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七尾市まちづくり基本条例に
盛り込むべき事項について(提言)
平成平成平成平成23232323年年年年7777月月月月
七尾市七尾市七尾市七尾市まちづくりまちづくりまちづくりまちづくり基本条例基本条例基本条例基本条例をつくるをつくるをつくるをつくる市民会議市民会議市民会議市民会議
七尾市まちづくり基本条例に盛り込むべき事項について(提言)
目 次
「提言」における用語の定義 ・・・ 1p
第1章 条例盛り込むべき大切な考え方 ・・・ 2p
1.情報共有をすすめる条例
2.協力・連携をすすめる条例
3.人材育成をすすめる条例
第2章 条文の各項目に盛りこんでほしいこと ・・・ 4p
1.前文について
2.まちづくりにおける市民ついて
3.まちづくりにおける議会・議員について
4.まちづくりにおける市長・行政・職員について
5.条例を実践していくための取り組み・実効性の確保について
第3章 資料編 ・・・ 8p
1.市民会議の開催概要
2.市民会議の会議録
3.市民会議委員名簿
1
「提言」における用語の定義
この提言における用語の定義は、以下のようにしています。
市民 七尾市に居住する者、通学する者、または通勤する者及び七尾市において
事業や活動を行う者または法人その他の団体をいいます。
協働 市民どうしまたは、市民と議会と行政が、互いを理解し、対等な立場で、
それぞれの責任と社会的役割を踏まえて、共通の目的達成のために共に取り組むことをいいます。
まちづくり 住みよい地域社会をつくるために課題の解決に取り組む活動をいいます。
2
第1章 条例に盛り込むべき大切な考え方
会議で出てきた意見の中でも、「情報共有をすすめる条例」、「協力・連携をすすめる条例」、
「人材育成をすすめる条例」の3項目については、特に「大切な考え方」として条例に盛
り込むことを提言します。
1.情報共有をすすめる条例
市民がまちづくりに参加し、協力・連携をしていくためには、市民どうしはもちろん、
市民、議会、行政が情報を共有することが前提となります。条例では、この「情報共有」
をすすめる条文を盛り込んでください。
2.協力・連携をすすめる条例
情報共有をすすめる中で、地域社会を構成する市民、議会、行政が、お互いを認め合い、
それぞれの良さを出し合い、地域社会全体で協力・連携して、さまざまな課題に取り組む
ことが不可欠です。そして、条例では、「まちづくりの担い手どうしの協力・連携」をすす
める条文を盛り込んでください。
・ まちづくりを担う市民は、まちづくりに関する情報が市民に共有されるように、情報の発信に努
めることを盛り込んでください。
・ 行政は、まちづくりに関する情報が市民との間で相互に共有されるよう、情報の発信に努める
ことを盛り込んでください。
・ 行政は、市民のまちづくりに関する情報や、行政が企画・実施・評価するまちづくり情報を、市
民にとってわかりやすく提供するための仕組みを整えることを盛り込んでください。
・ 議会は、まちづくりに関する議会情報を、市民にとってわかりやすく提供するための仕組みを
整えることを盛り込んでください。
・ まちづくりには、市民が相互に交流し、協力・連携していくことが必要であり、協働によるまちづ
くりの推進が大切であることを盛り込んでください。
・ 行政は、市民との協働を効果的に推進できるための仕組みや基盤を整え、市民のまちづくりを
支援することを盛り込んでください。
・ 行政は、市民が相互に協力・連携してまちづくりに取り組めるように、地域性に配慮しながら誰
でもが集うことのできる交流の場や拠点を整え、現在ある公民館等を活用するなど、交流の場
の運営を支援することを盛り込んでください。
・ 議会と議員は、よりよいまちづくりの実現に向けて、市民との協力・連携に取り組むことを盛りこ
んでください。
3
3.人材育成をすすめる条例
市民・議会・行政の間でまちづくりの情報共有をすすめ、まちづくりにおける協力・連
携をすすめる中で、まちづくりの担い手が実践的に育成されていきます。また、子ども世
代からまちづくりに参加して郷土愛を育む機会を提供することや、次世代を担う若者世代
の育成は、将来にわたってまちづくりに取り組む人材を確保する観点から大切です。条例
では、このような「人材育成」をすすめる条文を盛り込んでください。
・ 市民は、まちづくりの担い手を発掘し、育成するための取り組みに努めることを盛り込んでくだ
さい。
・ 行政は、市民がまちづくりについて学ぶことができるよう、まちづくりを担う人材を育成し支援す
るための窓口を整えることを盛りこんでください。
4
第2章 条文の各項目に盛りこんでほしいこと
ここからは、七尾市まちづくり基本条例の条文項目ごとに盛り込むべき事項について提
言します。
1.前文について
「前文」に関する項目として、以下の事項を盛り込むよう提言します。
2.まちづくりにおける市民について
「市民」に関する項目として、以下の事項を盛り込むよう提言します。
・ この条例の趣旨について市民の誰もが分かりやすい平易な表現としてください。
・ 市民のねがい -七尾市民憲章- の趣旨を踏まえてください。
・ 七尾市の風土や歴史・文化を盛り込んでください。例えば、市内各地で行われる伝統的な祭り
は、老若男女がそれぞれの役割を分担しながら力を合わせて運営することで、地域の絆を確
認する機会となっており、まさに市民にまちづくりへの参加意識を育む源となっています。この
祭りの伝統を未来につなげていくようなまちづくりの姿を盛り込んでください。
・ 長期的に活力をもって発展していく七尾を展望する将来ビジョンについて共有できるような内
容を盛り込んでください。
(市民の役割)
・ 市民は、自ら協働に対する理解をすすめ、まちづくりの担い手であることを認識して、互いに助
け合い、まちづくりに取り組むよう努めることを盛り込んでください。
・ 市民は、誰もが自発的にまちづくりに参加することができ、また、まちづくりに取り組む団体への
参加を通して、まちづくりに参加する機会を得ることができることを盛り込んでください。
・ 市民は、まちづくりにおいて、自らの行動に責任を持つことを盛り込んでください。
・ 市民は、まちづくりについて自発的に学ぶ機会を得ることができることを盛り込んでください。ま
た、この機会を得るために、まちづくりに取り組む団体が機会を創出することが大切との考え方
も盛り込んでください。
・ 市民は、安心して暮らせる住みよい地域を実現し、災害等の緊急時にも適切に対処できるよ
う、普段から互いに助け合い、まちづくりに取り組むよう努めることを盛り込んでください。
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3.まちづくりにおける議会・議員について
「議会・議員」に関する項目として、以下の事項を盛り込むよう提言します。
(議会の役割)
