109
要件を捨てて検証に出よう 仮説検証型システム開発 賃貸情報サイト カリル を例に 株式会社リブセンス/河原塚 有希彦 How LivesensE Works #2

要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

Embed Size (px)

Citation preview

Page 1: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

要件を捨てて検証に出よう 仮説検証型システム開発

賃貸情報サイト カリル

を例に

株式会社リブセンス河原塚 有希彦

How LivesensE Works 2

2ヶ月で 不動産賃貸情報サイトを 少人数で開発して

と言われたらどうしますか

炎上しそうな匂い

決まりきっていない要件

決まっている締切

限られたスタッフ

httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg

httpscarirunet

今日は 賃貸情報サイト

の話です

「カリル」は (株)ハイタイムとの共同運営

2014年 年末

事業リーダー氏 「いよいよ前から考えていた 賃貸仲介業に乗り出そう

まずは繁忙期に ベータテストしたいので 3月にはリリースしたい」

copy Kevin DooleyBusiness

2010年から運営している「door賃貸」 とは異なる業態

期間は実質2ヶ月

普通にやると炎上する

1決まりきっていない要件

2決まっている締切

3限られたスタッフ

httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg

1決まりきっていない要件

そもそも 新しいサービスをつくろうとしているので

決まるはずがない

普通に開発を進めると 開発中に仕様がコロコロ変わる匂い

2決まっている締切

3月は引っ越しシーズン 様々なニーズを持つお客さんに触れ ビジネスとして行けるか判断したい

3限られたスタッフ

従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画

door賃貸を運営しながらの開発になる

Quality

Cost Delivery

QCDの観点から考えると

QualityCost Delivery

Quality(品質)を下げる

実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので

下げるといっても下げられらない

Quality

Cost

Delivery

Cost(人件費)を増やす

後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい

Quality

Cost

Delivery

じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす

年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし

Quality

Cost

Delivery

Delivery(締切)を伸ばす

経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる

繁忙期があるので 伸ばししたくない

Quality

Cost Delivery

ぜんぶ大事

画像pixabay (geralt)

変えられるのは 「やることやらないこと」の調整

立ち上げ時にすべての機能は必要か

スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い

(中略) 目標はできるかぎり早く

作るべきモノを突き止めることだ

エリックリース 「リーンスタートアップ」

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 2: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

2ヶ月で 不動産賃貸情報サイトを 少人数で開発して

と言われたらどうしますか

炎上しそうな匂い

決まりきっていない要件

決まっている締切

限られたスタッフ

httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg

httpscarirunet

今日は 賃貸情報サイト

の話です

「カリル」は (株)ハイタイムとの共同運営

2014年 年末

事業リーダー氏 「いよいよ前から考えていた 賃貸仲介業に乗り出そう

まずは繁忙期に ベータテストしたいので 3月にはリリースしたい」

copy Kevin DooleyBusiness

2010年から運営している「door賃貸」 とは異なる業態

期間は実質2ヶ月

普通にやると炎上する

1決まりきっていない要件

2決まっている締切

3限られたスタッフ

httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg

1決まりきっていない要件

そもそも 新しいサービスをつくろうとしているので

決まるはずがない

普通に開発を進めると 開発中に仕様がコロコロ変わる匂い

2決まっている締切

3月は引っ越しシーズン 様々なニーズを持つお客さんに触れ ビジネスとして行けるか判断したい

3限られたスタッフ

従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画

door賃貸を運営しながらの開発になる

Quality

Cost Delivery

QCDの観点から考えると

QualityCost Delivery

Quality(品質)を下げる

実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので

下げるといっても下げられらない

Quality

Cost

Delivery

Cost(人件費)を増やす

後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい

Quality

Cost

Delivery

じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす

年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし

Quality

Cost

Delivery

Delivery(締切)を伸ばす

経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる

繁忙期があるので 伸ばししたくない

Quality

Cost Delivery

ぜんぶ大事

画像pixabay (geralt)

