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Copyright©IMJ Corporation.All Rights Reserved. 年間数千のプロジェクトといろいろなクライアントの狭間で 株式会社アイ・エム・ジェイ 川畑隆幸

WebSig会議 vol.34 年間数千のプロジェクトといろいろなクライアントの狭間で

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WebSig会議 vol.34「Webディレクター必見!プロジェクトを成功に導く、オンラインツール活用トラノマキ2014」、株式会社アイ・エム・ジェイ川畑さんのプレゼン資料です。

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年間数千のプロジェクトといろいろなクライアントの狭間で

株式会社アイ・エム・ジェイ 川畑隆幸

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自己紹介

川畑隆幸(かわばた たかゆき)

株式会社アイ・エム・ジェイプロジェクトマネジメント本部、人材戦略本部の管掌役員。IMJ初の現場あがりの人事管掌役員。デジタルハリウッド大学の非常勤講師。T-Mediaホールディングスの人事ユニットのユニット長も兼務。

ゼネコンのシステム部門エンジニア9年→ベンチャーの情シス部門2年→医療システムのコンサルタントを3年。2006年。IMJG入社しプロデューサー、ディレクター、プロジェクトマネージャなどを経験後、組織マネージメントに従事し、現在に至る。顧客ロイヤルティを測定するNPSをコンサルティングする認定資格、Net Promotor(R) Certified Associateを持っていたりする。

直近の現場的な仕事は、ポッカサッポロフード&ビバレッジのWeb統合における戦略コンサルティング。

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IMJの事業概要

社名:株式会社アイ・エム・ジェイ設立:1996年7月4日資本金:43億1,046万円(2013年3月31日現在)代表取締役社長 兼 CEO:櫻井 徹従業員数:グループ従業員数 合計723名(2013年3月31日現在)

IMJ単体で500名弱事業内容:デジタルマーケティング事業(※グループの事業内容を含む)

デジタルマーケティング・Webインテグレーションでは国内最大規模。

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最初に言い訳

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IMJで利用しているオンラインツール

他社さんのプレゼンは

「オンラインツールってこんなに便利!」「オンラインツールを使うとこんなにクリエイティブな仕事が出来るよ!」「オンラインツール最高!」

でした。

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IMJで利用しているオンラインツール

つまらないです。

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IMJで利用しているオンラインツール

なぜなら

アイ・エム・ジェイの90%は泥臭い仕事でできているから。

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IMJで利用しているオンラインツール

なので、今日はオンラインツールの中でもプロジェクト管理。というところに焦点をあてて話したいと思います。

この時点で面白い話な感じがしない。

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プロジェクト管理でのオンラインツール

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IMJで利用しているオンラインツール

特に代わり映えない…

正直、ここに呼ばれていいのか。と思う

くらい、面白くない。昔は影舞とか使われてたなぁ。。。

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IMJで利用しているオンラインツール

全社的に本格的に使われるようになったのは、ここ3~4年くらい。もうちょっと前かも。

一部のプロジェクトの一部のマニアが使うものだった。

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IMJで利用しているオンラインツール

オンラインのツールに限らずツール導入の一つの目的は「標準化」

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IMJで利用しているオンラインツール

すると、必ずこう言われます。

「結局、IMJって受託じゃん?。標準化って言っても、客ごとに作り方も違うし、標準化って難しいんだよね」

実際 Cacooとか入れようとしたら「客によって違うから無理っすわ」と言われた。

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IMJで利用しているオンラインツール

• 人数が増える:skypeなどのオンラインでのチャットが効率的

• 拠点が増える:中国とか沖縄とか拠点が増えれば当然オンライン化

• 案件規模が大きくなる:全部メールとエクセルってツライ

• 職種が多岐に渡る:それぞれのステータス管理が必要

企業規模的に、オンラインツールを使わないと回らない

それでもオンラインツールは使わざるを得ない状況

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IMJでの一般的なプロジェクトの流れ

現状分析 WEB戦略立案

プロモーション

デザインHTML

システム開発

プロジェクトマネジメント

基本設計調査 WEB戦略立案 デザイン開発 運用

システム開発 検証

・ログ解析調査・インターネット視聴率調査・ヒューリスティック調査・サイト運用体制調査

・詳細デザイン設計・デザイン制作・コンテンツ制作・環境設定

・運用更新作業の遂行・詳細ルールの策定・システム管理、保守

・詳細システム設計・プログラミング・導入テスト

・ログ検証・インターネット視聴率検証・設定した評価軸での検証・運用ルールの検証

・WEBマーケティング戦略・システム構築戦略・コンセプトメイキング・WEBサイトプランニング・運用プランニング・プロジェクトゴールの設定・評価軸の設定・ロードマップの作成・プロジェクト体制の策定・概算見積の策定

分析

・自社サイト分析・競合他社サイト分析

要件定義/設計

コンテンツ・システム運用

検証

・要件定義・WEBサイト仕様策定・画面構成書作成・運用更新体制の策定・基本デザイン設計・基本システム設計

プロモーション

・SEO(サーチエンジンオプティマイゼーション)

