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下記のしすなま!録画と併せてご覧ください。資料・録画の内容は生放送時点のものです。 第19回「IBM Smarter Storage、ストレージに関するビジョンと展望」(2012/08/23) 佐野 正和 日本アイ・ビー・エム(株) システム製品テクニカルセールス Storageテクニカル・セールス ソリューション担当部長 システムズ&テクノロジー・エバンジェリスト(System Storage/ビッグ・データ) 柴田 直樹 日本アイ・ビー・エム(株) システムx事業部 製品企画・営業推進 システムズ&テクノロジー・エバンジェリスト(System x/HPC) http://www.ustream.tv/recorded/24903803
Citation preview
© 2012 IBM Corporation
日本アイ・ビー・エム株式会社ストレージ・テクニカル・セールス
ソリューション担当部長システムズ&テクノロジー・エバンジェリスト
IBM Smarter Storageストレージに関するビジョンと展望
佐野 正和佐野 正和
2012年08月
2 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
この差が課題
データ容量増大と投資の抑制のギャップが課題となる
2000 2005 2010 2015
Terabytes
Petabytes
Exabytes
Zettabytes
Gigabytes
情報量は、18~24ヶ月毎に倍増し、
ストレージ容量への要求は、
年率約 60%増加する (*)
(*) 米国IBMの調査による
ストレージ予算の増加は、
1~5%にとどまる (*)
年率60%の伸びでデータが爆発していくと、5年後にはデータ保有量が10倍になる
1049TB 655TB 410TB 256TB 160TB 100TB
201620152014201320122011
3 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
ビッグ・データの潮流とストレージにもたらされる課題
Big Data
データ量の爆発的増加リアルタイム・アナリティクス
ディープ・アナリティクス
ストリーム・コンピューティング
ストレージ技術動向はどうなってるの?「将来」とはどの方向に向かっているの?
4 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
記録メディアの技術傾向は?- HDDのテクノロジー・トレンド -
記録メディアの技術傾向は?- HDDのテクノロジー・トレンド -
5 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
HDDは今後、記憶容量の増加は期待できるのか?
6 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
100% CAGR
Storage Technology OutlookRichard Freitas, IBM Research
25% CAGR
60% CAGR
IBM RAMAC (1st Hard Drive)
Thin film head
MR head
GMR head
IBMの予測 : History of HDD Areal Density Growth
25-40% CAGR
CAGR : 年平均成長率
Perpendicular Recording
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IBM System Storage ®
容量伸び率のトレンド
0
200
400
600
800
1000
1200
1400
1600
1年目 2年目 3年目 4年目 5年目
過去10年間(100%の伸率) 今後10年間((20%の場合) 今後10年間((40%の場合)
年率100%で記録容量が伸びたケース(過去10年)
今後10年間
の予測
今後もHDD容量は増え続けるが、過去10年ほどではない今後もHDD容量は増え続けるが、過去10年ほどではない
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IBM System Storage ®
容量面で見た過去の状態と将来の予測
必要容量
GB単価
投資額
必要容量
GB単価
投資額
過去10年間の傾向 今後10年間の予測
微妙なバランスが成立 ストレージ投資は増加傾向に
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IBM System Storage ®
HDDは今後、より速くなって行くのか?
