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2015年サイバーセキュリティ月間における取組結果について
資料2
○国民のサイバーセキュリティに関する意識を向上させるため、⾏事の開催や広報等の普及啓発活動を集中実施。〇新しい取組としてサイバーセキュリティ・カフェや競技形式の訓練、検索ポータルサイトと連携した意識調査などを実施。また、昨年定評のあった日替わりコラムの掲載を実施。
イベントの開催
コーヒーを片手にサイバーセキュリティについて学ぶ双方向型のイベント。学生向け・一般向けの2回開催。ネットでの動画配信も⾏っている。
サイバーセキュリティ「“費用”から“投資”へ」と題し、経営層や管理職に向けて、サイバーセキュリティの重要性を訴求するシンポジウムを開催。
キックオフ・シンポジウム (2月2日)
ポスター、シール
周知用素材の作成・配布
トップメッセージ発信
月間に関するメッセージを発出。記者会見、HP等を活用し周知
マスメディア、電車広告、メールマガジン、Twitter、政府広報等を通じ各種情報を提供
各種媒体の活用
サイバーセキュリティ・カフェ (2月26日、3月11日)
その他官民による関連行事
●サイバーセキュリティに関する講習等(都道府県警察)小中高校等を対象に、サイバー犯罪の現状、検挙事例等を説明e-ネット安心講座(総務省、文部科学省等)児童生徒・保護者等を対象とした子供たちをネットトラブルから守るための講座インターネット安全教室(経済産業省等)家庭や学校におけるネット利用の基礎知識を学習その他、産学官民の各主体により、全国で関連⾏事が開催された。
様々な関連⾏事を集中的に開催
官民連携の推進
イベントの共催、講師派遣等
月間バナーと企業等バナーを相互のウェブサイトに掲載
ロゴマークの活用
月間用ページコラム「サイバーセキュリティひとこと言いたい!」 掲載
専用HPの更新 関係機関にシールを配布。30の企業等から利用申請あり。
「現場」における実効的なインシデント・ハンドリング能力向上に向け、12省庁対抗による、競技形式の事案対処訓練を実施。
サイバーセキュリティ訓練(総務省との共催)
リーフレット
Yahoo!JAPAN意識調査への設問提供
多用な業種・職種の皆様(総勢52名)にコラムを執筆いただいた。
期間中67回のツイートを実施フォロワー数が増加(740名→2019名)
期間中、週替わりで設問を提供。6つの設問で、延べ約193,000票の回答があった。
全国の関係機関等に広く配布。
2015年「サイバーセキュリティ月間」(2/1~3/18)について
2
【経営層へのアプローチ】
シンポジウム「“費用”から“投資”へ」では、管理職の参加が約半数。経営層はうち約1割で、中小企業からの参加が多かった。⇒ 「経営層を直接対象とする場合」と、「経営層に訴求できる実務担当者や管理職を対象とする場合」が考えられる。
それぞれに、より効果的なアプローチが出来るよう、テーマや内容の検討が必要ではないか。
【青少年・その他の層へのアプローチ】・学生向け「サイバーセキュリティカフェ」では、各地から熱心な大学生・大学院生が参加。・全国の都道府県警等により、学生(小学生~大学生)、外国人留学生、高齢者、教育関係者、地域防犯ボランティア
等、対象に応じた内容の防犯教室が多数開催された。また、e-ネットキャラバン、インターネット安全教室などの枠組でも、全国で行事が実施された。
・「スマートエイジングフォーラム」では、各地で精力的に活動するシニアの方々が多数参加。(NISC後援行事)⇒ 年齢、所属、ライフスタイル等に応じた訴求手法の検討が求められる。また様々なコミュニティで行われる
「セキュリティに関心のある人」から、「関心のない人」への啓発のサポート手法についても検討が必要。
2015年「サイバーセキュリティ月間」の結果・総括 ①
それぞれの層への普及啓発
新たな手法による啓発
【ニュースポータルサイトとの連携】「Yahoo! News 意識調査」にNISCから設問を提供。参加者数にバラツキはあったものの、一定の成果が見られた。⇒ 設問の仕方や周知方法に工夫が必要。また、設問自体による啓発効果も期待できるのではないか。⇒結果の活用・意識の指標化には、回答者の属性把握や定点観測等が必要ではないか。
【サイバーセキュリティカフェ】講師・参加者の距離が近く、双方向のコミュニケーションの可能性が見出され、一定の成果が見られた。⇒関心が高い参加者が大半。無関心層を集めること以上に、「啓発主体になりうる関心層」を集める意味での効果。⇒今後、地域での開催も視野に、取組の拡大を検討。
3
2015年「サイバーセキュリティ月間」の結果・総括 ②
地域の取組活性化
【イベントの都道府県別掲載】「国民を守る情報セキュリティサイト」月間特設ページに、関連行事を都道府県別で初めて掲載。全国全ての都道府県からアクセスがあり、人口当たりアクセス数を見ると都市部と地方の差は必ずしも見られない。⇒ 全国的に活用頂ける最新情報・教材などを提供するサイトとのより一層の連携が有効ではないか。⇒ イベント詳細が直前に固まるものも多い中、行事一覧のアップデートが課題。
【コラム「サイバーセキュリティ ひとこと言いたい!」】セキュリティの専門家のみならず、異分野で働く職員や教員、経営者、ブロガー等52名の方に執筆いただいた。⇒ 昨年と比較しアクセス数が大きく増加。twitter等での拡散も見られ、より幅広い方に読まれたと思料。⇒ 地域や異業種の視点でのセキュリティを発信できる場として、執筆者からも一定の評価。主体的な取組を紹介・
PRする場として、継続的に取り組んでいくことを検討。
【草の根サイバーセキュリティ運動全国連絡会(Grafsec-J)】(NISC後援行事)
第1回全国大会を開催。全国で普及啓発に努力する方々が参加。消費者関連・青少年問題・サイバーセキュリティ関連の講演やパネルディスカッションを行うとともに、全国関係者の情報交換・相互交流を実施。⇒ 各地の協議会・キーパーソンとの連携により、地域の取組のさらなる活性化が望まれる。
その他官民連携
・国内各地域で、官民連携した行事や情報発信等の取組が多数実施された。直前の名称変更等にも関わらず、多くの機関に精力的にご対応・ご協力いただいたことに感謝。
・協議会等で取り組んで頂いている企業以外にも、月間のキャンペーンサイト開設やロゴマークの使用など、積極的な取組を新たに実施する企業等も多く見られ、取組が拡大した。
・今後、協議会の皆様はもちろんのこと、産学官民の連携による主体的な取組をより一層増やし、普及啓発活動を盛り上げ、国民のリテラシーを高める契機となるよう、「サイバーセキュリティ月間」を引き続き実施することとしたい。
4
(参考)政府の取組結果等
5
官房長官からのメッセージ
【URL】 http://www.kantei.go.jp/jp/tyokan/97_abe/20150202message.html
サイバーセキュリティ月間における内閣官房長官メッセージを発信(2月2日)
6
キックオフ・シンポジウム①
「“費用”から“投資”へ- 経営の活力を支えるサイバーセキュリティ -」をテーマに講演・パネルディスカッションを実施(2月2日)