変えられるのは 「やることやらないこと」の調整

立ち上げ時にすべての機能は必要か

スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い

(中略) 目標はできるかぎり早く

作るべきモノを突き止めることだ

エリックリース 「リーンスタートアップ」

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 3: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

炎上しそうな匂い

決まりきっていない要件

決まっている締切

限られたスタッフ

httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg

httpscarirunet

今日は 賃貸情報サイト

の話です

「カリル」は (株)ハイタイムとの共同運営

2014年 年末

事業リーダー氏 「いよいよ前から考えていた 賃貸仲介業に乗り出そう

まずは繁忙期に ベータテストしたいので 3月にはリリースしたい」

copy Kevin DooleyBusiness

2010年から運営している「door賃貸」 とは異なる業態

期間は実質2ヶ月

普通にやると炎上する

1決まりきっていない要件

2決まっている締切

3限られたスタッフ

httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg

1決まりきっていない要件

そもそも 新しいサービスをつくろうとしているので

決まるはずがない

普通に開発を進めると 開発中に仕様がコロコロ変わる匂い

2決まっている締切

3月は引っ越しシーズン 様々なニーズを持つお客さんに触れ ビジネスとして行けるか判断したい

3限られたスタッフ

従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画

door賃貸を運営しながらの開発になる

Quality

Cost Delivery

QCDの観点から考えると

QualityCost Delivery

Quality(品質)を下げる

実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので

下げるといっても下げられらない

Quality

Cost

Delivery

Cost(人件費)を増やす

後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい

Quality

Cost

Delivery

じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす

年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし

Quality

Cost

Delivery

Delivery(締切)を伸ばす

経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる

繁忙期があるので 伸ばししたくない

Quality

Cost Delivery

ぜんぶ大事

画像pixabay (geralt)

変えられるのは 「やることやらないこと」の調整

立ち上げ時にすべての機能は必要か

スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い

(中略) 目標はできるかぎり早く

作るべきモノを突き止めることだ

エリックリース 「リーンスタートアップ」

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 4: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

httpscarirunet

今日は 賃貸情報サイト

の話です

「カリル」は (株)ハイタイムとの共同運営

2014年 年末

事業リーダー氏 「いよいよ前から考えていた 賃貸仲介業に乗り出そう

まずは繁忙期に ベータテストしたいので 3月にはリリースしたい」

copy Kevin DooleyBusiness

2010年から運営している「door賃貸」 とは異なる業態

期間は実質2ヶ月

普通にやると炎上する

1決まりきっていない要件

2決まっている締切

3限られたスタッフ

httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg

1決まりきっていない要件

そもそも 新しいサービスをつくろうとしているので

決まるはずがない

普通に開発を進めると 開発中に仕様がコロコロ変わる匂い

2決まっている締切

3月は引っ越しシーズン 様々なニーズを持つお客さんに触れ ビジネスとして行けるか判断したい

3限られたスタッフ

従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画

door賃貸を運営しながらの開発になる

Quality

Cost Delivery

QCDの観点から考えると

QualityCost Delivery

Quality(品質)を下げる

実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので

下げるといっても下げられらない

Quality

Cost

Delivery

Cost(人件費)を増やす

後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい

Quality

Cost

Delivery

じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす

年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし

Quality

Cost

Delivery

Delivery(締切)を伸ばす

経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる

繁忙期があるので 伸ばししたくない

Quality

Cost Delivery

ぜんぶ大事

画像pixabay (geralt)

変えられるのは 「やることやらないこと」の調整

立ち上げ時にすべての機能は必要か

スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い

(中略) 目標はできるかぎり早く

作るべきモノを突き止めることだ

エリックリース 「リーンスタートアップ」

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 5: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