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IBM System Storage ®
IBMの予測 : Average latency trend
7,200rpm
10,000rpm
15,000rpm
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IBM System Storage ®
IBMの予測 : Average seek time trend
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IBMの予測 : Maximum sustained bandwidth trend
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IBM System Storage ®
結論:予測としてHDD単体速度が大きく向上することは期待できない
予測としてHDD単体速度が大きく向
上することは期待できないシステム製品としての
ストレージ高速化設計が必要
でも、どうやって。。。どんなテクニックが利用できるのか。。。
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IBM System Storage ®
クラウドの俊敏性
開発設計段階から
極限まで追求された効率性
自律的に最適化
より多くの情報にアクセスし投資対効果の最大化
増え続けるデータ容量をワークロードをかけずに管理コストも抑制
パフォーマンスと生産性を向上
ストレージに対するIBMの新たな戦略的ビジョン
IBM Smarter Storage
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DS5300
DS5100
DS5020IBMの主力である
大型ストレージ・システム中型機クラスで汎用的な
ストレージ・システム
SVC(ストレージ仮想化)
Nシリーズ
Information Archive
(データ保管)
IBM製品を含む各種ディ
スク・システムを
仮想化し1台の装置イ
メージで管理することを実現するストレージ仮想化システム
NAS、iSCSI、SANの
ストレージとして利用可能であり、各種高機能を装備したストレージ・システム
内部統制に対応するためにデータの長期保管や改ざん防止、暗号化機能を備えたアーカイブ専用ストレージ・システム
N3000N5000N7000Gateway
DS8700DS8800
DS3000エントリー・レベル
ストレージ・システム
DS8000
DS3500DS3950DCS3700
ディスク装置、テープ装置から仮想化製品、データ削減製品と幅広いラインナップを揃え、お客様のIT課題を解決
【ディスク装置】
【テープ装置】
LTO-G5テープ
1本で1.5TB
圧縮して3TB
140MB/秒の転送
LTO(オープン系)
オープン環境で大容量、
高速バックアップを実現
TS1140(ハイエンド・テープ)
TS3x00
TS7700仮想テープライブラリー装置
DS5000 XIV(ティア・レス型)
ProtecTIER(データ重複削減)
TS7650 重複データ削減技術を用いてバックアップ効率化、容量削減を実現
拡充された IBM System Storage 製品ラインナップ
【NAS装置】
SONAS
クラウド・ストレージとして機能する、スケール・アウト型の大容量NAS装置
Storwize V7000
(階層型+ユニファイド)
階層化機能を充実させ、仮想化機能でストレージ統合を実現するミッドレンジ・ストレージ
Real-time Compression Appliance (RtCA)
【データ削減装置】
NAS装置のデータ
をリアルタイムで圧縮するアプライアンス装置
IBM Active Cloud Engine
IBM Active Cloud Engine
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IBM System Storage ®
ストレージを効率的に運用するポイント
ストレージは統合するストレージは統合する
内蔵ディスクも外付けディスクも統合したほうが良い内蔵ディスクも外付けディスクも統合したほうが良い
内蔵ディスク
外付けディスク
統合ディスク
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IBM System Storage ®
ストレージ統合の意義:データと計算の分離
CPU
C: D:
CPU
C: D:
CPU
SAN
◎
CPU CPU CPU
C: D: C: D: C: D:
ディスクを内蔵したサーバー ストレージ統合環境のサーバー
サーバーをいつでも交換可能な箱にするサーバーをいつでも交換可能な箱にする
可用性の向上
サーバー仮想化環境へ前提
サーバー交換を容易に
サーバー間移動を容易に
投資効率の向上
クラウド環境実現への足がかり
サーバー障害
=データ・ロス
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IBM System Storage ®
プール化(ストレージ統合&仮想化)で投資効率を向上
ムダを削減可能
適用業務 適用業務 適用業務適用業務
投資効率の向上
未使用領域の有効活用
パフォーマンスの最適化
クラウド・コンピューティング BAOプラットホーム
サーバー仮想化環境
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IBM System Storage ®
ストレージ・プール化を行うための2つの方向性プールを1つのストレージにまとめる
仮想的に分割して利用
1つの機器でプール化
平準化による効果を追求
ティア・レス型の方向性
仮想的に複数を1つにまとめる
異なる機器を組合わせてプール化
物理的には複数の機器で仮想化
階層化技法を駆使
階層型を意識した方向性
ティア・レス型ストレージ仮想化
階層型ストレージ仮想化
均一性運用容易性
均一性運用容易性
多様性適材適所
多様性適材適所重視 重視
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多数のシステム、データの相対的価値を判断できるのか
クラウド・コンピューティング環境
単一プール型(ティア・レス型)ストレージ仮想化
階層型ストレージ仮想化
主要システムとその他システムは違う現金と紙くずは当然違うでしょ!
