使用材料一覧
1液型ウレタンコーティング材新環境対応型
FSコート・ゼロ金属屋根改修スレート改修壁 面 改 修
ー般名称 品 名 荷姿・入目 備 考
溶剤型プライマー
プライマーU 16㎏/缶 ウレタン樹脂系プライマータックコートK-W 12㎏/セット エポキシ樹脂系プライマー(速乾タイプ)層間プライマーJ 12㎏/セット ウレタン下地用ウレタン樹脂系プライマーFSエポプライマー 16㎏/セット 弱溶剤型エポキシ樹脂系プライマー(金属下地用)
環境対応型プライマー
プライマーR 16㎏/缶 ウレタン樹脂系プライマー(TXフリー)AQプライマー 16㎏/セット 水性エポキシ樹脂系プライマー層間プライマーR 14㎏/缶 ウレタン・塩ビ下地用ウレタン樹脂系プライマー(TXフリー)
新環境対応型防水型塗装材 FSコート・ゼロ 18㎏/缶 1液型ウレタン樹脂コーティング材(特定化学物質無配合)
溶剤型仕上げ塗料
DトップF 16㎏/セット(受注生産) 遮熱アクリルウレタン系樹脂塗料
Dトップ700 7㎏/セット(受注生産)14㎏/セット アクリルウレタン樹脂系塗料
Dトップ700遮熱 14㎏/セット(受注生産) 遮熱用アクリルウレタン樹脂系塗料
環境対応型仕上げ塗料
DトップAS 15㎏/セット(受注生産) アクリルシリコン樹脂系塗料(TXフリー)DトップAS遮熱 15㎏/セット(受注生産) 遮熱用アクリルシリコン樹脂系塗料(TXフリー)AQトップONE 15㎏/缶 1成分水性アクリルウレタン樹脂系塗料AQトップONE遮熱 15㎏/缶(受注生産) 1成分遮熱用水性アクリルウレタン樹脂系塗料DトップECO 15㎏/セット(受注生産) アクリルウレタン樹脂系塗料(弱溶剤系)DトップECO遮熱 15㎏/セット(受注生産) 遮熱用アクリルウレタン樹脂系塗料(弱溶剤系)
希釈剤防水溶剤 14㎏/缶 キシレン(90~95%)ウレタンECO希釈剤 12㎏/缶 環境対応型専用希釈剤
補強材CRテープ50・70・100・150 20m/巻 ジョイント処理用(巾50、70、100、150㎜)ブチルゴム系CRテープ200 20m/巻(受注生産) ジョイント処理用(巾200㎜)ブチルゴム系
取扱い注意事項①プライマー、FSコート・ゼロ、トップコート類は、消防法危険物第4類に属し、引火性があります。火気には充分注意して下さい。②施工時は、換気に充分注意して下さい。必要により、有機ガス用マスクや送気マスクを着用して下さい。③プライマー、FSコート・ゼロ、トップコート類は、冷暗所の屋内に密栓して保管して下さい。 補強材は、水に濡れないようにし、湿気の少ない場所に保管して下さい。④下地温度が0℃以下や50℃以上の場合は、施工を控えて下さい。⑤作業環境により、次の有資格者を選任して下さい。 ◎有機溶剤取扱作業主任者 ◎酸素欠乏危険作業主任者 ◎危険物取扱者
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建物を守ること。それは、大切な資産を守ること。FS コート・ゼロは、大切な資産を取り替え・廃棄をせずに再生することを目指しています。 一般に屋根は、雨漏りが起こりにくく優れた構造であるといわれています。しかし、実際には水や空気に誘発される錆により、漏水しているケースが多々あります。これは、錆を防止するために塗装された塗料が紫外線・熱・水により劣化し、保護機能が損なわれていくことが原因です。 従来屋根(金属屋根)の再生には、化粧直しとして錆の処理、塗装の塗り替えが一般的でした。しかし、透湿性を有する従来型の塗装は、数年で再度塗り替えが必要となってしまうことがあります。 FS コート・ゼロは、屋根防水材に用いられる高弾性のウレタンゴムを厚膜でコーティングし、雨・湿気・空気・腐食性ガスの影響を完全にシャットアウトします。 また、高弾性ウレタンゴムと遮熱コートの組合せにより、防水効果・防錆効果・防音効果・遮熱効果を付与し、多くのメリットを生み出します。 これが、従来の塗装と全く異なる FS コート・ゼロによる再生です。
FSコート・ゼロ
