陸前高田市立博物館新築工事 平 板 載 荷 試 験 報 告...

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陸前高田市立博物館新築工事

平 板 載 荷 試 験

報 告 書

令和 元年 5月

株 式 会 社 サ ム シ ン グ

まえがき

本業務は、陸前高田市立博物館新築工事の設計に必要な資料を得ることを目的とし

て実施した地盤の平板載荷試験であります。

調査位置は計画地を代表する箇所を選定し、計画基礎底面で実施しました。

以下に、調査結果を取りまとめ、御報告致します。

なお、業務遂行にあたり、ご指導・ご協力を賜った関係各位の方々に、厚く御礼申

し上げます。

令和 元年 5月

株式会社 サムシング 盛岡支店

案内図

電子国土 Web「地理院地図」より

-目次-

§1 . 調査概要 .............................................................................................- 1 -

§2 . 地形地質概要 ......................................................................................- 2 -

§3 . 試験方法及び結果 ...............................................................................- 5 -

3-1 . 試験方法 ............................................................................. - 5 -

3-2 . 平板載荷試験結果 ............................................................... - 7 -

§4 . 長期許容応力度の算定 ........................................................................- 9 -

<巻末資料>

調 査 位 置 図

平 板 載 荷 試 験 デ ー タ シ ー ト

調 査 現 場 写 真

- 1 -

§1 . 調査概要

1-1.件 名 陸前高田市立博物館新築工事 平板載荷試験

1-2.調査場所 岩手県陸前高田市高田町字馬場前地内

1-3.期 間 令和 元年 5 月 22 日 ~ 23 日

1-4.調査種目 地盤の平板載荷試験 3 箇所

1-5.適用基準 「地盤の平板載荷試験方法(JGS 1521-2012)」

「国土交通省告示第 1113 号その 2」

1-6.調査担当 株式会社 サムシング 盛岡支店

〒020-0642

岩手県滝沢市中村 7-1

TEL.019-699-3031 FAX.019-699-3032

- 2 -

§2 . 地形・地質概要

調査地の地形は、低地の谷底平野及び氾濫平野に位置している。地質図によれば表

層は沖積世の砂礫である。

図 2-1-1 調査地付近の地形区分図

(「国土交通省 5 万分の 1 土地分類基本調査 昭和 53 年発行」より抜粋)

- 3 -

図 2-1-2 調査地付近の地質区分図

(「国土交通省 5 万分の 1 土地分類基本調査 昭和 53 年発行」より抜粋)

- 4 -

今回、当敷地内において 3 箇所の平板載荷試験を行った。平板載荷試験は各地点と

もに計画基礎底面で実施した。

No.1 砂(盛土) KBM+0.33m

均質な盛土の砂である。

含水は低位で色調は灰を呈する。

No.2 礫混じり砂質土(盛土) KBM+0.40m

砂質土に最大粒径 10~50mm 程度の礫が混じる。

含水は低位で色調は黄褐を呈する。

No.3 礫混じり砂質土(盛土) KBM+0.48m

砂質土に最大粒径 10~30mm 程度の礫が混じる。

含水は低位で色調は黄褐を呈する。

- 5 -

§3 . 試験方法及び結果

3 -1 . 試験方法

(1) 載荷方法

載荷板は直径 30cm(面積 706.9cm)、厚さ 25mm の鋼板(円板)を用いた。

本試験の荷重段階は建物基礎の最大荷重を 720 kN/m2 とし、6 段階の荷重に

よる 1 サイクル方式(単サイクル方式)とした。 表 3-1-1 に各段階の荷重強

さを示す。

表 3-1-1 (建物基礎)各段階の荷重強さ

段階 荷重強さ(kN/m2) 実荷重(kN)

1 120 8.48

2 240 16.97

3 360 25.45

4 480 33.93

5 600 42.41

6 720 50.90

荷重保持時間は各荷重段階において 30 分間とした。また、除荷の荷重段階で

は 5 分間とした。

(2) 測定方法

沈下の測定は、1/10mm 目盛の変位計 4 個を使用した。測定は各荷重段階

において、0 分、1 分、2 分、5 分及び以後 5 分毎とした。

- 6 -

(3) 載荷装置及び載荷重

載荷装置はジャッキ、支柱,載荷ばり及び反力装置からなる。図 3-1-2 に

載荷試験装置図を示す。なお、反力装置はパワーショベルによる反力方式を

採用した。

図 3-1-2 平板載荷試験装置参考図

- 7 -

3 -2 . 平板載荷試験結果

(1)測定結果

試験の対象となった地盤は No.1 砂(盛土)、No.2.3 は礫混じり砂質土(盛

土)である。

測定結果を表 3-2-1~3-2-3 及び巻末の平板載荷試験結果に示す。

表 3-2-1 No.1 測定結果

表 3-2-2 No.2 測定結果

表 3-2-3 No.3 測定結果

荷重 P

kN/m2 0 120 240 360 480 600 720

沈下量 S

mm 0 2.17 4.36 6.26 7.99 10.33 12.43

荷重 P

kN/m2 0 120 240 360 480 600 720

沈下量 S

mm 0 0.57 1.30 1.96 2.62 3.28 3.94

荷重 P

kN/m2 0 120 240 360 480 600 720

沈下量 S

mm 0 1.70 3.16 4.43 5.78 7.30 9.27

- 8 -

(2)極限支持力度・降伏荷重と許容支持力度

1) 極限支持力度

「荷重―沈下曲線」、「時間―沈下曲線」、「 logP-S 曲線」を巻末に示す。その結果、

極限支持力度(qd:沈下の増加が大きくなり、沈下が直線的に増加し始める荷重)は

認められなかった。よって、ここでは各地点ともに最終荷重 720 kN/m2 を極限支持力

度と仮定する。

極限支持力度 qd=720 kN/m2

2) 降伏荷重

「 logP- logS 曲線」を巻末に示す。その結果、降伏点(qy:直線が急折する点)は

認められなかった。よって、ここでは各地点ともに最終荷重 720 kN/m2 を降伏荷重と

仮定する。

3) 許容支持力度

「国土交通省告示 1113 号 その 2」によると許容支持力度(qt)は、平板

載荷試験による極限支持力度(qd)の 1/3 の値と降伏荷重(qy)の 1/2 の値

とを比較し、そのうちの最小値を許容支持力度としている。ここでは、極限

支持力度、降伏荷重が共に最大荷重と仮定したことから、極限支持力度(qd)

の 1/3 が許容支持力度となる。

(No.1・No.2・No.3)

qt = qd / 3

= 720 / 3

= 240 kN/m2

よって、許容支持力度(qt)は各地点ともに 240 kN/m2 となる。

- 9 -

§4. 長期許容応力度の算定

ここでは「国土交通省告示第 1113 号その 2」に基づき、長期許容応力度の試算を

行う。

(1)算定条件

基礎形式 ・・・・・ 直接基礎

支持層 ・・・・・ No.1 砂(盛土)No.2.3 礫混じり砂質土(盛土)

支持深度 ・・・・・ No.1 KBM+0.33m

No.2 KBM+0.40m

No.3 KBM+0.48m

(2)算定式

「国土交通省告示第 1113 号その 2」では、長期許容応力度は、以下の式に

よるとしている。

qa = qt + 1/3・N´・γ2・Df

qt :許容支持力度(kN/m2)

N´ :基礎荷重面下の地盤の種類に応じた係数(表 4 -1)

γ2 :基礎荷重面より上方にある地盤の平均単位体積重量(kN/m3)

(地下水位以下の場合には水中単位体積重量を用いる。)

Df :根入れ深さ(m)

- 10 -

表 4 -1 形状係数

地盤の種類

係数 密実な砂質地盤

砂質地盤

(密実なものを除く)

粘土質地盤

N´ 12 6 3

(国土交通省告示第 1113 号第 2(2 項)より抜粋)

ここでは、安全を考慮し、Df 効果を考慮しないこととし、上式を以下のよ

うにする。

qa = qt

qa :地盤の長期許容応力度(kN/m2)

qt :許容支持力度(kN/m2)

(3)算定

各地点ともに

qa = qt = 240 kN/m2

以上のように、各地点の地盤の長期許容応力度は各地点ともに 240 kN/m2 と算

定された。

以 上

<巻末資料>

調 査 位 置 図

平 板 載 荷 試 験 デ ー タ シ ー ト

調 査 現 場 写 真

調査位置図

調査位置図

No.1 KBM+0.33m No.2 KBM+0.40m

No.3 KBM+0.48m

12.80m

32.40m

22.80m

KBM±0(マンホール天端)

28.80m

22.80m

平板載荷試験データシート

J G S 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

載 荷 板 の 形 状

ジ ャ ッ キ の 種 類

載 荷 方 法

載 荷 板 の 寸 法

ジャッキの能力

載荷板の面積

反力装置の種類

天 候

cm

kN

A m2

サイ

クル

荷重計の較正係数 K kN/m 2/目盛

荷重計読み

R p=KR載荷圧力

kN/m 2

時 刻経過時間t

min

変 位 計 の 読 み mm

1 2 3 4

変位計読みの 平 均 値

mm

累計沈下量

mm

特記事項 変位計番号と方位

4 2

[1kN/m2≒0.0102kgf/cm2]

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 22日

No.1 (原地盤) 継枝直樹

円形剛製板

油圧ジャッキ

6段階1サイクル

30

200

1

0.07069

0.45BH

晴れ

予備載荷

0.0 0.00 10:35 0 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00

4.2 60.00 10:36 0 0.80 0.86 1.22 1.17 1.01 1.01

10:37 1 0.80 0.87 1.27 1.21 1.04 1.04

10:38 2 0.80 0.88 1.27 1.21 1.04 1.04

0.0 0.00 10:39 0 0.45 0.54 0.99 0.89 0.72 0.72

10:40 1 0.44 0.53 0.98 0.88 0.71 0.71

10:41 2 0.44 0.53 0.98 0.88 0.71 0.71

4.2 60.00 10:42 0 0.87 1.06 1.50 1.34 1.19 1.19

10:43 1 0.87 1.06 1.52 1.35 1.20 1.20

10:44 2 0.88 1.05 1.53 1.35 1.20 1.20

0.0 0.00 10:45 0 0.50 0.69 1.19 1.02 0.85 0.85

10:46 1 0.49 0.66 1.18 1.00 0.83 0.83

10:47 2 0.49 0.66 1.18 1.00 0.83 0.83

1 8.5 120.00 10:48 0 1.54 1.71 3.20 3.03 2.37 1.54

10:49 1 1.63 1.81 3.56 3.38 2.60 1.77

10:50 2 1.73 1.89 3.71 3.54 2.72 1.89

10:53 5 1.84 1.99 3.97 3.82 2.91 2.08

10:58 10 1.86 2.01 4.06 3.90 2.96 2.13

11: 3 15 1.87 2.03 4.10 3.93 2.98 2.15

11: 8 20 1.88 2.04 4.11 3.94 2.99 2.16

11:13 25 1.88 2.04 4.10 3.95 2.99 2.16

11:18 30 1.88 2.04 4.11 3.95 3.00 2.17

17.0 240.00 11:19 0 2.94 2.85 6.17 6.25 4.55 3.72

11:20 1 3.19 3.10 6.48 6.55 4.83 4.00

11:21 2 3.27 3.17 6.56 6.63 4.91 4.08

11:24 5 3.34 3.23 6.64 6.71 4.98 4.15

11:29 10 3.43 3.31 6.73 6.80 5.07 4.24

11:34 15 3.49 3.37 6.79 6.88 5.13 4.30

11:39 20 3.52 3.39 6.82 6.91 5.16 4.33

11:44 25 3.55 3.41 6.84 6.92 5.18 4.35

11:49 30 3.56 3.42 6.84 6.94 5.19 4.36

25.4 360.00 11:50 0 4.90 4.44 7.92 8.33 6.40 5.57

11:51 1 5.25 4.76 8.27 8.69 6.74 5.91

11:52 2 5.32 4.80 8.33 8.77 6.81 5.98

11:55 5 5.41 4.90 8.42 8.85 6.90 6.07

12: 0 10 5.45 4.94 8.47 8.89 6.94 6.11

12: 5 15 5.52 5.00 8.53 8.96 7.00 6.17

12:10 20 5.56 5.04 8.56 9.00 7.04 6.21

記録用紙( / )1 3

J G S 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

載 荷 板 の 形 状

ジ ャ ッ キ の 種 類

載 荷 方 法

載 荷 板 の 寸 法

ジャッキの能力

載荷板の面積

反力装置の種類

天 候

cm

kN

A m2

サイ

クル

荷重計の較正係数 K kN/m 2/目盛

荷重計読み

R p=KR載荷圧力

kN/m 2

時 刻経過時間t

min

変 位 計 の 読 み mm

1 2 3 4

変位計読みの 平 均 値

mm

累計沈下量

mm

特記事項 変位計番号と方位

4 2

[1kN/m2≒0.0102kgf/cm2]

