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要件を捨てて検証に出よう 仮説検証型システム開発
賃貸情報サイト カリル
を例に
株式会社リブセンス河原塚 有希彦
How LivesensE Works 2
2ヶ月で 不動産賃貸情報サイトを 少人数で開発して
と言われたらどうしますか
炎上しそうな匂い
決まりきっていない要件
決まっている締切
限られたスタッフ
httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg
httpscarirunet
今日は 賃貸情報サイト
の話です
「カリル」は (株)ハイタイムとの共同運営
2014年 年末
事業リーダー氏 「いよいよ前から考えていた 賃貸仲介業に乗り出そう
まずは繁忙期に ベータテストしたいので 3月にはリリースしたい」
copy Kevin DooleyBusiness
2010年から運営している「door賃貸」 とは異なる業態
期間は実質2ヶ月
普通にやると炎上する
1決まりきっていない要件
2決まっている締切
3限られたスタッフ
httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg
1決まりきっていない要件
そもそも 新しいサービスをつくろうとしているので
決まるはずがない
普通に開発を進めると 開発中に仕様がコロコロ変わる匂い
2決まっている締切
3月は引っ越しシーズン 様々なニーズを持つお客さんに触れ ビジネスとして行けるか判断したい
3限られたスタッフ
従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画
door賃貸を運営しながらの開発になる
Quality
Cost Delivery
QCDの観点から考えると
QualityCost Delivery
Quality(品質)を下げる
実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので
下げるといっても下げられらない
Quality
Cost
Delivery
Cost(人件費)を増やす
後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい
Quality
Cost
Delivery
じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす
年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし
Quality
Cost
Delivery
Delivery(締切)を伸ばす
経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる
繁忙期があるので 伸ばししたくない
Quality
Cost Delivery
ぜんぶ大事
画像pixabay (geralt)
変えられるのは 「やることやらないこと」の調整
立ち上げ時にすべての機能は必要か
スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い
(中略) 目標はできるかぎり早く
作るべきモノを突き止めることだ
エリックリース 「リーンスタートアップ」
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
2ヶ月で 不動産賃貸情報サイトを 少人数で開発して
と言われたらどうしますか
炎上しそうな匂い
決まりきっていない要件
決まっている締切
限られたスタッフ
httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg
httpscarirunet
今日は 賃貸情報サイト
の話です
「カリル」は (株)ハイタイムとの共同運営
2014年 年末
事業リーダー氏 「いよいよ前から考えていた 賃貸仲介業に乗り出そう
まずは繁忙期に ベータテストしたいので 3月にはリリースしたい」
copy Kevin DooleyBusiness
2010年から運営している「door賃貸」 とは異なる業態
期間は実質2ヶ月
普通にやると炎上する
1決まりきっていない要件
2決まっている締切
3限られたスタッフ
httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg
1決まりきっていない要件
そもそも 新しいサービスをつくろうとしているので
決まるはずがない
普通に開発を進めると 開発中に仕様がコロコロ変わる匂い
2決まっている締切
3月は引っ越しシーズン 様々なニーズを持つお客さんに触れ ビジネスとして行けるか判断したい
3限られたスタッフ
従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画
door賃貸を運営しながらの開発になる
Quality
Cost Delivery
QCDの観点から考えると
QualityCost Delivery
Quality(品質)を下げる
実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので
下げるといっても下げられらない
Quality
Cost
Delivery
Cost(人件費)を増やす
後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい
Quality
Cost
Delivery
じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす
年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし
Quality
Cost
Delivery
Delivery(締切)を伸ばす
経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる
繁忙期があるので 伸ばししたくない
Quality
Cost Delivery
ぜんぶ大事
画像pixabay (geralt)
変えられるのは 「やることやらないこと」の調整
立ち上げ時にすべての機能は必要か
スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い
(中略) 目標はできるかぎり早く
作るべきモノを突き止めることだ
エリックリース 「リーンスタートアップ」
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
炎上しそうな匂い
決まりきっていない要件
決まっている締切
限られたスタッフ
httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg
httpscarirunet
今日は 賃貸情報サイト
の話です
「カリル」は (株)ハイタイムとの共同運営
2014年 年末
事業リーダー氏 「いよいよ前から考えていた 賃貸仲介業に乗り出そう
まずは繁忙期に ベータテストしたいので 3月にはリリースしたい」
copy Kevin DooleyBusiness
2010年から運営している「door賃貸」 とは異なる業態
期間は実質2ヶ月
普通にやると炎上する
1決まりきっていない要件
2決まっている締切
3限られたスタッフ
httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg
1決まりきっていない要件
そもそも 新しいサービスをつくろうとしているので
決まるはずがない
普通に開発を進めると 開発中に仕様がコロコロ変わる匂い
2決まっている締切
3月は引っ越しシーズン 様々なニーズを持つお客さんに触れ ビジネスとして行けるか判断したい
3限られたスタッフ
従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画
door賃貸を運営しながらの開発になる
Quality
Cost Delivery
QCDの観点から考えると
QualityCost Delivery
Quality(品質)を下げる
実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので
下げるといっても下げられらない
Quality
Cost
Delivery
Cost(人件費)を増やす
後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい
Quality
Cost
Delivery
じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす
年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし
Quality
Cost
Delivery
Delivery(締切)を伸ばす
経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる
繁忙期があるので 伸ばししたくない
Quality
Cost Delivery
ぜんぶ大事
画像pixabay (geralt)
変えられるのは 「やることやらないこと」の調整
立ち上げ時にすべての機能は必要か
スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い
(中略) 目標はできるかぎり早く
作るべきモノを突き止めることだ
エリックリース 「リーンスタートアップ」
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
httpscarirunet
今日は 賃貸情報サイト
の話です
「カリル」は (株)ハイタイムとの共同運営
2014年 年末
事業リーダー氏 「いよいよ前から考えていた 賃貸仲介業に乗り出そう
まずは繁忙期に ベータテストしたいので 3月にはリリースしたい」
copy Kevin DooleyBusiness
2010年から運営している「door賃貸」 とは異なる業態
期間は実質2ヶ月
普通にやると炎上する
1決まりきっていない要件
2決まっている締切
3限られたスタッフ
httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg
1決まりきっていない要件
そもそも 新しいサービスをつくろうとしているので
決まるはずがない
普通に開発を進めると 開発中に仕様がコロコロ変わる匂い
2決まっている締切
3月は引っ越しシーズン 様々なニーズを持つお客さんに触れ ビジネスとして行けるか判断したい
3限られたスタッフ
従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画
door賃貸を運営しながらの開発になる
Quality
Cost Delivery
QCDの観点から考えると
QualityCost Delivery
Quality(品質)を下げる
実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので
下げるといっても下げられらない
Quality
Cost
Delivery
Cost(人件費)を増やす
後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい
Quality
Cost
Delivery
じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす
年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし
Quality
Cost
Delivery
Delivery(締切)を伸ばす
経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる
繁忙期があるので 伸ばししたくない
Quality
Cost Delivery
ぜんぶ大事
画像pixabay (geralt)
変えられるのは 「やることやらないこと」の調整
立ち上げ時にすべての機能は必要か
スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い
(中略) 目標はできるかぎり早く
作るべきモノを突き止めることだ
エリックリース 「リーンスタートアップ」
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
2014年 年末
事業リーダー氏 「いよいよ前から考えていた 賃貸仲介業に乗り出そう
まずは繁忙期に ベータテストしたいので 3月にはリリースしたい」
copy Kevin DooleyBusiness
2010年から運営している「door賃貸」 とは異なる業態
期間は実質2ヶ月
普通にやると炎上する
1決まりきっていない要件
2決まっている締切
3限られたスタッフ
httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg
1決まりきっていない要件
そもそも 新しいサービスをつくろうとしているので
決まるはずがない
普通に開発を進めると 開発中に仕様がコロコロ変わる匂い
2決まっている締切
3月は引っ越しシーズン 様々なニーズを持つお客さんに触れ ビジネスとして行けるか判断したい
3限られたスタッフ
従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画
door賃貸を運営しながらの開発になる
Quality
Cost Delivery
QCDの観点から考えると
QualityCost Delivery
Quality(品質)を下げる
実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので
下げるといっても下げられらない
Quality
Cost
Delivery
Cost(人件費)を増やす
後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい
Quality
Cost
Delivery
じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす
年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし
Quality
Cost
Delivery
Delivery(締切)を伸ばす
経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる
繁忙期があるので 伸ばししたくない
Quality
Cost Delivery
ぜんぶ大事
画像pixabay (geralt)
変えられるのは 「やることやらないこと」の調整
立ち上げ時にすべての機能は必要か
スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い
(中略) 目標はできるかぎり早く
作るべきモノを突き止めることだ
エリックリース 「リーンスタートアップ」
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
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meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
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httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
事業リーダー氏 「いよいよ前から考えていた 賃貸仲介業に乗り出そう
まずは繁忙期に ベータテストしたいので 3月にはリリースしたい」
copy Kevin DooleyBusiness
2010年から運営している「door賃貸」 とは異なる業態
期間は実質2ヶ月
普通にやると炎上する
1決まりきっていない要件
2決まっている締切
3限られたスタッフ
httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg
1決まりきっていない要件
そもそも 新しいサービスをつくろうとしているので
決まるはずがない
普通に開発を進めると 開発中に仕様がコロコロ変わる匂い
2決まっている締切
3月は引っ越しシーズン 様々なニーズを持つお客さんに触れ ビジネスとして行けるか判断したい
3限られたスタッフ
従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画
door賃貸を運営しながらの開発になる
Quality
Cost Delivery
QCDの観点から考えると
QualityCost Delivery
Quality(品質)を下げる
実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので
下げるといっても下げられらない
Quality
Cost
Delivery
Cost(人件費)を増やす
後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい
Quality
Cost
Delivery
じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす
年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし
Quality
Cost
Delivery
Delivery(締切)を伸ばす
経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる
繁忙期があるので 伸ばししたくない
Quality
Cost Delivery
ぜんぶ大事
画像pixabay (geralt)
変えられるのは 「やることやらないこと」の調整
立ち上げ時にすべての機能は必要か
スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い
(中略) 目標はできるかぎり早く
作るべきモノを突き止めることだ
エリックリース 「リーンスタートアップ」
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
2010年から運営している「door賃貸」 とは異なる業態
期間は実質2ヶ月
普通にやると炎上する
1決まりきっていない要件
2決まっている締切
3限られたスタッフ
httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg
1決まりきっていない要件
そもそも 新しいサービスをつくろうとしているので
決まるはずがない
普通に開発を進めると 開発中に仕様がコロコロ変わる匂い
2決まっている締切
3月は引っ越しシーズン 様々なニーズを持つお客さんに触れ ビジネスとして行けるか判断したい
3限られたスタッフ
従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画
door賃貸を運営しながらの開発になる
Quality
Cost Delivery
QCDの観点から考えると
QualityCost Delivery
Quality(品質)を下げる
実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので
下げるといっても下げられらない
Quality
Cost
Delivery
Cost(人件費)を増やす
後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい
Quality
Cost
Delivery
じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす
年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし
Quality
Cost
Delivery
Delivery(締切)を伸ばす
経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる
繁忙期があるので 伸ばししたくない
Quality
Cost Delivery
ぜんぶ大事
画像pixabay (geralt)
変えられるのは 「やることやらないこと」の調整
立ち上げ時にすべての機能は必要か
スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い
(中略) 目標はできるかぎり早く
作るべきモノを突き止めることだ
エリックリース 「リーンスタートアップ」
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
期間は実質2ヶ月
普通にやると炎上する
1決まりきっていない要件
2決まっている締切
3限られたスタッフ
httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg
1決まりきっていない要件
そもそも 新しいサービスをつくろうとしているので
決まるはずがない
普通に開発を進めると 開発中に仕様がコロコロ変わる匂い
2決まっている締切
3月は引っ越しシーズン 様々なニーズを持つお客さんに触れ ビジネスとして行けるか判断したい
3限られたスタッフ
従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画
door賃貸を運営しながらの開発になる
Quality
Cost Delivery
QCDの観点から考えると
QualityCost Delivery
Quality(品質)を下げる
実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので
下げるといっても下げられらない
Quality
Cost
Delivery
Cost(人件費)を増やす
後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい
Quality
Cost
Delivery
じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす
年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし
Quality
Cost
Delivery
Delivery(締切)を伸ばす
経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる
繁忙期があるので 伸ばししたくない
Quality
Cost Delivery
ぜんぶ大事
画像pixabay (geralt)
変えられるのは 「やることやらないこと」の調整
立ち上げ時にすべての機能は必要か
スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い
(中略) 目標はできるかぎり早く
作るべきモノを突き止めることだ
エリックリース 「リーンスタートアップ」
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
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ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
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meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
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顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
普通にやると炎上する
1決まりきっていない要件
2決まっている締切
3限られたスタッフ
httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg
1決まりきっていない要件
そもそも 新しいサービスをつくろうとしているので
決まるはずがない
普通に開発を進めると 開発中に仕様がコロコロ変わる匂い
2決まっている締切
3月は引っ越しシーズン 様々なニーズを持つお客さんに触れ ビジネスとして行けるか判断したい
3限られたスタッフ
従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画
door賃貸を運営しながらの開発になる
Quality
Cost Delivery
QCDの観点から考えると
QualityCost Delivery
Quality(品質)を下げる
実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので
下げるといっても下げられらない
Quality
Cost
Delivery
Cost(人件費)を増やす
後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい
Quality
Cost
Delivery
じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす
年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし
Quality
Cost
Delivery
Delivery(締切)を伸ばす
経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる
繁忙期があるので 伸ばししたくない
Quality
Cost Delivery
ぜんぶ大事
画像pixabay (geralt)
変えられるのは 「やることやらないこと」の調整
立ち上げ時にすべての機能は必要か
スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い
(中略) 目標はできるかぎり早く
作るべきモノを突き止めることだ
エリックリース 「リーンスタートアップ」
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
1決まりきっていない要件
そもそも 新しいサービスをつくろうとしているので
決まるはずがない
普通に開発を進めると 開発中に仕様がコロコロ変わる匂い
2決まっている締切
3月は引っ越しシーズン 様々なニーズを持つお客さんに触れ ビジネスとして行けるか判断したい
3限られたスタッフ
従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画
door賃貸を運営しながらの開発になる
Quality
Cost Delivery
QCDの観点から考えると
QualityCost Delivery
Quality(品質)を下げる
実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので
下げるといっても下げられらない
Quality
Cost
Delivery
Cost(人件費)を増やす
後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい
Quality
Cost
Delivery
じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす
