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GNSS連続観測施設(電子基準点・GNSS機動連続観測点・高精度比高観測点などがあります)は、人工衛星からの電波を受信して、各観測点間の距離の変化から地殻変動を捉えることができます。今回の訓練では、地震発災後にGNSS連続観測施設から中央監視局(茨城県つくば市)への通常回

線(IP-VPN)が停止をしたとの想定により、現地において観測データを収集し、衛星携帯電話によりデータ転送を行う訓練を実施します。

GNSS連続観測施設のデータ収集と通信訓練平成24年度 国土地理院防災訓練

資料-2

訓練実施点電子基準点

国土地理院

全ての通信回線が停止した状況を想定し、GNSS連続観測施設の観測データを手動でダウンロードし中央監視局に衛星携帯電話でデータを転送する作業の様子

電子基準点ピラーと内部の観測機器電子基準点「御前崎A」において、データー収集・転送訓練を実施予定

※GNSS:Global Navigation Satellite Systemの略で、全世界的衛星測位システムと訳されます。アメリカのGPS、ロシアのグロナス(GLONASS)、日本の準天頂衛星(みちびき)等の測位衛星の総称です。

訓練実施点「御前崎A」

電子基準点

高精度比高観測点

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