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Next ChallengeWeb API
2016年03月18日 株式会社ヴァル研究所
内田 学 第2回 WAVE@AWSJ
2ご注意‣ 2016年03月18日現在の情報です
‣ 資料内の表現や文言は変更される可能性があります
‣ WAVEでの発表なので個人的な考えや想いも入って
いるため今後発表される正式なものと異なる場合があります
‣ 正式版との差異があった場合、正式版が基準となりますのでご了承ください
‣ ご意見・質問がありましたらお気軽にお問い合わせください
3自己紹介内田 学(うちだ まなぶ)
uchimanajet7
Spot Instances AWS SDK for Go
Support API Gateway
5製品・サービス紹介
“Val Web Service”Next Challenge
8Val Web Service‣ 「駅すぱあと Web Service」だけの単体サービ
スからAPIエコノミーを考慮した複合サービスへ
‣ 自社だけでなく他社のAPIもサービスライナップ
に加えていきたい
‣ ProgrammableWebやMashapeと言ったサービ
スと同様の考え方
‣ 当面は自社ドメインに特化したAPI Management
サービスを目指していく
9Val Web Service
11Val Web Service‣ なぜ「Val Web Service」なのか?
‣ 現状のAPIビジネスには課題が多い
‣ 利用者視点だと - どこにどんなAPIがあるのかわからない
- APIの利用方法がそれぞれ異なる
- APIのドキュメントもそれぞれ異なり煩雑
- 提供している会社ごとに契約や認証が必要 - 利用者が少ないAPIだと利用例を探すのが困難
12Val Web Service‣ 提供者視点だと
- どうやって公開して認知させていくか - 公開にあたっての運用やセキュリティをどうするか
- 利用状況やパフォーマンスの計測をどうするか - データだけや非公開APIしかない場合にどう
やって公開するか - 課金やユーザー管理をどうするか
13Val Web Service‣ こうした課題を解決し成長していくために ‣ 既存の顧客チャネルを相互で利用する仕組み
- セールスやマーケティングで成功事例を活用できる - 単純なチャネルの拡大、アップセル/クロスセル
- 利用規模が大きくなることによる囲い込みとフィードバックの増加
‣ 異なる領域でお互いの強みを最大限に活用できる仕組み - 未知の領域で予測を行うことが可能になる - 単一では提供することが難しい新たな解決方法 - 普段と異なる目線による新しい発見
15Val Web Service‣ シングルポイント化による効率化
- API利用時の認証が単一化
- ドキュメントや問い合わせについても、フォーマットの統一化や窓口の単一化
- 利用契約や支払いといった事務的な部分も単一化 - ユーザー管理やセキュリティといった重要な部分もMashery を利用することにより安心・安全に単
一化 - 利用者も提供者も煩雑な作業から解放される
16Val Web Service‣ API連携による新たな可能性・付加価値の創造
- お互いの環境がAWS上に構築されている場合、非常に
柔軟かつ安全に相互接続可能 - データとAPIや非公開APIと公開APIなど条件が合えば連
携することが可能 - マスターデータ類を連携することにより、デファクトスタンダードとなり得る可能性
- 連携により新規開発しなくても実現可能となる可能性 - メインビジネスにフォーカスしながらもバリエーションを増やせる
17AWS 導入事例
https://aws.amazon.com/jp/solutions/case-studies/val/
18Val Web Service‣ 結果としてAPIエコノミー自体が活性化することが目的
‣ APIが便利に気軽に利用できるようになると、更にモノ
づくりのハードルが下がる ‣ これにより、新たなサービスやプロダクトが増えイノベーションの可能性が増えることが期待できる
‣ さらに、このような取り組みが増えていけばもっと大きな単位での連携が可能となる
‣ それぞれが得意分野・領域でAPIのホームセンターに
なっていくことで実現できると考えている
“SkyBrain”Next Challenge
20SkyBrain‣ 交通移動体の位置情報管理を目的として作成中のIoT
向けサービス ‣ 柔軟かつ安価に動作することを目標としている
‣ 通信プラットフォームは SORACOM Air を利用
‣ 機器はスマートフォンを利用してプロトタイピング中
‣ クラウド環境はAWSを利用
‣ S3、Lambda、API Gatewayといったフルマネージド
