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Times 勤怠管理システムPit Touch Pro 設定マニュアル

2015 年 12 月 初版2017 年 05 月 改訂

目次

目   次1 概要································································································································2

2 初期設定方法·····················································································································3

2.1 プロバイダ設定ファイルのダウンロード··············································································3

2.2 プロバイダ設定ファイルの設定·························································································4

2.3 端末の設置と初期設定····································································································6

2.4 Webブラウザからの初期設定························································································11

3 画面について···················································································································14

3.1 メイン画面················································································································14

3.2 未送信データフル画面··································································································15

3.3 エラー画面················································································································15

4 ピットタッチ・プロのその他操作···························································································17

4.1 Webブラウザからの操作······························································································18

4.1.1 時刻設定············································································································18

4.1.2 設定パスワード変更·······························································································19

4.1.3 イベント・サポートログ·························································································20

4.1.4 コンテンツセットとコンソールログ············································································21

4.2 本体からの操作··········································································································23

4.2.1 機能選択画面表示方法····························································································23

4.2.1.1 メインテナンス·································································································24

4.2.2 管理画面············································································································26

4.2.2.1 検出ログ·········································································································27

4.2.2.2 カード登録······································································································304.2.3 USB····················································································································30

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■商標などについて「ピットタッチ・プロ」は株式会社ビー・ユー・ジー SST の登録商標です。「FeliCa」はソニー株式会社の登録商標です。「MIFARE」は NXP セミコンダクターズの登録商標です。その他本文中に記載されている製品の名称は全て関係各社及び関係団体などの商標または登録商標です。本文中®マーク、™マークは明記しておりません。

Times 勤怠管理システム Pit Touch Pro 設定マニュアル2 初期設定方法

1 概要本書では、「ピットタッチ・プロ」を Times の打刻端末として使用する場合の設定方法についてご案内します。Times と通信可能なネットワーク環境での動作を前提としており、下記のように FeliCa カードのカード情報をピットタッチ・プロで読み取り、打刻情報とともに Times へ送信します。

以下マニュアルでは、下記のように表現しています端末 ハードウェアとしてのピットタッチ・プロ本体を指します。・・・ピットタッチ・プロ 上記以外の場合の呼称とします。・・・

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Times 勤怠管理システム Pit Touch Pro 設定マニュアル2 初期設定方法

2 初期設定方法本項では、ピットタッチ・プロを Times の打刻端末として使用するための初期設定方法についてご案内します。設定は以下のような流れで行います。

① プロバイダ設定ファイルのダウンロードおよび編集② 端末の設置③ ピットタッチ・プロ本体の初期設定(ネットワーク設定)④ Web ブラウザからの初期設定(プロバイダ設定ファイルの適用)

2.1 プロバイダ設定ファイルのダウンロードマニュアルサイト(https://www.g-insight.co.jp/ehr/src/)より、プロバイダ設定ファイルのテンプレートファイル(Pittouch_TimesProvider.txt)をダウンロードします。リンク「Text ファイル」を右クリックして「対象をファイルに保存」してください。

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Times 勤怠管理システム Pit Touch Pro 設定マニュアル2 初期設定方法

2.2 プロバイダ設定ファイルの設定~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

サイトよりダウンロードしたプロバイダ設定ファイル(Pittouch_TimesProvider.txt)を編集します。上記図の①と②について必要に応じて編集を行い、上書き保存します。

※① の変更は必須ですのでご注意ください。※①、②以外の箇所は変更不可のため、編集を行わないでください。

① サーバ URL サーバの接続先 URL を設定します。事前に弊社よりご案内する御社ピットタッチ用 URL を入力してください。□部分がお客様により異なりますので必ず変更してください。

https://srv□.ehrms.jp/times_□□□/pittouch.do

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② ステータス自動変更時間帯 1 、ステータス自動変更時間帯 2 ピットタッチ・プロのメイン画面では、打刻時に打刻種別をタッチパネルで変更しますが、特定の時間帯になると打刻ステータスを自動で変更するよう設定することができます。時間帯は 2 つまで設定することができます。2 つの時間帯を重複して設定することはできません。

【ステータス変更のタイミング】 時間帯内に管理画面などから戻り、メイン画面を表示するとき メイン画面で時間が経過し、設定した時間帯に入ったとき 時間帯内で打刻処理が終了したとき 時間帯内にステータスを手動で変更した後、ステータスボタンが 1 分間押されなかったとき