・一般参加者272名(応募総数369名)- 約84%が民間企業からの参加- 約52%が役員・管理職- 約61%が組織の管理部門もしくは情報システム部門
・約90%が「よかった」「どちらかといえばよかった」と回答 (平成25年度87%)
51.538.8
6.7
2.2 0.7
シンポジウム全体の感想
1.よかった
2.どちらかといえばよかった
3.どちらともいえない
4.どちらかといえばよくな
かった
5.よくなかった
(%)
84.2
7.3
0.64.2
0.6 0
1.8
1.2
聴講者の職業
1.会社員・会社役員
2.公務員
3.教職員
4.団体職員
5.自営業
6.学生
7.個人
8.その他
(%)
4.3
48.143.2
4.3
聴講者の役職
1.役員
2.管理職
3.一般社員・職員
4.その他
(%)
25
35.6
25
14.4
聴講者の所属
1.組織の管理部門
2.情報システム部門
3.情報システムに関する
ビジネスを行う部門
4.その他
(%)
7
キックオフ・シンポジウム②
(参考)キックオフ・シンポジウム開催概要
8
関連行事(イベント)①
NISCからの講師派遣民間イベント等に政府からも講師等を派遣。
開催日 行事名 主催
2月9日 29SEC 2015 株式会社ラック
2月14日 セキュリティ・キャンプフォーラム2015独立行政法人情報処理推進機構セキュリティ・キャンプ実施協議会
2月18日 最先端サイバー犯罪対策セミナー 日本マイクロソフト株式会社
2月27日ITコンソーシアム京都クラウドコンピューティング部会セミナー企業のIT活用におけるセキュリティセミナー~クラウド社会における企業経営に必要な情報セキュリティ対策~
ITコンソーシアム京都
2月28日 第9回 JSSMセキュリティ公開討論会 日本セキュリティマネジメント学会
2月28日 Kyushu Information Security Day 2015.02 Kyushu Information Security Day実行委員会
2月28日「草の根サイバーセキュリティ運動全国連絡会」(Grafsec-J)第一回全国大会
全国情報セキュリティ連絡推進連合会(仮称)設立準備会
3月11日第2回スマートエイジングフォーラム@東京電機大学―スマートフォンがもたらす高齢者の未来―
第2回スマートエイジングフォーラム実行委員会(委員長 安田浩)東京電機大学 スマートスクール推進委員会
3月12日~3月13日情報セキュリティシンポジウム道後2015情報セキュリティシンポジウム道後2015実行委員会 9
関連行事(イベント)②
全国各地およびウェブ上で開催された行事の公開協議会の皆様、月間に協力いただいている協力機関・企業・団体等が開催する行事を、月
間ホームページ上で都道府県別に掲載
閲覧総数:13,846PV(※) (2月1日~3月18日)
(※)ページビュー。WebサイトにアクセスしたユーザによってWebページが1ページ読み込まれるごとにカウントされる単位 10
関連行事(イベント)③
No 都道府県 UU(※)
1 鳥取 2.72
2 山梨 2.44
3 福井 2.29
4 佐賀 2.10
5 島根 2.24
6 徳島 2.03
7 高知 1.96
8 和歌山 1.75
9 富山 1.68
10 秋田 1.70
都道府県ページ別人口10,000人当たりの閲覧人数
:
28 東京 0.92
(※)ユニークユーザ。一定の期間内にWebサイトを訪れた重複のないユーザ数をカウントする単位
:
・ 都市圏のイベント情報に加えWebサイト上の取組に関心が集まった。・ 東京等、都市部のイベントの閲覧数が突出しているようにも見えるが、人口を考慮すると地域からの閲
覧数も多く、関心の裾野は広い⇒関心のある人からさらなる底上げを図っていく必要
No 都道府県 PV
1 東京 1327
2 神奈川 415
3 大阪 374
4 千葉 372
5 北海道 278
6 福岡 274
7 埼玉 268
8 愛知 256
9 兵庫 238
10 京都 238
都道府県ページ別閲覧数
-Webサイト上の
取組252
11
【新規取組】サイバーセキュリティカフェ①
「サイバーセキュリティカフェ」2件の開催街中のカフェやラウンジでコーヒーを片手に、サイバーセキュリティについて専門家と一般
市民が一緒に考える「サイバーセキュリティカフェ」を開催。
①サイバーセキュリティカフェ for student(2月26日)
高校生・大学生・専門学校生を対象にスマートフォンのセキュリティについて考えるセミナー
講師:長谷川 長一 氏(株式会社ラック)花田 経子 氏(新島学園短期大学)
コーディネーター:平田 真由美 氏(SPREAD)
・参加者16名(応募総数19名)
②サイエンスカフェ 「セキュリティ研究の最前線」(3月11日)
一般の方を対象にサイバーセキュリティに関わる最新の研究と現場の動向について考えるセミナー
ナビゲーター:後藤 厚宏 氏(情報セキュリティ大学院大学)
ゲストスピーカー:金岡 晃 氏(東邦大学)岩村 誠 氏(日本電信電話株式会社)羽田 大樹 氏(NTTコムセキュリティ株式会社)
・参加者23名(応募総数28名)
12
【新規取組】サイバーセキュリティカフェ②
①サイバーセキュリティカフェ for student(2月26日)
②サイエンスカフェ 「セキュリティ研究の最前線」(3月11日)
28.6
28.6
28.6
9.54.8
サイバーセキュリティカフェに応募したきっかけは何ですか
1.講師・コーディネーターの話を聞いてみ
たかったから
2.サイバーセキュリティについて、最新の
動向を知りたかったから
3.気軽に参加できるセミナーを受講してみ
たかったから
4.スマートフォンやPCのセキュリティ対策
について不安があり、知識を得たかったから
5.ワンコインでドリンク・デザートが付いて
お得だと思ったから
(%)
23.1
23.1
19.2
15.4
11.5
7.7
どのような点がよかったですか
1.講師・コーディネーターの話が
興味深かった
2.他の参加者の意見をきけた
3.会場の雰囲気がよかった
4.ドリンク・デザートがよかった
5.気軽に発言ができた
6.その他
(%)
36.4
27.3
24.2
6.16.1
サイエンスカフェに応募したきっかけは何ですか
1.サイバーセキュリティについて、
最新の研究動向を知りたかったから
2.セキュリティ対策について知りた
かったから
3.気軽に参加できるセミナーを受講
してみたかったから
4.ナビゲーター・ゲストスピーカーの
話を聞いてみたかったから
5.サイエンスカフェが好きだから
(%)
40.9
27.3
18.2
9.14.5
どのような点がよかったですか
1.ナビゲーター・ゲストスピーカー
の話が興味深かった
2.他の参加者の意見を聞けた
3.会場の雰囲気がよかった
4.気軽に発言ができた
5.その他
(%)
・講師の一方的な説明だけでなく参加者からも盛んに質問・意見が出て活気あるセミナーとなった・講師やコンテンツに対する期待は勿論のこと、気軽に参加できることも参加動機の重要なポイントとなる・他の参加者の意見を聞けたこと、会場の雰囲気がよかったことなどカフェ形式ならではの良さが表れた 13
