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沿革
2015年 2月 事務局メンバーが農林水産省の補助金事業「農村集落活性化支援事業」に応募
4月
茨木市北部地域協議会発足山三地域の自治会長に説明
6月
補助金採択
7月
メンバー募集開始
8月
活動開始
9月
「茨木ほくちの会」愛称決定
活動内容
2015年4月~ 2015年7月~ 2016.4月~
茨木市北部地域協議会発足
メンバー募集
ビジョン策定のための
ミーティング実施
ビジョン実現に向けた活動・体制構築
・ 2015年度は茨木市北部地域のビジョンを策定・ 5年間でビジョン実現の体制構築。
体制
●発信チーム
●地域チーム
●視察チーム
2016年 1月現在
ツールを利用し、地域内・外に広く発信する。
他地域の取り組みを情報収集・共有する。(視察準備)
地域内のネットワーク構築、情報収集・共有する。
ビジョン策定をする理由
農村は今後淘汰されていく。集落存続のため若者の取り合いになる。
他地域との差別化が必要。特色なき地域は淘汰。⇒人材・時間・資金が 限られているから 選択と集中が不可欠。
(内閣府資料)
ビジョン策定をする理由
現状
北部地域の
目指す姿
例 1 :終の棲家として最高の場所例 2 :交流人口 UP
目指す姿を実現するために解決しなければいけないこと
=課題→取り組みが変わる
ビジョンがないと目先のメリットに流れる。⇒目先のメリット≠本質的なメリットの場合がある。
現状 :人口
現状:・高齢化率: 39. 2 %・人口: 2827名(茨木市の 100 分の 1)
10年後:・高齢化率: 50 %↑・ 14 歳以下: 4名
⇒集落の消滅が現実化 する可能性が高まる。
現状 :人口
市の人口分布と比較した場合、0~14歳の割合が極端に低い。
⇒子育て世代が流出しているのではないか?
0 14~ 歳 15 64~ 歳 65歳以上北部地域 5.8% 55.0% 39.2%市全域 14.9% 62.7% 22.4%
現状: 学校 年 齢 忍頂寺 清渓
0 歳 2 11 歳 3 62 歳 8 43 歳 3 14 歳 5 35 歳 5 46 歳 6 37 歳 6 28 歳 3 49 歳 6 6
10 歳 3 111 歳 3 512 歳 4 5合計 57 45
小学生 31 26生徒数 26 15
現状:・ 12 歳以下: 102名・小学生未満: 45名・小学生: 57名・山三地区小学校区生徒数: 41名
⇒①特に清渓小学校に行っていない こどもが半数近くいる。②今後 1名の学年もある。0名の学年 が発生すれば廃校リスクが上がる。
現状: 農業
・ H22年(2010年)時点では高齢農家割合は改善している。・兼業農家の割合が全国水準と比較すると高い。
農家戸数
専業農家
兼業農家
15 64~ 歳
65歳以上 39598.0
44.7 36.6
29341 55
258 238804 684
5 農家増減割合(対 年前)(%) -
65 高齢農家( 歳以上)割合 (%)
農家戸数
H17299
651
H22
水田
畑
耕作放棄地
計
10.74.9 1.41
305.9 87.9農地面積
37.4
348.2
(ha)面積 (%)割合
100
現状: 農業
農家の高齢化により野菜の販売量が減少しており、耕作放棄地が増え対策を行う地区も出てきている。
見山の郷へのヒアリング結果によると・・・
・ H23年(2011年)から野菜の販売量が落ちている。
・見山の郷に出荷している生産者の平均年齢:72~3歳
・耕作放棄地が増えている。
現状: 里山
放置されたままの里山⇒・人が入れない危険な山になっている。・日光が差し込まず下生えがなく 土壌が形成されないため土砂崩れの リスクが高まっている。・竹林の増殖。ナラ枯れ木の脅威⇒・家屋の倒壊、破損の危機。・歩行者への危険。