・バナー、テキスト広告・メール広告・アフィリエイトプログラム

戦略Phase 構築Phase 運用・検証Phase

恥ずかしいくらいに、The ウォーターフォール

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プロジェクトの一般的な体制と係る職種

【プロジェクト推進チーム】

Web戦略コンサル/PM

統括ディレクター

ディレクター

進行管理

品質管理責任者

サイト制作ディレクション

プロデューサー

チーフデザイナー

グランドデザイン開発

アシスタントデザイナー

図版類のリデザインなど

【制作チーム】

【プロジェクトサポート】

PMPCustomer Strategy室

システムエンジニア

バックエンド開発

IMJC

これでもかなり簡略化した図

PMストラテジックプランナープロデューサーディレクターADデザイナーフロントエンドエンジニアUXデザイナーシステムエンジニアプログラマーデータストラテジストデータサイエンティスト

etc....

プログラマー

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今日のお話の中心

The ウォーターフォールだと、とにかくプロジェクト管理が大事。

でも、今まで特に標準的なツールがありませんでした。

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IMJにおけるBacklogの使い方

今までは• PJごとに契約してた• PJごとに種別、カテゴリーなどの粒度がバラバラ• とにかく、いろんなbacklogスペースのIDとPassがいっぱい

なので、フルパッケージで購入して「使いたい奴は、俺のところに来い。タダだ!」としたら、一気に標準になった。

ポイントは、初期設定とタダ

PJリーダーからBacklogの利用申請 PM本部にいるBacklog開設担当にてPJ状況のヒアリングをして、初期設定をする。

種別、カテゴリー、発生バージョン、マイルストーンなど、必要最低限のセットアップ+PJごとのカスタマイズ情報をセットアップして、引き渡す。

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大企業にどう対応するか

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オンラインツールを使用する上での留意事項

もちろん、ピンきりですが、中には「大企業」と呼んでいい企業も多くありま

す。打ち合わせに行くと、スーツを着た自分のおやじみたいのがいて、少し

ビビることがあります。

WI上位5社 売上高推移

※出典:㈱ミック経済研究所「ネット広告&WI市場の現状と展望2010年」

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1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

8,000

9,000

10,000

2008年 2009年 2010年

IMJは3年連続

売上高1位

アイ・エム・ジェイ

トランスコスモス

DNPデジタルコム

あとらす二十一

電通レイザーフィッシュ

アイ・エム・ジェイ

トランスコスモス

DNPデジタルコム

あとらす二十一

電通レイザーフィッシュ

アイ・エム・ジェイ

トランスコスモス

DNPデジタルコム

あとらす二十一

電通レイザーフィッシュ

(百万円)

■ 対応案件種別と売上高推移

【対応業種別】A.製造業B.卸売業,小売業C.学術研究,専門・技術サービス業D.情報通信業E.金融業,保険業F.生活関連サービス業,娯楽業G.教育,学習支援業H.宿泊業,飲食サービス業I.不動産業,物品賃貸業J.分類不能の産業K.サービス業(他に分類されない)

2011年度対応案件

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オンラインツールを使用する上での留意事項

大企業や某業界のクライアントでの注意事項

そもそもオンラインツールの利用を認めてもらえないハンコ主義。全ては印刷して、ハンコが押されまくらないとダメ。

実際にあったのは担当者 → 担当部署のリーダー → マネージャー → 部長 → システム部門の担当者 → リーダー→ マネージャー → 部長 → 担当役員 → 社長

スピードより承認プロセスが大事

セキュリティガチガチとにかく、ASPサービスに関しては一切NG。基本的にクラウド系サービスはNGを出されることが多いです。あとはライセンスフリー=危険なもの。という認識があります。

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オンラインツールを使用する上での留意事項

大企業にどう対応しているのか

基本的にIMJは受託なので、お客さんの流儀に従います。

社内では、オンラインツールを利用して、クライアント先に行く時には印刷。

プロジェクトスタート当初ハンコをもらってpdf化して、backlogにアップ…。大概、続きません。

結果的にメールをどう追うか。がカギ。全てが添付ということになりやすいので、「メールをトラッキングして、チケットに変更し、ファイルを管理するライブラリアン的な存在が、プロジェクトに必要になる。

コスト高に見えるが結局は効率がよくなる。

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オンラインツールを使用する上での留意事項

メールをチケットにするのは実はすごく大変

結論から言うと、真面目な人をアサインすることです。

身も蓋もないですが、ライブラリアンは、真面目な人でないと務まりません。

• メールを見落としてはいけない• クライアントから来るメールは「一つの内容=一通のメール」とは限らない• メールの件名に【修正依頼】とかつけてね!とかやってくれた試しがない• ありとあらゆるメールにつなげてくるので re^276 とかなる• チケットにする粒度が揃ってなければいけない

だいたい、そういう人はこの業界に少ないので、貴重です。

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オンラインツールを使用する上での留意事項

どんなに些細なことでもチケット化しましょう。

• 大きな粒度を後から細かくすることは困難• 細かな粒度をグルーピングして大きくすることは簡単• チケットにはチケットの元ネタになるメールをコピペ

小は大を兼ねる。が、チケットの基本。

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オンラインツールを使用する上での留意事項

ライブラリアンって何よ?

