Project Management for the future children

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講演骨子  

Groo Inc. 寺村英雄  

1. ”プロジェクト”は”未来”です  

a. Projectの語源、”未来に向かって投げかけること”、”目標を遂行するための計画” b. 世の中に数多く見られる、目的を見失ったプロジェクト(手段としてのプロジェクト) c. アポロ計画、マンハッタン計画、ヒトゲノム計画、日本改造計画に見られる強靭な”未来

=目標” d. 日本のプロジェクトの目標設定はほとんどがアセットを切り売りする中での、オペレーションのためのプロジェクト(資産=BS=未来優先で目標設定することの重要性) 

e. 国民全体でのゼロサムゲームから脱却し、プラスサムゲームで未来をつくる  

2. 未来をつくるプロジェクトの萌芽(事例)  

a. 事例: i. 利便性を追求する(B2C:Amazon, Alibaba) ii. 利便性を追求する(B2B:MoneyForward, freee, FiNC) iii. メディアとネットワーク効果を追求する(Google, Facebook, wechat, LINE) iv. 規制を破壊する(UBER, AirBnB, Block Chain) v. 顧客体験から価値創造する(Apple, Dialog in the Dark, AP Company, 星野R) vi. 見えない資本を活用する(グラミン銀行、セカイラボ) vii. リスクレートを下げる(Creww.me, metaps, クラウドファンディング) viii. ゼロから資産を創り上げる(MOOC) 

 b. まとめ: 

i. 規模、スピード、効率などの指標が変わらない目標設定に意味は無い ii. 既存のモデル(関数)で上記を追求すれば行き着くところはブラック化 iii. ブレないミッション、ビジョン、世界観レベルで目標設定する 

 3. 新しいマネジメントのかたち 

 a. みなさんの達成すべき目標ってなんですか?(質問) b. では、みなさんのミッション、ビジョン、世界観はなんですか?(質問) c. 不確実性が高まる世界の中で機能不全に陥る社会システムとマネジメント d. 既存のマネジメントを捨てましょう(新しいマネジメントの要素と関係性) e. 大きなストーリーの提示 f. 顧客体験で考える g. プロトタイプ思考で60%リリースする h. ミッションベースで実行する i. エンゲージメントで評価し、PDCAサイクルを回す j. 敢えて会社の規範と異なる要素を受け入れ、意図的なカオス(多様性)をつくる k. コミュニケーションから感情と論理を切り離す(ディベートとファシリテーション) l. 外的要因から内的動機で個を活かす(コーチング) m. ツールを積極的に活用する 

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