システムとデータが沢山ありすぎてどれが現金か紙くずか判らない!
うちはどっち?
自社の特性を
考慮して選択する
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ティア・レス型のSANストレージIBM XIV
ティア・レス型のSANストレージIBM XIV
22 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
ヒント1: 単位容量あたりのアクセス数の変化傾向
1990 1995 2000 2005 2010Year
0.1
1
10
100
1000Sustained HD
D I/O
Rates per G
Byte
Desktop and Server Drive Performance
<=7200 RPM
10K RPM
15K RPM
Desktop5400 and 7200 RPM
IO Performance / Capacity losing ground
23 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
単位面積あたりのアクセス数は減っている
以前は容量が増えると、これに比例してアクセス数が増えていた
現在は容量が増えても、これに比例してアクセス数はそれほど増えない
結果的に単位面積あたりのアクセス数は減少傾向
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1つの解決策:ディア・レス型(単一階層型)という選択肢
ムダを削減可能
階層管理に必要な付加的なワークロードが削減される
保有するハードウェアの能力を全て利用することが可能
階層型を採用せず、その代わりに全保有HDDを均等に利用階層型を採用せず、その代わりに全保有HDDを均等に利用
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XIVは全てのデータを全ディスクに分散配置
XIV:ティア・レス型
データが分散しているので、パフォーマン
ス良好!!
結果的にパフォーマンス効率が良い結果的にパフォーマンス効率が良い
IBM XIV Storage System
IBM XIVストレージIBM XIVストレージ
効率性を追求
廉価に
高速に
グリーンで
大容量で
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シンプルなキャパシティ/パフォーマンス管理XIV(ティア・レス型)
特定のエリアに区分されてデータを配置
RAID単位、プール単位に
使用していくとアクセスや容量に偏りが生じる
最初の想定とは異なる偏りが発生
プール化による効果は限定的
結果的にチューニングや再配置の作業が必要
全てのディスクを1つのプールで管理
個別に分割されることは無い → 効率性が高い
アクセスや容量に偏りが生じる事が無い
アクセスも容量も必ず平準化される
パフォーマンスや容量に関するチューニングが全く不要となる構造
ディスク装置全体で常に使用率が
平準化!!
従来のディスク装置
RAIDやディスク
の種類で使用率にばらつきが...。
27 © 2012 IBM Corporation
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プール化+Thin Provisioningではじめて効果を発揮
ケース
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
個別使用率 平均使用率
ディスク使用率分布(対象ディスク数:27)
平均48.3%
実例
効果(1)
効果(2)
効果(1) 運用管理の負荷を軽減ディスクの拡張作業、移行作業を軽減
効果(2) TCO削減効果使用効率の向上による無駄な投資を削減
現状
Thin Provisioning
プール化
全体が足りていても、この部分が不足するので買う
効率が悪い
効率が悪い
サーバーから見て問題なし
実質容量も問題なし
28 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
各サーバーの使用率 平均使用率
+Thin Provisioningの効果(ユーザーの利用イメージでは利用可能容量が大きくなる)
【ご参考】XIV採用効果予測事例
約23.2 TB(調査対象容量)
空き領域(約69%,約16.1TB)
使用済み領域(約31%,約7.1TB)
調査サーバー数:70
総容量:約23.2TB
効率的ではない
容量不足
容量不足
使用容量:約7.1TB
平均使用率:約31%
+プール化による集約効果