「Pittouch_TimesProvider.txt」では 7 時から 11 時までの基本打刻ステータスを「出勤」、15 時から 19 時までの基本打刻ステータスを「退勤」とするよう設定しています。こちらの変更は必須ではございませんので、必要に応じて編集を行ってください。自動変更ステータスを使用しない場合は空欄にします。設定方法の詳細は下記をご覧ください。

■プロバイダ設定ファイル設定詳細「Pittouch_TimesProvider.txt」で使用されている勤怠パッケージ設定値は以下のとおりです。

名前プロバイダ設定ファイル

の key 設定可能な値 設定例 内容

サーバ URL server.url 256 文字以内の文字列 https://gsrvX.ehrms.jp/times_XXX/pittouch.do

サーバの接続先 URL を設定します。Times での必須設定項目です

ステータス自動変更時間帯 1

status.auto.term.1 hh:mm-hh:mm hh:00 ~ 23 mm:00 ~ 59または空欄

07:00-11:00 ステータスの自動変更を行う時間帯を設定します。設定[自動変更ステータス1]に対応します。[ステータス自動変更時間帯2]の時間帯と重複しないように設定してください。自動変更ステータス 1 を使用しない場合は空欄にします。

ステータス自動変更時間帯 2

status.auto.term.2 hh:mm-hh:mm hh: 00 ~ 23 mm : 00 ~ 59または空欄

15:00-19:00 ステータスの自動変更を行う時間帯を設定します。設定[自動変更ステータス2]に対応します。[ステータス自動変更時間帯1]の時間帯と重複しないように設定してください。自動変更ステータス 2 を使用しない場合は空欄にします。

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2.3 端末の設置と初期設定ピットタッチ・プロは、Times と通信可能なネットワーク環境での動作を前提としています。端末の設置には、LAN回線と AC アダプターを接続する電源が必要です。また、出荷時の状態では Times との連携が行えないため、下記の手順で Times 用の初期設定を行ってください。

(1) 端末に配線を接続端末背面の差込口に AC アダプターを接続します。※LANケーブルはネットワーク設定後に接続しますので、この時点では接続しないでください。

(2) 端末を起動電源ボタンは端末左側下部にあります。

電源ボタンを 2秒以上押下すると、液晶タッチパネルが点灯し、「起動中です。お待ちください。」としばらく表示された後、メイン画面が表示されます。

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AC アダプター

電源

Times 勤怠管理システム Pit Touch Pro 設定マニュアル2 初期設定方法

(3) 機能選択メニューを開く初期のメイン画面では Times 用の設定がされていないため、このままでは使用できません。再度電源ボタンを 2秒以上押下し、機能選択メニューを表示します。機能選択メニューから下記の順で画面を遷移し、[ネットワーク設定]ボタンを押下します。

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電源ボタンを 2秒以上押下

初期メイン画面

[端末設定]ボタンを押下

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(4) 設定パスワード認証画面[ネットワーク設定]ボタンを押下すると、左記の設定パスワード認証画面が表示されます。工場出荷時の設定パスワード「0000」を入力してください。

※設定パスワードは Web ブラウザから『設定パスワード変更(p.19)』で変更できます。ただし、お客様が設定されたパスワードは弊社では確認できない仕組みとなっています。また、お客様自身がパスワードをクリアすることはで

きませんので、忘れないよう十分ご注意ください。万一忘れてしまった場合は有償での修理となりますのでご了承ください。

(5) LAN ポート設定画面を開くネットワーク設定画面から[LAN ポート設定]ボタンを押下し、LAN ポート設定画面を開きます。ここで IP アドレス等の設定を行います。

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[LAN ポート設定]ボタンを押下

Times 勤怠管理システム Pit Touch Pro 設定マニュアル2 初期設定方法

(6) LAN ポート設定についてIP アドレスの設定方法には、ネットワーク上の DHCP サーバから自動取得する方法と、指定されたアドレスを手動で登録する方法があります。設定内容については御社のネットワーク管理者にご確認ください。

IP アドレス取得方法 IP アドレスを「自動」「手動」から選択します。DHCP を使用する場合は「自動」を選択します。IP アドレス IP アドレスを入力します。[IP アドレス取得方法]で「自動」を選択した場合は、この設定は使用し

