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更新履歴
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• 以下の日付でドキュメントを更新、確認しています。
バージョン
1.00 2014/6/30 ・初版リリース
1.10 2014/9/30 ・2014年9月現在の情報に更新。
1.20 2015/1/31 ・2015年1月現在の情報に更新。
目次
• SLA 概要
• 主要サービスの SLA
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Azure の SLA
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• SLA = サービスレベル・アグリーメントの略
• マイクロソフトと Azure を利用するお客様との間で
合意する品質保証
• 品質保証の条件、内容は Azure のサービス毎に異なる
• 提供している Azure のサービスの品質保証が満たされなかった場合は、マイクロソフトが返金を行う
• SLA 違反の確認及び返金はサポートに問い合わせる
SLA 対象のサービス
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• SLA 対象のサービスは以下を参照http://azure.microsoft.com/ja-jp/support/legal/sla/
• プレビューは SLA 対象外
SLA 適用除外 (1/3)
• SLA 除外条件は各サービスによって異なる
• クラウド サービス / 仮想マシン / 仮想ネットワークの場合• マイクロソフトのデータ センター外部のネットワーク障害やデバイス障害などは SLA 対象外
※1:http://msdn.microsoft.com/library/azure/jj156075.aspx を参照
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SLA 適用除外 (2/3)
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http://azure.microsoft.com/en-us/documentation/articles/linux-endorsed-distributions
ディストリビューション バージョン ドライバー カーネル互換性パッチ エージェント
Canonical UBUNTUUbuntu 12.04.1, 12.10, および 13.04
In KernelRequired for 12.04 or 12.04.01 only
Package: In package repo under walinuxagentSource: GITHUB
CENTOS by Open Logic CentOS 6.3以上
CentOS 6.3:LIS drivers; CentOS 6.4+ drivers:in Kernel
Required for 6.3 onlyPackage:In Open Logic package repounderwalinuxagentSource: GITHUB
Oracle Linux 6.4以上 In Kernel 該当なしPackage: In repo,name: WALinuxAgentSource: GITHUB
SUSE Linux Enterprise SLES 11 SP3以上 In Kernel 該当なしPackage: In Cloud:Tools repo, name: WALinuxAgentSource Code: GITHUB
openSUSE OpenSUSE 13.1以上 In Kernel 該当なしPackage: In Cloud:Tools repo, name: WALinuxAgentSource Code: GITHUB
SLA 適用除外 (3/3)
• お客様がマイクロソフトから公開されている文書またはガイダンスに適合しない方法で本サービスを使用した場合
• マイクロソフトがサービスの利用上の改善をお客様に助言した後に、お客様が助言されたとおりの改善を実施せずにサービスを使用した事に起因した場合
• プレビュー期間中またはプレビューに関して発生した場合 (マイクロソフトの定めるところによる)
• お客様がパスワードを漏洩してしまった場合、お客様が適切なセキュリティ対策を行わなかった場合 (パスワードがわかりやすい・パスワードが短い)
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SLA 保証時間と違反時の返金
• SLA 対象の稼働時間は主に以下となっている(各サービスによって異なる)
• SLA に違反した場合、利用料金の返金が行われる
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SLA 違反となる障害が発生してから返金までの流れ
• 技術サポートを購入済みの場合、障害報告書をもとに課金サポートにSLA違反を確認する事が可能
• 課金サポートのみの場合でも、障害を検知した情報を元に課金サポートにSLA違反を確認する事が可能
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No 誰が アクション
1 お客様 仮想マシンの稼働が一時的に停止した事象について、Microsoft Azure データセンター側の障害に起因したものであるか Azure サポートに問い合わせる
2 Microsoft技術サポート
調査に必要な情報をもとに、本事象が Azure データセンター側の障害に起因したものであるか確認を行い、本事象が Azure データセンター側の障害に起因して発生したことを確認した場合、障害報告書をお客様にご案内
3 お客様 本障害がSLAに記載の返金対象となるか確認するために、障害報告書をもとに Azure サポートにお問い合わせ※課金サポートのみでも、障害を検知した情報を元にサポートに問い合わせ可能
4 Microsoft課金サポート
本障害がSLAに記載の返金対象となるか確認を行い、返金対象であれば返金処理を行う
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仮想マシン – SLA 適用の前提条件
• 同じ可用性セット内に 2 つ以上の仮想マシンが組み込まれていること
• 仮想マシン階層• 基本でも標準でもどちらでも可能
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仮想マシン 仮想マシン
可用性セット
仮想マシン – 返金額の算出
■最大接続時間 (分) は、可用性セット内の 2 つ以上の仮想マシンが、開始された時点から、
仮想マシンを停止または削除する時点まで計測される
■ は、
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月間接続稼働率 返金率 利用料金に対する返金の具体例
99%以上99.95%未満 10% 月間利用料金¥10,000の場合返金は¥1,000
99%未満 25% 月間利用料金¥10,000の場合返金は¥2,500
クラウドサービス – SLA 適用の前提条件
• 2 つ以上のインスタンス (同一ロール) が必要
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VM
クラウドサービス
VMWeb ロール
クラウドサービス –返金額の算出
■最大接続時間 (分) は、ロールが開始された時点から、ロールを停止または削除する時点まで計測される
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月間接続稼働率 返金率 利用料金に対する返金の具体例
99%以上99.95%未満 10% 月間利用料金¥10,000の場合返金は¥1,000
99%未満 25% 月間利用料金¥10,000の場合返金は¥2,500
その他のサービス
• 詳細は以下を参照http://azure.microsoft.com/ja-jp/support/legal/sla/
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仮想マシン – SLA適用の前提条件
• 可用性セットの詳細は以下のドキュメントを参照
http://blogs.msdn.com/b/dsazurejp/archive/2013/10/10/10455732.aspx
• Windows Azure自習書シリーズ – 仮想マシン(IaaS)編
http://msdn.microsoft.com/ja-jp/windowsazure/dn194020.aspx
• 基本コンピューティング・標準コンピューティング
http://azure.microsoft.com/ja-jp/pricing/details/virtual-machines/
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