金属屋根(鋼板)は、日射による膨張・収縮や建物振動による変形によって雨漏りにつながります。FSコート・ゼロは、屋根用塗膜防水材の主流であるウレタンゴム系塗膜防水材で、JIS規格(JIS A 6021)に適合する性能を有しています。ウレタンゴムの持つ高い弾性が、繰り返される金属伸縮にも優れた追従性を発揮します。また、金属のジョイン卜やはぜ部、フックボルトなど状況に応じた処理を併用することで、さらに高い防水性能を発揮します。
金属屋根(鋼板)の錆は、空気と水により発生します。つまり、金属屋根を空気層や雨水などが直接ふれないようにシャットアウトすることが重要です。FSコート・ゼロは金属下地との接着力に優れ、金属面を完全に包み込んでしまうため、空気層や水分からの影響を遮断します。この塗膜構造により、防錆効果を長期にわたり維持します。またFSエポプライマーが既存の錆を包み込んで、素地との接触を妨げる錆止め塗料の性能を有するため、錆と素地の反応により発生する錆も防止します。
金属屋根の雨音は、階下には意外に響くものです。FSコート・ゼロは、一般的な薄膜塗装に比べて膜厚が多く、またゴム弾性を有しているため、防音効果を発揮します。この防音効果により階下への騒音を低減します。
遮熱性能を有したトップコートで仕上げることにより、真夏時炎天下の表面温度を最大10℃~20℃低下させることができます。この遮熱効果が階下の温度上昇を防止すると共に、FSコート・ゼロ自体の劣化を低減します。
建物を守る4つの効果
雨漏りを防ぐ
錆から守る
雨音を和らげる
熱を遮る
防 水 効 果
防 錆 効 果
建物を守る
―
再 生
防 音 効 果
遮 熱 効 果
1液型ウレタンコーティング材
FSコート・ゼロ
■防水型塗装材という考え方 1
■建物を守る2つの特長 3
■新環境基準 5
■採用事例 7
■施工前・施工後 8
■標準仕様 9~12
■技術資料 13~17
■主要材料紹介 18~20
■推奨塗装用吹付機 21
■施工実績 22~24
■参考資料 25~26
■使用材料一覧
目 次
防水型塗装材
という考え方
防水型塗装材
という考え方
3 4
先進の環境対応&塗膜品質& 施工効率ウレタンコーティング材の新時代が始まります。
1液型ウレタンコーティング材
FSコート・ゼロ 建物を守る2つの特長
環 境 対 応 特長 材 料 特 性 特長
1 TXフリー有機溶剤「トルエン」「キシレン」等を使用していません。
2 シックハウスを引き起こす物質を含まない厚生労働省ガイドラインに掲載されている14の有害物質を使用していません。
3 特定化学物質を含まない労働安全衛生法に定められた特定化学物質障害予防規則(特化則)の対象物質である、TDI(トリレンジイソシアネート)、MOCA(3,3-ジクロロ-4,4-ジアミノフェニルメタン)これらの2物質を使用していない1液型ウレタン防水材です(特化則の対象外)。このため、防水工事店の現場安全管理業務の軽減はもちろん、工事中の作業者や周囲の人々の安全の向上がはかれます。
4 容器廃材の低減(リデュース)1液のため、2液のウレタンよりも缶数が半減し、産業廃棄物の発生抑制になります。
1 配合が不要です。1液型のため、2液型の様な主剤・硬化剤を配合・混合する必要がありません。
2 硬化不良がありません。1液型のため、計量ミス・撹拌不良等による硬化不良の心配がなく、均一な防水層が形成できます。
3 施工の効率化が図れます。1液型のため、撹拌の必要がなく、効率的に施工できます。
4 機械施工・圧送施工ができます。簡便な機械によるポンプアップが可能なため、荷揚げ作業の手間が省け、材料塗布の省力化が図れます。
5 冬期でも翌日に、次工程が施工できます。潜在性硬化剤を用いるため、今までの1液型に比べ大幅な硬化時間の短縮が可能です。
ディックプルーフィングの1液型ウレタンコーティング材の
高強度タイプ。
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■ ディックプルーフィングの新環境基準トルエン、キシレンを配合していない脱TXタイプです。1
防水工事中に発生する臭気には「防水材自身の臭い」と「防水材に含まれている溶剤の臭気」とがあります。「防水材自身の臭い」自体を取り除くことは困難です。一方、「防水材に含まれている溶剤の臭気」は一般的に溶剤臭と呼ばれ、トルエンやキシレン等の刺激臭の強い溶剤が原因であり、この溶剤を取り除く事が出来れば、建設工事の周辺にまで強い臭気が広がる様な作業環境が改善される事になります。ディックプルーフィングは長年の研究と努力により、これらのトルエンやキシレン等の溶剤を防水材から取り除く事が出来ました。