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 22日

No.1 (原地盤) 継枝直樹

円形剛製板

油圧ジャッキ

6段階1サイクル

30

200

1

0.07069

0.45BH

晴れ

12:15 25 5.60 5.06 8.59 9.04 7.07 6.24

12:20 30 5.62 5.08 8.61 9.06 7.09 6.26

33.9 480.00 12:21 0 6.90 5.75 9.25 10.29 8.05 7.22

12:22 1 7.16 6.00 9.53 10.57 8.32 7.49

12:23 2 7.24 6.05 9.59 10.64 8.38 7.55

12:26 5 7.44 6.18 9.73 10.86 8.55 7.72

12:31 10 7.56 6.27 9.80 10.96 8.65 7.82

12:36 15 7.63 6.32 9.87 11.03 8.71 7.88

12:41 20 7.68 6.37 9.90 11.07 8.76 7.93

12:46 25 7.74 6.42 9.95 11.14 8.81 7.98

12:51 30 7.75 6.42 9.95 11.14 8.82 7.99

42.4 600.00 12:52 0 10.11 7.50 10.60 13.38 10.40 9.57

12:53 1 10.54 7.72 10.85 13.85 10.74 9.91

12:54 2 10.60 7.85 10.97 13.90 10.83 10.00

12:57 5 10.65 7.90 11.07 13.95 10.89 10.06

13: 2 10 10.81 7.93 11.15 14.06 10.99 10.16

13: 7 15 10.97 7.95 11.22 14.21 11.09 10.26

13:12 20 10.99 7.97 11.26 14.24 11.12 10.29

13:17 25 11.06 7.98 11.28 14.30 11.16 10.33

13:22 30 11.06 7.99 11.29 14.30 11.16 10.33

50.9 720.00 13:23 0 12.95 9.00 12.41 16.01 12.59 11.76

13:24 1 13.20 9.20 12.65 16.20 12.81 11.98

13:25 2 13.35 9.35 12.78 16.36 12.96 12.13

13:28 5 13.43 9.42 12.90 16.45 13.05 12.22

13:33 10 13.51 9.49 12.99 16.54 13.13 12.30

13:38 15 13.56 9.53 13.08 16.59 13.19 12.36

13:43 20 13.60 9.57 13.15 16.63 13.24 12.41

13:48 25 13.62 9.57 13.18 16.64 13.25 12.42

13:53 30 13.62 9.58 13.19 16.65 13.26 12.43

42.4 600.00 13:54 0 13.61 9.58 13.18 16.65 13.26 12.43

13:55 1 13.61 9.58 13.18 16.64 13.25 12.42

13:56 2 13.61 9.58 13.17 16.64 13.25 12.42

13:59 5 13.60 9.57 13.17 16.64 13.25 12.42

33.9 480.00 14: 0 0 13.54 9.55 13.15 16.61 13.21 12.38

14: 1 1 13.54 9.55 13.15 16.61 13.21 12.38

14: 2 2 13.53 9.55 13.15 16.60 13.21 12.38

14: 5 5 13.53 9.54 13.15 16.59 13.20 12.37

25.4 360.00 14: 6 0 13.51 9.52 13.15 16.55 13.18 12.35

記録用紙( / )2 3

J G S 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

載 荷 板 の 形 状

ジ ャ ッ キ の 種 類

載 荷 方 法

載 荷 板 の 寸 法

ジャッキの能力

載荷板の面積

反力装置の種類

天 候

cm

kN

A m2

サイ

クル

荷重計の較正係数 K kN/m 2/目盛

荷重計読み

R p=KR載荷圧力

kN/m 2

時 刻経過時間t

min

変 位 計 の 読 み mm

1 2 3 4

変位計読みの 平 均 値

mm

累計沈下量

mm

特記事項 変位計番号と方位

4 2

[1kN/m2≒0.0102kgf/cm2]

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 22日

No.1 (原地盤) 継枝直樹

円形剛製板

油圧ジャッキ

6段階1サイクル

30

200

1

0.07069

0.45BH

晴れ

14: 7 1 13.51 9.52 13.14 16.55 13.18 12.35

14: 8 2 13.50 9.51 13.14 16.54 13.17 12.34

14:11 5 13.50 9.51 13.14 16.54 13.17 12.34

17.0 240.00 14:12 0 13.31 9.29 12.57 16.19 12.84 12.01

14:13 1 13.30 9.27 12.55 16.18 12.83 12.00

14:14 2 13.29 9.25 12.54 16.17 12.81 11.98

14:17 5 13.28 9.25 12.54 16.16 12.81 11.98

8.5 120.00 14:18 0 13.06 8.98 12.20 15.99 12.56 11.73

14:19 1 13.05 8.97 12.19 15.99 12.55 11.72

14:20 2 13.05 8.96 12.18 15.98 12.54 11.71

14:23 5 13.04 8.95 12.18 15.97 12.54 11.71

0.0 0.00 14:24 0 11.51 7.87 11.19 14.80 11.34 10.51

14:25 1 11.09 7.54 10.87 14.29 10.95 10.12

14:26 2 10.89 7.39 10.55 14.01 10.71 9.88

14:29 5 10.76 7.30 10.48 13.95 10.62 9.79

記録用紙( / )3 3

J G S 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験(時間-載荷圧力-沈下量曲線)

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

試験地盤の観察結果

単位面積当たりの荷重変化量 △p kN/m2

△p に 対 応 す る 沈 下 量 △S mm

地 下 水 の 状 況

地 盤 反 力 係 数 Kv=△p/△S MN/m3

極 限 支 持 力 kN/m2

特記事項 [1kN/m2≒0.0102kgf/cm2]

[1MN/m3≒0.102kgf/cm3]

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 22日

No.1 (原地盤) 継枝直樹

240.00

4.09

無し

58.7

720

時間-載荷圧力曲線

載荷

圧力

P(kN/m )

2

3060901201501802102400

100

200

300

400

500

600

700

800

900

120.00

240.00

360.00

480.00

600.00

720.00

時間-沈下量曲線

時間t(min)

沈下

量S(mm)

100 200 300 400 500 600 700 800

3

6

9

12

15

18

21

24

27 載荷圧力-沈下量曲線

載荷圧力P(kN/m )2

△P

△S

極限

支持

力=

720 (kN/m )

2

1

2

3

4

5

6

7

8

9

載荷圧力-残留沈下量曲線

除荷量曲線

残留

沈下

量・

除荷

量(mm)

JGS 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験(logP-logS曲線)

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 22日

No.1 (原地盤) 継枝直樹

載荷圧力 P (kN/m2)

沈下

量 S (mm)

1 2 5 1010 20 50 100100 200 500 10001000 2000 50000.01

0.02

0.05

0.10.1

0.2

0.5

11

2

5

1010

20

naoki
直線

JGS 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験(S-logt曲線)

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 22日

No.1 (原地盤) 継枝直樹

時間 t (min)

沈下

量 S (mm)

1 1010 1001002 5 10 15 20 300.0

3.0

6.0

9.0

12.0

15.0

18.0

21.0

24.0

27.0

30.0

P=120.00 kN/m 2

P=240.00 kN/m 2

P=360.00 kN/m 2

P=480.00 kN/m 2

P=600.00 kN/m 2

P=720.00 kN/m 2

JGS 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験(P-S曲線)

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 22日

No.1 (原地盤) 継枝直樹

載荷圧力 P (kN/m2)

沈下

量 S (mm)

0 100 200 300 400 500 600 700 8000.0

3.0

6.0

9.0

12.0

15.0

18.0

21.0

24.0

27.0

30.0

JGS 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験(logP-S曲線)

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 22日

No.1 (原地盤) 継枝直樹

載荷圧力 P (kN/m2)

沈下

量 S (mm)

5 10 25 5050 100 250 500500 1000 25000.0

3.0

6.0

9.0

12.0

15.0

18.0

21.0

24.0

27.0

30.0

J G S 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

載 荷 板 の 形 状

ジ ャ ッ キ の 種 類

載 荷 方 法

載 荷 板 の 寸 法

ジャッキの能力

載荷板の面積

反力装置の種類

天 候

cm

kN

A m2

サイ

クル

荷重計の較正係数 K kN/m 2/目盛

荷重計読み

R p=KR載荷圧力

kN/m 2

時 刻経過時間t

min

変 位 計 の 読 み mm

1 2 3 4

変位計読みの 平 均 値

mm

累計沈下量

mm

特記事項 変位計番号と方位

4 2

[1kN/m2≒0.0102kgf/cm2]

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 23日

No.2 (原地盤) 継枝直樹

円形剛製板

油圧ジャッキ

6段階1サイクル

30

200

1

0.07069

0.45BH

晴れ

予備載荷

0.0 0.00 10: 1 0 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00

4.2 60.00 10: 2 0 0.47 0.53 0.47 0.37 0.46 0.46

10: 3 1 0.52 0.57 0.50 0.43 0.51 0.51

10: 4 2 0.53 0.57 0.51 0.43 0.51 0.51

0.0 0.00 10: 5 0 0.49 0.57 0.52 0.42 0.50 0.50

10: 6 1 0.49 0.58 0.51 0.42 0.50 0.50

10: 7 2 0.49 0.57 0.51 0.42 0.50 0.50

4.2 60.00 10: 8 0 0.54 0.64 0.54 0.42 0.54 0.54

10: 9 1 0.55 0.65 0.54 0.42 0.54 0.54

10:10 2 0.55 0.64 0.54 0.42 0.54 0.54

0.0 0.00 10:11 0 0.52 0.64 0.54 0.42 0.53 0.53

10:12 1 0.52 0.64 0.54 0.42 0.53 0.53

10:13 2 0.52 0.63 0.54 0.42 0.53 0.53

1 8.5 120.00 10:14 0 1.10 1.08 0.85 0.84 0.97 0.44

10:15 1 1.14 1.11 0.89 0.90 1.01 0.48

10:16 2 1.15 1.11 0.90 0.91 1.02 0.49

10:19 5 1.17 1.13 0.92 0.94 1.04 0.51

10:24 10 1.18 1.14 0.93 0.96 1.05 0.52

10:29 15 1.20 1.16 0.95 0.98 1.07 0.54

10:34 20 1.23 1.17 0.96 1.00 1.09 0.56

10:39 25 1.24 1.19 0.97 1.01 1.10 0.57

10:44 30 1.24 1.19 0.97 1.01 1.10 0.57

17.0 240.00 10:45 0 1.86 1.59 1.36 1.61 1.61 1.08

10:46 1 1.99 1.67 1.47 1.75 1.72 1.19

10:47 2 2.00 1.69 1.47 1.76 1.73 1.20

10:50 5 2.02 1.70 1.49 1.77 1.75 1.22

10:55 10 2.04 1.73 1.50 1.79 1.77 1.24

11: 0 15 2.07 1.74 1.52 1.82 1.79 1.26

11: 5 20 2.11 1.76 1.54 1.85 1.82 1.29

11:10 25 2.12 1.77 1.55 1.86 1.83 1.30

11:15 30 2.12 1.78 1.55 1.86 1.83 1.30

25.4 360.00 11:16 0 2.60 2.13 1.93 2.38 2.26 1.73

11:17 1 2.75 2.24 2.04 2.51 2.39 1.86

11:18 2 2.77 2.25 2.05 2.54 2.40 1.87

11:21 5 2.79 2.27 2.07 2.56 2.42 1.89

11:26 10 2.79 2.28 2.07 2.57 2.43 1.90

11:31 15 2.84 2.31 2.12 2.63 2.48 1.95

11:36 20 2.85 2.32 2.12 2.64 2.48 1.95

記録用紙( / )1 3

J G S 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

載 荷 板 の 形 状

ジ ャ ッ キ の 種 類

載 荷 方 法

載 荷 板 の 寸 法

ジャッキの能力

載荷板の面積

反力装置の種類

天 候

cm

kN

A m2

サイ

クル

荷重計の較正係数 K kN/m 2/目盛

荷重計読み

R p=KR載荷圧力

kN/m 2

時 刻経過時間t

min

変 位 計 の 読 み mm

1 2 3 4

変位計読みの 平 均 値

mm

累計沈下量

mm

特記事項 変位計番号と方位

4 2

[1kN/m2≒0.0102kgf/cm2]

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 23日

No.2 (原地盤) 継枝直樹

円形剛製板

油圧ジャッキ

6段階1サイクル

30

200

1

0.07069

0.45BH

晴れ

11:41 25 2.85 2.31 2.13 2.65 2.49 1.96

11:46 30 2.85 2.32 2.14 2.65 2.49 1.96

33.9 480.00 11:47 0 3.29 2.67 2.55 3.13 2.91 2.38

11:48 1 3.43 2.78 2.66 3.26 3.03 2.50

11:49 2 3.46 2.81 2.68 3.29 3.06 2.53

11:52 5 3.49 2.82 2.70 3.32 3.08 2.55

11:57 10 3.52 2.84 2.73 3.35 3.11 2.58

12: 2 15 3.54 2.86 2.74 3.38 3.13 2.60

12: 7 20 3.54 2.86 2.75 3.38 3.13 2.60

12:12 25 3.56 2.86 2.75 3.39 3.14 2.61

12:17 30 3.56 2.87 2.75 3.40 3.15 2.62

42.4 600.00 12:18 0 3.91 3.17 3.11 3.78 3.49 2.96

12:19 1 4.08 3.31 3.24 3.95 3.65 3.12

12:20 2 4.11 3.34 3.27 3.99 3.68 3.15

12:23 5 4.15 3.37 3.30 4.03 3.71 3.18

12:28 10 4.19 3.41 3.34 4.07 3.75 3.22

12:33 15 4.23 3.43 3.35 4.11 3.78 3.25

12:38 20 4.23 3.42 3.37 4.12 3.79 3.26

12:43 25 4.25 3.44 3.38 4.14 3.80 3.27

12:48 30 4.25 3.45 3.38 4.14 3.81 3.28

50.9 720.00 12:49 0 4.49 3.63 3.54 4.36 4.01 3.48

12:50 1 4.67 3.79 3.70 4.55 4.18 3.65

12:51 2 4.74 3.86 3.88 4.69 4.29 3.76

12:54 5 4.79 3.88 3.92 4.74 4.33 3.80

12:59 10 4.85 3.94 3.96 4.80 4.39 3.86

13: 4 15 4.90 3.99 4.00 4.84 4.43 3.90

13: 9 20 4.92 4.00 4.02 4.86 4.45 3.92

13:14 25 4.93 4.01 4.02 4.88 4.46 3.93

13:19 30 4.94 4.02 4.03 4.89 4.47 3.94

42.4 600.00 13:20 0 4.93 4.01 4.03 4.89 4.47 3.94

13:21 1 4.93 4.01 4.03 4.89 4.47 3.94

13:22 2 4.93 4.02 4.03 4.89 4.47 3.94

13:25 5 4.93 4.01 4.04 4.88 4.47 3.94

33.9 480.00 13:26 0 4.87 4.02 4.03 4.85 4.44 3.91

13:27 1 4.87 4.02 4.03 4.85 4.44 3.91

13:28 2 4.87 4.02 4.03 4.85 4.44 3.91

13:31 5 4.87 4.01 4.04 4.85 4.44 3.91

25.4 360.00 13:32 0 4.70 3.85 3.95 4.70 4.30 3.77

記録用紙( / )2 3

J G S 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

載 荷 板 の 形 状

ジ ャ ッ キ の 種 類

載 荷 方 法

載 荷 板 の 寸 法

ジャッキの能力

載荷板の面積

反力装置の種類

天 候

cm

kN

A m2

サイ

クル

荷重計の較正係数 K kN/m 2/目盛

荷重計読み

R p=KR載荷圧力

kN/m 2

時 刻経過時間t

min

変 位 計 の 読 み mm

1 2 3 4

変位計読みの 平 均 値

mm

累計沈下量

mm

特記事項 変位計番号と方位

4 2

[1kN/m2≒0.0102kgf/cm2]

