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Amazonのスマートフォンサイトに学ぶ、スマートフォンサイトの構築の仕方、考え方について。
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Amazonにおける スマートフォンコンテンツ構築理念とは
©2012 Keynote Systems, Inc.
2012年12月9日
Keynote Systems, Inc. Technical Business Representative
竹洞 陽一郎
合理的思考とデータ指向に基づくスマートフォンサイト構築
自己紹介
Keynote Systems…Technical Business Representative 平たく言うと、日本代表
やってきた事 Layer1~7の技術
定量化・定性化分析手法(Function Point法、COCOM II)
システム最適化
Lotus Notes → Windowsのシステム構築 → Unix/Linuxのシステム構築 → メール → Webシステム → ユーザビリティ→システム開発見積り・IT不良資産 → 仮想マシン → CDN、Web高速化、ストリーミング、RMT問題 → Webコンサルティング(パフォーマンス、UX)
配信情報 Keynote Webパフォーマンスコミュニティ
(https://www.facebook.com/KeynoteSystemsJapan)
Webパフォーマンス研究会 (http://highperformanceweb.blogspot.jp/)
2012年12月9日 2 ©2012 Keynote Systems, Inc.
Keynote Systemsについて
• アメリカ合衆国カリフォルニア州サンマテオに本社を置く
• 1995年創業、1999年NASDAQ上場
• Web、モバイル、ストリーミングのパフォーマンス計測のサービスを主とする
• 計測の分野におけるマーケットリーダー
• 顧客数4,000社以上
• 計測拠点275ヵ所
• 計測用コンピュータ7,000台以上
2012年12月9日 3 ©2012 Keynote Systems, Inc.
4
New Media Automotive
Retail
Financial Services
Technology & Telecom Travel Portals/Media
Business-to-Business
Keynoteをご採用頂いているお客様
©2012 Keynote Systems, Inc. 2012年12月9日
今日、お話する事
Amazonってどんな会社?
AmazonのWebサイト研究
日本のスマートフォンサイトパフォーマンス最新動向
スマートフォンサイトを高速化するためには?
2012年12月9日 5 ©2012 Keynote Systems, Inc.
あなたの会社のWebサイトが1日1万PVを超えているなら、今日の話は重要です。
2012年12月9日 6 ©2012 Keynote Systems, Inc.
AMAZONってどんな会社? 知ってるようで意外と知らない
2012年12月9日 7 ©2012 Keynote Systems, Inc.
月刊ネット販売2012年10月号売上ランキング
2012年12月9日 8 ©2012 Keynote Systems, Inc..
Amazonの モバイル経由での売り上げダントツの伸び率 PC+携帯経由での売上高
3900億円(11年度)→4800億円(12年度)
23%の増加
携帯経由での売上高
585億円(11年度)→960億円(12年度)
64%の増加
Amazonは、パフォーマンス計測でもUXテストでも、Keynoteを使っています!
※「月刊ネット販売」予測
2012年12月9日 9 ©2012 Keynote Systems, Inc.
Amazonについて書かれた最初の本
2012年12月9日 10 ©2012 Keynote Systems, Inc..
AmazonとJeff Bezosに書かれた最新の本
2012年12月9日 11 ©2012 Keynote Systems, Inc..
Jeff Bezosの哲学
Obsess over Customers (顧客第一主義)
Invent (発明・再発明)
Think Long Term (長期的に考える)
It’s Always Day 1 (毎日が初日)
2012年12月9日 12 ©2012 Keynote Systems, Inc..
使いやすさのためなら何でもする
「ベゾスは顧客に優しくが基本的なモットーでした。 フォーカスしているのは顧客であってウェブサイトではないのです。 ウェブサイトは、どう考えても、ごちゃごちゃ飾られているよりシンプルなほうが使いやすいですよね。 彼はそこを追及したのです」 ペリ・ハートマン (1997年入社 顧客が本を買う際に使う発注システムなど、顧客とのインターフェースになるソフトウェアを担当) (「ワンクリック」より抜粋)
2012年12月9日 13 ©2012 Keynote Systems, Inc..
技術とシンプルさの組み合わせ
「検索ボックスなし、ナビゲーションのリンクなし、商品リストなしで、ただ、買いたい本、1冊だけがばーんと表示されれば、それが理想だよなとよく話してました」 グレッグ・リンデン(元Amazonプログラマー)
(「ワンクリック」より抜粋)
2012年12月9日 14 ©2012 Keynote Systems, Inc.
