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daiki-maekawa
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ROSを用いたつくばチャレンジ用ソフトウェアパッケージの開発
千葉工業大学◯前川大輝, 伊藤裕介, 夏迫和也, 霜村瞭, 林原靖男
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目次
背景 目的 自律走行の様子 開発に関して ハードウェア ソフトウェア つくばチャレンジ2014の結果 まとめ 今後の課題
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背景
i-Cart miniというオープンソースハードウェアが
つくばチャレンジを中心に普及している.
ソフトウェアにおいても自律走行のコアに関する部分が運用・共有されることが望まれる.– 更なる情報共有の促進が見込める.
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目的
i-Cart miniを対象としたつくばチャレンジ用ソフトウェアパッケージの開発
ソフトウェアパッケージはROSベースの分散型フレームワーク上で開発– 自律走行に必要な要素群を容易に利用できる環境
を提供
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自律走行の様子
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ハードウェア
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i-Cart mini
つくばチャレンジを中心に普及している移動プラットフォーム
簡便に構築可能なオープンソースハードウェア
ハードウェア構成の組み換えが容易
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つくばチャレンジ向けに改良
バンパーと緊急停止スイッチの設置
キャスターのバネ定数を強めに変更
シャーシの高さを変更
– 凹凸のある地形での走破性の向上 LRFの高さを変更
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ハードウェアの構成
IMURobot Pose
PC
TopURG Distance
T-frog Driver
Velocity
DC Motor × 2TF-M30-24-3500-G15L/R
T-frog Driver
PWM
Rotation
Rotation
10
ソフトウェア
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自律走行のシステム
global_planner
local_planner
icart_mini_driver
recovery_behaviors
local_costmap
move_base
MCL
combined_odom
global_costmap
LRF
IMU
waypoints_nav
Dijkstra's algorithm
DWA
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自律走行のシステム
global_planner
local_planner
icart_mini_driver
recovery_behaviors
local_costmap
move_base
MCL
combined_odom
global_costmap
LRF
IMU
waypoints_nav
Dijkstra's algorithm
DWA
gazebo
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シミュレーションの様子
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システムの概要図
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ソフトウェアパッケージの提供
開発したパッケージをROS.org経由でリリース– ROSの環境を構築済みであれば
「apt-get install icart_mini」で導入可能
GitHub上でソフトウェアを公開
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つくばチャレンジ2014の結果
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実験走行の結果
実験走行区間とトライアル区間を分けて実験走行を実施– それぞれ5回以上完走
全コースでのテストは1回のみの実施で完走
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本走行の結果
12分間衝突
コースアウト
引用: http://www.tsukubachallenge.jp/tc2014/kadai2014
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まとめ
ROSをベースとした自律走行のシステムをi-Cart mini上に実装
試走会でコースを完走
シミュレータ環境をgazeboベースで構築
簡便に構築可能なシステムの提供
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今後の課題
本走行での完走を目指す 動的物体を考慮した回避動作 衝突後のリカバリー動作の改善 三次元データの活用
探索対象者の発見