Upload
motohiko-tokuriki
View
21
Download
0
Embed Size (px)
DESCRIPTION
Research presentation about Japanese Twitter market.
Citation preview
Twitter勉強会〜 Twitterとブログとマーケティングの関係を考える〜
2010 年2⽉
1Copyright © 2009 Agile Media Network, Inc.
今⽇の⽬次です。
• ⽇本と⽶国のTwitterの現状分析
• ⽶国でのTwitter躍進の考察と⽇本の未来
• マーケティングにおけるTwitterの可能性
• AMNにおけるTwitterへの取り組み• AMNにおけるTwitterへの取り組み
2010/2/3 2
今⽇の⽬次です。
• ⽇本と⽶国のTwitterの現状分析
• ⽶国でのTwitter躍進の考察と⽇本の未来
• マーケティングにおけるTwitterの可能性
• AMNにおけるTwitterへの取り組み• AMNにおけるTwitterへの取り組み
2010/2/3 3
昨年から⽇本でもT itt はおおいに話題になりましたが昨年から⽇本でもTwitterはおおいに話題になりましたが実際、現在はどういうステージにあるのでしょうか?
2010/2/3 4
T itt は昨年 気にユ ザ 数を伸ばしTwitterは昨年⼀気にユーザー数を伸ばし、すでに7500万以上のユーザーがいると⾔われています。
2010/2/3 5http://themetricsystem.rjmetrics.com/2010/01/26/new-data-on-twitters-users-and-engagement/#
T itt のユ ザ の増加ペ スも 昨年春ごろからTwitterのユーザーの増加ペースも、昨年春ごろから安定して⾼い数値を維持しているようです。
2010/2/3 6http://themetricsystem.rjmetrics.com/2010/01/26/new-data-on-twitters-users-and-engagement/#
G l トレンドで⾒ても アメリカでは2009年前半をGoogleトレンドで⾒ても、アメリカでは2009年前半をピークに、その後もある程度話題を保っているようです。
2010/2/3 7
⽇本ではアメリカの話題に引きずられるように 2009年⽇本ではアメリカの話題に引きずられるように、2009年夏頃から話題が盛り上がってきています。
2010/2/3 8
アメリカでは、「Twitter」は「blog」と同程度の検索がGoogle上で⾏われているようです。
2010/2/3 9
⽇本での「T itt 」や「ツイッタ 」の検索数は⽇本での「Twitter」や「ツイッター」の検索数は「ブログ」や「mixi」と⽐べるとまだ少ないようです。
2010/2/3 10
ユ ザ 数の推移を⾒る限り 昨年中頃までのT ittユーザー数の推移を⾒る限り、昨年中頃までのTwitterブームは、⽶国を中⼼としたものだったようです。
2010/2/3 11http://sysomos.com/insidetwitter/#countries
T itt の利⽤者数シ アでは ⽇本は半年の間にTwitterの利⽤者数シェアでは、⽇本は半年の間に11位から8位へ上昇。⽐率としても倍増しています。
■Twitterの国別利⽤者⽐率(2009年6⽉調査) ■Twitterの国別利⽤者⽐率(2010年1⽉調査)
2010/2/3 12http://sysomos.com/insidetwitter/#countries
※参考 2008年2⽉の段階では ⽇本がT itt の※参考:2008年2⽉の段階では、⽇本がTwitterの国別トラフィックで2位を占めていました。
2010/2/3 13http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20367822,00.htm
今⽇の⽬次です。
• ⽇本と⽶国のTwitterの現状分析
• ⽶国でのTwitter躍進の考察と⽇本の未来
• マーケティングにおけるTwitterの可能性
• AMNにおけるTwitterへの取り組み• AMNにおけるTwitterへの取り組み
2010/2/3 14
携帯電話のシ トメッセ ジからスタ トし携帯電話のショートメッセージからスタートし、iPhoneを中⼼としたスマートフォンのキラーアプリに。
グローバルのTwitter利⽤の80%がモバイル端末2010/2/3 15
グロ バルのTwitter利⽤の80%がモバイル端末
http://www.youtube.com/watch?v=sIFYPQjYhv8
2008年後半から オバマ⼤統領の影響などもあり2008年後半から、オバマ⼤統領の影響などもあり、Twitterにハリウッドの俳優や歌⼿が続々と登録。
2010/2/3 16http://twitterholic.com/
デ ビ 組様々な話題でメディア露出したり、テレビ番組との連携等で、更に認知度を⼤きく拡⼤することに成功
http //jp techcr nch com/archi es/20090413ashton k tcher promises to p nk ted t rner if he beats cnn to a million t itter follo ers/