【新規取組】サイバーセキュリティ 意識調査①
「Yahoo!ニュース 意識調査」の活用ヤフー株式会社が実施する「Yahoo!ニュース 意識調査」に
政府として初めて設問提供し、サイバーセキュリティに関する国民の意識調査を実施。
No 設問内容 総票数 実施期間
1 パソコンやスマートフォンのセキュリティ、どんなテーマに興味がある? 13,962票 2/1~2/11
2 インターネットに不安を感じる? 85,497票 2/8~2/18
3 インターネットでどんな不安を感じる? 43,329票 2/15~2/25
4 インターネットのトラブル、公的な相談窓口を知っている? 3,098票 2/22~3/4
5 身に覚えのない料金請求、経験がある? 42,864票 3/1~3/11
6 セキュリティに対する意識を高めるために、どんな取組が必要? 4,218票 3/8~3/18
51.7
15.4
14.5
10.1
6.2
2.1
1.パソコンやスマートフォンのセキュリティ
どんなテーマに興味がある?(13,962票)
1.パソコンやスマートフォンのウイルス感染
2.パソコンやスマートフォンの紛失・盗難に
伴う個人情報等の漏えい
3.SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サー
ビス)による個人情報の投稿
4.ネットショッピングによるトラブル
5.法人や団体にたいするサイバー攻撃
6.その他
40.9
52.2
6.9
2.インターネットに不安を感じる?(85,497票)
1.いつも不安に感じている
2.たまに不安に感じる
3.全く不安を感じない
(%) (%)
14
【新規取組】サイバーセキュリティ 意識調査②
35.2
12.713.3
27.1
8.9
2.83.インターネットでどんな不安を感じる?
(43,329票)
1.自分の個人情報が他人に漏れてしまうこと
2.意図せずに不快なコンテンツにアクセスし
てしまうこと
3.スマートフォンやパソコンを乗っ取られて不
正操作されること
4.ネットショッピングの金銭詐欺やネットバン
キングの不正送金被害にあうこと
5.自分へのなりすましやウイルス感染などに
より、他人に迷惑をかけてしまうこと
6.その他
2.2
11.6
86.2
4.インターネットのトラブル、公的な相談窓口を
知っている?(3,098票)
1.知っており、実際に相談したことが
ある
2.知っているが、相談したことはない
3.知らない
5.1
62.9
32
5.身に覚えのない料金請求、経験がある?(42,864票)
1.料金請求を受け、実際に支払ってし
まったことがある
2.料金請求を受けたことがあるが、支
払ったことはない
3.料金請求を受けたことはない
・ 設問により回答数の差はあるものの、計:192,968票(1問平均:32,161票)を得ることができた。・ 顕著な結果が出た設問もあり、今後の普及啓発の取組として参考にできるものと思料。
(%)
(%) (%)
13.7
8.2
11.9
32.7
21.5
5.56.5
6.セキュリティに対する意識を高めるために、
どんな取組が必要?(4,218票)
1.分かりやすい教材が必要
2.身近で参加できるセミナーや勉強会の
開催が必要3.悩みや不安を相談できる窓口が必要
4.テレビ・ラジオ等で分かりやすく解説す
ることが必要5.情報をまとめたウェブサイトが必要
6.その他
(参考)設問2の「85,497票」はYahoo意識調査全設問6,577件中、500番目の得票数(2015年3月末現在) 15
【新規取組】NATIONAL 318(CYBER) EKIDEN
省庁対抗によるインシデント対応技術の競技会を総務省と共催で開催(3月18日)
1.概要
平成27年3月18日の「サイバーの日」に、実際にサイバー攻撃対処を行う政府各機関の「現場」における実践的な能力(「現場力」)向上に向け、各府省庁対抗による、競技形式のサイバー攻撃対処訓練を初めて実施。
政府各機関の「現場力」向上に向け、お互いに切磋琢磨する共通の場を新たに設置することで、「現場力」の向上をより一層加速。
2 実施形態 総務省の実践的サイバー防御演習(CYDER)を
ベースとして、複数のマイルストーン(区間)を設置し、タイムトライアル方式で競技(「駅伝」をイメージ)
3 参加省庁(計12省庁)
警察庁、金融庁、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、防衛省
4 結果(1)官房長官表彰≪総合優勝(最速タイム)≫
: 警察庁(2)総務大臣表彰≪最優秀チームワーク≫
: 金融庁
当日の様子(会場)
当日の様子(カウントダウン)
報道ぶり
官房長官表彰(総合優勝:警察庁)
日替りコラム
「サイバーセキュリティ ひとこと言いたい!」NISC関係者・協議会の皆様をはじめ、サイバーセキュリティの専門家に限らず、様々な業
種で活躍する若手技術者や経営者、ブロガーなど総勢52名による日替りコラムを掲載
ご協力いただきました皆様
ありがとうございました
閲覧総数:84,660PV
(2月1日~3月18日)
【参考】昨年度:約13,000PV(2月1日~28日)http://www.nisc.go.jp/security-site/month/columu.html 17
ポスター、シール、バナーの配付
月間の周知を目的としたポスター、シール、バナーの配付
○ポスター・各府省庁、都道府県警、業界団体、民間企業等に配布・東京メトロ約160駅に掲示・内閣官房長官室をはじめ内閣官房各所に掲示・配布枚数:総計約6,500枚
○シール・各府省庁、民間企業、内閣官房幹部等に配布・配布枚数:約30,000枚
○バナー・月間バナーを政府機関、企業等のウェブサイトに掲載・協力機関のバナー28個を「国民を守る情報セキュリティ
サイト」に掲載
ポスター
シール
バナー
【URL】 http://www.nisc.go.jp/security-site/month/partner.html
18
国民を守る情報セキュリティサイト①
サイバーセキュリティ月間特設サイト期間中、国民を守る情報セキュリティサイトにおいて月間特設サイトをオープン
○月ごとのアクセス数(「国民を守る情報セキュリティサイト」全体)
月間総アクセス数:397,878PV1日平均: 8,650PV
(昨年度総アクセス数:163,412PV1日平均: 5,836PV)
月ごとのアクセス数(2014年1月~2015年3月)
0
50,000
100,000
150,000
200,000
250,000
300,000
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
PV
UU
・ 月間期間中は、昨年のアクセス数の1.5倍近くのアクセスがあった。(昨年と期間が異なるため1日平均で換算)
・ 2014年10月に実施した国際キャンペーンを境に毎月のアクセス数が100,000PVを突破。キャンペーンや月間をきっかけに少しずつ関心が高まっている模様
19
国民を守る情報セキュリティサイト②
○日ごとのアクセス数(サイト全体)
0
5000
10000
15000
20000
25000
30000