ません。「手動」を選択した場合に設定してください。サブネットマスク サブネットマスクを入力します。[IP アドレス取得方法]で「自動」を選択した場合は、この設定は

使用しません。「手動」を選択した場合に設定してください。ゲートウェイアドレス ゲートウェイアドレスを入力します。[IP アドレス取得方法]で「自動」を選択した場合は、この設

定は使用しません。「手動」を選択した場合に設定してください。プライマリ DNS サーバアドレス

プライマリ DNS サーバアドレスを入力します。[IP アドレス取得方法]で「自動」を選択した場合は、この設定は使用しません。「手動」を選択した場合に設定してください。

セカンダリ DNS サーバアドレス

セカンダリ DNS サーバアドレスを入力します。[IP アドレス取得方法]で「自動」を選択した場合は、この設定は使用しません。「手動」を選択した場合に設定してください。

[変更]ボタンのある項目では、[変更]ボタンを押すと入力画面が表示され値を入力できます。(上記は IP アドレス入力画面例)入力後[OK]ボタンを押下すると LAN ポート設定画面に戻ります。LAN ポート設定画面で[設定]ボタンを押下すると設定が反映され、メイン画面に戻ります。この設定は反映されるまでにしばらく時間がかかることがあります。(7) LANケーブルを接続

端末背面の差込口に LANケーブルを接続します。

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LANケーブル接続口

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(8) ネットワーク接続状況確認ネットワークが正常に接続されると、メイン画面右上のネットワークアイコンが未接続「  」から接続中「  」に変わります。また、時刻表示で現在の日時が正しく表示されていればNTP サーバ設定の必要はありません。別途時刻の設定を行いたい場合は『時刻設定(p.18)』を行ってください。

(9) IP アドレス確認機能選択メニューから[端末情報表示]ボタンを押下し、IP アドレスを確認します。この IP アドレスを使用して WEB ブラウザからの設定を行います。確認後は[終了]や[戻る]ボタンでメイン画面へ戻ってください。※『LAN ポート設定(p.8)』を手動で行い、IPアドレスが判明している場合にはこの操作は不要です。

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初期メイン画面

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2.4 Webブラウザからの初期設定端末の設定完了後、Web ブラウザからピットタッチの設定画面へアクセスし、プロバイダ設定ファイルを更新してTimes 用の設定を適用します。(Internet Explorer11 での画面を例にご案内します)

(1) Internet Explorer のアドレスバーに端末本体で確認した IP アドレス(『IP アドレス確認(p.10)』参照)を入力し、Enterキーを押します。

(2) 下記ダイアログが表示されますので、ユーザー名とパスワードを入力し[OK]ボタンを押下します。ユーザー名・・・adminパスワード 端末で設定されているパスワード(『設定パスワード変更・・・ (p.19)参照)を入力します。

変更を行っていなければ、工場出荷時の設定パスワード「0000」を入力してください。

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Times 勤怠管理システム Pit Touch Pro 設定マニュアル2 初期設定方法

(3) Web 設定ページが表示されます。この画面からも本体で行う各種設定の変更が可能です。

(4) 左のメニューより「コンテンツセット」を選択し、「プロバイダ設定ファイル」の[参照]ボタンを押下します。※端末には専用の「コンテンツセット」があらかじめインストールされています。各種機能が使用できなくなりますので「コンテンツセット」および「コンテンツセット設定ファイル」は絶対に更新しないでください。万一行ってしまった場合は有償での修理となりますのでご了承ください。

(5) 作成したプロバイダ設定ファイル(『プロバイダ設定ファイルの設定 (p.4)参照』)を選択し、[開く]ボタンを押下します。

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Times 勤怠管理システム Pit Touch Pro 設定マニュアル2 初期設定方法

(6) ファイルが選択されていることを確認し、[更新]ボタンを押下します。更新されるとメッセージが表示されますので完了までお待ちください。

(7) 左のメニューより「再起動・シャットダウン」を選択し、 [再起動]ボタンを押下します。(本体端末から再起動を行う場合は、電源ボタンを 2秒以上押下し、機能選択メニューから[再起動]ボタンを押下してください)

