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© Copyright 2007 Oki Electric Industry Co., Ltd. Enterprise 2.0 : 社内Wikiの目的 沖電気工業株式会社 塚本牧生

Enterprise 2.0 : 社内Wikiの目的

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enNetforumにて2007/08/02に行ったセミナ資料

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© Copyright 2007 Oki Electric Industry Co., Ltd.

Enterprise 2.0 : 社内Wikiの目的

沖電気工業株式会社

塚本牧生

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アジェンダ

社内Wikiの目的企業に入り込むWikiEnterprise 2.0とWeb 2.0社内Wikiの目的

導入担当者の役割

システム提供者の役割

要検討機能

導入担当者の役割

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Wikiはどんなツールか

文書化の段階で使えるツール

スクラップ、推敲、文章化を繰り返して、文書化作業が出来る環境

常に現状公開 –他の人もコメント、修正、追加などで参加できる最初から文書化を分担、並行作業しやすい

各種Web2.0ツールとは補完的に働く

パブリッシュパブリッシュパブリッシュパブリッシュ

((((発行発行発行発行))))

Blog, レポートレポートレポートレポート, スライドスライドスライドスライド

スクラップスクラップスクラップスクラップ

((((抜書抜書抜書抜書きききき))))

構成構成構成構成

文章化文章化文章化文章化

推敲推敲推敲推敲

wiki

アイデアアイデアアイデアアイデア

着想着想着想着想

ソースソースソースソース

データデータデータデータ

RSS, SBSSearch 追加追加追加追加 修正修正修正修正・・・・追記追記追記追記

分担分担分担分担

コメントコメントコメントコメント

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個人の利用メリット:文書化作業をスムーズにする

情報の収集

コピー&ペーストで抜書きができ、スクラップの作成がしやすいこの例ではメモ⇒情報収集⇒文書化が1ページ内で進んでいる

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個人の利用メリット:文書化作業をスムーズにする

パブリッシュパブリッシュパブリッシュパブリッシュ

((((発行発行発行発行))))

スクラップスクラップスクラップスクラップ

((((抜書抜書抜書抜書きききき))))

構成構成構成構成

文章化文章化文章化文章化

推敲推敲推敲推敲

wiki

アイデアアイデアアイデアアイデア

着想着想着想着想

ソースソースソースソース

データデータデータデータ

RSS, SBS, Search

アイデアアイデアアイデアアイデアをををを

書書書書きききき出出出出してみるしてみるしてみるしてみる

論旨論旨論旨論旨のののの飛躍飛躍飛躍飛躍

データデータデータデータのののの不足不足不足不足

にににに気付気付気付気付くくくく

補完材料補完材料補完材料補完材料

補足補足補足補足データデータデータデータをををを

探探探探すすすす

あるあるあるある事柄事柄事柄事柄へのへのへのへの

言及言及言及言及をををを収集収集収集収集、、、、

抜書抜書抜書抜書きするきするきするきする

構成構成構成構成

文章化文章化文章化文章化

別別別別のののの視点視点視点視点にににに気付気付気付気付いていていていて

新新新新しいしいしいしいスクラップスクラップスクラップスクラップ用用用用

ページページページページをををを作作作作るるるる

論点論点論点論点のののの整理整理整理整理のためのためのためのため

ページページページページをををを分分分分けるけるけるける

周辺作業との行き来がブラウザ上でシームレスに行える

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個人利用のメリット:文書化作業をスムーズにする

Webデータとの親和性が高いデータや情報源からコピーペースト可能

データや情報源にリンク可能

作業環境の自由度が高い

Webアクセス可能= (データ取得可能+編集可能+保存可能)周辺作業との間で行き来しやすい

(文書化⇔ メモ⇔情報収集) =Web作業

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作業中の情報が見えるようになる⇒ フィードバックができる

個人個人個人個人ををををローカルファイルローカルファイルローカルファイルローカルファイルでででで行行行行うううう

グループ内での利用メリット:協働と共有をスムーズにする

スクラップ

(抜書き)

構成・文章化

推敲

個人作業個人作業個人作業個人作業ををををWikiでででで行行行行うううう

スクラップ

(抜書き)