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IBM System Storage ®
階層型のストレージ仮想化IBM SVC
IBM Storwize V7000
階層型のストレージ仮想化IBM SVC
IBM Storwize V7000
30 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
1つの解決策:ストレージ仮想化を使った階層型プール化という選択肢
参照頻度の高いデータを高速なプールへ、そうでないものはそれなりのプールへサーバーから透過的に移動
参照頻度の高いデータを高速なプールへ、そうでないものはそれなりのプールへサーバーから透過的に移動
高速プール(高速HDD、SSD)
通常プール(通常速度HDD)
大容量プール(低速だがコスト効率の高いHDD)
IBM Storwize V7000
ユーザー・イメージ
31 © 2012 IBM Corporation
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階層型ストレージ仮想化を提供するIBM製品IBM System Storage
SANボリューム・コントローラー(SVC)
IBM Storwize V7000
ミッドレンジ・クラスの革新的なストレージ装置豊富なILM機能を実装した階層型ストレージ
IBMの先進ストレージ技術を集約実績のある先進機能を実装
ユニファイド・ストレージSANとNASを同時に実現
ミッドレンジに求められる拡張性最大360TBの物理容量
階層化に対応した豊富なディスク構成の選択肢SSD、2.5inch SAS3.5inch Near Line SAS
各種拡張機能を提供高速コピー機能、遠隔コピー機能自動的ILM機能(Easy Tier)稼動中のディスク・データの移動
ストレージ仮想化を実現する装置HDDなどのストレージは持たない
最大8台までのクラスタリング構成小さく始めて増設可能
各種ディスク装置を接続可能150種類以上の各社ディスクを利用可能既存ディスクを活用したストレージ仮想化が可能
ディスク移行機能や、ストレージ装置間の動的なデータ移動が可能
ILM機能の提供
32 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
適材適所を目指すストレージ仮想化を利用したプール化機能
ボリューム ボリューム
高速HDDプール
超高速SSDプール
低速大容量HDDプール外部ディスク・プール
最大2048個のボリュームを
作成可能
仮想サーバー環境
仮想ディスクイメージ
ユーザーに透過した形でストレージ階層内のデータ移動を実現ユーザーに透過した形でストレージ階層内のデータ移動を実現
IBM Storwize V7000
33 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
階層管理を求めるユーザー・ニーズを満たすための豊富な選択肢
72TB300 GB
240TB1TB7200
360TB3TB7,200
96TB400 GB---
72TB300 GB---
35TB146 GB15000
2TB
600 GB
450 GB
300 GB
200 GB
単体容量
240TB
144TB
108TB
72TB
48TB
1系列物理
最大容量
10,000
高速SASHDD
2.5インチ
---
超高速SSD
2.5インチ
7,200大容量Near LineSAS HDD
3.5インチ
回転数
(rpm)ドライブの種類
2.5インチHDDモデル1台構成に 24 HDD10台構成で 240 HDD2クラスター構成で 480 HDDSSD搭載可能
3.5インチHDD筐体1台構成に 12 HDD10台構成で 120 HDD
利用可能なRAIDレベル => RAID 0, 1, 5, 6, 10利用可能なRAIDレベル => RAID 0, 1, 5, 6, 10
ユーザー利用可能容量は、選択するRAID構成によって変化しますクラスター構成時の容量は、上記表の2倍(2台分)となります
34 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
IBM Storwize V7000
サポートするサーバーと外部接続ディスク装置(2012年08月現在)
SAN with 8 Gbps fabric& 1Gbps iSCSI
HPMA, EMAMSA, EVA
XPP9500
Pillar Axiom
HitachiLightningThunder
TagmaStoreAMS, WMSUSP, USPv
VSP
EMCCLARiiONSymmetrix
DMXVMAX
MicrosoftWindows