意思決定~結婚相手も事業ドメインもDeal Flow Chartで決める
2012年12月9日 15 ©2012 Keynote Systems, Inc.
何故、書籍販売サイトを始めたのか?
20種類の商品をリストアップ。どの商品がインターネットで存在感を素早く得られるのか?を考えてDeal Flow Chartを作成して決定。
良く知られた製品である
市場が大きい
競争が激しい
仕入れが容易
データベース化が簡単
ディスカウントのチャンスがある
送料が安い
オンライン化するメリットがある
2012年12月9日 16 ©2012 Keynote Systems, Inc.
いずれ、あなたの業界にもお邪魔します。
2012年12月9日 17 ©2012 Keynote Systems, Inc.
週刊東洋経済12月1日号より抜粋
AMAZONのサイト研究 学びどころ満載
2012年12月9日 18 ©2012 Keynote Systems, Inc..
2012年12月9日 19 ©2012 Keynote Systems, Inc.
2012年12月9日 20 ©2012 Keynote Systems, Inc.
2012年12月9日 21 ©2012 Keynote Systems, Inc.
Amazon Japan
楽天 約12倍 約10倍
2012年12月6日23:00:19
2012年12月6日22:56:47
Amazon Japanの場合
2012年12月9日 22 ©2012 Keynote Systems, Inc.
Amazonのパフォーマンス正規分布図
2012年12月9日 23 ©2012 Keynote Systems, Inc.
2012年11月23日~12月7日
楽天の場合
2012年12月9日 24 ©2012 Keynote Systems, Inc.
楽天のパフォーマンス正規分布図
2012年12月9日 25 ©2012 Keynote Systems, Inc.
2012年11月23日~12月7日
何故、Amazonは速さにこだわるのか?
Amazonでは、1秒速くなる毎に、10%売上が向上するから。
2012年12月9日 26 ©2012 Keynote Systems, Inc.
Webパフォーマンスと訪問者数 Internet Explorer、Firefoxの場合
2012年12月9日 27 ©2012 Keynote Systems, Inc.
Webパフォーマンスと訪問者数 iPhone、Androidの場合
2012年12月9日 28 ©2012 Keynote Systems, Inc.
Webパフォーマンスとページビュー数 Internet Explorer、Firefoxの場合
2012年12月9日 29 ©2012 Keynote Systems, Inc.
Webパフォーマンスとページビュー数 iPhone、Androidの場合
2012年12月9日 30 ©2012 Keynote Systems, Inc.
Webパフォーマンスと直帰率 Internet Explorer、Firefoxの場合
2012年12月9日 31 ©2012 Keynote Systems, Inc.
Webパフォーマンスとコンバージョンレート Internet Explorer、Firefoxの場合
2012年12月9日 32 ©2012 Keynote Systems, Inc.
Webパフォーマンスとコンバージョンレート iPhone、Androidの場合
2012年12月9日 33 ©2012 Keynote Systems, Inc.
ログ解析しかやっていないサイトは危ない
せっかくコンテンツを新しくしても、
マーケティングキャンペーンをやっても、
新商品を売り出しても、
パフォーマンスで足が引っ張られていた場合、正しくそれらの影響を評価できない。
商売をしているなら、ちゃんとパフォーマンスは計測しましょう。
2012年12月9日 34 ©2012 Keynote Systems, Inc.
日本のスマートフォンサイト パフォーマンス最新動向
計測から2年経ってもあまり速くなっていない
2012年12月9日 35 ©2012 Keynote Systems, Inc..
2012年12月9日 36 ©2012 Keynote Systems, Inc.
日本のEコマースTop20 SoftBank
2012年12月9日 37 ©2012 Keynote Systems, Inc.
日本のEコマース Top20 DoCoMo
Keynote Mobile Commerce Index – December 2nd, 2012
2012年12月9日 38 ©2012 Keynote Systems, Inc.
http://keynote.com/keynote_competitive_research/performance_indices/mobile/retail/index.html
Keynote Performance Index: Mobile Retail – World December 2nd, 2012
2012年12月9日 39 ©2012 Keynote Systems, Inc.
http://keynote.com/keynote_competitive_research/performance_indices/mobile/retail-world/index.html
日本の化粧品業界~iPhone SoftBank
2012年12月9日 40 ©2012 Keynote Systems, Inc.
