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■日本スポーツ協会公認スポーツ指導者資格の種類 ※カッコ内は、2017年10月1日付け登録人数

スポーツ指導基礎資格

スポーツリーダー(349,218名)

競技別指導者資格指導員(111,607名)上級指導員(12,483名)コーチ(18,488名)上級コーチ(5,808名)教師(3,282名)上級教師(1,254名)

マネジメント資格 クラブマネジャー(398名)アシスタントマネジャー(5,588名)

メディカル・コンディショニング資格

スポーツドクター(5,960名)スポーツデンティスト(235名)アスレティックトレーナー(3,453名)スポーツ栄養士(253名)

フィットネス資格ジュニアスポーツ指導員(4,568名)スポーツプログラマー(3,588名)フィットネストレーナー(456名)※フィットネストレーナーは現在養成していない

日本スポーツ協会及び加盟団体等は、「スポーツ立国」の実現を目指し、生涯を通じた快適なスポーツライフを構築するため、その推進の中心となるスポーツ指導者を養成しています。公認スポーツ指導者は、スポーツ医・科学の知識を活かしてスポーツを「安全に、正しく、楽しく」指導し、その「本質的な楽しさ・素晴らしさ」を伝えます。日本スポーツ協会では、年齢(発育発達段階)や技能レベル、興味や志向など多様なスポーツ活動に対応するため、指導対象や活動拠点を考慮し、5領域16種類の資格を養成しています。

スポーツ文化を支える公認スポーツ指導者

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日本スポーツ協会の指導者養成を取り巻く状況

2005年の制度改定から10余年が経過。社会もスポーツ界も大きく変化している

「新しい時代にふさわしいコーチング」が求められている。

*「新しい時代にふさわしいコーチング」「競技者やスポーツそのものの未来に責任を負う社会的な活動」であることを常に意識して行われるもの

「スポーツ指導者の資質能力向上のための有識者会議(タスクフォース)報告書」

スポーツ指導者育成事業推進プラン2013(指導者育成専門委員会)

有資格指導者の拡充(若年層・女性) 指導者の資質の向上 指導者の社会的価値の向上 有資格指導者の活動の場の拡充➢カリキュラム、受講形態の見直し➢わかりやすい制度への見直し➢役割と使命の再確認*「日本体育協会スポーツ憲章」改訂

モデル・コア・カリキュラムの作成(コーチング・イノベーション推進事業)

コーチが育成過程において確実に習得すべきカリキュラムの明確化

知識・技能だけではなく、思考・態度・行動・知識・技能を身につける

グッドコーチに求められる資質能力を身につけるための学びの手法の検討

大学におけるコーチ育成カリキュラム 公認スポーツ指導者養成共通科目カリキュラムの改訂

タスクフォース報告書からの提言等

スポーツ活動中における暴力根絶 新しい時代にふさわしいコーチング コーチが得た知識や技能をコーチング現場で活用できていない

シミュレーションやワークショップ、OJTといった手法の導入

継続的かつ競技横断的な学習ができるコーチ育成プログラムの開発

さらなるグローバル化(政治・経済・産業・人

材等)

情報技術の進歩(ネット環境・SNS・端末)

ダイバーシティの進展(性別・年齢・障がい等)

教育観・倫理観等価値観の多様化(学校・社会・親等)

社会

スポーツ指導者による暴力・ハラスメント

スポーツ宣言日本(2011)

21世紀の国民スポーツ推進方策(2013)

スポーツ指導者育成事業推進プラン2013

スポーツ界

新しい時代にふさわしいコーチング

スポーツ指導者の資質能力向上のための有識者会議(タスクフォース)

2020東京オリンピック・パラリンピック開催決定

スポーツ基本法(2011)スポーツ基本計画(2012)(基本計画改定/2017)