年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし
Quality
Cost
Delivery
Delivery(締切)を伸ばす
経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる
繁忙期があるので 伸ばししたくない
Quality
Cost Delivery
ぜんぶ大事
画像pixabay (geralt)
変えられるのは 「やることやらないこと」の調整
立ち上げ時にすべての機能は必要か
スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い
(中略) 目標はできるかぎり早く
作るべきモノを突き止めることだ
エリックリース 「リーンスタートアップ」
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
2決まっている締切
3月は引っ越しシーズン 様々なニーズを持つお客さんに触れ ビジネスとして行けるか判断したい
3限られたスタッフ
従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画
door賃貸を運営しながらの開発になる
Quality
Cost Delivery
QCDの観点から考えると
QualityCost Delivery
Quality(品質)を下げる
実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので
下げるといっても下げられらない
Quality
Cost
Delivery
Cost(人件費)を増やす
後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい
Quality
Cost
Delivery
じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす
年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし
Quality
Cost
Delivery
Delivery(締切)を伸ばす
経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる
繁忙期があるので 伸ばししたくない
Quality
Cost Delivery
ぜんぶ大事
画像pixabay (geralt)
変えられるのは 「やることやらないこと」の調整
立ち上げ時にすべての機能は必要か
スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い
(中略) 目標はできるかぎり早く
作るべきモノを突き止めることだ
エリックリース 「リーンスタートアップ」
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
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アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
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「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
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学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
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当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
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このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
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アイデア
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プロダクト
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小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
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プロダクト
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よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
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学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
3限られたスタッフ
従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画
door賃貸を運営しながらの開発になる
Quality
Cost Delivery
QCDの観点から考えると
QualityCost Delivery
Quality(品質)を下げる
実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので
下げるといっても下げられらない
Quality
Cost
Delivery
Cost(人件費)を増やす
後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい
Quality
Cost
Delivery
じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす
年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし
Quality
Cost
Delivery
Delivery(締切)を伸ばす
経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる
繁忙期があるので 伸ばししたくない
Quality
Cost Delivery
ぜんぶ大事
画像pixabay (geralt)
変えられるのは 「やることやらないこと」の調整
立ち上げ時にすべての機能は必要か
スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い
(中略) 目標はできるかぎり早く
作るべきモノを突き止めることだ
エリックリース 「リーンスタートアップ」
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
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要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
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bull知りたい数値は何か
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事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
Quality
Cost Delivery
QCDの観点から考えると
QualityCost Delivery
Quality(品質)を下げる
実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので
下げるといっても下げられらない
Quality
Cost
Delivery
Cost(人件費)を増やす
後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい
Quality
Cost
Delivery
じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす
年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし
Quality
Cost
Delivery
Delivery(締切)を伸ばす
経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる
繁忙期があるので 伸ばししたくない
Quality
Cost Delivery
ぜんぶ大事
画像pixabay (geralt)
変えられるのは 「やることやらないこと」の調整
立ち上げ時にすべての機能は必要か
スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い
(中略) 目標はできるかぎり早く
作るべきモノを突き止めることだ
エリックリース 「リーンスタートアップ」
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
QualityCost Delivery
Quality(品質)を下げる
実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので
下げるといっても下げられらない
Quality
Cost
Delivery
Cost(人件費)を増やす
後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい
Quality
Cost
Delivery
じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす
年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし
Quality
Cost
Delivery
Delivery(締切)を伸ばす
経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる
繁忙期があるので 伸ばししたくない
Quality
Cost Delivery
ぜんぶ大事
画像pixabay (geralt)
変えられるのは 「やることやらないこと」の調整
立ち上げ時にすべての機能は必要か
スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い
(中略) 目標はできるかぎり早く
作るべきモノを突き止めることだ
エリックリース 「リーンスタートアップ」
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
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「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
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当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
Quality
Cost
Delivery
Cost(人件費)を増やす
後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい
Quality
Cost
Delivery
じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす
年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし
Quality
Cost
Delivery
Delivery(締切)を伸ばす
経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる
繁忙期があるので 伸ばししたくない
Quality
Cost Delivery
ぜんぶ大事
画像pixabay (geralt)
変えられるのは 「やることやらないこと」の調整
立ち上げ時にすべての機能は必要か
スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い
(中略) 目標はできるかぎり早く
作るべきモノを突き止めることだ
エリックリース 「リーンスタートアップ」
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
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コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
Quality
Cost
Delivery
じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす
年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし
Quality
Cost
Delivery
Delivery(締切)を伸ばす
経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる
繁忙期があるので 伸ばししたくない
Quality
Cost Delivery
ぜんぶ大事
