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p.1 Project Facilitation by Kenji Hiranabe is licensed under a Creative Commons Attribution 3.0 Unported License. Kanazawa Kanazawa Kanazawa Kanazawa Kanazawa Kanazawa Kanazawa Kanazawa .rb .rb .rb .rb .rb .rb .rb .rb meetup meetup meetup meetup meetup meetup meetup meetup #7 #7 #7 #7 #7 #7 #7 #7 アジャイルプラクティスと アジャイルプラクティスと アジャイルプラクティスと アジャイルプラクティスと アジャイルプラクティスと アジャイルプラクティスと アジャイルプラクティスと アジャイルプラクティスと ワクワクする現場作り ワクワクする現場作り ワクワクする現場作り ワクワクする現場作り ワクワクする現場作り ワクワクする現場作り ワクワクする現場作り ワクワクする現場作り 株式会社永和システムマネジメント 株式会社チェンジビジョン 平鍋 健児 http://ObjectClub.jp/community/pf/ 2013/3/30

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KanazawaKanazawaKanazawaKanazawaKanazawaKanazawaKanazawaKanazawa.rb.rb.rb.rb.rb.rb.rb.rb meetupmeetupmeetupmeetupmeetupmeetupmeetupmeetup #7#7#7#7#7#7#7#7

アジャイルプラクティスとアジャイルプラクティスとアジャイルプラクティスとアジャイルプラクティスとアジャイルプラクティスとアジャイルプラクティスとアジャイルプラクティスとアジャイルプラクティスとワクワクする現場作りワクワクする現場作りワクワクする現場作りワクワクする現場作りワクワクする現場作りワクワクする現場作りワクワクする現場作りワクワクする現場作り

株式会社永和システムマネジメント株式会社チェンジビジョン

平鍋 健児http://ObjectClub.jp/community/pf/

2013/3/30 版

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自己紹介自己紹介� ㈱永和システムマネジメント

– 本社:福井県福井市、支社:東京(2002-)

– Ruby と Agileを使ったふつうのシステム開発

� 株式会社チェンジビジョン– 本社: 東京

– astah*(JUDE) で見える化

� 平鍋健児– UML、マインドマップ エディタastah*(旧:JUDE)の開発

– アジャイルプロセス協議会、フェロー

– 要求開発アライアンス、理事

– 翻訳、XP関連書籍、『リーン開発の本質』等多数。

– 2008 Gordon Pask Award Recipient for contributions to Agile practice

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なぜ、なぜ、アジャイルかアジャイルか??

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市場市場市場市場市場市場市場市場 ビジネスビジネスビジネスビジネスビジネスビジネスビジネスビジネス ITIT

市場分析 発注

納品リリース

半年から3年

ミッション・リスク分割型ビジネスとウォーターフォール型開発(従来型)

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従来型の問題=要求の劣化従来型の問題=要求の劣化システムの機能の利用度

全く使われない45%ほとんど使われな

い19%

たまに使う16%

いつも使う7%

よく使う13%

Standish group study report in 2000 chaos reportStandish group study report in 2000 chaos reportStandish group study report in 2000 chaos reportStandish group study report in 2000 chaos report

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市場市場市場市場市場市場市場市場

ITIT 1週

間か

ら半

ミッション・リスク共有型ビジネスとAgile型開発

ビジネスビジネスビジネスビジネス

市場市場市場市場

ビジネスとビジネスとビジネスとビジネスとITが一体になったが一体になったが一体になったが一体になった「「「「OneTeam」を作り、ミッション」を作り、ミッション」を作り、ミッション」を作り、ミッション

とリスクを共有する。とリスクを共有する。とリスクを共有する。とリスクを共有する。やってみて、結果から戦略をやってみて、結果から戦略をやってみて、結果から戦略をやってみて、結果から戦略を作りながら進む。作りながら進む。作りながら進む。作りながら進む。

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機能A

機能B

機能C

開発 サービス

開発 サービス

サービス開発

時間軸時間軸時間軸時間軸: 2週間~半年単位のリリースを繰り返す2週間~半年単位のリリースを繰り返す2週間~半年単位のリリースを繰り返す2週間~半年単位のリリースを繰り返す

機能軸

機能軸

機能軸

機能軸

重要機能

重要機能

重要機能

重要機能からからからから積積積積みみみみ上上上上げるげるげるげる

反復・漸進開発反復・漸進開発反復・漸進開発反復・漸進開発反復・漸進開発反復・漸進開発反復・漸進開発反復・漸進開発

R1 R2 R3

反復反復反復反復(Iterative)

漸進漸進漸進漸進(

Incremental)

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アジャイルアジャイルとは何かとは何か??

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プロセスとしてのプロセスとしてのプロセスとしてのプロセスとしてのプロセスとしてのプロセスとしてのプロセスとしてのプロセスとしてのAgileAgile� 短いサイクルで、分析、設計、実装、テストを並列に行う

� タイムボックス型、進化型開発

分析分析分析分析

設計設計設計設計

実装実装実装実装

テストテストテストテスト時間 時間

要求(スコープ) 要求(スコープ)Waterfall Agile

Beck 2000Royce 1970

最後に動くものができる動くものが徐々にでき が 勱 る

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製品バックログ

製品バックログ

スプリントバックログ

スプリントバックログ

1-4 週

24 時間

出荷可能ソフトウェア

出荷可能ソフトウェア

朝会朝会

ScrumScrumの例の例

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分割の仕方分割の仕方� 顧客に分かる機能で切る。

� 層で切らない。

� ビジネスの価値が分かる。

� やりがい、コミュニケーション

"These days we do not program software

module by module;

we program software feature by feature.“

—Mary Poppendieckby Akiyah

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アジャイルのアジャイルの価値、原則、実践価値、原則、実践

価値価値価値価値value

原則原則原則原則principle

実践実践実践実践practices

まずはこれを共有することまずはこれを共有することまずはこれを共有することまずはこれを共有すること

考え方としての方針考え方としての方針考え方としての方針考え方としての方針

具体的に現場ごとに作る具体的に現場ごとに作る具体的に現場ごとに作る具体的に現場ごとに作る

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アジャイルソフトウェア開発宣言アジャイルソフトウェア開発宣言アジャイルソフトウェア開発宣言アジャイルソフトウェア開発宣言

私たちは、ソフトウェア開発の実践あるいは実践を手助けをする活動を通じて、よりよい開発方法を見つけだそうとしている。

この活動を通して、私たちは以下の価値に至った。

プロセスやツールプロセスやツールプロセスやツールプロセスやツール よりも 個人と対話を、個人と対話を、個人と対話を、個人と対話を、包括的なドキュメント包括的なドキュメント包括的なドキュメント包括的なドキュメント よりも 動くソフトウェアを、動くソフトウェアを、動くソフトウェアを、動くソフトウェアを、

