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株式会社 コーポレート・ソフトウェア
かんたん・シンプルな給与計算ソフト
Simple・Client共通マニュアル
2019(平成31年 )年 版
給与くん 2019 マニュアル(平成 31 年版)
目 次
Ⅰ 給与くんの概要
1 ご利用条件
2 サポートについて
3 給与計算まで全体の流れ
4 申込み~ダウンロード
5 インストール
Ⅱ アクティベーション (認証登録)
1 給与くんの起動
2 アクティベーション
3 最新版を更新 (バージョンアップ)
4 給与くん Client 版の利用登録登録
Ⅲ 会計事務所 No 設定
Ⅳ 昨年版から会社 ・ 社員データ移行
Ⅴ 個人番号アクセス認証
Ⅵ 基本情報の入力
1 会社情報の入力
2 社員情報の登録
Ⅶ 給与の計算
1 給与計算入力の準備
2 金額の入力と自動計算について
3 給与計算画面の入力欄について
4 翌月以降の入力
5 住民税について
6 過年度参照
Ⅷ 賞与の計算
1 通常の賞与計算
2 前月給与の10倍を超える賞与
Ⅸ 印刷
1 一覧印刷
2 明細印刷
3 給与CSV出力
4 個人別給与一覧表
5 退職所得受給申告書
6 退職者の源泉徴収票
Ⅹ データのバックアップ (データ受送信)
XI PCを移転する場合 (ライセンス返還)
XII PC2 台以上で使用する場合
XIII パスワード設定
------------------ 2
---------------- 2
--------- 3
-------- 4
-------------- 4
------------------ 5
------------------ 5
------- 6
------- 7
------------------ 8
-------- 9
---------------- 10
------------------ 11
------------------ 13
----------- 15
---- 16
---- 17
------- 19
------------------ 20
------------------ 20
------------------ 21
-------- 22
------------------ 23
------------------ 23
------------------ 24
------------------ 25
--------------- 25
---------------- 25
----- 26
------ 28
----------- 29
------------------ 30
1
Ⅰ 給与くん の概要
1 ご利⽤条件
給与くん を利用するには、次のことが前提になりますのでご確認ください。
1. パソコン(OS) Windows 7、Windows 8、Windows 10
2. プリンタ Windows 7、Windows 8、Windows 10 の対応品
3. 計算範囲(1) 毎月の計算人数 制限なし
(2) 計算可能月数 給与13回 (12か月+臨時月1回 ) 賞与5回まで
(3) 計算可能会社数
2
給与くん Simple
給与くん Client
・ ・ ・ 1社
・ ・ ・ 3社
給与くんホームページhttp://kyuyo-kun.com給与くん Simple、 給与くん Client に関し
ての質問は、ホームページの [サポート ]
の 「Q&A会議室」 または 「給与くんサ
ポートお問い合わせフォーム」 で受付て
います。
電子メール、 電話、FAX等での質問は、
お受けしていません。
1.
2.
