人前で教えるあなたのための ライブ講師 の教える術 入門コース ·...

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ライブ講師®の教える技術

入門コース 第1日~第20日

ライブ講師®実践会

人前で教えるあなたのための

第1日 ライブ講師®の教える技術 入門コース

駐車場の番号は?

もし、マーケティングの先生が

あついかみの対話

あわせる 安全安心、仲間

つかむ 興味をひく、 驚き、謎

いかす テーマにつなげる(伏線回収)

みなさんのご体験で・・・

あついかみの対話

かさねる 経験にかさねる

みつける 発見、答を見つけてもらう

のせる 貢献してもらい承認する

あわせる 安全安心、仲間

つかむ 興味をひく、 驚き、謎

いかす テーマにつなげる(伏線回収)

第2日 ライブ講師®の教える技術 入門コース

1 オリエンテー ションと全体像

ライブ講師®の定義

ライブ講師®とは・・・

ライブ感あふれる対話を通じて、参加者の心をつかんで、行動につなげる講師。

入門コースのゴール

ライブ講師®の教える技術(入門レベル)の体系(クライテリア)を一通りマスターし、 自身の仕事に、どのように活かせばいいかが見えてきている状態。

修了後は・・・実践コースで さまざまな事例を研究しながら実践することで、実力を磨き上げていきます。

そもそも 「教える」 とは?

やめてしまう

やりつづける

わからない

わかる

(頭)思考

できない

できる

(体)訓練

やらない

やる

(心)意欲

入門コースの内容

1 オリエンテーションと全体像

2 つかんでいかす オープニング

3 対話で進める メインセッション

4 実習(体験学習)を取り入れよう

5 研修全体を企画しよう

6 エンディングで行動に誘おう

グラウンドルール おすすめの学習方法

●大切なこと、本質は何かを考えよう。

●自身に置き換えたらどうなるかを考えよう。

●実践しよう。

●うまくいったら、続けよう。 いかなかったら、改善しよう。

●自分なりの新しい方法をあみだそう。

・・・その他には?

第3日 ライブ講師®の教える技術 入門コース

取り上げるのは・・・ ストラクチャーとデリバリー

デリバリー

演技 ストラクチャー

脚本

コンテンツ

原作

せっかく、コンテンツ(原作)がよくても・・・

結果

プロセス

マインドセット 心構え 心構え

ストラクチャー と デリバリー が大切

ライブ講師のマインドセット

espect (敬意) 私たちライブ講師は、すべての事に敬意をはらい、 お互い高めあいます。

R

E D

nergize (元気) 私たちライブ講師は、自らが元気であり、出会う 人に元気を与え続けます。

ialigue (対話) 私たちライブ講師は、対話によって学びを深め、 行動につなげます。

第4日 ライブ講師®の教える技術 入門コース

2 つかんでいかす オープニング

セルフチェック 1 2 3 4 5

①研修内容にあわせた会場 レイアウトを工夫している。

②研修のオープニングは 得意な方だ。

③アイスブレイクのネタ は十分だ。

④グラウンドルールを必 ず伝えている。

⑤自己紹介のパターンを 複数もっている。

YES!

つかんでいかす オープニング ●開場前の準備(すべてに敬意を)

●お出迎えと受付

●ご案内とティーアップ

●登場のポイント

●口火の切り方

●つかみネタの種類

●つかんで、いかす (あついかみの対話)

●アジェンダを伝える

●自己紹介を潜ませる

開場前の準備(すべてに敬意を)

●会場設営 (BGM、レイアウト、ホワイトボード、プロジェクター、他)

●備品類 (名札、テキスト、筆記用具、付箋紙、ツール、他)

●スタッフミーティング 心をひとつにする

お出迎えと受付

●入口からの誘導サイン

●会場外でお待ちいただく間

●お出迎え&お声がけ

●出席確認

●名札など

●事前課題の回収

●テキスト等の配布

●精算

●クローク

●待ち時間の工夫(BGM、指示)

第5日 ライブ講師®の教える技術 入門コース

ご案内とティーアップ

●ご案内 (歓迎 + 事務的なこと)

(トイレ、喫煙、飲食、携帯電話、 禁止事項、スポンサー等の紹介、他)

●ティーアップは敬意(事務局 → 講師)

登場のポイント

●体 姿勢&動き

●顔 アイコンタクト&笑顔

●対話の リズム (間、メリハリ)

●言葉のヒゲ 「え~」 をとる

●こんにちは (間) ようこそ○○へ

●○○○○ の ○○です。

●ありがとう+うれしい (なぜなら)

●2分以内の行動(挙手、いじる他)

デリバリー (振る舞い)

ストラクチャー(構成)

デリバリー

演技

ストラクチャー

脚本

「さっそくこちらをご覧ください」

「こんなお話をご存じでしょうか」

「実験におつきあいください

口火の切り方

データ

物 語

実 習

アイスブレイクからはじめよう!