・ 議会は、行政に対する監視機関としての役割を果たすと同時に、よりよいまちづくりを推進する
ため調査研究をするなど、政策形成機能を充実させることを盛り込んでください。
・ 議会は、より開かれた議会の実現のため、議会や委員会における議論の内容を議会情報とし
て公開し、市民と共有することで、議会に対する市民の理解の促進に努めることを盛り込んでく
ださい。
(議員の役割)
・ 議員は、よりよいまちづくりを推進する役割を担うために、常に自己研鑽に努めることを盛り込
んでください。
・ 議員は、市民に信託された代表として積極的に市民の声を集め、それをまちづくりに反映する
ように努めることを盛り込んでください。
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4.まちづくりにおける市長・行政・職員について
「市長・行政・職員」に関する項目として、以下の事項を盛り込むよう提言します。
(市長の役割)
・ 市長は、市民に信託された代表者としてこの条例の理念を実現するために、長期的なビジョン
にたち、リーダーシップをもって、公正かつ誠実にまちづくりを推進しなければならないことを盛
り込んでください。
(行政の役割)
・ 行政は、市民がまちづくりに参加できる機会を広げ、市民の意見や提案をまちづくりに生かす
ことを盛り込んでください。
・ 行政は市民との間で、信頼と適切な役割分担に基づく協力・連携をしながら、協働のまちづくり
の推進に努めることを盛り込んでください。
・ 行政は、市民の参加と協働をすすめるように、行政の組織内連携を促進するなど、これまでの
仕事のすすめ方を常に改善していくことを盛り込んでください。
・ 行政は、協働を推進するための仕組みと基盤を整備するとともに、協働の推進にあたっては、
まちづくりに取り組む団体を支援することを盛り込んでください。
(職員の役割)
・ 職員は、自らも市民の一員として、率先して地域のまちづくり活動の現場に出ていくことなどを
通じて資質の向上を図ることを盛り込んでください。
・ 職員は、協働に対する理解をすすめ、市民とともに担う、これからのまちづくりをリードできる、ま
ちづくりのプロとしての専門能力を向上させ、質の高い業務の遂行に努めることを盛り込んでく
ださい。
(危機管理体制の整備)
・ 市長および行政は、災害等の緊急の事態に常に備え、市民の身体、生命、財産の安全性を確
保するための危機管理体制を整備し、その対応に当たっては、市民、関係団体等との連携・協
力を図ることを盛り込んでください。
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5.条例を実践するための取り組み・実効性の確保について
「条例を実践するための取り組み・実効性の確保」として、以下の事項を盛り込むよう
提言します。
市長は、以上の項目を市民会議からの提言として尊重し、条例素案を作成
してください。条例素案は市民会議に諮るとともに、さらに広い市民意見も
募集して最終的な条文案を策定してください。
(この条例の遵守)
・ 市民と議会・議員、市長・行政・職員は、この条例を遵守し、まちづくりの具体的な実践に努め
ることを盛り込んでください。
(条例の評価・見直し)
・ この条例の趣旨が実現されているかどうかの状況を把握し検証するため、必要に応じて市民
参加により条例の見直しを行うことを盛り込んでください。
(手引書の作成と普及)
・ この条例をまちづくりに活用できるように手引書を作成し、まちづくりの担い手を育成する際に
活用し、条例の趣旨を普及することを盛り込んでください。
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第3章 資料編
1111....市民会議市民会議市民会議市民会議のののの開催概要開催概要開催概要開催概要
第1回市民会議 日時:平成 22 年 11 月 17 日(水)午後 7 時~9 時 20 分 場所:七尾市役所2階 201会議室 内容:1)委嘱状交付
2)委員、アドバイザー、ファシリテーター、事務局の自己紹介 3)委員長、副委員長の選出 4)まちづくり基本条例の概要と市民会議の進め方について説明 5)グループワーク討議・発表
「みんなでまちをつくる」講演&座談会
日時:平成 22 年 11 月 21 日(日)午後 1 時 30 分~4 時 場所:七尾サンライフプラザ 2階 視聴覚室
内容:(第1部)講演会「全員野球でまちづくり」~まちづくり基本条例とは何か~ 講師 松下 啓一 氏(相模女子大学 教授)
(第2部)座談会「まちづくり基本条例で何が変わるのか」 武元 文平 (七尾市長) 松下 啓一 氏(講演会講師) 眞鍋 知子 氏(金沢大学 准教授)
第2回市民会議 日時:平成 22 年 12 月 12 日(日)午後 1 時 30 分~4 時 場所:七尾市役所2階 201会議室 内容:1)「みんなでまちをつくる」講演&座談会の振り返り
2)各自治体の条例サンプルの紹介・質疑応答 3)条例づくりに向けた討議 4)今後のスケジュールについて
第3回市民会議 日時:平成 23 年 1 月 18 日(月)午後 7 時~9 時 場所:七尾市役所2階 201会議室 内容:1)第2回市民会議の振り返り
2)テーマ②「七尾がどんなまちであってほしいですか?」 ・「市民のねがい -七尾市民憲章-」について ・第1次七尾市総合計画について
3)条例づくりに向けた討議
第4回市民会議 日時:平成 23 年 2 月 7 日(月)午後 6 時~8 時 15 分 場所:フォーラム七尾 大ホール(パトリア 4 階) 内容:1)第3回市民会議の振り返り
2)条例づくりに向けたグループ討議 テーマ「七尾がどんなまちであってほしいですか?」
~理想の行政像について~ 3)出前講座(意見交換会)の実施について
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第5回市民会議 日時:平成 23 年 2 月 28 日(月)午後 6 時~8 時 15 分 場所:フォーラム七尾 51・52 会議室(パトリア 5階) 内容:学習会:議会の基本を学ぶ
協議事項 1)条例づくりに向けたグループ討議
テーマ「七尾はどんなまちであって欲しいですか」 ~理想の議会、議員像について~
第6回市民会議 日時:平成 23 年 3 月 11 日(金)午後 6 時~8 時 15 分 場所:フォーラム七尾 51・52 会議室(パトリア 5階) 内容:1)条例づくりに向けたグループ討議
テーマ 「七尾市全体や身近な地域のために、あなた自身ができそうなこと、または誰かと一緒だったらできそうなことは何ですか?」
第7回市民会議 日時:平成 23 年 3 月 25 日(金) 午後 7 時~9 時 場所:七尾市役所2階 201会議室
内容:1)条例づくりに向けたグループ討議 テーマ「七尾市全体や身近な地域のために、あなたが『できそうなこと』で、
一歩踏み出すために必要だと思う環境や条件は何ですか?
