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Presented by:
ゲームサーバーの新しい選択肢2015年8月27日
高良真穂
日本IBM株式会社クラウド事業統括テクニカルサービス
本資料は、発表者によって準備された資料でありIBMの公式の見解を代表するものではありません。
© IBM Corporation 2© IBM Corporation 2
自己紹介
高良真穂(たから まほ)
勤務先日本アイ・ビー・エムクラウド事業統括テクニカル・サービス
ITアーキテクト担当部長
ウェブ記事
ソフトレイヤー活用ガイド http://www.gg-web.jp/document/
ソフトレイヤー探検隊 https://goo.gl/N7LjGC
冊子本
ソーシャル・ネットワークFacebook https://www.facebook.com/maho.takara
Twitter https://twitter.com/MahoTakara
GitHub https://github.com/takara9
Qiita http://qiita.com/MahoTakara
Docker Hub https://hub.docker.com/u/maho/
得意技
たこ焼き作ること
趣味工作とか
いろいろ
© IBM Corporation 3© IBM Corporation 3
セッション内容
• IBMのクラウドの取り組み概要• ソフトレイヤーの重点ポイント• ゲームサーバーとしての特徴• 日本国内の事例• さらに知って頂く為に
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text
IBMのクラウドの取り組みは?
– パブリック・クラウド• SoftLayer (IaaS)
– Bluemix (BluemixはSoftLayer上で稼動)
– IBM Cloud OpenStack Service (ICOSと呼ばれ、SoftLayerベアメタルで提供)
• Bluemix (PaaS)
– アプリケーションのチーム開発と稼動環境 DevOps
• Cloudant (CouchDBのマネージド・サービス / DBaaS)
• COMPOSE (MongoDB, Redis, Elasticsearch, PostgreSQL, and other database as a service (DBaaS)
• CMS (Cloud Managed Service) IBM Strategic Outsourcing のサービス
– プライベート・クラウド/ハイブリッド・クラウド• IBM Cloud Orchestrator OpenStackの周辺を拡張するソフトウェア
• Bluebox OpenStackのマネージド・サービス
• IBM Puresystem定型パターンのインストールを自動化
• Bluemix Local (近日リリース予定) 社内に設置できるBluemix
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text
コンピュータ・エンターテインメントと IBM
支援するOSSプロジェクト
• Docker 戦略的提携
– IBM container提供
• OpenStack Premiumスポンサー
• MongoDB Goldスポンサー
• Apache Spark
– 研究者・開発者3500人投入
出典:TechCrunch 2015年2月17日http://jp.techcrunch.com/2015/02/17/20150216elemental-path-debuts-the-first-toys-powered-by-ibm-watson/
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ソフトレイヤーの重点ポイント
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IBM SOFTLAYER は IaaS
SoftLayerは、テキサス州ダラスを本拠地として2005年設立されました。米国に加え、2011年よりアジア、欧州にデータセンターとネットワーク接続ポイントを展開。140カ国にわたる25,000*以上の先進的なお客様にご利用いただいてきました。*2014年初時点
2013年のSOFTLAYER社は、IBMのグループに加わり、1200億円の投資により世界40拠点にデータセンターを拡充、新サービスのリリースを勢力的に進めています。
SOFTLAYERは、リアルなプライベートVLAN環境、グローバル・ネットワーク、物理サーバーとアプライアンス提供、豊富なAPIを特徴とするIaaS (Infrastructure as Service) のサービスです。
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SoftLayer のリアルなプライベートLAN環境
インターネットと内部ネットをケーブル色で完全分離、ユーザー間も隔離するリアル・プライベートユーザー専用のファイアウォール、ロードバランサーを保有可能
ユーザー
モバイル管理者
Virtual Servers
Public Network Private NetworkInternet
Management Network
ユーザーA専用パブリックVLAN
ユーザーA専用プライベートVLAN
Virtual Servers
ユーザーB専用パブリックVLAN
ユーザーB専用プライベートVLAN
Baremetal Servers
VPN Edge
Router
サービスVLAN
Client
Client
VPN Clientアクセス制御
アクセス制御アクセス制御
一般ユーザー
シスオペ
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India
Shanghai
Singapore
Sydney
TokyoSeattle
San Jose
Los Angeles
Mexico City
Houston
DenverDallas
Miami
AtlantaWashington D.C.
MontrealToronto
Chicago
London
Frankfurt
Paris
Amsterdam
Sao Paulo
New York
Dubai
Melbourne
既存データセンター
既存PoP
新規データセンター (2014-2015年開設予定)
新規PoP (2014-2015年開設予定)
新規データセンター (2014年開設)
東京DC ロンドンDC
他のユーザーから隔離された
専用の国際通信が無料
プライベートVLAN同士のみ通信
Hong Kong
グローバルなネットワークをプライベートに利用可能
予定
予定 予定
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物理サーバーとアプライアンスの提供– 高機能で実績のあるアプライアンスとして、ロードバランサーNetScaler, ファイアウォール
Fortigateをユーザー専用に利用出来ます。注文から利用を開始まで30分程度です。
– 物理サーバーも、Webポータルからオーダーするだけで、時間課金タイプで30分以内、月額課金タイプで2時間以内に利用開始できます。
ベアメタル(物理)サーバー高機能アプライアンス
Intel Xeon E3-1270v3 Intel Xeon E5-2620v3
Intel Xeon E5-2620v3
1Uサーバー2Uサーバー
4Uサーバー
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豊富なAPIで運用を自動化– 物理サーバーも、シェルやPythonプログラムからオーダー&キャンセルできる物理も含めコードで構築できる世界をリードするIaaSです。 作っている人が見える安心のクラウド
– サーバー自動設定ツールと組み合わせて、サーバー構築を自動化できます
Chef レシピ
Chef レシピ
パブリック / プライベート / OS
イメージ・テンプレート
SoftLayer
API Endpoint
起動Chef-Solo
Knife-Solo
仮想サーバー 物理サーバー
①SLコマンドからサーバーを注文
③レシピによってサーバーを設定する
②レシピのテンプレートを利用、必要に応じ編集する
管理サーバー
シェル・スクリプトからサーバーを注文する例
設定自動化ツールChefとの組み合わせ例
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テクニカル・サポートの日本語対応
管理ポータルから無償で提供(件数の制限なし)
サービス時間:24時間365日※日本語対応は平日 9:00 – 17:00
提供サービス
チャット「ちょっと聞きたい」
チケットチケット番号で進捗管理
電話
追加のサポート契約不要で誰でも利用可能!