スポーツ庁設置2015年10月

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グッドコーチ像

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人物像 キーワード

スポーツを愛し、その意義と価値を自覚し、尊重し、表現できる人 人が好き、スポーツが好き、スポーツと意義と価値の理解

グッドプレーヤーを育成することを通して、豊かなスポーツ文化の創造やスポーツの社会的価値を高めることができる人

プレーヤーやスポーツの未来に責任を持つ

プレーヤーの自立やパフォーマンスの向上を支援するために、常に自身を振り返りながら学び続けることができる人

課題解決、自立支援、プレーヤーのニーズ充足、卓越した専門知識(スポーツ教養含)、内省、継続した自己研鑚

いかなる状況においても、前向きかつ直向きに取りくみながら、プレーヤーと共に成長することができる人

逆境・困難に打ち克つ力、ポジティブシンキング、真摯さ、継続性、同情・共感、対象に合わせたコーチング

プレーヤーの生涯を通じた人間的成長を長期的視点で支援することができる人

プレーヤーズファースト、プレーヤーのキャリア形成・人間的成長、中長期的視点、

いかなる暴力やハラスメントも行使・容認せず、プレーヤーの権利や尊厳、人格を尊重し、公平に接することができる人

暴力根絶、相互尊敬(リスペクト)、公平・公正さ

プレーヤーが、社会の一員であることを自覚し、模範となる態度・行動をとれるよう導くことができる人

社会の中の自己認識、社会規範・モラルの理解・遵守、暴力根絶意識のプレーヤーへの伝達

プレーヤーやプレーヤーを支援する関係者(アントラージュ)が、お互いに感謝・信頼し合い、かつ協力・協働・協調できる環境をつくることができる人

社会との関係・環境構築、チームプレー、感謝・信頼、協力・協働・協調

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グッドコーチに求められる資質能力

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(思考・判断、態度・行動、知識・技能)

人間力

思考・判断

スポーツの意義と価値の理解、コーチングの理念・哲学(人が好き、スポーツが好き、スポーツの意義と価値の理解、プレーヤーやスポーツの未来に責任を持つ、社会規範、スポーツの高潔性)

態度・行動

対自分力学び続ける姿勢(自己研鑽)、前向きな思考・行動、くじけない心、課題発見力、課題解決力、自己統制、内省、社会規範

対他者力(人、社会)

基本的人権の尊重、相互理解、プレーヤーズ・ファースト、暴力・ハラスメントの根絶、コミュニケーションスキル、マネジメントスキル、目標設定、協力・協調・協働、長期的視点、関係構築力

知識・

技能

スポーツ知識・技能

共通あらゆるコーチング現場に共通するスポーツ科学

専門個々のコーチング現場別(競技別、年代別、レベル別、障がいの有無など)に求められる専門知識・技能

人間力(思考・判断):自分自身のコーチングを形づくる中心にあるもの人間力(態度・行動):プレーヤーや社会との良好な関係を築くために必要な資質能力知識・技能(スポーツ知識・技能):スポーツ指導を行ううえで必要となるスポーツ科学の知識・技能

【人間力】 内閣府「人間力戦略研究会(平成15年)」の定義社会を構成し運営するとともに、自立した一人の人間として力強く生きていくための総合的な力• 知的能力的要素:論理的思考力、創造力• 社会・対人関係力的要素:コミュニケーションスキル、リーダーシップ、規範意識• 自己制御的要素:意欲、忍耐力、自分らしい生き方や成功を追及する力

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モデル・コア・カリキュラム

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資質能力区分 領域 主な内容必要最低時間数

基礎 応用実践 計

人間力

思考・判断コーチングの理念・哲学

プレーヤーとともに学び続けるコーチ

9h 18h 27h

コーチング及びコーチとはコーチに求められる資質能力スポーツの意義と価値コーチの倫理観・規範意識コーチの役割と使命(職務)

計 9h 18h 27h

態度・行動

対自分力多様な思考法

6h 12h 18hコーチのセルフ・コントロールコーチのキャリア・デザイン

対他者力コミュニケーション

6h 12h 18h人的環境(関係者との信頼関係)の構築プレーヤーのキャリア・デザイン

計 12h 24h 36h

知識・

技能

共通

トレーニング科学

スポーツトレーニングの基本的な考え方と理論体系

9h 18h 27h体力トレーニング技術トレーニングメンタルトレーニング

スポーツ医・科学

スポーツと健康

9h 18h 27h

外傷と障害の予防救急処置アンチ・ドーピングスポーツと栄養スポーツの心理

専門現場における理解と対応

ライフステージに応じたコーチング

6h 12h 18hプレーヤーの特性に応じたコーチングコーチングにおけるリスクマネジメントクラブ・チームの運営と事業コーチング現場の特徴

計 24h 48h 72h

合計 45h 90h 135h

実習 現場実習 コーチングの実践と評価5日 20日

50h10h 40h

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モデル・コア・カリキュラムと日本スポーツ協会共通科目Ⅰ~Ⅲカリキュラム(現行)の比較

