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2021年2月版日本情報通信株式会社
IBM Cloud IaaS (旧 SoftLayer)ポータル ご利用ガイド
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はじめに
◼ はじめに
この利用ガイドは、IBM Cloud IaaS (旧SoftLayer)を利用の際の基本的な操作のガイドとなっております。
このガイドは、IBM Cloud IaaS を初めて利用される際の、ファーストステップとしてご利用頂くことを想定して作成しております。よって、IBM Cloud IaaS は様々な機能を提供しておりますが、基本的なポータルアクセス操作に絞ったガイドとさせて頂いております。
取得画面や操作方法は可能な限り最新のものを表示/記載するよう努めておりますが、IBM Cloudは常に改善/改良が続けられ、不定期に画面や機能、操作方法が変更されております。そのため、お客様がこのガイドをご覧になられる時点では、本ガイドの内容から画面や操作/機能が変更となっている場合があります。この点ご了解のうえご利用頂きますようお願いいたします。
※IBM Cloud コンソールの管理画面操作に関しては次のURLもご参照ください。下記URL先には、多種様々な操作に関しての最新のガイドが準備されています。
https://cloud.ibm.com/docs?locale=ja
本資料に含まれている情報については、日本情報通信でのサポートや運用での知見を基に作成しております。そのため、出来るだけ正確性を期するよう努めておりますが、明示または暗示にかかわらずいかなる保証も伴わないものとします。本資料またはその他の資料の使用によって、あるいはその他の関連によって、いかなる損害が生じた場合も、日本情報通信は責任を負わないものとします。
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目次
1. IBM Cloud コンソールへのログイン手順
2. サーバ情報の確認手順
3. サーバへのログイン(Windows/Linux)
4. サーバの起動/停止手順
5. ユーザー登録手順
6. ユーザー削除手順
7. SSL-VPNの接続手順- Web(IE)を利用した接続
8. IBM Cloud IaaS のサポート
9. メンテナンス情報/障害情報/お知らせの確認方法
10.イベント情報(メンテナンス/障害等) 通知メール設定方法
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<ユーザー種類>
この手順書で使用する用語の中で、「ユーザー」について、最初に触れさせて頂きます。
今後「ユーザー」という用語が使用されている場合、ご自身の利用しているユーザーの性質をご理解の上お読みください。
用語説明:「ユーザー」について
IBMid : IBM提供のサービス全般に利用できる、IBM上にて登録/作成しているユーザーID
基本的にはユーザー名として、メールアドレスの形態を取っているユーザーです。今後IBM Cloudをご利用の場合には、IBMidでのユーザー作成が必須となります。ポータル上、またはIBM Cloudポータル上でIBMidを作成することは出来ません。事前に専用のWebページからIBMidを登録・作成する必要があり、その後に自身のアカウントに、IBMidを登録する、という手順が必要です。
SL(SoftLayer)ユーザーid : IBM Cloud のサービス全般に利用できるユーザーID、IBM Cloud IaaS (旧SoftLayer)のカスタマーポータル上で作成されたユーザーID
基本的にはメールアドレスの形態である必要はありません。メールアドレスをこのユーザーIDとして利用することも可能(IBMidと混同することがあるのでご注意ください)
※IBM CloudポータルのIAM上でユーザーを招待する場合には、IBMidである必要があります。※マスター以外の既存のSLユーザーidを、IBMidに変更することは可能です。その場合には、IBMidを最初に作成した上で、チケット(Case)でIBMidへの変更を依頼する必要があります。
IBM Cloud IaaSをご利用頂けるユーザーは次の2種類あります。いずれのユーザー種でもIBM Cloud IaaSのサービスがご利用頂けます。
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操作
1 の画面が開かれます。
2 ログインIDがSLユーザーIDの場合は「SoftLayer ID でログインしてください」 を最初にクリックします。
IDがIBMidの場合は、次の手順に進んでください。
1. IBM Cloud コンソールへのログイン手順
◼ IBM Cloud コンソール(ポータル)へのログイン
➢ 接続先: https://cloud.ibm.com/
➢ 接続用ユーザ名、パスワード: ユーザーID、パスワードをそれぞれ入力
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※ユーザーIDがNICxxx、IBMxxx、SLxxxの形式の場合、および、ユーザーIDがメールアドレス形式以外の場合、「SoftLayer ID」を選択してください。
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操作
