2008年度 講義結果報告
理学部数理学科多元数理科学研究科
数理学科・多元数理科学研究科4年/大学院共通代数学 IV/ 藤原 一宏 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 228
代数学概論 IV
幾何学 IV/ 小林 亮一 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 230
幾何学概論 IV
解析学 IV/ 津川 光太郎 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 232
解析学概論 IV
確率論 IV/ 洞 彰人 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .234
確率論概論 IV
数理物理学 IV/ 菅野 浩明 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 236
数理物理学概論 IV
応用数理 I/ 宇沢 達 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .238
応用数理概論 I(その1)応用数理 I/ 洞 彰人 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .240
応用数理概論 I(その2)応用数理 I/ Hesselholt, Lars . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .242
応用数理概論 I(その3)数理解析・計算機数学 III/ Garrigue, Jacques . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .244
数理解析・計算機数学概論 III
大学院代数学特論 I 斎藤 博 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 246
代数幾何学特論 II 梅村 浩 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .248
トポロジー特論 II Hesselholt, Lars . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . .250
社会数理特論 2 佐藤 達雄, 櫻庭 健年, 森 忠彦 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 252
(佐藤:10/3, 10, 17, 24, 31)((株)アーベルソフト)(櫻庭:11/21, 28, 12/3, 19, 26)((株)日立製作所)(森:12/5, 17, 1/9, 14, 23) (ワトソンワイアット インシュアランス コンサルティング(株))
v
2008年度 後期講義結果報告
後期:時間割 2008年度講義結果報告
2008年度後期時間割表(大学院)
4年生と共通 大学院のみ月 1
2 幾何学概論 IV(小林亮) 代数幾何学特論 II(梅村)3 応用数理概論 I(宇沢・洞・Hesselholt)4
火 1
2 数理物理学概論 IV(菅野) 代数学特論 I(齋藤)3 代数学概論 IV(藤原)4
水 1 数理解析・計算機数学概論 III
2 (Garrigue)3
4
木 1
2 確率論概論 IV(洞)3 解析学概論 IV(津川) トポロジー特論 II(Hesselholt)4
金 1
2
3 社会数理特論2 (櫻庭・佐藤達 ・森)4
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後期:社会数理特論 2(その0:共通分) 2008年度講義結果報告
★各教員ごとに結果報告の作成が行われているので、個別の内容についてはそちらを参照のこと。
A:基本データ科目名 社会数理特論 2(その0:共通分) 担当教員 (株)アーベルソフト
佐藤 達雄(株)日立製作所櫻庭 健年ワトソンワイアットインシュアランスコンサルティング(株)森 忠彦
サブタイトル 単位 2単位 選択対象学年 大学院レベル 2
教科書 ★各担当分参照参考書 ★各担当分参照コメント 連携大学院制度に基づく講義(5回× 3名によるオムニバス形式)
TAの有無などTAの有無
無
受講者数・合格者数の内訳学 部 大学院 その他
★印:対象学年 ★ (他学科等)
学 年 1年 2年 3年 4年 M1 M2 D 総数受講者数 (人) 0 0 18 12 13 3 0 0 46
合格者数 (人) 0 0 9 5 4 0 0 0 18
出席状況★各担当分参照
B:コースデザインとの比較、引継事項★各担当分参照
C:講義方法★各担当分参照
252
2008年度講義結果報告 後期:社会数理特論 2(その0:共通分)
D:評価方法○評価方法社会人との直接交流を重視し、出席点に傾斜配分する。<大学院生>出席55点 (欠席 1回毎に-5点)と学習評価点45点 (各担当分15点)
の計100点満点で、70点以上を合格とする。
90点~100点→優
80点~89点→良
70点~79点→可
69点未満→不可
<学部生>担当 1名分の出席点 (欠席 1回毎に-10点)40点と学習評価点60点の計100点満点で、50点以上を合格とする。なお、3名の担当のうち、最も高い評価成績を採用する。
85点~100点→優
70点~84点→良
50点~69点→可
49点未満→不可
○最終成績はどうであったか評価 3年生 4年生 M1 M2 その他 計優 3 5 0 0 0 8
良 5 0 2 0 0 7
可 1 0 2 0 0 3
欠席 6 6 6 2 0 20
不可 3 1 3 1 0 8
合計 18 12 13 3 0 46
E:分析および自己評価★各担当分参照
253
●本情報は、連携大学院講義フィードバック資料としてのみ使用します。
ご確認のチェック→□(✓)
●受講者
研究科・学部・学科
学 年
学籍番号
(フリガナ)
氏 名
専攻・講座(指導教員)
1.この講義の内容を理解できましたか?