MSCSMPIO, VSS, GDS
IBM AIXHACMP /XDGPFS / VIO
SunSolarisVCS/SUN clustering
HP-UXTru64
OpenVMSServiceGuard with SDD
Linux(Intel/Power/zLinux)
RHEL/SUSE
IBMBladeCenter
Win/Linux/仮想サーバー環境/AIX
OPM/FCS/IBS
SAN
IBM Storwize V7000
Continuous CopyMetro MirrorGlobal Mirror
仮想サーバー
環境
NovellNetWareClustering
OracleSunSTK
IBM DSDS3000DS4000DS5000DS6000DS8000
IBMESS,
FAStT
256Hosts
IBMNシリーズDCS3700
XIV
NetAppFAS
SGIIRIX
IBM N series GatewayNetApp V-Series
BullStoreWay
FujitsuEternus
DX
NECiStorage
Thin provisioningUp to 2048 Volumes
AppleMac OS
Texas MemoryXiotechNexsan
Compellent
各社の主要サーバーと主要ディスク装置をサポート
FlashCopyIncremental Nocopy OptionMulti-target
Cascade
Violin Memory3100 / 3200
35 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
通常ディスク 低速ディスク
高速(高価) 低速(廉価)
Storwize V7000
AIX, Sun, HP, Windows, Linux
オンラインは無停止
高速ディスク
データのストライピング数も柔軟に変更
高速ディスクで
ストライピング数増加パフォーマンス・アップ
廉価ディスク で1つにまとめて
お得に利用
オンライン中のデータの移動DB構造を変更せずにパフォーマンス・チューニングを実施可能
36 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
HDDに代わってSSDを選ぶという選択
HDD SSD
【HDDと比べると】
パフォーマンス : 数倍~10倍
GB単価 : 10倍~30倍
HDDをそのまま全てSSDに変えると、
コストが今までより高くなってしまう。。。
将来的にはどうなんだろう?HDDよりSSDのほう
が安くなったりはしないのだろうか?
速い!
でも高い!
GB単位のアクセス数は減っているのに、容量単価の高いSSDに不活性なデータを配置するのは効率が悪
くなるなぁ~
37 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
IBMの予測 : SSDとHDDのCost Evolution
Price Trends: Magnetic disks and Solid State Disks
$0.01
$0.10
$1.00
$10.00
$100.00
2004 2006 2008 2010 2012 2014 2016 2018 2020
Pric
e: $
/GB
PCM SSD
Ent Flash SSD
Hi. Perf. Flash SSD
Ent. Disk
SATA Disk
SSD Price = multiple of device cost 10x SLC @ -40% CAGR (4.5F2) 3x MLC @ -40% CAGR (2.3 --> 1.1F2) 3x PCM @ -40% CAGR (1.0 F2)
Device cost reductions will not keep up with increased use Lower cost devices do not improve management costs
38 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
今後10年間の予測:SSDのGB単価がHDDを下回るとは考えにくい
HDD
SSD
GB単価の
価格差今後の10年間でその差が逆転するとは考えにくい
39 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
クラウドの俊敏性
開発設計段階から
極限まで追求され
た効率性
自律的に最適化
IBM Smarter Storage : ストレージに対するIBMの新たな戦略的ビジョン
IBM Smarter Storageで目指すものは?
そうは言っても具体的にはどんなものを作るの?