環境対応工法では、すべての材料が脱TXタイプです。
シックハウス症候群を引き起こす原因とされる物質を含みません。2シックハウス症候群とは、新築工事や改築工事(リフォーム)に使用された建材や内装材が含有する化学物質によって室内空気が汚染されて引き起こされ、頭痛や吐き気などの症状を引き起こします。平成19年より、14の有害物質(ホルムアルデヒド、クロルピリホス、トルエン、キシレン他)の濃度指針値を定めています。文部科学省では、学校の環境を衛生的に維持するためのガイドラインとして「学校環境衛生の基準」(シックスクール対策)を示しており、この中では学校の飲料水、プール、学校給食の食品衛生等の検査方法や基準が示されています。平成14年2月「学校環境衛生の基準」の改訂で、教室等の空気中のホルムアルデヒド等、化学物質検査について定められました。国土交通省では平成15年7月からホルムアルデヒドとクロルピリホスが規制対象物質となっています。
環境対応工法では、すべての材料がこれらの物質を含んでいません。
各省庁の規制状況
所轄省庁法令の名称
厚生労働省 国土交通省 文部科学省
室内空気汚染に関するガイドライン 改正建築基準法 品確法 学校環境衛生の
基準
― 建築物 住 宅 学 校
対象物質
TVOC 400 ― ― ―
ホルムアルデヒド 100 100 100 100
トルエン 260 ― (260) 260
キシレン 870 ― (870) (870)
パラジクロロベンゼン 240 ― ― (240)
エチルベンゼン 3800 ― (3800) (3800)
スチレン 220 ― (220) (220)
クロルピリホス 1 1 ― ―
テトラデカン 330 ― ― ―
ダイアジノン 29 ― ― ―
フェノブカルブ 33 ― ― ―
アセトアルデヒド 48 ― (48) ―
フタル酸ジ - n - ブチル 220 ― ― ―
フタル酸ジ -2- エチルヘキシル 120 ― ― ―
単位:μ g /㎥ ( )は必要に応じて測定
環境対応工法で用いられるすべての材料はF☆☆☆☆を取得しています。3シックハウス症候群ヘの対応として平成15年4月1日に建築基準法が改定され、第28条の規定に基づき「居室の内装仕上げ」に対して建築材料の使用制限が定められました。規制対象物質として第20条の4にクロルピリホス(主な用途:白蟻駆除剤)の使用が禁止されるほかホルムアルデヒドは放散速度により4段階の基準が定められています。
ホルムアルデヒド発散建材の分類ホルムアルデヒド発散建築材料は、室温 28℃、相対湿度 50%時のホルムアルデヒドの発散速度により、
4 種類に分類され、内装仕上げの使用が制限されています。
建築材料の区分 表示記号 ホルムアルデヒドの発散速度 使用の制限
建築基準法の規制対象外 F☆☆☆☆ 0.005㎎/(㎡ ・h)以下 使用制限なし
第三種ホルムアルデヒド発散建材 F☆☆☆ 0.005 ~ 0.020㎎/(㎡ ・h)使用面積が制限される
第二種ホルムアルデヒド発散建材 F☆☆ 0.020 ~ 0.120㎎/(㎡ ・h)
第一種ホルムアルデヒド発散建材 表示なし 0.120㎎/(㎡・h)超 使用禁止
F☆☆☆☆取得製品一覧表
新環境対応型ウレタンコーティング材一般名称 品 名 荷姿・入目 等級区分 備 考
新環境対応型防水型塗装材 FSコート・ゼロ 18㎏/缶 F☆☆☆☆ 1 成分型ウレタン塗膜防水材 JIS A 6021
屋根用ウレタンゴム系高伸長形合格品
プライマー・ボンド・トップコート一般名称 品 名 荷姿・入目 等級区分 備 考
環境対応型プライマー
AQ プライマー 16㎏/セット F☆☆☆☆ 水性エポキシ樹脂系
プライマー R 16㎏/缶 F☆☆☆☆ ウレタン樹脂系
層間プライマー R 14㎏/缶 F☆☆☆☆ ウレタン ・ 塩ビシート下地用ウレタン樹脂系
溶剤型プライマー
FS エポプライマー 16㎏/セット F☆☆☆☆ 弱溶剤型エポキシ樹脂系プライマー(金属下地用)
プライマー U 16㎏/缶 F☆☆☆☆ ウレタン樹脂系
タックコート K-W 12㎏/セット F☆☆☆☆ エポキシ樹脂系