契約交渉契約交渉契約交渉契約交渉 よりも 顧客との協調を、顧客との協調を、顧客との協調を、顧客との協調を、計画に従うこと計画に従うこと計画に従うこと計画に従うこと よりも 変化への対応を、変化への対応を、変化への対応を、変化への対応を、

価値とする。すなわち、左記のことがらに価値があることを認めながらも、私たちは右記のことがらにより価値をおく。

Robert C. MartinSteve Mellor

Ken SchwaberJeff SutherlandDave Thomas

James GrenningJim HighsmithAndrew HuntRon Jeffries

Jon KernBrian Marick

Kent BeckMike Beedle

Arie van BennekumAlistair CockburnWard Cunningham

Martin Fowler

© 2001, 上記の著者たちこの宣言は、この注意書きも含めた形で全文を含めることを条件に自由にコピーしてよい。

重要 超重要!

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アジャイルの原則アジャイルの原則アジャイルの原則アジャイルの原則アジャイルの原則アジャイルの原則アジャイルの原則アジャイルの原則

� 顧客価値の優先

� 変化に対応

� 短期のリリース

� 全員同席

� モチベーションと信頼

� 会話

� 動くソフトウェア

� 持続可能なペース

� 技術的卓越性

� シンプル

� 自己組織的チーム

� ふりかえりと改善

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アジャイルのアジャイルのアジャイルのアジャイルのアジャイルのアジャイルのアジャイルのアジャイルの実践(例実践(例実践(例実践(例実践(例実践(例実践(例実践(例 XPXPXPXPXPXPXPXP))))))))