2014年 年末

事業リーダー氏 「いよいよ前から考えていた 賃貸仲介業に乗り出そう

まずは繁忙期に ベータテストしたいので 3月にはリリースしたい」

copy Kevin DooleyBusiness

2010年から運営している「door賃貸」 とは異なる業態

期間は実質2ヶ月

普通にやると炎上する

1決まりきっていない要件

2決まっている締切

3限られたスタッフ

httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg

1決まりきっていない要件

そもそも 新しいサービスをつくろうとしているので

決まるはずがない

普通に開発を進めると 開発中に仕様がコロコロ変わる匂い

2決まっている締切

3月は引っ越しシーズン 様々なニーズを持つお客さんに触れ ビジネスとして行けるか判断したい

3限られたスタッフ

従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画

door賃貸を運営しながらの開発になる

Quality

Cost Delivery

QCDの観点から考えると

QualityCost Delivery

Quality(品質)を下げる

実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので

下げるといっても下げられらない

Quality

Cost

Delivery

Cost(人件費)を増やす

後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい

Quality

Cost

Delivery

じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす

年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし

Quality

Cost

Delivery

Delivery(締切)を伸ばす

経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる

繁忙期があるので 伸ばししたくない

Quality

Cost Delivery

ぜんぶ大事

画像pixabay (geralt)

変えられるのは 「やることやらないこと」の調整

立ち上げ時にすべての機能は必要か

スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い

(中略) 目標はできるかぎり早く

作るべきモノを突き止めることだ

エリックリース 「リーンスタートアップ」

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 6: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

事業リーダー氏 「いよいよ前から考えていた 賃貸仲介業に乗り出そう

まずは繁忙期に ベータテストしたいので 3月にはリリースしたい」

copy Kevin DooleyBusiness

2010年から運営している「door賃貸」 とは異なる業態

期間は実質2ヶ月

普通にやると炎上する

1決まりきっていない要件

2決まっている締切

3限られたスタッフ

httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg

1決まりきっていない要件

そもそも 新しいサービスをつくろうとしているので

決まるはずがない

普通に開発を進めると 開発中に仕様がコロコロ変わる匂い

2決まっている締切

3月は引っ越しシーズン 様々なニーズを持つお客さんに触れ ビジネスとして行けるか判断したい

3限られたスタッフ

従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画

door賃貸を運営しながらの開発になる

Quality

Cost Delivery

QCDの観点から考えると

QualityCost Delivery

Quality(品質)を下げる

実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので

下げるといっても下げられらない

Quality

Cost

Delivery

Cost(人件費)を増やす

後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい

Quality

Cost

Delivery

じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす

年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし

Quality

Cost

Delivery

Delivery(締切)を伸ばす

経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる

繁忙期があるので 伸ばししたくない

Quality

Cost Delivery

ぜんぶ大事

画像pixabay (geralt)

変えられるのは 「やることやらないこと」の調整

立ち上げ時にすべての機能は必要か

スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い

(中略) 目標はできるかぎり早く

作るべきモノを突き止めることだ

エリックリース 「リーンスタートアップ」

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 7: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

2010年から運営している「door賃貸」 とは異なる業態

期間は実質2ヶ月

普通にやると炎上する

1決まりきっていない要件

2決まっている締切

3限られたスタッフ

httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg

1決まりきっていない要件

そもそも 新しいサービスをつくろうとしているので

決まるはずがない

普通に開発を進めると 開発中に仕様がコロコロ変わる匂い

2決まっている締切

3月は引っ越しシーズン 様々なニーズを持つお客さんに触れ ビジネスとして行けるか判断したい

3限られたスタッフ

従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画

door賃貸を運営しながらの開発になる

Quality

Cost Delivery

QCDの観点から考えると

QualityCost Delivery

Quality(品質)を下げる

実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので

下げるといっても下げられらない

Quality

Cost

Delivery

Cost(人件費)を増やす

後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい

Quality

Cost

Delivery

じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす

年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし

Quality

Cost

Delivery

Delivery(締切)を伸ばす

経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる

繁忙期があるので 伸ばししたくない

Quality

Cost Delivery

ぜんぶ大事

画像pixabay (geralt)

