25
旅のことばによる 対話のワークショップ 慶應義塾大学井庭崇研究室/認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ 旅のことばプロジェクト 2015.5.1 東京医科歯科大医科歯科プライマリケア研究会(iPag

旅のことばによる対話のワークショップ(ipag) 2015.05.01

  • Upload
    -

  • View
    306

  • Download
    1

Embed Size (px)

Citation preview

旅のことばによる対話のワークショップ

慶應義塾大学井庭崇研究室/認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ旅のことばプロジェクト

2015.5.1 東京医科歯科大医科歯科プライマリケア研究会(iPag)

全体の流れ

19:00~19:05 iPagの紹介

19:05~19:15 概要説明19:15~19:25 対話の準備19:25~19:45 グループでの対話19:45~20:05 全体での共有

40個の「ことば」について、下記をチェックし、お互いの話を共有します。

✓⇒いままでに聞いたことがあるもの

★⇒これまで意識したことがなかったもの

自分や家族、身近な人が認知症と診断されたら、どうすればよいのでしょう

か。不安に押しつぶされそうになったり、過去の介護の記憶がよみがえって

くるかもしれません。

ですが、認知症は、生活を大きく変えるからこそ実現できる「新しい旅」の

はじまりと捉えることができるのです。

本書では、認知症の方、そのご家族、まわりで支えている専門家が実践して

いる「新しい旅」をよりよく生きるための工夫を40の「ことば」にまとめて

紹介しています。

これらの工夫のなかから、気に入ったもの、自分の状況に合うものを少しず

つ生活に取り入れてみてください。きっと、これから過ごす時間は何かを

失っていく時間ではなく、これまで得られなかったものを新たにつくってい

くかけがえのない時間なのだ、と思えるようになるはずです。

内容紹介

書籍版内容紹介よりhttp://www.amazon.co.jp/dp/4621089277

認知症とともによりよく生きるために

できる前向きで実践的な工夫

一つ一つに「名前」をつけている

工夫や考え方の「辞書」

認知症の進行を止めるには、おもしろく、楽しく過ごすことです。認知症当事

者とその家族が、日々の暮らしに役立つ実践的なヒントをさりげなく取り入れ

るためには必須の本といえるでしょう。

(日本認知症ワーキンググループ共同代表 佐藤雅彦)

認知症がはじまってからの日々(旅路)を、前向きに生きていくためのステッ

プが一つひとつ具体的に記されています。とてもシンプルでわかりやすいこと

ばが使われていますが、当事者の体験を凝縮した智慧の宝庫です。

(認知症介護研究・研修東京センター研究部長 永田久美子)

推薦のことば(本文より抜粋)

書籍版推薦のことばよりhttp://www.amazon.co.jp/dp/4621089277

「新しい言葉」をつくり

思考や会話のなかの生きた言葉として

つかえるようになる

抽象的に書くことで

読む人は「自分ごと化」しやすくなる

対話の準備

チェックリスト

✓⇒いままでに聞いたことがあるもの(最低3つ)

★⇒これまで意識したことがなかったもの(最低3つ)

物語の共有

全員が聞き手であり、語り部である

グループでの対話

チェックリストを見せ合い、

お互いで感じたことを共有する

(3人~4人)

【ルール】

”よい”・”よくない”ではなく

全体で共有

チェックリストをもう一枚記入

(記録用:学年・学科を記入)

✓⇒いままでに聞いたことがあるもの(最低3つ)

★⇒これまで意識したことがなかったもの(最低3つ)

1. 個人作業:感想をポストイットに記入(後で回収、学年・学科)

2. グループ:全体で共有したいことを1つ選択(後で回収、学年・学科)

3. 全体での共有:各グループより発表

認知症フレンドリージャパン・イニシアチブ

【参考】その他関連情報

• Webサイト– http://tabinokotoba.sfc.keio.ac.jp/– http://www.dementia-friendly-japan.jp/– http://web.sfc.keio.ac.jp/~iba/sb/

• 書籍ほか

– http://www.amazon.co.jp/dp/4621089277– http://learningpatterns.sfc.keio.ac.jp/