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 23日

No.2 (原地盤) 継枝直樹

円形剛製板

油圧ジャッキ

6段階1サイクル

30

200

1

0.07069

0.45BH

晴れ

13:33 1 4.69 3.85 3.95 4.69 4.30 3.77

13:34 2 4.69 3.85 3.94 4.69 4.29 3.76

13:37 5 4.68 3.84 3.95 4.69 4.29 3.76

17.0 240.00 13:38 0 4.47 3.61 3.74 4.48 4.08 3.55

13:39 1 4.47 3.60 3.74 4.48 4.07 3.54

13:40 2 4.46 3.60 3.74 4.48 4.07 3.54

13:43 5 4.46 3.60 3.74 4.47 4.07 3.54

8.5 120.00 13:44 0 4.22 3.25 3.44 4.25 3.79 3.26

13:45 1 4.20 3.25 3.43 4.24 3.78 3.25

13:46 2 4.20 3.25 3.43 4.24 3.78 3.25

13:49 5 4.20 3.25 3.43 4.24 3.78 3.25

0.0 0.00 13:50 0 3.94 2.16 2.32 3.85 3.07 2.54

13:51 1 3.92 2.11 2.28 3.85 3.04 2.51

13:52 2 3.91 2.11 2.27 3.85 3.04 2.51

13:55 5 3.91 2.11 2.26 3.85 3.03 2.50

記録用紙( / )3 3

J G S 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験(時間-載荷圧力-沈下量曲線)

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

試験地盤の観察結果

単位面積当たりの荷重変化量 △p kN/m2

△p に 対 応 す る 沈 下 量 △S mm

地 下 水 の 状 況

地 盤 反 力 係 数 Kv=△p/△S MN/m3

極 限 支 持 力 kN/m2

特記事項 [1kN/m2≒0.0102kgf/cm2]

[1MN/m3≒0.102kgf/cm3]

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 23日

No.2 (原地盤) 継枝直樹

礫混じり砂質土

240.00

1.39

無し

172.7

720

時間-載荷圧力曲線

載荷

圧力

P(kN/m )

2

3060901201501802102400

100

200

300

400

500

600

700

800

900

120.00

240.00

360.00

480.00

600.00

720.00

時間-沈下量曲線

時間t(min)

沈下

量S(mm)

100 200 300 400 500 600 700 800

3

6

9

12

15

18

21

24

27 載荷圧力-沈下量曲線

載荷圧力P(kN/m )2△P

△S

極限

支持

力=

720 (kN/m )

2

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

3.5

4.0

4.5

載荷圧力-残留沈下量曲線

除荷量曲線

残留

沈下

量・

除荷

量(mm)

JGS 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験(logP-logS曲線)

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 23日

No.2 (原地盤) 継枝直樹

載荷圧力 P (kN/m2)

沈下

量 S (mm)

1 2 5 1010 20 50 100100 200 500 10001000 2000 50000.01

0.02

0.05

0.10.1

0.2

0.5

11

2

5

1010

20

naoki
直線

JGS 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験(S-logt曲線)

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 23日

No.2 (原地盤) 継枝直樹

時間 t (min)

沈下

量 S (mm)

1 1010 1001002 5 10 15 20 300.0

3.0

6.0

9.0

12.0

15.0

18.0

21.0

24.0

27.0

30.0

P=120.00 kN/m 2

P=240.00 kN/m 2

P=360.00 kN/m 2

P=480.00 kN/m 2

P=600.00 kN/m 2

P=720.00 kN/m 2

JGS 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験(P-S曲線)

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 23日

No.2 (原地盤) 継枝直樹

載荷圧力 P (kN/m2)

沈下

量 S (mm)

0 100 200 300 400 500 600 700 8000.0

3.0

6.0

9.0

12.0

15.0

18.0

21.0

24.0

27.0

30.0

JGS 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験(logP-S曲線)

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 23日

No.2 (原地盤) 継枝直樹

載荷圧力 P (kN/m2)

沈下

量 S (mm)

5 10 25 5050 100 250 500500 1000 25000.0

3.0

6.0

9.0

12.0

15.0

18.0

21.0

24.0

27.0

30.0

J G S 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

載 荷 板 の 形 状

ジ ャ ッ キ の 種 類

載 荷 方 法

載 荷 板 の 寸 法

ジャッキの能力

載荷板の面積

反力装置の種類

天 候

cm

kN

A m2

サイ

クル

荷重計の較正係数 K kN/m 2/目盛

荷重計読み

R p=KR載荷圧力

kN/m 2

時 刻経過時間t

min

変 位 計 の 読 み mm

1 2 3 4

変位計読みの 平 均 値

mm

累計沈下量

mm

特記事項 変位計番号と方位

4 2

[1kN/m2≒0.0102kgf/cm2]

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 23日

No.3 (原地盤) 継枝直樹

円形剛製板

油圧ジャッキ

6段階1サイクル

30

200

1

0.07069

0.45BH

晴れ

予備載荷

0.0 0.00 14: 5 0 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00 0.00

4.2 60.00 14: 6 0 1.46 1.60 1.61 1.45 1.53 1.53

14: 7 1 1.54 1.66 1.69 1.53 1.61 1.61

14: 8 2 1.54 1.66 1.69 1.53 1.61 1.61

0.0 0.00 14: 9 0 1.12 1.29 1.47 1.24 1.28 1.28

14:10 1 1.11 1.27 1.45 1.22 1.26 1.26

14:11 2 1.10 1.27 1.44 1.22 1.26 1.26

4.2 60.00 14:12 0 1.47 1.88 1.91 1.49 1.69 1.69

14:13 1 1.48 1.89 1.93 1.49 1.70 1.70

14:14 2 1.48 1.89 1.92 1.49 1.70 1.70

0.0 0.00 14:15 0 1.12 1.45 1.64 1.27 1.37 1.37

14:16 1 1.11 1.44 1.62 1.26 1.36 1.36

14:17 2 1.11 1.43 1.63 1.26 1.36 1.36

1 8.5 120.00 14:18 0 2.51 2.96 3.04 2.53 2.76 1.40

14:19 1 2.64 3.09 3.18 2.66 2.89 1.53

14:20 2 2.67 3.13 3.21 2.69 2.93 1.57

14:23 5 2.76 3.21 3.30 2.78 3.01 1.65

14:28 10 2.78 3.24 3.33 2.79 3.04 1.68

14:33 15 2.77 3.24 3.34 2.79 3.04 1.68

14:38 20 2.78 3.25 3.35 2.79 3.04 1.68

14:43 25 2.76 3.26 3.38 2.83 3.06 1.70

14:48 30 2.76 3.26 3.39 2.83 3.06 1.70

17.0 240.00 14:49 0 3.95 4.25 4.51 4.05 4.19 2.83

14:50 1 4.06 4.36 4.64 4.16 4.31 2.95

14:51 2 4.07 4.37 4.65 4.17 4.32 2.96

14:54 5 4.17 4.47 4.75 4.26 4.41 3.05

14:59 10 4.21 4.51 4.78 4.29 4.45 3.09

15: 4 15 4.22 4.52 4.78 4.30 4.46 3.10

15: 9 20 4.22 4.52 4.79 4.31 4.46 3.10

15:14 25 4.27 4.59 4.83 4.33 4.51 3.15

15:19 30 4.28 4.60 4.84 4.34 4.52 3.16

25.4 360.00 15:20 0 5.20 5.44 5.66 5.24 5.39 4.03

15:21 1 5.37 5.63 5.85 5.41 5.57 4.21

15:22 2 5.43 5.68 5.90 5.46 5.62 4.26

15:25 5 5.46 5.70 5.93 5.48 5.64 4.28

15:30 10 5.53 5.78 6.00 5.56 5.72 4.36

15:35 15 5.56 5.81 6.04 5.60 5.75 4.39

15:40 20 5.58 5.83 6.06 5.63 5.78 4.42

記録用紙( / )1 3

J G S 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

載 荷 板 の 形 状

ジ ャ ッ キ の 種 類

載 荷 方 法

載 荷 板 の 寸 法

ジャッキの能力

載荷板の面積

反力装置の種類

天 候

cm

kN

A m2

サイ

クル

荷重計の較正係数 K kN/m 2/目盛

荷重計読み

R p=KR載荷圧力

kN/m 2

時 刻経過時間t

min

変 位 計 の 読 み mm

1 2 3 4

変位計読みの 平 均 値

mm

累計沈下量

mm

特記事項 変位計番号と方位

4 2

[1kN/m2≒0.0102kgf/cm2]

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 23日

No.3 (原地盤) 継枝直樹

円形剛製板

油圧ジャッキ

6段階1サイクル

30

200

1

0.07069

0.45BH

晴れ

15:45 25 5.59 5.85 6.07 5.64 5.79 4.43

15:50 30 5.60 5.86 6.07 5.64 5.79 4.43

33.9 480.00 15:51 0 6.44 6.64 6.84 6.45 6.59 5.23

15:52 1 6.62 6.84 7.01 6.62 6.77 5.41

15:53 2 6.70 6.92 7.09 6.68 6.85 5.49

15:56 5 6.76 6.99 7.14 6.73 6.91 5.55

16: 1 10 6.87 7.11 7.25 6.83 7.02 5.66

16: 6 15 6.90 7.13 7.27 6.86 7.04 5.68

16:11 20 6.95 7.18 7.30 6.90 7.08 5.72

16:16 25 6.98 7.22 7.34 6.94 7.12 5.76

16:21 30 7.00 7.23 7.35 6.96 7.14 5.78

42.4 600.00 16:22 0 7.74 7.93 8.02 7.68 7.84 6.48

16:23 1 8.14 8.34 8.43 8.07 8.25 6.89

16:24 2 8.20 8.40 8.50 8.14 8.31 6.95

16:27 5 8.31 8.52 8.59 8.23 8.41 7.05

16:32 10 8.44 8.65 8.70 8.34 8.53 7.17

16:37 15 8.48 8.69 8.74 8.38 8.57 7.21

16:42 20 8.53 8.75 8.77 8.41 8.62 7.26

16:47 25 8.57 8.78 8.80 8.44 8.65 7.29

16:52 30 8.59 8.80 8.80 8.45 8.66 7.30

50.9 720.00 16:53 0 9.28 9.46 9.46 9.17 9.34 7.98

16:54 1 9.67 9.85 9.97 9.66 9.79 8.43

16:55 2 9.72 9.92 10.06 9.75 9.86 8.50

16:58 5 9.94 10.12 10.38 10.05 10.12 8.76

17: 3 10 10.13 10.32 10.62 10.30 10.34 8.98

17: 8 15 10.25 10.45 10.78 10.46 10.49 9.13

17:13 20 10.31 10.51 10.87 10.55 10.56 9.20

17:18 25 10.34 10.55 10.93 10.61 10.61 9.25

17:23 30 10.37 10.57 10.95 10.64 10.63 9.27

42.4 600.00 17:24 0 10.28 10.54 10.95 10.60 10.59 9.23

17:25 1 10.27 10.53 10.96 10.60 10.59 9.23

17:26 2 10.26 10.53 10.95 10.60 10.59 9.23

17:29 5 10.27 10.53 10.95 10.60 10.59 9.23

33.9 480.00 17:30 0 10.16 10.45 10.96 10.52 10.52 9.16

17:31 1 10.16 10.45 10.96 10.52 10.52 9.16

17:32 2 10.15 10.45 10.95 10.52 10.52 9.16

17:35 5 10.16 10.44 10.95 10.51 10.52 9.16

25.4 360.00 17:36 0 9.72 10.06 10.52 10.00 10.08 8.72

記録用紙( / )2 3

J G S 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

載 荷 板 の 形 状

ジ ャ ッ キ の 種 類

載 荷 方 法

載 荷 板 の 寸 法

ジャッキの能力

載荷板の面積

反力装置の種類

天 候

cm

kN

A m2

サイ

クル

荷重計の較正係数 K kN/m 2/目盛

荷重計読み

R p=KR載荷圧力

kN/m 2

時 刻経過時間t

min

変 位 計 の 読 み mm

1 2 3 4

変位計読みの 平 均 値

mm

累計沈下量

mm

特記事項 変位計番号と方位

4 2

[1kN/m2≒0.0102kgf/cm2]