変えられるのは 「やることやらないこと」の調整

立ち上げ時にすべての機能は必要か

スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い

(中略) 目標はできるかぎり早く

作るべきモノを突き止めることだ

エリックリース 「リーンスタートアップ」

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 8: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

期間は実質2ヶ月

普通にやると炎上する

1決まりきっていない要件

2決まっている締切

3限られたスタッフ

httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg

1決まりきっていない要件

そもそも 新しいサービスをつくろうとしているので

決まるはずがない

普通に開発を進めると 開発中に仕様がコロコロ変わる匂い

2決まっている締切

3月は引っ越しシーズン 様々なニーズを持つお客さんに触れ ビジネスとして行けるか判断したい

3限られたスタッフ

従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画

door賃貸を運営しながらの開発になる

Quality

Cost Delivery

QCDの観点から考えると

QualityCost Delivery

Quality(品質)を下げる

実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので

下げるといっても下げられらない

Quality

Cost

Delivery

Cost(人件費)を増やす

後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい

Quality

Cost

Delivery

じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす

年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし

Quality

Cost

Delivery

Delivery(締切)を伸ばす

経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる

繁忙期があるので 伸ばししたくない

Quality

Cost Delivery

ぜんぶ大事

画像pixabay (geralt)

変えられるのは 「やることやらないこと」の調整

立ち上げ時にすべての機能は必要か

スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い

(中略) 目標はできるかぎり早く

作るべきモノを突き止めることだ

エリックリース 「リーンスタートアップ」

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 9: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

普通にやると炎上する

1決まりきっていない要件

2決まっている締切

3限られたスタッフ

httpcommonswikimediaorgwikiFileDeerfirejpg

1決まりきっていない要件

そもそも 新しいサービスをつくろうとしているので

決まるはずがない

普通に開発を進めると 開発中に仕様がコロコロ変わる匂い

2決まっている締切

3月は引っ越しシーズン 様々なニーズを持つお客さんに触れ ビジネスとして行けるか判断したい

3限られたスタッフ

従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画

door賃貸を運営しながらの開発になる

Quality

Cost Delivery

QCDの観点から考えると

QualityCost Delivery

Quality(品質)を下げる

実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので

下げるといっても下げられらない

Quality

Cost

Delivery

Cost(人件費)を増やす

後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい

Quality

Cost

Delivery

じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす

年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし

Quality

Cost

Delivery

Delivery(締切)を伸ばす

経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる

繁忙期があるので 伸ばししたくない

Quality

Cost Delivery

ぜんぶ大事

画像pixabay (geralt)

変えられるのは 「やることやらないこと」の調整

立ち上げ時にすべての機能は必要か

スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い

(中略) 目標はできるかぎり早く

作るべきモノを突き止めることだ

エリックリース 「リーンスタートアップ」

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 10: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

1決まりきっていない要件

そもそも 新しいサービスをつくろうとしているので

決まるはずがない

普通に開発を進めると 開発中に仕様がコロコロ変わる匂い

2決まっている締切

3月は引っ越しシーズン 様々なニーズを持つお客さんに触れ ビジネスとして行けるか判断したい

3限られたスタッフ

従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画

door賃貸を運営しながらの開発になる

Quality

Cost Delivery

QCDの観点から考えると

QualityCost Delivery

Quality(品質)を下げる

実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので

下げるといっても下げられらない

Quality

Cost

Delivery

Cost(人件費)を増やす

後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい

Quality

Cost

Delivery

じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす

年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし

Quality

Cost

Delivery

Delivery(締切)を伸ばす

経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる

繁忙期があるので 伸ばししたくない

Quality

Cost Delivery

ぜんぶ大事

画像pixabay (geralt)

変えられるのは 「やることやらないこと」の調整

立ち上げ時にすべての機能は必要か

スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い

(中略) 目標はできるかぎり早く

作るべきモノを突き止めることだ

エリックリース 「リーンスタートアップ」

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 11: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