層間プライマー J 12㎏/セット F☆☆☆☆ ウレタン下地用ウレタン樹脂系
環境対応型仕上げ塗料
D トップ AS 15㎏/セット F☆☆☆☆ アクリルシリコーン樹脂系塗料
D トップ AS 遮熱 15㎏/セット F☆☆☆☆ 遮熱用アクリルシリコン樹脂系塗料
AQ トップ ONE 15㎏/缶 F☆☆☆☆ 1 成分水性アクリルウレタン樹脂系
AQ トップ ONE 遮熱 15㎏/缶 F☆☆☆☆ 1 成分遮熱用水性アクリルウレタン樹脂系
D トップ ECO 15㎏/セット F☆☆☆☆ アクリルウレタン樹脂系塗料
D トップ ECO 遮熱 15㎏/セット F☆☆☆☆ 遮熱用アクリルウレタン樹脂系塗料
D トップ・ゼロ 15㎏/セット F☆☆☆☆ アクリルウレタン樹脂系塗料
D トップフッ素 10㎏/セット F☆☆☆☆ フッ素樹脂系塗料
溶剤型仕上げ塗料
D トップ 700 7㎏/セット 14㎏/セット F☆☆☆☆ アクリルウレタン樹脂系塗料
D トップ 700 遮熱 14㎏/セット F☆☆☆☆ 遮熱用アクリルウレタン樹脂系塗料
D トップ F 16㎏/セット F☆☆☆☆ 遮熱用アクリルウレタン樹脂系塗料
特定化学物質を配合していません。4特定化学物質障害予防規則とは労働安全衛生法の一つで、特定化学物質に指定された化学物質を製造し又は取り扱う場合に適用されます。ウレタン塗膜防水材の場合、一般的なウレタン塗膜防水材に配合されている ①TDI(トリレンジイソシアネート) ②MOCA又はMBOCA(3,3-ジクロロ-4,4-ジアミノフェニルメタン)これらをその重量の1パーセントを超えて含有する製剤その他の物を含むものを工事に使用する場合、工事中の規制として労働安全衛生法 特定化学物質障害予防規則 に則った取扱いが必要になります。
特定化学物質障害予防規則主な内容(下記は、特定化学物質障害予防規則より抜粋、要約、補足したものです。)
立ち入り禁止措置 事業者は関係者以外が立ち入ることを禁止し、且つその旨を見易い場所に表示しなければならない。
保護具 事業者は、特定化学物質を製造し、又は取り扱う作業場には、当該物質のガス、蒸気又は粉じんを吸入することによる労働者の健康障害を予防するため必要な呼吸用保護具を備えなければならない。
作業主任者の選任事業者は特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者技能講習を修了した者のうちから、特定化学物質作業主任者を選任しなければならない。(作業方法の決定、労働者を指揮することとあり、作業主任の現場常駐を求めらる場合があります)
掲示 取り扱う作業場には、特別管理物質の名称、人体に及ぼす作用、取扱い上の注意事項などを労働者が見やすい箇所に掲示しなければならない。(ウレタン塗膜防水材では上記② MOCA が該当)
作業の記録事業者は、特別管理物質を製造し、又は取り扱う作業場において常時作業に従事する労働者について、一月を超えない期間ごとに次の事項を記録し、これを三十年間保存するものとする。(ウレタン塗膜防水材では上記②MOCAが該当)
健康診断 取り扱う作業に従事する労働者に雇い入れ時、配置換え時の健康診断実施、以後定期的に実施し、健診結果は MOCA は 30 年間、TDI は 5 年間保存する。
特定化学物質を配合していません。
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■ FSコート・ゼロ 施工前・施工後■ FSコート・ゼロ 採用事例
施工前
施工前
施工前
施工前
施工後
施工後
施工後
施工後
●某工場の漏水中であった金属瓦棒屋根の改修工事。施工後は、漏水も止まり、継続採用に繋がっています。第4期工事までで、約19,000㎡施工しました。
●某工場棟の屋根改修工事。一般塗装に比べ遮熱効果の優位性により、採用されました。工場内の温度上昇抑制として、効果を発揮しています。
●学校体育館屋根の改修工事。錆の抑制と漏水を止める為、防水型塗装材であるFSコート・ゼロが、採用されました。
●戸建住宅の改修工事。雨天時の音の抑制と遮熱効果による居住性向上により採用されました。屋根だけではなく壁面部にも施工を行いました。
防水効果
遮熱効果
防錆効果
防音効果
