) 1・2・3・4 1

特修英語(中級Ⅰ) (前) 2・3・4 1

特修英語(中級Ⅱ) (前) 2・3・4 1

特修英語(中級Ⅲ) (後) 2・3・4 1

特修英語(中級Ⅳ) (後) 2・3・4 1

特修英語(上級Ⅰ) (前) 2・3・4 1

特修英語(上級Ⅱ) (前) 2・3・4 1

特修英語(上級Ⅲ) (後) 2・3・4 1

特修英語(上級Ⅳ) (後) 2・3・4 1

留学英語準備講座Ⅰ (前) 1・2・3・4 2

留学英語準備講座Ⅱ (前) 1・2・3・4 2

留学英語準備講座Ⅲ (後) 1・2・3・4 2

留学英語準備講座Ⅳ (後) 1・2・3・4 2

選択英語全学部(英語英文学科を除く)を対象とした科目

選択英語全学部を対象とした科目。ただし,プレイスメントテスト上位者等から選抜され受講を希望する者が対象。

法学部,経済学部,外国語学部(英語英文学科を除く),国際日本学部,人間科学部,電気電子情報工学科,建築学科を対象とした習熟度別クラス英語

総合工学プログラムを対象とした習熟度別クラス英語

法学部,経済学部,外国語学部(英語英文学科を除く),国際日本学部,人間科学部,工学部(総合工学プログラムを除く)を対象としたクラス英語の再履修科目

機械工学科,情報システム創成学科,経営工学科を対象としたクラス英語

物質生命化学科を対象としたクラス英語

授業科目の名称 配当期 単位数 対象学部・学科等

共通教養科目

共通基盤科目

外国語科目

英語

経営学部,理学部を対象とした習熟度別クラス英語

経営学部,理学部を対象とした習熟度別クラス英語

選択英語全学部(英語英文学科を除く)を対象とした科目

経営学部,理学部を対象とした習熟度別クラス英語

経営学部,理学部を対象とした習熟度別クラス英語

法学部,経済学部,外国語学部(英語英文学科を除く),国際日本学部,人間科学部,工学部(総合工学プログラムを除く)を対象とした習熟度別クラス英語

法学部,経済学部,外国語学部(英語英文学科を除く),国際日本学部,人間科学部,工学部(総合工学プログラムを除く)を対象とした習熟度別クラス英語

法学部,経済学部,外国語学部(英語英文学科を除く),国際日本学部,人間科学部,電気電子情報工学科,建築学科を対象とした習熟度別クラス英語

2020年度 共通教養科目 教育課程表(別表 外国語科目)(2020年度入学者から適用)

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授業を行う年次

授業科目の名称 配当期 単位数 対象学部・学科等

初級韓国語Ⅰa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級韓国語Ⅰb (前)(後) 1・2・3・4 1

初級韓国語Ⅱa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級韓国語Ⅱb (前)(後) 1・2・3・4 1

初級韓国語Ⅲa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級韓国語Ⅲb (前)(後) 1・2・3・4 1

初級韓国語Ⅳa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級韓国語Ⅳb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級韓国語Ⅰa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級韓国語Ⅰb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級韓国語Ⅱa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級韓国語Ⅱb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級韓国語Ⅲa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級韓国語Ⅲb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級韓国語Ⅳa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級韓国語Ⅳb (前)(後) 1・2・3・4 1

上級韓国語Ⅰ (前) 2・3・4 1

上級韓国語Ⅱ (前) 2・3・4 1

上級韓国語Ⅲ (後) 2・3・4 1

上級韓国語Ⅳ (後) 2・3・4 1

特修韓国語Ⅰ (後) 1・2・3・4 1

特修韓国語Ⅱ (前) 2・3・4 1

初級スペイン語Ⅰa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級スペイン語Ⅰb (前)(後) 1・2・3・4 1

初級スペイン語Ⅱa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級スペイン語Ⅱb (前)(後) 1・2・3・4 1

初級スペイン語Ⅲa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級スペイン語Ⅲb (前)(後) 1・2・3・4 1

初級スペイン語Ⅳa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級スペイン語Ⅳb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級スペイン語Ⅰa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級スペイン語Ⅰb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級スペイン語Ⅱa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級スペイン語Ⅱb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級スペイン語Ⅲa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級スペイン語Ⅲb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級スペイン語Ⅳa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級スペイン語Ⅳb (前)(後) 1・2・3・4 1

上級スペイン語Ⅰ (前) 2・3・4 1

上級スペイン語Ⅱ (前) 2・3・4 1

上級スペイン語Ⅲ (後) 2・3・4 1

上級スペイン語Ⅳ (後) 2・3・4 1

特修スペイン語Ⅰ (後) 1・2・3・4 1

特修スペイン語Ⅱ (前) 2・3・4 1

初級中国語Ⅰa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級中国語Ⅰb (前)(後) 1・2・3・4 1