2010/2/3 17
http://jp.techcrunch.com/archives/20090413ashton-kutcher-promises-to-punk-ted-turner-if-he-beats-cnn-to-a-million-twitter-followers/
⽶国におけるTwitter躍進の考察 まとめ
■⽶国におけるモバイルのキラーアプリになることができたなることができた
ど多 名■ハリウッドの俳優や歌⼿など多くの著名⼈のコミュニケーションインフラとなることができた
■テレビ番組での露出等、マスメディアと連携して■テレビ番組での露出等、マスメディアと連携して話題を拡⼤することができた
2010/2/3 18
⽇本では既に i iやアメブロなど 多くのSNSやブログ⽇本では既にmixiやアメブロなど、多くのSNSやブログサービスの主戦場はモバイルに推移中
2010/2/3 19
すでに⼤量の芸能⼈が A b などにブログを開設しすでに⼤量の芸能⼈が、Amebaなどにブログを開設し、主に携帯電話経由で更新を⾏っている
2010/2/3 20
すでにA b 等を筆頭に テレビ番組との連携企画のすでにAmeba等を筆頭に、テレビ番組との連携企画の試⾏錯誤が始まっている
2010/2/3 21
⽶国においては PCから利⽤するBl に対し T itt⽶国においては、PCから利⽤するBlogに対し、Twitterはモバイルから利⽤するサービスの地位を確⽴しました
多数への
ニュースサイト
の情報発
メディア系Blog
信 twitter ⽇記系Blog
少数
Facebookフィード数
の会話
フィ ド
携帯メール PCメール
2010/2/3 2222リアルタイム(主にモバイル) 編集が必要(主にPC)
⽇本では すでにT itt 的なサ ビスのライバルが多い⽇本では、すでにTwitter的なサービスのライバルが多いため、⽶国ほどの⼀⼈勝ちは難しい可能性もあります
多数への
ニュースサイト
メデ ア系の情報発 ⽇記系
メディア系ブログ
信 twitter⽇記系ブログ
少数
リアル
mixiボイス mixi⽇記数の会話
携帯メール PCメール
2010/2/3 2323リアルタイム(主にモバイル) 編集が必要(主にPC)
また⽶国でも T itt ブ ムよりも はるかにまた⽶国でも、Twitterブームよりも、はるかにFacebookの⼈気の⽅が⼤きいように⾒えます。
2010/2/3 24
⽇本において 今後T itt がどれぐらいの存在感を占め⽇本において、今後Twitterがどれぐらいの存在感を占めることになるのかは冷静に判断する必要があるでしょう。
2010/2/3 25
また、登録者の40%が全く発⾔していないなど、実際のまた、登録者の40%が全く発⾔していないなど、実際の利⽤者のアクティブ率は20%程度と⾔われています。Twitterの利⽤者数データについても注意が必要です。
2010/2/3 26http://themetricsystem.rjmetrics.com/2010/01/26/new-data-on-twitters-users-and-engagement/
ただ 冷静にグラフを⾒ると 現在のT itt の伸びはただ、冷静にグラフを⾒ると、現在のTwitterの伸びは2004年頃のブログの伸びに似てると⾒ることもできます
2010/2/3 27
2004年の 眞鍋かをりさん周辺の盛り上がりは2004年の、眞鍋かをりさん周辺の盛り上がりは今の、広瀬⾹美さんのTwitterの雰囲気に似ています
2010/2/3 28
また、2004年には企業も次々にブログを開始しましたが今のTwitterでも、企業アカウントが続々と増えています
2010/2/3 29
2005年頭には、ブログ本がたくさん出版されましたが、Twitterも、2009年秋頃からたくさんの本が出ています
2010/2/3 30
そういう意味ではT itt は 今後ブログと同じようにそういう意味ではTwitterは、今後ブログと同じように⽇本でも普及していく可能性を秘めているかもしれません
【黎明期】2001年10⽉ Movable Type(以下MT)公開2003年2⽉ MT⾮公式⽇本語パッチ公開
【黎明期】2006年7⽉ Twitterサービス公開2007年4⽉ モバツイッター開始
2003年後半 複数のブログサービスが開始2004年3⽉ MT公式⽇本語版公開
2007年中盤 複数のTwitter類似サービスが開始2008年4⽉ Twitter⽇本語版スタート
【⽴ち上がり期】 【⽴ち上がり期】【⽴ち上がり期】2004年6⽉ 眞鍋かをり ブログ開始2004年7⽉ 眞鍋かをり メガネっ娘流⾏2004年9⽉ ⽇産 TIIDA BLOG開始
【⽴ち上がり期】2009年7⽉ 広瀬⾹美 Twitter開始2009年7⽉ 広瀬⾹美 ヒウィッヒヒー流⾏2009年10⽉ ⽇産 Twitter開始
2005年2⽉ 企業向けブログ本発売2005年1⽉ ブログ「⻤嫁⽇記」書籍化
2009年10⽉ 複数の企業向けTwitter本発売2009年11⽉ Twitter⼩説 発売予定
【普及期】2005年4⽉ テレビ番組「ブログタイプ」開始2005年8⽉ 眞鍋かをり ブログ本発売2005年10⽉ 「⻤嫁⽇記」テレビドラマ化
【普及期】200*年*⽉ テレビ番組「ツイッター**」開始?200*年*⽉ 広瀬⾹美 Twitter本(歌?)発売?200*年*⽉ Twitter本のドラマ化?