構成・文章化

推敲

・・・・他他他他ののののメンバメンバメンバメンバからはからはからはからは見見見見えないえないえないえない

・・・・フィードバックフィードバックフィードバックフィードバックもももも起起起起きないきないきないきない

・・・・他他他他ののののメンバメンバメンバメンバにににに最新作業状況最新作業状況最新作業状況最新作業状況がががが見見見見えるえるえるえる

・・・・コメントコメントコメントコメントやややや修正修正修正修正ができるができるができるができる

コメントコメントコメントコメント((((アドバイスアドバイスアドバイスアドバイス))))がががが得得得得られるとられるとられるとられると…((((時間面時間面時間面時間面)))) ・・・・「「「「調調調調べるべるべるべる>>聞聞聞聞くくくく」」」」のののの時間時間時間時間コストコストコストコスト減減減減 ・・・・問題指摘問題指摘問題指摘問題指摘でででで手戻手戻手戻手戻りりりり最小化最小化最小化最小化

((((品質面品質面品質面品質面)))) ・・・・周囲周囲周囲周囲のののの人人人人((((≒≒≒≒第三者第三者第三者第三者))))にににに伝伝伝伝わるわるわるわるレベルレベルレベルレベル

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グループ内での利用メリット:協働と共有をスムーズにする

ドキュメント作成の分担作業が可能

作業中の情報を常時オンライン共有

分担作業、並行作業が可能

Wiki上での編集の流れサーバ上の最新版が表示される

最新版をブラウザ上で編集する

編集したものがサーバ上に保存される

「最新版で作業」「最新版を共有」が

自然に徹底される

※ 更新の衝突は起きる⇒衝突時は警告

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グループ内での利用メリット:協働と共有をスムーズにする

メモをつけられるファイル公開場所(TIS社事例より)

メールメールメールメールでのでのでのでのファイルファイルファイルファイル送信送信送信送信

内容、送信意図を記載可能

誰が何を持っているか不明

同時期の作業者に限定

共有共有共有共有ディレクトリディレクトリディレクトリディレクトリでのでのでのでのファイルファイルファイルファイル公開公開公開公開

概要、用途などは説明不能

全員で最新版を共有

後々の参加者も利用可能

Project Wiki

Wikiページページページページをををを公開場所公開場所公開場所公開場所としてとしてとしてとして利用利用利用利用

内容、作成意図などを説明可能

全員で最新版を共有

後々の参加者も利用可能

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作業中にフィードバックを受けられる

作業中の情報が他の人にも見える

作業中の情報に対してコメント、加筆が出来る

分担作業が容易になる

Wikiでの作業= (最新データ取得⇒編集⇒サーバに保存)

「最新版で作業」「最新版を共有」が自然に行われる

ファイルなどの共有が容易になる

ストック情報はストック情報として扱う

自由にメモ(メタ情報)を添書きできる

グループ内での利用メリット:協働と共有をスムーズにする

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企業に入り込むWiki

Wiki利用のメリット個人での文書化作業をスムーズにする

グループ内での個人作業に対してフィードバックを可能にする

グループ内での協働(共同編集)、資料共有をスムーズにする

Wikiの設置無料のWikiアプリケーションが多数存在個人PCでもWikiアプリケーションを動作させるのは比較的容易

Wikiは個人やグループがボトムアップで企業に持ち込むWikiに限らず、多くのWeb2.0ツールに同様の傾向はある

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Web 2.0ツールでの作業過程はツール上に残る検索、アクセスが容易であれば、ナレッジとして共有、活用できる

内容、アクセス管理方法によっては情報漏洩源になる

イントラ上でツールを提供し、ナレッジを集約する

会社としての導入メリット:ナレッジの蓄積・活用

Authoring

レポート

SearchLink

TagsPublish

文書化検索

リンク

分類

公開

旧来旧来旧来旧来ののののナレッジナレッジナレッジナレッジ

新新新新しいしいしいしいナレッジナレッジナレッジナレッジ

SBS wiki Blog新新新新しいしいしいしいイントラネットイントラネットイントラネットイントラネット

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ナレッジが蓄積され、強化されるプラットフォーム

会社としての導入メリット:ナレッジの蓄積・活用

Authoring

Signals

Search Link Tags

レポート

SearchLink

Tags

Extensions

Publish文書化

RSS

検索

リンク

分類

ヒント

公開

旧来旧来旧来旧来ののののイントライントライントライントラ

新新新新しいしいしいしいイントライントライントライントラ

検索 リンク

Enterprise 1.0

Enterprise 2.0

Authoring分類 文書化

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“SLATES”の特性を持つ、Enterprise 2.0プラットフォーム