(1) 十分理解できた; (2) ある程度理解できた;
(3) あまり理解できなかった; (4) 全く理解できなかった;
2.この講義を聞いて、講義で扱われた題材や分野に興味がわきましたか?
(1) 興味がわいた; (2) 興味がわかなかった;
3.この講義の目的(何をみなさんに学んでもらおうとしたか)が何であったと思うか、簡単にかいて下さい。
(講義の目的が理解できなかった場合は、その通り書いて下さい。)
4.毎回、コミュニケーションシートを書いてもらっていますが、これによる講義の変化はありましたか?
(1) 特に改善点はなく変わらなかった; (2) 改善された点があった;
(3) 改善して欲しい点はあったが、変わらなかった;
※(2)とした方は改善された点、(3)とした方は改善してほしかった点を具体的に書いて下さい。
【教員担当分講義の全体(5回分)の内容について下記の質問にご回答下さい。】
(裏に続く)
担当教員名: 佐藤 ・ 櫻庭 ・ 森
多元数理科学研究科・数理学科情報科学研究科 (計算機数理科学専攻・情報システム専攻・メディア科学専攻 複雑系科学専攻・社会システム情報学専攻)情報文化学部 (自然情報科学・社会システム情報学科)その他:
博士 ・ 修士 ・ 学部 ・ 修士卒研究生 ・ 学部卒研究生
2008年度後期・連携大学院 講義アンケート
254
5.講義の中で、特に印象に残った概念やトピックを挙げて下さい。
6.講義の中で、理解が難しかった(理解できなかった)概念やトピックを挙げて下さい。
7.他の講義との不整合(内容のダブり、進捗のずれ)や、予備知識の提供方法について気づいた点を
挙げて下さい。
8.総合的に見て、この講義に満足できましたか?
9.本講義のあなたにとっての価値は何だと思いますか?(ベスト2を選んで下さい。)
(1) 内容やトピックそのものの知識; (2) 研究に役立つ; (3) 就職に役立つ;
(4) 数学から工学へのアプローチ; (5) 数学的思想法の(企業での)活かし方・応用;
(6) 新たな思想法・概念に触れられる; (7) その他;( )
10.この講義の予習、復習、レポート等のため平均して週何時間ほど使っていますか?
(5) 120分以上;
11. 課題の量はあなたにとってどうでしたか?
(1) 課題は出されなかった; (2) 多くて大変だった;
(3) 適度な量だった; (4) 内容を理解するためには少なすぎた;
12. この講義で扱われた、あるいは紹介された題材や分野の書籍を読みましたか?
(1) 何冊か読んでみた; (2) 読まなかった;
(3) 書籍は紹介されなかった;
13.翌期も同様な連携大学院の講義を受講するとしたら、どのようなレベル・内容のものを期待しますか?