2 サポートについて
掲示板形式のQ&A会議室です。給与くんサポートお問い合わせフォーム
メモ
3
3 給与計算まで全体の流れ
始めに給与くんソフトをダウンロードしインストールを行います。
起動するとアクティベーション情報画面が表示されますので、 メールでお送りした 「認証シリア
ル No.」 と会社名などの情報を入力し 「ライセンス認証」 を行います (ライセンス認証はパソ
コンがインターネットに接続されている必要があります)。
前年版からデータを移行、 または会社データ、 社員データを入力して上記計算の流れに沿っ
て給与計算を行います。
会計事務所等とデータの共有は 「ファイル転送」 からバックアップデータ (給与データ) を作
成し、 これを会計事務所等にメール等で受渡します。
全体の流れ
メニュー画⾯
Ⅱ 基本情報
処理選択画⾯
処理会社選択
給与計算
Ⅲ 給与計算⼊⼒
給与データ⼊⼒ 会社情報
社員情報Ⅴ 印刷の⽅法
給与⽀払⼀覧表印刷
⽀払明細印刷
Ⅵ ユーティリティ Ⅶ データ送受信
パスワード管理 給与データのエクスポート
会計事務所No.設定給与データのインポート
※Client 版のみ 3 社から選択可能
バックアップ
会社情報
社員情報
給与くん は、ホームページより申込み、ダウンロードします。お申込みの⽅法はホームページ(http://kyuyo-kun.com/)をご覧下さい。
4 申込み〜ダウンロード
5 インストール
4
ダ ウ ン ロ ー ド さ れ た
セットアップファイル。
[ 次へ ] をクリック
クリック
「Kyuyo2019_Setup.exe」 をダブルクリックするとイ
ンストールが始まります。
※「セキュリティの警告」 が表示される場合は 「実
行」 ボタンをクリックします。
給与くん Simple 版と給与くん Client 版のセットアッ
プファイルは共通 (同じもの) です。
インストールは必ず、 管理者権限を持つユーザーアカウントで行ってください。
「同意します」 にチェックを入れ、 [ 次へ ] をクリックし
ます。 後は画面の指示に従ってインストールを続け、
完了してください。
インストールが完了すると、 デスクトップに給与くんの
ショートカットアイコンが作成されます。
デスクトップなどに
保存します
Ⅱ アクティベーション
給与くんは、 パソコンのデスクトップに作成さ
れたショートカットアイコンをダブルクリックすること
で起動します。
また、 スタートメニュー⇒[ すべてのプログラム
(P)]⇒[ 給与くんシリーズ ]⇒[ 給与くん 2019 ] と
クリックしていくことでも起動します。
5
1 給与くんの起動
お申込み後、 メールでお送りした認証シリア
ル No、 会社名、 担当者名、 電話番号、 メー
ルアドレスを入力し、 [ライセンス認証] をクリッ
クします。
アクティベーション (認証登録) はインターネッ
トを通じて行います。 パソコンがインターネットに
接続されている必要があります。
給与くんが起動します。
2 アクティベーション
デスクトップに作成された
ショートカットアイコン
アクティベーション前に起動すると
メッセージが表示されます。
「はい」 をクリックします。
(認証登録)
Client 版を使う場合も最初は 「Simple」 となっています。
6
株式会社コーポレート ・ ソフトウェア及び開発者並びにその関係者は、 給与くんの利用により
生じた一切の損害について責任を負いません。
税法改正等によるバージョンアップには、 可能な限り対応しますが、 特別減税のような臨時的
なものに対しては、自動計算での対応はいたしません。 また、税法改正等の対応については、
給与くんは期間的な制限は受けないものとします。
4月の雇用保険料率改定など重要な更新がありますので必ずバージョンアップを行ってください。
弊社サーバー上にバージョンアップされた給
与くんがある場合は、 画面右下に [ 最新版
を更新 ] ボタンが表示されます。 クリックして
バージョンアップを行ってください。
バージョンアップが完了後、 ソフトが再起動
します。
3 最新版を更新(バージョンアップ)
7
給与くん Client を購入された方、 または、 給
与くん Simple から給与くん Client へバージョン
アップされた方は、 給与くん Client 版の利用
登録を行います。
メニューの 「ユーティリティ」 タブをクリック、
[Client 版の利用登録 ] ボタンをクリックします。
4 給与くん Client 版の利⽤登録 Client 版購⼊者のみ
1.
メールでお送りした Client 版認証シリアル
No を入力してください。
2.
ソフト名が 「給与くん Client2019」 になり、 3
社までの計算ができるようになります。
3.