� 計画ゲーム

� 小規模リリース

� メタファー

� シンプルデザイン

� テスティング

� リファクタリング

� ペアプログラミング

� 共同所有権

� 継続的インテグレーション

� 週40時間

� オンサイト顧客

� コーディング標準

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現場力を高める現場力を高める現場力を高める現場力を高める現場力を高める現場力を高める現場力を高める現場力を高める見える化見える化見える化見える化見える化見える化見える化見える化手法手法手法手法手法手法手法手法プロジェクトファシリテーションプロジェクトファシリテーションプロジェクトファシリテーションプロジェクトファシリテーションプロジェクトファシリテーションプロジェクトファシリテーションプロジェクトファシリテーションプロジェクトファシリテーション

~~~~~~~~モチベーションアップのモチベーションアップのモチベーションアップのモチベーションアップのモチベーションアップのモチベーションアップのモチベーションアップのモチベーションアップのツールと場づくりツールと場づくりツールと場づくりツールと場づくりツールと場づくりツールと場づくりツールと場づくりツールと場づくり~~~~~~~~株式会社永和システムマネジメント

株式会社チェンジビジョン

平鍋 健児http://ObjectClub.jp/community/pf/

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プロジェクトファシリテーションプロジェクトファシリテーション(PF)(PF)� アジャイル開発の中には「現場活性化のヒント」がたくさんあります。

これらは、ウォーターフォール、繰り返し型に関係なく使えます。

� さらに、これらの工夫は生産革新の現場で行われている「トヨタ生産方式」と本質が同じもので、「見える化」を基本にしています。

� 私の関係するプロジェクトの現場で、実際に行われている「見える化」の例を、写真を交えてお話します。

� さらに、その背後にある、「原則」と「価値」をお話します。

� これらを、私がミッションとしている開発現場の活性化手法として、プロジェクトファシリテーションという名前をつけ、体系化しています。

� みなさんの開発の中でも、利用できるものがあったらぜひ使ってみてください。また、新しいアイディアが発見できたら教えてください。

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高速に石橋を叩いて渡る

「開発環境」

協働でゴールに向かう

「チーム環境」

ビジネス価値、顧客満足、市場創造

継続的インテグレーションテスト駆動開発リファクタリングペアプログラミング!

その他

朝会タスクかんばんバーンダウンチャートふりかえり!

その他

アジャイルのレフトウィング

アジャイルのライトウィング

アジャイルのゴール

ソーシャルプラクティス 技術プラクティス

ここを、1.アジャイル以外にも役立つチーム作りに。2.ソフトウェア以外のプロジェクトにも。

====PF.

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プロジェクトのプロジェクトの見える化からは見える化からはじめましょう。じめましょう。

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プロジェクトの成功は、プロジェクトの成功は、Moving TargetMoving Target

要求要求要求要求 R(t)

システムシステムシステムシステム S(t)

チームチームチームチーム(t)チームチームチームチーム(t)R(t) S(t)Δ

t

不明確か不明確か不明確か不明確かつ不安定なつ不安定なつ不安定なつ不安定な

要求。要求。要求。要求。

不明確か不明確か不明確か不明確かつ不安定なつ不安定なつ不安定なつ不安定な

要求。要求。要求。要求。

いくらよい計画を立てても、見えていなければ、いくらよい計画を立てても、見えていなければ、いくらよい計画を立てても、見えていなければ、いくらよい計画を立てても、見えていなければ、プロジェクトは成功できない。プロジェクトは成功できない。プロジェクトは成功できない。プロジェクトは成功できない。POINT

Δ

基盤技術基盤技術基盤技術基盤技術 T(t)

T(t)

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見える化見える化� 「最新の正の情報」が、「一箇所に」、「大きく」

書かれていて、それを、「両チームのメンバー」、「審判」、「観客」が見ている。 「次の行動」を誘発する。

全ステークホルダーが、行動を起こせるような、確かな、分かりやすい情報源全ステークホルダーが、行動を起こせるような、確かな、分かりやすい情報源全ステークホルダーが、行動を起こせるような、確かな、分かりやすい情報源全ステークホルダーが、行動を起こせるような、確かな、分かりやすい情報源POINT

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タスクかんばんタスクかんばん� 作業の見える化

– ToDo(未実施)Doing(実施中)Done(完了)で管理。

– 各自の作業を指示しなくても、毎朝自発的に作業開始。

– フォーマットは徐々にカイゼン。 タスクかんばんの例タスクかんばんの例タスクかんばんの例タスクかんばんの例

※※※※バーンダウンチャーなどと共に、とにかく、壁に貼る。「情報発信器」とも呼ばれる。バーンダウンチャーなどと共に、とにかく、壁に貼る。「情報発信器」とも呼ばれる。バーンダウンチャーなどと共に、とにかく、壁に貼る。「情報発信器」とも呼ばれる。バーンダウンチャーなどと共に、とにかく、壁に貼る。「情報発信器」とも呼ばれる。

作業の見える化は、「タスクかんばん」で行なう。作業の見える化は、「タスクかんばん」で行なう。作業の見える化は、「タスクかんばん」で行なう。作業の見える化は、「タスクかんばん」で行なう。POINT

(協力:チェンジビジョン協力:チェンジビジョン協力:チェンジビジョン協力:チェンジビジョンastah* チーム)チーム)チーム)チーム)

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バーンダウンチャートバーンダウンチャート� 進捗の見える化

– バーンダウン(下向き)

– タスクかんばんと連動

– 中間成果物では計測しない。

– メールでエクセルシートを配布したり、サーバに置いたから見てね、はナシ。

バーンダウンチャートの例バーンダウンチャートの例バーンダウンチャートの例バーンダウンチャートの例

全体進捗は、「バーンダウンチャート」で見える化、繰り返しのリズムづくり全体進捗は、「バーンダウンチャート」で見える化、繰り返しのリズムづくり全体進捗は、「バーンダウンチャート」で見える化、繰り返しのリズムづくり全体進捗は、「バーンダウンチャート」で見える化、繰り返しのリズムづくりPOINT

(協力:永和システムマネジメント:チーム角谷)協力:永和システムマネジメント:チーム角谷)協力:永和システムマネジメント:チーム角谷)協力:永和システムマネジメント:チーム角谷)

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「かんばん「かんばん「かんばん「かんばん-nano」」」」スーツにもベストフィット!スーツにもベストフィット!スーツにもベストフィット!スーツにもベストフィット!POINT

ポータブルかんばんポータブルかんばん

(協力:協力:協力:協力:CCS 佐藤竜一さん)佐藤竜一さん)佐藤竜一さん)佐藤竜一さん)

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SOMSOMCCでのでの朝会のヒトコマ朝会のヒトコマ

3人のリーダが集まっての朝会。移動式ホワイトボードであるNUboardを使ってます。(写真提供:ソニーモバイルコミュニケーションズの冨田)

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日本からも海外へ発信日本からも海外へ発信

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““KanbanKanban, Successful Evolutionary , Successful Evolutionary Change for Your Technology BusinessChange for Your Technology Business””

http://www.agilemanagement.net

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http://leansoftwareengineering.com/2007/10/27/kanban-bootstrap/

Corey Ladas

