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薬剤師を活用しよう。 安心してください。それ、解決できますよ。 1 ミライ☆在宅委員会 山内 伴紀

薬剤師を活用しよう ミライ☆在宅委員会 山内伴紀

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薬剤師を活用しよう。安心してください。それ、解決できますよ。

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ミライ☆在宅委員会山内 伴紀

演題内容

1. 薬剤師による問題発見

2. 薬剤師による解決

3. 事例紹介

4. 相談できるかかりつけ薬局 かかりつけ薬剤師を

持とう

5. ミライ☆在宅委員会の紹介

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薬剤師の不在により解決されな問題の例

身近な問題

● 薬を砕くことへの影響(副作用・効果不十分)の調べ方

● 薬を服薬しない、できないの改善方法が思いつかない

● 薬の保管・保存の方法

など

気付かず起きてること

● 薬の飲み合わせによる有害作用

● 副作用と気づかずに、繰り返される追加処方

など3

薬による問題を発見できるのは薬剤師

日本病院薬剤師会 平成16年度 副作用・相互作用回避報告集計結果よr 4

なぜ、薬剤師がこれほど問題を発見できるのか

● 薬剤師は薬の専門家。

● 薬剤師は薬の適正使用、副作用確認、服薬の指導が中心

● 医師は病気の治療、看護師は患者さんのケアが中心

当然、薬の問題点に一番気がづきやすいのは薬剤師!

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薬剤師による問題解決

● 副作用の発見または、可能性の指摘

● 代替え案の提案

● 飲み方(用法変更)の提案

● 減薬の提案(副作用に対しての追加投与防止)

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● 医療言語を用いて患者さんの気持ちを代弁

● 多職種への、助言

● 管理方法の提案(一包化・お薬カレンダー、ケアプランなど)

ケア内容の変更・適正化

処方内容の変更・適正化

訪問薬剤師の事例

独居女性 80代 認知症

• 薬剤の管理が不安

• 家族は遠方。たまに顔を出せる程度。

• 薬の余りが種類によって異なっている

• 介護保険の限度額などの理由で、介護士の訪問は毎日1度

• 訪問服薬管理は限度額外で使用可能

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訪問薬剤師の事例

• 薬の残りがバラバラ。飲み間違えの危険

あり

• 処方日数を、薬ごとに提案しすべての薬剤の残数を揃える

• 介護士さんには声かけを依頼

• 朝の薬を間違って夕に飲んでしまう• 時より、飲み忘れてしまう

• 一包化の提案。朝、昼、夕食後をそれぞれ1袋にまとめる。

• 飲み方と日付の記載で、飲み忘れの状況を把握する。

• お昼の薬の飲み忘れが多い。• 処方を3回から朝夕食後の2回に変更依頼• 介護士さんの朝の薬を飲むところを見守り• 夜の分は分かり易い机の上に置いて帰る

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原因究明⇒提案する⇒やってみる⇒評価する

繰り返し続ける

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ご自宅での薬の管理を薬剤師にお任せ!

訪問薬剤師の事例 まとめ

• 生活状況の聞き取る。

• 内服ができない理由を追求する(問題の掘り下げ)

• 関わる多職種の力を頼り、協働する

• 解決方法を提案し多職種(医師・ケアマネ・介護士など)でケア

を考える

多職種はどんなケアが得意か、出来るのかを知り的確に分担を提案または、実行する。

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今。そしてこれから。。。

● 薬の飲み残し、困っていること、疑問はないでしょうか?

● いざという時の相談を、薬局とできていますか?

● 薬は薬剤師!相談できる薬剤師はいますか?

あなたのかかりつけ薬局・薬剤師を

思い浮かべてみましょう

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