第8回市民会議 日時:平成 23 年 4 月 27 日(水) 午後 7 時~9 時 場所:七尾市役所2階 201会議室 内容:条例に盛り込むべき事項のまとめ 第9回市民会議 日時:平成 23 年 5 月 24 日(火) 午後 7 時~9 時 場所:七尾市役所2階 201会議室 内容:「市民会議からの提言」骨子案の取りまとめ結果について
グループ討議1 「提言骨子案のブラッシュアップと意見共有」 グループ討議2 「条例の基本的な考え方について」
第10回市民会議
日時:平成 23 年 6 月 7 日(火) 午後 7 時~9 時 場所:七尾市役所2階 201会議室 内容:1)第 9 回市民会議の振り返り 2)「七尾市まちづくり基本条例への提言」について
第11回市民会議 日時:平成 23 年7月 15 日(金) 午後 7 時~午後 9 時 場所:七尾市役所2階 201会議室 内容:「市民会議からの提言」について
10
2222....市民会議市民会議市民会議市民会議のののの会議録会議録会議録会議録
11
会 議 録
日 時 平成 22 年 11 月 17 日(水)午後 7 時~9 時 20 分
会 場 七尾市役所 2 階 201 会議室
会 議 名 第1回七尾市まちづくり基本条例をつくる市民会議
議 題 1)委嘱状交付
2)委員、アドバイザー、ファシリテーター、事務局の自己紹介
3)委員長、副委員長の選出
4)まちづくり基本条例の概要と市民会議の進め方について説明
5)グループワーク討議・発表
出 席 者 45 名:別紙のとおり 資料 別紙:会議資料
1 開会 (市民のねがい-七尾市民憲章-唱和)
2 武元市長あいさつ
3 七尾市まちづくり基本条例をつくる市民会議設置要綱について
事務局より説明
<資料>市民会議設置要綱
4 委嘱状交付
武元市長より委任状交付を行い、市民会議委員名簿の最初の委員として、
大川委員が委員全員を代表して委嘱状を受け取った。
<資料>市民会議委員名簿
5 委員・アドバイザー・ファシリテーターの紹介
出席している委員、アドバイザー、ファシリテーター、事務局の順に自己
紹介を行った。
6 議事
(1)委員長、副委員長の選出
設置要綱第5条の規定に基づき、委員の互選により委員長、副委員長の
選出を行った。
会場から、事務局案を提示してほしいとの発言があり、事務局案として、
委員長に南 朋之委員、副委員長に本田雄志委員、稲田秀子委員の選出案
を示して会場に諮ったところ、全員の拍手をもって了承された。
(2)委員長あいさつ(南 朋之 委員長)
(3)まちづくり基本条例の基本的な概要と市民会議の進め方
①会議の公開等について
まず始めに、本市民会議について、七尾市附属機関等の設置及び運営に
関する要綱第7条の規定により公開を原則とし、同要綱第7条第1項と第
3項の規定により、会議資料の配布、会議録又は会議の要旨を作成するも
のとされていることから、会議概要を閲覧に供するほか、会議概要や資料
等について広報やホームページにおいても積極的に公開していきたい旨を
会場に諮ったところ、満場異議なく了承された。
12
②委員会設置までの経緯、策定にかかる協議体制、基本的な考え方について
事務局より、パワーポイントを用いて説明を行った。
<資料>別添当日配布資料p.7、資料1(パワーポイント資料)のとおり
説明に対して、委員より、まちづくり基本条例の具体例として、他市の
先行事例2~3例を参照して条例のイメージを持ちたい、との意見があり、
次回、第 2 回市民会議に向けて参考資料を配布させていただくことを事務
局より回答をした。
(4)グループワーク討議・発表
森山ファシリテーターより、本日の討議ついて、目的として「七尾のま
ちづくりはこんなところがステキ!」について共有することにあるとの説
明があった後、パワーポイントを用いて、ワールドカフェという進行で意
見交換をする方法の解説をした。
その後、「七尾のまちづくりに貢献しているなあと思うこと、人、活動」
をテーマに意見交換を行い、各グループでの発言内容を全体で共有して終
了した。
<資料>別添資料2(パワーポイント説明資料)、資料3(井戸端会議意
見)のとおり
7 閉会のあいさつ(企画経営部長)
(補足)事務局から
・次回は市民会議を12月中旬から下旬に予定。日程調整のうえできるだけ
早い時期に連絡をし、検討資料についても事前に配布する予定。
13
会 議 録
日 時 平成 22 年 12 月 12 日(日)午後 1 時 30 分~4 時
会 場 七尾市役所 2 階 201 会議室
会 議 名 第 2 回七尾市まちづくり基本条例をつくる市民会議
議 題 1)「みんなでまちをつくる」講演&座談会の振り返り
2)各自治体の条例サンプルの紹介・質疑応答
3)条例づくりに向けた討議
4)今後のスケジュールについて
出 席 者 36 名:別紙 資料 別紙:会議資料
1 開会
2 市民のねがい-七尾市民憲章-唱和 一花
3 開会あいさつ 南 委員長
1回目の会議と松下先生の講演会、座談会でまちづくり基本条例に対す
るイメージも少しずつではありますが、できてきたのではないかと思いま
す。今日の会議では前回要望のあった先進地の条例についての解説もあり
ますので、活発な議論を交わしたいので、よろしくお願いいたします。
4 協議事項
1)「みんなでまちをつくる」講演&座談会の振り返り:谷内コーディネーター
資料1により、講演&座談会 参加者アンケートについて要点を説明。
回答総数100人で、講演会については9割以上の方が「よく理解でき
た」あるいは「ある程度理解できた」と回答。座談会についても8割以
上の方が「よく理解できた」あるいは「ある程度理解できた」と回答。
2)各自治体の条例サンプルの紹介・質疑応答:谷内コーディネーター
事前に配布した資料2、及び資料3は先日の松下先生が策定に関わって