つかみネタの種類 特 徴 抵抗感 留意点

データ (図解)

短時間 客観的(思考)

少ない 一目瞭然の わかりやすさ

物 語

短時間 主観的(感情)

少ない エピソード(挿話)として取り入れる

実 習 (クイズ)

実体験 自分事に

多い 目的を言う わかりやすく (一時一事) ケアする

第6日 ライブ講師®の教える技術 入門コース

つかみネタの種類(データ)

企業向け研修サービス市場規模 (矢野経済研究所調べ)

5750億円 市場規模 5000億円

4520億円

企業向け研修サービス市場規模の推移 (矢野経済研究所調べ)

●研修費のカット ●研修の内製化 ●講師の選別

2007年

2011年

2014年

●実践的な内容

「さっそくこちらをご覧ください」

復活

つかみネタの種類(物語)

○○の 大切さ

・行動 ・愛情 ・思いやり ・失敗から学ぶ ・時代の流れ ・意志のチカラ などなど・・・ 分類整理

日常から、エピソードを収集

必要なネタを

ピックアップ

「こんなお話をご存じでしょうか」

つかみネタの種類(実習) 「実験におつきあいください」

つかんで、いかす

つかんで いかす

つかむ 興味をひく、 驚き、謎

いかす テーマにつなげる(伏線回収)

あついかみの対話

かさねる 経験にかさねる

みつける 発見、答を見つけてもらう

のせる 貢献してもらい承認する

あわせる 安全安心、仲間

つかむ 興味をひく、 驚き、謎

いかす テーマにつなげる(伏線回収)

キリがない...ネタに関する参考資料集 ●感動の会議! ●プロ研修講師の教える技術 ●プロセスコンサルテーション ●ワークショップ・デザイン ●チーム・ビルディング ●ファシリテーション・グラフィック ●ロジカル・デイスカション ●教育研修ファシリテーター ●ワークショップ入門 ●ファシリテーター養成講座 ●ファシリテーターの道具箱 ●ザ・ファシリテーター ●ザ・ファシリテーター2 ●クリエイティブ・トレーニング・ハンドブック ●すごい会議 ●秘伝すごい会議 ●会議が絶対うまくいく本 ●板書の極意 ●ファシリテーター型リーダーの時代 ●ファシリテーター完全読本 ●ファシリテーションの技術 ●しつもん仕事術 ●会議が変わる6つの帽子 ●もしハリウッド監督が会議を仕切ったら ●うしろ向きに馬に乗る ●プロセスマインド ●シックスシグマ導入プロジェクト ●GEワークアウト ●コミュニケーションコンサルタントの仕事 ●自分と向き合う究極のエンカウンター ●エンカウンター ●構成的グループエンカウンター事典 ●構成的グループエンカウンターの原理と進め方 ●サイコドラマの進め方 ●エンプティーチェアテクニック入門 ●ネイチャーゲーム ●創造力事典 ●アイデアバイブル ●問題解決の技術 ●答えが見つかるまで考え抜く技術 ●考具 ●アイデア・スイッチ ●問題解決のための高速思考ツール ●循環思考 ●システムシンキング・トレーニングブック ●シナリオシンキング ●品質向上7つ道具 ●論理トレーニング ●参加型ワークショップ入門 ●わかる!ビジネスワークショップ ●ワールトカフェをやろう ●ホールシステム・アプローチ ●オープンスペース・テクノロジー ●ポジティブ・チェンジ ●AI ●組織開発ハンドブック ●ダイアローグ対話する組織 ●本来の学びをデザインする ●研修ゲームハンドブック ●アクションラーニング入門 ●グループワークの専門技術 ●チームビルディングの教科書 ●こころのウイルス ●シルバメソッド ●解決志向の実践マネジメント ●セラピストの技法 ●ブリーフセラピーの登龍門 ●王子さまになったカエル ●NLPヒーローズジャーニー ●「影響言語」で人を動かす ●リフレーミング ●NLPハンドブック ●催眠誘導ハンドブック ●ミルトンエリクソンの催眠療法入門 ●コミュニケーション力を引き出す ●インプロゲーム ●ワークショップリーダーへの道 ●人やまちが元気になるファシリテーター入門講座 ●楽しいアイスブレーキングゲーム集 ●みんなのPAゲーム ●5分間でできる集会遊びベスト80 ●人間関係づくりトレーニング ●職場の人間関係づくりトレーニング ●アレクサンダー・テクニーク ●手強い問題は対話で解決する ●多様性トレーニングガイド ●ファシリテータートレーニング ●交渉の達人 ●論理力を鍛えるトレーニングブック ●はじめてのディベート ●クリティカルシンキング ●イシューからはじめよ ●右の脳で描けワークブック ●アクティブ・インタビュー ●言いにくいことの上手な伝え方 ●シュタイナー入門 ●幼児期には2度チャンスがある ●マインドコントロールとは何か ●影響力の武器 ●ダニエルカールマン心理と経済を語る ●アドレナリン・ジャンキー ●物語の体操 ●ストーリーメーカー ●小さな物語のつくり方 ●売れる作家の全技術 ●ゲームにすればうまくいく ●●ゲームストーミング ●インバスケット思考 ●開発教育 ●フロー体験とグッドビジネス ●ハーバード白熱教室 ●マジシャンの教え ●マジック心理学 ●これがメンタリズムです ●コールドリーディング ●単純な脳複雑な私 ●ノンバーバル事典 ●プロセス・エデュケーション ●講師を頼まれたら読む「台本づくり」の本 ●多忙な人に伝える技術 ●戦略的話術 ●成功者は皆、ストーリーを語った ●QC ●ケースメソッド教授法入門 ●笑いのスキルで仕事は必ずうまくいく ●エグゼクティブ・コーチング入門 ●五感で磨くコミュニケーション ●人生を変えた贈り物 ●自分が源泉