サービスを積極的に利用 ‣ 構築時間の短縮と構築後の運用負担を考慮している
21事例紹介
http://www.slideshare.net/SORACOM/connectedt2soracom-beam-iot/
22SkyBrain‣ データのアップロードはSORACOM Funnel or
Amazon Kinesis で行う
‣ データの取得についてはAmazon API Gateway を利
用してAPI化
‣ データの蓄積と活用が簡単かつ安全・安価に行える ‣ これによりほぼリアルタイムなデータを活用できるようになる
‣ リアルタイムなデータが加わることで、既存のデータやAPIが新たな価値を持つ
23SkyBrain
Cognito
JavaScript SDK
Kinesis
Lambda
S3 API Gateway Users
SORACOM Air
SORACOM Funnel
Lambda
24SkyBrain
Cognito
JavaScript SDK
Kinesis
Lambda
S3 API Gateway Users
SORACOM Air
SORACOM Funnel
Lambda
upload
25SkyBrain
Cognito
JavaScript SDK
Kinesis
Lambda
S3 API Gateway Users
SORACOM Air
SORACOM Funnel
Lambda
活用
“路線図 API”Next Challenge
27路線図 API‣ 2005年から現在まで「路線図 ASP」として路線
図のサービスを展開中
‣ Windows版製品で使われている路線図を元にし
てサービスを開発 ‣ この時の路線図は入力補助>表示・表現 ‣ このため適度にデフォルメされており駅の位置関係はつかみやすい
‣ またできることが少ないのでそれが制約となり操作も単純である
29路線図 API‣ 近年はユーザー、デバイスが多種多様になった ‣ 求められる表現や品質も高くなり多様性を増している
‣ いま求められているのは入力補助 ≤ 表示・表現
‣ 一般的な地図サービスと同様の表示・表現が必要 ‣ ユーザーサイドでコントロールできる必要があるためAPIが必要
‣ いまの要望はいまのWebフロントエンド技術を使っ
て解決していきたい
31路線図 API‣ JavaScript ベースのAPIでの操作が可能
‣ 表示・表現するための機能を搭載
‣ Webベースでの表示となるため汎用性が高い
‣ これにより表示・表現方法の幅が広がりユーザーが希望する状況に応じて対応できるようになっている
‣ 地図と同じように日本全国をシームレスに表現 ‣ 適度なデフォルメをしているので見やすさ使いやすさはそのまま
‣ さまざまなデータを表示・表現できるサービスとしての位置付け
まとめ
33まとめ‣ 「Val Web Service」により、APIを普及
させて利用者を増やす
‣ 「SkyBrain」により、リアルタイムデー
タを取得してAPIで活用できるように
‣ 「路線図 API」により、データやAPIの結
果を柔軟で自由な表示・表現ができるように
34まとめ‣ 変化への対応はできるところから素早くカイゼン
‣ APIそのものだけでなく、利用するデータ
や表示についても同様に継続していきたい ‣ 最終的にはこれらが相互に影響しあってより大きな波(WAVE)になることを期待し
ている
36Appendix‣ ProgrammableWeb
- http://www.programmableweb.com/
‣ Mashape
- https://www.mashape.com/
‣ 株式会社ソラコム
- https://soracom.jp/
‣ Mashery API マネジメント | ピーシーフェーズ
- https://www.pcp.co.jp/product/mashery
37Appendix‣ 株式会社ヴァル研究所
- http://www.val.co.jp/
‣ 駅すぱあとワールド
- https://ekiworld.net/
‣ 駅すぱあと - YouTube
- https://www.youtube.com/channel/
UChsdHb4qHO5eFmSOhl0Udsw
‣ 「駅すぱあと」のあたらしい路線図
- http://rosenzu.strikingly.com/
38Appendix‣ JAWS-UG 中央線
- http://jaws-ug.jp/bc/chuoline/
‣ JAWS-UG 京王線
- https://jawsug-keioline.doorkeeper.jp/
‣ uchimanajet7 - Pixelhub.me
- http://pixelhub.me/pixelhub1/index.php?
user=uchimanajet7