会社としての導入メリット:ナレッジの蓄積・活用

Authoring

Signals

Search Link Tags

SearchLink

Tags

Extensions

Publish

Enterprise 1.0

Enterprise 2.0

Authoring

レポート

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会社としての導入メリット:ナレッジの蓄積と利用

作業過程で生まれるナレッジの蓄積

Web 2.0ツール上に作業過程が残るWeb 2.0ツールをイントラネット上で提供することで、作業過程をナレッジとして蓄積し、漏洩を防ぐための管理を行う

ナレッジが蓄積され、強化されるプラットフォーム

文書化(Authoring)作業ができる検索(Search)、リンク(Link)、分類(Tags)できる作業過程でヒント(Extension)が提供される作業過程での産物がリアルタイムで周知(Signal)される“SLATES”の特性を持つ、Enterprise 2.0プラットフォーム

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Enterprise 2.0 とWeb 2.0

Enterprise 2.0知的労働者の行動行動行動行動とアウトプットを可視化可視化可視化可視化するためのプラットフォーム

(出典:“Enterprise 2.0 : The dawn of emergent collaboration”, Andrew P. McAfee)

可視化された分だけ「ナレッジナレッジナレッジナレッジがががが蓄積蓄積蓄積蓄積」「利用利用利用利用できるできるできるできるナレッジナレッジナレッジナレッジはははは増加増加増加増加」

Enterprise 2.0とWeb 2.0可視化のツール :Web 2.0ツールを適用できる部分が多い

Blog、Wiki情報発信を可視化する

利用利用利用利用できるできるできるできるツールツールツールツール目的目的目的目的

RSS情報蓄積を可視化する

Search、SBS探している人が情報を見つけられるようにする

SBS、Wiki、Blog情報整理を可視化する

SBS、Wiki情報収集を可視化する

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社内Wiki導入の目的Wiki利用のメリット個人での文書化作業をスムーズにする

グループ内での個人作業に対してフィードバックを可能にする

グループ内での協働(共同編集)、資料共有をスムーズにする

Wikiを有効だと考える個人、グループが自然に使い始めるWiki利用の影響

Wiki(Web 2.0ツール)を使った作業では、過程がツール上に残る検索、アクセスが容易であれば、ナレッジとして共有、活用できる

内容、アクセス管理方法によっては情報漏洩源になる

Wikiを散在させるとメリットが生かせず、リスクが見えなくなる社内Wiki(Web 2.0)導入の目的ナレッジが蓄積・強化されるプラットフォーム(Enterprise2.0)を作る管理すべきナレッジの所在を明確にし、リスクコントロールする

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導入担当者の役割

急速に活用が広まる

Dresdner Kleinwort どう使われるかをみるために試験的にいくつかのチームに提供

全社への提供に移行 5,000人の利用者と6,000のページNokia 研究所で商品デザイン開発の問題解決用、

メールの代替用の2サイト試用全社へ個人/グループでWikiサイトを造れる仕組を提供

社員の20%がスケジュールやプロジェクト状況の更新、ファイル編集などに利用

ツールを導入し、セキュリティのみ確保して、

自由に使えるようにした。

クアルコムプロジェクトごとなど多様に使われ、Wiki数は爆発的に増加。

ヤフー

多数のWikiサイトができ、新人向けガイドから業務の必須情報まで掲載。

拡張性向上、検索性向上のために商用

Wikiアプリケーションを導入し集約

個人/部署によるWikiサーバ乱立。

Sony PlayStationチームの各開発段階で、幹部社員に情報を知らせるWikiサイトを運営

Intel Wikipediaをヒントに、歴史的なハイライトから内部のプロジェクトの進捗までを共有する

ためのWikiサイトを構築

システムシステムシステムシステム提供者提供者提供者提供者のののの役割役割役割役割 サイトサイトサイトサイト運営運営運営運営/管理者管理者管理者管理者のののの役割役割役割役割

資料共有等のため、個人/グループでWikiサイトを作れる仕組をSNSに付加

TIS 70超のWiki上で、1,000ページ、1,600ファイルが公開

今回今回今回今回はこちらにはこちらにはこちらにはこちらに

フォーカスフォーカスフォーカスフォーカス

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システム提供者の役割

システムの検討

前提

ユーザはWikiサイトを追加できるユーザはシステムを追加できない

ユーザにサーバ管理はさせない

Wikiを社内でホスティングする社内Wikiで検討すべき機能

Wikifarm …ユーザがWikiサイトを追加できる機能ポータル …Wikifarm全体のマップ、更新情報、検索機能WYSIWYG …ワープロ風の初心者に馴染みやすい編集機能アクセス管理…サイト/ページごとに公開範囲を設定できる機能変更履歴…編集者と編集内容の履歴取得とundo機能