3 自分のユーザーIDを入力し、 の[続行]をクリックします。
4 「パスワード」入力フィールドが表示されますので、パスワードを入力し、 [ログイン]をクリックします。
5 IBM Cloudのポータル画面(ダッシュボード画面)が開かれます。
1. IBM Cloud コンソールへのログイン手順
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2.サーバ情報の確認手順 – IBM Cloud コンソール(1)
◼ IBM Cloud コンソールの画面より各サーバのログイン情報や簡易のステータスの確認
操作
1 ログイン後のポータル画面 で「リソースの要約」の「リソースの表示」 をクリックします。
または、最初の画面の左上の[三] をクリックし、表示されるメニューから[リソース・リスト] をクリックします。※[クラシック・インフラストラクチャー]からも、デバイスを表示させるメニューとなります。
2 デバイス一覧が表示されます。
3 デバイスの詳細を表示するためには、確認したいデバイス行をクリックします。
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2.サーバ情報の確認手順 – IBM Cloud コンソール(2)
操作
4 デバイス詳細表示画面 が開かれます。
① デバイスタイプが表示されます② 電源のOFF/ON 状態が表示されます。③ IBM Cloud内での標準監視の状況(Ping監視)の
状態が表示されます。疎通時:接続非疎通時:切断済み
* IBM Cloudの仕様上、サービスや接続に問題がなくとも、ここの表示が「切断済み」になっていることがあります。この場合、Case(チケット)やchatでIBM Cloudに表示の修正を依頼します。
5 OSやミドルウェアのパスワードを確認したい場合には、デバイス詳細画面の左メニューから[パスワード] をクリックします。
6 プロビジョニング時に設定されたOSなどのソフトウェア一覧が表示されます。この一覧の「パスワード」列に管理者ユーザーパスワードが記載されます。パスワードは「*****」と表示されています が、このすぐ右横の をクリックすると、入力情報が表示されます。
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3. サーバへのログイン(Windows/Linux)
プロビジョニングされたWindowsサーバは標準で「リモートデスクトップ接続」が可能です。プロビジョニングされたLinuxサーバも、標準で「SSH接続」が可能です。
サーバへの接続の際には、「 2.サーバ情報の確認手順」にて表示される情報をもとに各サーバに接続してください。
◼ サーバ(OS)へのログイン
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4. サーバの起動/停止手順 (1)
サーバの起動、停止、再起動の方法は、OSを直接に操作する方法と、ポータルから実施する方法の2種類があります。
① サーバ(OS)からの再起動/停止
再起動を行う際は、サーバへログインしOS上で<再起動>を実施します。
「再起動(リブート)」ではなく、OSを一度「停止(終了)」させると、再度起動させる場合には、OSからの起動は不可能で、ポータルから起動の操作を行う必要があります。
※OSでのシャットダウン後に、ポータル上で「起動」しても、エラーで起動してこない場合があります。その場合には、ポータル上で一度「電源OFF」を選択してから、再度「電源ON」で起動させます。
② ポータルからのサーバ停止/起動/再起動
IBM Cloud コンソール(ポータル)画面からサーバの停止/起動/再起動を実施することが可能です。これは物理的にサーバの電源をOFF/ONするのと同じ動作となります。
※サーバのサービスやプロセス、アプリケーションの停止/起動/稼働状況により、再起動時に時間が掛かる場合があります。(起動/再起動操作から、数分~10分以上掛かることがあります)
◼ サーバの再起動、停止について
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4. サーバの起動/停止手順 (2)
操作
1 IBM Cloudポータルのダッシュボード画面で「リソースの要約」の「リソースの表示(又は「すべて表示」) をクリックします。
2 リソースリスト が表示されたら、起動/終了させたいデバイス行の右端のアイコン をクリックします。
3 表示されるメニューから、操作したいメニューをクリックします。- Reboot:サーバの再起動を実施- Power On (または Power Off):電源のオンまたはオフ
4 操作のメニュー選択実施後、確認の画面が表示される ので、そのまま操作を実施する場合には[はい]をクリックします。
5 リソースリストに戻り、電源の処理最中は「状況」列に「パワーオン中(またはパワーオフ中)」が表示され、終了すると、「View status」が表示されます。
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◼ IBM Cloud コンソール(ポータル)の画面からのサーバの起動/停止(終了)/再起動
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5. ユーザー作成・登録手順 – IBM Cloud コンソールでのユーザー登録 (1)
操作
