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私の名前はハルコ。 しかし私がどこの誰か?などということは、あなたにとって些末なことです。 それよりも重要なのは、これから私があなたに語るその内容です。 まず最初に、私から地球の皆さんにお伝えしたい事があります。
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前回の警告で、私はももいろクローバーZの正体について、『ももクロ流アイドル道 初代家元』なのだと解きました。
これはユニバース(仮)の世界征服の実現方法が、アイドルというジャンルにおける「道」の創出であると考えたからです。 そして「道」の中でもとりわけ総合芸術的な要素の強い「茶道」との親和性を強く感じるのです。
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かつてAKB48の絶対的エースであった前田敦子の全盛期に『前田敦子はキリストを超えた: 〈宗教〉としてのAKB48(*1)』という書籍が発売されておりました。 前田敦子は現代のキリストだという主張だったのですが、その意味でももクロは茶道史上最大の
巨星である“千利休”の生まれ変わりなのだと言えるでしょう。
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ところで、地球の皆さんは日本に茶道というものがあることはもちろんご存知でしょう。しかしその詳細についてはどうもよく分かっていないのではありませんか? 恐らく『暇を持て余したお年寄りが、小難しいしきたりに縛られた退屈なセレモニーを味わうための小さなコミュニティー?』という程度の理解でしかないと想像します。 しかし茶道というものは、千利休から400年以上も生き残っている(*2)訳で、まったく侮れない存在です。 例えば現代茶道における最大派閥とされる裏千家(淡交会)は、総資産として800億円を有し、その会員数は30万人とも言われています。世界中に支部を持ち、茶道の普及に余念がありません。
この「一般にはよく知られていないけれども膨大な構成員を保持している」、というところが重要なのです。 いざとなったらその構成員の力を発動して、政治や経済に大きな影響力を発揮することが出来るのです。
さて、ももクロがももクロ流アイドル道の初代家元だとするならば、ある程度今後の野望の実現方法が見えてくることでしょう。 つまり、より多くの“弟子”を集めることがその目的という、非常にシンプルな方法論です。
茶道(裏千家)のピラミッド
家元
業躰(*3)
教授
弟子
ももクロのピラミッド
ももクロ
後輩グループ
フリ完コピノフ
コスプレイヤーノフ
モノノフ
大勢の弟子を 集めて
茶人に育てる
大勢のモノノフ を集めて
次元上昇させる
「ももクロは千利休の生まれ変わり」これが私の結論です。 そのような見方をすると多くのことが見えてくるようになります。 すでに家元であるももクロを頂点としたピラミッド構造はほぼ完成したとみて良いでしょう。 地球の皆さんが気づかないうちに、ももクロによる『人類アイドル化計画』は粛々と進んでいると考えられます。 受け入れるも受け入れないも、それはあなた次第――――。
極秘
人類アイドル化計画
スターダストプロモーション最高幹部会
第**次中間報告
人類アイドル化委員会 2016年度業務計画概要
総括編
(*1)前田敦子はキリストを超えた: 〈宗教〉としてのAKB48 2012年12月7日に筑摩書房より刊行された新書。 内容的には、AKB48の魅力とは何か?なぜ前田敦子はセンターだったのか?“不動のセンター”と呼ばれた前田敦子の分析から、AKB48が熱狂的に支持される理由を読み解いていく、というもの。 私個人としては面白い視点だなと感じているのですが、書評では散々な言われ様です。 きっと私の警告文も同様の評価なんでしょうなぁ(笑) (*2)千利休から400年以上も生き残っている 千利休(せんのりきゅう)大永2年(1522年)~天正19年2月28日(1591年4月21日) 戦国時代から安土桃山時代にかけての商人、茶人。 (*3)業躰(ぎょうてい) 業躰とは、家元の下で厳しい修行をして茶道の達人となり、家元の名代として茶道の指導をする家元直属の男性のことを指す。 ちなみに業躰という呼び名は裏千家独特のものである。
つづく
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【注記1:ご覧の皆様へ】 皆さん大人なんで分かっていらっしゃるとは思いますが、このコンテンツは著者によるお遊びであって、どのように受け取るかは読者の手に委ねられます。 この警告文を読んで反応したことにより、何らかの不利益を被ったとしても、著者としては責任の持ちようがありません。あくまで自己責任の範囲において参照して頂けると幸いです。 【注記2:モノノフの皆さんへ】 コンテンツの特性上、ももクロに対して批判的な立場をとっています。しかしそれは彼女たちの偉大さを際立たせるため、あえてそうしているのだとご理解ください。 またこのコンテンツはあくまで私個人の主観によるもので、世間一般の論調と異なる場合があります。あくまで著者の主観による一方的な内容となっております。例え「そりゃ違うんじゃないか?」という見解に出くわしたとしても華麗にスルーしてください。反論されても困ります。 さらに事実と反する、あるいは完全に創作である場合もありますのでご容赦ください。 【注記3:ももいろクローバーZおよび関係者へ】 著者自身がモノノフであり、愛情の発露として制作をしているつもりです。 コンテンツの特性上、ももクロに対して批判的な立場をとっていますが、メンバーの活動や存在を貶める意図はまったくありません。 万が一、メンバーや所属事務所、あるいは所属レコード会社などの関係各位の不利益になると判断された場合には、著者へご一報ください。削除や訂正などのご指示に従うつもりです。 ⇒ 著者Twitterアカウント @gen3gen3gen3 【注記4:掲載URLについて】 記事に掲載されているURL等の情報は執筆当時のものです。 将来的にはリンク元の都合によってアクセス出来なくなっている場合もありますので、その場合にはご容赦ください。 【注記5:その他】 制作に際しては「いらすとや」様が提供しているフリー素材を使用させて頂きました。この場を借りまして、こっそりお礼申し上げます。 ⇒ かわいいフリー素材集 いらすとや http://www.irasutoya.com/ ※掲載している写真や画像類の著作権は各著作権者に帰属しています。 ※掲載している写真や画像類は「引用」の範囲と認識しておりますが、問題があるようでしたら著者までご一報ください。