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ゲームサーバーとしてのSoftLayerの特徴
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ご紹介の概要(目次)• 1 インターネット環境
• 2 ロードバランサー
• 3 ファイアウォール
• 6 保守ネットワーク接続
• 7 オブジェクトストレージ&CDN
• 4 アプリサーバー
• 5 DB&ストレージ
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ゲームサーバーの想定構成
インターネット接続回線10GB x3
LocalLoad Balancer Virtual Servers
Baremetal Servers
MySQL 専用レプリカサーバー
Baremetal Servers
MySQL マスタサーバー
HA構成
アプリケーションサーバー
Virtual Servers
KVSキャッシュサーバー
Object Storage
画像・動画ダウンロードログ保管ストレージ
HA構成
Firewall
リクエストの流れ
データの流れ
ソーシャル・ゲームプレイヤー
Vyatta
シスオペ
オンプレサーバー
企業LAN
CDNAutoScale
ユーザー数規模数万人~数百万人
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最強のインターネット環境 1 インターネット環境
2 ロードバランサー
3 ファイアウォール
• 6 保守ネットワーク接続
• 7 オブジェクトストレージ&CDN
• 4 アプリサーバー
• 5 DB&ストレージ
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最強のインターネット環境– インターネット・エクスチェンジ(IX)とのPeer接続の合計は 940Gbps (2015年8月現在)
– 各地域に分散したDCやPoPと、各地域のIXを接続しています。
Dallas
Huston
Atlanta
Miami
Mexico City
Los Angeles
San Jose
Seattle
Denver
Chicago
Toronto
Washington DC
New york
Tokyo
Hong Kong
Singapore
Sydney
FrankfurtAmsterdam
London
Paris Melbourne
Montreal
24地域ソフトレイヤーDC/PoP
IX
IXIX
IX
IX
IX
IX
IX
IX
IX
IXIX
IX
IX
IX
IX
IX
IX
各地域のInternet eXchange
総合計Peer接続940Gbps
IXに繋がるISP ユーザー
DC: Data Center, PoP: Point of Presence (ネットワーク拠点)Peer接続(Peering): 経路情報を交換しトラフィックを交換しあうこと。ソフトレイヤーは、グローバルなISPとして振る舞い、ソフトレイヤーのアドレス範囲に対しては、PoPから自社ネットワークを通過させるポリシーとなっている
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SOFTLAYER最強のネット環境
–総合合計940Gbps の IXピア接続で、コンテンツ配信の世界展開を強力にバックアップ
Dallas IX
100Gbps
Huston
Atlanta IX
30Gbps
Miami IX
70Gbps
Mexico City
Sao Paulo
Los Angeles IX
40Gbps
San Jose IX
70Gbps
Seattle IX
20Gbps
Denver IX
20Gbps
Chicago IX
40Gbps
Toronto IX
20Gbps
Washington DC IX
120Gbps
New york IX
50Gbps
Tokyo IX
30Gbps
Hong Kong
IX
30Gbps
Singapore IX
50Gbps
Sydney IX
10Gbps
Frankfurt IX
70Gbps
Amsterdam IX
70Gbps
London IX
100Gbps
Paris
Melbourne
Montreal
40Gbps
40Gbps
60Gbps
50Gbps
20Gbps
50Gbps
150Gbps
30Gbps
40Gbps 40Gbps
60Gbps
280Gbps
20Gbps
30Gbps
80Gbps
20Gbps
30Gbps
110Gbps
340Gbps
30Gbps
40Gbps
140Gbps
40Gbps
30Gbps
北米
南米
欧州
アジア
豪州
日本
準備中
DC間回線の合計
IX間回線の合計
DC/PoPの存在する地域
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東京DC周辺のネットワーク構成概要
10G
BBIX
Hong Kong
Singapore
Sydney
San Jose
10G
10G
インターネット接続
10G 10G 10G 10G
SoftLayerグローバルネットワーク
TokyoPoP
TOK01
TokyoDatacenter
TOK02Equinix
JPNAP
ソーシャル・ゲームプレイヤー
• インターネットからのアクセスは、東京PoPを経由して東京DCへアクセス• 他地域DCへのアクセスは、東京PoPからSoftLayerの専用経路を通じて直行• 各IXとPoPは、BGPで経路情報を交換するPeer接続でありISP同等レベル• 回線使用率の60%を超えたら増速のキャリアグレードの品質管理
出典 http://www.softlayer.com/network
東京データセンター東京ネットワーク拠点
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東京PoPとIX間のトラフィックSoftLayerカスタマ・ポータル(クラウドの管理画面)で、トラフィックを確認できます。https://control.softlayer.com/network/status/global
①PoP主要機器、各回線のステータス
DDOS対策機器
Cisco Guard は販売終了のため、他社製品に置き換え推進中です。
2.0G
1.4G
3.0G
②インターネット回線の帯域使用率(2015/7/28現在)
米国中部時間
米国中部時間
米国中部時間
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SoftLayerのDDOS攻撃対策– 異なるIX3社とピア接続に加えて、DDOSのトラフィック監視を24時間実施しています。