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■ FSコート・ゼロ 標準仕様
金属屋根改修工法
①施工前
④プライマー塗布
⑦FSコート・ゼロ塗布
⑨施工完了
②高圧洗浄
⑤ジョイントテープ処理
⑧トップコート塗布
③サンダー・ケレン
⑥ジョイントシーリング処理
■FS-1仕様
仕様名 工程1 工程2 工程3 工程4
FSー1 素地調整※1
FSエポプライマー※2
0.15㎏/㎡
FSコート・ゼロ
0.8㎏/㎡
遮熱用トップコート※3
0.2㎏/㎡
■FS-2仕様
仕様名 工程1 工程2 工程3 工程4 工程5 工程6
FSー2 素地調整※1
FSエポプライマー※2
0.15㎏/㎡
はぜ部・ジョイント部の処理(漏水箇所)
FSコート・ゼロ
0.8㎏/㎡
FSコート・ゼロ
0.8㎏/㎡
遮熱用トップコート※3
0.2㎏/㎡
■FS-3仕様
仕様名 工程1 工程2 工程3 工程4 工程5 工程6 工程7
FSー3 素地調整※1
FSエポプライマー※2
0.15㎏/㎡
はぜ部・ジョイント部の処理(漏水箇所)
FSコート・ゼロ
0.8㎏/㎡
FSコート・ゼロ
0.8㎏/㎡
FSコート・ゼロ
0.8㎏/㎡
遮熱用トップコート※3
0.2㎏/㎡
注) ※1 下地の状態により、素地調整方法の選定が必要です。※2 下地の状態により、プライマーの選定及び接着試験が必要です。※3 ご要望、用途に応じたトップコートの選定ができます。
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■ FSコート・ゼロ 標準仕様
スレート屋根改修工法 壁面改修工法
■FS-S1仕様
仕様名 工程1 工程2 工程3 工程4
FSーS1 素地調整※1
プライマー※2
0.15~0.2㎏/㎡
FSコート・ゼロ
0.8㎏/㎡
遮熱用トップコート※3
0.2㎏/㎡
■FS-S2仕様
仕様名 工程1 工程2 工程3 工程4 工程5
FSーS2 素地調整※1
プライマー※2
0.15~0.2㎏/㎡
FSコート・ゼロ
0.8㎏/㎡
FSコート・ゼロ
0.8㎏/㎡
遮熱用トップコート※3
0.2㎏/㎡
■FS-S3仕様
仕様名 工程1 工程2 工程3 工程4 工程5 工程6
FSーS3 素地調整※1
プライマー※2
0.15~0.2㎏/㎡
FSコート・ゼロ
0.8㎏/㎡
FSコート・ゼロ
0.8㎏/㎡
FSコート・ゼロ
0.8㎏/㎡
遮熱用トップコート※3
0.2㎏/㎡
■FS-W2仕様
仕様名 工程1 工程2 工程3 工程4 工程5
FSーW2 素地調整※1
プライマー※2
0.15~0.2㎏/㎡
FSコート・ゼロ
0.8㎏/㎡
FSコート・ゼロ
0.8㎏/㎡
トップコート※3
0.15㎏/㎡ × 2
注) ※1 下地の状態により、素地調整方法の選定が必要です。※2 下地の状態により、プライマーの選定及び接着試験が必要です。※3 ご要望、用途に応じたトップコートの選定ができます。
①施工前 ①施工前②プライマー塗布 ②下地処理(ひび割れ・欠損処理)③ジョイント部処理 ③下地処理(カチオンフィラー)
④FSコート・ゼロ施工中 ④プライマー塗布⑤FSコート・ゼロ施工後 ⑤FSコート・ゼロ塗布⑥完成 ⑥完成
注) ※1 下地の状態により、素地調整方法の選定が必要です。※2 下地の状態により、プライマーの選定及び接着試験が 必要です。※3 ご要望、用途に応じたトップコートの選定ができます。・別途安全対策費を計上して下さい。
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■ 技術資料
金属屋根(鋼板)は、日射による膨張・収縮や建物振動による変形によって雨漏りにつながります。FSコート・ゼロは、屋根用塗膜防水材の主流であるウレタンゴム系塗膜防水材で、JIS規格
(JIS A 6021)に適合する性能を有しています。ウレタンゴムの持つ高い弾性が、繰り返される金属伸縮にも優れた追従性を発揮します。また、金属のジョイン卜やはぜ部、フックボルトなど状況に応じた処理を併用する事で、更に高い防水性能を発揮します。ウレタンゴムの持つ高い弾性により、塗布面の膨張・伸縮、振動による変形等にも、優れた追従性能を有しています。