8
管理ソフト「給与 Office」を使っている会計事務所等と給与データのやりとりをしている場合は、会計事務所 No を設定する必要があります。会計事務所等に会計事務所 No 設定のための会計事務所キーファイル「会計事務所 Key.Dat」を発⾏して送ってもらってください。昨年の 2018 年版で使⽤した「会計事務所 Key.Dat」でも使⽤できます。
会計事務所は、個別に「会計事務所 No」を設定している「給与 Office」で給与データを管理します。給与データをやり取りする際、「会計事務所 No」が⼀致していないと給与データがインポートできません。また、「会計事務所 No」が⼀致していないと昨年版の給与くんからデータ移⾏ができません。
Ⅲ 会計事務所 No 設定 会計事務所等と給与データのやりとりをしている場合
設定前は「000000」となっています
会計事務所No.が変更されます。
①「会計事務所No.変更」をクリックします①「会計事務所No.変更」をクリックします
②会計事務所等に発行してもらった「会計事務所Key.Dat」を選択して「開く」をクリックします。
9
昨年版の「給与くん 2018」を使⽤していて、同じPCにインストールされデータがある場合会社・社員データの移⾏ができます。昨年版を使⽤していない、または最初から会社・社員データを⼊⼒する場合は次⾴の「Ⅵ 基本情報の⼊⼒・編集」から作業してください。
Ⅳ 昨年版から会社・社員データの移⾏
ユーティリティの 「平成3
0年度のデータを移行」 ボ
タンをクリックすると 「昨年
度データの移行画面」 が
表示されます。
最初に会社データ移
行を行います。 移行する
会社を選択し、 [ データ
移行 ] をクリックすると確
認画面が表示されるので
[ はい ] をクリックします。
会社データが移行さ
れると移行先に会社名が
表示されます。
次に [ 社員データ移行 ] をクリックし、 社員デー
タの移行を行います。
会社選択のプルダウンから、 移行する会社を選択
すると2018年版に登録されていた社員が表示され
ます。 退職者を除くなど、 2019年版に移行する
社員にチェックを入れ選択します。
社員の選択が完了したら、[ 選択〇件 社員デー
タを2019年へ移行 ] をクリックし、 確認画面をクリッ
クしデータ移行します。
移行した会社名が表示されます。
会社情報や社員情報が正常に移行
されたか確認してください。
①②
③
①②
③
移行の際に確認と
編集ができます
10
会社情報に法⼈番号、社員情報に個⼈番号(マイナンバー)が⼊⼒可能です。個⼈情報保護の⽬的で、会社情報、社員情報、退職者源泉徴収票印刷などに個⼈番号を表⽰させるのに、「個⼈番号アクセスパスワード」の⼊⼒が必要となります。
「個⼈番号アクセスパスワード」はユーティリティより各⾃設定し、パスワードの管理をお願い致します。
① ユーティリティの「個人番号パスワード設定」または「個人番号未認証」をクリックします。
② 数字6桁程度で「個人番号アクセスパスワード」を設定します。
Ⅴ 個⼈番号アクセス認証
「個人番号認証成功」ボタンをクリックする、または給与くん
を終了させると個人番号アクセス認証がリセットされます。
③設定後「個人番号未認証」をクリックするとパスワード入力画面が表示されます。設定したパスワードを入力します。
⑤「個人番号 認証」となり、会社情報、社員情報、給与明細印刷に個人番号が表示され設定可能になります。
Ⅵ 基本情報の⼊⼒・編集
11
「給与くん」を初めて使う場合は、最初に基本情報の⼊⼒を⾏います。基本情報は「会社情報」と「社員情報」の⼆つがあり、まず会社情報から⼊⼒します(会社情報を⼊⼒しなければ、社員情報は⼊⼒できません)。会社情報の登録可能会社数は、「給与くん Client」で3社、「給与くん Simple」で1社です。
赤枠 …必ず入力しなければなりません。
青枠 …入力は自由です。
緑枠 …入力はできません。 事業種目を設定すると表示されます。
(注) 入力枠から入力枠への移動は、マウスを使うか、Enter キー又は Tab キー、↑・↓キーを使ってください。
メモ
1 会社情報の⼊⼒
「基本情報」 のタブをクリックし、 会社情報の [ 編