– この保護機能は、DDOS攻撃を自動的に検知して影響を緩和します。さらに、SoftLayerの他のお客様への影響が懸念される状態になった場合、SoftLayerからお客様へ連絡させていただきます。
– DDOS対策は、緊急的一次対応を目的とするものであり、恒久対策はDDOS Mitigation プロバイダーとご契約をお願いします。
– Cisco社のDDOS対策機器は販売終了のため他社の製品へ移行推進中です。
出典 DDoS 攻撃の軽減対策http://www.cisco.com/web/JP/product/hs/security/gdma/tech/gdda_wp.html
DDOS攻撃対策の詳細は、非公開ですから、この図は対策として採用しているCisco社のGuard DDOS説明資料の引用です。
この図のISP Backbone部分が、SoftLayerのPoPに相当します。Enterprise部分が東京DCに相当します。
ピアリング ポイントに Cisco Guard XT を配置することで、コア ルータ、下流側のエッジ デバイス、リンク、および、サーバーを保護できます
PoPに相当
Tokyo DCに相当
IX IX
IX
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東京PoP周辺のネットワーク構成
– SOFTLAYERは、PoPと各地IXをピアリンクしてインターネットの一部をグローバルに形成
– ユーザーからDCへの通信は、PoPに入り専用ネットワークを通過してDCへ、PoPがDCの入り口
– アカマイの様な高速配信ネットワークとしての機能、ユーザーに近いPoPから送信
– 各PoPでDDOS攻撃パケットをフィルターして小さなトラフィックの内に通さない
Hong Kong
Tokyo
Singapore
Frankfurt
San José
Sydney
Seattle
Denver
Los Angeles
20Gx3
10Gx110Gx3
PoP
PoP
PoP
PoP
/DC
PoP
PoP
PoP
PoP
DC
DC
DC
DCDC
10Gx1
20Gx1
50Gx1
10G
10G10G
10G
10G
10G
20G
20G
20G
PoP
豪州
北米
東南アジア
中国欧州
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UDPパケットのロスが少ないSoftLayer
https://www.youtube.com/watch?v=otZllR538zU
Unityを使ったアクションゲームの適合性を検証するプログラムを開発しました。SoftLayer
東京データセンターで実行したビデオで性能の差をお確かめください。
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UDPパケットのロスが少ないSoftLayer
ボールが壁から転がってくる
キャラクターに衝突と思いきや。。。
擦り抜け発生
SoftLayerはパケット落ちが少ないので、この様な衝突判定を伴うアクションに強い特徴があります
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UDPパケットのロスが少ないSoftLayer
パケット損失の少ない高品質なネットワークは、海外のアクションゲームで評価されています。
東京データセンターと一般家庭の端末間のパケットロス率比較
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SoftLayer上で稼働する海外のゲーム
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SoftLayerのロードバランサー
1 インターネット環境
2 ロードバランサー
3 ファイアウォール
• 6 保守ネットワーク接続
• 7 オブジェクトストレージ&CDN
• 4 アプリサーバー
• 5 DB&ストレージ
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LBは3つ方式から選択可能
ウェブ・サーバー共用型/専用型
NetScaler
N+1構成
ウェブ・サーバー
LVSN+1構成
ウェブ・サーバー
ウェブ・サーバー
NetScaler
DNS
①ローカル・ロードバランサー(共用型と専用型)及び、NetScaler ③グローバル・ロードバランサー
②Linux Virtual Server
VIP
VIP
Virtual Servers
Virtual Servers
Virtual Servers
Virtual Servers
Virtual Servers
NetScaler
出典 ソフトレイヤー活用技術情報 デザインパターン2.1 ロードバランサーによるサーバーの冗長化https://gg-web.jp/document/DesignPattern/02001/index.html
2.2 データセンターレベルの冗長化https://gg-web.jp/document/DesignPattern/02002/index.html
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利用できる各LBの特徴
特徴LVS
(Linux Virtual Server)
ローカルロードバランサー(共用型)
ローカルロードバランサー(専用型)
CitrixNetScaler VPX
グローバル・サーバー
ロードバランス GSLBNetScaler VPX
適用範囲 DC内 DC内 DC内 DC内 DC間
共用/専用 専用 共用 専用 共用 共用
VIP数Public アドレス1,2,4,8,16から選択
Publicアドレス1
Public アドレス1,2,4,8,16から選択
Public アドレス1,2,4,8,16から選択
Public アドレス1,2,4,8,16から選択
HA構成 可能 なし 可能 可能 可能
SSLオフロード 不可 可能 可能 可能 可能
オートスケールとの連動
不可 可能 可能 不可 不可
能力仮想サーバーに依存
同時250〜2500接続
同時15000〜150000接続
10Mbps〜1000Mbps
10Mbps〜1000Mbps
費用OSSのため
サーバー費のみ$50〜$2500
$999〜$3998
$299〜$1999
$499〜$1999
その他特徴
サーバー間の負荷分散に適用可
低価格AutoScale連動
高負荷対応AutoScale連動
WAF, GSLBなども利用可
SLB,WAFなども利用可
© IBM Corporation 30
ローカルLBとAutoScaleの組合わせ例
ローカルロードバランサー
(共用型・専用型)
パブリック / プライベートイメージ・テンプレート
AutoScale
監視CPU,帯域
起動
仮想サーバー
負荷分散対象の自動追加
追加