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要検討機能:Wikifarm

1つのシステム内で複数のWikiサイトを提供できる仕組ユーザーがシステム上で、自分

で新しいWikiサイトを作成できる簡単なWikiアプリケーションでは、追加実装することも容易

実例

Wikiホスティング:livedoor Wiki、@Wiki、WikiaWikiアプリケーション:Hikifarm、Socialtext、Confluene

図図図図::::Confluenceでのでのでのでのサイトサイトサイトサイト作成作成作成作成

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要検討機能:ポータル

Wikifarmの入口Wikifarm全体の更新情報を提供Wikiサイトの一覧を提供全体検索機能を提供

閲覧利用率を高める

Wikiサイトの集約を促す実例

Confluence、TIS社「Bazaar」システム外で実現しても良い

イントラトップに更新情報を集約

エンタープライズサーチで検索

Wikifarm画面でWikiの一覧提供図図図図::::TIS社社社社「「「「Bazaar」」」」ののののポータルポータルポータルポータル

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要検討機能:WYSIWYG

ワープロ風な編集方法

「Wiki記法の敷居」を解消熟練者でも複雑な表組みの作製時

などには有用

※ 万人に有効ではない

「Wiki記法はWYSIWYGの編集より効率的」という愛用者も多い

WikiwygやTIS社「Bazaar」などは、WYSIWYGとWikiテキストを併用

実例

Wikiアプリケーション:Kwikiライブラリ:Wikiwyg(,Wiki Wizard)

図図図図::::KwikiでのでのでのでのWYSIWYG編集編集編集編集

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要検討機能:アクセス管理

Wiki単位またはページ単位で公開範囲を制限する機能社内Wikiでは、ユーザ管理、アクセス制限に加え、更改範囲が重要ユーザーでも設定できることが必要

個人的なメモ、部外秘の情報共有、執筆段階を非公開になどが可能

内部統制の観点が重要な時には特に有用

実例

Confluence 、Beat Office(SNSと連動) 、TIS社「Bazaar」(同左)

図図図図::::Confluence編集画面編集画面編集画面編集画面でのでのでのでのアクセスアクセスアクセスアクセス制限設定制限設定制限設定制限設定

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要検討機能:変更履歴

変更履歴を全世代にわたって保持する仕組

初期のWikiでは変更履歴機能なし、1世代のみなどのものが多いMediawikiでは編集者と編集箇所を合わせて全履歴を保持「元に戻す」ができることの安心感をユーザに与える

更新に関するトラブルの抑制、対応に役立つ

内部統制の観点でも有用

実例

Mediawiki、Confluence

図図図図::::Confluenceでのでのでのでの変更履歴変更履歴変更履歴変更履歴

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導入担当者の役割

トップの説得

ボトムアップでは、ある程度まで自然にWikiが入り込む。トップダウンに転換しないと、メリットを失いリスクを抱える。

「草の根」「非公式」から「公認」へ舵を切らせること。

キーワード:Enterprise 2.0化、内部統制システム提供

Wikiをホスティングするシステムの提供キーワード:Wikifarm、ポータル、WYSIWYG、アクセス制限、履歴

Wikiをををを企業内企業内企業内企業内でででで安心安心安心安心してしてしてして利用利用利用利用できるできるできるできる環境環境環境環境

Wikiのののの利用利用利用利用がががが企業企業企業企業ににににメリットメリットメリットメリットをもたらすをもたらすをもたらすをもたらす環境環境環境環境へへへへ

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関連リンク

Wiki Way―コラボレーションツールWikihttp://www.amazon.co.jp/gp/product/4797318325ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へhttp://www.amazon.co.jp/gp/product/482224587XEnterprise 2.0 : The dawn of emergent collaborationhttp://sloanreview.mit.edu/smr/issue/2006/spring/06/Corporate Wikis Go Viralhttp://www.businessweek.com/technology/content/mar2007/tc20070312_476504.htmThe Next Wave at Work | WebProNewshttp://www.webpronews.com/blogtalk/2006/04/14/the-next-wave-at-workNo Rest for the Wikihttp://www.businessweek.com/technology/content/mar2007/tc20070312_740461.htm「自己資金調達」によって成功するQualcomm - ノーム・フェルドハイム氏 - IBM CIO Vision - ZDNet Japanhttp://japan.zdnet.com/extra/ibmvision/story/0,3800077631,20352973,00.htm[ThinkIT] 第5回:社内SNSの弱点を克服する (2/3)http://www.thinkit.co.jp/cert/article/0703/11/5/2.htm業務のすべてがノウハウに--社内でWikiを利用するヤフー - ZDNet Japanhttp://japan.zdnet.com/sp/feature/07sp0060/story/0,3800076669,20347317-2,00.htm

Page 27: Enterprise 2.0 : 社内Wikiの目的

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パネルディスカッション参考資料

沖電気工業株式会社

塚本牧生

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社内Enterprise 2.0から社外連携のEnterprise 2.0へ

2007年版組込みソフトウェア産業実態調査(経産省)より外部委託している企業が75%以上委託先が3社以上の企業が50%強、5社以上が40%弱外部委託費の75%以上がグループ会社以外の企業向け

ナレッジワークが不可視+ナレッジワークナレッジワークナレッジワークナレッジワークがががが社外社外社外社外

行動の可視化+可視化環境可視化環境可視化環境可視化環境のののの社外共有社外共有社外共有社外共有に進む(?)