画像pixabay (geralt)
変えられるのは 「やることやらないこと」の調整
立ち上げ時にすべての機能は必要か
スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い
(中略) 目標はできるかぎり早く
作るべきモノを突き止めることだ
エリックリース 「リーンスタートアップ」
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
Quality
Cost
Delivery
Delivery(締切)を伸ばす
経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる
繁忙期があるので 伸ばししたくない
Quality
Cost Delivery
ぜんぶ大事
画像pixabay (geralt)
変えられるのは 「やることやらないこと」の調整
立ち上げ時にすべての機能は必要か
スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い
(中略) 目標はできるかぎり早く
作るべきモノを突き止めることだ
エリックリース 「リーンスタートアップ」
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
Quality
Cost Delivery
ぜんぶ大事
画像pixabay (geralt)
変えられるのは 「やることやらないこと」の調整
立ち上げ時にすべての機能は必要か
スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い
(中略) 目標はできるかぎり早く
作るべきモノを突き止めることだ
エリックリース 「リーンスタートアップ」
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
画像pixabay (geralt)
変えられるのは 「やることやらないこと」の調整
立ち上げ時にすべての機能は必要か
スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い
(中略) 目標はできるかぎり早く
作るべきモノを突き止めることだ
エリックリース 「リーンスタートアップ」
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
変えられるのは 「やることやらないこと」の調整
立ち上げ時にすべての機能は必要か
スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い
(中略) 目標はできるかぎり早く
作るべきモノを突き止めることだ
エリックリース 「リーンスタートアップ」
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
立ち上げ時にすべての機能は必要か
スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い
(中略) 目標はできるかぎり早く
作るべきモノを突き止めることだ
エリックリース 「リーンスタートアップ」
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い
(中略) 目標はできるかぎり早く
作るべきモノを突き止めることだ
エリックリース 「リーンスタートアップ」
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
プロダクトのフィーチャの64はめったに
あるいはまったく利用されない
マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
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アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
「捨てる」同意を関係者と取る
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
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meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
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このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
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プロダクト
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プロダクト
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小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
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よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
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プロダクト
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httpswwwwantedlycomprojects15535
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成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
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要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
でも結局全部やれってなる (あるある)
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
ではどうやって「捨てる」か
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
「捨てる」 ||
怠惰
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
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顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
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学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
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Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
「捨てる」 ||
機能不足のシステム ||
悪いこと
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
「捨てる」 ||
コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
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顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す
出典エリックリース「リーンスタートアップ」
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
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「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
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顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする
bull仲介事業に乗り出すのは何故か
bullなぜβなのか
bullβで知りたいことは何か
bullなぜ繁忙期なのか
bull知りたい数値は何か
bull知りたい肌感は何か
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
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エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
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入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
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学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
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プロダクト
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定量的にも定性的にも 検証
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数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
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ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
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もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
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質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
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今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
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ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
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雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
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学びをもとに方向転換(ピボット)
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開発
プロダクト
計測
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そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)
明確にしたコンセプトは共有する
質問に答え 疑問を解消し共有する
「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」
目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」
事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
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我々はなぜここにいるのか
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夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
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インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
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画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
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こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