出典 ソフトレイヤー活用技術情報 デザインパターン3.1 サーバー数の動的増減 https://gg-web.jp/document/DesignPattern/03001/index.html
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SoftLayerで利用できるFirewall
• 1 インターネット環境
• 2 ロードバランサー
• 3 ファイアウォール
• 6 保守ネットワーク接続
• 7 オブジェクトストレージ&CDN
• 4 アプリサーバー
• 5 DB&ストレージ
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SoftLayerのFirewallの選択肢
BCR
トランク接続
NetworkGatewayAppliance
Webサーバー
APサーバー
DBサーバー
Publicゾーン
APゾーン
DBゾーン
FCR
Private VLAN#1
Private VLAN#2
Public VLAN
仮想リンク
OSファイアウォール
ハードウェアファイアウォール
(共用型)
PublicVLAN
PublicVLAN
ハードウェア・ファイアウォール (専用型)Fortigate Security Appliance
NetScalerPremium
WAF
Web/AP
Web/AP
PrivateVLAN
①インターネットから保護するパターン ②内部のゾーン間で保護するパターン
出典 ソフトレイヤー活用技術コンフィグレーションガイド2.1 ファイアウォールでサーバーを保護するには? https://gg-web.jp/document/ConfigGuide/02001/index.html
6.7 DMZ、APサーバー、DBサーバーなどのゾーンを作るには? https://gg-web.jp/document/ConfigGuide/06007/index.html
© IBM Corporation 33
SoftLayerの各Firewallの特徴
特徴 OSファイアウォール
ハードウェアファイアウォール
(共用型)
ハードウェアファイアウォール
(専用型)
FortigateSecurity
Appliance
VyattaGatewayAppliance
WAFNetScaler
VPX Premium
適用範囲 OSサーバーの
IPアドレス1個パブリック
VLAN x1個パブリック
VLAN x1個
パブリック,プライベート
VLAN x N個
パブリック,プライベート
VLAN x 1個
共通/専用 専用 共用 専用 専用 専用 専用
HA構成 不可 不可 可能 可能 可能 可能
管理ユーザーインタフェース
CLIカスタマーポータル
カスタマーポータル
Web-GUIとCLI
主としてCLI,Web-GUIも可
Web-GUIとCLI
保護対象レイヤー
L4 (TCP) L4 (TCP) L4 (TCP) L4 (TCP) L4 (TCP) L7(アプリ)
ゾーニング適用 不可 不可 不可 不可 可能 不可
性能サーバー能力に
依存10Mbps〜2000Mbps
1Gbps(NICリンク速
度)
1Gbps(NICリンク速
度)
10Mbps〜10Gbps
10Mbps〜1Gbps
費用 無料 $49〜$399 $999〜$1998 $999〜$1998$418〜$1856
$499〜$1999
その他OSにバンドルされるFWまたはAPF
サーバー単位 VLAN単位 VPN機能VPN,NAT,VLANトランク対応有償版Vyatta
アプリ脆弱制対応
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高負荷に耐えるアプリサーバー
1 インターネット環境
2 ロードバランサー
3 ファイアウォール
• 6 保守ネットワーク接続
• 7 オブジェクトストレージ&CDN
• 4 アプリサーバー
• 5 DB&ストレージ
© IBM Corporation 35
SoftLayerのサーバー基盤–仮想サーバー (1時間単位、1ヶ月単位)
–ベアメタルサーバー(1時間単位、1ヶ月単位)
1時間単位 仮想サーバー
米国DC 4.7円〜
東京DC 5.3円〜CPU 1core
RAM 1GB
HDD 25GB
通信料 US 11円/GB, JP 17円/GB
1月単位 仮想サーバー
米国DC 3,087円〜
東京DC 3,488円〜
CPU 1core
RAM 1GB
HDD 25GB
通信無料枠 250GB/月
1時間単位 ベアメタル
米国DC 45円〜
東京DC 52円〜1CPU 4cores
RAM 8GB
HDD 2TB SATA
通信料 US 11円/GB, JP 17円/GB
1月単位 ベアメタル
米国DC19,508円〜
東京DC 22,018円〜1CPU 4cores
RAM 2GB
HDD 500GB SATA
通信無料枠 500GB/月
為替レート 1ドル=123.47円
通信無料枠東京DC 4250円分
一ヶ月分の電気代約2000円 100W東京
一ヶ月分の冷房費約2000円 100W分
通信無料枠東京DC 8500円分
一ヶ月分の電気代約6000円 300W東京
一ヶ月分の冷房費約6000円 300W分
H/W,N/W監視???円
H/W,N/W監視???円
H/W保守費???円
H/W保守費???円
東京電気料金 1KW = 28.71円
チャット、チケット、電話サポート費 ???円
チャット、チケット、電話サポート費 ???円
© IBM Corporation 36
仮想サーバーの概要– 仮想サーバー概要
• マルチテナントとシングルテナントの物理サーバーをPublic/Privateとして選択可能
• CPUコア 2GHz 選択可能なコア数 1,2,4,8,12,16
• 設定可能なメモリ 1,2,4,6,8,12,16,32,48,64 GB
• ストレージ
– OS起動用 x1本 (25G または 100GB SAN/Local)
– データディスク は以下から選択
• SAN-DISK x 最大4本 10〜2000GB
• Local-DISK x 最大1本 10〜300GB
• NICリンク速度 10, 100,1000 Mbps
– Linux Debian 6.x,7.x,8.x Ubuntu 12.x,14.x , CentOS/RHEL 6.x,7.x
– Microsoft Windows 2008, Windows 2012
– 主な用途とOSS
• ウェブ/アプリケーション・サーバー– Apache2, Nginx
– 開発言語 (PHP, Ruby, Node.js )
• プロキシ・キャッシュ– Varnish
• データ・キャッシュ(KVS)– Memcached, redis
Virtual Servers
Storage
© IBM Corporation 37
次の様な現象でお困りになった事はありませんか?