いる地域の例で、小田原市の条例素案と検討委員会の報告書です。報告
書は条文に込められた意味を解説しているもので、七尾市が作ろうとし
ているものの逐条解説のイメージです。小田原市の条例は非常にコンパ
クトにまとめられていて、方向性がわかりやすい例としてあげました。
本日配布した厚めの資料は最初の1~2ページに4つの自治体の目次
構成を表にしてあります。
ニセコ町は平成13年にまちづくり基本条例を全国に先駆けて制定し
た自治体で、制定後4年に 1 回の見直しをしています。満20歳未満の
町民の権利を明記しているところなどが特徴的な条例です。
日光市は人口や産業構造が七尾市と同じ類似団体になるものの中から
特徴的なものを挙げさせていただきました。生涯学習を重視していると
ころが特徴です。小田原市は非常にシンプルな構成になっている事がわ
かると思います。
米子市も松下先生の講演会の中で、お芝居などで市民に PR している活
動が紹介されていましたが、「子ども」について書かれた条文がいくつか
あることが特徴です。
14
質疑応答・意見(グループ内で)
・ 子どもや障害者、女性など多様な立場主体が参加できる条例にする。
・ 高齢化や空き家の問題など、普段抱えている課題は、条例が出来る
事でどう解決しやすくなっていくのか。生涯学習の位置づけは参考
にしたい(祭りが続けられるまちに)。
・ 職員の役割:当たり前のことを条例で定めなくても?何のためにつ
くるのか?
・ 市を良くするためのルールとして、お互いに力を出し合えるルール。
・ 他の市町でも条例をつくったが変わっていないところも多いのでは
ないか。
・ 小田原のもので理解が進んだ。
・ 前文が非常に重要。どういうまちづくりを目指すのか。最初のテー
マになるのではないか。
・ 市民憲章は前提ではないが、市民の思いや思想が要約されているの
で一貫性を持たせたい。
・ 旧七尾市には市民憲章実践委員会があり公民館単位でも活発に活動
していた。
・ 条例がカバーする範囲が広すぎるのでどうまとめるか、工夫が必要。
・ 条例をつくる事はできるが、それをどう市民が使っていくかが重要
ではないか。
・ つくったものをどう市民に広めるかが課題だろう。
・ 職員が一歩踏み出すことのできる条例にしてほしい。
3)条例づくりに向けた討議:森山ファシリテーター
資料5:市民とまちの関係を探るワークシートに記入。
資料4:議論テーマ①『あなたが七尾で暮らしている中で、日頃感じて
いること(困っていること)は何ですか?』についてグループ毎に討議。
その後、討議内容について発表。(別紙:ワークショップのまとめ 参照)
4)今後のスケジュールについて:谷内コーディネーター
1月 第 3 回市民会議 1 月 18 日(火)19 時~21 時 市役所 201
2月 第 4 回市民会議 2 月 7 日(月)18 時~20 時半 フォーラム七尾
第 5 回市民会議 2 月 28 日(月)18 時~20 時半 フォーラム七尾
3月 第 6 回市民会議 3 月 11 日(金)18 時~20 時半 フォーラム七尾
第 7 回市民会議 3 月 25 日(金)19 時~21 時 市役所 201
2月、3月に2回ずつ会議を持ちたい。2月の2回と3月の1回目は会
場をフォーラム七尾、開始時間は 18 時でお願いしたい。
5)その他
市役所ホームページで会議録等随時整備予定
5 閉会あいさつ 田中企画経営部長
15
会 議 録
日 時 平成 23 年 1 月 18 日(月)午後 7 時~9 時
会 場 七尾市役所 2 階 201 会議室
会 議 名 第 3 回七尾市まちづくり基本条例をつくる市民会議
議 題 1)第2回市民会議の振り返り
2)テーマ②「七尾がどんなまちであってほしいですか?」
・「市民のねがい -七尾市民憲章-」について
・第1次七尾市総合計画について
3)条例づくりに向けた討議
出 席 者 40 名:別紙 資料 別紙:会議資料
1 開会
2 市民のねがい-七尾市民憲章-唱和
3 開会あいさつ 南 委員長
市民会議も3回目になり、今回と次回は理想のまちづくりについて議論
していただく予定です。いよいよ佳境に入ってきたかと思いますので、よ
り良い意見を出していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
4 協議事項
1)第2回市民会議の振り返り:谷内コーディネーター
<会議録>、<第2回市民会議ワークショップまとめ>により、要点を
説明。
2)協議議論:谷内コーディネーター
テーマ②「七尾がどんなまちであってほしいですか?」
「理想のまちづくり」として、七尾市が既に持っている理念について共
有するために、それぞれ関わっている方から説明する。
「市民のねがい -七尾市民憲章-」について:南委員長(市民のねが
い推進協議会副会長)
「第1次七尾市総合計画」について:筑城 まゆみ(企画経営課職員)
3)条例づくりに向けたグループ討議:森山ファシリテーター
資料:第2回ワークショップのまとめ表-それぞれの役割はどうある
べきか
A:市民(個人)、B: NPO、C:各種団体、D:町会、E:公民館の5グ
ループに分かれ、前回出された課題に対するプレーヤーとして、それぞ
れの理想像についてワークショップを行い、結果を発表する。
4)今後のスケジュールについて確認:谷内コーディネーター
2月~3月第 4 回~第 7 回
5)その他
市役所ホームページのトップページに「まちづくり基本条例コーナー」
のバナー設置について説明。
5 閉会あいさつ 田中企画経営部長
16
会 議 録
日 時 平成 23 年 2 月 7 日(月)午後 6 時~8 時 15 分
会 場 フォーラム七尾 大ホール (パトリア 4 階)
会 議 名 第4回七尾市まちづくり基本条例をつくる市民会議
内 容 協議事項
1)第3回市民会議の振り返り