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事業リーダーが助かった点は
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うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
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そして 2015年 310
という名で リリース
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に由来
アイディアが 形になった瞬間
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できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
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検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
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今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
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ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
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雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
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心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
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学びをもとに方向転換(ピボット)
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そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
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当初のアイデアからは変わったが
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仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
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成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
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目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果
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事業リーダー氏
開発リーダー氏
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
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ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
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こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
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そして 2015年 310
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zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
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今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
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雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
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ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
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学びをもとに方向転換(ピボット)
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開発
プロダクト
計測
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学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
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当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
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キックオフ後いざ「捨てる」となると
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ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
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「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
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とはいえ「捨てる」のは難しい
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学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった
コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる
フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
内容は「インセプションデッキ」から抜粋
我々はなぜここにいるのか
エレベーター ピッチ パッケージ
デザイン
やらないことリスト
「ご近所さん」を探せ
解決案を描く
夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
インセプションデッキとは
Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
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(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
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とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
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(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
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ユーザーテストの 実施にはコツがある
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もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
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最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
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そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
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ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
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1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
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心が折れるフィードバック
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ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
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「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
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エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有
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我々はなぜここにいるのか
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デザイン
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「ご近所さん」を探せ
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夜も眠れない 問題
期間を 見極める 何を
諦めるのか何がどれだけ 必要か
プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール
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Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
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キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
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「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
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とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
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モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
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定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
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数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
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今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