集する ] をクリックします。 会社情報入力画面が表
示されます。
法人番号を入力するために個人番号アクセス認証
を行います。
まず 「新規追加」 をクリックし会社コード (半角数値6桁) を設定します。
「事業種目設定」 ボタンをクリックし、 表示される産業分類選択画面から事業種目を設定します。
続いて他の項目を入力してください。 項目の入力必須条件は以下を確認ください。
会社情報入力画面
個人番号アクセス
認証を行わないと
入力ができません
会社データの保存 必要な項目の入力が終わりましたら、
[ 保存 ] をクリックしてください。
12
登録会社の追加(Client 版のみ) 続いて2社目、 3社目を設定する場合は [新
規追加] をクリック、 同様に入力していきます。
会計事務所 No+会社コード (「変更」 ボタンで変更可能)
事業種目設定から選択します。
事業種目を設定すると自動で表示されます。
会社名を入力 (変更可能)
(個人番号アクセス認証で表示されます)
半角数字 3 文字+4 文字
ブルダウンボックスから選択してください。
全角7文字以内
(注) 市区町村コード は半角数字 6 文字ですが、 現バージョンでは入力不要です。
全角 20 文字半角 40 文字以内
全角 20 文字半角 40 文字以内
半角数字 5 文字 -4 文字-4文字以内
半角数字 5 文字 -4 文字-4文字以内
半角数字 5 文字 -5 文字-5 文字以内
全角 10 文字以内
全角 8 文字又は半角 16 文字以内
全角 8 文字又は半角 16 文字以内
プルダウンボックスから選択してください。
全角 8 文字。 [ 参照 ] から税務署を設定すると
コード に税務署番号が自動で入力されます。
[ 登録 ] をクリックし、 部門 (部署) を設定します。
・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・
・ ・ ・
会社情報 ⼊⼒欄について
会社コード
事業種目
分類番号
会社名
法人番号 / 個人番号
郵便番号
住所 (都道府県)
住所 (市区町村)
住所 (丁目等1)
住所 (丁目等2)
電話番号1
電話番号2
FAX 番号
代表者職位
代表者氏名
経理責任者
国税局
税務署名
部門名
入力例
2 社員情報の登録・編集
1.社員情報の登録 ① 個人番号を入力するために、 個人番号アクセス
認証を行います。②社員情報を登録したい会社名を
選択 ( 複数の会社が登録されている給与くん Client
のみ )、 基本情報メニューの③ 社員情報の [ 編集す
る ] をクリックします。
新規に社員を登録するには④ [ 社員追加 ] をクリッ
クします。
13
①①
②②
③③
④④
社員コードはユーザー様の会社における 「社員番号」 などを割り当ててください。
「給与くん」 プログラム上の社員の管理番号となりますので、 同一の番号は複数登録できませ
ん。 また退職者の番号は上書き等せず、 欠番として残しておくのをお勧めします。
社員コードについて
会社情報の 「事業種目」
を 「歯科診療所」 に設定
した場合のみ、 社員情報
の職位が上記の職種から
選択できるようになります。
社員情報入力画面
社員コードを6桁以内
で入力し、 [ 追加 ] ボ
タンをクリックします。
社員コードが追加され
ます。 社員情報の入
力を、 会社情報の入
力と同様に行います。
社員コードは数値列でソート (整列) しますので、 01、 02、 03 ・ ・ ・ あるいは、
001、 002、 003 ・ ・ ・ と、 前に 「0」 を付けて 2 桁や 3 桁以上で登録してください。
既に登録してある社員は、 社員情報入力画面の 「社員コード変更」 ボタンで社員コードが変更できます。
6 桁以内で入力
社員コードには社員番号などを入力してください。
個人番号アクセス認証で表示・入力可能
重要
(1) 計算可能月
例)7月に退職し、8月から計算をしない場
合は、1月から7月まで計算する と選択します。
(2) 臨 時 月 分
退職した場合で、計算しない場合は、
計算しない を選択します。
(3) 賞与計算
チェックマークを付けた場合は計算する、空
欄は計算しない、ということになります。