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(協力:ヤマハモーターソリューション)(協力:ヤマハモーターソリューション)(協力:ヤマハモーターソリューション)(協力:ヤマハモーターソリューション)

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朝会朝会� 作業の明確化

– 自発的なサインアップ

– 昨日やったこと、今日やること、問題点、の3点のみ。

– かんばんの前で、行なう。

– 朝の仕事はじめが重要!

– スタンドアップで15分.

– 定時刻、定位置、短時間

朝会の例朝会の例朝会の例朝会の例(協力:チェンジビジョン協力:チェンジビジョン協力:チェンジビジョン協力:チェンジビジョンastah* チーム)チーム)チーム)チーム)

毎朝、「かんばん」の前で全員で短い会議を行ない、リズムをとる。毎朝、「かんばん」の前で全員で短い会議を行ない、リズムをとる。毎朝、「かんばん」の前で全員で短い会議を行ない、リズムをとる。毎朝、「かんばん」の前で全員で短い会議を行ない、リズムをとる。POINT

PF実践編:朝会ガイドhttp://www.ObjectClub.jp/community/pf/

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あんどんあんどん� 異常の見える化

– 受け入れテストを自動化。

– 毎時バッチで流す。失敗があれば、即時表示。原因追及。

– 欠陥のムダを排除。

– 自働化とあんどんに対応

– 欠陥の長期滞在を排除。あんどあんどあんどあんどんのんのんのんの例例例例(協力:永和システムマネジメント:チーム角谷協力:永和システムマネジメント:チーム角谷協力:永和システムマネジメント:チーム角谷協力:永和システムマネジメント:チーム角谷、芦沢さん、芦沢さん、芦沢さん、芦沢さん))))

異常の見える化は、「ソフトウェアあんど異常の見える化は、「ソフトウェアあんど異常の見える化は、「ソフトウェアあんど異常の見える化は、「ソフトウェアあんどんんんん」で行なう。(受け入れテストを回帰)」で行なう。(受け入れテストを回帰)」で行なう。(受け入れテストを回帰)」で行なう。(受け入れテストを回帰)POINT

※※※※ 欠陥のムダ=欠陥の大きさ欠陥のムダ=欠陥の大きさ欠陥のムダ=欠陥の大きさ欠陥のムダ=欠陥の大きさ××××プロセス中の滞在時間プロセス中の滞在時間プロセス中の滞在時間プロセス中の滞在時間

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協力:ヤマハモーターソリューション協力:ヤマハモーターソリューション協力:ヤマハモーターソリューション協力:ヤマハモーターソリューション

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MyMyボードボード� ペアの討議内容の見える化

– UMLなどを使って、二人の討議を見える化。

– 議論が空中戦になるのを避ける。

– 他の人を巻き込みやすくする。

– ノートを捨てる。(蓄積⇒表現)

– 記録は、必要ならそのままコピー!

– 「問題vs私たち」の構図を作る。

– 自作すると、なおよい。(200円)

Myyyyボードの例ボードの例ボードの例ボードの例(600円円円円)

討議内容を、ボードにして見える化。ノートでなくボードで。討議内容を、ボードにして見える化。ノートでなくボードで。討議内容を、ボードにして見える化。ノートでなくボードで。討議内容を、ボードにして見える化。ノートでなくボードで。POINT

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色つき色つきUMLUML� ソフトウェア構造の見える化

– UMLを使って、全員が意識する構造(アーキテクチャ、モデル)を貼り出す。

– 手書きでもよい。

– UMLでなくてもよい。

– 色をうまく使う。

– 図の前で議論が始まる。ソフトウェア内部構造のソフトウェア内部構造のソフトウェア内部構造のソフトウェア内部構造のUML例例例例

構造の見える化は、「構造の見える化は、「構造の見える化は、「構造の見える化は、「色つき色つき色つき色つきUML」で行なう。厳密でなくてよい。手書きでよい。」で行なう。厳密でなくてよい。手書きでよい。」で行なう。厳密でなくてよい。手書きでよい。」で行なう。厳密でなくてよい。手書きでよい。POINT

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ふりかえりふりかえり(1)(1)� カイゼンの気づき

– Keep(良い点)Problem(悪い点)Try(次回挑戦)を出す。

– 全員で意見を出し、暗黙知の共同化と形式知化を行なう。「名前付け」

– 「課題-解決リスト」、とは違う。

– とにかく、カジュアルな雰囲気で全員発言することで、チームの安全性を確保する。

– 「問題vs私たち」の構図になるように。

ふりかえりシートの例ふりかえりシートの例ふりかえりシートの例ふりかえりシートの例

カイゼンの「気づき」を「ふりかえり」で得る。カイゼンの「気づき」を「ふりかえり」で得る。カイゼンの「気づき」を「ふりかえり」で得る。カイゼンの「気づき」を「ふりかえり」で得る。POINT

実践編:ふりかえりガイドhttp://www.ObjectClub.jp/community/pf/

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ふりかえりふりかえり(2)(2)� Keep/Problem/Try(KPT)

– Keepは定着する。

– ProblemはTryを生み出す。

– Tryは、KeepかProblemに移動する。

– 定着したものには、「名前づけ」を。

ふりかえりがカイゼンを導くふりかえりがカイゼンを導くふりかえりがカイゼンを導くふりかえりがカイゼンを導く

Keep

Problem

Try

新しい問題! 新しいアイディア!

解決法

やってみて

うまく行った

うまく行かない

定着

イテレーション毎に「ふりかえり」を繰り返すことでプロセスが改善される。イテレーション毎に「ふりかえり」を繰り返すことでプロセスが改善される。イテレーション毎に「ふりかえり」を繰り返すことでプロセスが改善される。イテレーション毎に「ふりかえり」を繰り返すことでプロセスが改善される。POINT

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ふりかえりふりかえり(3)(3)� プロジェクトやリリースの回顧

� タイムライン

– プロジェクトを時間軸で振り返る。

– 個々人の物語をチームの物語として表現

� 青=喜び、赤=怒り、黄=驚き

� 感情によって思い出を引き出す。

� プロジェクト終了のヒーリング、カタリシス、次のプロジェクトへの勇気

リリース毎におおきな「ふりかえり」を。この後は、打ち上げを。(必ず!)リリース毎におおきな「ふりかえり」を。この後は、打ち上げを。(必ず!)リリース毎におおきな「ふりかえり」を。この後は、打ち上げを。(必ず!)リリース毎におおきな「ふりかえり」を。この後は、打ち上げを。(必ず!)POINT

タイムラインの例タイムラインの例タイムラインの例タイムラインの例

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マインドマップマインドマップ� 頭の中の見える化

– 中心に話題をおいて

– 放射状にキーワードを書く。

� すばやいノート術として

� 自己紹介として

� どちらかというと、– ブレインストーム

– アイディア書き出し

– アウトライン

などの発散系ツール マインドマップの例(協力:マインドマップの例(協力:マインドマップの例(協力:マインドマップの例(協力:Kent Beck、作:懸田剛、作:懸田剛、作:懸田剛、作:懸田剛)

頭の中は、「マインドマップ」で見える化。頭の中は、「マインドマップ」で見える化。頭の中は、「マインドマップ」で見える化。頭の中は、「マインドマップ」で見える化。POINT

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p.41 Project Facilitation by Kenji Hiranabe is licensed under a Creative Commons Attribution 3.0 Unported License.マインドマップの例:マインドマップの例:マインドマップの例:マインドマップの例: 作:水越明哉作:水越明哉作:水越明哉作:水越明哉

Page 42: Project Facilitation at Kanazawa.rb

p.42 Project Facilitation by Kenji Hiranabe is licensed under a Creative Commons Attribution 3.0 Unported License.