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 23日

No.3 (原地盤) 継枝直樹

円形剛製板

油圧ジャッキ

6段階1サイクル

30

200

1

0.07069

0.45BH

晴れ

17:37 1 9.71 10.06 10.50 9.99 10.07 8.71

17:38 2 9.71 10.05 10.50 9.98 10.06 8.70

17:41 5 9.71 10.06 10.50 9.99 10.07 8.71

17.0 240.00 17:42 0 9.49 9.87 10.27 9.74 9.84 8.48

17:43 1 9.49 9.86 10.26 9.73 9.84 8.48

17:44 2 9.49 9.86 10.26 9.72 9.83 8.47

17:47 5 9.48 9.86 10.25 9.72 9.83 8.47

8.5 120.00 17:48 0 8.75 9.21 9.51 8.92 9.10 7.74

17:49 1 8.74 9.20 9.49 8.90 9.08 7.72

17:50 2 8.73 9.20 9.48 8.89 9.08 7.72

17:53 5 8.73 9.19 9.48 8.89 9.07 7.71

0.0 0.00 17:54 0 6.98 7.12 7.77 7.56 7.36 6.00

17:55 1 6.60 6.76 7.44 7.22 7.01 5.65

17:56 2 6.52 6.71 7.37 7.15 6.94 5.58

17:59 5 6.45 6.66 7.31 7.07 6.87 5.51

記録用紙( / )3 3

J G S 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験(時間-載荷圧力-沈下量曲線)

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

試験地盤の観察結果

単位面積当たりの荷重変化量 △p kN/m2

△p に 対 応 す る 沈 下 量 △S mm

地 下 水 の 状 況

地 盤 反 力 係 数 Kv=△p/△S MN/m3

極 限 支 持 力 kN/m2

特記事項 [1kN/m2≒0.0102kgf/cm2]

[1MN/m3≒0.102kgf/cm3]

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 23日

No.3 (原地盤) 継枝直樹

礫混じり砂質土

240.00

2.73

無し

87.9

720

時間-載荷圧力曲線

載荷

圧力

P(kN/m )

2

3060901201501802102400

100

200

300

400

500

600

700

800

900

120.00

240.00

360.00

480.00

600.00

720.00

時間-沈下量曲線

時間t(min)

沈下

量S(mm)

100 200 300 400 500 600 700 800

3

6

9

12

15

18

21

24

27 載荷圧力-沈下量曲線

載荷圧力P(kN/m )2

△P

△S

極限

支持

力=

720 (kN/m )

2

1

2

3

4

5

6

7

8

9

載荷圧力-残留沈下量曲線

除荷量曲線

残留

沈下

量・

除荷

量(mm)

JGS 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験(logP-logS曲線)

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 23日

No.3 (原地盤) 継枝直樹

載荷圧力 P (kN/m2)

沈下

量 S (mm)

1 2 5 1010 20 50 100100 200 500 10001000 2000 50000.01

0.02

0.05

0.10.1

0.2

0.5

11

2

5

1010

20

naoki
直線

JGS 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験(S-logt曲線)

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 23日

No.3 (原地盤) 継枝直樹

時間 t (min)

沈下

量 S (mm)

1 1010 1001002 5 10 15 20 300.0

3.0

6.0

9.0

12.0

15.0

18.0

21.0

24.0

27.0

30.0

P=120.00 kN/m 2

P=240.00 kN/m 2

P=360.00 kN/m 2

P=480.00 kN/m 2

P=600.00 kN/m 2

P=720.00 kN/m 2

JGS 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験(P-S曲線)

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 23日

No.3 (原地盤) 継枝直樹

載荷圧力 P (kN/m2)

沈下

量 S (mm)

0 100 200 300 400 500 600 700 8000.0

3.0

6.0

9.0

12.0

15.0

18.0

21.0

24.0

27.0

30.0

JGS 1 5 2 1 地盤の平板載荷試験(logP-S曲線)

調査件名 試験年月日

地点番号(地盤高) 試 験 者

陸前高田市立博物館 新築工事 令和 1年 5月 23日

No.3 (原地盤) 継枝直樹

載荷圧力 P (kN/m2)

沈下

量 S (mm)

5 10 25 5050 100 250 500500 1000 25000.0

3.0

6.0

9.0

12.0

15.0

18.0

21.0

24.0

27.0

30.0

調査現場写真

地盤状況

No.1

測定セット

No.1

施工前

No.1

測定中

沈下量測定状況

No.1

全景

No.1

測定セット

No.1

試験跡

No.1

試験後地盤

720kN/㎡

試験跡

試験後地盤

No.1

第六段階

50.90kN

最終荷重

No.1

施工前

No.2

測定セット

No.2

地盤状況

No.2

測定セット

No.2

No.2

全景

No.2

沈下量測定状況

測定中

第六段階

50.90kN

最終荷重

No.2

720kN/㎡

試験跡

試験後地盤

No.2

試験跡

No.2

試験後地盤

地盤状況

No.3

測定セット

No.3

施工前

No.3

測定中

沈下量測定状況

No.3

全景

No.3

測定セット

No.3

試験跡

No.3

試験後地盤

720kN/㎡

試験跡

試験後地盤

No.3

第六段階

50.90kN

最終荷重

No.3

(マンホール天端)

遠景

KBM±0

KBM

近景

KBM

KBM

KBM±0

(マンホール天端)

KBM±0

(マンホール天端)

近景

陸前高田市博物館新築工事地質調査

報 告 書

令和元年 6月

株 式 会 社 サ ム シ ン グ

まえがき

本業務は、「陸前高田市博物館新築工事」の設計業務に必要な資料を作成することを目的とし

て、実施した地質調査であります。

調査は、機械ボーリング並びに標準貫入試験と室内土質試験を実施いたしました。

以下に、調査結果を取りまとめ、御報告致します。

なお、業務遂行にあたり、ご指導・ご協力を賜った関係各位の方々に、厚く御礼申し上げま

す。

令和元年 6月

株式会社 サムシング 盛岡支店

案内図

調査地

電子国土 Web「地理院地図」より

目次

調査概要 ............................................................................................................................. 1 §1.

1-1. 調査件名 ........................................................................................................................ 1

1-2. 調査場所 ........................................................................................................................ 1

1-3. 調査数量 ........................................................................................................................ 1

1-4. 現場調査期間 ................................................................................................................ 1

1-5. 調査担当 ........................................................................................................................ 1

調査方法 ............................................................................................................................. 2 §2.

2-1. 機械ボーリング ............................................................................................................. 2

2-2. 標準貫入試験 ................................................................................................................ 3

2-3. 室内土質試験 ................................................................................................................ 5

地形・地質概要 .................................................................................................................. 6 §3.

3-1. 地形 ............................................................................................................................... 6

3-2. 地質 ............................................................................................................................... 8

調査結果 ........................................................................................................................... 10 §4.

4-1. 地層状況および孔内水位 ............................................................................................ 10

4-2. N 値 .............................................................................................................................. 17

4-3. 室内土質試験結果 ....................................................................................................... 18

考察 .................................................................................................................................. 19 §5.

5-1. 液状化の検討 .............................................................................................................. 19

§6. まとめ .............................................................................................................................. 25

<巻末資料>

調 査 位 置 図

ボ ー リ ン グ 柱 状 図

室 内 土 質 試 験 結 果

推 定 地 層 断 面 図

液 状 化 計 算 結 果

調査現場・室内土質試験写真

建築物規模 杭・地盤改良工法 支持地盤目安

1

調査概要 §1.

1-1. 調査件名

陸前高田市博物館新築工事 地質調査

1-2. 調査場所

岩手県陸前高田市高田町 地内

1-3. 調査数量

機械ボーリング孔 ---------------------------------------- 5 孔 L=146m

標準貫入試験 ----------------------------------------------------------- 146 回

室内土質試験 ----------------------------------------------------------- 4試料

※詳細は表 1-3-1 のとおり

表 1-3-1 調査数量表

1-4. 現場調査期間

平成31年4月19日 ~ 令和元年 5 月18日

1-5. 調査担当

株式会社サムシング 盛岡支店

〒020-0642

住所:岩手県滝沢市中村 7-1

TEL:019-699-3031 FAX:019-699-3032

粘性土 砂質土 礫質土 玉石混じり 計 粘性土 砂質土 礫質土 玉石混じり 計

No.1 1.75 11.70 5.45 10.10 29.00 3 11 6 9 29 4 1 1

No.2 1.80 9.80 7.60 9.80 29.00 2 9 9 9 29 0 1 1

No.3 2.40 9.75 9.05 8.80 30.00 2 11 9 8 30 0 1 1

No.4 1.70 10.45 6.55 10.30 29.00 2 11 6 10 29 0 1 1

No.5 0.00 10.95 8.35 9.70 29.00 0 12 8 9 29 0 1 1

計 7.65 52.65 37.00 48.70 146.00 9 54 38 45 146 4 5 5

地点掘   削(m) 標準貫入試験(回) 細粒分含

有率試験(試料)

仮  設平坦地(箇所)

孔閉塞(式)

2

調査方法 §2.

2-1. 機械ボーリング

機械ボーリングは、地層中の原位置において貫入試験を実施して、その深度の強度特性を知

ること、及びその原位置の地層の土試料を採取することを目的として実施した。

ボーリングには様々な方法及び機械の種類があるが、本調査においては、ロータリー式ボー

リング機械を使用した。

ボーリング装置の概略は図 2-1-1 に示すとおりである。一般に、削孔(掘進)は、ロッドの

先端に取り付けられたドリリングビット(コアチューブの先端に付けられているメタルクラウ

ン)の回転と給圧により、地層または岩盤を切り削り粉砕しながら行う。削りくず(スライム)

は泥水又は清水の循環によって孔外に排出する。泥水は、普通ベントナイト(粘土鉱物の一種)

等を清水に混入して作製する。ベントナイトの混入は、削りくずの地上への排出力を向上させ

るだけでなく、孔壁の崩壊を抑制する効果ももたらす。原則として、地下水位確認までは、無

水掘りとし、自然水位の確認に努める。

図 2-1-1 ボーリング装置概略図

(「地盤調査の方法と解説;地盤工学会」より抜粋)

3

2-2. 標準貫入試験

本試験は、原位置における土の硬軟、締まり具合を知るための N 値の測定と、地盤の撹乱

試料を採取することを目的として実施した。

試験方法は、JIS A 1219:2013(設計に用いる N 値を求めるための標準貫入試験仕様)に準

じた。以下に試験方法の概略を示す。

① 掘削口径は φ65~150mm として、ボーリングにより所定の深度まで掘削を行った。

② ボーリング孔底のスライムを除去した後、コアチューブをゆっくり引き上げ、SPT サンプ

ラーをロッドの先端に取り付け、静かに孔底まで降ろした。

③ 質量 63.5kg±0.5kg のハンマーを高さ 760mm±10mm から落下させた打撃により、150mm

の予備打ち、300 mm の本打ちを行った。

④ 測定終了後、地表に SPT サンプラーを引き上げ、スプリットバーレルを二つに割り、採

取試料の観察を行った。

図 2-2-1 に設計に用いる N 値を求めるための標準貫入試験装置を示す。

また、図 2-2-2 に標準貫入試験の概略図を示す。

図 2-2-1 設計に用いる N 値を求めるための標準貫入試験装置

(「ボーリングポケットブック;全国地質調査業協会連合会」より抜粋)

4

図 2-2-2 標準貫入試験の概略図

(「第二回改訂版 地盤調査の実務;関東地質調査業協会」より抜粋)

5

2-3. 室内土質試験

本試験は、地盤の物理特性を把握することを目的として、実施した。

試験は、以下の表に示す規格に準じて実施した。

表 2-3-1 室内土質試験一覧

試験名 規格

土の細粒分含有率試験 JIS A 1223

6

地形・地質概要 §3.

3-1. 地形

当該地は、「陸前高田市役所」の南方約 1.5km のところに位置し、その地形は気仙川河口に

形成された低地である。

調査地はこの低地に東日本大震災後に盛土造成された人工改変地である。現在の地形は平坦

であり商業用地となっている。

図 3-1-1. 調査地周辺の地形区分図

(出典:国土交通省 国土政策局 国土情報課の HP「盛」より)

調査地

7

もともとの地形は、主に気仙川により形成された氾濫平野である。この氾濫平野の標高は

1.7m ほどであり、陸前高田市の旧市街地をのせていた。東日本大震災では市街地で広域的に

およそ 84cm 地盤沈下を生じ、その後数m~14m程のかさ上げ盛土を実施し、現在に至ってい

る。

図 3-1-2. 調査地周辺の地形区図

(出典:国土交通省 国土政策局 国土情報課の HP「盛」より)

調査地

8

3-2. 地質

調査地の地質は、地表より、盛土層・第四紀沖積世氾濫平野堆積物層(砂礫・砂・泥)・洪積

世砂礫層・中生代三畳紀花崗岩質岩(基盤岩)と続く。

盛土層は、主に東日本大震災後に盛土造成されたものであり、比較的新鮮な岩塊が多量に混

入している。

第四紀沖積世氾濫平野堆積物層は、気仙川の氾濫により堆積されたもので、調査地では砂礫・

砂となっている。砂層中には有機質土及び粘性土が挟まれる。砂礫は亜円~亜角礫で比較的小

さい礫径でありφ20mm が顕著である。礫質は花崗岩や粘板岩、砂岩であり比較的硬い。

中世代三畳紀花崗岩質岩は、風化に伴い表層部はマサ化している。

図 3-1-2. 調査地周辺の地質図

(出典:国土交通省 国土政策局 国土情報課の HP「盛」より)

調査地

9

表3-1-1. 調査地付近の層序表

(出典:国土交通省 国土政策局 国土情報課の HP「盛」より)

10

調査結果 §4.

