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あのファイル、どこにあるんだっけ?
共有フォルダを見てもなにがなんだかさっぱりわからない!
つくったファイル、誰でもわかる場所にしまいたいんだけど…
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こんなことになっていませんか?
• 階層のレベルによって分類基準が異なる.→ファイル探索手順が固定化→ディレクトリ/フォルダ数の爆発
• 同レベルの階層にも異なる分類基準が混在→ファイルの場所が特定されない
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観点ごとに定義したツリーを用いたデジタル情報の系統的な整理
これらのツリーを
組み合わせるのが
HyperClassifierの
「多次元ツリー」
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テキストを入力して全文検索ができます。
ツリータグ表示ウィンドウ
ツリータブ
選択タグ表示欄
ファイル表示ウィンドウ
選択したツリーのタグが表示されます。
タグの横の数字は該当するファイルの数。
このタブでツリーを選びます。
各ツリーで選択されているタグを表示します。
絞り込まれたファイルが表示されます。ファイルの登録はここにアイコンをドラッグ&ドロップします。
文字列検索テキストボックス
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ダイシング(分類観点の切り替え)
ダイシング
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スライシング(絞り込み条件の変更)
絞り込み条件の追加
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ドリルダウン(集計単位の変更)
ドリルアップ
OLAP操作(ダイシング,スライシング,ドリリング)を用いた直観的な情報検索
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ドラッグ&ドロップによる情報の分類+属性情報に基づく自動分類
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絞り込まれたファイルに対する各種の一括操作(例:アクセス権設定,印刷,圧縮)
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エクスポートしたcsvファイル
既存のツリー構成をそのままHyperClassifierへ移行する作業もらくらく。
また、ツリーデータや、対応付けデータをExcelで編集することもできます。
心配な移行作業もこれで安心!
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複数のツリーでファイルを管理。さまざまな角度からファイルを参照できます。
観点別にシンプルで分かりやすいツリーができます。
OLAP技術を活用し,複数のツリーでファイルを絞り込み検索できます。
既存のフォルダ構成とは独立したツリーを構築できます。既存のツリーもつくることができます。
ファイルの登録はドラッグ&ドロップ。一括登録もできます。
いつでも誰でも簡単にできます!
OLAP技術:Online Analytical Processingの略。データベースを多次元的に解析し視覚化するシステム。
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フォルダやファイルごとにユーザのアクセス権が設定できます。また、管理者はユーザごとにアクセスログを閲覧することができます。
既存のネットワーク環境のまま導入できます。
ネットワーク上に存在するすべてのファイルを共有化し、認証ユーザ全員が利用できます。
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分類ツリー
既存のフォルダ階層との関係
ファイル/フォルダ登録
ツリーによるファイル検索
ファイル分布の表示
全文検索機能
その他
多次元ツリー 多観点ツリー 一次元ツリー
既存のフォルダ階層とは独立したツリーを構築(既存のものも作れる)
既存のフォルダ階層の各レベルに対応
一次元ツリーは既存フォルダ階層と同一
ドラッグ&ドロップ。フォルダごとの登録も可。Excel等による対応付けデータの編集も可
フォルダ移動のみ
別ソフトを使って管理者が登録
ツリーを自由に組み合わせてOLAP検索可能
ツリーを順次指定して絞り込み検索
ドラッグ&ドロップ
ファイル検索の任意の時点でツリー上に表示
提供していない フォルダごとにプロパティシートを参照
可能 可能 可能
複数ファイルの一括操作(アクセス権変更など)可能
「ライブラリ機能」は複数フォルダのファイルを単一の仮想ファイルに表示する技術
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本技術に関する特許
• 発明の名称:ファイル管理装置、その方法、及びプログラム(特許査定済)
出願番号 :特願2009-247818出願人 :佐賀大学
発明者 :掛下哲郎
• 発明の名称:階層構造管理装置、その方法、及びプログラム出願番号 :特願2010-198934出願人 :佐賀大学
発明者 :掛下哲郎
既存の階層フォルダからの移行支援技術
多次元ツリーの自動構成技術
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産学連携の経歴
• 2008年~2010年 ネクステップ社と共同研究実施
• 2009年 佐賀県トライアル発注製品に選定
• 2009年 特許出願(2010年権利化)• 2010年 ネクステップ社からHyperClassifierの
著作権を譲渡される
• 2010年 特許出願
• 2010年 Active Directoryと組み合わせたアクセス
権管理の実装
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企業への期待
• デジタル文書管理技術・システム開発実績を持つ企業との共同研究
• ファイル整理ツールHyperClassifierのソフトウェア保守・改良
• HyperClassifierの販売拠点–首都圏マーケットは特に有望
• 大量文書を保有し,系統的な整理を必要とする企業・官公庁等には、本ソフトウェアが有効
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想定される用途
• ファイルサーバの見える化– 多数の電子ファイルの系統的な整理– 電子ファイル検索の容易化– 電子ファイルに対するアクセス権設定の容易化
• デジタル情報の系統的整理・検索容易化– 電子メールメッセージ– ホームページへのリンク– データベース– コンピュータログ
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想定される利用者
• 法人利用を主に想定(個人利用も可)• 大量の電子ファイルを保有• 保有ファイルの管理責任大
– 情報公開や訴訟等に備えたファイルの所在把握
– 外部評価や外部監査に備えた資料の整理
• 情報管理の必要性大– アクセス権管理,アクセスログ管理
• 担当者の異動が頻繁– 引き継ぎの重要度大
政府,地方自治体,大学,金融機関,病院など
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HyperClassifierのアーキテクチャ法人版 個人版
MySQLDB
HyperClassifierサーバ
HyperClassifierクライアント
HyperClassifierクライアント
TCP/IP通信
Visual C++
Visual C#
ActiveDirectoryDomain
Controller
.NetFramework
サーバPC
クライアントPC
MySQLDB
HyperClassifierサーバ
Visual C++
.NetFramework
HyperClassifierクライアント
Visual C#
個人PCクライアントPC
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HyperClassifierの動作環境• サーバ動作環境(法人版)
– Windows Server 2003, 2008– MySQL 5– メモリ:2GB以上
• クライアント動作環境(法人版,個人版)– Windows XP, Vista (※Windows 7上での動作確認中)– MySQL 5(個人版)– メモリ:512MB以上(法人版),1GB以上推奨(個人版)
• 開発環境(法人版,個人版)– Windows XP– Visual Studio 2008– MySQL 5.0.67
試用版提供可
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実用化に向けた課題
• 実証実験を通じた検証• ソフトウェア品質の向上信頼性,効率性,保守容易性など
• クラウドアプリケーション化電子政府への対応,ファイルサーバのアウトソーシング推進,ソフトウェア更新・課金の容易化など
• ファイル整理の自動化推進
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お問い合わせ先
国立大学法人 佐賀大学
産学官連携推進機構
技術移転アソシエイト
久納 弘幸
TEL 0952-28-8151FAX 0952-28-8186e-mail e7243@cc.saga-u.ac.jp