1 IBM Cloud コンソールのメニューで[管理] をクリックします。
2 表示されるメニューでは[アクセス(IAM)] をクリックします。
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IBM Cloud コンソール上でのアカウントユーザー登録手順を説明します。なお、IBM Cloud コンソールでのユーザー登録の際には、事前にIBMidが作成されている必要があります。
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5. ユーザー作成・登録手順 – IBM Cloud コンソールでのユーザー登録 (2)
操作
3 「アクセスおよびユーザーの管理」画面 が開かれます。
4 画面左のメニューから[ユーザー] をクリックします。
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5. ユーザー作成・登録手順 – IBM Cloud コンソールでのユーザー登録 (3)
操作
5 「ユーザー」画面 が開かれ、ユーザー一覧が表示されます。
6 「ユーザーの招待」 をクリックします。
7 「ユーザーの招待」画面 が開かれます。
8 「Eメール・アドレス」欄 に、このアカウントに招待したいIBMid(メールアドレス)を記載します。※複数のIBMidを記載することも可能※事前にIBMidとして登録されているユーザーに限られます。
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※SSL-VPN接続専用ユーザーを作成する場合には、予めIBMidを作成する必要はありません。左図の「VPN専用ユーザーの追加」をクリックすることで、SSL-VPN接続専用ユーザー登録画面が開かれます。
※ただし、ポータルに接続するユーザーを作成する場合には、必ず、IBMidを作成し、ユーザー登録を実施してください。
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5. ユーザー作成・登録手順 – IBM Cloud コンソールでのユーザー登録 (4)
操作
9 その後、下部の「アクセス・グループへのユーザーの追加」セクション で、必要に応じて、権限グループの「追加」をクリックします。(必須ではありません。権限はあとからも設定可能です。)
※表示される「グループ」はアカウントにより異なります。
10 「追加」したグループは、画面右の「アクセス・サマリー」に表示されます。
この時点では、まだこのユーザーに対して、アクセス・グループの追加は行われておりません。
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5. ユーザー作成・登録手順 – IBM Cloud コンソールでのユーザー登録 (5)
操作
11 さらに下部の「ユーザーへの追加のアクセス権限の割り当て」セクションで、このユーザーに対するIBM Cloudの各サービス毎の権限を設定することが可能です。
(必須ではありません。この権限はあとからも設定可能です。)
12 追加するユーザーの設定内容がよければ「招待」をクリックします。
13 ユーザー招待(追加)に成功すると、ユーザー一覧画面に戻り、画面上部に、ユーザーが追加された旨のメッセージ が表示されます(暫くすると消えます)
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5. ユーザー作成・登録手順 – IBM Cloud コンソールでのユーザー登録 (6)
操作
14 ユーザー一覧に戻ります。※登録したばかりの場合、「状況」が「処理中」の場合があります。この状況ではまだこのアカウントには、このユーザーはログインできません。ここが「アクティブ」になるのを待ちます。「アクティブ」になるまで、10分程度かかる場合があります。(もしくは、ブラウザをリロードしてください)
※10分経っても「処理中」の場合、登録したユーザーが、まだIBMidを作成していない場合があります。その場合は、登録ユーザーに連絡をして頂き、IBM Cloudからinvitationのメールが届いていないか確認してください。そのメールが届いている場合には、本文に「Join Now!」のリンクがあります。そのリンクをクリックし、IBMidの登録作業を行って貰ってください。IBMidの登録が完了して暫くすると、ユーザー一覧画面の「状況」が「アクティブ」に変わります。
※既にIBMidを作成済みで、他のサービスでも利用実績があるにも関わらず「処理中」の場合、IBM Cloud内で、登録処理が保留されている場合もあります。この場合には、Caseを利用して、IBM Cloudに該当ユーザーをアクティブにするように依頼します。
15 「状況」が「アクティブ」になりましたら、そのユーザーをクリックします。
16 ユーザー詳細の管理画面が開かれます。
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5. ユーザー作成・登録手順 – IBM Cloud コンソールでのユーザー登録 (7)
操作
17 「ユーザー詳細」のタブ内に、「VPNパスワード」のセクション があります。ここで をクリックすると、IBM CloudへSSL-VPN接続するためのパスワードを編集できます。またそのセクションの「ユーザー名」に記載の名前が、SSL-VPNへのログイン時のログインユーザー名になります。こちらは変更できません。
