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Results of Japan in PISA and in PIAAC.
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1
アンドレア・シュライヒャーOECD 事務総長教育政策特別顧問兼教育局次長
生きるための技能は身に付いているか国際成人力調査結果
東 京
2 PISA の概要
• 50 万人以上の生徒が…– 65 の国・地域の 15 歳 2800 万人を代表
… 世界共通の 2 時間のテストを受験– 生徒が教わったことを思い出せるかどうかにとどまらないテストを
実施……自分の知っていることから推定し、自分の知識を未知の状況に 創
造的に応用する能力を評価するため– 数学的リテラシー、読解力、科学的リテラシー、問題解決、金融リ
テラシー– 合計 390 分間の評価材料
…さらに、以下についての質問に答えた…– 個人のバックグラウンド、学校、
学習と学校への取り組み方• 親、校長、システムリーダーは以下についてのデータを提供…
– 学習到達度の違いの理由を説明するのに役立つ、学校の方針、実践、資源、制度的要因。
410
420
430
440
450
460
470
480
490
500
510
520
530
540
550
560
570
580平均点
数学的リテラシーの成績上位
数学的リテラシーの成績下位
… 上海‐中国はこのラインより上 (613)
… 12 カ国はこのラインより下
数学的リテラシーの15 歳平均成績
図 I.2.13
学習機会が社会的に平等に分布
数学的リテラシーの成績上位
数学的リテラシーの成績下位
数学的リテラシーの15 歳平均成績
強い社会・経済的影響が生徒の成績に及んでいる
02468101214161820222426
オーストラリアオーストリア
ベルギー カナダ
チリ
チェコ共和国
デンマーク
エストニア
フィンランド
フランス
ドイツ
ギリシャ
ハンガリー
アイスランドアイルランド
イスラエル
イタリア
日本
韓国
ルクセンブルグ
メキシコ
オランダ
ニュージーランド
ノルウェー
ポーランド
ポルトガル
スロバキア共和国
スロベニア
スペイン スウェーデン
スイス
トルコ
英国
米国
シンガポール
香港 - 中国台湾
マカオ - 中国リヒテンシュタイン
ベトナム
ラトビア
ロシア連邦リトアニア
クロアチア
セルビアルーマニア
ブルガリア アラブ首長国連邦
カザフスタンタイ
マレーシア
2012年上海 ‐ 中国
学習機会が社会的に平等に分布
468101214161820222426
オーストラリアオーストリア
ベルギーカナダ
チリ
チェコ共和国
デンマーク
エストニア
フィンランド
フランス
ドイツ
ギリシャ
ハンガリー
アイスランドアイルランド
イスラエル
イタリア
日本
韓国
ルクセンブルグ
メキシコ
オランダ
ニュージーランド
ノルウェー
ポーランド
ポルトガル
スロバキア共和国
スロベニア
スペイン スウェーデン
スイス
トルコ
英国
米国
シンガポール
香港 - 中国台湾
マカオ - 中国リヒテンシュタイン
ベトナム
ラトビア
ロシア連邦リトアニア
クロアチア
セルビアルーマニアブルガリアアラブ首長国連邦
カザフスタンタイマレーシア
強い社会・経済的影響が生徒の成績に及んでいる
オーストラリアオーストリア
ベルギー カナダ
チリ
チェコ共和国
デンマーク
エストニア
フィンランド
フランス
ドイツ
ギリシャ
ハンガリー
アイスランドアイルランド
イスラエル
イタリア
日本
韓国
ルクセンブルグ
メキシコ
オランダ
ニュージーランド
ノルウェー
ポーランド
ポルトガル
スロバキア共和国
スロベニア
スペイン スウェーデン
スイス
トルコ
英国
米国
オーストラリアオーストリアベルギーカナダチリチェコ共和国デンマーク
エストニアフィンランドフランスドイツギリシャハンガリーアイスランド
アイルランドイスラエルイタリア日本韓国ルクセンブルグメキシコオランダニュージーランドノルウェーポーランドポルトガルスロバキア共和国スロベニアスペインスウェーデンスイストルコ英国米国
2012年
学習機会が社会的に平等に分布
強い社会・経済的影響が生徒の成績に及んでいる
オーストラリアオーストリア
ベルギー カナダ
チリ
チェコ共和国
デンマーク
エストニア
フィンランド
フランス
ドイツ
ギリシャ
ハンガリー
アイスランドアイルランド
イスラエル
イタリア
日本
韓国
ルクセンブルグ
メキシコ
オランダ
ニュージーランド
ノルウェー
ポーランド
ポルトガル
スロバキア共和国
スロベニア
スペイン スウェーデン
スイス
トルコ
英国
米国
オーストラリアオーストリアベルギーカナダチリチェコ共和国デンマーク
エストニアフィンランドフランスドイツギリシャハンガリーアイスランド
アイルランドイスラエルイタリア日本韓国ルクセンブルグメキシコオランダニュージーランドノルウェーポーランドポルトガルスロバキア共和国スロベニアスペインスウェーデンスイストルコ英国米国
オーストラリアオーストリア
ベルギー カナダ
チリ
チェコ共和国
デンマーク
エストニア
フィンランド
フランス
ドイツ
ギリシャ
ハンガリー
アイスランドアイルランド
イスラエル
イタリア
日本
韓国
ルクセンブルグ
メキシコ
オランダ
ニュージーランド
ノルウェー
ポーランド
ポルトガル
スロバキア共和国
スロベニア
スペイン スウェーデン
スイス
トルコ
英国
米国
オーストラリアオーストリアベルギーカナダチリチェコ共和国デンマーク
エストニアフィンランドフランスドイツギリシャハンガリーアイスランド
アイルランドイスラエルイタリア日本韓国ルクセンブルグメキシコオランダニュージーランドノルウェーポーランドポルトガルスロバキア共和国スロベニアスペインスウェーデンスイストルコ英国米国
Singapore
上海
シンガポール
2003-2012年
読解力に優れた成人が社会的、経済的成果を上げやすくなる可能性
健康
状態
が良
好
雇用
され
てい
る
他人
に対
する
信...