40 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
リアルタイム圧縮機能
リアルタイム圧縮 IBM Storwize V7000IBM SVC
本番環境におけるリアルタイム圧縮
増大するデータを減らせる
本番用データに使える圧縮機能
データ圧縮はコスト削減に貢献データ保管容量の削減ストレージ・スペース・コストの削減ストレージ機器の削減HDD数の削減発熱量の削減空調コストの削減消費電力量の削減データ増加容量の抑制
同じ伸び率でも増加量を減らせる
ストレージ機器効率化に貢献HDDへの書き込み量削減によるパフォーマンス負荷の軽減ストレージ内部パスの転送負荷の軽減SSDや高速HDDへの投資効率を向上
より高速な場所により多くのデータを配置可能
41 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
IBM リアルタイム圧縮の技術的特徴:圧縮後を可変長から固定長へ
CompressedData
Data1
2
3
4
5
6
12345 6
1
2
3
4
5
6
Compressed Data
CompressedData
Data1
2
3
4
5
6
7
1 2 3
4 5 6
7
Compressed Data
一般的な圧縮方法 IBMのリアルタイム圧縮方式
圧縮後の形を固定長にすることで、データの一部更新にも対応できる
圧縮後の形を固定長にすることで、データの一部更新にも対応できる
圧縮後の形が可変長になってしまうため、データの一部更新の対応は困難
圧縮後の形が可変長になってしまうため、データの一部更新の対応は困難
オーバーヘッドが大きいのでポスト・プロセス(後処理)になってしまう 後処理ではない、リアルタイム圧縮を実現
42 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
高速なSSDを少量でも効果的に利用する
Cache
SSD
HDD
高速
廉価
自動移動
参照頻度の低いデータ
参照頻度の比較的高いデータ
参照頻度の非常に高いデータ
Easy Tier (自動ILM機能)の利用
階層型の特性を重視IBM Storwize V7000IBM System Storage DS8000IBM System Storage SAN Volume Controller (SVC)
SSDを利用した大容量読み込みキャッシュの利用ティア・レス型の特性を重視IBM XIV ストレージIBM N シリーズ
Cache
HDD
R WR W R R
RR
R R R R
R
XIVは最大6TBのSSDを装備し、読み込みキャッ
シュ機能を強化
書き込みは100% Write Hit でカバーできるが、
読み込みを常キャッシュでヒットさせることは困難なため、SSDを読み込みキャッシュとして活用
SSD
43 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
DBのパフォーマンス・アップにEasy Tierは非常に有効
DBMSサーバー
DBMSサーバー
SSD
よく参照されるデータ
あまり参照されないデータ
DBの高速化が非常に容易に実現DBの高速化が非常に容易に実現
IBM Storwize V7000
自動的に移動
44 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
時間経過 (12時間)
トランザクション量
Easy Tier学習期間
Easy Tierデータ配置最適化
元の状態から 3倍 パフォーマンス向上
EasyTier検証結果1. SPC-1トランザクション・タイプ
IBMIBM社内ベンチマーク結果社内ベンチマーク結果 IBM Storwize V7000IBM Storwize V7000 SSDSSD搭載率約搭載率約2%2%
45 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
予測可能な業務負荷に対応したディスク階層の利用7月1日• 予約受付準備• 決算処理準備
7月10日• 予約開始• 決算開始
7月13日• 予約ピーク終了• 決算ピーク終了
IBM Storwize V7000
7月20日• 予約期間終了• 決算処理終了
SSDプール
高速HDDプール
大容量HDDプール
開始1日前 終了1日後業務停止不要アプリの変更不要
保管移動指示
移動指示
移動指示
46 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
クラウド環境
仮想サーバー環境
IBM StorwizeV7000
ON Off ON Off
SSDプール
既存のストレージ 既存のストレージ 既存のストレージ
EasyTier
EasyTier
ユーザーニーズに応じてOn/Off
SSDを装備したStorwizeV7000
既存DiskをStorwizeV7000
管理下に
既存のディスクをEasy Tierで高速化
47 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
人の気持ちを機械は理解できない
サーバー サーバー サーバーサーバー
適用業務
適用業務
適用業務
適用業務
重要普通
サービス【大】サービス【小】
Easy Tier
48 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
Easy Tier機能の更なる発展(1)
サーバー内蔵SSDと外付けHDD のコンテンツを自動的に階層管理 (開発意向表明)
HDD
頻繁にアクセスされる“Hot”データはSSDに
それほど頻繁にアクセスされない“Cold” データはHDDに
Easy Tier
サーバーストレージ機器
49 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
サーバー固有のSSDと統合化されたストレージとの連携の有用性
サーバー サーバー サーバーサーバー
適用業務
適用業務
適用業務
適用業務
Easy TierEasy Tier
Read Onlyで利用
SSD等SSD等
遠隔コピー
50 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
Easy Tier機能の更なる発展(2)
アプリケーションとミドルウェアによる最適なデータ配置を実現するためのAPI提供(開発意向表明)
ロイヤルカスタマーへの対応は
最優先で!