2決まっている締切

3月は引っ越しシーズン 様々なニーズを持つお客さんに触れ ビジネスとして行けるか判断したい

3限られたスタッフ

従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画

door賃貸を運営しながらの開発になる

Quality

Cost Delivery

QCDの観点から考えると

QualityCost Delivery

Quality(品質)を下げる

実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので

下げるといっても下げられらない

Quality

Cost

Delivery

Cost(人件費)を増やす

後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい

Quality

Cost

Delivery

じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす

年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし

Quality

Cost

Delivery

Delivery(締切)を伸ばす

経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる

繁忙期があるので 伸ばししたくない

Quality

Cost Delivery

ぜんぶ大事

画像pixabay (geralt)

変えられるのは 「やることやらないこと」の調整

立ち上げ時にすべての機能は必要か

スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い

(中略) 目標はできるかぎり早く

作るべきモノを突き止めることだ

エリックリース 「リーンスタートアップ」

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 12: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

3限られたスタッフ

従来からのdoor賃貸を 運営するスタッフ内での新企画

door賃貸を運営しながらの開発になる

Quality

Cost Delivery

QCDの観点から考えると

QualityCost Delivery

Quality(品質)を下げる

実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので

下げるといっても下げられらない

Quality

Cost

Delivery

Cost(人件費)を増やす

後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい

Quality

Cost

Delivery

じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす

年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし

Quality

Cost

Delivery

Delivery(締切)を伸ばす

経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる

繁忙期があるので 伸ばししたくない

Quality

Cost Delivery

ぜんぶ大事

画像pixabay (geralt)

変えられるのは 「やることやらないこと」の調整

立ち上げ時にすべての機能は必要か

スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い

(中略) 目標はできるかぎり早く

作るべきモノを突き止めることだ

エリックリース 「リーンスタートアップ」

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 13: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

Quality

Cost Delivery

QCDの観点から考えると

QualityCost Delivery

Quality(品質)を下げる

実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので

下げるといっても下げられらない

Quality

Cost

Delivery

Cost(人件費)を増やす

後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい

Quality

Cost

Delivery

じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす

年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし

Quality

Cost

Delivery

Delivery(締切)を伸ばす

経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる

繁忙期があるので 伸ばししたくない

Quality

Cost Delivery

ぜんぶ大事

画像pixabay (geralt)

変えられるのは 「やることやらないこと」の調整

立ち上げ時にすべての機能は必要か

スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い

(中略) 目標はできるかぎり早く

作るべきモノを突き止めることだ

エリックリース 「リーンスタートアップ」

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 14: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

QualityCost Delivery

Quality(品質)を下げる

実際にお客様に使ってもらい 金銭授受も発生するので

下げるといっても下げられらない

Quality

Cost

Delivery

Cost(人件費)を増やす

後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい

Quality

Cost

Delivery

じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす

年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし

Quality

Cost

Delivery

Delivery(締切)を伸ばす

経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる

繁忙期があるので 伸ばししたくない

Quality

Cost Delivery

ぜんぶ大事

画像pixabay (geralt)

変えられるのは 「やることやらないこと」の調整

立ち上げ時にすべての機能は必要か

スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い

(中略) 目標はできるかぎり早く

作るべきモノを突き止めることだ

エリックリース 「リーンスタートアップ」

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 15: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

Quality

Cost

Delivery

Cost(人件費)を増やす

後述するように事業に対する 理解経験は大事なので 短期的に増減させにくい

Quality

Cost

Delivery

じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす

年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし

Quality

Cost

Delivery

Delivery(締切)を伸ばす

経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる

繁忙期があるので 伸ばししたくない

Quality

Cost Delivery

ぜんぶ大事

画像pixabay (geralt)

変えられるのは 「やることやらないこと」の調整

立ち上げ時にすべての機能は必要か

スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い

(中略) 目標はできるかぎり早く

作るべきモノを突き止めることだ

エリックリース 「リーンスタートアップ」

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 16: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