【耐疲労性能試験(JASS8 防水工事 日本建築学会標準仕様書準拠)】●標準状態(23℃、50%)で、下左図のようなスレート下地にFSエポプライマー0.15㎏/㎡、FSコート・ゼロ
1.6kg/㎡を気泡が入らないように流し込み、7日以上養生した。●下右図のようにその試験体長手方向の両端裏に4㎜厚さのスペーサーを入れて中央を加圧し下地を割った。●試験体を疲労試験機に固定し、-10℃に1時間以上置き、次いでその温度で下地板の亀裂幅0.5~2.5㎜
の拡大縮小を5回/min.の速度で2000回繰り返した後、亀裂幅を2.5㎜の拡大した状態で、塗膜の欠陥(穴あき、裂け、破断)の有無を観察した。
●試験体は3体とした。
【試験結果】いずれの試験体も塗膜の穴あき、裂け、破断がなく、規格値を満足していることがわかり、塗膜防水材として下地の動きに対する追従性を十分有していることがわかる。
【耐屈曲性(JISK5400 塗料一般試験方法に準拠)】●標準状態(23℃、50%)で50×150×O.3㎜の鋼板にFSエポプライマー0.15㎏/㎡、FSコート・ゼロ0.8㎏/
㎡ 、 DトップF 0.2㎏/㎡を塗布し、7日以上養生した。●試験体を屈曲試験機に固定し、塗膜を外側にして折り曲げたときの、塗膜の欠陥(割れ・はがれ)の有無を観察
した。●試験体は3体とした。
【試験結果】いずれの試験体も塗膜の穴あき、裂け、破断がなく、“折り曲げに耐える”結果となり、塗膜防水材として下地の動きに対する追従性を十分有しているととがわかる。
心棒の直径 ㎜ 試験結果3 3体とも割れ・はがれを認めない2 3体とも割れ・はがれを認めない0 3体とも割れ・はがれを認めない
金属屋根(鋼板)の錆びは、空気と水により発生します。つまり、金属屋根を空気層や雨水などが直接触れない様にシャットアウ卜する事が重要です。FSコート・ゼロは、金属下地との接着力に優れ、金属面を完全に包み込んでしまう為、空気層や水分からの影響を遮断します。この塗膜構造により、防錆効果を長期にわたり維持します。また、FSエポプライマーが既存の錆を包み込んで、素地との接触を妨げる錆止め塗料の性能を有する為、錆と素地の反応により発生する錆も防止します。FSコート・ゼロ改修工法では、 ①錆び止めプライマーを使用 ②ウレタンゴム樹脂の厚膜(合成樹脂塗装の6~8倍) を確保します。
【目 的】JIS K 5400 塗料一般試験方法 9.1耐塩水噴霧性に準拠して防錆効果を検証。
【試験方法】●鋼板(150×70×8㎜)を溶剤脱脂し、各種工法の試験体を作成。 試験体はFSコート・ゼロ工法と他社錆止め塗装仕様について実施。●7日間養生後、JIS Z 2371に規定する噴霧装置により塩水噴霧を実施。●600、900、1200、1500、1800時間後の外観上の異状(錆び、膨れ、剥がれの有無)とゴバン目セロ
テープ剥離試験による接着力を測定。
【試験結果】FSコート・ゼロはFS-1、FS-2、FS-3のいずれの仕様も1800時間まで外観、ゴバン目セロテープ剥離試験共に異状が発生しなかった。市販錆止塗装仕様は600時聞から接着性の低下、1800時間で膨れ現象が確認された。
防水効果 防錆効果
市販錆止塗装仕様FS コート・ゼロ左から塗装仕様 1、塗装仕様 2、塗装仕様 3左から FS-1、FS-2、FS-3 工法
●試験前
●1,800h塩水噴霧後ゴバン目セロテープ剥離試験
●試験前
●1,800h塩水噴霧後ゴバン目セロテープ剥離試験
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■ 技術資料
金属屋根は、真夏太陽により表面温度が60℃~70℃に熱せられます。FSコート・ゼロは、遮熱性能を有したDトップFで仕上げる事により、真夏の炎天下の屋根表面温度を最大10℃~20℃低下させる事が出来ます。この遮熱効果が、階下の温度上昇を防止すると共に、FSコート・ゼロ自体の劣化を低減します。
『JIS K5602-2008塗膜の日射反射率の求め方』に準拠、『高日射反射率防水』に必要な近赤外域50%以上をクリア
【結 果】未施工と施工後の屋根表面温度で、10℃~20℃の温度低下効果が確認される。
遮熱効果
DトップECO遮熱、DトップFの日射反射率データー
FS コート・ゼロ未施工