サービスレベルの高い業務は優先的に処理
アプリケーションの要件に応じて、データを適切なストレージ階層に自動配置
一般的な業務はそれなりの処理
51 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
開発意向表明を実施した内容(将来へ向けてのビジョン)
• ストレージ・クラウド・サービスの実装をサポートするために Cloud Data Management Interface (CDMI) standardを実装する標準ベースのオブジェクト・ストアおよび APIの提供
• ストレージのプロビジョニング、モニター、およびレポート作成を迅速にするように設計されたセルフサービス・ポータルの提供
クラウド機能の提供
SONAS/Storwize V7000 Unified
• クラスタリング機能実装、アプリケーションを中断せずにクラスター内のボリュームをマイグレーションする機能を提供
XIV Gen3 機能拡張
• 特定のNAS装置上のファイルをSONASやIBM Storwize V7000 Unifiedにて
仮想化• IBM Active Cloud EngineによりSONASとIBM Storwize V7000 Unified間の情
報共有が可能になりグローバルなファイル共有が可能
• IBM Storwize V7000 Unifiedにてファイルシステムでのリアルタイム圧縮を
実現
SONAS/IBM Storwize V7000 UnifiedActive Cloud Engine機能搭
載
• アプリケーションとミドルウェアによる最適なデータ配置を実現するためのAPI提供
• 一部のAIXおよびLinuxサーバーから「最も使用頻度の高い」データの大容量および低遅延のキャッシュとして直接接続されたソリッド・ステート・ストレージを管理
• IBM System Storage DS8000 を含む、一部 IBM ディスク・システム用の新規高密度フラッシュ・ストレージ・モジュールの提供
DS8000 機能拡張
52 © 2012 IBM Corporation
IBM System Storage ®
ストレージの利用状況、気になりませんか?
?%
データの増加量は年率何%と見込めばよいのだろう?
今のディスクの平均使用率は?ウチは効率的なの?
足りてるの?足りないの?
IBMではSMASH(ストレージ簡易分析)をご用意しておりますIBMではSMASH(ストレージ簡易分析)をご用意しております
お得になる方法は無いの?
ディスクの統合して、効果はあるの?
53 © 2012 IBM Corporation
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(1)ディスク使用率の調査実施内容のご説明お客様担当者への調査依頼
(2)調査結果を表にまとめるヒアリング・シートの記入(お客様)記入後IBMまたはIBM BPへ送付
(3)分析報告書作成IBMが実施
(4)分析結果のご報告IBMまたはIBM BPから
お客様へ内容のご説明分析結果を基に今後の方針を検討より良いストレージ環境構築を目指す
SMASH(ストレージ簡易分析)の概要今なら無料!
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ディスク総容量 30.0 39.0 50.7 65.9 85.7 111.4
データ容量 10.5 13.7 17.7 23.1 30.0 39.0
現在 1年後 2年後 3年後 4年後 5年後
この部分がお得に!
