レッドハットサブスクリプション Red Hat Subscription Management

1 Subscription Management 2015.4

サブスクリプション Subscription

簡単、わかった ! シリーズ Simple, Yes ! series 「簡単、わかった!シリーズ」　は時間がないとき、最低限かつ十分な知識を数分で習得するための資料です


RHELのサポート対象

テストに合格し、HCLに記載された機種

https://hardware.redhat.com


RHEL のサポート対象ハードウェア例

最小機種は Intel NUC DC53427HYE

RHEL OSP でも認証済み

ハイパーバイザー(RHEL, RHEV, RHEL OSP, VMware ESX, Hyper-V)規定もある


サブスクリプション管理

そんなエンタープライズ向けサポートサービスの基本

・環境 (ベアメタル or ハイパーバイザ) ・製品

を登録し、必要なサブスクリプションを把握できる　(資産管理)

RHEL OSP, Red Hat Ceph Storage などはインストールに必要

インストールベースのライセンス管理に類似している

ただしRHELのライセンスそのものは無償 (サブスクリプションの付録)


サブスクリプション管理してますか ?

現状は

・SI 委託のパーツとしてサブスクリプション購入

・ユーザが直接管理することはまれ

・SIer もサブスクリプション管理は見落としがち

結果: RHCE ですら管理方法の提案経験少なし

RHCE: Red Hat Certified Engineer 資格


カスタマーポータルが入り口

Red Hat のパッケージ提供手段

・アカウント認証あり

・メディア・パッケージのダウンロード

・サブスクリプション管理

・問い合わせ窓口

入り口

http://access.redhat.com


Customer Portal



Customer Portal

初回ログインはアカウント作成が必要

アカウント作成はもちろん無償

困ったら [email protected]


アカウントタイプ

企業向けは「企業」を選択


お客様の登録代行はどうするの ?

SIer としてはライセンス管理は当然ケアする

サブスクリプションはどうする ?

決めること

・Customer Portal のアカウント登録方法

購買管理するなら「法人」、部署購入でも「法人」

会社情報はエンドユーザの法人名で


サブスクリプション登録の確認



管理方法が二つ


RHSM と RHN Classic

Red Hat Subscription Management 証明書ベースで管理コマンド: subscription-manager register RHELをベースにした組み合わせ製品を管理しやすい !

RHN Classic Management インストールベース管理

コマンド: rhn_register 2017年7月に終了予定


コミュニティ Red Hat 製品製品略称派生用途

Fedora Red Hat Enterprise Linux RHEL CentOS OS

KVM, oVirt Red Hat Enterprise Virtualization

RHEV 仮想化

RDO Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform

RHEL OSP IaaS

ManageIQ Red Hat CloudForms ハイブリッドクラウド

Spacewalk Red Hat Satellite OS管理

Gluster Red Hat Gluster Storage RHGS ストレージ

Ceph Red Hat Ceph Storage RHCS ストレージ OpenShift Origin OpenShift by Red Hat PaaS

JBoss Community

Red Hat JBoss Middleware アプリ開発

Red Hat 製品 2015


実際の表示


ホストごとの表示例


サブスクリプションをホストに紐付け (attach)

Red Hat Enterprise Linux Atomic Host

Red Hat Enterprise Linux Server

Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform

...

などの製品と利用するホストを紐づける操作

サブスクリプションを購入しただけでは紐付けられない

コマンド: subscription-manager list --available で pool ID　を確認

subscription-manager attach --pool=<pool ID> で紐付け

RHN Classicでは　「エンタイトルメント」　　


リポジトリの紐付け(enable)

リポジトリとは、製品やバージョン毎に用意される

パッケージ置き場の名称

例

Repo ID: rhel-7-server-rpms

Repo Name: Red Hat Enterprise Linux 7 Server (RPMs)

コマンド: subscription-manager repos で確認

subscription-manager repos --enable rhel-7-server-rpms で紐付け

RHN Classicでは　「チャンネル」


登録方法確認は Registration Assistant



「ツール」からも Registration Assistant


Registration Assistant の支援

具体的なコマンドライン subscription-manager register --username <username> --password <password> --auto-attach を得る


移行

RHN Classic から Subscription Manager

subscription-manager-migration

https://access.redhat.com/solutions/129723


オフライン管理の味方

Red Hat Satellite

塩漬け環境のサブスクリプション管理 OK

もちろんオンライン管理もできる

Technology

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