読書のまとめの例(常盤文克著読書のまとめの例(常盤文克著読書のまとめの例(常盤文克著読書のまとめの例(常盤文克著『『『『モノづくりのこころモノづくりのこころモノづくりのこころモノづくりのこころ』』』』

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ホワイトボード上のブレインストーミングの例ホワイトボード上のブレインストーミングの例ホワイトボード上のブレインストーミングの例ホワイトボード上のブレインストーミングの例

(協力:オブジェクト倶楽部協力:オブジェクト倶楽部協力:オブジェクト倶楽部協力:オブジェクト倶楽部)

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p.44 Project Facilitation by Kenji Hiranabe is licensed under a Creative Commons Attribution 3.0 Unported License.非機能要件洗い出しの例(協力:浅海智晴さん)非機能要件洗い出しの例(協力:浅海智晴さん)非機能要件洗い出しの例(協力:浅海智晴さん)非機能要件洗い出しの例(協力:浅海智晴さん)

Page 45: Project Facilitation at Kanazawa.rb

p.45 Project Facilitation by Kenji Hiranabe is licensed under a Creative Commons Attribution 3.0 Unported License.

ユーザ要求聞き取りの例ユーザ要求聞き取りの例ユーザ要求聞き取りの例ユーザ要求聞き取りの例

Page 46: Project Facilitation at Kanazawa.rb

p.46 Project Facilitation by Kenji Hiranabe is licensed under a Creative Commons Attribution 3.0 Unported License.新入社員教育新入社員教育新入社員教育新入社員教育

Page 47: Project Facilitation at Kanazawa.rb

p.47 Project Facilitation by Kenji Hiranabe is licensed under a Creative Commons Attribution 3.0 Unported License.

朝会で、リスクの確認を朝会で、リスクの確認を朝会で、リスクの確認を朝会で、リスクの確認をPOINT

� 建設・土木現場で行なわれる、「リスク管理」の手法

� 明示的にリスクを書き出し、それに対する対策を書く。

� 担当者の名前必須。

� テスト期間、大事な日、大きなリスクがある場合、これを行なう。

KYKY(危険予知)ミーティング(危険予知)ミーティング

危険予知版(土木現場で使われる)危険予知版(土木現場で使われる)危険予知版(土木現場で使われる)危険予知版(土木現場で使われる)

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SKMSSKMSSKMSSKMSは、ナレッジを構造的にまとめます。は、ナレッジを構造的にまとめます。は、ナレッジを構造的にまとめます。は、ナレッジを構造的にまとめます。POINT

SKMSSKMS(Structured Knowledge Management System)(Structured Knowledge Management System)

� 複数人の頭の中を一気にまとめる

� 赤、青、黄の付箋紙。

� 赤=分類青=原理・原則黄色=インスタンス

※※※※資産工学研究所:坂本善博資産工学研究所:坂本善博資産工学研究所:坂本善博資産工学研究所:坂本善博 SKMSの例の例の例の例

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チームムードは、にこにこカレンダーで見える化チームムードは、にこにこカレンダーで見える化チームムードは、にこにこカレンダーで見える化チームムードは、にこにこカレンダーで見える化POINT

� チームのムードを見える化する。

� 帰宅時の気分を、– 気持ちよく仕事が終えられた

– フツウ

– ダメダメ

� チームが自発的にモチベーションマネジメント

にこにこカレンダーにこにこカレンダー

※※※※(株株株株)富士通ソフトウェアテクノロジーズ富士通ソフトウェアテクノロジーズ富士通ソフトウェアテクノロジーズ富士通ソフトウェアテクノロジーズ

実践実践実践実践!!IT屋のトヨタ生産方式―あるソフトウェア会社の挑戦屋のトヨタ生産方式―あるソフトウェア会社の挑戦屋のトヨタ生産方式―あるソフトウェア会社の挑戦屋のトヨタ生産方式―あるソフトウェア会社の挑戦

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(協力:(協力:(協力:(協力: NECシステムテクノロジー)システムテクノロジー)システムテクノロジー)システムテクノロジー)

この掲示は、メンバが自発的に参加しないと成り立たないが、うまく機能することでメンバのモチベー

ションがアップする。この例では、カレンダー上で掛け合いをしたりして楽しんでやっている。

このカレンダーは保存されており、日次の作業(=付箋の枚数や種類)とつきあわせることで、作業負

荷とモチベーションの関係をつかむこともできる。

にこにこカレンダーの例にこにこカレンダーの例(1)(1)

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ブラジルで見たニコカレブラジルで見たニコカレ

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http://guide.agilealliance.org/subway.html

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みなさんから頂いた事例みなさんから頂いた事例

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あまのあまのりょりょーさんーさん(1)(1)

独自ルール、独自の名前付けがよい。朝でなくて、夕方。

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あまのあまのりょりょーさんーさん(2)(2)

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あまのあまのりょりょーさんーさん(3)(3)

http://www.slideshare.net/beakmark/20090318pfp11beakmark

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ITIT以外の事例以外の事例(1)(1)� ニコニコカレンダー

(協力:佐賀県庁東 泰史さん)

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危険ゾーン

ITIT以外の事例以外の事例(2)(2)� タスクかんばん

(協力:佐賀県庁東 泰史さん)

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副知事

ITIT以外の事例以外の事例(3)(3)� 朝会

(協力:佐賀県庁東 泰史さん)

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ブラジル、ブラジル、Ci&TCi&T社にて社にて� Agile Brazil 2011参加後、訪問。

� 米国との同じタイムゾーンを利用した、アジャイルアウトソース(オフショア受託開発)

� 顧客毎にチームを組み、100%アジャイル開発

� アジャイルとリーン原則を組み合わせ、現場もマネジメントも、顧客指向でチーム開発。

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11

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見えなければ行動ができない見えなければ行動ができない� とにかく、とにかく、とにかく、とにかく、「壁に貼れ」「壁に貼れ」「壁に貼れ」「壁に貼れ」(Excel(Excel(Excel(Excelシートのメールでは見えないシートのメールでは見えないシートのメールでは見えないシートのメールでは見えない))))

� 日々の作業は日々の作業は日々の作業は日々の作業は「「「「タスクタスクタスクタスクかんばん」かんばん」かんばん」かんばん」で。で。で。で。

� 進捗は進捗は進捗は進捗は「バーンダウン」「バーンダウン」「バーンダウン」「バーンダウン」で。で。で。で。

� 「朝会」「朝会」「朝会」「朝会」を行い、作業を自発的に宣言。を行い、作業を自発的に宣言。を行い、作業を自発的に宣言。を行い、作業を自発的に宣言。