PVUU
月間サイト開設
キックオフ・シンポジウム
土日祝日
20
国民を守る情報セキュリティサイト③
○時間帯ごとのアクセス数(国民を守る情報セキュリティサイトトップページ)
・ 休日と比較し平日のアクセス数が多く、また、一般的な勤務時間帯の閲覧数が多いため、職場等からの閲覧者が多いと推測される。HPで告知等を行う場合は平日の日中帯が有効。
0
500
1000
1500
2000
2500
3000
3500
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24
PV
21
Twitterを用いた情報発信①
NISCの公式ツイッターにより、イベント情報や月間中の取組、コラム掲載情報を毎日発信
イベントの告知
コラム掲載情報
キックオフ・シンポジウム
サイバーセキュリティカフェ
(※) ツイートが各ユーザのタイムラインに表示された数
ツイート回数:67回 (参考:昨年度40回)
フォロワー数:2019 (参考:昨年度約740)
インプレッション数(※):37.8万件22
No 日付 ツイート内容 エンゲージメント数
1 3/19 サイバーエキデン開催 685
2 2/4 サイバーセキュリティカフェ for students告知 391
3 2/10 サイバーセキュリティ戦略本部の第1回会合開催 384
4 2/16 サイバーセキュリティカフェ for students告知 2回目 370
5 2/27 サイバーセキュリティカフェ for students開催 335
6 2/20 サイエンスカフェ告知 289
7 2/3「サイバーセキュリティ ひとこと言いたい!」ブログ「piyolog」のpiyokangoさん
271
8 1/23 ホームページを公開案内 232
9 2/26「サイバーセキュリティ ひとこと言いたい!」NISC・産総研の高木 浩光さん
226
10 1/28 キックオフ・シンポジウム告知 225
ツイートごとのエンゲージメント数(※)
(※)ツイートに対して発生したイベントの回数。「リツイートした」「クリックした」「お気に入りした」などの合計数
・ NATIONAL 318(CYBER) EKIDEN、戦略本部会合等、政府機関ならではのツイートに対して一定の関心がある模様
・ 画像を用いたツイートは周知にある程度有効(コラム告知以外は全て画像を用いたツイート)・ セキュリティの分野で積極的な情報発信をされている方・多数のフォロワーを抱える方は閲覧も多い
Twitterを用いた情報発信②
23
各種メディアの反応
ニュースサイト等の各種メディアにおいて、サイバーセキュリティ月間に関する記事が掲載された
LivedoorNEWS
マイナビニュース
Yahoo!ニュース
24
自治体の反応
地方自治体のホームページ等で、サイバーセキュリティ月間にともなう呼びかけが行われた
群馬県甘楽郡甘楽町
神奈川県大和市
長野県岡谷市愛知県知多市
・ ホームページに掲載する自治体が増えてきているものの、一部の地域(特に都市圏周辺)に偏っているため、どのように全国各地で月間をPRし啓発活動を盛り上げていくかが課題のひとつと考えられる。
25
2015年「サイバーセキュリティ月間」に関する会員の皆様(各企業等)の取組結果(順不同)
学校法人岩崎学園
1.インターネット安全教室(一般利用者向け) 計3回、受講者計 113名
開催場所 日程 受講者数
1 相模原市 2月12日 64名
2 海老名市 2月20日 35名
3 葉山町 2月25日 14名
• 知らないことが多く勉強になったが、相談する子供が独立したので、ウイルスなどの不安が多い。
• あらためてウイルス対策に気をつけて使用したいと思いました。• パスワードの重要性がわかった。• こう言った講習会にはなるべく参加したいと思います。身近にPCの得意な
人がいないので相談できない。• インターネットをもっと活用したいのだが、不安ばかりで使えないので、第2
回、第3回と知識を増やしていきたい。是非、次回もお願いしたい。• 大変勉強になりました。ありがとうございました。
2.インターネット被害未然防止 参加者募集講座 (一般消費者向け)計6回、受講者計 265名 各回2時間、演習形式
開催場所 日時 受講者数
1 横須賀会場 1月31日 38名
2 海老名会場 2月7日 39名
3 鎌倉会場 2月14日 50名
4 横浜会場1 2月21日 74名
5 川崎会場 2月28日 49名
6 横浜会場2 3月5日 15名
• ウイルス対策ソフトなどの大切さが分かりました。また、体験により個人情報などがもれたりして大変なことになることがおどろきました。私も大人になったらより広くインターネットを使うことになるのでとても勉強になりました。インターネットの被害についても分かり、とても楽しかったです。
• 知らない事ばかりで非常に参考になりました。
• 日々進歩しているのでこういった情報は少し有料でも良いので定期的にやってほしい。
• 大まかにしっていましたが、こんなに詳しくは知りませんでした。わかりやすくあっという間の2時間でした。もっと広めてほしいと思います。ありがとうございました。
• 色々知識は持っているつもりでいましたが、お話しを聞いて、改めて確認する事の必要性を感じました。
• PC操作が入ると記憶に残りやすいと思う。最新情報に即した解説はとても貴重。
27
学校法人岩崎学園
3.インターネット被害未然防止 団体出前講座 (一般消費者向け)計5回、受講者計 67名 各回2時間、演習形式
開催場所 日程 受講者数
1 南足柄市 1月28日 15名
2 横浜市戸塚区 2月17日 9名
3 横浜市 旭区 3月2日 14名
4 川崎市 3月4日 10名
5 横浜市保土ケ谷区 3月7日 19名
• なるほど!!なるほど!!と知らない事ばかりだったので大変良く、参
考になりました。言われて見れば、その通りと、楽しく感動して、聞けました。
• 具体的にどういう操作をすれば引っかかるかが良く分かった(体験できないことを体験できて非常に参考になった)。
• 普段気をつけているつもりでも、ささいなことを見逃すとワナにかかってしまうネット社会の恐さを改めて認識しました。ていねいな解説でわかりやすかったです。ありがとうございました。
• 実際にパソコンを使いながら話しをしてくれたので、非常にわかりやすかった。
• 多くの人が知る必要があると感じました。今迄他人事と思っていました。
• このような講座があればと思っていましたので、参加出来てとても良かったです
4.サイバーセキュリティ月間セミナー
講演1「あなたのスマホ、本当に大丈夫?今スマホが狙われている」 神奈川県警
講演2 「スマートホンからの公衆Wifiスポット利用における注意点について」 情報処理推進機構
講演3 「使って大丈夫?便利なクラウドサービス」 情報セキュリティ大学院大学
受講者数 138名実施団体:神奈川県、横浜市、神奈川県警、NPO情報セキュリティフォーラム日時:2月2日(月) 14:00-17:00 会場:かながわ県民センター2階ホール
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NTTグループ