4-1. 地層状況および孔内水位

本調査では、標準貫入試験を併用したボーリングを 5 ヶ所で実施した。調査結果は、ボーリ

ング柱状図および推定地層断面図(巻末資料参照)としてまとめるとともに、調査範囲内を構

成する地層を表 4-1-1 に示す。

表 4-1-1 地層構成表

地質

時代 地層名 層厚範囲(m) N 値

第四紀

現世

第 1 盛土層 8.80~10.30 29.0~50.0 以上

第 2 盛土層 0.50~1.90 7.0~45.0

沖積世

第 1 砂層 0.90~1.70 7.0~29.0

第 1 砂礫層 4.60~5.00 14.0~48.0

第 2 砂層 ※25.95~7.65 7.0~46.0

砂礫(挟み) (0.30~1.00) (48.0~50.0)

有機質土(挟み) (0.20~1.70) (12.0~22.5)

粘性土(挟み) (1.80~2.20) (10.0~17.0)

洪積世

第 1 砂礫層 1.55~3.05 30.0~50.0 以上

花崗岩質岩 1.93~4.20 50.0 以上

※1上表は換算 N 値を含む

ある層での打撃回数

換算 N 値 = ―――――――――――― ×30

ある層での貫入量

※2挟み層も含む層厚

11

( 1 ) 地層状況

表 4-1-1 の地層構成表に示すように、当該地を構成する地層は、第 1 盛土層、第 2 盛

土層・第四紀沖積世第 1 砂層・沖積世第 1 砂礫層・沖積世第 2 砂層・洪積世第 1 砂礫層・

中生代三畳紀花崗岩質岩層から構成されることを確認した。基盤岩の花崗岩質岩を除く

各層は敷地内でおおむね水平に堆積しているようである。

以下に各地層の概略を示す。

<第 1 盛土層>

表 4-1-2 分布範囲表

地点名 分布範囲

現況 GL-m KBM m

No.1 0.00~10.10 +0.38~-9.72

No.2 0.00~9.80 +0.38~-9.42

No.3 0.00~8.80 +0.29~-8.51

No.4 0.00~10.30 +0.52~-9.78

No.5 0.00~9.70 +0.41~-9.29

各地点で確認される。

東日本大震災後のかさ上げ盛土であり新期盛土層に相当する。層相は粘土混じり砂礫。

層中の礫はφ50mm 内外の礫が多いが、φ300mm 程度の大径の礫も混入している(コア

長で確認)。マトリックスは風化した泥岩凝灰岩などの岩塊である。φ50mm 以上の礫は

非常に密に混入している。礫種は花崗岩・粘板岩砂岩などであり、新鮮で非常に硬い。

掘削にはダイヤビットが必要である。

色調は暗茶喝~黄褐~暗褐灰~緑青灰色などからなり変化に富む。N 値は 29.0~50.0

以上であり、中位~非常に密な締りである。

<第 2 盛土層>

表 4-1-3 分布範囲表

地点名 分布範囲

現況 GL-m KBM m

No.1 10.10~10.80 -9.72~-10.42

No.2 9.80~10.80 -9.42~-10.42

No.3 8.80~10.70 -8.51~-10.41

No.4 10.30~10.80 -9.78~-10.28

No.5 9.70~11.60 -9.29~-11.19

12

各地点で確認される。

東日本大震災前の表土層であり旧盛土層である。層相は有機質シルト・砂・砂礫ある

いはコンクリートやアスファルトが混入する礫質土からなる。上方の新期盛土層とは明

らかに層相や N 値が異なることから区別した。

色調は暗褐~緑灰~暗褐色であり変化に富む。N 値は 7.0~45.0 を示し、ばらついて

いる。

<沖積世第 1 砂層>

表 4-1-4 分布範囲表

地点名 分布範囲

現況 GL-m KBM m

No.1 10.80~11.80 -10.42~-11.42

No.2 10.80~11.90 -10.42~-11.52

No.3 10.70~11.80 -10.41~-11.51

No.4 10.80~12.80 -10.28~-12.28

No.5 11.60~12.50 -11.19~-12.09

各地点で確認される。

層相はシルト質砂・シルト混じり砂・礫混じり砂である。含水小。

色調は暗灰色を呈する。N 値は 7.0~29.0 であり緩い~中位の締りである。

<沖積世第 1 砂礫層>

表 4-1-5 分布範囲表

地点名 分布範囲

現況 GL-m KBM m

No.1 11.80~16.70 -11.42~-16.32

No.2 11.90~16.50 -11.52~-16.12

No.3 11.80~16.70 -11.51~-16.41

No.4 12.80~17.50 -12.28~-16.98

No.5 12.50~17.50 -12.09~-17.09

13

各地点で確認される。

層相は砂礫・シルト混じり砂・礫混じり砂である。層中の礫はφ5~20mm の亜円礫主

体。最大礫径はφ50mm 程度。マトリックスは細~粗砂を主体とする。No.1 の GL-14.80

m~15.80m(KBM-14.42m~-15.42m)間、No.4 の GL-16.35m~17.50m(KBM-14.83

m~-16.98m)間、No.5 の GL-14.80m~17.50m(KBM-14.39m~-17.09m)間、砂分が優

勢となっている。含水は場所により差が大きく大~小である。

色調は暗灰色を呈する。N 値は 14.0~48.0 であり、中位~密な締りである。

<沖積世第 2 砂層>

表 4-1-6 分布範囲表

地点名 分布範囲

現況 GL-m KBM m

No.1 16.70~24.15 -16.32~-23.77

No.2 16.50~24.15 -16.12~-23.77

No.3 16.70~23.60 -16.41~-23.31

No.4 17.50~23.60 -16.98~-23.08

No.5 17.50~23.45 -17.09~-23.04

各地点で確認される。

層相はシルト混じり砂・細砂・礫混じり砂である。砂の粒径は不均一で、微細砂~粗

砂あるいは小礫まで幅広い。砂の層中には貝殻片が少量混入している。砂の含水はおお

むね小である。

本層中には礫・有機質土・粘性土が確認される。これらの層は敷地全体には連続性が

認められず、局部的な挟み層と判断した。

No.1 地点では、GL-20.10m~20.55m(KBM-19.72m~-20.17m)間、砂質シルトが挟

まれている。N 値は 10 であり、硬い。GL-22.80m~23.40m(KBM-22.42m~-23.02m)

間、有機質土が挟まれる。N 値は 22.5(換算 N 値)であり、非常に硬い。

No.2 地点では、GL-19.80m~21.60m(KBM-19.42m~-21.22m)間、砂質シルトが挟

まれている。N 値は 13~17 であり、硬い~非常に硬い。

No.3 地点では、GL-18.70m~20.90m(KBM-18.41m~-20.61m)間に砂質シルトが挟

まれている。N 値は 11~12 であり、硬い。GL-23.40m~23.60m(KBM-23.11m~-23.31

m)間、有機質土が挟まれている。

No.4 地点では、GL-19.80m~20.80m(KBM-19.28m~-20.28m)間、GL-22.50m~

22.80m(KBM-21.95m~-22.28m)間に砂礫が挟まれている。N 値は 50.0 以上であり、

非常に締まっている。GL-20.80m~22.50m(KBM-20.28m~-21.98m)間、有機質土が挟

14

まれている。N 値は 12~19 であり中位の硬さである。

No.5 地点では、GL-20.80m~21.70m(KBM-20.39m~-21.29m)間、有機質土が挟ま

れている。層相は有機質砂である。N 値は 21 と中位の締りである。GL-21.70m~

22.80m(KBM-21.29m~-22.39m)間、砂礫が挟まれている。N 値は 48.0 であり、非常

密な締りである。

<洪積世第 1 砂礫層>

表 4-1-7 分布範囲表

地点名 分布範囲

現況 GL-m KBM m

No.1 24.15~25.70 -23.77~-25.32

No.2 24.15~27.15 -23.77~-26.77

No.3 23.60~25.85 -23.31~-25.56

No.4 23.60~25.80 -23.08~25.28

No.5 23.45~26.50 -23.04~26.09

各地点で確認される。

φ5~30mm の亜円礫主体。マトリックスは細~粗砂を主体。最大礫径はφ100mm 程

度(コア長で確認)。含水大~小と各地点で差がある。孔壁は自立しない。

色調は暗灰色を呈する。N 値は 30.0~50.0 以上であり、密~非常に密な締りである。

<中生代三畳紀花崗岩質岩層>

表 4-1-8 分布範囲表

地点名 分布範囲

現況 GL-m KBM m

No.1 25.70~29.13 -25.32~-28.75

No.2 27.15~29.08 -26.77~-28.70

No.3 25.85~30.05 -25.56~-29.76

No.4 25.80~29.06 -25.28~-28.54

No.5 26.50~29.10 -26.09~-28.69

各地点で確認される。

層相はマサ土である。岩組織は残すものの風化に伴い砂~砂礫状である。粒子の結束

15

力は弱く、掘削にはメタルクラウンで可能であった。孔壁は非常に安定している。

N 値は 50.0 以上であり、非常に締まっている。

( 2 ) 孔内水位

本調査で確認した水位を以下に示す。

表 4-1-9 孔内水位

※孔内泥水位…上表ではボーリング削孔時に泥水掘削後の翌朝水位のことを示す。

地点名 年月日 前日掘削深度

(m)

孔内水位

(m) 種 別

No.1

H31.4.26 GL-21.00

KBM-20.62

GL-7.80

KBM-7.42 (第 1 盛土層)

孔内泥水位

R1.5.7 GL-29.00

KBM-28.62

GL-10.35

KBM-9.97 (第 2 盛土層)

孔内泥水位

No.2

R1.5.15 GL-17.00

KBM-16.62

GL-7.50

KBM-7.12

(第 1 盛土層)

孔内泥水位

R1.5.16 GL-27.00

KBM-26.62

GL-8.40

KBM-8.02 (第 1 盛土層)

孔内泥水位

No.3

R1.5.8 GL-15.00

KBM-14.71

GL-9.00

KBM-8.71 (第 2 盛土層)

孔内泥水位

R1.5.9 GL-25.00

KBM-24.71

GL-8.60

KBM-8.31

(第 1 盛土層)

孔内泥水位

No.4

R1.5.10 GL-11.00

KBM-10.48

GL-9.75

KBM-9.23 (第 1 盛土層)

孔内泥水位

R1.5.13 GL-23.00

KBM-22.48

GL-10.60

KBM-10.08 (第 2 盛土層)

孔内泥水位

No.5 R1.5.17 GL-17.00

KBM-16.59

GL-7.60

KBM- 7.19

(第 1 盛土層)

孔内泥水位

16

本調査では、第 1 盛土層は中位~非常に密な締りの礫質土であったため早い段階で送水掘

りとした。確認された水位はすべて泥水掘削後の翌朝水位を記載した。この水位は泥水位で

あるが、各地点とも見かけの水位面は第 1 盛土層の下位から第 2 盛土層の上部付近であるこ

とから、ある程度自然水位に近いと考えられる。

17

4-2. N 値

約 1m 毎に実施した標準貫入試験により、各地層の N 値を測定した。以下の表に各地層の実

測 N 値を示す。

尚、沖積世第 2 砂層については、砂層と各挟み層で N 値を区分した。

表 4-2-1 実測 N 値

地層名 実測 N 値

個数 最大値 最小値 平均値

第 1 盛土層 44 50.0 29.0 47.8

第 2 盛土層 7 45.0 7.0 22.0

沖積世第 1 砂層 6 29.0 7.0 14.7

沖積世第 1 砂礫層 25 48.0 14.0 23.8

沖積世第 2 砂層 21 46.0 7.0 17.6

沖積世砂礫(挟み) 3 50.0 48.0 49.3

沖積世有機質土(挟み) 4 22.5 12.0 18.6

沖積世粘性土(挟み) 5 17.0 10.0 12.6

洪積世第 1 砂礫層 13 50 以上 30.0 48.5

三畳紀花崗岩質岩(マサ土) 18 50 以上 50 以上 50.0

※上表は換算 N 値を含む N 値 50.0 以上は 50.0 とした

18

4-3. 室内土質試験結果

(1)試験対象土及び室内土質試験結果

計画建物の中心に位置する No.1 地点において、液状化対象層となりうる各層の物理特

性を把握することを目的として、室内土質試験を実施した。表 4-3-1 に室内土質試験対

象土、表 4-3-2 に室内土質試験結果一覧を示す。

表 4-3-1 室内土質試験対象土

調査

地点

採取深度 地層名

現況 GL-m KBM m

No.1

11.15~11.45 -10.77~-11.07 沖積世第 1 砂層

14.15~14.45 -13.77~14.07 沖積世第 1 砂礫層

15.15~15.45 -14.77~-15.07 沖積世第 1 砂礫層

19.15~19.45 -18.77~-19.07 沖積世第 2 砂層

表 4-3 2 室内土質試験結果一覧

(2)各試料の物理特性

今回の土質試験結果より、沖積世第 1 砂層の細粒分は 10.6%を示し、粗粒分(砂分+

礫分)優勢である。沖積世第 1 砂礫層の細粒分は 15.0、39.0%を示し、粗粒分優勢であ

る。沖積世第 2 砂層の細粒分は 22.8%を示し粗粒分優勢である。

19

考察 §5.