モバイルを 「知っている」サイトと「知らない」サイトの違い
2012年12月9日 41 ©2012 Keynote Systems, Inc.
スマートフォンサイトを高速化するためには?
意外な落とし穴
2012年12月9日 42 ©2012 Keynote Systems, Inc.
「技術」より「文化」の問題
2012年12月9日 43 ©2012 Keynote Systems, Inc..
「選択」と「集中」が大事
スマートフォンサイトは、携帯網のパケットドロップ率との戦い
100KB以内に収めれば、アクセスが集中しても、パケットドロップの影響を受けにくい
100KB以内に収めるために、何を残し、何を削るのか?
大抵はWebデザイナーの「美意識」との戦いになる
Webデザイナーに「工業デザイナー」という意識は皆無
スマートフォンのように画面も小さい、ネットワークの反応速度がシビアな端末は、機能美を追及して削り込んで洗練しないといけない
あとは、部署間の争い~どの部署のコンテンツを残すか?
2012年12月9日 44 ©2012 Keynote Systems, Inc.
パフォーマンス改善コンサルティングしても、 「決められなくて」有耶無耶で終わる
2012年12月9日 45 ©2012 Keynote Systems, Inc.
そんな時こそ統計手法に基づいたUXテスト
UXテストとは~ユーザ体験をテストするもの
A・Bテストとは違います~選択肢に「社内政治」が関与しがち
ユーザビリティテストとは違います~使い勝手だけを見るわけではありません
少人数のフォーカスグループ調査とは違います~3000人ぐらいの母集団を取ると、2σにばらつきが収まるので、正確性が高くなります
2012年12月9日 46 ©2012 Keynote Systems, Inc.
UX(User Experience)とは何か?
UXの定義~ISO9241-210:2010 person‘s perceptions and responses resulting from the use and/or anticipated use of a product, system or service 製品、システムもしくはサービスの利用もしくは利用によって予測される人の認知と反応
12/9/2012 47 ©2012 Keynote Systems, Inc.
UXに関する注釈
NOTE 1 User experience includes all the users‘ emotions, beliefs, preferences, perceptions, physical and psychological responses, behaviours and accomplishments that occur before, during and after use. 注釈1 … UXには、使用前・使用中・使用後における、全てのユーザの感情、意見、好み、認知、物理的且つ心理的反応、行動、成し得たことが含まれる
NOTE 2 User experience is a consequence of brand image, presentation, functionality, system performance, interactive behaviour and assistive capabilities of the interactive system, the user‘s internal and physical state resulting from prior experiences, attitudes, skills and personality, and the context of use. 注釈2 … UXはブランドイメージ、見た目、機能性、システムパフォーマンス、相互作用行動並びに対話型システムの支援能力、以前の体験の結果によるユーザの内面及び物理的な状態、考え、スキル、人格、そして利用のコンテキストから成り立つ結果である。
NOTE 3 Usability, when interpreted from the perspective of the users‘ personal goals, can include the kind of perceptual and emotional aspects typically associated with user experience. Usability criteria can be used to assess aspects of user experience. 注釈3…ユーザの個人的な目的の観点で見て解釈される際のユーザビリティは、一般的にユーザエクスペリエンスに関係のある認知的ならびに感情的側面が含まれる。ユーザビリティの基準はユーザーエクスペリエンスの側面の評価として使える。
12/9/2012 48 ©2012 Keynote Systems, Inc.
UXテストには以下のものが含まれている必要があります
注釈1より
使用前・使用中・使用後における
感情、意見、好み
認知
物理的且つ心理的反応
行動
成し得たこと
注釈2より
ブランドイメージ
見た目
機能性
システムパフォーマンス
相互作用行動並びに対話型システムの支援能力
以前の体験の結果によるユーザの内面及び物理的な状態
ユーザ(パネリスト)の考え、スキル、人格
利用のコンテキスト(利用目的)
注釈3より
ユーザビリティテストはUXテストの一部として使えるが全てではない
12/9/2012 49 ©2012 Keynote Systems, Inc.