実際にはライブラリアンというよりはアシスタント的な存在です。なので、

大型PJで実際に大事なのはPMのアシスタント

なんじゃないかと最近思い始めている。むしろPMBOKの有資格者とかより、大事。

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オンラインツールを使用する上での留意事項

なぜどんな些細なことでもチケット化させるのか?

基本的に人間は怠け者なので、ほっとくと粒度が大きくなる。職種によって細分化のレベルが異なるから。

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オンラインツールを使用する上での留意事項

なぜどんな些細なことでもチケット化させるのか?

基本的に人間は怠け者なので、ほっとくと粒度が大きくなる。職種によって細分化のレベルが異なるから。

例えば…

今回の要件定義の決定にあたって、ステークホルダーが複数存在しており、期日まで完結しない可能性がある。

あるある…決まる気がしない…

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オンラインツールを使用する上での留意事項

今回の要件定義の決定にあたって、ステークホルダーが複数存在しており要件定義が期日まで完結しない可能性がある。

プロジェクトマネジメントの手法的に言うと、

顕在化していないのでリスクに分類できる。

ほんとに?

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オンラインツールを使用する上での留意事項

実際は、要件定義が期日まで完成しない可能性があるのは、もはや顕在化している課題。と扱った方がいい。

というか、現場は実際そう。こう言われる未来は見えている。

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オンラインツールを使用する上での留意事項

ちょっとオンラインツールの話と離れているが

失敗する可能性のあるものは、失敗する

そう思わないと大きなプロジェクトは危険なんです…。

一方で、デザイナーやマークアップエンジニアにとってはリスク。ヘタするとまだクライアントに会ってすらいないので、リスクの存在にすら気づいていないことも多い。

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まとめ

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強引なまとめ

オンラインツールの使用=ペーパーレスではないし、ベタなコミュニケーションがなくなることでもない。

結局IMJでも、何かPJが焦げ臭くなると、PJルームが作成されます。Skypeで、一体感は生まれません。

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強引なまとめ

オンラインツールは人間性を補完してくれるものではない。

オンラインツールを導入してもマメにチケット更新しないとダメなんです。だから、大型PJには「真面目」な人をアサインすべきです。

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強引なまとめ

オンラインツールを入れても進捗しない

オンラインツールは、あくまでもツール。環境を揃えて満足してはダメ。←割りと、PMBOK持ってる人に多いですYO!

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QA

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タスク管理ツールでの最新状況の把握(地道に1タスクずつみていくか、カスタマイズしてアップデート情報だけを追う等)

基本的には地道に追います。もちろんクエリーの工夫はしますが。

タスク管理が大変になるのは基本的にコツコツやらないからです。私は出来ないので、出来る人に任せ

ます。

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タスク管理ツールの社内と社外(公開情報の範囲が異なる状況)での使い分け

Backlogだと社内用と社外用で分けてプロジェクトを作ることで管理しています。面倒なんですが、公開してはいけない情報を公開してしまうよりはいいので…。

あと、メールの書き方はすごく注意します。社内宛であっても、社外の人が見る想定で書けと。オンラインツールに頼ると、誤った操作ってどうしても起きてしまうことがあるんですが、ちゃんとした言葉遣いをしていると、リスクの回避ができます。

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ツールを一元化できていないのでいい方法がないだろうか

これは完全にトップダウン。会社として使うツールはこれ。と決めてやらないと難しいです。

基本的に、自分の気に入ったツールを使いたがる人種が多い業界です。

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コミュニケーションに差があるメンバーの差を埋める使い方

いいから飲め!

黙っていてもコミュニケーションは改善しないので、チームリーダーはオンラインツールの前にファシリテーションを学ぶべきだと思うし、意見は上がってくるものではなく、取りに行くものだ。という姿勢にしたほうが良いかと思います。

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プロジェクトの生産性管理において、オンラインツールは使えるのかわからない

生産管理に使えるかは、私も疑問。どちらかというと、リスク・課題・タスクのステータスを管理する。というところに絞ったほうがいいと思う。

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セキュリティが心配。皆はそのリスクについてどう考えているのか

正直に言うと、クライアント次第。あとは、念のためセキュリティ基準はASP会社には確認し、契約上も盛り込むように注意する。

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タスク起票の粒度(どのくらい細かく起票するか)、ツールに慣れないクライアントにどこまで強要するか、諦めるか、対応策なども日々悩んでます。

とにかく細かく。チケットになっていないものはタスク化されていない=作業から漏れるので、お互いプロジェクトを健全にするために起票してくださいね。とお願いします。ただ、それでも起票してくれないものはリアルのMTGの場で確認し、代わりに起票して、担当者をクライアントにします。とにかく、タスクがbacklogにもあり、メールにもあり、議事録にあり。と分散するのを避けることを優先すべきです。

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外注の方が、使用しているツールが様々で、統一が取れない。こちらから決めるべきか。

こちらが、プロジェクトマネージメントの責任を負っているのであればこちらから決めるべき。