組込組込組込組込みみみみソフトウェアソフトウェアソフトウェアソフトウェア技術者技術者技術者技術者のののの

構成構成構成構成((((社内社内社内社内とととと派遣派遣派遣派遣))))

外部委託状況外部委託状況外部委託状況外部委託状況 外部委託先別委託費外部委託先別委託費外部委託先別委託費外部委託先別委託費のののの割合割合割合割合

出典:「2007年版組込みソフトウェア産業実態調査報告書」経済産業省

Page 29: Enterprise 2.0 : 社内Wikiの目的

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パネルディスカッション参考資料(未使用)

沖電気工業株式会社

塚本牧生

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欧米関連講演に関するディスカッション

SNS、ブログ、Wikiの性格SNS …感情や雰囲気のリアルタイムな共感。「ささやき」「つぶやき」。ブログ…意見や知見を伝達、リアルタイムだが記録性がある。「問いかけ」「叫び」。

Wiki …作業過程を可視化、共有と記録性が強い。「メモ」「書きかけ」。リアルタイム・ノウフーの伝達と、記録的・ノウハウの蓄積の二面

SNSのもう一つの役割社内SNSでは名簿・名刺の役割が重要

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日本企業と2.0に関するディスカッション個人、グループレベルの2.0化個々人のプロセス最適化、「社員力アップ」の選択。

「有効だから使われるの」ではなく「有効な時だけ」使われる。

Geek Squad社の例日本企業でも自然に部分的なEnterprise 2.0化をする。

企業レベルでの2.0化「分断された2.0」の懸念:個別導入が先行して、同種の2.0サイトが乱立する。

ナレッジが散逸する。Web 2.0化がEnterprise 2.0化につながらない。リスクが散乱する。セキュリティ/コンプライアンスの懸念が増える。

インフラとして意識的にEnterprise 2.0を提供したい。日本的評価意識でブレーキをかけない

Enterprise 2.0(Blog,SNS,Wiki…)上でのアウトプットを測ろうとする。Enterprise 2.0(Blog,SNS,Wiki…)上での工数浪費を計ろうとする。

スループット向上のためのツール・環境。

従来どおり従業員のスループットだけを計ればよいのでは?

全社レベル、社外連携レベルの2.0化インターSNS、共有Wiki、etc. ⇒言葉はあるが、具体的な運用イメージがない。Know-how、Know-who、Askの切り札だが、実現できるか?

容認する

達成する

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欧米関連講演に関するディスカッション

Wiki Wayの事例XPを行うための共同作業ツールXP Wiki(Cunninghum & Cunninghum Inc.の有償サービス)New York Times Degital社のイントラネットサイトTakeFive社のナレッジベース「1人のウェブマスタ症候群」を解消コンテンツのサブセットをサポート顧客企業に配布

Motorola社のプロジェクトチームのためのWiki最終的に7チームにホスティング

Kehei Wikiの利用事例WorldForgeプロジェクト… CMSとしてのみ利用されたTRW社の宇宙航空機推進センター…大半の技術者が編集しない� Freebooksプロジェクト…始まったばかりロータリードクターバンクのニュースサイトWiki化メンバーは編集可能、訪問者はコメントのみ

海外でも様々な形態、先端事例が5年越し、同じ手法で成功も失敗も。

““““Wiki Way””””原書:2001年/邦訳:2002年

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日本企業と2.0に関するディスカッション

Geek Squad社の事例※「ウィキノミクス」(日経BP社)より社内コミュニケート用に作られたWikiを、社員は使わなかった。彼らは、オンラインゲーム「バトル・フィールド2」上でチャットしていた。

Geek Squadブランドの商品アイディアをWikiで募った。数百人の社員がアイディアを出し、さらに多くがブラッ

シュアップして、2ヶ月でUSBメモリが設計完了した。Wikiが利用される条件

Wiki記法への習熟、Wiki慣れ、Wikiリテラシー用途と目的と時期にあったWiki Geek Squad™

1GB USB 2.0Flash Drive