備前市日生「里海の交番」基本構想概要及び位置図
一般社団法人みんなでびぜん
里海の交番《コンセプト》
日本の海洋文化と伝統を守る要わが国では、古来より海に住む人々が先祖代々引き継いできた地先の海を守ってきた 『海の守り人』 『里海』
漁師による海底ごみ回収日生の多島美
小魚を利用したみりん干し“せり”の様子
五味の市
日生の伝統漁法“つぼ網”
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里海の交番《背景》
里海※=日本の海※「里海」とは・・・人手が加わることで生物多様性と生産性が高くなった海
海底ごみの回収アマモ場再生活動
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里海の交番《何をするところ︖》
『守る』・『学ぶ』・『体験する』
カキ養殖体験小中高校生による聞き書き漂着ごみ清掃活動
アマモ倶楽部 アマモってな~に? アマモ流れ藻回収
里海の交番《特徴と強み》
1.地域ぐるみの海洋教育漁師が主役、地域のみんなで支え取り組む海洋教育、海から食卓まで・・・海と食のプロが教える食育
2.日本固有の多島美
海に生きる人々が守る自然、海ごみ0の日生の海
3.世界につながる学術交流拠点海洋管理の成功例として世界から注目される日生、
世界に向けて発信、国際的な学術交流拠点4
里海の交番《実践プログラム》
海洋体験
海洋教育
海洋研究㉙シーカヤック
㉔備前焼(カキ筏の廃材利用)
アマモ場再生(⑬種とり⑭選別と種まき)
⑰海と漁業に関する展示・映像
⑱水質環境モニタリング
①ウェルカム講座(渚の交番の紹介など)
⑯海ごみを考える⑮海のいきもの観察
㉚シュノーケリング
⑳海洋酸性化研究
㉒アマモ場再生技術研究
調理体験
体験漁業⑧つぼ網⑨底びき=海底ごみ回収⑩かき養殖種付け水揚げカキむき
⑪セリ体験
③海の名人に学ぶ「聞き書き」
④「人と海」ワークショップ・シンポジウム(300人規模)
②海の講座「目で見る海の生態学」「アマモってな~に」「里海学入門」「森里海の連環を考える」「海ごみはどこから来るの?」など
・プランクトン採集/観察・アマモ場のいきもの・海に棲む不思議ないきもの観察(シェルターを引き上げ観察)
㉑アマモ場モニタリング
・漂流ごみ・漂着ごみ・海底ごみ 海ごみ 0 の日生の海㉓藻塩づくり
㉕海から食卓へ㉖食と文化の融合㉗海と食のプロによる食育
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⑤海の防災教育⑥海の安全教育
⑫島巡りクルージング
⑲ビジターステイ
⑦里海の恵み
㉘旬を味わう
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
海洋教育(座学)
海洋体験(学ぶ)
漁業体験
海洋体験(楽しむ)
“まち” “山”との関わり
アマモ選別・種まきアマモ種とり
かきむき体験
調理体験(食育・海から食卓へ・食と文化の融合)
藻塩づくり・カキ筏の廃材を利用した備前焼体験
海ごみを考える(回収とワークショップ)
底びき網漁+海底ごみ回収
かきの種付け
つぼ網漁
シーカヤック
海のいきもの観察
シュノーケリング
海の講座(「海の生態学」「アマモってな~に」「里海学」「森里海の連環」「海の名人に学ぶ」など)
現地視察・体験活動
「人と海」ワークショップ・シンポジウム
かきむき体験
ウェルカム講座(アマモ・渚の交番の紹介)
海の名人に学ぶ「聞き書き」
セリ体験
里海の交番《年間プログラム》
海の防災教育・海の安全教育
里海の恵み
島巡りクルージング
ビジターステイ
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■一般社団法人「みんなでびぜん」が運営母体は、備前市里海里山ブランド推進協議会。今ある資源を活かしつつ、次の世代に豊かな資源を引き継ぎ、そして持続可能なまちづくりを進めることを目的として、備前に関与するすべてのステークホルダー(漁協、農協、商工団体、観光団体、まちづくり団体、自治会、NPO、大学)で事業を検討・展開してきた。
■専門家が集結各分野のエキスパートがそれぞれの得意分野を担うので、多種多様な日生ならではのプログラムを用意できる。また、長年経営に携わった方々が中核を担うことにより、持続可能な経営を行う。
■強力なバックアップ・ネットワークこれまでのアマモ再生活動等により、地域全体の連携体制・協力体制が確立されている。また、様々なネットワークを構築している。・現役漁師・元漁師・漁師の家族・カキむき経験豊富なおばちゃん・漁協・一般社団法人備前観光協会・NPO法人里海づくり研究会議・備前市・岡山県・日生西小学校・日生中学校・岡山学芸館高校・協同組合岡山県備前焼陶友会・生活協同組合おかやまコープ・NPO法人共存の森ネットワーク・特定非営利活動法人国際ボランティア学生協会・JA全農おかやま・美作東備森林組合・市内企業・真庭市・笠岡市 など