(例:同じようなレベル、別トピック、同じような内容でレベルを深く(浅く)など)
14.本講義では、通常の講義と異なる手法を取っていますが、これらの手法に付いてのコメントをお願い
します。 (オフィスアワー無し;メーリングリスト/メール;PCによるプレゼンテーション;講義日程;
ディスカッションなど)
15.フリーコメントをお願いします。
(1) 満足できた; (2) ある程度満足できた; (3) やや不満が残る; (4) 非常に不満であった;
(1) ほとんどしてない; (2) 30分程度; (3) 30分~60分; (4) 60分~120分;
アンケートのご記入、ありがとうございました。
学籍番号: 氏名:
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担当教員 佐藤 ・ 櫻庭 ・ 森 講義回目 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・ 5 回目 講義日 /
●本情報は、連携大学院講義フィードバック資料としてのみ使用します。
ご確認のチェック→□(✓)
●受講者
研究科・学部・学科
学 年
学籍番号
(フリガナ)
氏 名
e-mail(名大のメールアドレス)
専攻・講座(指導教員)
●今回の講義の内容について
全体
期待との一致度
内容の難易度
講師の教え方
良かった点
改善すべき点
その他コメント
アンケートのご記入、ありがとうございました。
2008年度後期・連携大学院 コミュニケーションシート
多元数理科学研究科・数理学科情報科学研究科 (計算機数理科学専攻・情報システム専攻・メディア科学専攻 複雑系科学専攻・社会システム情報学専攻)情報文化学部 (自然情報科学・社会システム情報学科)その他:
博士 ・ 修士 ・ 学部 ・ 修士卒研究生 ・ 学部卒研究生
@math.nagoya-u.ac.jp/mbox.nagoya-u.ac.jp
(良かった) 5 …… 4 …… 3 …… 2 …… 1 (良くなかった)
コメント:
(期待を越えた) 5 … 4 … 3(期待通り) … 2 … 1 (期待外れ)
コメント:
(簡単過ぎる) 5 … 4 … 3(適度) … 2 … 1 (難し過ぎる)
(今後の講義に期待することなど)
コメント:
(わかり易い) 5 …… 4 …… 3 …… 2 …… 1 (わかり難い)
コメント:
256
2008年度講義結果報告 後期:社会数理特論 2(その1:佐藤分)
A:基本データ科目名 社会数理特論 2(その1:佐藤分) 担当教員 (株)アーベルソフト
佐藤 達雄サブタイトル 単位 計 2単位 選択対象学年 大学院レベル 2
教科書参考書コメント 連携大学院制度に基づく講義
【講義日程】10/03(金) オリエンテーション
Excelの意義。【演習1】万年カレンダー
10/10(金) 行列式【演習2】行列式の作成。
10/17(金) 壁掛け時計【演習3】 壁掛け時計の作成。
10/24(金) 行列式【演習4】行列式。
10/31(金) 【提出課題】フラクタル図形の作成。【演習5】フーリエ変換。
TAの有無などTAの有無
無
受講者数・合格者数の内訳学 部 大学院 その他
★印:対象学年 ★ (他学科等)
学 年 1年 2年 3年 4年 M1 M2 D 総数受講者数 (人) 0 0 18 12 13 3 0 0 46
合格者数 (人) 0 0 9 5 4 0 0 0 18
出席状況
B:コースデザインとの比較、引継事項当初予定していたコースをほぼ実施できたと思います。
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後期:社会数理特論 2(その1:佐藤分) 2008年度講義結果報告
C:講義方法• 講義計画:180分×5回• 目 標:数理的分野から具体例を設定し、それを Excelでいかに解決するか• テーマ1.Excelによるグラフの実装
1) さまざまな有名な数式を提示する。2) Excelに数式をを組込む。3) 上記を計算させる。4) 上記をグラフ化する。5) さらにパラメータを変更して、グラフをアニメーション化する。
• テーマ2.行列式の Excelによる実装
1) 行列式の定義を明確にする。2) Excelの組込み関数MDETERMを利用して行列式を計算する。これによって、行列式を”経験”できる。
3) 1)の定義を深く考察する。Excelに展開できる要素に分解する。
4) Excelシートに行列式計算組織を組込む。5) 実際に計算してみる。関数MDETERMとの計算結果と比較して検算する。