初級中国語Ⅱa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級中国語Ⅱb (前)(後) 1・2・3・4 1

初級中国語Ⅲa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級中国語Ⅲb (前)(後) 1・2・3・4 1

初級中国語Ⅳa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級中国語Ⅳb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級中国語Ⅰa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級中国語Ⅰb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級中国語Ⅱa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級中国語Ⅱb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級中国語Ⅲa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級中国語Ⅲb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級中国語Ⅳa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級中国語Ⅳb (前)(後) 1・2・3・4 1

上級中国語Ⅰ (前) 2・3・4 1

上級中国語Ⅱ (前) 2・3・4 1

上級中国語Ⅲ (後) 2・3・4 1

上級中国語Ⅳ (後) 2・3・4 1

特修中国語Ⅰ (後) 1・2・3・4 1

特修中国語Ⅱ (前) 2・3・4 1

共通教養科目

共通基盤科目

外国語科目

韓国語

全学部を対象とした科目ただし,「スペイン語」はスペイン語学科を除く「中国語」は中国語学科を除く

スペイン語

中国語

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授業を行う年次

授業科目の名称 配当期 単位数 対象学部・学科等

初級ドイツ語Ⅰa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級ドイツ語Ⅰb (前)(後) 1・2・3・4 1

初級ドイツ語Ⅱa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級ドイツ語Ⅱb (前)(後) 1・2・3・4 1

初級ドイツ語Ⅲa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級ドイツ語Ⅲb (前)(後) 1・2・3・4 1

初級ドイツ語Ⅳa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級ドイツ語Ⅳb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級ドイツ語Ⅰa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級ドイツ語Ⅰb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級ドイツ語Ⅱa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級ドイツ語Ⅱb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級ドイツ語Ⅲa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級ドイツ語Ⅲb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級ドイツ語Ⅳa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級ドイツ語Ⅳb (前)(後) 1・2・3・4 1

上級ドイツ語Ⅰ (前) 2・3・4 1

上級ドイツ語Ⅱ (前) 2・3・4 1

上級ドイツ語Ⅲ (後) 2・3・4 1

上級ドイツ語Ⅳ (後) 2・3・4 1

特修ドイツ語Ⅰ (後) 1・2・3・4 1

特修ドイツ語Ⅱ (前) 2・3・4 1

初級フランス語Ⅰa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級フランス語Ⅰb (前)(後) 1・2・3・4 1

初級フランス語Ⅱa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級フランス語Ⅱb (前)(後) 1・2・3・4 1

初級フランス語Ⅲa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級フランス語Ⅲb (前)(後) 1・2・3・4 1

初級フランス語Ⅳa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級フランス語Ⅳb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級フランス語Ⅰa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級フランス語Ⅰb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級フランス語Ⅱa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級フランス語Ⅱb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級フランス語Ⅲa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級フランス語Ⅲb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級フランス語Ⅳa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級フランス語Ⅳb (前)(後) 1・2・3・4 1

上級フランス語Ⅰ (前) 2・3・4 1

上級フランス語Ⅱ (前) 2・3・4 1

上級フランス語Ⅲ (後) 2・3・4 1

上級フランス語Ⅳ (後) 2・3・4 1

特修フランス語Ⅰ (後) 1・2・3・4 1

特修フランス語Ⅱ (前) 2・3・4 1

初級ロシア語Ⅰa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級ロシア語Ⅰb (前)(後) 1・2・3・4 1

初級ロシア語Ⅱa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級ロシア語Ⅱb (前)(後) 1・2・3・4 1

初級ロシア語Ⅲa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級ロシア語Ⅲb (前)(後) 1・2・3・4 1

初級ロシア語Ⅳa (前)(後) 1・2・3・4 1

初級ロシア語Ⅳb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級ロシア語Ⅰa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級ロシア語Ⅰb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級ロシア語Ⅱa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級ロシア語Ⅱb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級ロシア語Ⅲa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級ロシア語Ⅲb (前)(後) 1・2・3・4 1