2)条例づくりに向けたグループ討議
テーマ「七尾がどんなまちであってほしいですか?」
~理想の行政像について~
連絡・依頼事項
1)出前講座(意見交換会)の実施について
出 席 者 37 名:別紙のとおり 資 料 別紙:会議資料
1 開会
2 市民のねがい-七尾市民憲章-唱和
3 開会あいさつ(割愛)
4 協議事項
1)第3回市民会議の振り返り:谷内コーディネーター
<会議録>、<第3回市民会議ワークショップまとめ>により、要点を
説明。
2)条例づくりに向けたグループ討議:森山ファシリテーター
テーマ「七尾がどんなまちであってほしいですか?」
~理想の行政像について~
A、B、C、D の4グループに分かれ、理想の行政像についてワークショ
ップを行い、結果を発表する。
5 連絡・依頼事項
1)出前講座(意見交換会)の実施について:谷内コーディネーター
・2 月中旬~3 月下旬をめどに、市内各所にて、各種団体を対象に行う。
・所要時間は、おおむね 90 分で開催したい。
・各種団体は、主旨をご理解いただき、協力願いたい。
6 閉会
17
会 議 録
日 時 平成23年2月28日(月)午後 6 時~8 時 15 分
会 場 フォーラム七尾 51・52 会議室(パトリア 5階)
会 議 名 第 5 回七尾市まちづくり基本条例をつくる市民会議
内 容 学習会:議会の基本を学ぶ 協議事項
1)条例づくりに向けたグループ討議 テーマ「七尾はどんなまちであって欲しいですか」
~理想の議会、議員像について~
出 席 者 33 名:別紙のとおり 資 料 別紙:会議資料
1 開会
2 市民のねがい-七尾市民憲章-唱和
3 開会あいさつ:南委員長
4 学習会:議会の基本を学ぶ
講義1 議会について:田中議会事務局長
議会は市の意思を決定する機関で、定例会と臨時会があり、定例会は
年 4 回開催されます。3 月議会は 3 月 2 日から 22 日まで開催されます。
また、3つの常任委員会と定数 5 名の特別委員会があります。その他
に、全議員が参加する予算特別委員会もあります。
議会は議決機関、行政は執行機関という関係です。(中略)市民に開
かれた議会運営ということで、最近では議会便りのページ数を増やした
り、ケーブルテレビやインターネットでの中継についても定例会の前に
行う議会運営委員会で判断した上で行ったりしています。
<質疑応答>
委員 A:なぜ、この市民会議に議員が来ていないのか。自分で勉強する気が
ないのか。
田中事務局長:皆さんはまちづくり基本条例をつくるということで集まっ
ているわけですが、議会においても議員たちが議会基本条例について現
在検討中で、行財政改革特別委員会で素案が出来たところです。これま
で明文化されていない議員の働きを条例として明文化するものです。今
後、全議員に意見を聞いて、その後、市民にパブリックコメントとして
意見を求めていく予定です。
谷内コーディネーター:議員が出席していないことは議員個人の判断によります
が、これまでにも個別に市民男女協働課の方へ質問に来られた議員もお
いでます。条例化するには最終的に議会で議決する必要があり、今後も
進捗状況の報告や内容のすり合わせなど、議会と連携を図っていく必要
があります。
委員 B:七尾では条例の中で不都合があるとき、どこの窓口に行けばよいの
か。条例の改廃について市民は何か出来ないのか。福祉関係の問題で、
担当課でも問題を認識しているし、複数の議員にも相談しているが一向
にすすまない。手順や窓口はどうなっていて、誰が判断するのか。明確
になっていればもっと市民から意見が出るのではないか。
18
田中事務局長:それぞれの条例に担当課がありますので、まず、担当課へ
行って相談し、担当課から改廃の条例案が出され、例規審査会にかけて
から議会に上程すると言う流れになります。個別の案件で改廃がすすま
ないとすれば、担当課から何らかの回答があるべきと思います。
委員 C:広域圏行政に関して七尾市と中能登で不整合がある。どうすれば
よいのか。
田中事務局長:広域圏については直接七尾市の議会とは関係ありませんが、
広域圏議会の議員を七尾市議会の議員からも出している。広域圏でやっ
ていることであっても、市役所内に担当課があり、そこに相談すること
になる。
委員 D:議員定数は現在 22 名だが、もっと少なくてもいいのではないかと
も思う。
田中事務局長:地方自治法で市の人口に応じて(上限が)決められており、
七尾市の規模では 30 名と決められている。合併直後は特例として 59 名
であったが、H17 年 10 月からは 30 名で、H17 年 12 月の議会において次
の選挙は 22 名とすることが決められた。
委員 E:議会は議決機関、市(行政)は執行機関とありますが、矢田郷公民
館の建設について請願が出され、議会で採択しても一向にすすまない。
どういう仕組みで、なぜすすまないのか。
田中事務局長:請願には議員の紹介が必要で、議会運営委員会に諮ること
になります。似たようなもので要望や陳情は議員の紹介を必要としませ
ん。また、本会議のときに資料として掲示するのみですが、議会運営委
員会の判断で請願と同様に扱う場合もあります。
議会が請願を採択しても市がどう扱うかは執行部である市次第です。
一度請願したら同じ会期中に二度目は審議されません。
(事務局注:一度採択された請願を、採択された会期よりも後の会期に再
提出することは可能であり、その場合の請願を審議するかどうかは、議
会運営委員会が判断をします。)
講義2 地方自治法上の市民の権利について説明:谷内コーディネーター
最近は名古屋市の例などでも話題となっていますが、住民には市議会
などに解散のほか、条例の改廃など直接請求する権利もあります。(中
略)二元代表制の地方自治体では、市民は自分のもつ権利を二つに分け
て、市議会には議決権を、市長(行政)には執行権をそれぞれ信託してそ