18 旧SoftLayerで管理していたインフラストラクチャーを引き続き管理する場合やIaaS環境を管理する場合は、「クラシック・インフラストラクチャー」タブを開きます。
19 なお、ここには本来、権限設定項目が表示されますが、ユーザー登録した直後の場合、ここには のような画面のみ表示され、権限設定項目が表示されない場合があります。この場合は、時間をおいて再度開いてみてください。(正常に表示されるまで、長い場合は15~20分程度かかる場合があります)もしくは、このページでブラウザを「再読み込み」すると、すぐに正しい情報が表示される場合があります。
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5. ユーザー作成・登録手順 – IBM Cloud コンソールでのユーザー登録 (8)
操作
20 「クラシック・インフラストラクチャー」タブをクリックすると、正常であれば のようなアクセス権限を設定できる画面が表示されます。「許可」「デバイス」「VPNサブネット」、それぞれ必要な権限を設定します。
21 「許可」 は、ユーザー個人の様々な操作権限設定です。「デバイス」 は、ユーザーがポータル上でどのデバイス情報にアクセスできるかを設定します。ここでアクセス出来る(出来ない)デバイスを設定することが出来ます。
「VPNサブネット」 は、SSL-VPN用のアクセス設定です。登録ユーザーがSSL-VPN接続を行う場合には、この「VPNサブセット」内に表示される、「SSL VPN アクセスを有効にする」にチェックを入れ、SSL-VPNの利用を有効化します。
22 設定を完了したら、画面下部の[適用]をクリックします。
以上で完了です。
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6. ユーザー削除手順 (1)
◼ IBM Cloud コンソール - ユーザー削除
操作
1 IBM Cloud コンソールで[管理] – [アクセス(IAM)] と選択し、「アクセスおよびユーザーの管理」 を表示
2 「アクセスおよびユーザーの管理」画面で、左側メニューの[ユーザ] をクリックします。
3 ユーザー一覧 が表示されます。
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IBM Cloud コンソールでのユーザー削除の手順を説明します。※ここでIBMidのユーザーを削除する場合、そのIBMid自身は削除されません。
ここでのIBMidの削除は、このIBMidが、このアカウントへのアクセスが出来なくなることのみを意味します。
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6. ユーザー削除手順 (2)
操作
4 ユーザーリストで、削除したいユーザーの一番右に表示されている[・・・] をクリックします。
5 メニューが表示されますので、そこから[ユーザーの削除] をクリックします。
6 「ユーザーの削除」の確認ダイアログ が表示されたら[削除] をクリックします。削除の操作は以上で完了です。
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7.SSL-VPNの接続手順
1.Web(IE)を利用した接続(このガイドにて説明させて頂きます)
➢ 接続先アクセスポイント一覧URL:
https://www.ibm.com/cloud/vpn-access
※推奨ブラウザ:InternetExplorer (SSL-VPNアクセス画面は、FirefoxやChromでは使用できません)
2.SSL-VPN専用ツール(MotionPro)を利用した接続
Array Networks社より提供されている、SSL-VPN接続専用ツール(MotionPro)が利用可能です。参考:https://support.arraynetworks.net/prx/001/http/supportportal.arraynetworks.net/downloads/downloads.html
クライアントからIBM Cloud環境へのSSL-VPN接続は、IBM Cloudからは現在次の2つの方法が案内されています。
SSL-VPNでの接続を利用する場合には、接続するユーザーのSSL-VPNの接続がポータルのIAM上の設定で「有効化」されているか、そのユーザーがSSL-VPN接続専用ユーザーとしてIAMに登録されている必要があります。
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7.SSL-VPNの接続手順 – Web(IE)を利用した接続(1)
操作
1 前頁の<接続先アクセスポイント一覧URL>に表示される一覧 より、アクセスするアクセスポイントをクリックします。
※日本国内からの利用では、「東京」(vpn.tok02.softlayer.com)を推奨します。ただし、POPの混雑状況により接続が困難な場合があります。その際には、「シンガポール」(vpn.sng01.softlayer.com)や「香港」(vpn.hkg02.softlayer.com)など、他のPOPをご利用いただけますようお願いいたします。
2 のような画面が表示されます。ここで、SSL-VPN用のUsername 、およびPasswordを入力ます。※推奨ブラウザ:IE
3 入力を終えたら、[LOG IN] をクリックし、SSL-VPNへアクセスします。