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人間力思考・判断 27h

34%態度・行動 36h

知識・技能一般共通 54h

39%専門共通 18h

実習 現場実習 50h 27%

人間力

【思考・判断】

27h

人間力

【態度・行動】

36h

知識・技能

【共通】

54h

知識・技能

【専門】

18h

実習

【現場実習】

50h 34%27%

39%

人間力思考・判断 13.75h

17%態度・行動 12.5h

知識・技能一般共通

126.25h 83%専門共通

実習 現場実習 0h 0%

人間力

【思考・判断】

13.75h

人間力

【態度・行動】

12.5h

知識・技能

【共通・専門】

54h

実習 0h

17%

0%

83%

<モデル・コア・カリキュラム> <共通科目Ⅰ~Ⅲ(現行)>

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受講者受入方針(アドミッションポリシー)

日本スポーツ協会と加盟団体等が行う指導者育成に関して定める方針(ポリシー)。受講者受入方針、養成講習会実施方針、資格認定方針の3つの方針を平易な表現でまとめることで、本会と加盟団体等のあらゆる関係者や社会、受講者に対し、本会と加盟団体等の考え方が明確になるとともに、振り返りや見直し(PDCAサイクル)の拠り所となる。

公認スポーツ指導者とは(理想像)

資格認定方針(ディプロマポリシー)到達目標

養成講習会実施方針(カリキュラムポリシー)

7

公認スポーツ指導者育成の3つの方針(3ポリシー)

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競技別資格

メディカル・コンディショニング資格

共通 Ⅱ専門科目

(コーチ2)

コーチ2

共通 Ⅲ専門科目

(コーチ3)

コーチ3

専門科目(コーチ4)

コーチ4

共通 Ⅳ

専門科目(SD)

スポーツ栄養士(SD)

共通 Ⅰ

スポーツリーダー

共通 Ⅰ 専門科目(コーチ1)

コーチ1

フィットネス資格

共通 Ⅰ 専門科目(Jr)

ジュニアスポーツ指導員(Jr)

専門科目(SP)

スポーツプログラマー(SP)

競技別資格(教師)

専門科目(上級教師)

上級教師

教師

専門科目(教師)

マネジメント資格

専門科目(CM)

クラブマネジャー(CM)

共通 Ⅰ 専門科目(AM)

アシスタントマネジャー(AM)

専門科目(AT)

アスレティックトレーナー(AT)

共通Ⅱ

共通Ⅰ

共通Ⅲ

共通Ⅳ

メディカル・コンディショニング資格

応用科目基礎科目

(Dr)

スポーツドクター(Dr)

スポーツ歯科医学医科共通

(De)

スポーツデンティスト(De)

スタートコーチ用 専門科目(スタート)

スタートコーチ

カリキュラム相関図

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共通 Ⅱ

共通 Ⅲ共通 Ⅲ 共通 Ⅲ

共通 Ⅳ

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ロードマップ

年度 共通科目Ⅰ 共通科目Ⅱ 共通科目Ⅲ 共通科目Ⅳ

平成30年度

平成31年度

平成32年度

現行制度現行制度による講習会

新制度新カリ

モデル・コア・カリキュラムを用いた通信講座(新カリ)

新制度現カリ/新カリ

モデル・コア・カリキュラムを用いたアクティブラーニング形態の講習会(新カリ)

現行制度による講習会(現カリ)

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※新カリにおける共通科目Ⅰの学習効果をより高めるため、共通科目Ⅰの集合講習会実施の方法については、今後、大学との連携を模索したい。

※現カリ=現行のカリキュラム※新カリ=モデル・コア・カリキュラムを基に作成するカリキュラム

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①現場で活用できる最低限の「知識」と「実践力」の修得②これまで以上に高い理解度・満足度が得られる内容の提供

インプット アウトプット

知識実践力・

理解度満足度

講習会テキスト

<新>

インプットインプット

テキスト講習会

アウトプット

講習会(一部の講義)