【未施工・施工後の温度を放射式温度計にて計測】
FS コート・ゼロ施工後
サーモグラフィーによる温度測定
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■ 主要材料紹介■ 技術資料
下地の種類とプライマーの選定一覧下地・既存仕上げ FSエポプライマー プライマーU タックコートK-W AQプライマー
瓦棒屋根又は 折板屋根
鉄 面 ◎ × × ×亜鉛メッキ ◎ × × ×SOP塗装 ◎ × × ×瀝青系塗装
(全面撤去) ◎ × × ×
スレート屋根素 地 ○ ○ ◎ ×SOP塗装 ○ ○ ○ ×
モルタル・コンクリート 素 地 ○ ○ ◎ ◎
※◎:推奨するプライマー ○:使用できる可能性のあるプライマー ×:使用できないプライマー※その他下地によって適応できるプライマーは変わります。別途ご相談下さい。
●プライマーU 16㎏/缶
1液性ウレタン樹脂系プライマー [溶剤系]コンクリート・モルタル用プライマーで、通年で使用できるプライマーです。
●タックコートK-W 12㎏/セット
2液性エポキシ樹脂系プライマー [溶剤系]コンクリート・モルタル等と強固に密着します。
●FSエポプライマー 16㎏/セット
2液性弱溶剤型エポキシ樹脂系プライマー [弱溶剤系]幅広い下地に使用でき、旧塗膜のリフティング防止が可能です。
プライマー
金属屋根の雨音は、階下には意外に響くものです。音の大きさを表す単位として、デシベル(dB)が使われています。大きさや量を表す際、基準になる大きさ・量が必要であり、通常の人の耳に聞こえる最小音を基準としています。この数値が大きいほど音は大きく、身近な音の大きさは、こんな感じになります。
音量(dB) 音の例140
聴力機能に障害落雷(至近)
130 ジェット機(離陸)の騒音120 落雷(近所)、トランペット110
極めてうるさい自動車の警笛、犬の鳴き声(至近)、オーケストラ(ステージ)
100 電車が通過するガード下90
うるさい怒鳴り声、地下鉄・電車の車内
80 交通量の多い街頭、犬の鳴き声(近所)70
ふつう電話のベル、新幹線の車内、銀行のロビー
60 夕立、普通の会話、静かな乗用車50
静か小鳥の囀り、静かな事務所
40 しとしと雨、図書館、コウロギの鳴き声30 郊外の深夜、ささやき声20
極めて静か置時計の秒針、木の葉のふれ合う音
10 蝶の羽ばたき、呼吸の音0 何も聞こえない
この様にデシベル表示で、少ない桁数で、大きな音から小さな音まで表しています。具体的に騒音レベル57dBと夕立の音相当の60dBを比べると、3dBの差ですが、音圧計算式に当てはめると
3dB=20×log(対象の音圧/基準音圧)
この式を展開して、比較対象の値/基準となる値の倍率は
3dB=1.4(比率)となり、3dBの差で、57dBより、1.4倍の音量がある事となります。
状 態周波数(Hz)
AP 125 250 500 1,000 2,000 4,000鉄 板 59.5 44.7 57.4 49.7 52.4 44.9 40.2FS-1 57.6 41.2 54.9 49.9 51.2 43.2 36.4FS-2 57.5 42.2 55.6 48.8 49.3 41.9 36.9FS-3 54.5 39.5 51.3 45.6 49.1 41.9 35.6
最も敏感になる周波数1,OOO~2,000Hzで-3dB(O.7倍)の減衰効果最大減衰効果は、FS-3工法の周波数250Hzで-6.1dB(0.5倍)の減衰効果を確認できる。
防音効果
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■主要材料紹介
スカイグレー(N-80) SPL グレー
グレー(N-60) ミントグリーン
ヨモギ(35-70H) ライトグレー
グリーン(42-40H)
ブルー(65-60P)
レンガ(07-40P)
●FSコート・ゼロ 18㎏/缶
1液型ウレタンコーティング材手塗り施工から機械圧送による施工等、幅広い施工性を有しています。
●DトップF 16㎏/セット
遮熱アクリルウレタン系塗料遮熱性能を有し、表面温度を最大10℃~20℃低下させます。
DトップF 色バリエーション(高反射、溶剤系、スカイグレーを除き受注生産)