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注意事項:・ユーザー名は大文字小文字を区別します。・ユーザー名は、VPN用のユーザー名です。・マスターアカウントの場合、基本的にはVPNユーザー名は、マスターアカウントIDと同じユーザー名ですが、異なる場合もあります。異なる場合には、ポータルから確認できるユーザープロファイル内に表示される「VPNユーザー名」をご確認ください。ポータル(コンソール)ログイン用のユーザーid、パスワードとVPNユーザーのユーザーid、パスワードは連動しませんので、パスワード変更時にはご注意ください。・初回アクセス時はSSL-VPNプラグイン(アドオン)のインストールが必要との警告が表示されることがあります。その場合にはすべてInstallを行ってください。※Installは各ブラウザごとに必要です。
・SSL-VPNへアクセスする場合、1ユーザーにつき1つのセッションを利用可能です。そのため、複数作業者でSSL-VPNを同時に利用することは不可ですので、複数ユーザーで同時にSSL-VPN接続を行う場合は、人数分のSSL-VPN権限を持ったユーザーを作成する必要があります。
https://www.ibm.com/cloud/vpn-access1
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◼ Web(IE)を利用した接続
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7.SSL-VPNの接続手順 – Web(IE)を利用した接続(2)
上記の画面が表示されない時には、例えば、下記のようなWindowsのメニューバーから
を右クリックし、 その後に表示されるメニューから「Show」をクリックすることで表示させることが出来ます。
操作
4 接続が完了すると、左図 のような画面となります。※Assigned IP Address:に自身のIPアドレスが表示されています。
SSL-VPN接続が出来たら、ポータルやデバイスへアクセスしてください。
5 SSL-VPN接続を終える場合には、[Disconnect] をクリックします。
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◼ IBM Cloudへの問合せ
8. IBM Cloud IaaS のサポート
IBM Cloudをご利用のお客様は、無償でIBM Cloudが提供するサポートサービスを利用できます。IBM Cloudをご利用のお客様は、IBM Cloud コンソール(ポータル)上から、これらのサポートサービスを利用し、IBM Cloudに直接に問合せを行うことが出来ます。
IBM Cloudが提供する標準のポータル上でのサポートサービスは以下の通りです。
・Case・・・Softlayerの時には「チケット」と言われていたサービスです。原則、英語での対応となりますが、技術的な細かい質問に向いているサービスです。画面やログのファイルなど、必要に応じCaseにファイルを添付できます。
問合せ以外に、IBM Cloud全体の(またはDC毎の)メンテナンスや障害ではなく、お客様個別環境毎のメンテナンスや障害の際に、このCaseを通じて、IBM Cloudより個別通知が行われる場合があります。
・Chat・・・リアルタイムでIBM Cloudとのチャットをご利用頂けます。(24時間365日)日本語環境からアクセスしている場合、平日 9:00~17:00 は、日本語対応の出来る担当者の対応があります。(日本語対応可能者不在時、またはこの時間以外には英語でのチャットとなります。また、内容によっては、最初から、もしくは途中で英語の担当者に代わる場合があります(2020年8月1日現在)。また、細かい内容になりますと、Caseの利用を依頼される場合もありますが、「まず聞きたい」というような時にご利用頂けます。
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8. IBM Cloud IaaS のサポート
[chat with IBM]チャットの開始
[create a case]Caseの作成
[view all]Case 一覧の表示
CaseもChatも「サポート」から開きます。
View all:作成済みのCase一覧の表示
Create a case:Caseの作成* Case一覧の画面からもCaseを作成できます
Chat with IBM:chatを開始します
ワンポイント!Caseを作成しても、IBM Cloudから回答がすぐに返ってこない場合、対応を催促したい場合があるかと思います。そのような時には、作成したCaseをアップデートして催促するのではなく、chatを利用して対応を急ぐようIBM Cloudに催促してください。Chatは質問だけでなく、このようにCaseの回答が遅い場合に、Caseの早い対応を促したい場合などにもご利用頂けます。なお、CaseについてChatで確認や依頼を行う場合には、必ず、そのCase番号を控えておき、それを伝えるようにしてください。
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9.メンテナンス情報/障害情報/お知らせの確認方法 (1)
IBM Cloudからの障害やメンテナンス計画のお知らせは、ポータル上で確認することが出来ます。
操作
1 IBM Cloud コンソールにログイン後のダッシュボードの画面 にて、「計画保守」 に、直近の情報が表示されます。表示されているイベントをクリックすると詳細情報を確認できます。