検定試験

全てのスポーツ指導者に求められる知識

<現>

公認スポーツ指導者養成講習会

新共通科目カリキュラムのコンセプト

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現行からの変更点

①新共通科目カリキュラム②カリキュラム時間数③講習会の流れ④集合講習⑤講師⑥評価⑦リファレンスブック(テキスト)

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新カリキュラム現カリキュラム

「コーチ育成のためのモデル・コア・カリキュラム」(MCC)の資質能力区分に準ずる形で、科目名を整理・配置換えしました

変更点① 新共通科目カリキュラム

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科目の区分に関わらず、学ぶ項目名は共通【区分によって学ぶ内容の深さ・量が異なる】

全ての受講者が資質能力区分を一通り学習

新カリキュラム現カリキュラム

科目の区分によって、学ぶ科目名(項目名)が異なる

※共通Ⅰの簡易版(コーチングと安全管理が中心)

変更点① 新共通科目カリキュラム

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カリキュラム時間数の漸増

<現>

<新>

共通Ⅳ 40h

共通Ⅳ151h以上

共通Ⅰからの累計 192.5h

共通Ⅲ 150h

共通Ⅲ 82.5h

共通Ⅰからの累計 152.5h

共通Ⅱ 35h

共通Ⅱ 135h

共通Ⅰからの累計 70h

共通Ⅰ 35h

共通Ⅰ 45hNew

共通スタート 15h

通信講座都道府県

体育・スポーツ協会

都道府県体育・スポーツ協会

通信講座(NHK学園)リーダー養成講座

(都道府県体育・スポーツ協会)

競技団体(NF)

変更点② カリキュラム時間数

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上位資格

リファレンスブック等による振り返り・

現場実践↓

行動変容

自宅学習

テキストワークブック

集合講習

座学を中心としたインプット

評価

検定試験(テキストから出

題)

事前学習 評価振り返り・現場実践

を踏まえた課題提出

(検討中)

集合講習

意見交換等によるアウトプット

↓学び・気づき

リファレンスブックでの学習および確認テスト

↓知識習得

事後学習

変更点③ 講習会の流れ

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<現>集合講習

各分野の講師がそれぞれテキストに沿って講義

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心理身体のしくみ

文化としての

スポーツ

取り巻く諸問題

スポーツと法

指導者の役割

医学的知識

トレーニング論

コーチングの分野を中心に横断的なテーマを設定(次スライド参照)

<事前学習>基本知識の修得(特に医・科学的知識)

<集合講習>知識の修得というよりも、現場での活用を想定した受講者同士による意見交換等(二律背反によるジレンマトレーニング、ケーススタディ、専門家との連携等)を通じて、自身の考え方・指導方法について学び・振り返る場とする。

集合講習では分野横断的なテーマを取り扱いアウトプット中心とした学び・振り返りの場とする

受講者 50名~100名/会場講師 メイン1名+1~2名

※受講者数による

<新>集合講習

変更点④ 集合講習

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募集人数

50名

認定基準

(1)共通科目Ⅲ集合講習会を円滑に運営できるファシリテーションのスキルを身につけ

ている。

(2)本会が養成を目指すグッドコーチ像を伝えることができる。

(3)共通科目集合講習会の構造を説明することができる。

(4)共通科目Ⅲ集合講習会受講者の評価が適切にできる。

(5)講師としての成長計画が立案できる。

集合講習会ではアクティブラーニングを主体とした学びの場を提供

共通科目のコーチデベロッパー(コーチ育成者)を日本スポーツ協会で養成

期日 会場

第1回:9月15日(土)~16日(日)2日間 岸記念体育会館

第2回:11月3日(土・祝)~4日(日)2日間 TKP渋谷カンファレンスセンター

変更点⑤ 集合講習

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現カリキュラム

テキストの内容を問う検定試験(四択問題)で評価

2月:全国7会場/3月:東京・大阪

事前学習時の「知識確認テスト」(現行の検定試験を踏襲)に加え、集合講習後の振り返り・実践を踏まえた「課題」で評価する

• 6割以上で合格• テキストからのみ出題• 保健体育の教員免許保有者は試験のみ(集合講習免除)

新カリキュラム

【事前学習】知識確認テスト(各自)

※リファレンスブックでの学習

【集合講習後】課題提出

評価基準は検討中※ワークブック(シート)等の

作成についても検討する

変更点⑥ 評価

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