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Team Foundation Server 2015 Update 3アップグレード 手順書~ Team Foundation Server 2013 Update 5 からアップグレード ~
日本マイクロソフト株式会社
開発ツール推進部
武田 正樹 [email protected]
最終更新日 : 2016 年 6 月 30 日
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概要
本資料では、以下内容の実現手順を記載しています。
Team Foundation Server 2013 Update 5 から Team Foundation Server 2015 Update 3 アップグレード手順
本資料では、以下のソフトウェアを利用しています。
SQL Server 2014 with SP1 Team Foundation Server 2015 Update 3 Visual Studio 2015 Update 3
また、以下の内容が準備済みの前提になっております。
Windows Server 2012 R2 インストール済みのマシンがある。
Visual Studio Professional / Enterprise with MSDN が有効化されている。
Team Foundation Server 2013 Update 5 がインストールされている。
管理者権限でインストール対象マシンにログインしている。
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システム構成
本資料では、以下のようなシステム構成をとっています。
Windows Server 2012 R2SQL Server 2014 with SP1
Team Foundation Server 2013 with Update 5Visual Studio 2015 Update 3
ワークグループ管理者アカウント & SQL Server 管理者アカウント
azuredaisukiマシン名 :win2012r2
ソフトウェアのダウンロード- MSDN サブスクリプションへのログイン- Team Foundation Server のダウンロード
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1. ブラウザで https://msdn.microsoft.com/ja-jp/subscriptions/downloads/ にアクセスします。
2. 画面右上の [ サインイン ] をクリックします。
MSDN サブスクリプションへのログイン (1)
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1. [ 有効な MSDN サブスクリプションのマイクロソフトアカウント ] を入力します。2. [ 有効な MSDN サブスクリプションのマイクロソフトアカウントパスワード ] を入力します。3. [ サインイン ] をクリックします。
MSDN サブスクリプションへのログイン (2)
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1. 画面右上の文字が [ サインアウト ] になっていることを確認します。
MSDN サブスクリプションへのログインが完了しました。
MSDN サブスクリプションへのログイン ( 3 )
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続いて、 Team Foundation Server イメージをダウンロードします。
1. [Team Foundation Server 2015 Update 3] をクリックします。
Team Foundation Server のダウンロード (1)
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1. [Team Foundation Server 2015 Update 3 (x86 and x64) DVD (Japanese)] の [ ダウンロード ]を クリックします。
2. ポップアップウインドウの [ 保存 ] をクリックして、 Team Foundation Server のイメージをダウンロードします。
Team Foundation Server のダウンロード (2)
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1. エクスプローラーを開き、 [ ダウンロード ] をクリックします。2. [Team Foundation Server のイメージ ] があることを確認します。
Team Foundation Server のダウンロード (3)
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Team Foundation Server のアップグレード
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1. [Team Foundation Server のイメージ ] をダブルクリックします。2. [tfs_server.exe] をダブルクリックします。
Team Foundation Server のアップグレード (1)
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1. [ インストール ] をクリックして、 Team Foundation Server のインストールを開始します。2. Team Foundation Server のインストール完了したら、 [ 今すぐ再起動 ] をクリックします (表示されない場合もあります)。
Team Foundation Server のアップグレード (2)
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再起動後に [ アップグレード ウィザード ] が起動します。1. [ 次へ ] をクリックします。
Team Foundation Server のアップグレード (3)
1
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まずは、 Team Foundation Server 2013 のデータベースをバックアップします。1. [ データベースのバックアップツールを起動するには、ここをクリックします ] をクリックします。
Team Foundation Server のアップグレード (4)
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1. [ 今すぐバックアップ ] をクリックします。
Team Foundation Server のアップグレード (5)
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1. バックアップが完了したら、 [ 閉じる ] をクリックします。
Team Foundation Server のアップグレード (6)
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1. [ 現在のバックアップがある ] にチェックをいれます。2. [ 次へ ] をクリックします。
Team Foundation Server のアップグレード (7)
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Team Foundation Server のプライマリアカウントや認証方法を指定します。1. デフォルト設定のまま、 [ 次へ ] をクリックします。