Quality

Cost

Delivery

じゃあ1人1人の稼働時間を伸ばす

年末は紅白見るしお正月はお194679蘇飲んでるし

Quality

Cost

Delivery

Delivery(締切)を伸ばす

経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる

繁忙期があるので 伸ばししたくない

Quality

Cost Delivery

ぜんぶ大事

画像pixabay (geralt)

変えられるのは 「やることやらないこと」の調整

立ち上げ時にすべての機能は必要か

スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い

(中略) 目標はできるかぎり早く

作るべきモノを突き止めることだ

エリックリース 「リーンスタートアップ」

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 17: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

Quality

Cost

Delivery

Delivery(締切)を伸ばす

経験上 締切を伸ばしてもなぜかデスマになる

繁忙期があるので 伸ばししたくない

Quality

Cost Delivery

ぜんぶ大事

画像pixabay (geralt)

変えられるのは 「やることやらないこと」の調整

立ち上げ時にすべての機能は必要か

スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い

(中略) 目標はできるかぎり早く

作るべきモノを突き止めることだ

エリックリース 「リーンスタートアップ」

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 18: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

Quality

Cost Delivery

ぜんぶ大事

画像pixabay (geralt)

変えられるのは 「やることやらないこと」の調整

立ち上げ時にすべての機能は必要か

スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い

(中略) 目標はできるかぎり早く

作るべきモノを突き止めることだ

エリックリース 「リーンスタートアップ」

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 19: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

画像pixabay (geralt)

変えられるのは 「やることやらないこと」の調整

立ち上げ時にすべての機能は必要か

スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い

(中略) 目標はできるかぎり早く

作るべきモノを突き止めることだ

エリックリース 「リーンスタートアップ」

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 20: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

変えられるのは 「やることやらないこと」の調整

立ち上げ時にすべての機能は必要か

スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い

(中略) 目標はできるかぎり早く

作るべきモノを突き止めることだ

エリックリース 「リーンスタートアップ」

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 21: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

立ち上げ時にすべての機能は必要か

スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い

(中略) 目標はできるかぎり早く

作るべきモノを突き止めることだ

エリックリース 「リーンスタートアップ」

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 22: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

スタートアップは誰も欲しがらないものを作ってしまうことが多い

(中略) 目標はできるかぎり早く

作るべきモノを突き止めることだ

エリックリース 「リーンスタートアップ」

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 23: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

プロダクトのフィーチャの64はめったに

あるいはまったく利用されない

マイクコーン 「アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~」

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 24: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

「捨てる」同意を関係者と取る

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 25: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

要件のうちMUSTな項目と WANTな項目を分けるのが重要

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 26: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

でも結局全部やれってなる (あるある)

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 27: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

ではどうやって「捨てる」か

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 28: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 29: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

「捨てる」 ||

怠惰

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 30: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 31: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

「捨てる」 ||

機能不足のシステム ||

悪いこと

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 32: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 33: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

「捨てる」 ||

コンセプトを明確にして やるべきことを先鋭化させること

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 34: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

やることを先鋭化し リリースサイクルを 短くすることで 仮説検証サイクルを 高速で回す

出典エリックリース「リーンスタートアップ」

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 35: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

要求は不明瞭でよいが コンセプトは明確にする

bull仲介事業に乗り出すのは何故か

bullなぜβなのか

bullβで知りたいことは何か

bullなぜ繁忙期なのか

bull知りたい数値は何か

bull知りたい肌感は何か

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 36: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

事業リーダーと何度も話した (時間もかけた)

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 37: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

明確にしたコンセプトは共有する

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 38: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

質問に答え 疑問を解消し共有する

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 39: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

「ミニマムっぽい機能だけの賃貸不動産サイトでいいっぽい」

目的を何度も聞き コンセプトを明確化した結果

「 サイトの性能によるビジネスの可能性よりも仲介ビジネスそのものの性能を測りたい」

事業リーダー氏

開発リーダー氏

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 40: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

序盤にコンセプトを固められ なにをやるべきかを先鋭化でき 「捨てる」判断を行いやすくなった

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 41: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

