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Page 1: フレームディアスの使い方 動作解析ソフト ウエア

フレームディアスの使い方動作解析ソフトウエア

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何ができるか?2次元動作解析(XY軸)と3次元動作解析(XYZ軸)

分析(解析)できる内容i. デジタイズポイントの変位(X,Y座標),速度,加速度,

累積移動距離

ii. 相対位置(2点間の距離),相対速度,相対角速度

iii. 角度,角速度,角加速度

iv. セグメントの変位,速度,加速度,累積移動距離,力,パワー,運動量,力学的エネルギー

v. 関節トルク:下肢(股,膝,足関節),上肢(肩,肘,手関節)

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実験・測定する前に何を撮影したいのか ?

1)撮影する動作は(どのくらいの速度で行われているか)速度が高い場合は,高速度カメラを使用する.シャッタースピードを大きくする必要がある.K5( 1000Hz), HSV-500C3( 250Hz),デジタルカメラ( 60Hz)

2)測定したい領域は?1台あたりの測定領域が大きくなると,デジタイズの精度が低下する.大きな測定領域が必要な場合は,カメラの台数を増やす(同期ランプが必要)

→先行研究などを参考に,測定方法を決定してください.

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撮影の流れ1.カメラのセッティングをする1)カメラの種類( K5(超高速度カメラ),高速度カメラ, DVカメラ)2)画角,絞り,ピント3)シャッタースピード,撮影速度(→第 5回目講習会で説明済み)

2.キャリブレーション  ※カメラが動いたら,もう一度キャリブレーションする

3.測定する1)記録用紙をあらかじめ作成して,試行数(番号)を記入2)同期ランプは映っているか ?3)明るさは十分か ?

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デジタイズから解析までの流れ①映像を動画ファイル( .avi)に変換する.i. Sceneple(付属ソフト)ii. アナログ-DVコンバータiii. ビデオデッキ+モニター

②キャリブレーションをする.iv. Fram-DIASv. ドングル(プロテクトキー)vi. パソコン

③デジタイズをする.④デジタイズしたデータを解析する.(Matlab,Excelを使用時は不要)

⑤解析データを出力する.


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