5-1. 液状化の検討

「建築基礎構造設計指針:日本建築学会」および「2015 年版建築物の構造関係技術基準解説

書:国土交通省住宅局建築指導課他」に基づき、液状化の検討をおこなう。同指針によると液

状化の判定をおこなう必要がある土層は以下の通りである。

<液状化検討対象層>

① 地下水に飽和された沖積層

② 考慮すべき土の種類は、細粒土含有率が 35%以下の土とする。

※埋立地盤など人工地盤では、粘土分(0.005mm 以下の粒径を持つ土粒子)含有率が 10%

以下、又は塑性指数が 15%以下の埋立てあるいは盛土地盤については液状化の検討を行

う。また、細粒土を含む礫や透水性の低い土層に囲まれた礫は、液状化の可能性が否定

できないので、そのような場合にも液状化の検討を行う。

<算定式>

算定は以下の算定式および図をもとに行った。

(1)FL 値(各深さにおける液状化発生に対する安全率)

① 過去の災害事例などから液状化危険度の予測を行うため、各深さにおける液状化発生

に対する安全率(FL)を次式により計算する。 𝑭𝑳 = R/L R =(𝝉𝒍/𝝈′𝒛) L =(𝝉𝒅/𝝈′𝒛)

𝑭𝑳:各深さにおける液状化発生に対する安全率 R :補正 N 値(Na)に対する飽和土質の液状化抵抗比(図 5-1-3 参照) L :各深さに発生する等価な繰返しせん断応力比

② 検討地点の地盤内の各深さに発生する等価な繰返しせん断応力比(L)を次式から求

める。 𝑳 = 𝝉𝒅/𝝈′𝒛 = 𝜸𝒏(𝜶𝒎𝒂𝒙/𝒈)(𝝈𝒛/𝝈′𝒛)𝜸𝒅

𝑳:各深さに発生する等価な繰り返しせん断応力比 𝝉𝒅:水平面に生じる等価な一定繰返しせん断力振幅(kN/m2) 𝝈′𝒛:検討深さにおける有効土被り圧〈鉛直有効応力〉(kN/m2) 𝜸𝒏:等価繰返し回数に関する補正係数 𝜸𝒏 =0.1(M-1) M:マグニチュード 𝜶𝒎𝒂𝒙:地表面における設計用水平加速度(gal)𝒈:重力加速度(980gal) 𝝈𝒛:検討深さにおける全土被り圧〈鉛直全応力〉(kN/m2) 𝜸𝒅:地盤が剛体でないことによる軽減係数 𝜸𝒅=1-0.015z z:地表からの検討深さ(m)

20

③ 対応する深度の補正 N 値(Na)を、次式から求める。 𝑵𝒂 = 𝑵𝟏 + 𝜟𝑵𝒇 𝑵𝟏 = 𝑪𝑵 ∙N 𝑪𝒏 = √𝟗𝟖/𝝈′𝒛

𝑵𝒂:対応する深度の補正 N 値 𝑵𝟏:対応する深度の換算 N 値 𝜟𝑵𝒇:細粒分含有率 Fc に応じた補正 N 値増分(図 5-1-1 参照) 𝑪𝒏:拘束圧に関する換算係数 N:トンビ法または自動落下法による実測 N 値 礫分が多い場合は、N 値が大きくなりやすいことを考慮し、礫分含有率の多さを示

す平均粒径 D50により、図 5-1-2 のような N 値補正係数 Csb を用いて、次式による

N 値の低減をすることが可能である。

𝑵𝒂 = √𝟗𝟖/𝝈′𝒛 ⋅ 𝑪𝒔𝒃 ∙N + 𝜟𝑵𝒇

④ 図 5-1-3 のせん断歪み振動 5%曲線を用いて、補正 N 値(Na)に対応する飽和土層

の液状化抵抗比(R=τl/σ'z)を求める。ここに、τl は水平断面における液状化抵

抗である。

図 5-1-1 細粒分含有率と N 値の補正係数

図 5-1-2 50%粒径と N 値の補正係数

21

(2)Dcy 値(液状化に伴う予測地盤変位量)

① 図 5-1-4 から、補正 N 値(Na)、繰返しせん断応力比(L=τd/σ'z)に対応する各

層の繰返しせん断ひずみ(γcy)を推定する。

② 各層の繰返しせん断ひずみ(γcy)を堆積ひずみと読み換え、下式から沈下量(S)

を求め、Dcy とする。 𝑫𝒄𝒚 = 𝑺 = 𝑯 ∙ 𝜸𝒄𝒚

𝑫𝒄𝒚:液状化に伴う予測地盤変位量(cm) 𝑺:沈下量(cm) 𝑯:液状化層の厚さ(m) 𝜸𝒄𝒚:各層の繰返しせん断ひずみ(%)

(3)PL 値(液状化による危険度を示す指標)

PL 値は、FL 値を用いて、下式により算定される。なお、このとき FL 値が 1 以下の

層のみを算定の対象とする。

𝑷𝑳 = ∫ (𝟏 − 𝑭𝑳)𝒘(𝒛)𝒅𝒛𝟐𝟎

𝟎

𝒘(𝒛) = 𝟏𝟎 − 𝟎. 𝟓𝒛 𝑷𝑳:液状化による影響度を示す指標 𝑭𝑳:各深さにおける液状化発生に対する安全率 𝒛:地表面からの深さ(m)

図 5-1-3 補正 N 値と液状化抵抗の関係 図 5-1-4 補正 N 値と

繰り返しせん断ひずみの関係

22

<判定方法>

(1)FL値(各深さにおける液状化発生に対する安全率)による判定

FL値が 1 より大きくなる土層については液状化発生の可能性は無いものと判断し、逆

に 1 以下となる場合は、その可能性があり、値が小さくなるほど液状化発生危険度が高

く、また、FL の値が 1 以下の土層が厚くなるほど危険度が高くなるものと判断する。

(2)Dcy 値(液状化に伴う予測地盤変位量)による判定

Dcy と液状化の程度の関係は下記の表 5-1-1 のようにまとめられる。この表に従い、

判断する。

表 5-1-1 Dcy(地盤変位概略値)と液状化の程度の関係 Dcy(cm) 液状化の程度

0 なし 5 以下 軽微

5 を超え 10 以下 小 10 を超え 20 以下 中 20 を超え 40 以下 大

40 を超える 甚大 「建築基礎構造設計指針:日本建築学会」より抜粋

(3)PL値(液状化による影響度を示す指標)による判定

過去の被害事例から PL値と液状化危険度の関係が下記の表 5-1-2 のように示される。

この表に従い、PL 値が 5 以上であると、液状化の危険度が高いと判断する。

表 5-1-2 PL値と液状化の危険度の関係

PL値 液状化の危険度

0 かなり低い 5 以下 低い

5 を超え 15 以下 高い

15 を超える 極めて高い

「2015 年版建築物の構造関係技術基準解説書:

国土交通省住宅局建築指導課他」より抜粋

23

<検討結果> 【ボーリング地点 No.1】(地下水位:GL-7.80m)

※本検討では、液状化検討時の地下水位を泥水位の内、高い深度と仮定して計算を行った。

算定結果の一覧表を下記に示す。

表 5-1-3 算定結果一覧

計算深度

現況 GL-

(m)

細粒分

含有率 Fc

(%)

実測

N 値

αmax =150(gal) αmax =200(gal) αmax =350(gal)

M=7.5 M=7.5 M=8.0

FL 判定 FL 判定 FL 判定

1.20 ― 50 ― ― ― ― ― ―

2.30 ― 50 ― ― ― ― ― ―

3.20 ― 50 ― ― ― ― ― ―

4.18 ― 50 ― ― ― ― ― ―

5.24 ― 50 ― ― ― ― ― ―

6.18 ― 50 ― ― ― ― ― ―

7.28 ― 50 ― ― ― ― ― ―

8.09 ― 50 ― ― ― ― ― ―

9.25 ― 50 ― ― ― ― ― ―

10.30 ― 9 ― ― ― ― ― ―

11.30 10.6 9 1.507 ◯ 1.130 ◯ 0.600 ×

12.30 15.0 27 4.881 ◯ 3.661 ◯ 1.942 ◯

13.30 15.0 25 3.644 ◯ 2.733 ◯ 1.450 ◯

14.30 15.0 23 2.881 ◯ 2.161 ◯ 1.146 ◯

15.30 39.0 15 ― ◯ ― ◯ ― ◯

16.30 ― 18 ― ― ― ― ― ―

17.30 22.8 16 1.973 ◯ 1.480 ◯ 0.785 ×

18.30 22.8 15 1.877 ◯ 1.407 ◯ 0.747 ×

19.30 22.8 13 1.740 ◯ 1.305 ◯ 0.692 ×

20.30 ― 10 ― ― ― ― ― ―

液状化指数 PL 0 0 2.40

地表変位 Dcy(cm) 0 0 6.24

※1.細粒分含有率 Fc 値欄の「―」は土質試験を実施しなかった粘性土主体の層および砂礫層

を表す。

※2.FL 値欄の「―」は非液状化層を表す。地下水位以浅、細粒分含有率(Fc)が 35%を超える

層、粘性土層、砂礫層が該当する。

※3.判定欄の「◯」は非液状化深度を表す。「×」は液状化深度を表す。「-」は液状化検討の

対象としない深度を表す。

※4.計算深度はボーリング調査にて試料採取した深度の概ね中心とする。

24

表 5-1-4 地盤変位量 Dcy および液状化指数 PL 結果表

水平加速度 αmax (gal)

150 200 350

地盤変位量 Dcy(cm) 0 0 6.24

液状化の程度 なし なし 小

液状化指数 PL 0 0 2.40

液状化の危険度 かなり低い かなり低い 低い

<判定結果>

調査地の本調査深度において、建築基礎構造設計指針に従い FL 値の算定を行った。水平加

速度 150gal、200gal の検討では、すべての計算深度において FL 値が 1 より大きくなった。水

平加速度 350gal の検討では、GL-11.30m 及び GL-17m以深において FL 値が 1 以下となり、

これらの深度において液状化する可能性がある結果となった。

液状化に伴う予測地盤変位量の略算値 Dcy 値の算定を行った結果、水平加速度

150gal,200gal の場合において Dcy 値は 0 の結果が得られ、表 5-1-1 から液状化の程度は「な

し」であることを確認した。水平加速度 350gal の場合は、Dcy 値=6.24cm の結果が得られ、

表 5-1-1 から液状化の程度は「小」であることを確認した。

液状化が地表面へ影響する危険度 PL 値の算定を行った結果、水平加速度 150gal,200gal の

場合において PL値は 0 となり表 5-1-2 より液状化の危険度は「かなり低い」ことを確認した。

水平加速度 350gal の場合は、PL値=2.40 となり、表 5-1-2 より液状化の危険度は「低い」こ

とを確認した。

25

§6. まとめ

○当該地は、「陸前高田市役所」の南方約 1.5km のところに位置し、その地形は気仙川河

口に形成された低地である。調査地はこの低地に東日本大震災後に盛土造成された人工

改変地である。

○当該地を構成する地層は、第 1 盛土層、第 2 盛土層・第四紀沖積世第 1 砂層・沖積世第

1 砂礫層・沖積世第 2 砂層・洪積世第 1 砂礫層・中生代三畳紀花崗岩質岩層から構成さ

れることを確認した。基盤岩の花崗岩質岩を除く各層は敷地内でおおむね水平に堆積し

ているようである。

○本調査で確認された水位はすべて泥水掘削後の翌朝水位である。この水位は泥水位であ

るが、各地点とも見かけの水位面は第 1 盛土層の下位から第 2 盛土層の上部付近である

ことから、ある程度自然水位に近いと考えられる。

○約 1m 毎に実施した標準貫入試験により、各地層の N 値を測定した。下の表に各地層の

代表 N 値を示す。

表 6-1 実測 N 値

地層名 実測 N 値

個数 最大値 最小値 平均値

第 1 盛土層 44 50.0 29.0 47.8

第 2 盛土層 7 45.0 7.0 22.0

沖積世第 1 砂層 6 29.0 6.0 14.7

沖積世第 1 砂礫層 25 48.0 14.0 23.9

沖積世第 2 砂層 21 46.0 7.0 14.8

沖積世砂礫(挟み) 3 50.0 48.0 49.3

沖積世有機質土(挟み) 4 22.5 12.0 18.6

沖積世粘性土(挟み) 5 17.0 10.0 10.5

洪積世第 1 砂礫層 13 50 以上 30.0 48.5

三畳紀花崗岩質岩(マサ土) 18 50 以上 50 以上 50.0

※上表は換算 N 値を含む

○液状化検討結果より、水平加速度 150、200gal の検討において、液状化の程度は「なし」、

危険度は「かなり低い」と判定された。350gal の検討においては、液状化の程度は「小」、

液状化の危険度は「低い」ことが確認された。

以上

<巻末資料>

調 査 位 置 図

ボ ー リ ン グ 柱 状 図

室 内 土 質 試 験 結 果

液 状 化 計 算 結 果

調 査 現 場 ・ 室 内 土 質 試 験 写 真

建築物規模 杭・地盤改良工法 支持地盤目安地盤

調 査 位 置 図

ボ ー リ ン グ 柱 状 図

ボーリング柱状図

調 査 名 陸 前 高 田 市 博 物 館 新 築 工 事 地 質 調 査

事業・工事名

ボーリング名 N o . 1 調査位置 岩 手 県 陸 前 高 田 市 高 田 町   地 内 北 緯 3 9 ° 0 ’ 5 5 . 0 ”

東 経 1 4 1 ° 3 7’ 4 1 . 4 ”発 注 機 関 陸 前 高 田 市 役 所 調査期間 平成 31年 4月 19日 ~ 31年 4月 26日

調 査 業 者 名株 式 会 社 サ ム シ ン グ   盛 岡 支 店

電話 ( 0 1 9 - 6 9 9 - 3 0 3 1 )主任技師 渋 谷 朋 樹

現 場代 理 人

中 村 勇 樹コ ア鑑 定 者

継 枝 喜 美 夫ボーリング責 任 者

佐 々 木 正 浩

孔 口 標 高 KBM+0.38m

180°

90°上

90°

180°

270°

西

地盤勾配 90°

水平0°鉛直

使用機種

試 錐 機 東 邦 地 下 工 機   D - 1ハンマー落下用具

半 自 動 落 下 装 置

エンジン ヤ ン マ ー   N F A D - 1 2 ポ ン プ 東 邦 工 機   B G - 3 C総 掘 進 長 29.13m

ボーリングNo

シートNo

(m)

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

(m)

-9.72

-10.42

-11.42

-14.42

-15.42

-16.32

-19.72

-20.17

-22.42

-23.02

-23.77

-25.32

-28.75

(m)

10.10

0.70

1.00

3.00

1.00

0.90

3.40

0.45

2.25

0.60

0.75

1.55

3.43

(m)