� 異常は異常は異常は異常は「あんどん」「あんどん」「あんどん」「あんどん」でででで検出検出検出検出。。。。

� 「「「「MyMyMyMyボード」ボード」ボード」ボード」でその場で話し合いながら。でその場で話し合いながら。でその場で話し合いながら。でその場で話し合いながら。

� 重要なモデルやアーキテクチャは重要なモデルやアーキテクチャは重要なモデルやアーキテクチャは重要なモデルやアーキテクチャは「色つき「色つき「色つき「色つきUMLUMLUMLUML」」」」で。で。で。で。

� イテレーション毎にイテレーション毎にイテレーション毎にイテレーション毎に「ふりかえり」「ふりかえり」「ふりかえり」「ふりかえり」を。を。を。を。

� 頭の中のアイディアを頭の中のアイディアを頭の中のアイディアを頭の中のアイディアを「マインドマップ「マインドマップ「マインドマップ「マインドマップ」で。」で。」で。」で。

� リスク管理をリスク管理をリスク管理をリスク管理を「「「「KYKYKYKYミーティング」ミーティング」ミーティング」ミーティング」でででで

� 複数人のナレッジを複数人のナレッジを複数人のナレッジを複数人のナレッジを「「「「SKMSSKMSSKMSSKMS」」」」で。で。で。で。

� チームムードを「チームムードを「チームムードを「チームムードを「ニコニコカレンダーニコニコカレンダーニコニコカレンダーニコニコカレンダー」で。」で。」で。」で。

見える化とリズムは、行動をうみだす第一歩。見える化とリズムは、行動をうみだす第一歩。見える化とリズムは、行動をうみだす第一歩。見える化とリズムは、行動をうみだす第一歩。POINT

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プロジェクトファシリテーションプロジェクトファシリテーション

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「ファシリテーション」とは「ファシリテーション」とは� 促進する、助ける、円滑にする、場を作る

– 個人の能力を100%以上発揮する、チームの場作り

– ファシリテーター:会議の司会者、案内者、議論のプロセスに責任を持つ。

– 例:街づくりのための市民合意形成、組織改革、プロジェクト推進

� ファシリテーターのスキル– ホワイトボードの使い方、机の並べ方

– 司会進行、合意形成プロセス

– ポストイットや模造紙、マジックの使い方

– アイスブレーキング(会の初めに緊張を解くアトラクション)

� プロジェクト・ファシリテーション(造語)– プロジェクト(ソフトウェア開発を含む)の中でのファシリテーションのあり方

PF は、ソフトウェア開発の中での「ファシリテーション」に注目しています。は、ソフトウェア開発の中での「ファシリテーション」に注目しています。は、ソフトウェア開発の中での「ファシリテーション」に注目しています。は、ソフトウェア開発の中での「ファシリテーション」に注目しています。POINT

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aaa

PFPFのなりたちのなりたち

PF=アジャイル+アジャイル+アジャイル+アジャイル+TPS+ファシリテーション。ソフトウェア開発以外に適用可能。+ファシリテーション。ソフトウェア開発以外に適用可能。+ファシリテーション。ソフトウェア開発以外に適用可能。+ファシリテーション。ソフトウェア開発以外に適用可能。POINT

Skilled

Facilitator

Skilled

FacilitatorAPMAPMXP2XP2

リーンリーンリーンリーンリーンリーンリーンリーン CrystalCrystal

プロジェクトファシリテーションプロジェクトファシリテーションプロジェクトファシリテーションプロジェクトファシリテーションプロジェクトファシリテーションプロジェクトファシリテーションプロジェクトファシリテーションプロジェクトファシリテーション

Participatory

Decision-Making

Participatory

Decision-Making

アジャイルソフトウェア開発アジャイルソフトウェア開発アジャイルソフトウェア開発アジャイルソフトウェア開発

ファシリテーションファシリテーションファシリテーションファシリテーション

価値価値価値価値価値価値価値価値 原則原則原則原則原則原則原則原則 実践実践実践実践実践実践実践実践

今回の「見える化」今回の「見える化」今回の「見える化」今回の「見える化」今回の「見える化」今回の「見える化」今回の「見える化」今回の「見える化」のお話+のお話+のお話+のお話+のお話+のお話+のお話+のお話+αααααααα

見える化見える化見える化見える化見える化見える化見える化見える化

トヨタ生産方式トヨタ生産方式トヨタ生産方式トヨタ生産方式

Pull生産生産生産生産Pull生産生産生産生産

多能工多能工多能工多能工多能工多能工多能工多能工 かんばんかんばんかんばんかんばんかんばんかんばんかんばんかんばん あんどんあんどんあんどんあんどんあんどんあんどんあんどんあんどん

Project

Retrospectives

Project

Retrospectives

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目的:なぜ目的:なぜPFPFが重要かが重要か

� プロジェクトを成功させるために。–行動を起こさせるために。

–ひとりひとりの能力を最大限に発揮させるために。

–個人の総和以上の価値をチームとして発揮するために。

� エンジニアとして、よりよい人生の時間をすごすために。気づきを得るために。–仕事の中で、プロジェクトを越えて続く人間関係を得るために。

–やりがいと笑顔と信頼関係で、プロジェクトに取り組むために。

– Joy of Work (参照: 吉田耕作, Deming)

–エンジニアの Quality of LifePF は、ソフトウェア開発を成功と、エンジニアのやりがいの両立を目指しますは、ソフトウェア開発を成功と、エンジニアのやりがいの両立を目指しますは、ソフトウェア開発を成功と、エンジニアのやりがいの両立を目指しますは、ソフトウェア開発を成功と、エンジニアのやりがいの両立を目指します。。。。POINT

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PFPFの5つの価値の5つの価値�� 対話対話対話対話対話対話対話対話

– 必要な人と、必要を感じたときすぐ、対面で話をしていますか?必要な人と、必要を感じたときすぐ、対面で話をしていますか?必要な人と、必要を感じたときすぐ、対面で話をしていますか?必要な人と、必要を感じたときすぐ、対面で話をしていますか?

– チームとして個人の総和以上の成果を上げるために、「対話」を価値とします。

�� 行動行動行動行動行動行動行動行動– あなたの言葉に、行動はともなっていますか?あなたの言葉に、行動はともなっていますか?あなたの言葉に、行動はともなっていますか?あなたの言葉に、行動はともなっていますか?

– 価値を現実のものとするために、そして気づきを得るために、「行動」を価値とします。

�� 気づき気づき気づき気づき気づき気づき気づき気づき– 今日、何かに気づきましたか?気づきを、毎日誰かに話していますか?今日、何かに気づきましたか?気づきを、毎日誰かに話していますか?今日、何かに気づきましたか?気づきを、毎日誰かに話していますか?今日、何かに気づきましたか?気づきを、毎日誰かに話していますか?

– 個人そしてチームが成長するために、「気づき」を価値とします。

�� 信頼関係信頼関係信頼関係信頼関係信頼関係信頼関係信頼関係信頼関係– あなたはチームのメンバーを信頼していますか?チームのメンバーはあなたを信頼していますか?あなたはチームのメンバーを信頼していますか?チームのメンバーはあなたを信頼していますか?あなたはチームのメンバーを信頼していますか?チームのメンバーはあなたを信頼していますか?あなたはチームのメンバーを信頼していますか?チームのメンバーはあなたを信頼していますか?

– 行動を起こす勇気の源として、「信頼関係」を価値とします。

�� 笑顔笑顔笑顔笑顔笑顔笑顔笑顔笑顔– 人からの非難をおそれてびくびくしていませんか?冗談を言える雰囲気はありますか?今日、みんな人からの非難をおそれてびくびくしていませんか?冗談を言える雰囲気はありますか?今日、みんな人からの非難をおそれてびくびくしていませんか?冗談を言える雰囲気はありますか?今日、みんな人からの非難をおそれてびくびくしていませんか?冗談を言える雰囲気はありますか?今日、みんな

の笑顔は見えますか?の笑顔は見えますか?の笑顔は見えますか?の笑顔は見えますか?

– 人生の貴重な時間を楽しくすごすために、「笑顔」を価値とします。

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PFPFのの55つの原則つの原則� 見える化(Management by Sight)

– 目に見えるようにして、行動につなげる。