3.社員情報の削除について [ 削除 ] をクリックで確認画面が表示され社員
情報を削除することができます。
しかし社員が年の途中で退職した場合でも、 年末
調整や退職者の源泉徴収票の印刷などが発生する
ことがありますので、 [ 削除 ] はしないでください。
登録ミスなどの場合のみに [ 削除 ] することをお勧め
します。
14
年の途中で退職した人の退職後の計算を
行わないようにするには、社員情報の右
の部分で行います。
2.社員情報の保存入力が完了したら、① [ 保存 ] をクリックしてくださ
い。 続けて別の社員を登録をする場合は、② [ 新
規追加 ] をクリックします。
[ 閉じる ] でメニュー画面へ戻ります。
①①②②
3
Ⅶ 給与の計算
1. 給与の⼊⼒
2.給与計算⼊⼒画⾯
1 給与計算⼊⼒の準備
15
空欄項目 ・ メモ欄の
表示、 非表示で、
画面をコンパクトにできます。
空欄項目 ・ メモ欄の
表示、 非表示で、
画面をコンパクトにできます。
給与計算入力画面の各項目のセルに数値を入力していきます。
1月の給与計算の際、 同じPCに昨年版の 「給与くん 2018」 を使用していて12月の給与データが入って
いる場合は [ 前月データ取得 ] をクリックすると前年12月の給与データがコピーされます。
年の最初 「1月」 から計算を行う場合は、 給与
計算欄の [ 1月分 ] をクリックします。
2月以降からの給与計算を始めることも可能です。
名前にカーソルを乗せると画面左上に
誕生日が表示されるので介護保険の
被保険者かの判別などに役立ちます。
16
2 ⾦額の⼊⼒と⾃動計算について
基本給、 手当、 非課税交通費などの金額は、
入力したい場所にカーソルを合わせクリックするこ
とで入力できます。 入力時に Enter キー を押す
ことで次の項目に移動します。
金額を入力したときは Enter キー を必ず押し
て確定するようにしてください。 確定する前にマウ
スなどで別の操作をした場合に、 数値が反映され
ないケースがあります。
支給項目の 1 基本給 に数値を入力すると、 「社員情報」 にて設定された 「税区分」 「雇用保険区分」
によって自動計算された社会保険料、 所得税が自動計算されます。
他の項目に入力した数値は加算されますが 勤怠控除 (▲) 特別減税 (▲) は入力された数値が減
算されます。 32 調整額 の項目のみ、 積算と減算が行え、 減算する場合は数値の前に 「-」 (マイナス)
を付けます。
17
1.項⽬の名称の変更
2.「基本名称」ボタン
5 時間外手当 は、 名称を変更することは可能ですが、 「残業手当」 など、 残業等の手当の項
目にのみご利用ください。
10 勤怠控除 (▲) も、 名称を変更することは可能ですが、 勤怠控除に類する項目にのみご利
用ください。
例えば 3 職務手当 を変更するには、 3 の横の
項目欄をマウスでクリックすると、 「セル内容変更画
面」 が表示されます。
「変更後のセル内容」 欄に、 新しい項目名を入
力し [OK] をクリックしてください。
( 支給項目名を初期設定にする )
変更した項目の名称を初期の状態に戻します。
項目番号の背景が赤いものは、 項目名の変更
はできません。
支給項目が空欄の部分には追加が、 項目番号
の背景が白いものは名称の変更ができます。
3 給与計算画⾯の⼊⼒欄について
18
3.メモ欄 自由にコメントが記入できます。 文字数は、 半角 60 文字、 全角 30 文字までです。
{
{
上メモ欄
下メモ欄
メモ欄に記入したコメント
は印刷の際にメモ欄を
表示することで印刷され
ます。
給与支払明細では上
のメモ欄と下のメモ欄
下段に並べて表示さ
れます。
メモ欄のセル名称を変更して、 コメントを入力した例
1. 次⽉給与の選択 続けて次月 (2月) の給与の入力をします。 [ 2
月分 ] を選択します。
入力の終わった支払月日欄には、 給与の支給日が
表示されます。
2. 前⽉データの複写 給与くんには、 毎月の入力の手間を省略する、
前月のデータを複写する機能があります。
[ 前月データ ] ボタンをクリックすると、 「現在の
給料計算入力一覧表に上書きします。 よろしい
ですか?」という確認の画面が表示されますので、