ボラ
ンテ
ィア
活動...
政治
的効
用感
が高
い
賃金
が高
い
1.0
1.5
2.0
2.5
3.0
平均 日本
（得点がレベル４／５の成人をレベル１以下の成人と比較）
オッズ比
Health, employment, trust, volunteering, political efficacy, wages
11
国際成人力調査に参加した国々
2013
(**see notes A and B in the Reader’s Guide).
12
国際成人力調査の概要
(**see notes A and B in the Reader’s Guide).
12
調査分野：読解力、数的思考力、IT を活用した問題解決能力
16 万 6 千人の成人が…24 か国・地域の 16 ～ 65 歳の成人7 億 2400 万人を代表
国際的に承認された調査を受けた…
他者との協力や自分の時間管理といった一般的なスキルや、そのスキルをどのように使っているかについても調査を実施
スペイン
アメリカ
アイルランド
ポーランド
イングランド（イギリス）
キプロス
オーストラリア
ロシア連邦
エストニア
チェコ
デンマーク
スウェーデン
ベルギー
日本
240 250 260 270 280 290 300
25th 平均得点の
95 ％信頼区間 75th 95th 5th
得点
成 人 の ス キ ル数 的 思 考 力
7 点は 1 年間の教育にほぼ相当する
イタリア
フランス
ポーランド
キプロス
アメリカ
デンマーク
韓国
平均
スロバキア
ロシア
エストニア
スウェーデン
オランダ
日本
240 250 260 270 280 290 300
25th 平均得点の
95 ％信頼区間 75th 95th 5th
得点
成 人 の ス キ ル読 解 力
7 点は 1 年間の教育にほぼ相当する
15
ポーランド
スロバキア
韓国
オーストリア
平均
日本
ドイツ
オーストラリア
ノルウェー
フィンランド
100 80 60 40 20 0 20 40 60 80 100
レベル 22 レベル 32
若者 (16-24 歳 ) 全成人 (16-65 歳 )
IT を活用した問題解決能力の習熟度
%
Adults at レベル 3 の成人は、• 使用するアプリケーションが複数で、ステップの数が多く、行き詰まりがあり、新しい環境の中で t区別なコマンドを見つけて使用しなかればならないような課題を完了することができる • 解決に至る計画を立て、予想外の結果や行き詰まりに対処しながら実施状況を管理することができる
レベル 2 の成人は、正答するための明確な基準があり 、使用するアプリケーションの数が少なく、いくつかのステップや操作を要する課題を完了することができる。解決に向けた進捗状況管理ができ予想外の結果や行き詰まりに対処することができる。
16
Evolution of employment in occupational groups defined by problem-solving skills
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
*-20
-15
-10
-5
0
5
10
15
20
25
Medium-low level of prob-lem-solving
Low level of problem-solving
Medium-high level of prob-lem-solving
%
成功事例から学べること
質の高い初期教育と生涯学習• 特に不利な状況の子どもに
対する質の高い幼児教育と初期教育への投資
• 不利な状況を対象とした財政的支援
• 職場及び職場外の双方において、継続的に能力開発を行う機会とインセンティブ
成功事例から学べること
学習に国民全員が関わる• 政府、雇用主、労働者、保護
者は、誰がやるのか、何のために、いつ、どのようにお金を払うのか、効果的で公平な取り決めが必要
• スキルの低い個人が自分から教育を受ける可能性は低く、雇用主負担の研修を受ける機会も少ないことを認識するべき
成功事例から学べること
学習と職業の効果的な連携• 仕事に基づく学習を重視する
ことで、最新機器についてのハード・スキルと、実社会の経験を通じたソフト・スキルを開発できる
• 教育・訓練への雇用主の関与と中小企業に対する支援
• 現在の職場と労働者の雇用可能性の向上の双方に関連した学習の強化
成功事例から学べること
労働者の生活に合わせた学習機会の提供• 学習内容及び学習形態の柔軟
性（パートタイム、フレックスタイム、地理的に便利な場所）