� リズム(Rhythm)

– 人間活動として定期的なリズムを設計する。

� 名前づけ(Name and Conquer)

– 気づいた概念に名前をつけておく。

� 問題 vs. 私たち (Problem vs. us)

– 「問題」と「人間」を分離する。

� カイゼン(Kaizen)

– 継続的に、今の自分たちにできる、小さいことから。

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見える化見える化� 「最新の正の情報」が、「一箇所に」、「大きく」

書かれていて、それを、「両チームのメンバー」、「審判」、「観客」が見ている。 「次の行動」を誘発する。

全ステークホルダーが、行動を起こせるような、確かな、分かりやすい情報源全ステークホルダーが、行動を起こせるような、確かな、分かりやすい情報源全ステークホルダーが、行動を起こせるような、確かな、分かりやすい情報源全ステークホルダーが、行動を起こせるような、確かな、分かりやすい情報源POINT

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リズムリズム� リズムを「デザイン」する

– 四半期、月、週、日

– 会議や成果物のタイミング

– 日次のテスト

– 日次の朝会(毎朝10:00)

– 週次の会議(毎週金曜は。。。)

� 朝会、ふりかえりのタイミング

� リズムが行動の「搬送波」

リズム(チームの鼓動)をデザインして、チームを前進させようリズム(チームの鼓動)をデザインして、チームを前進させようリズム(チームの鼓動)をデザインして、チームを前進させようリズム(チームの鼓動)をデザインして、チームを前進させようPOINT

リズムがチームのハートビートリズムがチームのハートビートリズムがチームのハートビートリズムがチームのハートビート

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名前付け名前付け� 「気づき」をキャッチ

� ナレッジを,– 定着

– 他のチームに伝播

� 例:– 「今日のお仕事」(by 坂田さん)

– 「ぬかどこ」(by 倉貫さん)

– 「にこにこカレンダー」

名前をつけないと,「気づき」が逃げて行っちゃう!名前をつけないと,「気づき」が逃げて行っちゃう!名前をつけないと,「気づき」が逃げて行っちゃう!名前をつけないと,「気づき」が逃げて行っちゃう!POINT

名前は大切(写真協力:平塚市博物館)名前は大切(写真協力:平塚市博物館)名前は大切(写真協力:平塚市博物館)名前は大切(写真協力:平塚市博物館)

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•概念概念概念概念=名前のついたもの。私たちが頭の中で、あるいは、他者とのコミュニケーション

に乗せてハンドリングできる単位。

•モノモノモノモノ=概念のうち、目に見えるもの。物理法則に従うもの。

世界の理解

概念

コト

未概念

モノ

名前付け名前付け名前付け名前付け

見える化見える化見える化見える化

人間の理解の方向人間の理解の方向人間の理解の方向人間の理解の方向

人間の理解と、名前、概念、モノ・コト、見える化、

•名前づけ名前づけ名前づけ名前づけ=人間は、名前をつけることによってその対象物をはじめてはっきり認識で

きる。未概念の名称による概念化。輪郭の切り取り。言語操作対象化。

•見える化見える化見える化見える化=見えないものを見えるようにする(モノ化する)ことによって、よりはっきりと

実体の存在感を得ることができる。

視覚、身体感覚、空間感覚(右脳的)

論理、言語操作(左脳的)

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問題対私たち問題対私たち(Problem vs. Us)(Problem vs. Us)

� ともすると,議論はYou vs. MeYou vs. Us になりがち.

� 「問題」と「人」とを分離

� Problem vs. Usにもちこむ。– ホワイトボードを使う

– 座り方を替える

– ペアプログラミング

不毛なゼロサムゲームから,生産的な議論へ向かうカギ.不毛なゼロサムゲームから,生産的な議論へ向かうカギ.不毛なゼロサムゲームから,生産的な議論へ向かうカギ.不毛なゼロサムゲームから,生産的な議論へ向かうカギ.POINT

YouYouYouYou vs. MeMeMeMeの構図 YouYouYouYou vs. UsUsUsUsの構図

問題問題問題問題 vs. Usの構図

問題問題問題問題 vs. UsUsUsUsの構図

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カイゼンカイゼン� 大きな改革でははじまらない

� 小さなカイゼンから

� 今の自分たちでできること

� 来週からできること

� よくなっていくことを体感しよう

� ふりかえり、が強力な武器

� For the better tomorrow

� 明日はきっと今日よりも、いい日に決まっている

継続的に、今の自分たちでできることからカイゼンを。うまくいったら自分たちをホメよう。継続的に、今の自分たちでできることからカイゼンを。うまくいったら自分たちをホメよう。継続的に、今の自分たちでできることからカイゼンを。うまくいったら自分たちをホメよう。継続的に、今の自分たちでできることからカイゼンを。うまくいったら自分たちをホメよう。POINT

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PFPFの実践の実践

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要求要求要求要求

タスクタスクタスクタスク

タスクタスクタスクタスク

タスクタスクタスクタスク

タスクタスクタスクタスク

計画計画計画計画 イテレーション開発イテレーション開発イテレーション開発イテレーション開発 ふりかえりふりかえりふりかえりふりかえり

朝会、かんばん朝会、かんばん朝会、かんばん朝会、かんばん バーンダウンバーンダウンバーンダウンバーンダウン

あんどんあんどんあんどんあんどんペアボードペアボードペアボードペアボード

ふりかえりふりかえりふりかえりふりかえり

色つき色つき色つき色つきUML

全体構成全体構成

半日半日半日半日 半日半日半日半日一日の繰り返し一日の繰り返し一日の繰り返し一日の繰り返し

1週間1週間1週間1週間

マインドマップマインドマップマインドマップマインドマップ SKMS

� 見える化見える化見える化見える化

� リズムリズムリズムリズム

� 名前名前名前名前づけづけづけづけ

� 問題問題問題問題対対対対私たち私たち私たち私たち

� カイゼンカイゼンカイゼンカイゼン

にこにこカレンダーにこにこカレンダーにこにこカレンダーにこにこカレンダー

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astah* astah* 開発チーム例開発チーム例

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最後に最後に

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PFPFの効果の効果� 協調的なチームのムードを作り出す

� 笑顔の数

� 意外なリーダーの出現(人材の開発、発掘)

� 見える、マネジメント

� 早く分かるリスク(隠さない)

� 実感できる改善(くりかえし、ふりかえり)

� 自ら気づき、自ら行動することを、価値とする文化

� すぐ始められる!

効果は、人材開発に関することが大きい。効果は、人材開発に関することが大きい。効果は、人材開発に関することが大きい。効果は、人材開発に関することが大きい。POINT

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導入のポイント導入のポイント� 簡単なものから、やってみる。

� そのままではうまく行かない。工夫して初めて定着する。

� 外から押し付けない。現場の若い人を必ず巻き込み、いっしょにやる。

� 現状を全否定しない。現状の良い点を生かし、課題を探そう。

� その過程で、ヒントとして使う。解決法を押し付けない。

� ポストイットや模造紙くらい、自分で買おう。(時間がもったいない)

� 人生の楽しみの一部、と考える。(Life Hacks)

現場を巻き込むプロセスが重要。現場を巻き込むプロセスが重要。現場を巻き込むプロセスが重要。現場を巻き込むプロセスが重要。POINT

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人々人々人々人々にににに学学学学びびびび

人々人々人々人々とととと一緒一緒一緒一緒にににに計画計画計画計画しししし

人々人々人々人々がががが持持持持っているもので

っているもので

っているもので

