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絵で⾒てわかるクラウドインフラとAPIの仕組みの著書が 語るWatson IoT BlockchainのAPI設計思想 2016 年 7月 28日 IBM アーキテクト 山 毅

Watson iot blockchain api concept 20160728

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絵で⾒てわかるクラウドインフラとAPIの仕組みの著書が語るWatson IoT BlockchainのAPI設計思想

2016 年 7月 28日IBM アーキテクト 平山 毅

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自己紹介 名前︓平山 毅(ひらやま つよし)Twitter : t3hirayamaFacebook : tsuyoshi.hirayama

2016年2月 IBM入社。アーキテクト。IBMが従来のハードウェアとソフトウェアのモデルからコグニティブとクラウドにシフトとブロックチェーン技術のリードを宣言するタイミングでジョイン。

【前職】・Amazon Web Services (AWS)

Professional Services Consultant , Enterprise Solutions Architect・Tokyo Stock Exchange (TSE)

IT Service Manager , Enterprise Architect , Derivative Master・Nomura Research Institute (NRI)

Financial Systems Engineer【執筆著書】

この本からエッセンスも少し紹介します。

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Watson IoT Blockchain を全く知らない方でも、APIリファレンスから、

瞬時に構成を把握するコツをお伝えします。

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SubnetClient ServerDNS

Record

Private

IP

Global

IP

ActorProperty

(MetaData Store)Resource

POST

201Insert

POST

201

PUT

201

Select

Select

POST

201Select

[基礎]クラウドAPIのUML化OpenstackやAWSでサーバを起動しDNS経由でインターネットでアクセスするための、APIをUMLで表示

Subnetを作成Private IPを作成

Serverを作成Private IPを割当

Serverを更新Global IPを割当

DNSレコードを更新Global IPを割当

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IBM Watson IoT の概要・元々はBluemix上で IoT Foundationとして提供していたサービス・IoT Foundation を Watson IoT Platform と改名し、Watsonとの外部連動機能を強化・「Context Mapping」「Driver Behavior」「IoT Real-Time Insights」のサービスをBluemix上に追加

New!New! New! Update

<従来>IOT foundation

<現在>Watson IOT

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IBM Watson IoT Solution の分類IBM Watson IoT Platform Analytics

IBM IoT Real-Time Insights

IBM Watson IoT Platform Connect

IBM Insights for Weather APIs

IBM Watson IoT Platform Risk Management

IBM Watson IoT Platform and Blockchain

構造化、非構造化の蓄積されたIoTデータを分析し学習知⾒を取得

IoTデータをリアルタイムで分析し知⾒を確認

デバイス管理から各種サービスまでシームレスに接続

気象情報をもとにデータの知⾒を取得

IoTデータをストリーミングでBlockchainに連動

IoTデータから異常を検知し通知

ココ

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Watson IoT Platform を構成するリソース

管理デバイス

非管理デバイス

イベント アプリケーション

コマンド

組織

イベント履歴

制御データ

IoTデータ

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IBM Blockchain・Bitcoinの仮想通貨を元にして、分散共有台帳を使ってP2P取引を効率化する技術の「概念」です。

<従来> <Blockchain>・個別台帳を各々の参加者で保持する。→管理主体が制御する。

・同じ台帳を参加者間で共有して保持する。→管理主体が不要(Blockchainが主体)

・共有台帳の分散同期技術・P2Pの認証技術(従来のエンタープライズアプリケーションを変える︖)

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ピアで同期されるデータ

IBM Blockchainの構成要素

SmartContractSmart

Contract

Privacy andConfidencial

ity

Privacy andConfidencial

ity

SharedLedgerSharedLedger

ConsensusConsensus

安全性の確保、認証および検証

取引のためのビジネスロジックを記述

(チェーンコード)

スマート・コントラクトを通して⾏われた取引を

システム的に確定

ネットワークで共有される分散台帳

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Watson IoT Blockchain Flow

合意形成がされる

分散台帳にデータが格納される

チェーンコード生成

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Watson IoT API Reference Version Up

連動性のAPIが追加

https://docs.internetofthings.ibmcloud.com/swagger/v0002.html#/

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Watson IoT APIからのイメージ

Mgrt

Customs

Log

Device

Bulk

OraganizationType

Type ID

Device

Requests

Usage

Services

Application

Diag

Event

N

N

N

NNN

URIに無いので、テナントのような括りと考えられる、

ここは管理系のリソース

EventにIoTデータが格納

IoTのデータ構造の中心はココ

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Blockchain API Reference

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Blockchain APIからのイメージ

Chain Blocks

Network

Transactions

UUID

Registar

ChainCode

ecert

tcert

Get

POST

N

N

N

Get

Get

POSTブロックチェーンの参加者ネットワーク

チェーンコード内にブロックが生成

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Watson IoT Blockchain Relation

Device Type

Type ID

Device

Diag

EventN

NNN

Chain Blocks

Transactions

UUID

ChainCode

N

Watson IoT

Blockchain

Oraganization

データとしてはここが関連

上位ではここが関連

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Watson IoT Blockchain Cloud Architecture

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たった10分で未知でもWatson IoT Blockchainが

イメージできたでしょうか︖実際のアーキテクチャーは

Open Cloud Innovation Festa 2016

でも話します。お楽しみに︕

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む、数多くの要因に応じて変化します。したがって、個々のユーザーがここで述べられているものと同様の結果を得られると確約するものではありません。記述されているすべてのお客様事例は、それらのお客様がどのようにIBM製品を使用したか、またそれらのお客様が達成した結果の実例として示されたものです。実際の環境コストおよびパフォーマンス特性は、お客様ごとに異なる場合があります。IBM, IBM ロゴ、ibm.com, は、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。