2010/2/3 31
2005年10⽉ 「⻤嫁⽇記」テレビドラマ化2005年12⽉ 「ブログ」が流⾏語⼤賞に
200*年*⽉ Twitter本のドラマ化?200*年*⽉ 「ツイッター」が流⾏語⼤賞に?
今⽇の⽬次です。
• ⽇本と⽶国のTwitterの現状分析
• ⽶国でのTwitter躍進の考察と⽇本の未来
• マーケティングにおけるTwitterの可能性
• AMNにおけるTwitterへの取り組み• AMNにおけるTwitterへの取り組み
2010/2/3 32
⽶国でD llがT itt 経由で650万ドル(約6 5億円)を⽶国でDellがTwitter経由で650万ドル(約6.5億円)を売り上げるなどマーケティング活⽤が注⽬されています。
2010/2/3 33
ただ DELLが2007年から2年以上T itt 活⽤しているただ、DELLが2007年から2年以上Twitter活⽤していることや、現在の利⽤者数の違いには注意が必要です。
150万フォロワー 9800フォロワー
76万フォロワー 3万フォロワー
324万フォロワー 25万フォロワー324万フォロワ 25万フォロワ
2010/2/3 34433万フォロワー 25万フォロワー
現在の⽇本においては T itt のマ ケティング活⽤は現在の⽇本においては、Twitterのマーケティング活⽤は3パターンで検討するべきだと考えられます。
1.Twitterコミュニティの声に⽿を傾ける
2.Twitterコミュニティに話しかける2.Twitterコミュニティに話しかける
3 T itte コミ ニティを巻き込み活性化する3.Twitterコミュニティを巻き込み活性化する
※参考:書籍「グランズウェル」の5つの戦略2010/2/3 35
まずも とも重要なのは T itt 上でどんな会話がまずもっとも重要なのは、Twitter上でどんな会話がされているのかに⽿をかたむけることです。
会話を把握することで
■商品やサービスについてのフ ドバ ク把握が可能フィードバック把握が可能
直接的にト ブルをサポ ト■直接的にトラブルをサポートすることも可能
■⾃社のファンやエヴァンジェリストを把握することも可能
2010/2/3 36
リストを把握することも可能
当然、メールと同様、Twitterアカウントをもっていなけ当然、メ ルと同様、Twitterアカウントをもっていなければ、Twitter上の会話に参加することはできません。まずは、試してみることが重要でしょう。
■企業のTwitter活⽤の難易度⼀覧
Lv.0 まずは担当者が個⼈のアカウントでTwitterの仕組みに慣れる
Lv 1 既存のサイトやブログのお知らせやLv.1 既存のサイトやブログのお知らせや更新情報をTwitterに⾃動転送する
L 2 T itt 上でセ ル情報等 特定の何かLv.2 Twitter上でセール情報等、特定の何かについての情報発信をする
Lv.3 他のTwitter利⽤者とTwitter上で、サポートやお礼などの対話をする
2010/2/3 37
Lv.4 Twitter上で会社と関係ない雑談をする
ただ漫然と話しかけるだけでなく T itt コミ ニティただ漫然と話しかけるだけでなく、Twitterコミュニティを巻き込み活性化して⾏くことも、重要だと考えられます
Twitterコミュニティの活性化施策例
■Twitter上での投稿型企画・Twitterアンケート・Twitterクイズ・Twitterクイズ・Twitter⼤喜利・Twitter投票企画・Twitterチャリティ・Twitterコンテスト 等々
■特定の発⾔に対するリアクション・⼈⼒でのコメント
2010/2/3 38
・⾃動的にコメントするbot
今⽇の⽬次です。
• ⽇本と⽶国のTwitterの現状分析
• ⽶国でのTwitter躍進の考察と⽇本の未来
• マーケティングにおけるTwitterの可能性
• AMNにおけるTwitterへの取り組み• AMNにおけるTwitterへの取り組み
2010/2/3 39
AMNでは、「カンバセーショナルマーケティング」というAMNでは、「カンバセ ショナルマ ケティング」というコンセプトで企業のソーシャルメディア活動⽀援のため、ブログとTwitterの組み合わせを模索してきました。
企業 企業と、消費者がコミュニケーションをとることができる場の提供
ブログ・ソーシャルメディアでのマ ケティング活動⽀援 をとることができる場の提供マーケティング活動⽀援
ブログ・ソ シャル 利⽤者ソーシャルメディア
利⽤者