[OK] をクリックしてください。 前月データが複写
されます。
3. 当⽉データの修正 前月から複写したデータを修正したい場合は、
修正したい金額のセルをクリックすると、 変更が
可能になります。
他、 必要であればメモ欄のタイトル、 コメントな
ども修正します。
最後に 「支給日」 を入力し、 [ 保存 ] をクリック
します。
この要領で翌月以降の給与を入力していきます。
4 翌⽉以降の⼊⼒
19
修正したいセルを
クリックします
対象の社員のセル (どのセルでも可) をクリックし
て選択し、 「過年度参照」 のチェックボックスをクリッ
クすると過年度参照画面が表示されます。
過年度版の「給与くん」がインストールされていて、
給与データが入っている場合のみとなりますが、 過
去3年までの同月の給与情報が一覧表示されます。
また、 「直近3カ月」 のタブをクリックすると、 直近
3カ月の給与情報が表示されます。
昇給考慮の際の参考等として活用してください。
社員情報入力画面の「住民税入力」ボタンをクリッ
クすると、 住民税入力画面が表示されます。
決定通知書から各社員の住民税を予め入力して
おくことができます。
給与計算入力画面で住民税を入力、 または変更
した場合、 この住民税入力画面にも反映されます。
「平成30年度のデータを移行」 で給与くん 2018
からデータ移行した場合、 2018年12月の住民税
が1月~ 4 月に自動入力されています。
5 住⺠税について
6 過年度参照
20
対象社員のセルをクリックして選択し、
過年度参照をクリック
住民税の金額を
入力していきます
入力した金額を
以降に複写します
Ⅷ 賞与の計算
1.賞与の⽀給 6月30日に賞与を支給する場合を例とし
て説明します。
計算する会社名を選択の後、 「給料 / 賞与
データ選択」 の [ 第1回目 ] をクリックします。
前月給料の選択画面 を [ 今年 ]で [OK]をクリッ
クし、次にプルダウンメニューから5月を選択
し、[OK] をクリックします。
賞与の計算が完了したら賞与一覧表、 賞与明細
などの印刷を行います。
3.前回データの複写 前回の賞与のデータ (昨年版の給与くんの賞与
データなど) がある場合には、 複写する機能がつ
いています。
[ 前回データ ] ボタンをクリックすると、 確認の画
面が表示されますので、 前回のデータを複写する
場合は [OK] をクリックしてください。
給与の場合と同様に修正も可能です。
21
2.賞与の⼊⼒ 給与の入力と同様に賞与を入力します。 「支給
日」 を入力し [ 保存 ] をクリックします。
1 通常の賞与計算
賞与の所得税の税率は、前月の給料の額に応じ
て決定するため、このような手順を行います。
※
前月の給与の10倍を超える賞与、 及び、 前月に給与支払いが無い場合の賞与は通常と違った料率で
所得税の計算を行います。
賞与の対象の計算期間によっても料率が異なりますので、 賞与の計算期間が 「半年未満」 か 「半年を
超える」 かを選択します。
※該当の社員が複数いて、 「半年未満」 と 「半年を超える」 が混在している場合は計算が出来ません。
前月の給与の10倍を超える賞与が入力された場合、 または前月に給与支払いが無かった場合は、 賞与
入力画面の上部に赤文字で 「前月給与金額の10倍を超える賞与 / 前月に給与の支払がない 対象者の
所得税計算期間が」 が表示されます。
前⽉給与の10倍を超える賞与前⽉給与の⽀払いが無い場合の賞与2
22
Ⅸ 印 刷
一覧印刷は、 全員の給与計算一覧をA4の白紙に
印刷します。
明細印刷は、 各人に配布する給与明細書と会社
保存の控えを、A4白紙に印刷します。
明細印刷のボタンをクリックすると、 社員選択画面
が表示され、 印刷する社員を選択することが出来ま
す。
1 ⼀覧印刷
給与明細などを印刷するには給与計算⼊⼒画⾯で [ 印刷 ] ボタンをクリックします。「印刷処理画⾯」が表⽰され、「⼀覧印刷」「明細印刷」の印刷処理の選択、またCSVデータの出⼒が⾏えます。
2 明細印刷
23
追加
すべて追加
削除
すべて削除
[ 印刷開始 ] をクリックし、印刷します。
各人ごとに選択
一括で選択
各人ごとに選択を取り消す