10.10

10.80

11.80

14.80

15.80

16.70

20.10

20.55

22.80

23.40

24.15

25.70

29.13

調

粘土混じり砂礫。φ5~50mmの角礫主体。最大礫径はφ70mm程度(コア長で確認)。礫は新鮮な花崗岩・粘板岩・砂岩等であり非常に硬質。掘削にはダイヤビットを要する。大径の礫が多量に混入する。含水小。完全逸水。

(

)

比較的均質な層状態。含水量少なく半固結状態。

盛土(有機質シルト)

少量の有機物混入する。含水小。下部になるに従い砂分減少。

シルト質砂 暗灰 緩い

φ5~20mmの亜円礫主体。最大礫径はφ50mm程度。マトリックスは細~粗砂を主体とする。含水大~中位。

粒径不均一な中~粗砂。含水小。φ20mm内外の亜円礫が混入。

礫混じり砂

φ5~20mmの亜円礫主体。マトリックスは細~中砂を主体とする。局部的に砂分優勢な箇所がある。含水大~中位。

粒径不均一で粗砂・小礫が混入する。深さ18m以深、貝殻片混入する。深さ18.2m~18.25m間、火山灰質砂挟む。深さ18.25m以深有機質シルトが少量混入する。含水小。

シルト混じり微細砂

細砂が薄層状に挟まれる。少量の有機物混入する。

砂質シルト 暗灰 硬い

粒径不均一で粗砂・小礫が混入する。有機質シルトが帯状に混入する。含水小。

シルト混じり微細砂

半固結状で少量の細砂が混入する。有機質土

非常に硬い

粒径均一。含水小。細砂 暗灰

φ5~30mmの亜円礫主体。マトリックスは細~粗砂を主体とする。最大礫径はφ50mm程度。含水中位。

深さ27.5mまで比較的粒子は細かい。深さ27.5m以深、漸移的に粒子が荒くなる(砂礫状)。孔壁は安定している。

孔内水位(m)/測定月日

7.804/26

10.355/7

標 準 貫 入 試 験

(m)

1.15

1.25

2.15

2.45

3.15

3.25

4.15

4.20

5.15

5.33

6.15

6.20

7.15

7.40

8.05

8.13

9.15

9.35

10.15

10.45

11.15

11.45

12.15

12.45

13.15

13.45

14.15

14.45

15.15

15.45

16.15

16.45

17.15

17.45

18.15

18.45

19.15

19.45

20.15

20.45

21.15

21.45

22.15

22.45

23.15

23.45

24.15

24.45

25.15

25.45

26.15

26.20

27.15

27.40

28.15

28.30

29.05

29.13

10cmごとの

打 撃 回 数

0

10

50

6

50

50

5

27

50

5

13

50

8

16

2

3

8

8

6

3

4

4

6

4

2

4

6

7

16

15

50

5

16

22

50

8

10

20

9

23

8

27

34

3

3

8

8

7

5

5

5

4

4

4

6

7

8

11

21

18

28

5

20

30

35

10

5

4

3

11

9

10

7

9

7

5

5

4

8

8

8

23

14

16

5

打撃回数/貫入量

(cm)

50

10

50

30

50

10

50

5

50

18

50

5

50

2550

8

50

20

9

30

9

30

27

30

25

30

23

30

15

30

18

30

16

30

15

30

13

30

10

30

18

30

21

30

23

30

50

30

50

3050

5

50

25

50

15

50

8

N 値

0 10 20 30 40 50 60

150

50

150

300

83

300

60

188

75

9

9

27

25

23

15

18

16

15

13

10

18

21

23

50

50

300

60

100

188

原 位 置 試 験

(m)

試 験 名

および結果

試 料 採 取

(m)

11.15

11.45

14.15

14.45

15.15

15.45

19.15

19.45

P1-11

P1-14

P1-15

P1-19

○-

○-

○-

○-

室内試験

(

)

細粒分含有率

細粒分含有率

細粒分含有率

細粒分含有率

4

22

4

24

4

25

4

26

ボーリング柱状図

調 査 名 陸 前 高 田 市 博 物 館 新 築 工 事 地 質 調 査

事業・工事名

ボーリング名 N o . 2 調査位置 岩 手 県 陸 前 高 田 市 高 田 町   地 内 北 緯 3 9 ° 0 ’ 5 3 . 8 ”

東 経 1 4 1 ° 3 7’ 4 0 . 7 ”発 注 機 関 陸 前 高 田 市 役 所 調査期間 1年 5月 1 0日 ~ 1年 5月 1 6日

調 査 業 者 名株 式 会 社 サ ム シ ン グ   盛 岡 支 店

電話 ( 0 1 9 - 6 9 9 - 3 0 3 1 )主任技師 渋 谷 朋 樹

現 場代 理 人

中 村 勇 樹コ ア鑑 定 者

継 枝 喜 美 夫ボーリング責 任 者

孔 口 標 高 KBM+0.38m

180°

90°上

90°

180°

270°

西

地盤勾配 90°

水平0°鉛直

使用機種

試 錐 機 東 邦 地 下 工 機   D - 1ハンマー落下用具

半 自 動 落 下 装 置

エンジン ヤ ン マ ー   N F A D - 1 2 ポ ン プ 東 邦 工 機   B G - 3 C総 掘 進 長 29.08m

ボーリングNo

シートNo

(m)

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

(m)

-9.42

-10.42

-11.52

-16.12

-19.42

-21.22

-23.77

-26.77

-28.70

(m)

9.80

1.00

1.10

4.60

3.30

1.80

2.55

3.00

1.93

(m)

9.80

10.80

11.90

16.50

19.80

21.60

24.15

27.15

29.08

調

粘土混じり砂礫。φ5~80mmの礫主体。最大礫径はφ300mm程度(コア長で確認)。礫は新鮮な花崗岩・粘板岩・砂岩等であり非常に硬質。掘削にはダイヤビットを要する。大径の礫が多量に混入する。含水小。完全逸水。

(

)

褐~

中砂を主体とする不均質な砂。木片が少量混入する。

盛土(砂)

粒径不均一な細~中。有機質シルトが帯状に挟まれる。含水中位。

シルト混じり砂

φ5~20mmの亜円礫主体。最大礫径はφ50mm程度。マトリックスは細~中砂を主体。含水小。

位~

粒径不均一な細~中砂。シルトが不 に混入する。含水小。

砂が帯状に挟まれている。砂混じりシルト

粒径不均一な細~中砂。シルトが不 に混入する。含水小。

シルト混じり砂

φ5~30mmの亜円礫主体。マトリックスは細~粗砂を主体。最大礫径はφ100mm程度(コア長で確認)。含水中~小。

上部は粒子は細~中砂状。深くなるに れ粗砂~細礫状となる。孔壁は安定している。

孔内水位(m)/測定月日

7.505/15

8.405/16

標 準 貫 入 試 験

(m)

1.15

1.30

2.052.05

3.15

3.40

4.15

4.38

5.15

5.27

6.15

6.28

7.007.00

8.008.03

9.009.00

10.15

10.45

11.15

11.46

12.15

12.45

13.15

13.45

14.15

14.45

15.15

15.45

16.15

16.45

17.15

17.45

18.15

18.45

19.15

19.45

20.15

20.38

21.15

21.45

22.15

22.45

23.15

23.45

24.15

24.31

25.15

25.34

26.0026.03

27.00

27.10

28.00

28.10

29.00

29.08

10cmごとの

打 撃 回 数

0

10

37

10

13

35

30

50

3

2

13

3

4

11

10

9

8

6

5

4

4

3

4

3

13

3

78

28

50

3

50

50

50

8

10

20

13

5

12

29

15

2

20

3

2

7

2

11

6

10

11

10

11

5

4

6

4

5

5

7

4

38

6

22

9

20

30

28

5

8

3

3

2

9

11

9

10

13

8

5

5

5

4

8

5

打撃回数/貫入量

(cm)

50

1550

0貫入不

50

25

50

23

50

12

50

1350

0貫入不

50

3

50

0貫入不

7

30

7

31

19

30

32

30

30

30

29

30

32

30

19

30

14

30

15

30

13

23

13

30

16

30

12

30

116

16

50

1950

3

50

10

50

10

50

8

N 値

0 10 20 30 40 50 60

100

60

65

125

115

500

7

7

19

32

30

29

32

19

14

15

17

13

16

12

218

79

500

150

150

188

原 位 置 試 験

(m)

試 験 名

および結果

試 料 採 取

(m)

室内試験

(

)

5

10

5

11

5

13

5

14

5

15

5

16

ボーリング柱状図

調 査 名 陸 前 高 田 市 博 物 館 新 築 工 事 地 質 調 査

事業・工事名

ボーリング名 N o . 3 調査位置 岩 手 県 陸 前 高 田 市 高 田 町   地 内 北 緯 3 9 ° 0 ’ 5 3 . 8 ”

東 経 1 4 1 3 ° ’ ”発 注 機 関 陸 前 高 田 市 役 所 調査期間 平成 31年 4月 1 9日 ~ 3 1年 4月 日

調 査 業 者 名株 式 会 社 サ ム シ ン グ   盛 岡 支 店

電話 ( 0 1 9 - 6 9 9 - 3 0 3 1 )主任技師 渋 谷 朋 樹

現 場代 理 人

中 村 勇 樹コ ア鑑 定 者

継 枝 喜 美 夫ボーリング責 任 者

孔 口 標 高 KBM+0.29m

180°

90°上

90°

180°

270°

西

地盤勾配 90°

水平0°鉛直

使用機種

試 錐 機 東 邦 地 下 工 機   D - 1ハンマー落下用具

半 自 動 落 下 装 置

エンジン ヤ ン マ ー   N F A D - 1 2 ポ ン プ 東 邦 工 機   B G - 3 C総 掘 進 長 30.05m

ボーリングNo

シートNo

(m)

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

(m)

-8.51

-10.41

-11.51

-16.41

-18.01

-18.41

-20.61

-23.11-23.31

-25.56

-29.76

(m)

8.80

1.90

1.10

4.90

1.60

0.40

2.20

2.50 0.20

2.25

4.20

(m)

8.80

10.70

11.80

16.70

18.30

18.70

20.90

23.4023.60

25.85

30.05

調

粘土混じり砂礫。φ5~80mmの礫主体。最大礫径はφ300mm程度(コア長で確認)。礫は新鮮な花崗岩・粘板岩・砂岩等であり非常に硬質。掘削にはダイヤビットを要する。大径の礫が多量に混入する。含水小。完全逸水。

(

)

褐~

密~

粘土混じり砂礫。φ30mm内外の礫が多量に混入する。少量の木片混入する。含水中位。上層とは層相が なる。

盛土

(

)

少量の貝殻片混入する。含水大。

シルト質微細砂

φ5~20mmの亜円礫主体。最大礫径はφ50mm程度。マトリックスは細~中砂を主体。下部になるにし がい少量のシルト分混入する。深さ15m 、比較的砂分が多い(礫混じり砂状)。含水小。

砂の粒径均一。少量の貝殻片混入する。含水中位。

シルト混じり細砂

位~

粒径不均一な中砂。φ20mm内外の亜円礫が混入する。含水小。

礫混じり砂

灰密

砂 び有機物が帯状に挟まれる。少量の貝殻片混入する。

砂質シルト

灰~暗褐灰

粒径不均一な細~粗砂。φ20mm内外の亜円礫が少量混入する。含水小。

砂暗

含水量少なく硬い。有機質土 褐

φ5~30mmの亜円礫主体。マトリックスは細~粗砂を主体。最大礫径はφ50mm程度。含水中~小。

おおむ 岩 を す。層相は砂礫状。掘削には ルク ンを い 。

灰~

孔内水位(m)/測定月日

8.605/9

9.005/8

標 準 貫 入 試 験

(m)

1.15

1.45

2.15

2.45

3.15

3.37

4.15

4.45

5.15

5.43

6.15

6.45

7.15

7.34

8.15

8.45

9.15

9.45

10.15

10.45

11.15

11.45

12.15

12.45

13.15

13.45

14.15

14.45

15.15

15.45

16.15

16.45

17.15

17.45

18.15

18.45

19.15

19.45

20.15

20.45

21.15

21.45

22.15

22.45

23.15

23.45

24.15

24.45

25.15

25.4326.00

26.12

27.00

27.14

28.00

28.05

29.00

29.07

30.00

30.05

10cmごとの

打 撃 回 数

0

10

1

12

6

8

12

22

13

15

15

9

3

3

7

5

9

7

6

4

10

2

3

12

5

4

13

18

38

34

50

5

50

7

50

5

10

20

24

8

9

15

9

13

23

35

9

17

8

4

2

8

4

6

5

7

6

16

4

4

8

5

5

9

13

12

2

26

4

20

30

24

15

27

2

8

15

8

14

9

10

4

2

10

7

3

2

7

8

20

6

4

5

7

7

8

19

8

打撃回数/貫入量

(cm)

49

30

30

30

50

22

29

30

50

28

50

30

50

19

41

30

27

30

11

30

7

30

25

30

16

30

18

30

14

30

20

30

18

30

46

30

12

30

11

30

25

30

17

30

16

30

30

30

50

2850

12

60

14

50

5

50

7

50

5

N 値

0 10 20 30 40 50 60

49

30

68

29

54

50

79

41

27

11

7

25

16

18

14

20

18

46

12

11

25

17

16

30

54

125

129

300

214

300

原 位 置 試 験

(m)

試 験 名

および結果

試 料 採 取

(m)

室内試験

(

)

4

19

4

23

4

24

4

25

4

26

5

8

5

9

ボーリング柱状図

調 査 名 陸 前 高 田 市 博 物 館 新 築 工 事 地 質 調 査

事業・工事名

ボーリング名 N o . 4 調査位置 岩 手 県 陸 前 高 田 市 高 田 町   地 内 北 緯 3 9 ° 0 ’ 5 6 . 0 ”