の拮抗関係のもとで市の運営をしていくことになっています。
市民が本来もっている権利を十分に活用することはもちろんですが、
同時に責任を果たして行くことも求められますので、そういったことを
今後の基本条例の中でどう表現していくのか、条文化の作業の中で検討
をすすめていくことになりますのでよろしくお願いします。
19
5 協議事項
1)条例づくりに向けたグループ討議:森山ファシリテーター
テーマ「七尾がどんなまちであってほしいですか?」
~理想の議会、議員像について~
A、B、C、D の4グループに分かれ、理想の議会、議員像について、形
容詞リストから現在のイメージに近い言葉を選び、その理由を元にワー
クショップを行い、どのような議会・議会が七尾市民にとって理想なの
か、グループ討議結果を発表しあう。
<グループ討議後の全体意見のまとめ>
・ 議会の年令構成が高齢化していて若い人がいない。
・ 性別のバランスが悪く、もっと女性議員が多いことが望ましい。
・ 年代や性別ごとに枠を設けても良いのではないか。
・ 議員の資格を 2 年ごとに見直す評価のようなことはできないか。
・ 一度当選すると 4 年間そのままということに疑問もある。
・ 議員の通信簿のような評価が必要ではないか。市民参加の評価委員会の
ようなもの。
・ 議員には、もっと勉強をしてほしい。
・ 議員がマニフェストを実現したらボーナスという制度など、議員報酬に
も反映する議員考課制度も検討してほしい。
・ 議員の目標設定に市民の評価が反映される仕組みや、議員自身の自己評
価や他者評価の枠組みが必要ではないか。
・ 議会事務局長の説明にもあったように、議会基本条例の議論、まちづく
り基本条例のすり合わせをする必要があるのではないか。
・ こちらの市民会議で出た議会・議員に対する意見を、市民会議の委員長
から議会事務局へ渡したほうがよい。
6 連絡・依頼事項
委員等の関係するセミナーの案内2件
7 閉会あいさつ:田中企画経営部長
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会 議 録
日 時 平成23年3月11日(金)午後 6 時~8 時 15 分
会 場 フォーラム七尾 51・52 会議室(パトリア 5階)、中ホール
会 議 名 第6回七尾市まちづくり基本条例をつくる市民会議
内 容 協議事項 1)条例づくりに向けたグループ討議 テーマ「七尾市全体や身近な地域のために、あなた自身ができそ
うなこと、または誰かと一緒だったらできそうなことは何ですか?」
出 席 者 24 名:別紙のとおり 資 料 別紙:会議資料
1 開会
2 市民のねがい-七尾市民憲章-唱和
3 開会あいさつ:南委員長
4 協議事項
1)条例づくりに向けたグループ討議:森山ファシリテーター
①課題共有スキット(寸劇)「七尾まちづくり劇場~ある町内の会合にて~」
町会長:鳥居、市民 A:堀岡、市民 B:本田、市民 C:小浦、
市民 D:大河、市民 E:姥浦、市長:長田課長の配役でロール・プレイ
ング(役割演技)を行い、具体的な場面を想定しながら、課題を共有す
る。
②テーマ選びの後、グループディスカッション
各自議論してみたいテーマ2つまで投票し、グループに分かれ議論する。
参加者数の関係でテーマ C:街中の活性化は割愛。
③グループ発表
④全体討議
<グループ討議後の全体意見のまとめ>
・ 困っているお年寄りをサポートできる地域をつくるために行政と話し
合いをしやすくするには?
・ お年寄りマップつくるには?
・ まちの中に居場所をつくるには?
・ 子育て支援センターで、できない部分を地域が支えるために、どのよう
な話し合いをすればよいか
・ 子育てしやすい働く環境どのように整えるか
・ 障害者や外国人自身のニーズをどのような方法で把握するか。
・ 当事者本人や家族が知られたくないという考えの方が多いため、情報が
入りにくい。
・ 同じ人間としての存在を尊重する考え方が浸透していない。どう浸透さ
せるか。
・ 東雲高校、和倉温泉など、地域のグループがつながっていくには?
・ 国の補助事業がなくなっても収益を上げてコミュニティビジネスへ転
換していくにはどうしたらよいか。
21
・ 七尾の良さを伝えていく活動を進めやすくするには?
・ 歴女を集めるプロジェクトを進めやすくするには
・ 仕事づくり、起業家を育てるには?
・ 農業、漁業、七尾の味 etc.を活かすには?
・ 若い人や参加していない人を巻き込むための声かけがうまくいってい
るところとそうでないところがある。コツを他地域にも普及するには?
・ まずは小さくグループをつくってみて、だんだんと大きな活動に育てて
いくにはどうすればよいか?
⑤眞鍋先生からコメント
東北の方では地震と津波など大変な事が起こっている中、今日のこの
会議も開かれるのかどうか心配しながら参加されたことと思います。被
害の状況もこれから明らかになってくると思いますが、こういった災害
にどう対処していくかと言う視点もまちづくりの課題のひとつです。
これまでグループ討議を進める中、まちづくりの課題も少しずつ明確
になってきたように思います。今後は、その課題を解決するために、ど
んなルールやしくみがあったらよいか議論していくことが必要です。
5 連絡・依頼事項
講演会の案内1件
6 閉会
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会 議 録
日 時 平成23年3月25日(金) 午後 7 時~9 時
会 場 七尾市役所 2階201会議室
会 議 名 第7回七尾市まちづくり基本条例をつくる市民会議
内 容 協議事項
1)条例づくりに向けたグループ討議
テーマ「七尾市全体や身近な地域のために、あなたが『でき
そうなこと』で、一歩踏み出すために必要だと思う環境や条
件は何ですか?