6) 上記を通して、行列式の定義が合理的であることと、行列式の計算がいかに膨大な計算を要するかを”経験”できる。
• テーマ3.フーリエ変換の Excelによる実装
1) フーリエ変換の定義を明確にする。 2) サンプル波形を利用してフーリエ変換の意味を示す。3) 1)の定義を深く考察する。
Excelに展開できる要素に分解する。4) Excelシートにフーリエ変換計算組織を組込む。5) 問題波形を実際にフーリエ変換してみる。6) 上記を通して、フーリエ変換の意味と、フーリエ変換が計算可能であることを”経験”できる。
• テーマ4.壁掛け時計の Excelによる実装(エンタテーメント)
1) Excelで作成されたサンプルの壁掛け時計を見る。2) どのようなメカニズムが必要か推測・考察する。 3) Excelシートに壁掛け時計のメカニズムを組込む。4) 実際に動かしてみる。5) 上記を通して、Excelが計算・集計以外の大きな表示能力を、有していることを”経験”できる。
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2008年度講義結果報告 後期:社会数理特論 2(その1:佐藤分)
D:評価方法○評価方法配点は出席率60%、提出課題40%の比率でいたしました。提出課題は、1.コッホ曲線の作成2.フーリエ変換(任意)
の2課題です。
評価対象は「コッホ曲線の作成」で、提出の有無、完成度で評価しました。多くの受講生が、フーリエ変換までチャレンジしてくれたのは満足です。
○最終成績はどうであったか◆共通分参照
E:分析および自己評価初回は小生・受講生とも戸惑いましたが、2回目以降はおおむね計画どうり実施できたと存じます。以下の「反省点」と「良かった点」がありました。
• 反省点
1. 初回の教室のパソコンはMAC端末であった。当方はWindowsの Excelで教材を準備していた。案の定、Excelが期待したように動かず、MACをあきらめた。受講生諸君には迷惑をかけました。その次からは、Windows端末のある教室に変更し、ことなきを得ました。
2. 学生の Excel操作レベルにばらつきがあった。課題の理解力、展開力にも個人差があり、講義の密度、速度の把握に時間がかかった。
3. 学生諸君には普段から Excelに馴染んでもらいたと存じます。実践社会は Excelが使えてあたりまえです。当局におかれましても御一考ください。
4. 180分の講義時間に対して、テーマが大きすぎたかもしれない。数名の受講生にとっては、テーマが重すぎたかも知れません。積み残しが若干出るようになりました。
• 良かった点
1. 受講生が20名であったが、人数的には適切です。2. 設定した課題が受講生に新鮮だったらしく、積極的に取り組んでもらえました。課題そのものは教養部の初等数学レベルです。
3. 適宜質問タイムと休憩を入れたので、学生にとっては息抜きになったようです。4. 受講生諸君はExcelで行列式、フーリエ変換、フラクタルが扱えることに驚いておりました。問題を提出する当方としてもやりがいがあります。
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後期:社会数理特論 2(その1:佐藤分) 2008年度講義結果報告
5. 成績評価方法(出席60%、レポート40%)は適切だと思います。レポートの評価については、レポートの完成度と正確さを基準に評価しました。
6. 合格基準については事前に学生に報知してあります。
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2008年度講義結果報告 後期:社会数理特論 2(その2:櫻庭分)
A:基本データ科目名 社会数理特論 2(その2:櫻庭分) 担当教員 (株)日立製作所
櫻庭 健年サブタイトル セキュリティポリシモデルとその分析 単位 計 2単位 選択対象学年 大学院レベル 2
教科書参考書コメント 連携大学院制度に基づく講義
講義日:11/21日(金)、11/28(金)、12/3(水)、12/19(金)、12/26(金)
TAの有無などTAの有無
無
受講者数・合格者数の内訳学 部 大学院 その他
★印:対象学年 ★ (他学科等)
学 年 1年 2年 3年 4年 M1 M2 D 総数受講者数 (人) 0 0 18 12 13 3 0 0 46
合格者数 (人) 0 0 9 5 4 0 0 0 18
出席状況毎回10名弱.