第7日 ライブ講師®の教える技術 入門コース

アジェンダを伝える

1 ゴール 「今日の○時に、あの扉を開けて 帰るときに・・・」 個人のゴール

2 目次(内容一覧) ~安心感 実務書 VS 小説

3 グラウンド・ルール

グランドではない 「床」 さらに追加を求める (参加)

自己紹介を潜ませる 1

● 「偉人伝」は、興味をもってから読む本。 参加者は 「あなたの感動の自己紹介」 を聞きたいだろうか。

●では、どこに潜ませるか? (答) テーマに関係させる。

「なぜ、私はこの(テーマ)をお伝えできる

かというと・・・(これまでの経験)」

自己紹介を潜ませる 2 ●その上で、共感と権威をどう組み込むか? (NHK仕事の流儀 権威→落として→再起)

自己開示(講師自らハダカになる)

●その他の鉄板 5種類 ・ご当地型 ・時事ネタ型 ・はまってます型 ・あげます型 ・ください型

第8日 ライブ講師®の教える技術 入門コース

3 対話で進める メインセッション

セルフチェック 1 2 3 4 5

①一方的に話す講義形式は 極力避けている。

②わかりやすい説明をするの は得意な方だ。

③話のつながりや展開を、 自分なりに工夫している。

④質問を投げかけ、対話で 進めるのが得意だ。

⑤参加者からの質問には、 ていねいに答えている。

YES!

対話で進めるメインセッション ●あわせる事からはじめよう

●「わかりやすさ」 7つのポイント

●「しくじり先生」に学ぼう

●無言の突っ込みに答えよう

●内容を構成していこう

●質問で対話を進めよう

●こちらから質問していく

●解決に導く質問

●参加者の質問に答えていく

かさねる 経験にかさねる

みつける 発見、答を見つけてもらう

のせる 貢献してもらい承認する

あわせる 安全安心、仲間

つかむ 興味をひく、 驚き、謎

いかす テーマにつなげる(伏線回収)

あわせる事からはじめよう

●同じ空間を共有している感覚 ●キャッチボール感覚

●1対1を100つくる

「わかりやすさ」 7つのポイント

■わかりやすい

おもしろい

やって みたい

続け たい

■短く話す ■結論から話す (質問から) ■全体像を示す (部分→全体→部分) ■易→難(難問から) ■具体的(抽象的) ■分解(関連づけ) ■セイフティーネット

行動につなげるためには

第9日 ライブ講師®の教える技術 入門コース

「しくじり先生」に学ぼう

「私は、そのとき、 ○○○しました」

「何と、それは、××だったのです」

「ところが」

無言の突っ込みに答えよう

「○○という薬が よく効くんです」

「実は、××という研究所でこんなデータが出ているんです」

本当? (無言の突っ込みに答えて)