一括で選択を取り消す
…
…
…
…
▲印刷例
▲印刷例
2名を指定した場合
メモ欄の印刷設定ができます
賞与の入力画面で [ 印刷 ] すると、 賞与一覧表、 賞与明細等の印刷となります。
給与データをCSVファイル形式で出力します。
[ 給与CSV出力 ] をクリックし 「給与データをCS
V形式で保存しますか?」 というメッセージの [OK]
をクリックします。 次にCSVファイルの保存先を指
定し、 [ 保存 ] をクリックします。
3 給与CSV出⼒
24
▲出力した CSV ファイルを Excel で開いた状態
メニュー画面の印刷タ
ブからは 「個人別給
与一覧表」 「給与一
覧集計表」 「退職所
得受給申告書」 「退
職者の源泉徴収票」
が印刷できます。
「個人別給与一覧表」
の印刷では、 給与項
目名称の指定と印刷
する期間の指定がで
きます。
4 個⼈別給与⼀覧表
25
▲「個人別給与一覧表」印刷例
▲「給与一覧集計表」印刷例
▲「退職者の源泉徴収票」印刷例
社員情報入力画面で退職日を設定した社員は 「退
職所得受給申告書」 「退職者の源泉徴収票」 の印
刷ができます。
法人番号を表示させるには、 個人番号アクセス認
証を行う必要があります。
※社員の個人番号欄は記載不要のため、 「個人番
号アクセス認証」 を行っても空欄になります。
5 退職所得受給申告書
個人番号、 法人番号を表示させるには、 個人番
号アクセス認証を行う必要があります。
6 退職者の源泉徴収票
▲「退職所得受給申告書」印刷例
Ⅹ データのバックアップ(データ受送信)
2.給与データのエクスポートバックアップしたい会社を選択し、 [ エクスポート ] を
クリックします。 確認画面が表示されるので [ はい ]
をクリックするとデスクトップに給与データが作成され
ます。
1.ファイル送受信機能 メニュー画面より [ データ受送信 ] タブをクリックしま
す。
データ受送信は、データのバックアップを取る場合や会計事務所などとデータのやりとりをする場合に使います。また、給与くんを他のPCに移転するときにも利⽤します。
エクスポート : データのバックアップ
インポート : バックアップデータの取込
給与データ (給与くんのパックアップデー
タ) を出力します。
給与データ(給与くんのバックアップデータ)
の入力 (読込み) を行ないます。
26
ここで言う 「給与データ (給与くんのバックアップデータ)」 には、 給与 ・賞与のデータだ
けではなく、 会社 ・社員のデータも含まれています。
PC の故障、 Windows のシステム復元など
でデータが消えてしまったというご相談を数
多く受けております。
会社 ・社員データを入力し、 1 回目の給与
計算の後必ず一度バックアップを行い、 バッ
クアップファイルを PC と別のドライブに保存
してください。
その後も定期的にバックアップを行うことを
お勧めします。
3.給与データについて 右画面は給与データをバックアップした例です。
デスクトップに出来た 「給与 Data_ 会社 No」+
「K31」 という拡張子のついたファイルが給与データ
で、 特別な形で圧縮され保存されています。
会計事務所などに給与データを送る場合はこの
「K31」 ファイルをメールに添付して送信したり、
USB メモリなどにコピーして別のPCに移転させたり
します。
4.給与データのインポート [ インポート ] は、 給与データを読込みます。
[ インポート ] をクリックすると読み込み画面が表
示されますので、 バックアップした、 又は送付され
てきた給与データの保存先を指定、 読込む給与
データを選択し [ 開く ] をクリックします。
27
メールに添付して送信
(注) 給与データのファイルの名称を変更すること
はできません。 名称を変更した場合、 読込が出
来なくなることがあります。
XI PCを移転する場合(ライセンス返還について)
28
PCの買い替えなどで「給与くん」を移転させる場合はシリアルナンバーのライセンス返還が必要になりますのでご注意ください。給与くんの移転は下記の⼿順で⾏ってください。
2.ライセンス返還画面下部の 「ライセンス情報」 をクリック、 アクティ