東 経 1 4 1 ° 3 7’ 4 2 . 0 ”発 注 機 関 陸 前 高 田 市 役 所 調査期間 1 年 5 月 8 日 ~ 1 年 5 月 日

調 査 業 者 名株 式 会 社 サ ム シ ン グ   盛 岡 支 店

電話 ( 0 1 9 - 6 9 9 - 3 0 3 1 )主任技師 渋 谷 朋 樹

現 場代 理 人

中 村 勇 樹コ ア鑑 定 者

継 枝 喜 美 夫ボーリング責 任 者

佐 々 木 正 浩

孔 口 標 高 KBM+0.52m

180°

90°上

90°

180°

270°

西

地盤勾配 90°

水平0°鉛直

使用機種

試 錐 機 東 邦 地 下 工 機   D - 1ハンマー落下用具

半 自 動 落 下 装 置

エンジン ヤ ン マ ー   N F A D - 1 2 ポ ン プ 東 邦 工 機   B G - 3 C総 掘 進 長 29.06m

ボーリングNo

シートNo

(m)

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

(m)

-9.78

-10.28-10.58

-12.28

-14.83

-15.93

-16.98

-19.28

-20.28

-21.98-22.28

-23.08

-25.28

-28.54

(m)

10.30

0.50 0.30

1.70

2.55

1.10

1.05

2.30

1.00

1.70 0.30

0.80

2.20

3.26

(m)

10.30

10.8011.10

12.80

15.35

16.45

17.50

19.80

20.80

22.5022.80

23.60

25.80

29.06

調

粘土混じり砂礫。φ5~100mmの角礫主体。最大礫径はφ150mm程度(コア長で確認)大径の礫が多量に混入する。礫は新鮮な花崗岩・粘板岩・砂岩等であり非常に硬質。掘削にはダイヤビットを要する。含水小。完全逸水。

(

)

アス ルト・コンクリート片・礫か なる。含水小。上部の盛土とは す層相が なる。

盛土(礫質土)

粒径不均一。φ30mm内外の亜円礫が少量混入する。

礫混じり砂 暗灰 中位

粒径不均一な細~中砂。φ10mmの亜円礫が する。深さ12m 、有機物混じりシルトが少量混入する。含水小。

砂暗

φ5~20mmの亜円礫主体。最大礫径はφ50mm程度。マトリックスは細~粗砂を主体とする。含水大~中位。

位~

粒径不均一な細~粗砂。上部、有機物が少量混入する。含水小。

シルト混じり砂

粒径不均一。φ20mm内外の亜円礫が少~多量に混入する。含水小。

礫混じり砂

粒径均一。深さ19m 、貝殻片が少量混入する。含水小。

シルト混じり微細砂

い~

5~30mmの亜円礫主体。マトリックスは細~粗砂を主体。最大礫径はφ50mm程度。含水中位。

灰非常に密

半固結状で少量の細砂が混入する。

礫は非常に硬い。砂礫 暗灰粒径不均一。φ5mmの亜円礫がする。有機質シルトが混入する。含水小。

シルト混じり砂

φ5~30mmの亜円礫主体。マトリックスは細~粗砂を主体。最大礫径はφ50mm程度。礫は花崗岩・ 岩な で非常に硬い。含水中位。

深さ27mまで比較的粒子は細かい。深さ27m以深、漸移的に粒子が荒くなる(砂礫状)孔壁は安定している。

孔内水位(m)/測定月日

9.755/10

10.605/13

標 準 貫 入 試 験

(m)

1.15

1.34

2.15

2.45

3.053.07

4.15

4.39

5.15

5.45

6.15

6.40

7.15

7.38

8.15

8.40

9.05

9.11

10.15

10.45

11.15

11.45

12.15

12.45

13.15

13.45

14.15

14.45

15.15

15.45

16.15

16.45

17.15

17.45

18.15

18.45

19.15

19.45

20.15

20.35

21.15

21.45

22.15

22.45

23.15

23.45

24.15

24.33

25.15

25.45

26.15

26.35

27.05

27.13

28.05

28.22

29.00

29.06

10cmごとの

打 撃 回 数

0

10

11

8

50

2

15

10

21

15

20

50

6

7

7

3

9

11

8

5

4

2

2

11

6

3

2

18

11

18

50

8

33

50

6

10

20

39

9

9

25

18

15

28

21

13

7

5

10

18

5

8

6

4

3

39

6

4

2

32

8

15

32

17

7

20

30

18

10

4

20

14

5

7

3

9

5

9

7

7

9

19

4

9

8

4

4

7

5

3

24

打撃回数/貫入量

(cm)

50

19

35

3050

2

50

24

48

30

50

25

50

23

50

2550

6

29

30

21

30

15

30

28

30

48

30

17

30

22

30

18

30

10

30

9

30

50

20

19

30

12

30

7

30

50

18

50

30

50

2050

8

50

17

50

6

N 値

0 10 20 30 40 50 60

79

35

750

63

48

60

65

60

250

29

21

15

28

48

17

22

18

10

9

75

19

12

7

83

50

75

188

88

250

原 位 置 試 験

(m)

試 験 名

および結果

試 料 採 取

(m)

室内試験

(

)

5

8

5

9

5

10

5

13

ボーリング柱状図

調 査 名 陸 前 高 田 市 博 物 館 新 築 工 事 地 質 調 査

事業・工事名

ボーリング名 N o . 5 調査位置 岩 手 県 陸 前 高 田 市 高 田 町   地 内 北 緯 3 9 ° 0 ’ 5 6 . 0 ”

東 経 1 4 1 ° 3 7’ 4 2 . 5 ”発 注 機 関 陸 前 高 田 市 役 所 調査期間 1年 5月 1 4日 ~ 1年 5月 1 7日

調 査 業 者 名株 式 会 社 サ ム シ ン グ   盛 岡 支 店

電話 ( 0 1 9 - 6 9 9 - 3 0 3 1 )主任技師 渋 谷 朋 樹

現 場代 理 人

中 村 勇 樹コ ア鑑 定 者

継 枝 喜 美 夫ボーリング責 任 者

佐 々 木 正 浩

孔 口 標 高 KBM+0.41m

180°

90°上

90°

180°

270°

西

地盤勾配 90°

水平0°鉛直

使用機種

試 錐 機 東 邦 地 下 工 機   D - 1ハンマー落下用具

半 自 動 落 下 装 置

エンジン ヤ ン マ ー   N F A D - 1 2 ポ ン プ 東 邦 工 機   B G - 3 C総 掘 進 長 29.10m

ボーリングNo

シートNo

(m)

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

(m)

-9.29

-11.19

-12.09

-14.39

-17.09

-19.39

-20.39

-21.29

-22.39

-23.04

-26.09

-28.69

(m)

9.70

1.90

0.90

2.30

2.70

2.30

1.00

0.90

1.10

0.65

3.05

2.60

(m)

9.70

11.60

12.50

14.80

17.50

19.80

20.80

21.70

22.80

23.45

26.50

29.10

調

粘土混じり砂礫。φ5~50mmの亜円角礫主体。最大礫径はφ150mm程度(コア長で確認)。礫は新鮮な花崗岩・粘板岩・砂岩等であり非常に硬質。大径の礫が多量に混入する。掘削にはダイヤビットを要する。含水小。完全逸水。

(

)

シルト混じり砂礫状。φ20mm内外の礫主体。木片が混入する。含水小。上層とは層相が なる。

盛土(礫質土)

位~

粒径不均一な細~粗砂。φ30mm内外の礫が混入する。含水中位。

礫混じり砂 暗灰 中位

φ5~20mmの亜円礫主体。最大礫径はφ50mm程度。マトリックスは中~粗砂を主体。含水大~中位。

位~

粒径不均一な細~中砂。φ5~20mmの亜円礫が混入する。含水小。

粒径不均一で粗砂・小礫が混入する。深さ17.35m~18.50m間、火山灰質砂挟む。深さ18m以深、貝殻片混入する。含水小。

粒径不均一な中~粗砂。下部になるに従いφ20mm内外の亜円礫混入。下部になるに従い礫分が少なくなる。含水大~中位。

礫混じり砂

有機物多量に混入する。有機質砂 灰 中位

φ5~30mmの亜円礫主体。マトリックスは細~粗砂を主体。含水大~中位。

灰非常に密

粒径不均一な粗砂。含水小。シルト混じり砂

灰密

φ5~30mmの亜円礫主体。マトリックスは細~粗砂を主体。最大礫径はφ50mm程度。含水大。孔壁は自 しない。

深さ28mまで比較的粒子は細かい。深さ28m以深、漸移的に粒子が荒くなる(砂礫状孔壁は安定している。

土 褐

孔内水位(m)/測定月日

7.605/17

標 準 貫 入 試 験

(m)

1.051.08

2.15

2.45

3.05

3.10

4.05

4.14

5.15

5.45

6.15

6.36

7.15

7.28

8.05

8.10

9.059.07

10.15

10.45

11.15

11.45

12.15

12.45

13.15

13.45

14.15

14.45

15.15

15.45

16.15

16.45

17.15

17.45

18.15

18.45

19.15

19.45

20.15

20.38

21.15

21.45

22.15

22.45

23.15

23.45

24.15

24.34

25.15

25.35

26.15

26.34

27.05

27.18

28.05

28.14

29.05

29.10

10cmごとの

打 撃 回 数

0

10

50

3

13

50

5

50

9

11

15

35

50

5

50

2

6

28

8

7

13

4

5

6

4

4

31

8

18

3

31

17

20

41

50

9

50

5

10

20

11

11

27

15

3

12

11

10

8

8

6

7

7

4

5

14

6

20

5

19

9

33

30

9

9

3

20

30

12

13

8

1

10

6

11

10

10

8

9

12

5

5

5

3

7

10

28

打撃回数/貫入量

(cm)

50

3

36

3050

5

50

9

35

30

50

21

50

13

50

5

50

2

28

30

45

30

29

30

25

30

31

30

18

30

21

30

25

30

13

30

14

30

50

23

21

30

48

30

36

30

50

19

50

20

50

19

50

13

50

9

50

5

N 値

0 10 20 30 40 50 60

500

36

300

167

35

71

115

300

750

28

45

29

25

31

18

21

25

13

14

65

21

48

36

79

75

79

115

167

300

原 位 置 試 験

(m)

試 験 名

および結果

試 料 採 取

(m)

室内試験

(

)

5

14

5

15

5

16

5

17

推 定 地 層 断 面 図

0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 50.00 60.00 (m)

0.00 0.00

-10.00 -10.00

-20.00 -20.00

標高(m)標高(m)

No.4

KBM+0.52

m

29.06 m

値0 10 20 30 40 50

No.1

KBM+0.38

m

29.13 m

値0 10 20 30 40 50

No.3

KBM+0.29

m

30.05 m

値0 10 20 30 40 50

地層 定 図(A-A ) 1/400

1盛土層

2盛土層1砂層

1砂礫層

2砂層粘土

有機質土 砂礫

1砂礫層

花崗岩質岩層

1盛土層 2盛土層 1砂層

1砂礫層2砂層 粘 土

砂礫 有機質土 1砂礫層

花崗岩質岩層

0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 50.00 60.00 (m)

0.00 0.00

-10.00 -10.00

-20.00 -20.00

標高(m)標高(m)

No.5

KBM+0.41

m

29.10 m

値0 10 20 30 40 50

No.1

KBM+0.38

m

29.13 m

値0 10 20 30 40 50

No.2

KBM+0.38

m

29.08 m

値0 10 20 30 40 50

地層 定 図(B-B )  1/400

1盛土層

2盛土層 1砂層

2砂層

1砂礫層

花崗岩質岩層

有機質土 粘 土

1砂礫層

砂礫

1盛土層 2盛土層 1砂層

1砂礫層2砂層

砂礫

粘 土

有機質土 1砂礫層

花崗岩質岩層

室 内 土 質 試 験 結 果

液 状 化 計 算 結 果

調 査 現 場 ・ 室 内 土 質 試 験 写 真

施工後

ボーリング調査 現場写真1 【B-1】

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施工前

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残尺 検尺

調査全景 標準貫入試験

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ボーリング調査 現場写真2 【B-1】

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施工前

photo

施工後

ボーリング調査 現場写真3 【B-2】

photo

photo photo

残尺 検尺

photo photo

調査全景 標準貫入試験

ボーリング調査 現場写真4 【B-2】

施工後

ボーリング調査 現場写真5 【B-3】

photo

施工前

photo

残尺 検尺

調査全景 標準貫入試験

photo photo

ボーリング調査 現場写真6 【B-3】

photo photo

施工前

photo

施工後

ボーリング調査 現場写真7 【B-4】

photo

photo photo

残尺 検尺

photo photo

調査全景 標準貫入試験

ボーリング調査 現場写真8 【B-4】

施工後

ボーリング調査 現場写真9 【B-5】

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施工前

photo

調査全景 標準貫入試験

ボーリング調査 現場写真10 【B-5】

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photo photo

残尺 検尺

photo

KBM遠景

ボーリング調査 現場写真  【KBM写真】

photo

KBM近景

photo

建築物規模 杭・地盤改良工法 支持地盤目安

現場造成杭イーグル工法他

コンクリート既成杭 コンクリート既成杭先端翼付鋼管杭TGパイル工法他

【超高層建築 15階以上】

【高層建築 8~14階以下】

【中層建築 3~7階以下】

先端翼付鋼管杭TGパイル工法他深層混合処理工法コラムZ 工法他

深層混合処理工法NSV工法コラムZ 工法他エコジオ工法表層改良工法

先端翼付鋼管杭TGパイル工法他深層混合処理工法NSV工法コラムZ 工法他

中層建築物 工場・倉庫 共同住宅福祉施設など 【低層建築物1~2階以下】

(SF-G)

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