外部環境: 若者の価値観の変化
◆地方に移住してもよい。
20代 52.3 %30代 57.6 %40代 51.2 %50代 37.5 %60代 25.6 %
( 2014年内閣府発表)
◆農村漁村に定住してみたい。
20代 38.7 %30代 32.7 %40代 35.0 %50代 33.0 %60代 33.7 %
( 2014年内閣府発表)若い世代は今までと異なる価値観をもっており、物を消費しない傾向がある。一方つながりや共有といった事に対する志向が強い。⇒物流の発達や ITの普及、働き方の変化もあり 「地域」というキャリアが若い世代から注目されている。
外部環境: 交通の便
新名神開通によって景観等失うものも多いが、得るものも多い。⇒交通の便がよくなり、地方暮らしと利便性の共存が可能になる。
京都市内まで 20~ 30分大阪市内まで 40 分神戸市内まで 40 分
移住者傾向
20代、30代は「地元に住みたい」「スローライフを実現したい」「親しい人と過ごしたい」という理由で移住を考える人が多い。⇒ニーズに応える魅力が茨木市北部地域にはある。 また 20、 30代は「出身地だから」という理由を重視しているため、移住を 推進するなら出身者の 20~ 30代をターゲットに置くとよいと思われる。
◆ 移住したい理由
行けるとこ (どこかに行く・満足が行く)・安心して学校に行け、地域で子どもが育っている。生けるとこ (生きている)
・子どもからお年寄りまで世代を超えて暮らしている。・地域で仕事ができている。
10年後に目指す茨木市北部地域の姿
10年後の茨木ほくちの会が目指す姿
三者が能動的に茨木北部地域で活動するための情報収集・発信を行う。 ⇒茨木ほくちの会が結節点になる。
住民候補者(地域外)
住民・事業者(地域内)
応援者・訪問者(地域外)
これまでの活動 :現状把握
●地域情報(定性・定量)の 収集・整理
●他地域の先進事例の研究
綾部視察
「農村集落活性化支援事業」に取り組む他地域の団体と交流
ヒアリング
ワークショップやミーティング活動
これまでの活動 :組織づくり
●コアメンバーの創出
●役割分担
6名⇒ 55名のコアメンバー
発信チーム 議事録ホームページ 中間発表まとめ
地域チーム 地域データ作成 活動MAP 作成 ヒアリング実施
視察チーム 視察先選定
今後の予定 :視察 6地域の先進地に視察。 (3月
中)
No 視察先 所在地 プラン
1 地産地消ネットワ ークみえ(ト リ゙ーム ファーム ス ス ガ) 三重県鈴鹿市 日帰り
2 養父市役所 兵庫県養父市 日帰り
3 やねだん 鹿児島県鹿屋市 1泊2日
4 四万十ドラマ 高知県高岡郡四万十町 1泊2日
5 美山山村留学センター『四季の里』かやぶきの郷 京都府南丹市美山町 日帰り
6 竹田市歴史資料館 大分県竹田市 1泊2日
今後の予定: 取り組み決定・実行
目指す姿を実現するための取り組みを決定、実行。 (来年度初旬)・1人でできること・5人でできること・10人でできること・茨木ほくちの会でできること・地域の人とできること・茨木市とできること ⇒リーフレットや WEBなど形に残す。
イベント?事業?特産品開発?移住者誘致?
今後の予定 :発信
発信体制の整備。 (順次)
【地域内】 ・かわらばん ・自治会向け 発表会
【地域外】 ・ロゴ ・ホームページ ・リーフレット ・マップ ・フェイスブック ・インスタグラム
【組織内】 ・ IT議事録 ・プロフィール ・名刺 ・共有フォルダ
今後の予定 :現状把握
詳細な現状把握とネットワーク強化。 (順次)・取り組みのための詳細な情報収集。 (空き家、農地、若者のニーズ調査等)
・地域内の活動拠点( 70 ポイント)にヒアリング。 情報収集と協力体制の強化。