ベーション情報が表示されます。 [ ライセンス返還 ]
をクリックしライセンス返還を行います。
ライセンス返還の後、 給与くんをアンインストールし
ます。
3.移転先のPCにインストール
ライセンス返還をせず給与くんをアンインストールした場合
移転先のPCに給与くんをインストール、 アクティ
ベーションを行います。 会計事務所 No を変更し
ていた場合は、 会計事務所キーファイル 「会計事
務所 Key.Dat」 にて会計事務所 No を変更します。
4.「会社 No.」と「会社名」を登録して データインポート会社情報で「会社 No.」 と 「会社名」を登録します。
インポート時に 「会社 No.」 と 「会社名」 のみが
必要で、 他情報は上書きされます。
データ送受信の [ インポート ] をクリック、 給与デー
タを選択して読み込んでください。
1.データのバックアップ現在お使いのPCにて P.26 の方法で給与データの
バックアップを行います。 Client 版で会社が複数
ある場合も全ての会社の給与データのバックアップ
を行ってください。 バックアップした給与データは
USB メモリなどで新しいPCにコピーします。
移転に 「会社 No.」 と 「会社名」 が必要になるの
でメモしておいてください。
ライセンス返還をせず給与くんをアンインストールする
と、 そのシリアル No でのアクティベーションが出来なく
なります。 「給与くんサポートお問い合わせフォーム」
よりお問い合わせください。
http://kyuyo-kun.com/form18_5/form.html
XII PC2 台以上で使⽤する場合
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PC1 台につきシリアルナンバーライセンス 1 件が必要です。会社と⾃宅など PC2 台以上で使⽤する場合は追加ライセンスをお申込みください(追加 2 ライセンスまで)。給与くん Simple 追加ライセンス 1 件(税込)1,000 円、給与くん Client 追加ライセンス 1 件(税込)2,000 円です。( ライセンス返還することで別の PC にソフトを移転させることは可能です )
1.追加ライセンス追加ライセンスはホームページよりお申込みくださ
い。
3.2台⽬のPCに給与くんをインストール2台目のPCに給与くんをインストールし、 追加ライ
センスでアクティベーションを行います。
会計事務所 No を変更していた場合は、 会計事務
所キーファイル 「会計事務所 Key.Dat」 にて会計
事務所 No を変更します。
4.「会社 No.」と「会社名」を登録して データインポート会社情報で「会社 No.」 と 「会社名」を登録します。
インポート時に 「会社 No.」 と 「会社名」 のみが
必要で、 他情報は上書きされます。
データ送受信の [ インポート ] をクリック、 給与デー
タを選択して読み込んでください。
2.1台⽬PCの給与データをバックアップ現在お使いのPCにて P.26 の方法で給与データの
バックアップを行います。 Client 版で会社が複数
ある場合も全ての会社の給与データのバックアップ
を行ってください。 バックアップした給与データは
USB メモリなどで2台目のPCにコピーします。
移転に 「会社 No.」 と 「会社名」 が必要になるの
でメモしておいてください。 追加シリアルナンバーライセンスでアクティベーションします。
XIII パスワード設定
ソフトの起動時にパスワードを入力させるように設定できます。
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「ユーティリティ」 より [ 起動パ
スワード設定 ] をクリック。
「パスワード管理画面」 でパス
ワードを設定し、 「起動時に入
力させる。」 にチェックを入れ
て [OK] をクリックします。
次回のソフト起動時より、 左記のパスワード入力
画面が表示されます。
起動パスワードが判らなくなると起動できなくなりますので十分ご注意ください。
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