2 さらに多くのメンテナンスや障害の情報を確認したい場合には、「すべて表示」をクリックするか、画面右上のベルアイコン をクリックしますと、同じくイベント情報一覧画面が表示されます。※「計画保守」のウィンドウにすべて表示されていない場合がありますので、さらにベルアイコンや「すべて表示」をクリックして、情報をご確認頂くことをお勧めします。
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◼ 障害情報やお知らせの確認方法
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9.メンテナンス情報/障害情報/お知らせの確認方法 (2)
4 操作
3 イベント情報一覧が表示されます。の各項目(未計画、予定、お知ら
せ)をクリックすると、それぞれのイベントに応じた一覧に表示を切り替えることができます。
各情報の行ををクリックすると、詳細を画面右側に表示されます。
さらに詳細ウィンドウの中の「影響を受けるすべてのインスタンスの表示」 をクリックすると、このメンテナンスの影響範囲のデバイス一覧も確認可能な画面を表示することも出来ます。
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未計画 :計画外の、緊急のメンテナンスや緊急の障害の情報予定 :計画的なメンテナンス等お知らせ :障害やメンテナンスではなく、IBM Cloudからのサービスについてのお知らせ。サービス終了のお知らせ等。
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10.イベント情報(メンテナンス/障害等) 通知メール設定方法 (1)
◼ イベント情報通知メールの受信設定
IBM Cloudでは自分のアクセス権のあるデバイス等でメンテナンス情報や障害情報といった<イベント情報>がリリースされた場合、基本的にはIBM Cloud コンソール上で表示され、その画面上で内容を確認しますが、そのリリースをメールで通知するサービスを備えております。
この通知のための設定はユーザー個別に自分自身で設定する必要がありますが、この設定を行うことをお勧めします。
(管理者であっても、各ユーザーの通知設定を行うことは出来ません。個人個人で設定する必要があります)
※注意
時折、イベント情報がポータル上に掲載されても、メールでの通知が行われない場合がありますので、基本的な確認は、定期的にポータル上で
行って頂くことをお勧めします。メール通知はその補助的な役割としてご利用ください。
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10.イベント情報(メンテナンス/障害等) 通知メール設定方法 (2)
操作
1 ポータル画面 メニューバー右上の人型(アバター)アイコン をクリックし、表示されたメニューから[プロファイル] をクリックします。
2 [ユーザー設定]の画面が表示されたら、画面左のメニューから[通知設定] を選択します。
3 [Eメール設定]画面 が開かれます。
受信したい項目を「オン」にします。
なお、この画面では「保存」などのボタンはなく、「オン/オフ」を設定すると、自動的にそれが反映されます。
タブは「プラットフォーム」「リソース」とありますので、それぞれ設定をおこなってください。
※ただし、うまく保存されていない場合がありますので、設定後は、他の画面に一度移動し、再度この画面に戻って、設定を確認されるこおをお勧めします。
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◼ イベント情報通知メール設定方法
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日本情報通信(株)の「NI+C クラウドメンバーシップサービス SL」にてご契約を頂いているお客様におかれましては、下記のように、さらに追加手順を加えましたガイドをご提供させて頂いております。ご必要となるお客様は、「ご利用のアカウントID」「貴企業名(団体名・組織名)」「ご担当者名」「ご連絡先お電話番号」「メールアドレス」を記載の上、[email protected]までお知らせください。日本情報通信でのお客様のご契約を確認でき次第、下記章を含めたガイドのファイルを送付させて頂きます。(約6MB程度のファイルとなります)
1. IBM Cloud コンソールへのログイン手順
2. サーバ情報の確認手順
3. サーバへのログイン(Windows/Linux)
4. サーバの起動/停止手順
5. VNC Viewerを利用したサーバへのリモートアクセス
6. ユーザー作成・登録手順
7. ユーザー削除手順
8. ユーザーパスワード変更手順
9. SSL-VPNユーザー設定手順
10. SSL-VPNの接続手順
- Web(IW)を利用した接続
- 専用ツール(MotionPro)を利用した接続
11.IBM Cloud IaaS のサポート
- Caseを使った問合せ
- Chatを使った問合せ
12.メンテナンス情報/障害情報/お知らせの確認方法
13.イベント情報(メンテナンス/障害等) 通知メール設定方法
14.オーダー/キャンセル手順 – VSI(仮想サーバ)
(※内容は今後変更される可能性があります。)
おわりに…
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End