っているもので始始始始めめめめ

人々人々人々人々がががが知知知知っていることの

っていることの

っていることの

っていることの上上上上にににに築築築築きなさい

きなさい

きなさい

きなさい。。。。

リーダーが

リーダーが

リーダーが

リーダーが真真真真にににに優優優優れていれば

れていれば

れていれば

れていれば、、、、

終終終終わってみると

わってみると

わってみると

わってみると

人々人々人々人々はははは口々口々口々口々にこういう

にこういう

にこういう

にこういう

「「「「自分自分自分自分たちの

たちの

たちの

たちの力力力力でやり

でやり

でやり

でやり遂遂遂遂げたげたげたげた」」」」とととと。。。。

老子老子老子老子

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ご清聴ありがとうございました。ご清聴ありがとうございました。

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One more thingOne more thing……..

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http://www.publickey1.jp/blog/11/10_innovation_sprint_2011.htmlhttp://www.publickey1.jp/blog/11/10_innovation_sprint_2011.html

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© Nonaka I

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プロダクトオーナの仕事。企画をした人が最後まで、体で「思い」を伝えよ。

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『『アジャイル開発とスクラムアジャイル開発とスクラム』』� 顧客・技術・経営の3者をつなぐために、

アジャイルと日本経営の接合点を探る

(組織、人事、リーダーシップ、マネジメント)

� 海兵隊のフラクタル組織とアジャイル

� 知識創造プロセスとアジャイル

� 実践知リーダーシップとアジャイル

� 富士通・楽天・リクルートのアジャイル事例

� Jeff Sutherlandインタビューを含む

98

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One more thingOne more thing……..

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どうしたら変われるか?どうしたら変われるか?

� 与えられた仕事、から、気づく仕事へ。

� 自ら気づき、行動することを、価値とする文化を創ろう。

� 他人と過去は変えられない。自分が変わって未来をかえよう。

� ワークスタイルを変えよう、この業界を変えよう。

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変化はあなたから始まる変化はあなたから始まる� Social change starts with YOU.

-- Kent Beck

ぼくは『周囲を変えたい』という状況になった場合、いつもこの言葉を忘れないように努力する--『自分が変えられるのは自分だけ』。でも、自分が変わるとすぐ、自分と周囲との関係が変化するんだ。そして、それで周囲の人が変化する、そして、自分の周りが変わり始める。大きな変化というのは、こういう風に始まるんじゃないかな、つまり、一人の人が世界と自分との関係を変えることを選択する。そして、その変化が広がっていく。

� You must be the change you want to see in the world.

-- Mahatma Gandhi

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参考文献・参考文献・URLURL•プロジェクトファシリテーション公式サイトhttp://www.ObjectClub.jp/community/pf/

•PFP(プロジェクトファシリテーションプロジェクト)http://projectfacilitationproject.go2.jp/

•PFI(プロジェクトファシリテーター協会)

http://www.facebook.com/ProjectFacilitator

•書籍:•『プロジェクトを成功させる現場リーダーの「技術」』•『アジャイルレトロスペクティブズ』•『アジャイル・プロジェクト・マネジメント』•『リーン開発の本質』•『ソフトウェア開発に役立つマインドマップ』•『ポジティブ・チェンジ:主体性と組織力を高めるAI』

•『システム開発現場のファシリテーション』•『ソフトウェア開発を成功させるチームビルディング』

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03-20 福岡05-11 要求開発アライアンス05-15 関電06-14 NEC新潟07-12 企業研究会08-07 アジャイルプロセス協議会08-08 統計センター08-30 SWEST9

10-16 日経コンピュータ11-19 ITI

12-17 内閣官房2008

02-21 にいがた産業創造機構04-02 IBM

05-30 富士通FIP

06-13 中電CTI

06-26 ITフロンティア07-10 日科技連07-24 JavaKueche沖縄08-01 パイオニア08-19 インテック08-28 東京エレクトロン09-09 富士通FIP

09-10 SDNA

09-11 東京エレクトロン札幌10-08 富士通SSL

10-11 九州PFP

11-05 トヨタ11-14 ITA

11-26 JASPIC神戸11-26 三菱(尼崎)

02-17 稚内北星学園02-20 富士通社会基盤BG

03-23 富士通FIMAT

04-13 NIS PF

05-08 PFP大阪05-22 NEC SWQC

06-14 東芝ソリューション07-04 専修大学07-07 東芝SEPG

07-10 NEC関西07-19 東レ07-20 富士通SSL

07-26 CX

07-27 富士通護国寺07-29 IPASEC

07-31 NEC中部08-31 PMシンポジウム09-08 見える化福岡09-22 NECソフトウェア東北09-30 XP祭り関西10-16 NECソフトウェア九州10-19 日本UNIXユーザ11-09 富士通(TPSとAgile)11-22 NECソフト11-24 NSソリューション12-01 富士通長野12-05 QuaSTom

2007

01-17 NTTData

02-01 Ricoh

03-02 富士通VLSI

2004

12-09 オブジェクト倶楽部2005

01-28 OSC

01-31 FITEA 合同合宿02-04 デブサミ03-10 富士通PST

04-21 ULSystems

04-27 富士通PST

05-19 富士通FIMAT

06-21 JavaWorldDay

06-29 オブジェクト倶楽部07-11 富士通大阪07-29 VANS

08-04 九州「見える化」セミナー08-05 沖縄ITEP

08-12 ITI

08-30 SONY

09-02 JPMF

09-03 XP祭り10-11 PMConference

10-15 フェニックス研究会11-02 KCCS

11-22 富士通SSL

11-24 ISトップフォーラム12-08 JavaFesta札幌12-08 PFU

2006

02-01 SORUN

02-09 デブサミ02-16 NTTData

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2010

06-30 富士ゼロックス07-02 コニカミノルタ12-20 CEST技術セミナー2011

08-26 PP&Mフォーラム09-09 PMシンポジウム09-09 あかねサロン12-13 沖電気12-15日立製作所2012

01-25 NTTデータ02-18 PFParty12

04-13 日立ICS

05-23 ドコモ・システムズ08-22 SDNA

2013

02-13 デンソー03-30 金沢.rb

12-04 リコーソフト12-09 日立(戸塚)2009

01-09 沖縄日立ネットワークシステムズ01-20ミツエーリンクス02-10 NECソフト02-27 IT教育サミット(豆蔵)

03-23 原電情報04-09 QConTokyo

04-27 NTT研究所05-23 PMフォーラム京都06-14 PMIサマーフェスタ07-15 PMカンファレンス07-22 匠塾07-23 ITA

10-07 ITI

10-15 日本総研11-23 PFP関西12-15 日立

今日ココ今日ココ(122(122回目回目))