○NTTグループ各社ウェブサイト等へのサイバーセキュリティ月間バナーの掲載(1)公式HPへのバナー掲載(7社)
NTT,NTT東日本,NTT西日本,NTTコミュニケーションズ,NTTドコモ,NTTデータ, NTTレゾナント例:NTT公式ホームページ(http://www.ntt.co.jp/)
(2)ウェブサイトへのバナー掲載(2サイト)OCNセキュリティ対策ページ, Plala会員サポートページ
○SNS(公式Twitter, Facebook)等によるサイバーセキュリティ月間に関する情報発信・NTT広報室公式Twitter, NTT公式Facebookページ・OCN公式Facebookページ, OCNセキュリティ対策ページ例:NTT広報室公式Twitter (http://twitter.com/NTTPR)
○サイバーセキュリティ月間啓発ツール(名刺シール等)の配布
○情報セキュリティの普及・啓発に関する企業内研修及び周知の実施例:標的型攻撃メール対応演習、NTTグループ会社間におけるサイバー攻撃対応演習の実施
NTTグループ横断でのセキュリティ最新動向勉強会の実施情報セキュリティに関する優良事例の発表・共有を行う情報セキュリティ改善ワークショップ等の実施社内・グループ会社・代理店向けの啓発ツール「セキュリティNews」等を通じた周知の実施
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株式会社カスペルスキー• ポスター掲出
• 来客用全会議室、社内執務エリアなど• バナー掲出
• 普及啓発活動紹介サイト• マルウェア駆除ツール・製品試用版ダウンロードサイト
• 啓発ロゴシールを名刺に貼付(CxOなど露出の高い者を中心に)• 講師派遣
• サイバーセキュリティーセミナー2015 in仙台• セミナー開催(共催)および講師派遣
• 「スマホのある子育てを考えよう」2015/1/28かしま幼稚園(福島県いわき市)、2015/2/8ママそら☆くまもと(熊本県宇城市)、2015/3/3小郡幼稚園(福岡県小郡市)、2015/3/7広幡こども園(静岡県藤枝市)
平成26年12月1日に設立された一般財団法人草の根サイバーセキュリティ運動全国連絡会(略称:Grafsec-J、グラフセック・ジェイ)の第1回全国大会を、2月28日(土)新潟市において開催した。
大会には全国各地から普及啓発に努力される方々など約90名が参加し、NISC参事官による基調講演、消費者関連・青少年問題・サイバーセキュリティ関連の3名の講演とパネルディスカッションを行うとともに、全国関係者の情報交換・相互交流を図った。
一般社団法人草の根サイバーセキュリティ運動全国連絡会(Grafsec-J)
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グーグル株式会社
○公式ブログ掲載やソーシャルメディアによる啓蒙活動を実施
(ブログポスト)
- 2015年2月2日「インターネットを安全に楽しむために−サイバーセキュリティ月間−」を掲載
- 2015年2月10日「Googleアカウントを管理しよう−Googleセキュリティ診断」を掲載
(2月18日までにセキュリティ診断を完了するとGoogle Driveの容量2GBをプレゼントするキャンペーンも同時に実施)
(Google+及びTwitter)
- オンラインで安全に過ごすための一般的な注意点をイラストを交えて紹介
- Google+は10日間で20ポストし、22万件以上のビューを達成。
- Twitterは10日間で30ポストし、80万件以上のビューを達成。
◎ メディアでの反響:上記一連の取組みについて、東京スポーツ、ItmediaNews、Mynavi News、Gigazine、TechCrunch、CNET Japan、Sansupo.comその他の合計16のメディアで掲載。
○NISCセキュリティコラムに掲載
- 2015年「サイバーセキュリティ ひとこと言いたい!」に寄稿(3月16日掲載)
Twitter等による発信
公式ブログでの発信
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○主催イベント「ウェブレンジャー」プログラムの実施(2月−6月)
- 全国の中高生、高専生を対象にインターネットの安心・安全を推進する「ウェブレンジャープログラム」を実施。最大5組にアンバサダー賞を授与し、6月に表彰式を行う予定。
- 全国規模で4月23日までエントリを受付中。3月21と22日のトレーニングセッション(東京、大阪で実施)には、多数の応募から抽選で北海道から沖縄まで全国から合計38組98名が参加。
◎ メディアでの反響:ウェブレンジャープログラムについて、Internet Watch、ReseMom、産経アプリスタ、はてなニュース、ICT教育ニュース、exciteニュース等で幅広く掲載。
◎ 東京、大阪でのトレーニングセッションについても、日刊スポーツ、スポーツニッポン、マイナビニュース、Yahoo! Japan、exciteニュース、Livedoorニュース、ニコニコニュース等多数のメディアに掲載。
グーグル株式会社
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株式会社シマンテック
• ホームページで「セキュリティ月間」バナー掲示• SNS/シマンテックメールにて「セキュリティ月間」情報発信• 社内注意喚起のためのポスター掲示• 「セキュリティ月間」向けコラム執筆• 期間中、名刺にシールをはり注意喚起• 弊社主催セキュリティセミナーの開催(4回)• 社外セキュリティセミナー・シンポジウムでの講演及び協賛
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セキュリティ対策推進協議会(SPREAD)
◎勉強会・セミナー・講座
『ネットバンキング、こわい?こわくない?』インターネットバンキングにまつわるトラブルについてその手口と対策を学び、実生活では具体的にどんなことに気を付けたらよいのか参加者全員で考える勉強会を開催。(2015年2月7日東京)
『保護者のための できるところから始めるスマホのセキュリティ』危険性を伝えるだけでなく、どのように子供たちに伝えたらよいか、子供たちが理解し、受け入れ、自分たちで行動できるようにするにはなど、保護者や指導する側が気を付けるべきポイントが学べるセミナーを開催。ディスカッションにて悩みを共有、解決策について意見交換を実施。(2015年2月21日福岡)
『情報セキュリティサポーター育成講座』身近な困ったを助ける地域の相談相手、情報セキュリティサポーターに興味のある方向けにインターネットの仕組みやセキュリティ全般、SNSやスマホのセキュリティに加えて最近の気になるトピックなどが学べる講座を開催。(2015年2月22日福岡)
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セキュリティ対策推進協議会(SPREAD)