(8) これで Times 用の初期設定が完了しました。Times に登録済みの FeliCa カードで打刻が行えます。打刻方法の詳細につきましては「Pit Touch Pro ユーザーマニュアル」をご覧ください。

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Times 勤怠管理システム Pit Touch Pro 設定マニュアル2 初期設定方法

3 画面について3.1 メイン画面

① 管理ボタン 『管理画面(p.25)』を表示します。

管理画面では、打刻データの USB メモリへの保存やカード名の登録ができます。※カード名の登録については Times では使用しないため、登録の必要はありません。

② 未送信データ件数 ネットワークが使用できないなどの理由で、サーバに送信できていない打刻データの件数を表示します。

ネットワークにつながり次第、サーバへ再送されます。 未送信データが存在する状態で再起動した場合、未送信データはそのまま保存され件数が表示されます。再

起動後にネットワークにつながればサーバへ再送されます。 未送信データがない場合は何も表示されません。未送信データが8000件になると『未送信データフル画

面(p.15)』が表示されます。

③ ネットワークアイコン ネットワークが使用可能な状態かを表示します。

接続中 ネットワークを使用できます。

未接続 ネットワークを使用できません。

④ ステータスボタン 打刻種別を切り替えます。選択されている種別は太い赤枠で囲まれます。(画像は「出勤」選択状態)

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① ② ③

Times 勤怠管理システム Pit Touch Pro 設定マニュアル2 初期設定方法

3.2 未送信データフル画面

未送信データ件数が 8000件になると表示されます。この画面が表示されている間は打刻することができません。未送信データがサーバへ再送されて 8000件未満になると、メイン画面が表示され、打刻可能となります。このメッセージが表示されたときは、設定やネットワーク設定を確認してください。サーバ通信が可能になると、未送信データフルの状態が解消されます。

3.3 エラー画面ピットタッチ・プロの設定値が不正であるなどの理由で、勤怠打刻の動作が正常にできない場合に表示されます。エラーには【設定値エラー】【初期設定値エラー】【内部エラー】がございます。

【設定値エラー】プロバイダ設定ファイル(『プロバイダ設定ファイルの設定(p.4)参照』)の設定値が不正の場合に表示されます。[エラーコード](line:[エラーの発生した行番号])の形で表示されます。下記のエラーコードの場合は、プロバイダ設定ファイルの該当箇所を修正し、再度ブラウザ設定からプロバイダ設定ファイルの更新(『Web ブラウザからの初期設定(p.11)参照』)を行って下さい。

エラーコード エラー内容P102 「サーバ URL」内容エラーP126 「ステータス自動変更時間帯 1」内容エラーP127 「ステータス自動変更時間帯 2」内容エラー

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それ以外のエラーコードの場合は端末を再起動して、エラーが解消されるか御確認ください。エラーが解消されない場合は弊社へお問い合わせください。また、お問い合わせの際はお客様が作成したプロバイダ設定ファイルをご一緒に送付してください。

【初期設定値エラー】および【内部エラー】端末を再起動しても直らない場合は、弊社へお問い合わせください。お問い合わせの際は、サポートログ(『イベント・サポートログ(p.19)参照』をご一緒に送付してください。

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4 ピットタッチ・プロのその他操作ピットタッチ・プロの設定は、端末本体やWeb ブラウザでの Web 設定ページから行うことができます。Web 設定ページにアクセスするには、設定パスワードの入力が必要です。Web ブラウザからの設定、本体からの設定が行える項目は下記をご覧ください。※Times での利用上、×がついている設定項目については絶対に操作しないでください。操作により正常に動作しなくなってしまった場合は有償での修理となりますのでご了承ください。

設定項目

Web ブラウザ 本体○:設定可能-:設定非対応×:Times利用上、操作不可

設定音量設定/明るさ設定 ○ ○ファームウェア自動更新設定 × ×コンテンツセット自動更新設定 × ×LAN ポート設定 ○ ○通信モジュール設定 × ×無線 LANモジュール設定 × ×プロキシ設定 ○ ○時刻設定 ○ -NTP サーバ設定 ○ ○情報表示端末情報表示/ネットワーク情報表示/プロキシ設定表示 ○ ○メインテナンスコンテンツセット更新/コンテンツセット設定ファイル更新 × ×プロバイダ設定ファイル更新 ○ -コンソールログ表示・削除 ○ -設定初期化/コンテンツセットクリア × -ファームウェア更新 × ×設定パスワード変更 ○ -イベントログ表示 ○ -サポートログ取得・削除(※) ○