パネリストの数(調査対象母数)の重要性
母集団が10~20名では、調査対象として少な過ぎます。
母集団が少ないと、男女差、年齢差、受けてきた教育の差、年収の差、デジタルリテラシの差などを吸収しきれません。
少ない母集団で行われた調査は、データとして信頼性に欠けます。
無作為抽出によって3,000名集めると、2σ(99.6%)の信頼区間にデータのばらつきが収まります。
12/9/2012 50 ©2012 Keynote Systems, Inc.
Keynote WebEffective™ スマートフォン端末調査
検索
20%
Home Lighting
5%
Philips モバイル向けサイト
N=25
Household products
75%
N=17
Espresso
82%
Coffee
6%
Home
6%
Irons
6%
Household Products
N=14
Gaggia Brera
写真 50%
Bean-to-cup
42%
Gaggia Classic
写真 8%
Espresso Webページ
12/9/2012 51 ©2012 Keynote Systems, Inc.
December 9, 2012 52
December 9, 2012 53
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キーワード検索も可能
分析ポータル ー コメントの分類
話し合っても埒が明かない場合は、客観的データで決める
大抵の場合、顧客が正しい
大規模UXテストとパフォーマンス計測を売上データと突き合わせる事で、客観的なデータが取れると、何をすべきかが明確になる
誰も正確な「データ」には逆らえない
2012年12月9日 55 ©2012 Keynote Systems, Inc.
参考資料 お時間があるときにでも見ておいてください
2012年12月9日 56 ©2012 Keynote Systems, Inc.
数学(統計学)の重要性
2012年12月9日 57 ©2012 Keynote Systems, Inc.
データを「正しく」分析すれば、未来が予測できる
太っているのか?痩せているのか?
2012年12月9日 58 ©2012 Keynote Systems, Inc.
60Kg
身長がわからなければ、太っているのか痩せているのかは、わからない
見るべき数値は足りているのか?
訪問者数、ページビュー数、直帰率、コンバージョン率の数値だけで十分なのか? ↓ 身長を知らずに体重を眺めるようなもの
今期の売上の理由は?
マーケティングキャンペーンの影響?
時期?
コンテンツの改善の影響?
新商品の影響?
価格改定の影響?
ユーザーインターフェース改変の影響? 2012年12月9日 59 ©2012 Keynote Systems, Inc.
Webパフォーマンスの影響
2012年12月9日 60 ©2012 Keynote Systems, Inc..
88%
11%
7%
2倍
16%
1秒速くなる毎のブランドイメージアップ
1秒速くなる毎のCVの向上
1秒速くなる毎のPVの向上
1秒遅くなる毎の顧客満足度低下率
継続的な計測による顧客満足度向上
スピード = 価値 「今や、250msという速度が、Webにおける競争力の強みとなる特別な数字に近い。」 Harry Shum, Microsoft
売上向上
10%の売上向上 (1秒高速化される毎に)
12%の売上向上 (表示速度が6秒から1.2秒に高速化することによって)
5%の売上向上 (2秒高速化される毎に)
最速で表示された場合は以上のPV増加 (最遅表示された場合と比較)
9%以上のトラフィック増加 (400ms向上される毎に)
生産性向上
2%の生産性向上
100%の生産性向上 (2.7秒までアプリケーショを高速化した場合)
エラーが減少、エンジニアリングサイクルが加速、データの統一性の向上
25%の生産性向上
ライリーの小売引力の法則(W.F.Reilly, 1929)
2012年12月9日 62 ©2012 Keynote Systems, Inc.
P=α*A/D^2
P=購入確率、α=係数、A=魅力、D=距離(サイト速度)
購入確率は、人口ないし品揃えに比例し、距離(サイト速度)の二乗に反比例する
結果に影響を及ぼす変数を考える
2012年12月9日 63 ©2012 Keynote Systems, Inc.
表示速度の定量評価無しでは、
PV、CV、直帰率は正しく評価できない
彼を知り己を知れば百戦危うからず
(孫子の兵法)
↓
データを持っていない
↓
競合についても、自社についても、知らなさ過ぎる
↓
負けるに決まってる
2012年12月9日 64 ©2012 Keynote Systems, Inc.
何を削って、何を残すのか?
コンテンツを減らす~ユーザーの行動を分析し、モバイルでよく参照されるページ、機能に特化する
画像は極力減らす~ページの「美しさ」のための画像は削る
Simple is best ~機能をたくさんつけても使わない。本当に必要とされるものだけを実装する。「できる」からといって、実装しない
100KBルール~1ページあたり100KB前後で収める
CSS 1つ、JavaScript 1つ、Redirect 1つに収める
20KB以上のファイルはiPhoneではキャッシュされない
美しさより速さ~「1分ルール」を満たす
2012年12月9日 65 ©2012 Keynote Systems, Inc.