◎主催イベント『第1回SPREADサポーターズ・ミーティング2015』自らセキュリティ対策をすることができない状況の人々をサポートする、SPREAD情報セキュリティサポーターによるサポーターのための会合を実施。スマイリーキクチ氏によるネットにおける誹謗中傷被害の講演をはじめハンズオンワークショップにて実際のサポートを体験、最近の相談事例を知り、またサポーター同士の悩みをディスカッションにて共有。(2015年3月7日東京)
◎その他
NISCセキュリティコラム3名のSPREAD情報セキュリティサポーターが寄稿。
NISC主催サイバーセキュリティカフェfor students
全員参加型セキュリティイベントにコーディネーターとして登壇。
SNS(Facebook,Twitter)並びにホームページにて月間行事などに関する情報発信。
メディア掲載:NHK NEWS WEB、SankeiBiz熊本日日新聞、山陽新聞、室蘭民報、神戸新聞、山形新聞 35
ソフトバンクグループ[情報発信]
〇 コーポレートページへのサイバーセキュリティ月間用バナーの掲示〇 社内向けウェブページでのサイバーセキュリティ月間の紹介〇 社内メールマガジンにおけるサイバーセキュリティ月間の活動紹介〇 社内でのサイバーセキュリティ月間ポスター掲示〇 グループ企業への活動共有及びサイバーセキュリティ月間ポスター
[その他]〇 サイバーセキュリティ月間で予定されるセミナー・シンポジウムへの参加
トレンドマイクロ株式会社○月間内での当社主催セミナー
・最新脅威・レガシーOSでの対策・仮想化環境での対策
等、東京・埼玉・大阪・神奈川等 合計16回実施
○年間脅威レポート 「企業経営を脅かすサイバー攻撃の横行」発行
○ウイルスバスターユーザーへの啓発メール送信
○ホームページでの月間告知
○家電販売店舗等での啓発チラシ配布 36
○サイバークライムセンター サテライトの開設
• メディアなどの報道機関向けに、サイバークライムセンターサテライト ジャパンの開設を案内
• ボットネットや自動ポルノなどのサイバー犯罪の状況と、ワールドワイドの協力関係に基づいた取り組みについて紹介をした。
○セキュリティ対策 集中解説
• Web上で、セキュリティ対策について、集中的に
情報発信を行った
日本マイクロソフト株式会社
ニフティ株式会社
• 顧客への普及啓発のため、企業ポータルページへのバナー掲示• 社内e-learningによる普及啓発• 社内デジタルサイネージを用いた普及啓発• 月間公式ポスターを社内掲示• 社内「情報セキュリティ委員会」において報告・啓発
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日本アイ・ビー・エム 日本マイクロソフト株式会社○ハッカー気分で学ぶセキュリティの基本
• 技術的なバックグラウンドがあまりない、企業や組織のリスク管理者向けに、標的型攻撃を体験していただくワークショップを開催
• 標的型攻撃がどのようなもので、以下に簡単に実行ができるかを実感していただくことができた。
• また、最新のシステムを標準設定で使うことの重要性についても理解いただいた。
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マカフィー株式会社
2015年2月5日(木)開催~次世代のセキュリティフレームワークで実現する未知の脅威対策~(図1)
標的型攻撃への対策について紹介。日々増加している標的型攻撃について、実際どのような攻撃が行われており、それに対する具体的対策と感染拡大の防御について説明を行った。事前登録者 164名、参加者 89名(歩留り 54%) 。アンケート回収率は92%。「組織内でセキュリティ分野担当」が約51%、販売・インテグレータ・コンサルティング従事者は約42%。セッションへの満足度については「非常に満足」「満足」が全体の約76% (3セッション平均値)で、概ね高い評価を得た。
(図1)
(図2)サイバーセキュリティ月間 2015 への賛同および訴求 (図2)
上記セミナー開催告知WEBサイトにバナーを掲出し、NISC様推進の当取
組への賛同および参画を表明。セミナー当日も参加者に対して、当サイバーセキュリティ月間について言及。
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一般財団法人マルチメディア振興センター(e-ネットキャラバン)○全国各地学校等にてe-ネットキャラバンを実施
-e-ネットキャラバン実施状況(図1)
2月1日~3月18日の期間において、「e-ネットキャラバン」実施合計数は、229件となった。
聴講者からのアンケートでは、「すごくわかりやすい資料で、話し方も非常に聞きやすい」、「生徒に起こりうる問題なので、必要な講座だと思います」、「来年度も実施を希望したい」等のご意見を頂いた。
平成27年度も「e-ネットキャラバン」を実施していくことを、総務省、文部科学省にて合議され、各都道府県・市町村の教育委員会等へ、その旨の通知がなされた。
平成27年 「春のあんしんネット・新学期一斉行動」の中で、各総務省総合通信局(事務所)は、情報モラル教育やフィルタリングの重要性を訴えるとともに、「e-ネットキャラバン」の活用促進も勧められた。
○「平成27年度 情報通信の安心安全な利用のための標語」募集
「平成27年度 情報通信の安心安全な利用のための標語」を募集し、小学生から90歳を超える高齢の方まで幅広い年齢層からの応募があった。応募総数は14,820件(内訳は個人部門が14,749件、学校部門が71件)と多数の応募を頂いた。今後、ご応募頂いた中から受賞作品を選定し、同作品を用いて、情報通信を安心安全に利用するためのルールやマナー、情報セキュリティに関する意識や知識の重要性に気づき、考えるきっかけとすることを目的とした啓発活動を行う。受賞作品については表彰式を実施する6月上旬から下記URLでご覧頂くことが出来る。(過去の受賞作品もご覧頂ける。) URL: http://www.fmmc.or.jp/hyogo/ 40
ヤフー株式会社
セキュリティセンターでのバナーリンクhttp://security.yahoo.co.jp/
サイバーセキュリティ月間終了後もリンクを継続
Yahoo! JAPAN政策企画オフィシャルブログでの情報発信http://publicpolicy.yahoo.co.jp/サイバーセキュリティ月間中の発信事例
営業秘密保護の強化について 2015年2月16日 http://publicpolicy.yahoo.co.jp/2015/02/1616.html個人情報保護法の改正のゆくえ 2015年3月18日 http://publicpolicy.yahoo.co.jp/2015/03/1811.html
外部講演(他社)でのセキュリティ対策情報発信「HP Technology At Work 2015」 2015年2月18日 「Yahoo! JAPANに学ぶサイバー護身術のツボ」
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1503/17/news002.html
「標的型攻撃対策事例セミナー」 2015年2月6日 ファイア・アイ株式会社 「ヤフーのセキュリティ対策について」http://www.fireeye-japan.com/FEJevent/20150206.html