DトップECO遮熱 色バリエーション(高反射、弱溶剤系、受注生産)
●DトップECO遮熱 15㎏/セット
遮熱アクリルウレタン系塗料(弱溶剤系)遮熱性能を有し、表面温度を最大10℃~20℃低下させます。
防水型塗装材 仕上げ塗料
項 目 性 状 備 考
外 観 着色(ライトグリーン)粘調液状 ―
粘 度(mPa・s/25℃) 5,500 BH7*20rpm
Ti値 4.0 2rpm/20rpm
不揮発分(%) 84 ―
硬化物密度(Mg/㎥) 1.4 ―
液比重 1.3 ―
引張強さ(N/㎟) 7.9 JIS A6021
破断時の伸び率(%) 750 JIS A6021
引裂強さ(N/㎜) 32 JIS A6021
FSコート・ゼロの性状・性能JIS A 6021 :2011(建築用塗膜防水材)屋根用ウレタンゴム系高伸長形(旧1類)認証品
DトップFの性状項 目 主 剤 硬化剤
外 観 無色透明液体 着色液体不揮発分(%) 50 50粘 度(mPa・s/25℃) 10.0 6000配合比 1 3
可使時間(時間 25℃) 5~10℃(冬期)4時間
10~25℃(春秋期)3時間
25~35℃(夏期)2時間
硬化時間(時間 25℃) 5~10℃(冬期)16時間
10~25℃(春秋期)7時間
25~35℃(夏期)4時間
DトップECO遮熱の性状項 目 主 剤 硬化剤
外 観 無色透明液体 着色液体不揮発分(%) 25 44粘 度(mPa・s/25℃) 13.0 1100配合比 2 3
可使時間(時間 25℃) 5~10℃(冬期)3時間
10~25℃(春秋期)2時間
25~35℃(夏期)1時間
硬化時間(時間 25℃) 5~10℃(冬期)16時間
10~25℃(春秋期)8時間
25~35℃(夏期)5時間
DトップFの性能項 目 性 能 備 考
耐屈曲性 2㎜ ―耐衝撃性 50㎝ 1/2in 1000g伸 び(%) 90 ―塗膜鉛筆硬度 F~HB ―
DトップECO遮熱の性能項 目 性 能 備 考
耐屈曲性 2㎜ ―耐衝撃性 50㎝ 1/2in 500g伸 び(%) 100 ―塗膜鉛筆硬度 HB~F ―
※印刷のため、多少現物と色目が異なる場合があります。決定の際は各トップコートの色見本をご参照下さい。※受注生産色の納期・特注色については営業担当までお問い合わせ下さい。
※特注色対応はできません。※( )内は、日塗工近似色です。
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■ 施工実績■ 推奨塗装用吹付機
愛知県知多郡
千葉県船橋市
千葉県千葉市
沖縄県那覇市
愛知県新城市
岐阜県関市
たいる君
タイルエース
TA-500GXTA-900GX
型 式 TA-500GX TA-900GX
最高圧力 18MPa 14MPa最大吐出量 6.0㍑/分 9.0㍑/分駆動方式 OHVガソリンエンジン 6.0 PS寸法 (L×W×H) 73×53×80 (㎝)本体重量 60㎏ 62㎏
TK-1500MP(ストレートパイプ仕様)
型 式 TK-1500MP
最高設定圧力 18MPa最大吐出量 4.3㍑/分駆動方式 直流モーター直結式電源 AC100V (50Hz/60Hz)圧力制御方式 歪ゲージ式定格出力 1.5PS寸法 (L×W×H) 48×68×81 (㎝)本体重量 42㎏
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■ 参考資料
代表的な金属屋根及びスレート屋根の面積倍率表
種 類 No. 断 面 図 倍 率
折板屋根
3-1 1.54倍
3-2 1.82倍
瓦棒屋根
1 1.24倍
2 1.26倍
3 1.29倍
4 1.31倍
スレート屋根
1 1.15倍
2 1.20倍
※倍率はあくまでも概算であり、現場実測をお願いします。
屋根における面積算出方法について屋根における面積算出方法は、下記の形状による倍率を乗じて下さい。
代表的な金属屋根及びスレート屋根の面積倍率表(例)
種 類 No. 断 面 図 倍 率
折板屋根
1-1 1.44倍
1-2 1.67倍
1-3 1.49倍
1-4 1.68倍
1-5 1.45倍
1-6 1.46倍
2-1 1.56倍
2-2 1.72倍
※倍率はあくまでも概算であり、現場実測をお願いします。