分析に基づいた構成パターン
(TB)
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SMASHを実行してわかる事(分析報告内容例)
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各ディスクの使用率 平均使用率
空き領域
使用済み領域平均
48.3%
全体の投資金額 = 1億円の場合使用金額(平均使用率) = 約4800万円未使用金額 = 約5200万円
不足!要購入
30TBの容量が年間予想伸び率30%で増加し、データの使用率は平均で35%であった場合の例
一般的な構成パターン
ディスク・サイズから見た
ディスク必要枠の累積伸び率
実際のデータ保管量の累積伸び率
全体の投資金額
使用金額
SMASH(ストレージ簡易分析)の実施にご興味がございましたら、IBMまたはIBMビジネス・パートナー営業員までご相談下さい
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IBM System Storage Solution
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ワークショップ、セッション、および資料は、IBMまたはセッション発表者によって準備され、それぞれ独自の見解を反映したものです。それらは情報提供の目的のみで提供されており、いかなる参加者に対しても法律的またはその他の指導や助言を意図したものではなく、またそのような結果を生むものでもありません。本講演資料に含まれている情報については、完全性と正確性を期するよう努力しましたが、「現状のまま」提供され、明示または暗示にかかわらずいかなる保証も伴わないものとします。本講演資料またはその他の資料の使用によって、あるいはその他の関連によって、いかなる損害が生じた場合も、IBMは責任を負わないものとします。 本講演資料に含まれている内容は、IBMまたはそのサプライヤーやライセンス交付者からいかなる保証または表明を引きだすことを意図したものでも、IBMソフトウェアの使用を規定する適用ライセンス契約の条項を変更することを意図したものでもなく、またそのような結果を生むものでもありません。
本講演資料でIBM製品、プログラム、またはサービスに言及していても、IBMが営業活動を行っているすべての国でそれらが使用可能であることを暗示するものではありません。本講演資料で言及している製品リリース日付や製品機能は、市場機会またはその他の要因に基づいてIBM独自の決定権をもっていつでも変更できるものとし、いかなる方法においても将来の製品または機能が使用可能になると確約することを意図したものではありません。本講演資料に含まれている内容は、参加者が開始する活動によって特定の販売、売上高の向上、またはその他の結果が生じると述べる、または暗示することを意図したものでも、またそのような結果を生むものでもありません。 パフォーマンスは、管理された環境において標準的なIBMベンチマークを使用した測定と予測に基づいています。ユーザーが経験する実際のスループットやパフォーマンスは、ユーザーのジョブ・ストリームにおけるマルチプログラミングの量、入出力構成、ストレージ構成、および処理されるワークロードなどの考慮事項を含む、数多くの要因に応じて変化します。したがって、個々のユーザーがここで述べられているものと同様の結果を得られると確約するものではありません。
記述されているすべてのお客様事例は、それらのお客様がどのようにIBM製品を使用したか、またそれらのお客様が達成した結果の実例として示されたものです。実際の環境コストおよびパフォーマンス特性は、お客様ごとに異なる場合があります。
IBM、IBM ロゴ、ibm.com、[当該情報に関連し商標リスト中に掲載されたIBMブランド、製品名称があれば追加する]は、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。
Adobe, Adobeロゴ, PostScript, PostScriptロゴは、Adobe Systems Incorporatedの米国およびその他の国における登録商標または商標です。IT Infrastructure Libraryは英国Office of Government Commerceの一部であるthe Central Computer and Telecommunications Agencyの登録商標です。インテル, Intel, Intelロゴ, Intel Inside, Intel Insideロゴ, Intel Centrino, Intel Centrinoロゴ, Celeron, Intel Xeon, Intel SpeedStep, Itanium, およびPentium は Intel Corporationまたは子会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。Linuxは、Linus Torvaldsの米国およびその他の国における登録商標です。Microsoft, Windows, Windows NT および Windowsロゴは Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標です。ITILは英国The Minister for the Cabinet Officeの登録商標および共同体登録商標であって、米国特許商標庁にて登録されています。UNIXはThe Open Groupの米国およびその他の国における登録商標です。Cell Broadband Engineは、Sony Computer Entertainment, Inc.の米国およびその他の国における商標であり、同社の許諾を受けて使用しています。JavaおよびすべてのJava関連の商標およびロゴは Oracleやその関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。Linear Tape-Open, LTO, LTOロゴ, UltriumおよびUltriumロゴは、HP, IBM Corp.およびQuantumの米国およびその他の国における商標です。