※サポートログ削除は×

再起動・シャットダウン ○ ○

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4.1 Webブラウザからの操作Web 設定ページへのアクセス方法は『Web ブラウザからの初期設定(p.11)』をご覧ください。本マニュアルでは一部の設定方法についてご案内しています。その他各設定項目の詳細に関しましてはメーカーのサポートページからもご確認いただけます。

4.1.1時刻設定左端メニューより「時刻設定」を選択します。端末で表示される時刻に関して設定することができます。[設定]ボタンを押すと、即時反映されます。

■自動時刻あわせ設定NTP サーバ名

NTP サーバのホスト名または IP アドレスを入力します。日本標準時で使用したい場合、基本的には初期状態で設定されている NTP サーバ設定のままでご利用いただけます。

この項目を設定すると設定後または起動後に NTP サーバに接続し、時刻が設定されます。以降、24 時間ごとに NTP サーバに時刻を問い合わせます。※NTP サーバへの接続に失敗した場合は、1 時間後に再度問い合わせます。

NTP サーバを空欄で設定したい場合は「手動設定」または「パソコンの時刻から設定」で時刻の登録を行ってください。

■手動時刻設定現在時刻

現在設定されている時刻が表示されます。(本ページを開いた時点の時刻が表示され、更新されません)

手動設定 「年 / 月 / 日 / 時 : 分 : 秒 (YYYY/MM/DD hh:mm:ss)」の形式で時刻を入力します。 設定できる範囲は、2010 年 1 月 1日 0 時 0 分 0秒(2010/01/01 00:00:00)から 2037 年 12 月 31日 23

時 59 分 59秒(2037/12/31 23:59:59)までです。

■パソコンの時刻から設定 使用している Web ブラウザの JavaScript が ON の場合、パソコンの時刻が表示されます。

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Times 勤怠管理システム Pit Touch Pro 設定マニュアル2 初期設定方法

本製品は時刻情報のバックアップにコンデンサを採用しています。そのため、給電されない状態が 5日程度(※)

続くと、時刻情報がリセットされます。リセットされると時刻情報は「 2001/01/01 09:00:00」となります。ま

た、時刻情報の制度は平均月差±60秒(※)です。

※使用状況や環境により異なります。

4.1.2設定パスワード変更左端メニューより「設定パスワード変更」を選択します。位置の設定変更時に表示される設定パスワードを変更することができます。[設定]ボタンを押すと、即時反映されます。

■設定パスワード変更現在の設定パスワード

現在設定されている設定パスワードを入力します。※現在設定されているパスワードは表示されません。

設定パスワード 新しい設定パスワードを入力します。(半角数字 4~20 文字まで)

設定パスワード(確認) 確認のため同じ設定パスワードを入力します。

4.1.3イベント・サポートログ左端メニューより「イベント・サポートログ」を選択します。イベントログ・サポートログを取得できます。メーカーへの問い合わせの際、これらのログを取得していただく場合があります。

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お客様が設定されたパスワードは弊社では確認できない仕組みとなっています。また、お客様自身がパスワードをクリアすることはできませんので、忘れないよう十分ご注意ください。万一忘れてしまった場合は有償での修理となりますのでご了承ください。

Times 勤怠管理システム Pit Touch Pro 設定マニュアル2 初期設定方法

■サポートログイベントログ表示

システムで発生した各種ログが表示されます。

サポートログ取得 サポートに送るために必要なサポートログをファイルで取得します。取得したファイルの内容を参照するこ

とはできません。

サポートログ削除 サポートログを削除します。イベントログも同時に削除されます。

メーカーへの問い合わせの際、これらのログが必要となるため、絶対に削除は行わないでください。

上記の操作を行うと、一時的にピットタッチ・プロのパフォーマンスに影響が出る場合があります。

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Times 勤怠管理システム Pit Touch Pro 設定マニュアル2 初期設定方法

4.1.4コンテンツセットとコンソールログ左のメニューより「コンテンツセット」を選択します。プロバイダ設定ファイルの更新(『Web ブラウザからの初期設定(p.11)参照』)や、コンソールログの確認が行えます。