Virtual Servers
I/Oウェイトも無いのにCPU稼働率が上がらない
使えてない!
LocalLoad Balancer
低稼働率傾向
膨大なユーザー数
ゲームサーバー群
DBサーバー群
繁忙時間帯、仮想サーバーを増やすと、CPUの稼働率が、やや下がって、アプリの遅さは改善する。
遅い!
仮想環境のアプリは遅くて重い、しかしCPUの稼働率は高くない。 レスポンスを改善するために、仮想サーバーを増設しなければならない
© IBM Corporation 38
この遅い重いといった要因として、仮想化の構造と密接に絡む以下の要因があります。
仮想化のオーバーヘッド物理環境のソフトウェア・エミュレーション割り込み、タイマー、メモリページ管理、デバイス・ドライバー
ハードウェア共有資源の競合ブロック・ストレージネットワーク・インタフェースマザーボードとCPU間のメモリ帯域
ブロック・ストレージのアクセスの遅延物理環境に比べ遅延大MySQLサーバーの性能頭打ち
LocalLoad Balancer
ゲームサーバー群
DBサーバー群
遅い! 低稼働率
ハードウェア
ハイパーバイザ
OS OS
LAN HDD
ハードウェア
OS
LAN HDD
仮想環境 ベアメタル環境
© IBM Corporation 39
Dom-0負荷集中で
俺のサーバの稼働が抑えられる
仮想環境Xenでの複数ある内の一つ「共存影響」例
Xen Hypervisor
NIC Local Disk
Dom-0
Virtual Servers
VLAN
膨大なHTTPアクセス
共存サーバーが動作開始
稼働率が抑えられる
俺のサーバー
他人のサーバー
俺の
他人の
Dom-0のCPU使用率が高く、VMの要求に十分答えられない
大量のショートパケットが発生する
テスト環境で状況を再現しました
同じハイパーバイザー上に活性の高い仮想サーバーが共存すると、資源の競合により稼働が抑えられる現象PVからHVMへ移行が進む中で軽減が進んでいるが、無くせる訳ではない
© IBM Corporation 40
MMOゲームにSoftLayerが選ばれる解決策
シングルテナントの専用仮想サーバー (Private VSI)
専用物理サーバー(ベアメタル)
Baremetal Servers
Xen Hypervisor
NIC Local Disk
Dom-0
Virtual Servers
俺だけ
俺だけPrivate VSIは最大コア数は8コアまで
仮想環境と同様の完全なコントロール
共有部分なし素のサーバー
注文から2時間で利用可世界のゲーム会社から支持される迅速な対応、豊富な在庫量
資源競合 アクセス遅延
仮想サーバーで性能向上に、限界を迎えた場合には、二つの解決策を提供ベアメタル(専用物理)サーバーは、仮想化のオーバーヘッドが無いため、フルにハードウェアの性能を生かせる
© IBM Corporation 41
仮想の性能劣化が無いベアメタル(物理)サーバー
CPU: Xeon E5-2650v3
仮想環境: Xen 4.4
性能測定ツール: Unixbench 5.1.3
CPUコア数: 4コアで統一、物理サーバーは起動時にCPUオンライン数4に制限Linux: Ubuntu 14.04 64bit
HVM (Hardware Assisted Virtual Machine) の仮想サーバーと比較した場合でも、仮想ハードウェアのエミュレーションによるCPU命令サイクル消費が無いため、高い性能が得られる
注意:Unixbenchによる結果であり仮想サーバーの全ての性能を代表するわけではありません。
© IBM Corporation 42
本格的なワークロードを処理する場合、ベアメタルサーバーは経済的な負担を抑え高い処理性能を提供します。
・仮想サーバー専業のクラウドベンダーに比べ、ソフトレイヤーの仮想サーバー性能は良くありません。・処理性能が必要となる場合、ベアメタル(物理)サーバーのご活用をご検討おねがします。
1core
2core
4core
8core
16core
仮想PV
仮想HVM
他社仮想ベアメタルE3-1270 4core
ベアメタルE5-2620x2 12core
ベアメタルE5-2650 20core
性能高
価格高
・HVMの仮想サーバーとしてCentOS7.x, Debian 8.x,
Windows系サーバーがあります・CentOS6.x、Ubuntu14.xはPVの仮想サーバーとなっています。
© IBM Corporation 43
スケールアップのパス・仮想サーバー専業のクラウドベンダーに比べ、ソフトレイヤーの仮想サーバー性能は良くありません。・処理性能が必要となる場合、ベアメタル(物理)サーバーのご活用をご検討おねがします。
16core
SoftLayer HVM仮想
他社仮想ベアメタルE3-1270 4core
ベアメタルE5-2620x2 12core
ベアメタルE5-2650x2 20core
性能高
価格高
SoftLayer PV仮想
16core
16core CentOS6.x
Ubuntu14.04 /12.04
CentOS7.x
Debian8.1
Ubuntu15.04(予定)
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仮想化から物理サーバーへ移行手段
・開発〜試遊までは、仮想サーバーを利用してコストを抑える、・本番稼働時は、物理サーバーを利用してチューニングコスト削減、仮想サーバー台数増加によるコスト増を抑止・ヒットしたら物理サーバーをコア数の大きなサーバーへ切換え
仮想サーバー#0
フレックス・イメージ
物理サーバー#1 物理サーバー#2
フレックス・イメージ
フレックス・イメージは、RHEL/CentOS, Windows Server Standard に適用可能です
CPU 4コア RAM16GB CPU 4コア RAM 16GB CPU 20コア RAM 64GB
UnixBench: 1499.3
月費用: 27,905円課金単位: 1時間価格性能比: 19円/UB
Unixbench: 6090.7
月費用: 39,225円課金単位: 一ヶ月価格性能比:6.5円/UB
Unixbench: 9757.4
月費用: 128,194円課金単位: 一ヶ月価格性能比:13円/UB
同一スペック アップグレード
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ベアメタルは経費削減に効果的– ソフトレイヤー料金とオンプレ運用経費を比較
??万円
¥35,531/月
¥3.6万/月