• 遠隔学習やオープン教育のためのリソース
成功事例から学べること
学習によって最も利益を得る人々は誰か• 不利な立場の成人には学習機
会を提供し、学習参加を促す必要
• 外国語を話す移民• 高齢者• スキルの向上が本人にとって経済的にも社会的にも利益があることを示す
成功事例から学べること
透明性の向上• 成人教育活動に関する情報を見つけやすくする
• 簡単に検索できる最新のオンライン情報と、個人向けガイダンスやカウンセリングサービスの併用
• 学歴の低い労働者は学習機会があることに気づかないことが多い
• スキル習熟度の認定と証明
30
SURVEY OF ADULT SKILLS
スキルを効果的に活用するスキルは効果的に使われて初めて経済的・社会的成果につながる
仕事でのスキルの利用
仕事で読むこと
仕事で書くこと
仕事での数的思考
仕事でのIC
T使用
仕事での問題解決1.4
1.6
1.8
2
2.2
2.4
平均
日本
アメリカ
最も使用頻度が高い = 4
最も使用頻度が低い = 0
使用
頻度
の指
標
仕事でのスキルの利用
作業の裁量スキル
学習スキル
影響を与えるスキル
協働スキル
自己計画スキル器用さ
身体的スキル
1.4
1.6
1.8
2
2.2
2.4
2.6
2.8
3
3.2
3.4
3.6
平均
日本
アメリカ
最も使用頻度が高い = 4
最も使用頻度が低い = 0
使用
頻度
の指
標
Task discretion, learning, influencing, co-op, self-org, dexterity, physical
34
労働生産性と 仕事での読解スキルの使用頻度
1.5 1.6 1.7 1.8 1.9 2 2.1 2.2 2.33
3.2
3.4
3.6
3.8
4
4.2
4.4
4.6
ｵｰｽﾄﾗﾘｱ
ｵｰｽﾄﾘｱ
ｶﾅﾀﾞﾁｪｺ
ﾃﾞﾝﾏｰｸ
ｴｽﾄﾆｱ
ﾌｨﾝﾗﾝﾄﾞ
ﾄﾞｲﾂｱｲﾙﾗﾝﾄﾞ
ｲﾀﾘｱ
日本
韓国
ｵﾗﾝﾀﾞ
ﾉﾙｳｪｰ
ﾎﾟｰﾗﾝﾄﾞ
ｽﾛﾊﾞｷｱ
ｽﾍﾟｲﾝ ｽｳｪｰﾃﾞﾝ
ｱﾒﾘｶ
ｲｷﾞﾘｽ
仕事での読解スキルの使用頻度
(log
) 労
働生産
性
Slope = 1.118 (0.407)R2 = 0.296
Adjusted predictionSlope = 1.643 (0.504)R2 = 0.371
35
SURVEY OF ADULT SKILLS
同じスキルを習得しても同じ機会に恵まれるとは限らない読解力や数的思考力の利用に男女差があるのは、男性の方がわずかに習熟度が高いためともいえるが、男性の方がスキルをより集中的に利用するフルタイムの仕事に就いているせいでもある。
36
賃金の男女差と仕事での問題解決スキルの利用頻度の男女差
-10 -5 0 5 10 15 20 25 300
5
10
15
20
25
仕事での問題解決スキルの利用頻度のパーセンテージの男女差(男性－女性 )
賃金
のパ
ーセ
ンテ
ージ
の男女差
(男
性－女
性)
Slope 0.840 (0.199)R2 = 0.472
Adjusted prediction Slope 0.068 (0.123)R2 = 0.015
成功事例から学べること
ガイダンス• スキルの需要と供給について
のタイムリーなデータ• 労働市場について最新の情報
を把握して学習者に助言ができる有能な人材
• 各種資格が整理されており解釈が容易
成功事例から学べること
柔軟性のある労働市場• 効果的なスキル活用を促しス
キルミスマッチに対処できるように整備された労働市場
• スキルのマッチングを最適化する流動性の促進
成功事例から学べること
雇用主に対し労働者のスキルの活用改善を促す• 育児・介護義務のある労働者
や障がいを持つ労働者に合わせた柔軟な雇用契約
• 高齢労働者の雇用継続の促進• 一時的な離職者の再雇用の促
進
成功事例から学べること
経済のバリューチェーン（価値連鎖）の向上を促す• 政府は雇用主の競争力強化戦
略と製品市場戦略の双方に影響を及ぼしうる。これらは企業がどの市場で競争するかを決めるものである
• 21 世紀型スキルの強化
• 起業家精神の養成
41
詳しくは :
http://skills.oecd.org/skillsoutlook.htm All national and international publications
The complete micro-level database
実証的データに基づかずにものを言う人は、単に個人的な意見を持った人にすぎない
… 忘れないでください :