■コンソールログ本端末では、サーバ通信、各種操作、エラーなどのイベントが発生した場合に、コンソールログへ記録します。各コンソールログの末尾に記録される、「http://localhost/s.js:8」は、コンテンツセット内のファイルと行番号を示しています。ピットタッチ・プロのコンソールログの仕様により、自動的に付加されます。

【送信ログ】サーバへの初回の通信時と再送時にそれぞれ送信ログが記録されます。送信ログは「,」(半角カンマ)区切で表示されます。Times では再送設定を行う設定にしているため、FeliCa カードをかざした後のサーバへの通信に失敗した場合、送信ログは初回通信時と再送完了時の 2回出力されます。送信ログは初回通信、再送ともに通信が完了したタイミングで記録されます。

<表示例>[出勤]ボタンを選択した状態で FeliCa をかざし、サーバ通信が完了した場合送信完了,2015/11/30 11:19:28,FeliCa,01015019D03F402,01,,200,00,,http://localhost/s.js:8

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端末には専用の「コンテンツセット」があらかじめインストールされています。各種機能が使用できなくなりますので「コンテンツセット」および「コンテンツセット設定ファイル」は絶対に更新しないでください。万一行ってしまった場合は有償での修理となりますのでご了承ください。

Times 勤怠管理システム Pit Touch Pro 設定マニュアル2 初期設定方法

コンソールログで表示される項目とその内容項目 表示内容 説明通信結果 送信完了 サーバへの送信が完了しました。

送信失敗 サーバへの送信に失敗しました。(再送失敗時には表示されません)

再送完了 サーバへの再送が完了しました。通信日時 YYYY/MM/DD hh:mm:ss 通信が完了した日時です。カード種別 FeliCa / Mifare1K / Mifare4K /

MifareUL検出した非接触 IC カードの種別です。 Times では「FeliCa」が表示されます。

カード ID FeliCa:16桁の 16進数値MIFARE:8~20桁の 16進数値(英字は大文字)

Times では「FeliCa」の ID が表示されます。

ステータス 01~04 の数値または空欄 カード検出時に選択されていたステータスに対応する値です。Times では「01(出勤)」または「02(退勤)」が表示されます。

食事ステータス 00~04 の数値または空欄 Times では使用しないため空欄となります。HTTP ステータスコード

000~999 の数値または空欄 HTTP/HTTPS 通信でサーバから受信した StatusCodeです。通信失敗時や通信未発生時など、StatusCode が受信できなかった場合は空欄になります。

リザルトコード 00~FF の 16進数値または空欄 サーバから受信したリザルトコードです。通信失敗時や通信未発生時など、リザルトコードが受信できなかった場合は空欄になります。【Times から返されるリザルトコード】00:成功50:該当の FeliCa カードが Times側に登録されていな

い。90:端末から受信した内容が不正   →弊社へお問い合わせください。99:システムエラー   →弊社へお問い合わせください。

カード登録名 1~32 文字または空欄 カード ID に対応する登録名です。Times では未登録のため空欄となります。

■設定エラーログ勤怠パッケージ設定値エラーが発生した際、発生日時およびエラーコードと共に設定エラーログを記録します。

<表示例> 「サーバ URL」内容エラーが発生した場合2015/11/30 11:19:28 , 設定値エラー,P102 (line:3) , http://localhost/s.js:8

【その他設定値エラー】エラーコード エラー内容P102 「サーバ URL」内容エラーP126 「ステータス自動変更時間帯 1」内容エラーP127 「ステータス自動変更時間帯 2」内容エラー

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Times 勤怠管理システム Pit Touch Pro 設定マニュアル2 初期設定方法

4.2 本体からの操作本マニュアルでは一部の設定方法についてご案内しています。その他各設定項目の詳細に関しましてはメーカーのサポートページからもご確認いただけます。

4.2.1機能選択画面表示方法メイン画面が表示されている状態で電源ボタン(『端末の設置と初期設定(p.6)参照』)を 2秒以上押下すると、機能選択メニューを表示が表示されます。