31万円のサーバーを購入したら減価償却費と電気代等で約2万円の経費が必要
サーバーの法定償却期間は5年であるが、それでは5年後に更改する費用が積立られない。
そこで、2年で全額償却して残り期間で買換え費を積立るため加速償却の考え方を用いて比較
同スペック相当品の運営経費
¥2万 ¥?万
ベアメタル利用料金に含まれるサービス
1Uサーバーのベアメタル料金
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ストレージ・アクセスの遅延影響の例
LAN
仮想サーバー iSCSIストレージミリ〜マイクロ秒
TCP/IP通信
物理サーバー
PCIe, SATA
直結
フラッシュメモリドライブナノ秒
仮想サーバーでは、CPUを増やしても、iSCSIのネットワーク遅延が原因となってOLTP性能が改善しないベアメタルでも、iSCSIディスクでは、通信遅延によって、トランザクション性能の改善が難しいケースがある
iSCSI 遅延による限界
SATA直結 SSD性能
PCIe直結 FIO性能
SATA直結磁気ディスク性能
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仮想 vs. 物理 サーバー
–仮想サーバー• 1時間から利用でき、稼動後にコア数、RAM搭載量などを変更できるため、開発環境、テスト環境向き
• 4コア以上の処理性能が必要な場合には、ベアメタルと比較選択することがお勧め、
–物理サーバー• シンプルな物理サーバーを利用した方がコストを節約できる
–仮想化のオーバーヘッド・ロスの無い高効率な環境
–物理サーバーはオーダーして2時間以内に利用開始可能
–月額の物理サーバーは、需要変動に応じコストを制御可能
–仮想化層を削減することで障害要因を減らせる
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高負荷に耐えるDBサーバー 1 インターネット環境
2 ロードバランサー
3 ファイアウォール
• 6 保守ネットワーク接続
• 7 オブジェクトストレージ&CDN
• 4 アプリサーバー
• 5 DB&ストレージ
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スケール可能なRDB構成–データベースの負荷を減らしてスケールするための工夫として、更新用マスターと、参照専用のリードレプリカのMySQLを物理サーバーで構成する
–キーで取得できる項目はMemcachedなどのKVSにキャッシュ
–更新処理だけをマスターDBやアプリ内課金の決済DBへ書き込む
マスターDB
読み専用レプリカ
Web/AP
Web/AP
Web/AP
Web/AP
アプリサーバーキャッシュサーバー
決済サーバー
アプリ内課金決済
LocalLoad Balancer
引当iSCSI
マスターDB
DRBDレプリカ
HeartBeatによるHA構成
読み専用レプリカ
ソーシャル・ゲームプレイヤー
ゲームDBレプリカ読取り専用
ゲームDBマスタ
参照
参照
更新RDBの更新性能が全体のボトルネック
出典ソフトレイヤー活用技術資料デザインパターン6.2 読み込み専用レプリカによる負荷分散 https://gg-web.jp/document/DesignPattern/06002/index.html
課題はストレージ性能&CPUの処理パワー
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物理サーバー+高性能ストレージの効果
MySQLサーバーに18億件のデータ生成して、サーバー上のバッファプール(48G)の10倍相当のデータを使って、SysbenchのOLTPテストを実施した比較結果
CPUコアを増やしても、ストレージの性能を高くしてもトランザクション性能は簡単に改善しない
ベアメタル(物理サーバー)+Fusion ioMemory
ベアメタル+SSD
ベアメタル+SATA
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物理サーバーにチケットから注文してFusion ioMemoryを実装可能
または
2Uサーバー
4Uサーバー
+
Fusion ioMemory SX-300
電源と冷却の関係で1Uサーバーには実装できないので注意
FIO SX-300 3.2TはSSDの10倍、SATAの300倍の性能
東京DCのベアメタルはSanDiskカタログ比105%の書込み性能
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MySQLをSysbenchでFusionの性能を再確認
サーバー Xeon 2650 v3 x 2 (10core x 2) 、64GメモリSysbench条件対象データ18億レコード、 8スレッド、バッファプール 48G
企業向け、読み出し多用負荷用途向け
ポータルのチケットから注文
iSCSI ストレージ
デフォルトのストレージ
(ポータルから注文)
(ポータルから注文)
(ポータルから注文)
ソーシャル・アプリやスマホ・ゲームなどの高負荷を想定したテストでも、他を引き離す結果を得ました。
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エンデュランス・ストレージ (2015/3 提供開始)– 容量性能比例型のiSCSIブロック・ストレージ、NFSサーバーのサービス
– 3種類の性能タイプと容量単価が設定され、SATA〜SSD並みの性能域までを提供
– 物理サーバーにホットスワップ機構がない課題や、仮想から物理に替えたい場合の対策
プライベートVLAN
仮想サーバー
物理サーバー
エンデュランスストレージ
同一DCのプライベートVLANから接続仮想、物理の両方から接続可能1G,10Gのリンク速度にも対応スナップショット、レプリカも追加可能
ブロックサイズ16KでIOPS性能を提供
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安心の保守ネットワーク 1 インターネット環境
2 ロードバランサー
3 ファイアウォール
• 6 保守ネットワーク接続
• 7 オブジェクトストレージ&CDN
• 4 アプリサーバー
• 5 DBサーバー
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安心の保守経路• VPNクライアント、拠点接続インターネットVPNが利用可能• サーバーには、標準でパブリックとプライベートのIPアドレスが付与される• パブリック側のSSHのアクセスを禁止して、VPN接続して安全に保守できる• プライベート・ネットワークのリポジトリから更新や追加が可能