出 席 者 26 名:別紙のとおり 資 料 別紙:会議資料
1 開会
2 市民のねがい-七尾市民憲章-唱和
3 開会あいさつ:南委員長
4 協議事項
1)条例づくりに向けたグループ討議:森山ファシリテーター
前回議論の振り返りの後、前回のグループ分けに前回欠席者を加え、ま
ちづくりのしくみやルールについて討議
<グループ討議後の全体意見のまとめ>
A 地域のお年寄りが安心して暮らすために
・ 元気に活動するための拠点作り
・ お年寄りマップの作成:体制づくり
・ 各種団体の連携
B. ハートのつながる子育てのために
・ 豊かな子どもの居場所をつくる
・ 信頼関係を持てる職員を育てる:子どもとのかかわり、地域とのかかわり
・ 自己責任のルール
・ 地域の子どもは地域で育てる
:大人と子どもが出会うきっかけ、地域の人々のかかわり
・ 良いやり方を学ぶ、気づきを促すしくみづくり:児童館、放課後児童クラブ
・ ささえ合いを促すために:ふだんのつき合い、いざの備え
・ 病児保育をしやすくするために:場所、ルール、スタッフ
・ 縦割りを崩す:文科省、厚生労働省
D 障害のある人や外国人の社会参加をすすめるための環境や条件
・ 町会、NPO、企業、公民館、地域づくり団体などで担うしくみ
・ 人を尊重する心を育てる生涯学習
・ コミュニケーション不足解消するためのしくみ
・ 当事者参加のしくみ
E 農業で起業・企業
・ 魅力ある農業
・ もうけるしくみの確立
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・ 農商工連携
・ 理想:和倉温泉で地産地消、和倉温泉の新たな魅力
F 若者が帰ってくるまちにする為にできること
儲かる七尾をつくれ!! 信じる者は儲かる
・ 学生を呼ぶ:知的産業、特徴ある学びの場、学生のアイデアを活用
・ ビジネスプランコンテストを開催する
G 地域活動に多くの人が参加するために
まず変えるのは自分の意識から!
市民会議のメンバーがそれぞれの持場から変える!
・ 地域活動の活性化のために:楽しみを明確にする、趣味・男女交流
・ リーダー育て、グループ育てのコツ
・ 活動を助けてくれる人を見つける
・ サポートをする窓口づくり:行政職員・公的機関の役、公民館・主事の役割
・ 活動の場づくり
・ 日頃からコミュニケーション
⑤眞鍋先生からコメント
これまで、理想のまちづくり、まちづくりの課題、そして今回は課題
解決のためのしくみやルールについて話し合いました。いろいろ興味深
いアイデアが出されていました。
今後は、条例に盛り込まれる項目について議論していくことになると
思いますが、いままで議論された内容が条例にどう反映されていくかと
いった視点を持ちながら、議論を深めていく事が必要です。
5 連絡・依頼事項
第8、9回市民会議の予定
6 閉会
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会 議 録
日 時 平成23年4月27日(水) 午後 7 時~9 時
会 場 七尾市役所 2階201会議室
会 議 名 第8回七尾市まちづくり基本条例をつくる市民会議
内 容 協議事項
条例に盛り込むべき事項のまとめ
出 席 者 30名:別紙のとおり 資 料 別紙:会議資料
1 開会
2 開会あいさつ:南委員長
3 協議事項
1) 第 6 回・第 7 回市民会議の振り返り
<資料1> 第 6 回・第 7 回市民会議 会議録
<資料2> 第6回・第7回市民会議 グループ討議のまとめ
2) これまでの議論の全体振り返り
森山ファシリテーターの進行のもと、過去のグループ討議で共有さ
れてきた意見を全て会場に貼り出したものを使いながら、第1回~第
7回までに出ていた意見を概括的に振り返り、グループ討議の進め方
について説明をした。
3) グループ討議
条例に盛り込むべき事項の検討として、過去のグループ討議で共有
されてきた意見の中から、市民会議からの提言に盛り込むべき大切な
事項に言及している意見として各委員が採用したいものを抽出し、そ
れらの意見群についてグループ討議でまとめていった。
<資料3> 基本条例規定項目検討資料
<資料4> まちづくり基本条例骨子(特色ある七尾市の骨子)
チェックリスト
4) 「市民会議からの提言」の取りまとめについて(提案)
委員長、副委員長2名に市民会議からの有志を募り、
アドバイザー、ファシリテーターの補助のもとで
提言を取りまとめていく「提言部会」を設置することを
提案し、これが了承された。
有志公募では、若手委員の起用を、との声があり、
大崎委員が提言部会に参加することとなった。
4 その他 策定に向けてのスケジュールについて
新年度になって最初の市民会議であったため、平成23年度のスケ
ジュールについて事務局より再確認の説明を行った。
<資料5> H23年度 策定の進め方イメージ
5 閉 会
次回以降設定
第 9 回市民会議 5 月 24 日(火)19 時~21 時 市役所 2 階 201 会議室
・
25
会 議 録
日 時 平成23年5月24日(火) 午後 7 時~9 時
会 場 七尾市役所 2階201会議室
会 議 名 第9回七尾市まちづくり基本条例をつくる市民会議
内 容 協議事項 「市民会議からの提言」骨子案の取りまとめ結果について グループ討議1 「提言骨子案のブラッシュアップと意見共有」 グループ討議2 「条例の基本的な考え方について」
出 席 者 28名:別紙のとおり 資 料 別紙:会議資料
1 開会
2 開会あいさつ:南委員長
提言部会で提言の骨子案について議論してきた結果について、市民会
議でも、さらに議論していただきたい。また、これまでの市民会議で議
論できていなかった条例の基本的な考え方について議論していただきた
い。
3 傍聴出席議員のご紹介
「議会の取り組みについて」桂 行財政改革推進特別委員会委員長から
議会での議会基本条例の進捗状況報告と合わせてあいさつがあった。
4 協議事項
2) 資料確認・第8回市民会議の振り返り(事務局)
<資料1> 第8回市民会議 会議録
<資料2> 第8回市民会議 グループ討議 意見のまとめ
事務局の谷内まちづくりコーディネーターから前回の振り返りをした。
3) 「市民会議からの提言」骨子案の取りまとめ結果について
<資料3> 「市民会議からの提言」骨子案
<資料4> 用語定義比較表
南委員長と眞鍋アドバイザーから「提言部会」での議論結果について骨子案
を読み上げ、報告をした。
4) グループ討議1 「提言骨子案のブラッシュアップと意見共有」
骨子案の文章の番号ごとに、意見をポストイットを用いて、付加し
たい意見の募集をした。
5) グループ討議2 「条例の基本的な考え方について」
・おさらい「まちづくり基本条例とは」(事務局)
谷内まちづくりコーディネーターから<資料5・プレゼン>第1回市
民会議プレゼン資料を用いて、改めておさらいをした。