機能選択画面および他の画面で[終了]ボタンを押下すると、メイン画面に戻ります。

機能選択および他の画面の右上には、ネットワークの接続状態を示すアイコンが表示されます。

未接続 ネットワークに接続していない状態です。

接続中 ネットワークに接続中の状態です。

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電源ボタンを 2秒以上押下

Times 勤怠管理システム Pit Touch Pro 設定マニュアル2 初期設定方法

4.2.1.1 メインテナンス機能選択画面から[端末設定]ボタンを押下して端末設定画面を開きます。[メインテナンス]ボタンを押下し、『設定パスワード認証画面(p.8)』で設定パスワードを入力すると、メインテナンス画面が表示されます。USB メモリへの設定のバックアップおよび USB メモリからの設定の復元が行えます。USB メモリについては『USB(p.31)』をご覧ください。

■設定バックアップメインテナンス画面で[設定バックアップ]ボタンを押下すると、設定バックアップ画面が表示されます。

USB メモリに現在の設定値をバックアップする場合は、USB ポートに USB メモリを接続し、[バックアップ]ボタンを押下します。バックアップファイルが USB に保存されます。

【バックアップ可能な設定項目】 端末設定(音、明るさ、自動更新) LAN ポート設定 通信モジュール設定(Times では使用していません) 無線 LANモジュール設定(Times では使用していません) プロキシ設定 時刻設定 設定パスワード

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Times 勤怠管理システム Pit Touch Pro 設定マニュアル2 初期設定方法

以下の設定および情報はバックアップされません。

コンテンツセット設定ファイル 端末設定パスワード認証

プロバイダ設定ファイル 検出ログ

ファームウェア更新確認サーバ URL カード登録情報

コンテンツセット更新確認サーバ URL コンソールログ

バックアップファイルは USB メモリ内のルートフォルダにファイル名「PitTouchPro.set」として保存されます。すでに同名のファイルが存在する場合は上書きします。また、バックアップファイルは暗号化されているため、お客様が内容を参照することはできません。バックアップファイルの作成日時および上書きする際の更新日時には、UTC 時間を採用しています。

■設定復元メインテナンス画面で[設定復元]ボタンを押下すると、設定復元画面が表示されます。

USB メモリから設定値を読み込んで本端末に復元する場合は、バックアップファイルを保存した USB メモリを USBポートに接続し、[設定復元]ボタンを押します。

4.2.2管理画面メイン画面の管理ボタンを押すと管理画面が表示されます。管理画面から打刻データ(検出ログ)の USB メモリへの保存やカード名の登録を行うことができます。USB メモリについては『USB(p.31)』をご覧ください。(管理画面から[終了]ボタン押下でメイン画面に戻ります)

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バックアップファイルは変更しないでください。設定を復元できなくなります。

Times 勤怠管理システム Pit Touch Pro 設定マニュアル2 初期設定方法

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Times 勤怠管理システム Pit Touch Pro 設定マニュアル2 初期設定方法

4.2.2.1 検出ログFeliCa カードを端末にかざすと、検出ログが記録されます。記録された検出ログを USB メモリに保存し、パソコンなどから参照できます。検出ログは最大で8000件まで保存できます。USB メモリについては『USB(p.31)』をご覧ください。※Times では通常使用することはありません。

※最大件数の検出ログを保存している状態で、新たに FeliCa カードが読み込まれた場合は、送信ステータスが[送信完了]のログのうち、検出時刻が最も古いログを 1件削除して新しいログを保存します。[送信完了]のログが 1件もない場合は、『未送信データフル画面(p.15)』が表示され、新たな FeliCa カードの読み取りは行われません。

■保存方法

管理画面で[検出ログ]ボタンを押すと、検出ログ画面が表示されます。指定した期間内に検出・記録した検出ログを検出ログファイルとして USB メモリに保存することができます。

保存開始日 指定した日付以降に検出・記録したログを保存します。管理画面から検出ログ画面を表示した時点では前月の 1日の日付が表示されています。

保存終了日 指定した日付以降に検出・記録したログを保存します。管理画面から検出ログ画面を表示した時点では現在の日付が表示されています。

それぞれの項目で[変更]ボタンを押下すると日付設定画面が表示されます。日付の設定後[設定]ボタン押下で検出ログ画面に戻ります。

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Times 勤怠管理システム Pit Touch Pro 設定マニュアル2 初期設定方法

検出ログ画面で[保存]ボタン押下すると検出ログ保存画面が表示されます。USB メモリに検出ログを保存する場合は、USBポートに USB メモリを接続し、[はい]ボタンを押下します。検出ログファイルが USB メモリに保存されます。