1分ルールとは?
スマートフォンでのブラウジングは、PCと異なる
PCは、机の前に座ってブラウジングする
スマートフォンは、1日の細切れ時間の中でブラウジングする
朝起きてベッドの中で
朝食を食べながら
通勤時間中
トイレの中
お昼ご飯
タバコを吸いながら
仕事、仕事のちょっとした合間
移動中
ちょっとした待ち時間
5分未満の細切れ時間にアクセスしてくるユーザーはコンバージョンレートが高い
1分以内に「目的を達する」ことができるようにサイトを作る
2012年12月9日 66 ©2012 Keynote Systems, Inc.
Performance Best Practice
JavaScriptをHTMLの最後に記述する
CSSをHTMLの最初に記述する
Keep aliveを使う。Keep aliveの対象数からはみ出るコンテンツがないようにする
HTMLファイル以外はキャッシュを効かせる
MIMEが”text/*”か”*javascript*”のものについては圧縮配信する
CSSを1枚にまとめる
JavaScriptを1枚にまとめる
2012年12月9日 67 ©2012 Keynote Systems, Inc.
W3C Web Mobile Best Practice http://www.w3.org/TR/mobile-bp/ Auto refreshを使わない
レイアウトのためにTableを使わない
キャッシュを使う
フレームを使わない
テキストフリーにしない(input type=“text”)
画像のサイズを明示する(height, width)
画像のALTを明示する
ポップアップを使わない
ページタイトルを明示する
Tableの中にTableを定義しない
2012年12月9日 68 ©2012 Keynote Systems, Inc.
サイトは「美術的」デザインより「機能美」 ~工業デザインとしてのWebサイト
美しさは、お金にならない
デザイナーの言う事を疑ってみること!
Webサイトは、芸術ではない、機能を提供する場
勘、経験、感性でサイトをデザインしない~大規模UXテストで定量・定性分析を行うのが世界の主流
「ポジティブバイアス」の罠
お客様の意図を「散らさない」こと
どんどんコンテンツが増えて下に伸びていく日本のサイト、どんどんコンテンツが削減されて上に縮んでいく海外のサイト
買って欲しいなら、買う事に集中できるようにする
2012年12月9日 69 ©2012 Keynote Systems, Inc.
日本のWebサイトの弱さ
Value Proposition(Why US?)が明確でないと…
サイトが複雑化
価格競争へ突入
「情報が何を消費してしまうかは、とても明白だ。受け手の関心を消費するのだ。それゆえ、豊富な情報 は関心の欠落を生む。また、溢れる情報が、『関心』を消費しようとしているとき、その『関心』を効果的に配置する必要性が生まれる。」 - ハーバート・サイモン(ノーベル賞経済学賞受賞者。チューリング賞受賞者)
2012年12月9日 70 ©2012 Keynote Systems, Inc..
最終的には、スマートフォンサイトのデザインは、 皆、似たり寄ったりになる
特徴のあるデザインのサイトより、慣れ親しんだデザインのサイト
小さな画面上で、配信できるデータ量が限られている
Thumb Friendly(親指に優しい)サイトデザイン=機能性重視
Appleの「iOSヒューマンインターフェースガイドライン」を読もう!(https://developer.apple.com/jp/devcenter/ios/library/documentation/MobileHIG.pdf)
Familiarity(慣れ親しんでいること、熟知、精通していること)がキーワード 特徴のあるサイトは、操作性の違いから、生産性の低下を引き起こす
Eコマースの場合は、売上低下
2012年12月9日 71 ©2012 Keynote Systems, Inc.
お問い合わせ
各サービス詳細資料については、Slideshareよりダウンロード頂けます。
http://www.slideshare.net/takehora/presentations
Facebookファンページで最新情報をご覧頂けます。
https://www.facebook.com/KeynoteSystemsJapan
またブログにて記事をご覧頂けます。
http://highperformanceweb.blogspot.jp/
価格については、営業窓口までお問い合わせ下さい。
(竹洞:[email protected])
December 9, 2012 72
Q&A
12/9/2012 73 ©2012 Keynote Systems, Inc.