Team Foundation Server のアップグレード (8)
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Web サービスの設定を指定します。1. デフォルト設定のまま、 [ 次へ ] をクリックします。
Team Foundation Server のアップグレード (9)
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1. Team Foundation Server 2013 でレポートが構成されている場合は、 [Team Foundation Server で使用するレポートを構成する ] にチェックがはいっています。
2. [ 次へ ] をクリックします。
Team Foundation Server のアップグレード (10)
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Team Foundation Server の Reporting Services 設定を指定します。1. デフォルト設定のまま、 [ 次へ ] をクリックします。
Team Foundation Server のアップグレード (11)
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Team Foundation Server の ウェアハウスデータベースの設定を指定します。1. [ テスト ] をクリックして、問題なく接続できることを確認します。2. [ 次へ ] をクリックします。
Team Foundation Server のアップグレード (12)
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Team Foundation Server の Analysis Services の設定を指定します。1. [ テスト ] をクリックして、問題なく接続できることを確認します。2. [ 次へ ] をクリックします。
Team Foundation Server のアップグレード (13)
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Team Foundation Server の Reporting Services のアカウントを指定します。1. 管理者アカウント名が入力されています。パスワードを入力します。2. [ テスト ] をクリックして、問題なく接続できることを確認します。3. [ 次へ ] をクリックします。
Team Foundation Server のアップグレード (14)
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今回は Team Foundation Server 2013 と SharePoint Server との統合はしていません。1. [ 次へ ] をクリックします。
Team Foundation Server のアップグレード (15)
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構成内容の確認画面が表示されます。1. [ 次へ ] をクリックします。
Team Foundation Server のアップグレード (16)
1
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検証が完了し、失敗となっている項目がないことを確認します。1. [ 構成 ] をクリックして、 Team Foundation Server を構成します。
Team Foundation Server のアップグレード (17)
1
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Team Foundation Server の構成が完了しました。1. [ 次へ ] をクリックします。
Team Foundation Server のアップグレード (18)
1
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Team Foundation Server のアップグレードが完了しました。1. [ 次へ ] をクリックします。
Team Foundation Server のアップグレード (19)
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Team Foundation Server の構成結果の詳細が表示されます。1. [ 閉じる ] をクリックして、 Team Foundation Server のアップグレードウィザードを閉じます。
Team Foundation Server のアップグレード (20)
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IIS の設定
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Team Foundation Server は IIS 上で動作します。 IIS の初期設定では Team Foundation Server はコールドスタートするため動作が遅く感じる場合がでてきます。そこで、アプリケーションプールの設定を変更し、常時 Team Foundation Server が動いている状態にします。
1. 画面左下の [ ウインドウアイコン ] をクリックします。2. スタート画面の右上にある [ 検索アイコン ] をクリックします。3. [IIS] と入力します。4. [IIS Manager] が表示されます。クリックして、 IIS Manager を起動します。
IIS のアプリケーションプール設定 (1)
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1. IIS Manager が起動したら、 [Connections] のサーバーリストにある [Win2012R2] をクリックします。
2. ポップアップウインドウが表示されます。 [No] をクリックします。
IIS のアプリケーションプール設定 (2)
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1. [Application Pools] をクリックします。2. [Team Foundation Server Application Pool] をクリックします。3. [Advanced Settings…] をクリックします。
IIS のアプリケーションプール設定 (3)
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1. (General) にある [Start Mode] で [AlwaysRunning] を選択します。2. [OK] をクリックします。
IIS のアプリケーションプール設定 (4)
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チームプロジェクトの作成- Visual Studio との接続- チームプロジェクトの作成
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Team Foundation Server のチームプロジェクトは、 Visual Studio からのみ作成できます。Visual Studio と Visual Studio Team Services と接続します。
1. Visual Studio を起動し、メニュー [ 表示 ] – [ チーム エクスプローラー ] の順にクリックします。2. Visual Studio Team Services の [ 接続 ...] をクリックします。
Visual Studio との接続 (1)