中級ロシア語Ⅳa (前)(後) 1・2・3・4 1

中級ロシア語Ⅳb (前)(後) 1・2・3・4 1

上級ロシア語Ⅰ (前) 2・3・4 1

上級ロシア語Ⅱ (前) 2・3・4 1

上級ロシア語Ⅲ (後) 2・3・4 1

上級ロシア語Ⅳ (後) 2・3・4 1

特修ロシア語Ⅰ (後) 1・2・3・4 1

特修ロシア語Ⅱ (前) 2・3・4 1

共通教養科目

共通基盤科目

外国語科目

ドイツ語

全学部を対象とした科目ただし,「スペイン語」はスペイン語学科を除く「中国語」は中国語学科を除く

フランス語

ロシア語

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授業を行う年次

授業科目の名称 配当期 単位数 対象学部・学科等

* 日本語Ⅰa (前)(後) 1・2・3・4 1

* 日本語Ⅰb (前)(後) 1・2・3・4 1

* 日本語Ⅱa (前)(後) 1・2・3・4 1

* 日本語Ⅱb (前)(後) 1・2・3・4 1

* 日本語Ⅲa (前)(後) 1・2・3・4 1

* 日本語Ⅲb (前)(後) 1・2・3・4 1

* 日本語Ⅳa (前)(後) 1・2・3・4 1

* 日本語Ⅳb (前)(後) 1・2・3・4 1

* 日本語演習Ⅰ (前) 2・3・4 1

* 日本語演習Ⅱ (後) 2・3・4 1

* 日本語演習Ⅲ (前)(後) 2・3・4 1

☆ 日本語特別演習(基礎)AⅠ (前) 1・2・3・4 1

☆ 日本語特別演習(基礎)AⅡ (後) 1・2・3・4 1

☆ 日本語特別演習(作文)AⅠ (前) 1・2・3・4 1

☆ 日本語特別演習(作文)AⅡ (後) 1・2・3・4 1

☆ 日本語特別演習(応用)AⅠ (前) 1・2・3・4 1

☆ 日本語特別演習(応用)AⅡ (後) 1・2・3・4 1

☆ 日本語特別演習(知識)AⅠ (前) 1・2・3・4 1

☆ 日本語特別演習(知識)AⅡ (後) 1・2・3・4 1

☆ 日本語特別演習(理解)AⅠ (前) 1・2・3・4 1

☆ 日本語特別演習(理解)AⅡ (後) 1・2・3・4 1

〔備 考〕

1 外国語科目の卒業要件単位数を含め,履修全般について「外国語科目の履修要領」を参照のこと。

2 *印は外国人留学生[外国高等学校在学経験者(帰国生徒等)を含む]を対象とした科目である。

3 ☆印は受入交換留学生を対象とした科目である。

4 視覚・聴覚障がい等のために必修の英語科目の受講が困難な者には,他の英語科目で代替することができる。

共通教養科目

共通基盤科目

外国語科目

日本語

外国人留学生[外国高等学校在学経験者(帰国生徒等)を含む](国際文化交流学科を除く)を対象とした科目

受入交換留学生を対象とした科目

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2020年度 経営学部 専攻科目 教育課程表(2020年度入学者から適用)

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経営 専攻科目(2020 年度入学者から適用)

〔履修要件〕

1 原則として上位年次の授業科目は履修できない。

2 同一授業科目を重複して履修することはできない。

3 年間の履修単位数は,共通教養科目及び専攻科目をあわせて 44 単位を上限とし,半期の履修単位数は 31 単位を上

限とする。ただし,資格教育課程(教職課程等)の科目は履修制限の枠外とする。

なお,成績優良者(直前の学期のGPAが 3.2 以上の者)は,半期 6単位,年間 12 単位まで履修単位数の制限を超

えて履修登録することができる。この場合は,学期開始当初に学部長に申請しなければならない。

〔学外単位認定制度〕

学則第 13 条及び第 13 条の 2 に基づく次の単位は,本学における授業科目の履修とみなし,卒業要件単位に算入するこ

とができる。なお,横浜市内大学間の単位互換科目を履修する場合は,各セメスターの履修制限単位数に含める。

1 本学が主催または推薦する「海外語学研修制度」所定のプログラムを修了して認定された単位。

2 文部科学大臣認定の技能審査及びこれに準じる知識及び技能に係る審査に合格した者で,本学における所定の手続

きにより認定された単位。

3 横浜市内大学間の単位互換により修得した他大学の提供科目等で,本学の授業科目として認定された単位。

〔進級要件〕(2年次から 3年次)

2 年次終了時までに,次の単位を含めて学則所定の「卒業要件単位数」のうち 50 単位以上を修得しなければならない。

1 共通教養科目の「FYS」

2 共通教養科目の「外国語科目」「健康科学とスポーツⅠ」「健康科学とスポーツⅡ」,専攻科目の「エントリー科

目」のうちから 18 単位以上。

〔卒業要件〕

4 年以上在学し,次の学則所定の「卒業要件単位数」を修得しなければならない。

授業科目

入学年度

共通教養科目

共通教養科目

合計

共通基盤科目 共通テーマ科目

初年次ゼミナール

外国語科目

教養基礎演習

人文の分野

社会の分野

自然の分野

人間形成の分野

現代社会と市民

2020 年度以降

入学者 2 8

4 4 4 2 2 32

授業科目

入学年度

専攻科目

専攻科目

合計

必修科目 選択科目

ショップ科目

オールマイティ科目

体験型学修科目

選択外国語科目

学外認定科目

専門演習科目

エントリー科目

通常ショップ

留学プログラムⅠショップ

留学プログラムⅡショップ

副専攻・他学部科目ショップ

2020 年度以降

入学者 8 14 70 92

共通教養科目 専攻科目 合計

32 92 124

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経営 専攻科目(2020 年度入学者から適用)