パブリックVLAN プライベートVLAN
パブリックプライマリ・サブネット
プライベートプライマリ・サブネット
プライベートサブネット
企業ネットワーク
共用VPNルーター
VPNルーター利用者機器
管理用PC
サーバーインターネット
VPNクライアント
サービス用プライベートネットワーク
ソフトウェアリポジトリ
アップデート、パッケージ追加
SSHSSH
SSH
出典ソフトレイヤー活用技術資料デザインパターン8.9 管理用ネットワークの配置 https://gg-web.jp/document/DesignPattern/08009/index.html
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オブジェクト・ストレージ 1 インターネット環境
2 ロードバランサー
3 ファイアウォール
• 6 保守ネットワーク接続
• 7 オブジェクトストレージ&CDN
• 4 アプリサーバー
• 5 DBサーバー
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ユーザーの物理的に近い位置へデータ配置
オブジェクトストレージ
Web/AP
仮想サーバー
CDN
CDN
CDNにマッピングされたURLへアクセスして、近くのキャッシュからコンテンツを受け取る mpg
mpg
mpgオリジン・サーバー
キャッシュされたコンテンツ
キャッシュされたコンテンツ
大阪
東京
ムービー、音源、高精細画像、プログラムコードの配信など、一定期間にアクセス負荷が集中するものは、
オブジェクト・ストレージ+CDNが利用可能
出典ソフトレイヤー活用技術資料デザインパターン
4.1 可用性の高いオブジェクト・ストレージの活用 https://gg-web.jp/document/DesignPattern/04001/index.html
ソフトレイヤー活用技術資料コンフィグレーションガイド5.1 動画や画像などの大容量ファイルを配信するには? https://gg-web.jp/document/ConfigGuide/05001/index.html
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グルーバル展開するCDN利用可能– SoftLayerのカスタマー・ポータルからクリックするだけで、CDNのサービスを利用可能
– 日本だけではなく、グローバルに展開するCDNのため、強力に海外展開をバックアップします
Dallas
Huston
Atlanta
Miami
Mexico City
Los Angeles
San Jose
Seattle
Denver
Chicago
Toronto
Washington DC
New york
Tokyo
Hong Kong
Singapore
Sydney
FrankfurtAmsterdam
London
Paris Melbourne
Montreal
24地域ソフトレイヤーDC/PoP
IX
IXIX
IX
IX
IX
IX
IX
IX
IX
IXIX
IX
IX
IX
IX
IX
IX
各地域のInternet eXchange
総合計Peer接続940Gbps
IXに繋がるISP
ユーザー
DC: Data Center, PoP: Point of Presence (ネットワーク拠点)Peer接続(Peering): 経路情報を交換しトラフィックを交換しあうこと。ソフトレイヤーは、グローバルなISPとして振る舞い、ソフトレイヤーのアドレス範囲に対しては、PoPから自社ネットワークを通過させるポリシーとなっている
CDNと個別契約
無しに利用可能
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大容量データのアーカイブ化(Cloudfuse を使ってObject Storageへ保管)
オブジェクトストレージ
アーカイブログ・ファイル
ローテーション
デリート
Cloudfuseで、Object StorageをLinuxのサーバーからマウント出来る。膨大なログのローテーション後の保管先をオブジェクト・ストレージにすることで、ログ保管のためのストレージ費用や、バックアップ運用の負荷を軽減することができる。
仮想サーバー
SAN/Localストレージ
アクティブログ
Cloudfuseでコンテナをマウント
コピー
出典ソフトレイヤー活用技術資料デザインパターン8.6 大容量データのアーカイブ化 https://gg-web.jp/document/DesignPattern/08006/index.html
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まとめ– SoftLayer東京データセンター 2014年12月22日オープン
• 日本語サポート開始
– すぐに使えるグローバル・ネットワーク
– ロードバランサーは5種、ファイアウォールは6種から選択可能
– 高負荷に耐えるアプリサーバー対策• プライベート仮想サーバー、物理サーバー
• UDPパケットロスの少ないサーバー・ネットワーク
– 高負荷に耐えるDBサーバー構成
• 物理サーバー+Fusion ioMemoryがチケットから注文可能
• 高性能エンタープライズ向けSSD、RAID化利用は要注意
• SSDの性能に匹敵するIOPSのエンデュランス・ストレージ
– 安心の保守ネットワーク
• クライアントソフト&拠点接続
– 可用性の高いオブジェクトストレージ&CDN
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最近の日本国内ユーザー事例
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お客様がSoftLayerに決めた理由
海外向けオンラインゲームの配信に
素早く対応できるから
・N/Wの知識不要・サーバー配置で即使える・国際通信料無し・各地域のIXとPeering
六本木のゲーム会社
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お客様がSoftLayerに決めた理由
オンプレミスのサーバー構築の
ノウハウを生かせるから
オンプレのノウハウが生かせる・VIPが使え・マルチキャストも使える
ベアメタルも30分〜2時間で利用可能!