コンセプトが統合されたシステムは より速く作り上げられるし より速くテストできる

フレデリックPブルックス Jr 「人月の神話」

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 42: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

固まったコンセプトをベースに キックオフミーティングで共有

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 43: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

内容は「インセプションデッキ」から抜粋

我々はなぜここにいるのか

エレベーター ピッチ パッケージ

デザイン

やらないことリスト

「ご近所さん」を探せ

解決案を描く

夜も眠れない 問題

期間を 見極める 何を

諦めるのか何がどれだけ 必要か

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 44: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

プロジェクトを核心まで煮詰めて抽出した共通理解を開発チームだけじゃなくより広範囲なプロジェクト関係者全員へ手軽に伝えるためのツール

インセプションデッキとは

Jonathan Rasmusson 「アジャイルサムライ」

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 45: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

(キックオフ資料より「夜も眠れない問題」一部抜粋)

手厳しい質問と回答を 最初に共有することで

「捨てる」判断がつきやすくなる

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 46: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

キックオフ後いざ「捨てる」となると

迷い戸惑い諦め

俺のアイディアを これを切ってもいいのだろうか あった方が良いに決まってる

画像pixabaycom(nemo)

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 47: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

「捨てる」ために必要なこと 不動産ビジネスの理解

ビジネスを理解したうえで 今回のコンセプトに則しているかを判断

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 48: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

大きなところでは こだわり条件を捨てた

画像door賃貸のこだわり条件

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 49: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

こだわり条件を「捨てた」ことで 技術的負債を膨らませずに

開発工数を大きく抑えられた(後述)

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 50: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

「捨てる」効果 開発がしやすくなるだけではなく 事業リーダーの判断の助けにも

ベータ版リリース振り返り資料より

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 51: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

事業リーダーが助かった点は

「どうせ捨てられる」から  遠慮せずに要求の提案ができる

「捨てる」前提なので  企画調査も軽量化される

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 52: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

うまくいくようにするためには出資者と利害関係者のすべてがどの要求項目が「やらねばならぬ」区分に入り(中略)どの要求が「やれればやる」区分に入るかについて同意しなければならない

エドワードヨードン「デスマーチ」

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 53: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

とはいえ「捨てる」のは難しい

door賃貸を長く続けてる人が多かったの で迷いを取り払えた (デスマになってから開発メンバーを集めてきても こうした効果は期待できない)

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 54: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

入社から日が浅い人は ちょっと振り回されてしまった (

ベータ版リリース振り返り資料より

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 55: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

開発面では aaSを活用して「作らない」

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 56: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

技術的負債とのつきあい方(1)コード面

「そもそも負債を産まない努力を」 将来行ったほうがいいものは先送りし ひどいコードで中途半端に作りこまない

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 57: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

技術的負債とのつきあい方(2)コード面

「返済を考えて負債を作る」 スピード重視でもテストは書く

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 58: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

(前述のとおり)開発スタッフの 急な異動増減おこなわない方針

|| (他の人ではなく)

負債を作った本人が返済できる

技術的負債とのつきあい方(3)環境面

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 59: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

モデリングはビジネスの分析が必要でかつ時間がかかる

ビジネスとして行けるか不透明な現段階ではモデリングしないこととした(先送り=負債とした)

今回のPOINT データモデリングをしない

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 60: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

これが 「こだわり条件」 検索できない理由

物件情報を モデリングせずに そのまま全文検索

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 61: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

そして 2015年 310

という名で リリース

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 62: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

zeroという名は 「仲介手数料ゼロ」

に由来

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 63: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

アイディアが 形になった瞬間

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 64: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

できたプロダクトで 仮説の検証を行えるように

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 65: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

検証1 指標(率)の測定検証2 ユーザーテストの実施

定量的にも定性的にも 検証

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 66: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

指標測定は 物件契約者が出だしたあたりで

実施

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 67: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

数字面とユーザーの声を合わせて検証

数字は率(CVRなど)で測定し 量は追わない(必要以上に広告PRしない)

ビジネス振り返り資料より

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 68: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