■検出ログファイル名検出ログファイルは、USB メモリ内のルートフォルダに以下のようなファイル名で保存されます。すでに同名のファイルが存在する場合は

上書きされます。検出ログファイルの作成日時および上書きする際の更新日時には、UTC 時間を採用しています。

<端末 ID> _ <現在の年月日> _ <現在の時分秒> .csv  (例:01234567_20120905_132015.csv)

■検出ログ表示例検出ログの各情報を「,」(半角カンマ)で区切り、CSV ファイルとして保存します。[出勤]ボタンを選択した状態で FeliCa をかざし、サーバ通信が完了した場合2015/11/30 11:19:28,FeliCa,01015019D03F402,,01,,0,0,1,2015/11/30 11:19:35,200,00

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Times 勤怠管理システム Pit Touch Pro 設定マニュアル2 初期設定方法

■表示される項目とその内容項目 表示内容 説明カード検出時刻 YYYY/MM/DD hh:mm:ss FeliCa を検出した時刻です。カード種別 FeliCa / Mifare1K / Mifare4K /

MifareUL検出した非接触 IC カードの種別です。 Times では「FeliCa」が表示されます。

カード ID FeliCa:16桁の 16進数値MIFARE:8~20桁の 16進数値

Times では「FeliCa」の ID が表示されます。

カード登録名 1~32 文字または空欄 カード ID に対応する登録名です。Times では未登録のため空欄となります。

ステータス 01~04 の数値または空欄 カード検出時に選択されていたステータスに対応する値です。Times では「01(出勤)」または「 02(退勤)」が表示されます。

食事ステータス 00~04 の数値または空欄 Times では使用しないため空欄となります。結果 0 または 1 打刻結果です。再送の有無に関わらず、サーバへの送信

が成功した場合に 0 になります。オフラインモード、または未対応フォーマット応答受信時に代理応答を行う設定の場合も 0 となります。

送信ステータス 0 または 1 再送も含め、サーバとの通信が完了していない場合は 1になります。サーバとの通信が完了した場合、またはオフラインモードの場合は 0 になります。

サーバ通信結果 0~2 または 10~15 の数値 0:オフラインモードのため、サーバ通信を行いませんでした。1:サーバとの通信が成功しました。2:サーバから未対応フォーマットを受信しましたが、設定に従い代理応答を実行しました。10:サーバから失敗応答を受信しました。11:サーバとの通信がタイムアウトしました。12:サーバから HTTP/HTTPS StatusCode が 200 以外の応答を受信しました。13:サーバから未対応フォーマットを受信しました。14:ネットワーク未接続のため、サーバ通信を行いませんでした。15:その他通信エラーが発生しました。

通信終了時刻 YYYY/MM/DD hh:mm:ss 最後に行ったサーバ通信が終了した時刻です。再送が発生するたびに更新されます。ネットワーク未接続時やオフラインモードの場合はカード検出時の時刻になります。

HTTP ステータスコード

000~999 の数値または空欄 最後に行った HTTP/HTTPS 通信でサーバから受信したStatusCode で す 。 通 信失敗時や通 信 未発生時 など、StatusCode が受信できなかった場合は空欄になります。

リザルトコード 00~FF の 16進数値または空欄 サーバから受信したリザルトコードです。通信失敗時や通信未発生時など、リザルトコードが受信できなかった場合は空欄になります。

【Times から返されるリザルトコード】

00:成功50:該当の FeliCa カードが Times側に登録されていな

い。90:端末から受信した内容が不正   →弊社へお問い合わせください。99:システムエラー   →弊社へお問い合わせください。

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4.2.2.2 カード登録Times では本機能は使用しません。

4.2.3USB Times では通常の操作に USB ポートは使用しませんが、設定バックアップ(『メインテナンス (p.24)』参照)や検出ログ保存(『管理画面(p.25)』参照)など、必要に応じてご利用いただけます。本端末の USB ポートは背面にあります。

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USB ポートに接続する USB メモリは FAT形式である必要があります。USB メモリ全ての機器で動作するとは限りません。事前に検証することをお勧めします。また、指紋認証付きなどの特殊な USB メモリは除きます。通信モジュール、無線 LANモジュールおよび USB ハブは使用できません。

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