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1. Team Foundation Server に接続します。 [ サーバー ] をクリックします。2. 接続するサーバーの管理画面が表示されます。 [ 追加 ] をクリックします。
Visual Studio との接続 (2)
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1. [ 先ほど作成した Visual Studio Team Services の URL ( win2012r2 ) ] と入力します。2. [OK] をクリックします。
Visual Studio との接続 (3)
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1. 追加された [win2012r2:8080/tfs] をクリックして、選択します。2. [ 閉じる ] をクリックします。3. [ 接続 ] をクリックします。
Visual Studio との接続 (4)
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1. [ チームエクスプローラー ] 内の [TFS のサーバー名 ] をクリックします。2. [ プロジェクトと担当チーム ] をクリックします。3. [ 新しいチーム プロジェクト ] をクリックします。
チームプロジェクトの作成 (1)
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1
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チームプロジェクト作成ウイザードが表示されます。1. [ チームプロジェクトの名前 ] を任意で入力します。2. [ 次へ ] をクリックします。3. [CMMI] を選択します。4. [ 次へ ] をクリックします。
チームプロジェクトの作成 (2)
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1. [ チームプロジェクトのバージョン管理システム ] を [Team Foundation バージョン管理 ] を選択します。2. [ 完了 ] をクリックします。3. チームプロジェクトの作成が完了します。 [ 閉じる ] をクリックしてウイザードを閉じます。
チームプロジェクトの作成 (3)
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テスト結果の保持日数の変更
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Team Foundation Server では、テスト結果は 30 日間保持されます。最大 10,000 日保持できますので、今回はテスト結果を 10,000 日保持するように変更します。
1. Visual Studio のチームエクスプローラーの [ ホームアイコン ] をクリックします。2. [Web ポータル ] をクリックします。ブラウザーが起動します。3. Team Foundation Server のサイトにアクセスします。 [ 設定 ] アイコン をクリックします。
テスト結果の保持日数の変更 (1)
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1. [ テスト ] をクリックします。2. [ 自動テストの実行、結果、添付ファイルを保持する日数 ] を [10000] と入力します。3. [ 手動テストの実行、結果、添付ファイルを保持する日数 ] を [10000] と入力します。4. [ 変更の保存 ] をクリックします。
テスト結果の保持日数の変更 (2)
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ビルド結果の保持日数の変更
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テスト結果と同様にビルド結果の保持日数も変更します。1. [DefaultCollection] をクリックします。2. [ 最大保持ポリシー ] の [ 保持する日数 ] を [10000] と入力します。3. [ 既定の保持ポリシー ] の [ 保持する日数 ] を [30] と入力します。4. [ 変更の保存 ] をクリックします。
ビルド結果の保持日数の変更 (1)
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ビルドエージェントのインストール
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Team Foundation Server 上で、ビルドを実行する場合、ビルドエージェントをインストールして、 Team Foundation Server のエージェントプールとして登録する必要があります。
1. Team Foundation Server のサイトにアクセスし、 [ コントロールパネル ] アイコンをクリックします。
ビルドエージェントのインストール (1)
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1. ブラウザの新しいタブに [ コントロールパネル ] が表示されます。 [Agent pools] をクリックします。2. [ エージェントのダウンロード ] をクリックして、ビルド エージェントをダウンロードします。
ビルドエージェントのインストール (2)
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1. ダウンロードした [agent.zip] を展開します。2. [Agent] フォルダを [C:\] 以下にコピーします。
ビルドエージェントのインストール (3)
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1. [ConfigureAgent.cmd] を右クリックします。2. [ 管理者として実行 ] をクリックします。ビルドエージェントの設定に関するウインドウが表示されます。3. [( 既定は… )] と表示されるので、 [enter] キーを押して進めます。
ビルドエージェントのインストール (4)
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1. [Team Foundation Server の URL を入力 ] は、 Team Foundation Server URL ( 今回は http://win2012r2:8080/tfs) を入力します。
2. [ エージェントプール ] と [ 作業フォルダーのパス ] は [Enter キー ] を押して、既定の設定にします。3. [ このエージェントを Windows サービスとして インストール ] は [Y] を入力します。
ビルドエージェントのインストール (5)
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1. [ サービスに使用するユーザーアカウントの名前を入力 ] は、ビルド用アカウント(今回は、 azuredaisuki )を入力します。
2. パスワードも入力します。
ビルドエージェントのインストール (6)
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ビルドエージェントの設定が完了すると、コマンドプロンプトウインドウが閉じます。ブラウザに戻り、エージェント プール [Default] にビルドエージェントの色を確認します。赤色の場合は、サービスを開始すると、緑色になります。
ビルドエージェントのインストール (7)
サービスの開始が必要
エージェントの設定完了