内容を構成していこう

まず、内容をリストアップして、レベルアップ

1 リストアップ

2 箇条書き

3 接続詞

4 対話

●・・・・・・ ●・・・・・・・・ ●・・・・・

天才も努力している! 洋七さんの漫才を聞いて、ぼくは漫才師になろうと決めた。(中略)それから、一年あまり、僕はいつもあの人にくっついていた。(中略)。

僕が一人だった時は、あの人もわからなかったけれど、竜介とコンビを組んで漫才をやりはじめたら洋七さんに怒られた。「ネタをパクるな」と。 でも、他の人にはそれがわからなかった。洋七さんだけが気づいた。 それは、正確に言うなら、僕がパクっていたのは洋七さんのネタではなかったからだ。僕がパクっていたのは、ネタでなく洋七さんの「笑いのシステム」だったのだ。

そのやり方は、たとえばこうだ。 まず、B&Bの漫才をテープにとって、それを全部紙に書き出す。それから、その漫才がなぜおもしろいのか、他の漫才とどうちがうのかということを分析していく。 そうすると、一つのパターンが見えてくる。そのパターンに、僕は全く違うネタを当てはめていったのだ。 島田紳助さんの言葉 「感動の会議!」 P75

第10日 ライブ講師®の教える技術 入門コース

質問で対話を進めよう

●無言のつっこみに答える

【声を出して対話する】

●こちらから質問していく

(解決に導く質問)

●参加者の質問に答えていく

こちらから質問していく 1

発問する マイケルサンデル

「 ハーバード 白熱教室 」

こちらから質問していく 2

【シーン別の分類】

●許可を求める質問

「それでは、はじめてよろしいですか」

●導く質問(発問) ~バインド(束)

「○○について、どう考えますか」

●確認する質問 ~頻度をあげよう

「ここまで、ご理解いただけましたか」

こちらから質問していく 3

バインド(束) 前提(仮説)のブレンド量

●今度の休み、旅行に行かない?

●今度の休み、旅行に行かない? 例えば、沖縄なんてどう?

●今度の休み、沖縄に行かない?

55

こちらから質問していく 4

【答のありかによる分類】

答のありか 講師は知っている 講師は知らない

参加者は 知っている

儀礼的、仲間意識 「ね~知ってる?」

コーチング インタビューなど

参加者は 知らない

クイズ、テスト コンサルティング

テーマ設定 ファシリテーション

こちらから質問していく 5

そして、とても重要なこと・・・

質問は、対話のきっかけである。 したがって、たとえ間違った回答でも、 参加者からの回答は、必ず

ていねいに敬意をもって 受けとめよう。 決して、尋問や詰問にならないように。

第11日 ライブ講師®の教える技術 入門コース

解決に導く質問 1

現 状

将 来

+ -

+ -

それはなぜ?

で、どうする?

本当はどうなりたい? 何が大事?

解決に導く質問 2

くだもの ナシ

ブドウ

ラフランス

21世紀

具体的には? 他には?

チャンク CHUNK(肉のブツ切り)

解決に導く質問 3

知っているフレームワークを質問に

S 強みはなに?

W 弱みはなに?

O 追い風要素?

T 向かい風要素?

第12日 ライブ講師®の教える技術 入門コース

参加者の質問に答えていく 1 ●基本的な流れは ①感謝 「ご質問ありがとうございます」

②確認 「・・・という質問でよろしいでしょうか」

③回答 「それは、△△です。なぜなら・・・」

④確認 「よろしいでしょうか」

●気持ちとしては ①質問者を味方にする

②質問者は対等な仲間である (上から目線や、へりくだったりしない)

参加者の質問に答えていく 2

●場に展開する 目の前の人に納得してもらいながら、内容を 一般化(チャンクアップ)したり、同様の例を をあげて(チャンクラテラル)、参加者全員の 学びにつなげる。別の領域にチャンクダウン。

くだもの ナシ

ブドウ

ラフランス

21世紀

第13日 ライブ講師®の教える技術 入門コース

4 実習(体験学習)

を とりいれよう

セルフチェック 1 2 3 4 5

①これまで、体験型実習を 進行した経験がある。

②議事進行、ファシリテー ションは得意な方だ。

③その場で起きたことを研 修に活用する方だ。

④想定外の事が起きても、 どうにか対応できる。

⑤参加者が、新たな気づき を得る瞬間がうれしい。

YES!