B:コースデザインとの比較、引継事項情報セキュリティの背景として,情報システムの基本構造や利用形態の歴史を紹介し,また,暗号や署名などの基本技術を説明した.セキュリティモデルについては,あまり多くを盛り込まなかったが,当初予定のアクセス制御行列モデル,Take-Grantモデル,HRUモデル,情報フローモデルなどを紹介した.さらに,コースデザインには明記しなかったが,時間があれば紹介したいと思っていた形式概念分析 (FCA)の情報フローモデルへの応用を取り上げることもできた.
C:講義方法2,3人のグループで一緒に考え,発表してもらう機会を作った.簡単なアルゴリズムなどについては講義時間内に演習時間を取り,理解を深めてもらった.前回アンケートにあった要望や意見は,前回講義のレビュー等に反映するようにした.
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後期:社会数理特論 2(その2:櫻庭分) 2008年度講義結果報告
D:評価方法○評価方法毎回,簡単な宿題を出した.その提出の有無や,提出内容からみた理解や取り組みを評価した.
○最終成績はどうであったか◆共通分参照
E:分析および自己評価様々なモデル化手法があることが理解されたと思う.アンケートによれば,形式概念分析に興味を持ってくれた受講者が多かった点は良かったと思っている.宿題の評価基準は事前に開示しなかったが,全体を通じて統一した基準で評価するようにした.
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2008年度講義結果報告 後期:社会数理特論 2(その3:森分)
A:基本データ科目名 社会数理特論 2(その3:森分) 担当教員 ワトソン ワイアット
インシュアランスコンサルティング(株)森 忠彦
サブタイトル 単位 計 2単位 選択対象学年 大学院レベル 2
教科書参考書コメント 連携大学院制度に基づく講義
講義日:12/5日(金)、12/17(水)、1/9(金)、1/14(水)、1/23(金)
TAの有無などTAの有無
無
受講者数・合格者数の内訳学 部 大学院 その他
★印:対象学年 ★ (他学科等)
学 年 1年 2年 3年 4年 M1 M2 D 総数受講者数 (人) 0 0 18 12 13 3 0 0 46
合格者数 (人) 0 0 9 5 4 0 0 0 18
出席状況1回目から 2回目に若干減少したが、出席者は概ね 10名強で安定していた。
B:コースデザインとの比較、引継事項コースデザインでは保険会社の企業価値評価の体験を主としていたが、シラバスで他人に自分の意見を理解してもらうにはどうしたらいいかを主に変更した。ただし、題材は企業価値評価のままだったので、大きな変更にはならなかったと思う。また、アクチュアリーという資格の認知度や関心がどの程度かわからなかったため最初はあまり触れないようにしていたが、思ったよりも関心が高かったため徐々に業務内容等に言及するようにしていった。
C:講義方法実際に手を動かしてもらうのが理解への早道と考え、講義は学生に実際に計算演習をしてもらいながら進めた。したがって、演習が相対的に多くなった。演習の量についてはコミュニケーションシート等で賛否両方の意見があったが、概ね好評であった。また、レポートで独創的な視点に
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後期:社会数理特論 2(その3:森分) 2008年度講義結果報告
たっていた学生には次の講義で発表してもらった。これについては、コミュニケーションシートで他の学生の意見が聞けてよかったとの感想があった。
D:評価方法○評価方法成績評価は 2回のレポートに基づいて行なった。レポートは 2回とも意図的に「正解」が存在しない課題にしたため、結論(意見)は評価に影響していない。自分の意見の前提がしっかりと記載されていること、計算が正確に行われていること、読む人に分かりやすく書かれていることを主な基準に評価した。
○最終成績はどうであったか◆共通分参照
E:分析および自己評価講義の題材が日常あまり馴染みがないものであるのにも係わらず、学生は想定以上によく理解してくれていたと思う。その証拠にほとんどのレポートがよく書けていた。特にレポートの中で講義では全く触れなかった点にまで広げて考察してくれていた学生が 2~3人いた点は非常に嬉しく思った。ただし、わかりやすさという点については学生間のばらつきがかなり大きかった。どういった点に気をつけると理解しやすいレポートになるかを事前にもう少し話をした方がよかったと思う。
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