・条例の基本的な考え方まとめワークショップ
定型文の例に基づいてこの条例が出来たら何がどのように変
26
わるのかをイメージした文章を 1 つずつつくった。
・グループ発表によるまとめ
各自が作った定型文をグループ内で発表し、話し合った。そ
の後、グループの意見をまとめ、全体発表した。
6) 眞鍋アドバイザーからのコメント
本日の議論では、まちづくり条例の基本的な考え方の方向性と
して、情報共有、協力・連携、人材育成の3点がポイントにな
ると感じたとコメントを頂いた。
5 閉 会
次回予定
第 10 回市民会議 6 月 7 日(火)19 時~21 時 市役所 2 階 201 会議室、
第 11 回以降のスケジュール確認
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会 議 録
日 時 平成23年6月7日(火) 午後 7 時~午後 9 時
会 場 七尾市役所 2階201会議室
会 議 名 第10回七尾市まちづくり基本条例をつくる市民会議
内 容 協議事項 1)第 9 回市民会議の振り返り 2)「七尾市まちづくり基本条例への提言」について
出 席 者 42 名:別紙の通り、オブザー
バー・事務局含む 資 料 別紙:会議資料
1 開会 2 開会あいさつ:南委員長 3 傍聴者の紹介:七尾市議会から大林議長ほか 6 名 4 協議事項
1) 資料確認、第 9 回市民会議の振り返り(事務局) <資料1> 第 9 回市民会議 会議録 <資料2> 第 9 回市民会議 グループ討議 意見まとめ
<資料3> 第 9 回市民会議 提言のまとめ方について 2) 「七尾市まちづくり基本条例への提言」について <資料4> 七尾市まちづくり基本条例への提言(案)
進行:南委員長、眞鍋アドバイザー ①提言部会が、これまでの市民会議での意見を取りまとめ、「七尾市まちづくり基本条例への提言」(案)として提出した。その内容について、「第2章 条文項目に盛り込んでほしいこと」から、一つずつ内容を確認し、各委員からは意見が述べられた。(各委員からの意見については別紙参照)
②会議での意見を持ち帰り、提言部会で提言(案)を調整する。
③「第1章 条例制定にあたって盛り込むべき大切な考え方」については、本日議論できなかったので、各委員には次回会議までに読んできていただき、検討する時間をとる。
5 閉会
南委員長:みなさんからの意見をもとに次回会議までにしっかりと提言の方向づけをしていきたい。みなさんには、それを十分に読み込んでもらって、ご意見をいただきたい。今後は、条文との擦り合わせも必要になってくると思いますので、もうひと頑張りお願いします。
次回以降の会議について
第 11 回市民会議は、6 月 28 日(火)を予定していたが、今回の会議で出された意見から、提言(案)の調整に時間を要するため、延期することとした。
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会 議 録
日 時 平成23年7月15日(金) 午後 7 時~午後 9 時
会 場 七尾市役所 2階201会議室
会 議 名 第11回七尾市まちづくり基本条例をつくる市民会議
内 容 協議事項 「市民会議からの提言」について
出 席 者 25 名:別紙の通り、オブザーバー・事務局含む
資 料 別紙:会議資料
1 開会 2 協議事項 1)<検討課題1>危機管理体制の整備について 小グループごとに分かれて討議をした後、全体で意見交換を行った。
提言の第2章の「市民について」、「行政について」の中にそれぞれ記載することとなった。
記載方法としては、市民については、当たり前の役割として(市民の役割)の中に統合して書く。行政については、(危機管理体制の整備)として、行政の役割として。危機管理をするべきことを明記する方向でまとまった。 2)<検討課題2>議会との協力・連携について
小グループごとに分かれて討議をした後、全体で意見交換を行った。 「議会・議員は市民から信託された存在であり、行政から独立したチェッ
ク機能を持っているので、あらたまって市民との協力・連携の記述は不要である、ただし、議会基本条例の中で市民との関係をしっかり明記してほしい」という意見や、「現状は市民と議会・議員とのコミュニケーションがうまくとれていないし、開かれた議会を、という声も、お互いに知ろうとしていないことが起因している課題」との意見、「議員個人では頑張っていても、議会としては市民との連携・協力のイメージが沸かない」といった意見が出された。
全体討議をした結果、提言の記載方法としては、より開かれた、理解される議会・議員となるために、「よりよいまちづくりを実現するために市民と議会との協力は必要、模索すべき」との観点で提言を掲載することになった。 3)その他の意見について
・ 市民活動団体と地域活動団体の順番について ・ 市民活動団体の中に事業者が含まれているのは違和感
→眞鍋先生にご意見をいただいて、学術的に矛盾しない定義にする ・ 「市」の中に議会と行政が入っているのは? 5章との兼ね合いは ・ 行政の危機管理のところで、「確実」という言葉は厳しすぎないか ・ 市民-「市」という表現より「行政」 →「市民」、「議会」、「行政」 ・ 定義の「協働」に議会を入れる。
上記の意見を踏まえて、変更点について委員長によるチェックで仕上げる。修正した提言を委員全員に送付して同時に市長に提言し、市役所庁内プロジェクトチームで条文素案を検討することを確認した。 3 閉会
次回以降の会議について
第 12 回市民会議は、8月中旬以降で、事前に市からの条文素案を委員に送付して開催をすることとなった。
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3333....市民会議委員名簿市民会議委員名簿市民会議委員名簿市民会議委員名簿
1 南 朋之 委員長 21 田中 和義
2 本田 雄志 副委員長 22 鳥居 貞利
3 稲田 秀子 副委員長 23 直 龍芳
4 赤坂 幸美 24 中村 重信
5 石倉 紀久子 25 西村 正悦
6 磯部 和子 26 仁介 三代子
7 上野 真人 27 野竹 隆昭
8 姥浦 秀史 28 濱 暉元
9 遠藤 春美 29 濱岸 喜代美
10 大河 寿 30 原 範子
11 大崎 誠也 31 半澤 咲子
12 大野 辰男 32 飛騨 和男
13 川淵 正 33 福嶋 葉子
14 木下 義隆 34 福田 正
15 小浦 忠吉 35 藤井 泰久
16 坂井 輝夫 36 筆安 茂
17 清水 吉宏 37 堀岡 敏幸
18 須原 水紀 38 松井 淳
19 高橋 正浩 1 眞鍋 知子 アドバイザー
20 瀧田 静枝 1 森山 奈美 ファシリテーター
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