実習(体験学習)を取り入れよう

●6種類の実習

●事例研究

●進行の基本パターン

●進行で気をつける3つのポイント

●その他の実習

●こんなときどうする?(臨機応変の対応)

6種類の実習

研修ゲーム

ケース メソッド

ロール プレイング

ソクラテス メソッド

ホットシート

プロジェクト

事例研究(研修ゲーム)

魔法の箱

第14日 ライブ講師®の教える技術 入門コース

進行の基本パターン

①タイトルと(表の)意図を伝える

②実習の進め方やゴール、勝ち方、ルール などの説明をする(しっかり確認) 「一時一事」

③実施する(サポート)

④結果をふりかえる

⑤隠れた裏の意図を公開する(または、④ の段階で導き出す)

事例研究(研修ゲーム)

必要性と可能性のバランス

必要性の訴求

「やらなくちゃ」

可能性の訴求

「できそうだ」

クイズも難易度を考えよう

第15日 ライブ講師®の教える技術 入門コース

あついかみの対話

かさねる 経験にかさねる

みつける 発見、答を見つけてもらう

のせる 貢献してもらい承認する

あわせる 安全安心、仲間

つかむ 興味をひく、 驚き、謎

いかす テーマにつなげる(伏線回収)

こんなときどうする?

(臨機応変の対応)

●議論の話が、ずれているとき

●上位職の人の話が止まらないとき

●一言も話さない人がいるとき

●設備の故障、備品モレなど

●事故が起きて集合が遅れているとき

その他「想定外」を想定してみよう

第16日 ライブ講師®の教える技術 入門コース

5 研修全体を 企画しよう

セルフチェック 1 2 3 4 5

①これまで、「研修企画書」 を書いた事がある。

②開催にあたって、趣旨を しっかり確認している。

③研修タイトルは、興味を 引きつけるものだ。

④参加者のビフォー・アフタ- の状態を意識している。

⑤参加者の状態にあわせて、 事前案内を工夫している。

YES!

全体を企画しよう

●これが「研修企画書」だ

●タイトルを決める

●趣旨を確認する

●ビフォーの状態を明確に

●アフター(ゴール)の状態を明確に

●環境・ツール

●ストーリーラインにまとめよう

これが「研修企画書」だ

●ストーリーライン (

オープニング

エンディング

●参加者のビフォー (事前案内)

●趣旨(講師側の意図)

●参加者のアフター/ゴール

●環境・ツール

グラウンドルール

●タイトル(副題)

そのために、こうなって欲しい!

(事後フォロー)

●講師紹介

なぜ今、わざわざ自分が? 全体の中での位置づけは?

ずばり一言で!

はじまる前は? 終わったときは?

ビフォー・アフターをつなげる形で、内容を構成していく 途中のゴール(知識、やる気) も設定(マイルストーン)

メリット

第17日 ライブ講師®の教える技術 入門コース

タイトルを決める ●タイトル ズバリ一言で言うと?

副題(ヘッドライン)をつける!

○○新聞

○○で××・・

(写真)

○○○○○

○○○○○

○○○○○

○○○○○○

○○○○○○

○○○○○○

○○○○○○

○○○○○○

○○○○○○

○○○○○○

○○○○○○

タイトル

副題(ヘッドライン)

本 文

趣旨を確認する ●なぜ、わざわざ忙しい中を、ここま でして、私は、対話の場をもうけな ければならないのか?

●なぜ、私でないとダメなのか?

●なぜ、他の方法ではダメなのか?

●今日の研修・セミナーの、全体の中 での位置づけは?(プロジェクト)

●すべては自分事として語る 「自分が源泉」

●極力、関係者を巻き込む

第18日 ライブ講師®の教える技術 入門コース

ビフォーの状態を明確に 1 ■参加者 数や属性は

●知識レベルはどうか? ●やる気レベルはどうか? ●各自への期待・役割は? ●お互いの関係性は?

■事前案内は

●「招待状」 になっているか? ・思いやり、つかみ ・企画書の項目 ●適切な事前課題か? (知識の平準化、やる気の底上)

●約束(コミット)しているか?