〔共通教養科目卒業要件単位数〕

共通教養科目の「卒業要件単位数」は,次の単位を含めて 32 単位以上修得しなければならない。

① 初年次ゼミナール(FYS)2単位(必修)

② 一外国語を 8 単位以上。ただし,日本語以外の言語を母語とする者は,原則として「日本語」を履修しなけれ

ばならない。

③ 人文・社会・自然の各分野からそれぞれ 4単位以上

④ 人間形成の分野から 2単位以上

⑤ 共通テーマ科目から 2単位以上

⑥ 教養基礎演習、人文・社会・自然・人間形成の各分野及び共通テーマ科目から規定の単位数を超えて 6 単位以

⑦ 社会の分野の「経営学」を卒業要件単位数に算入することはできない。

〔専攻科目卒業要件単位数〕

専攻科目の「卒業要件単位数」は以下のとおりである。

1 必修科目については,専門演習科目を 8単位,エントリー科目を 14 単位修得しなければならない。

2 選択科目については,定められた履修要件に従って 70 単位以上を修得しなければならない。

3 ショップ科目は,以下のルールに基づいて卒業要件単位に算入する。

① 1つのショップの中から 12 単位以上単位修得したショップをメイン・ショップとする。また,6~11 単位修得し

たショップをサブ・ショップとする。

② メイン・ショップとサブ・ショップの単位数を合計して卒業要件単位を計算する。(修得単位が6単位未満のシ

ョップの単位は,卒業要件単位に算入することはできない。)

③ 卒業要件単位に算入できるサブ・ショップの数は,メイン・ショップの数までとする。

④ 修得したオールマイティ科目は,任意の通常ショップに割り当てなければならない。ただし,1つの通常ショッ

プにオールマイティ科目を 2科目以上割り当てることはできない。

⑤ 他学部・他学科開講の専攻科目の単位を修得した場合,副専攻・他学部科目ショップとして 20 単位まで卒業要

件単位に算入することができる。なお,本学部開講の授業科目と同一授業科目を履修することはできない。

⑥ ビジネス・スタディー・アブロード・プログラム(BSAP),派遣交換留学として 7か月以上留学し修得した科目(語

学科目を除く)は,留学プログラムⅠ・Ⅱの 2 ショップ(最大合計 40 単位)の単位として一括認定する。また,

ビジネス・スタディー・アブロード・プログラム(BSAP),派遣交換留学の留学期間が 6か月以内の場合は留学プロ

グラムⅠショップ(最大合計 20 単位)の単位として一括認定する。

4 卒業要件単位に算入するメイン・ショップ,サブ・ショップ,体験型学修科目,選択外国語科目および学外認定科目

の合計単位数が,70 単位に 1~8 単位足りない場合,以下の単位を卒業要件単位に算入することができる。

① 共通教養科目の卒業要件単位数である 32 単位を超えて修得した単位

② メイン・ショップの数を超えたサブ・ショップの修得単位

③ 6 単位未満のショップの修得単位

5 体験型学修科目,選択外国語科目(共通教養科目の必修である 1 言語 8 単位以外に修得した外国語科目)および学

外認定科目は,ショップ科目の枠外で卒業要件単位に算入することができる。

6 スタディー・アブロード(SA)プログラムにおいて学習した外国語については,プログラム実施地域の言語に応じて,

「英語(SA)」「韓国語(SA)」「中国語(SA)」「スペイン語(SA)」「ドイツ語(SA)」「フランス語(SA)」の中から 2

単位が認定され,選択外国語科目とし卒業要件単位に算入することができる。

7 ビジネス・スタディー・アブロード・プログラム(BSAP),派遣交換留学における語学科目の修得単位については,「特

習外国語Ⅰ」「特習外国語Ⅱ」「特習外国語Ⅲ」「特習外国語Ⅳ」「特習外国語Ⅴ」「特習外国語Ⅵ」「特習外国語

Ⅶ」「特習外国語Ⅷ」(各 2単位)のいずれかに認定し,選択外国語科目として卒業要件単位に算入することができ

る。

8 本学が主催または推薦する「海外語学研修制度」および横浜市内大学間の単位互換による修得単位は,学外認定科目

として 12 単位まで卒業要件単位に算入することができる。