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雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
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ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
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学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
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エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
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Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)
手厳しい質問と回答を 最初に共有することで
「捨てる」判断がつきやすくなる
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
キックオフ後いざ「捨てる」となると
迷い戸惑い諦め
俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる
画像pixabaycom(nemo)
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解
ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断
大きなところでは こだわり条件を捨てた
画像door賃貸のこだわり条件
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
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開発
プロダクト
計測
データ
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できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
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プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
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「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
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学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
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当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
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このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
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プロダクト
計測
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アイデア
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定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
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ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
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あらかじめ全て書き出しておく
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文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
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そして実施
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2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
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厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
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ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
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meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
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プロダクト
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学習
小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
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学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに
開発工数を大きく抑えられた(後述)
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
「捨てる」前提なので 企画調査も軽量化される
うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない
エドワードヨードン「デスマーチ」
とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
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成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも
ベータ版リリース振り返り資料より
事業リーダーが助かった点は
「どうせ捨てられる」から 遠慮せずに要求の提案ができる
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とはいえ「捨てる」のは難しい
door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
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そして 2015年 310
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学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
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今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
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ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
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雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
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実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
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当初のアイデアからは変わったが
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エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
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ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
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「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
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|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
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ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
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学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
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実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
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ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
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最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
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誘導せずに行動の理由を引き出す
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ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
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そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
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1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
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開発面では aaSを活用して「作らない」
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今回のPOINT データモデリングをしない
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そして 2015年 310
という名で リリース
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プロダクト
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学習
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学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
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2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
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そして実施