書き⼿の⽀援、ブログ⽂化の活性化ソーシャルメディアの価値の向上
2010/2/3 40
ブログとT itt にはそれぞれメリット デメリットがありブログとTwitterにはそれぞれメリット・デメリットがありマーケティングにおいて、役割分担があると考えています
ブログ Twitter【メリット】・アーカイブとして再活⽤できる 【メリット】
リアルタイム性が⾼いア カイブとして再活⽤できる・検索エンジンの検索結果に表⽰されやす
く、検索者に影響を与えることがある・細かい内容を伝えることが可能
・リアルタイム性が⾼い・利⽤者のリアクションが早い・閲覧場所も⽐較的選ばない
【デメリット】 【デメリット】ア カイブとしての価値はほとんどない・リアルタイム性に劣る
・利⽤者のリアクションが遅い・アーカイブとしての価値はほとんどない・検索結果に表⽰されにくく、表⽰されても検
索者から⾒ると⼀発⾔では意味が薄い
2010/2/3 41
サイトやブログの記事の認知や露出を増やす場所として、Twitterを活⽤するのが基本活⽤になります。
2010/2/3 42
ブログの記事まとめと つぶやきまとめを並列で⾒せればブログの記事まとめと、つぶやきまとめを並列で⾒せれば詳細なレビューや感想と、つぶやきによる盛り上がりの量やリアルタイム感を両⽴することができます
■ブログまとめページ ■つぶやきまとめページ
主に⼀⾔の感想だが、数が多くなるため盛り上がり度合いを表現しやすい
数を増やすのは難しいが、製品の特徴やポイントは伝わりやすい
2010/2/3 43
盛り上がり度合いを表現しやすい特徴やポイントは伝わりやすい
ブロガーイベントやモニター等の企画にTwitterを組み合わブロガ イベントやモニタ 等の企画にTwitterを組み合わせることで企業がより多くの潜在顧客とコミュニケーションを取ることが可能になると考えています
レビューやクチコミの集約
レビューの⽣成 Twitterを活⽤して活性化
ブロガーイベント
クチコミの集約ブログ記事まとめサイト
活⽤して活性化つぶやきまとめサイト
共有連携
ブロガーイベントやモニター等、⽐較的場所や参加⼈数に制限のある企画を通じて、利⽤者と直接のコミ ケ
イベントに参加出来ない⼈も参加しやすいTwitterの投稿キャンペーンを組み合
企業が伝えたいメッセージや利⽤者視点の記事をまとめることで、潜在層に価値のある情報ペ ジを作成
2010/2/3 44
⽤者と直接のコミュニケーションを実施
投稿キャ 組み合わせ、サイトに潜在的なファン層を誘導
のある情報ページを作成
例えばAMNで 映画「アバタ 」公開に合わせて実験的例えばAMNで、映画「アバター」公開に合わせて実験的に関連するつぶやきの収集と可視化をしてみました
⽉半程度の運⽤ す に 0万件を超える ぶやきが集取され ます2010/2/3 45
1ヶ⽉半程度の運⽤ですでに10万件を超えるつぶやきが集取されています
また 「ハイボ ル」に関するつぶやきの収集に加えまた、「ハイボール」に関するつぶやきの収集に加え、ハイボールに関するアンケートを実施しています
2010/2/3 46
また シックス アパ ト社と共同で実施しているまた、シックス・アパート社と共同で実施しているアルファブロガー・アワードでTwitter投稿を実験中です
2010/2/3 48
Twitter経由で2000件を超える投票があり、合計で既に5万投票を超えました
これまでのキャンペ ンは 必要なときだけコストをかけこれまでのキャンペーンは、必要なときだけコストをかけ毎回振り出しに戻ってしまうイメージでした。
■従来のキャンペーンのイメージ
キャンペーン実施
キャンペーン実施
2010/2/3 49新製品発売 新製品発売
ソーシャルメディアを活⽤したキャンペーンは、Twitterソ シャルメディアを活⽤したキャンペ ンは、Twitterのフォロワー数に⾒られるように、中⻑期でファンをいかに増やしていくかを軸に設計するべきだと考えています。
キャンペーン キャンペーン■カンバセーショナルマーケティングで⽬指すイメージ
キャ実施
キャ実施
新製品発売ファン
新製品発売
2010/2/3 50
ファン兼情報発信者
ご不明な点がありましたら遠慮なくお問い合わせ下さいご不明な点がありましたら遠慮なくお問い合わせ下さい。
アジャイルメディア・ネットワークアジャイルメディア ネットワ ク徳⼒基彦
ウェブサイトhttp://agilemedia.jp/p // g jp/http://twitter.com/tokuriki
2010/2/3 51