里海の交番《運営体制》
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A拠点施設
B海水浴場
D五味の市・漁協
拠点の充実
連携強化
Eカキむき身処理施設
底引き網漁業体験
C米子湾
アマモ場の観察体験
カキのむき身体験
F「まち」・里山 No 施設
A 拠点施設
B 外輪海水浴場
C 米子湾
D 五味の市・漁協
E カキむき身処理施設
F 「まち」・里山
■実践プログラム 展開拠点
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■拠点施設の整備概要
階段 屋外多目的広場から
眺望テラス(屋根付き)
飲食スペース65m2
2 階
眺望テラス(屋根なし・パラソル)
エントランス(屋根付き・ベンチあり)
通路(屋根
付き)
張り出しテント(休憩スペース)
駐車場/交流広場から
・空中写真(現況)
0 50m10 20 30 40
駐車場
拠点施設
交流広場
階段
斜路屋外多目的広場
・機能配置のイメージ
事務所等45m2
張り出しテント(休憩スペース)
通り抜け通路
会議室・多目的室90m2
研究施設35m2
加工場25m2
物販スペース55m2
1 階
トイレ
◎施設配置計画
■建築関係
①拠点施設(延床面積約350㎡)
②屋外階段
③張り出しテント、屋外テント
④屋外トイレ、シャワー棟
(延床面積約25㎡:外輪海水浴場)
■外構整備(土木工事)
①多目的広場:約2,500㎡(建築敷地300㎡を含む)
②海辺の広場:約200㎡
③海辺への階段:約20m
④交流広場:約500㎡
⑤進入路:W=4m、L=約30m(交流広場~拠点施設)
⑥進入路・斜路:W=3m、L=約70m
⑦その他:
・照明施設、転落防止柵、車止め、ベンチなど
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■拠点施設の整備概要
張り出しテント(休憩スペース)
通り抜け通路
研究施設35m2
加工場25m2
物販スペース55m2
(6.9m)
(7.2m)
■屋内施設 配置案
1 階
会議室・多目的室のイメージ
事務所等のイメージ
加工場のイメージ
研究施設のイメージ 張り出しテントのイメージ
物販スペースのイメージ
通り抜け通路のイメージ
■屋内施設(1階部分)
機 能 規模 利用目的
会議室・多目的室
(調理実習対応)90㎡
会議スペース(50人程度)70㎡︓1.4㎡/人×50人
キッチン・調理実習、ストックヤード等(20㎡)
事務所等 45㎡事務所︓20㎡(4㎡/人×5人)
職員休憩室、簡易宿泊︓20㎡(2㎡/人×10人)
物販スペース 55㎡ 認証品、特産品、魚介類、農産物販売
加工場(見学体験) 25㎡ オリーブ搾油加・魚介類・農産物加工場
研究施設 35㎡ アマモ場モニタリング、海洋酸性化研究
その他 35㎡ トイレ(15㎡)、倉庫(5㎡)、通路(15㎡)
小計 285㎡ (通り抜け通路部分は含まない)
参考面積
【会議スペース】・ 1.3m2/人×50人使用 = 65m2
【事務所等】 事務所︓4m2/人×5人 = 20m2
簡易宿泊室︓2m2/人×10人(2段ベッド使用)= 20m2
キッチン
倉庫
男子トイレ
女子トイレ
多目的トイレ
通路
2段ベッド
事務所等
45m2
会議室・多目的室90m2
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■拠点施設の整備概要
■屋内施設 配置案
2 階
眺望テラスのイメージ
飲食スペースのイメージ
機 能 規 模 利用目的
飲食スペース 65㎡カフェ、レストラン(25人程度)
小計 65㎡(眺望テラス部分は含まない)
■屋内施設(2階部分)
参考面積
【飲食スペース】厨房︓65m2×20% = 13m2
客席︓2.2m2/席×24席 = 52m2
階段屋外多目的広場から
駐車場/交流広場から
眺望テラス(屋根付き)
飲食スペース65m2
エントランス(屋根付き・ベンチあり)
通路(屋根付き)
張り出しテント(休憩スペース)
眺望テラス(屋根なし・パラソル)
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○トイレ・シャワー棟
■施設整備の概要
0 50m10 20 30 40
駐車場(既設)
トイレ・シャワー棟
■外輪海水浴場の整備概要
シーカヤック艇庫のイメージ
トイレ・シャワー棟のイメージ 休息空間のイメージ
シュノーケリング・シーカヤックのイメージ
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(延床面積約25㎡)
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■計画地位置図「里海の交番」計画地
「トイレ・シャワー棟」計画地