恵比寿のゲーム会社
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お客様がSoftLayerに決めた理由
6
4
仮想サーバー数の増加を抑制して適正コストに
ベアメタルが使えるソフトレイヤーは、他社より高い競争力になるから 秋葉原のゲーム会社
WEB#1 WEB#2 BATCH DB
NetScaler VPX(200Mbps)
MAILADMIN
internet
Private VLAN
Public VLAN
システム: アパレル系ECサイト特徴: LINEキャンペーン後、負荷が20Mbps->220Mbpsへ跳ねる
SSLアクセラレータL7ラウンドロビンRNAT/SNAT
オンプレミスのロードバランサーに全く引けを取らない性能!
オンプレミスに匹敵する柔軟なシステム構成をクラウドで実現できます
導入事例
“複数のクラウドサービスを比較検討した結果、SoftLayer を仮想マシンの性能、DCネットワークの品質、価格とパフォーマンスの透明性の点で高く評価しました。”
—熊切智一, 技術本部・ソフトグループ
ビジネス・チャレンジ:自動車の運行データを自動的に記録するセイフティレコーダ ®(SR)という車載機器のデータをクラウドで収集して、安全運転に役立つIoT分析サービスを提供する際に、自社のソフトウェアを移植、API連携がしやすく、スケーラビリティーを満たすクラウド環境が必要となりました。
ソリューション:複数のクラウドサービスを比較検討した結果、豊富なAPI、仮想
マシンであってもスペックに応じたパフォーマンスがでること、拠点間通信で遅延が感じられないこと、価格と性能に関する情報の透明性を評価してSoftLayerを選択しました。サービスの提供基盤の運用管理を自社人員で実施
するのは困難であったため、クリエーションライン(株)の運用管理サービス“MSP”を利用しています。
ソリューション・コンポーネントサービス• SoftLayer®
ビジネス・パートナー• Creationline, Inc.
導入事例株式会社データ・テック – “セイフティレコーダ ®”のクラウドベース IoTサービスを SoftLayer で実現
豊富なAPI が利用できる自社の開発ソフトウェアを移植、連携しやすい
高速なDC間ネットワーク拠点間通信でほとんど遅延を感じない
価格と性能の透明性マシンの性能と価格の透明性によりビジネス計画が立てやすい
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マーベラス、IBMクラウド「SoftLayer」の採用
http://pdf.irpocket.com/C7844/ZSDY/deVb/KHHT.pdf
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ソフトレイヤーを詳しく知るには
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一ヶ月無料お試し利用– URL https://www.softlayer.com/promo/freeCloud/
– クレジットカードの番号を登録して、以下のスペックで一ヶ月無料で利用できます。
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データセンター開設記念キャンペーン– オーダー時にプロモ・コード入力で一ヶ月500ドル分が無料に!
– URL http://www.softlayer.com/info/milan-hosting
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SoftLayer & Bluemix SummitSoftLayer社のCTO Mark Jonesの基調講演申し込みはコチラから http://softlayer.connpass.com/event/17037/
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インターネット上の日本語公開資料
シノビレイヤー http://qiita.com/tags/ShinobiLayer
裏事情を良く知る中の人が書いた門外不出!?の情報があります。 SoftLayer
APIを使う前に必読の資料などもあります。
柔らか層本(PDF版) http://ibm.co/1sZfRAO
提案書や研修資料の抜粋で構成されていて、サービス仕様を手っ取り早く把握できます。
ソフトレイヤーの活用ガイドデザイン・パターン: http://gg-web.jp/document/DesignPattern/
一般のクラウドと同じことを、SoftLayerを使ってどの様に実現できるかの観点で、課題を解決するための設計レベルの指南を得ることができるものです。マネージャー、コンサルタント、アーキテクトの方々が、読みやすく理解できる様に簡潔な文と図で解説する形式です。
コンフィグレーション・ガイド: http://gg-web.jp/document/ConfigGuide/
これまでSoftLayerを使ってシステムを構築してきたノウハウをベースに、実践的な逆引きの手引書になっています。エンジニアが実現したい事を出発点にして、どの様に実現するのかをガイドしたもので、SoftLayerの仮想サーバー、ベアメタルサーバーの基本的利用方法から、アプライアンス等FortiGate, NetScaler, QuantaStor, VMware, Vyatta, EVaultなどを網羅して、実現する方法を理解しやすく案内しています。
ユースケース: http://gg-web.jp/document/UseCase/
ビジネスの発展によって変化していく課題を、クラウドの特性を利用して、どの様に解決できるのかといったシナリオベースの展開で、上記のコンフィグレーション・ガイドやデザイン・パターンを参照しながら、対応していくストーリとなっています。
日本情報通信様、クリエーションライン様などの会社からも、多くの情報が発信されています。
ゲーム業界のお客様向けに対話型説明会やハンズオンも実施しています
お問い合わせは[email protected]