2ユーザーテストの実施

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 69: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

ユーザーテストの 実施にはコツがある

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 70: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

ユーザーテストの一番のコツ 「まずやってみる」

ユーザテスト振り返り資料より

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 71: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

もうひとつのコツは 事前準備をしっかりと

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 72: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

あらかじめ全て書き出しておく

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 73: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

最初にトークスクリプトを作っておくと 現場であわてずにすむ

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 74: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

文言はかなり流用できるので 次回以降楽に実施できる

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 75: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

質問するときはオープンクエスチョン

誘導せずに行動の理由を引き出す

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 76: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

ちょっとしたコツ1 わずか5人を呼んで調査すればよい

httpu-sitejpalertbox20000319

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 77: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

今回は社内の他事業部の アルバイトさんに依頼

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 78: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

ちょっとしたコツ リラックスさせるアナウンスとお菓子

「テストではなく サイトを使ってみて頂いて正直な感想が聞きたいだけです 心の声を聞かせてください」

copy Fabien GTea-time

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 79: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

ちょっとしたコツ 事前事後の録音も

copy Joe Valtierra Follow Flip a tape

雑談モードの瞬間に 本音が出ることも多い

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 80: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

そして実施

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 81: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

1 機能を「捨てた」システムで ユーザーテストをして 意味があるのか

2 「機能不足」の苦情が出るだけ ではないか

ユーザーテストに対する よくある疑問

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 82: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

実際厳しい意見が多いが

ユーザテスト振り返り資料より

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 83: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

1 機能不足の苦情は 正しい道を進んでいる証拠

2 逆にロードマップ上にあるのに苦情がこなかった機能は 考えていたほど重要ではない

エリックリース 「リーンスタートアップ」

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 84: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

心が折れるフィードバック

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 85: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

厳しい意見が多く出るが そこから何を学べるか

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 86: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

学びにつながるコメントも

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 87: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

ユーザーテストと 指標の計測結果を 組み合わせて 商品を再検討

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 88: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

「無料でもどうせ 何か取られるんでしょ」

という声から 「理由がある安さ」 を訴える商品設計に変更

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 89: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

meta情報では 「無料のあやしさ」をなくし

ユーザーが不動産屋さんに感じていたメリットを盛り込む

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 90: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

【カリル】なら仲介手数料は最大5万円割引メニューでさらに安くご希望のお部屋を探せます一般公開の物件に加え未公開物件300万件からご提案Skype(TM)中継でお部屋見学もできます

meta情報

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 91: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

「何がゼロ円かわからない」 というコメントを元にドメインロゴ変更

httpsdoor-zerocom

httpscarirunet

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 92: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

顧客に対する価値仮説を 「無料」から「ネット完結」

に変更

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 93: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

学びをもとに方向転換(ピボット)

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 94: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

そこまでに費やしたお金と時間 エネルギーが少なければピボットしやすい

 -「捨てる」開発  - door zero での広告投下PRは最小限

当初のアイデアからは変わったが

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 95: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

まとめ

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 96: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

仮説検証サイクルが一回転することで 仮説と現実の離れ具合を知ることができ仮説の精度が上がり事業成長に近づく

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 97: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

このサイクルをたくさんまわすためには 「捨てる」ことをおそれず小さく開発し

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 98: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

小人数のユーザーテストと 率測定から学びを得て

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 99: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

よりユーザーに価値を提供するために 大きな方向転換(ピボット)をいとわず

開発を進めることが大事

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 100: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

もっと詳しく知りたい方は Wantedlyの【話を聞きに行きたい】から

アイデア

開発

プロダクト

計測

データ

学習

httpswwwwantedlycomprojects15535

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋

Page 101: 要件を捨てて検証に出よう。賃貸情報サイト"カリル"での 仮説検証型システム開発 | Livesense Inc

Mark Cook(Kodak)

成功とは(単に)機能を提供することではありません 成功とは顧客の問題をどうしたら解決できるのか 学ぶことです

エリックリース 「リーンスタートアップ」より抜粋