小学生・中学生・高校生へ向けての会社見学http://docs.yahoo.co.jp/info/tour/インターネット業界に親しんでいただくためのサービス体験とオフィスツアー(常時申し込み受付)セキュリティに特化したものではないが、ヤフーの仕事を通じてインターネット業界への興味を育てる。
サイバーセキュリティ月間 期間中に2校の見学あり
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○サイバーセキュリティ月間 ラック特設ページの開設運用(図1)
○29Sec2015を開催(図2)
○突出したIT技術を持つ若手技術者を応援するITスーパーエンジニア・サポートプログラム “すごうで2015” の審査及び発表
○社外で行われるサイバーセキュリティ関連活動に積極的に協力
○その他周知活動
(図1)
(図2)
サイバーセキュリティの日(2月2日)から公開。月間中のアクセス数は約2,000件と、昨年同時期(3月までカウント)の約1,800件からやや増加した。月間の期間が延びたこと、官民ボード/IPA運営の「ここからセキュリティ!」からの流入増が反映されている。
・社外向けにメルマガ、Twitter及びFacebookを用い、月間関連取組を延べ15回紹介。
・社内向けにLAN端末起動画面で月間関連取組を2回紹介。
・月間公式ポスターを社内各フロアに掲示、名刺貼付用シールを社員に配布し活用
「情報セキュリティの火を絶やすな」を合言葉に、有志が集い交流の輪を広げるイベント「29Sec2015」を2月9日(月)に開催。20人のライトニングトーク講演者を含め約150人が集まり、情報交換を行うとともに交流を深めた。
突き抜けた技術力を持った若者を応援する2015年度「ITスーパーエンジニア・サポートプログラム“すごうで”」を1月15日まで募集、審査の結果、東京都在住の中学生(14歳)に、総額100万円相当を上限として2015年度支援することを決定した。
当社以外の団体が主催するセミナー、シンポジウム等16件(NISCが主催又は取りまとめたサイバーセキュリティ月間行事以外13件を含む)に対し、月間期間中延べ17名の講師等を派遣。
さらに3件のイベントにおいて、ネット中継等映像制作支援を実施。
株式会社ラック
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スマートエイジングフォーラム@東京電機大学
○高齢者むけICT啓発イベントを開催○スマートエイジングシンポジウム (図1は谷脇審議官のご講演)
○シニアむけICTワークショップ(図2はワークショップのようす)
スマートフォン講習会 多言語翻訳アプリ ボイストラ紹介 (NICT)
4k画像変換アプリ体験 (東京電機大学)
○IT企業による展示 KDDIによるシニアむけスマートフォン端末展示紹介
オフィス結アジアによる障害者支援アプリ 「指伝話」(図1)
(図2)
参加者 195名(一般参加171名)、うち高齢者は80%強。
午前ワークショップ 53名、 午後シンポジウム 118名
IT企業の高齢者むけ開発担当役員、CSR部門役員、管理職が多数参加
高齢者の中でも70代、80代のITスキルの高いシニアネット団体の指導者
パソコンクラブの講師やボランティア大阪、栃木、仙台など遠方からも多数参加
アンケートコメントから代表的な意見(アンケート回収率38%)
参加してよかった 役に立つ情報があった人100%
予想以上に高齢者がスマホを使いこなし、理解を高めようとしている姿に
感動しました。すばらしいフォーラムでした。(50歳・男性 同意見多数)
スマホは敬遠していたが、今日のシンポジウムで持ちたくなった。(70歳男性)
定年後これからの生活に大いに役立てたい(60代男性)
老テク研究会
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警察庁◎ 警察庁における取組
○警察庁ホームページ等における広報啓発
○イベント等における講演の実施
◎ 都道府県警察における取組○警察主催等によるイベントの開催
○対象に応じた防犯教室の開催
○街頭における広報活動
○各種媒体の活用
○関係機関・企業への協力要請
佐賀県ネットワーク・セキュリティ対策協議会主催「情報モラルシンポジウム」(2月12日・約400名参加)、埼玉サイバーセキュリティ推進会議主催「情報セキュリティセミナー」(2月24日・約450名参加)等、警察が主催等するイベントにおいて、警察及び産学の専門家による講演、広報啓発用品(チラシ、グッズ)の配布、パネル展示等を行った。
学生(小学生~大学生)、外国人留学生、高齢者、教育関係者、地域防犯ボランティア等、対象に応じた内容の防犯教室を、約4,200箇所(対象者数約37万人)で開催した。
サイバー防犯ボランティア等と協力し、ショッピングモール、駅前等において広報啓発用品の配布、広報啓発用DVDの放映や情報流出アプリによる被害の疑似体験等を行い、サイバー犯罪の被害防止を広く呼びかけた。
テレビ(ケーブルテレビを含む)、ラジオ等の番組に出演し、サイバー犯罪・攻撃の現状を説明し、サイバーセキュリティ対策の重要性と被害防止を呼びかけた。また、地元広報紙や警察作成の広報啓発資料にサイバーセキュリティ対策に関する記事を掲載し、配布した。
重要インフラ事業者(行政、銀行等)の情報セキュリティ担当者を対象としたセミナーの開催、携帯電話販売店、インターネットカフェ等関係企業への訪問活動等により、セキュリティ対策への協力を要請した。
また、福岡県警察では「サイバー妖怪」という広報用キャラクターを考案し、イベント等の広報啓発に活用している。
警察庁ホームページに月間特集ページを設け、サイバー犯罪の被害防止対策等を掲載したほか、情報セキュリティポータルサイト「ここからセキュリティ!」においても月間特集コンテンツを掲載し、官民連携した広報啓発を実施した。
日本サイバー犯罪対策センター主催「JC3フォーラム」(2月27日・約400名参加)等に職員を派遣し、サイバーセキュリティに関する講演を実施した。
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○NATIONAL 318(CYBER) EKIDENの開催
○月間内に各総合通信局等においてイベント開催
○広報誌各種媒体の活用
○その他周知啓発
(図1)
(図2)
(図3)
サイバーセキュリティ月間最終日である3月18日に省庁対抗によるインシデント対応技術の競技会を内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)と共催で開催。 閣僚本部員5省庁及び重要インフラ所管省庁を含む12省庁より、担当者各3~4名が参加。省庁対抗形式という初の試みであったこともあり、多くのマスコミに取り上げられ、政府がサイバーセキュリティへ注力していることのアピールとなった。(新聞主要5社およびTV4社で報道)(図1 左:競技風景 右:表彰式)
総務省(合同庁舎2号館)の電光掲示板にて月間ポスターを表示。来館者に周知を行った。(図3: 2号館電光掲示板)