やる気

・最高の参加者 ・オレ様

・わかってる人 ・感心ない人 ・本当は反対

・成長株 ・残念な人

・呼んでは いけない

ビフォーの状態を明確に 2

それぞれのタイプに、どう対応すべきか

質問に答えていく形式

モデルになってもらう

ピンポイントで 解説を お願いする

「できるよ」と応援 「できたね」と承認

選択型の質問 (クローズド クエッション)

メリット訴求

危機感訴求

やる気

・最高の参加者 ・オレ様

・わかってる人 ・感心ない人 ・本当は反対

・成長株 ・残念な人

・呼んでは いけない

悪影響減らす

アフター(ゴール)の状態を明確に

■参加者

●目指す知識レベルは?

●目指すやる気レベルは?

●各自にとってのメリットは? ●お互いの関係性は?

■事後フォロー

●やることが明確か?

●フォロー体制は?

●承認の仕組みは?

第19日 ライブ講師®の教える技術 入門コース

ストーリーラインにまとめよう 時 間 実施内容 鍵となる質問 参加者の状態

(知識・技術) 参加者の状態

(やる気)

1000開始

1100

1200

1300

1400

1500 終了1600

オープニング

エンディング

それぞれの「実施内容」に応じた「鍵となる質問」(発問)を用意するとよい。

参加者の状態は、必ず、知識・技術、やる気の両面で計画する。 マイルストーンを置く。

あついかみの対話

かさねる 経験にかさねる

みつける 発見、答を見つけてもらう

のせる 貢献してもらい承認する

あわせる 安全安心、仲間

つかむ 興味をひく、 驚き、謎

いかす テーマにつなげる(伏線回収)

環境・ツール 1会場・備品

●場所、時間の選定 ●誘導 ●インテリア ●照明、空調 ●BGM、PA ●レイアウト(イスの数) ●ホワイトボード ●プロジェクター ●スクリーン ●名札 ●文具 ●その他

環境・ツール 2テキスト

「テキストは贈り物」 参加者 + 関係者

(ツール) ●パワーポイント ●ワード(A4タテ) ●その他

(形式) ●穴埋めレジュメ ●書籍資料 ●ワークシート ●その他

環境・ツール 3グラウンドルール

①さんづけ

②本音で積極的に

③よく聴く

④秘密を守る

⑤お互いの成長を支援する

「研修は実験の場、戻って実践」

わかる 感じる

できる

や る

気づく

第20日 ライブ講師®の教える技術 入門コース

6 エンディングで 行動に誘おう

エンディングで行動に誘おう

●まとめとふりかえり

●感謝・期待と、約束・宣言

●アンケートの活用

●利から理へ

このコース自体のふりかえり

入門コースの内容ふりかえり

1 オリエンテーションと全体像

2 つかんでいかす オープニング

3 対話で進める メインセッション

4 実習(体験学習)を取り入れよう

5 研修全体を企画しよう

6 エンディングで行動に誘おう

あついかみの対話

かさねる 経験にかさねる

みつける 発見、答を見つけてもらう

のせる 貢献してもらい承認する

あわせる 安全安心、仲間

つかむ 興味をひく、 驚き、謎

いかす テーマにつなげる(伏線回収)

まとめとふりかえり

●学んで来た項目をふりかえる

●参加者同士で確認(ペア)

●ご質問やご意見を受ける

●意見や質問が出にくいときは ・2人組で話してもらってから質問を受ける

・いきなり「質問タイム」にせず、つど対話形式で進める

・あらかじめ案内しておく(途中で質問を書く時間もとる

・YES/NO質問や選択式にする ・待つ

感謝・期待と約束・宣言

●感謝 ありがとう、うれしい、すばらしい 「ここまで真剣に学び続けてくれて~」

●期待 「参加者のみなさんには、ぜひ」

●ゴール達成の確認

●約束 (行動の確認) 「よろしいですね。では、具体的な行動を1つ」 ぐ(具体的) た(達成可能) い(意欲が出る) て(定量的) き(期限がある) ~ベビーステップ

●宣言と承認 ステージにのせる

アンケートの活用

●目的 ○参加者自身のふりかえり

○研修セミナーをよりよくするために

○集客告知のために

●方法 ○紙に記入していただき回収

○その場で、言葉でシェア

○動画などで記録

人生の終わりに残るのは、我々が 集めたものではなく、与えたものだ。 ジェラール・ショドリー • “Ce n'est pas ce que nous avons amassé qui reste après cette vie,

mais ce que nous avons donné.” Gérard Chaudry

ありがとうございました(寺沢俊哉)

利から理

20日で学ぶ! 人前で教えるあなたのための

ライブ講師®の教える技術 入門コース スライド

発刊日 2018年4月8日

著 者 寺 沢 俊哉

発 行 テラメディア株式会社

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