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2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
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実際厳しい意見が多いが
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2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
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学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (
ベータ版リリース振り返り資料より
開発面では aaSを活用して「作らない」
技術的負債とのつきあい方(1)コード面
「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない
技術的負債とのつきあい方(2)コード面
「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く
(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針
|| (他の人ではなく)
負債を作った本人が返済できる
技術的負債とのつきあい方(3)環境面
モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる
ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)
今回のPOINT データモデリングをしない
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
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データ
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できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
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データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
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顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
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そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
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このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
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成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
これが 「こだわり条件」 検索できない理由
物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索
そして 2015年 310
という名で リリース
zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」
に由来
アイディアが 形になった瞬間
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施
定量的にも定性的にも 検証
指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで
実施
数字面とユーザーの声を合わせて検証
数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)
ビジネス振り返り資料より
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
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そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
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このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
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小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
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よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
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雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
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そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
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このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
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よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
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学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
2ユーザーテストの実施
ユーザーテストの 実施にはコツがある
ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」
ユーザテスト振り返り資料より
もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと
あらかじめ全て書き出しておく
最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ
文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる
質問するときはオープンクエスチョン
誘導せずに行動の理由を引き出す
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
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あらかじめ全て書き出しておく
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成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい
httpu-sitejpalertbox20000319
今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼
ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子
「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」
copy Fabien GTea-time
ちょっとしたコツ 事前事後の録音も
copy Joe Valtierra Follow Flip a tape
雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い
そして実施
1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか
2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか
ユーザーテストに対する よくある疑問
実際厳しい意見が多いが
ユーザテスト振り返り資料より
1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠
2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない
エリックリース 「リーンスタートアップ」
心が折れるフィードバック
厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか
学びにつながるコメントも
ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討
アイデア
開発
プロダクト
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学習
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
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顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
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そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
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仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
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開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
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そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい
-「捨てる」開発 - door zero での広告投下PRは最小限
当初のアイデアからは変わったが
まとめ
仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し
アイデア
開発
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小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て
アイデア
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学習
よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず
開発を進めることが大事
もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から
アイデア
開発
プロダクト
計測
データ
学習
httpswwwwantedlycomprojects15535
Mark Cook(Kodak)
成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです
エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋
「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」
という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更
meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし
ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む
【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます
meta情報
「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更
httpsdoor-zerocom
httpscarirunet
顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」
に変更
学びをもとに方向転換(ピボット)
アイデア
開発
プロダクト
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