各総合通信局等が主催、後援を行い、全国各地でサイバーセキュリティに関するイベントを開催。また、子供たちをインターネット上のトラブルから守る保護者や教育者向けの講座(e-ネット安心講座)を全国の小学校等で実施。
(総合通信局等 講演イベント11回、e-ネット安心講座 全国約80回)
総務省広報誌2月号において、利用者が注意すべき情報セキュリティ対策を示すとともに、2/1~3/18がサイバーセキュリティ月間であり、各総合通信局等において各種イベントを開催する予定であることを周知。(図2:総務省2月号 該当ページ)
総務省
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○普及啓発ポスターの配布
○制御システムセキュリティセミナーの開催
経済産業省
経済産業省関連の取組み①(一社)JPCERTコーディネーションセンター
2015年2月12日に、「制御システムセキュリティカンファレンス2015」を開催。現在の制御システムにおける脅威の現状を紹介しつつ、今できる対策や将来に向けて研究が進められている対策技術等についての講演を実施し、約260名が来場。
• サイバーセキュリティ月間にあわせて、経済産業省、独立行政法人情報処理推進機構、 主要ベンダー(シマンテック、トレンドマイクロ、マカフィー)で構成されるセキュリティ普及促進委員会としてポスターを作成。
• 学生のセキュリティ意識向上のため、全国の小中学校、高等学校、高等専門学校及び教育委員会等に対し、約4万枚を配布。
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経済産業省関連の取組み②(独)情報処理推進機構
○「チョコっと+パスワード」キャンペーンネットサービス利用者に向けたパスワード強化キャンペーンとして街頭ビジョン・ポスターを5都市掲出、電車内動画(JR・東急)を1週間上映、高校152校(106,399人)にパスワード啓発ミニカタログ配布、YouTube・Twitter等リスティング広告を実施。YouTubeに掲出した3本のCM映像再生数は計1,423,417回。
○情報モラルセミナー 『超ネット時代に生きる子を育む』(2/7 TEPIAホール IPAとTEPIAの共催)
小中高生の保護者や教職員関係者などを対象にスマートフォン安全利用(IPA加賀谷)と情報モラル(ネットアナリスト尾花氏)をテーマにした講演を実施。またIPAからスマートフォンのセキュリティの新作ミニパンフ「ルルとララ2」を配布。
○IPA「ひろげよう情報モラル・セキュリティコンクール」の地域賞授賞式や全国での受賞作品の展示
○インターネット安全教室サイバーセキュリティ月間期間では24回開催、参加者715名。他に講師トレーニング(2/27-28@三重、18名参加)、主催者である全国のNPO団体が集まる連絡会議(3/2@東京、31名参加)を実施。年間を通じては95回開催、参加者4,542名。
○中小企業向け情報セキュリティ指導者育成セミナーサイバーセキュリティ月間期間では4回開催、参加者150名。他に講師トレーニング(2/27-28@三重、18名参加)、主催者である全国のNPO団体が集まる連絡会議(3/2@東京、31名参加)を実施。年間を通じては同セミナーを20回開催、参加者835名。
○IPA主催セミナー・脆弱性対策ツールAppGoat ハンズオンセミナー(2/23)・脆弱性対策の効果的な進め方 セミナー(2/26)・「情報セキュリティ対策の自動化を実現する技術仕様CVSSv3、STIXの概説」セミナー(2/19)
○ここからセキュリティ!
「サイバーセキュリティ月間」の特集コーナーを開設し、官民ボードメンバーが発信する月間向けの情報を集約して発信するポータルサイトとしての役割を担った。
サイバーセキュリティ月間期間にコンクール受賞作品の展示イベントを20回実施。着ぐるみのまもるくんが3回出演。また出前授業を7回実施した。年間では作品展示48回、まもるくん31回、出前授業85回実施。
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経済産業省関連の取組み③日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)
多様な情報セキュリティ人材を掘り起こすための取組みとして、所属や年齢を問わず学生から社会人まで参加できる日本最大の「ハッカー大会」を目指して開催。2014年度は英語予選や女性限定イベント・CTF入門者向け勉強会も開催し、情報セキュリティ技術者育成の裾野拡大を図った。CTF決勝戦には世界58ヶ国、累計4093人の中から予選を勝ち進んだ24チーム・90人が出場し、韓国のチームが優勝、日本のチームは4位という結果で終了した。
セキュリティコンテスト「SECCON 2014」
入門者向けイベント日程 開催大会 会場 競技内容
6/28 第1回 CTF for Beginners 六本木ヒルズ森タワー 有志によるCTF勉強会
6/29 第1回 CTF for GIRLS 六本木ヒルズ森タワー 女性向けCTFワークショップ
7/6 第2回 CTF for Beginners 渋谷ヒカリエ 有志によるCTF勉強会
10/17 第2回 CTF for GIRLS 渋谷ヒカリエ 女性向けCTFワークショップ
11/1 第3回 CTF for Beginners 恵比寿ビジネスセンター(博多) 有志によるCTF勉強会
2/15 CTF for Beginners 2015 横浜 情報セキュリティ大学院大学 有志によるCTF勉強会
2/21 CTF for Beginners 2015 広島 広島市立大学 有志によるCTF勉強会
CTF for GIRLSの様子
地方予選日程 開催大会 参加人数 会場 競技内容
9/2-9/4 SECCON 2014 横浜大会 51(個人戦) パシフィコ横浜 CEDEC CHALLENGE9/27-9/28 SECCON 2014 長野大会 47(20チーム) 信州大学工学部 DNS Security Challenge
10/25-10/26 SECCON 2014 札幌大会 48(13チーム) 札幌市産業振興センター ARP Spoofing Challenge11/9 SECCON 2014 大阪大会 52(18チーム) グランフロント大阪 x86 Remote Exploit Challenge
オンライン予選日程 開催大会 参加人数 会場 競技内容
7/19 オンライン予選(日本語) 1267(425チーム) インターネット オンラインCTF予選(日本語)
12/6-12/7 オンライン予選(英語・日本語) 2555(1068チーム) インターネット オンラインCTF予選(国際化)
CTF決勝大会日程 開催大会 参加人数 会場 競技内容
2/7-2/8 SECCON 2014 CTF 決勝大会 90(24チーム) 東京電機大学 King of the Hill形式の決勝戦
CTF決勝大会の様子
主催:SECCON実行委員会(日本ネットワークセキュリティ協会)
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