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最初のお断り
今回の主旨は「子どもを持つことってすばらしい!」ということではありません。なぜなら
「自分に似ている子ども」が欲しいと思わないな
自分は容姿に悩んだ同じ想いをさせたくない
子どもの一生責任取れるのかな
仕事が好きだやめたくない
「ひとの親」になんてなれるかな
20代のわたし
30歳を目前に色々考えた
夫婦は二人、わたしの気持ちだけで旦那さんの「子どもをもつ」機会を奪って後悔しない?
容姿には悩んだけど両親のせいだと思ったことはない
20歳以降はひとりでなんとかやってきた
子どもは子どもだけどひとりの人間なんだ
母も父もむかしは「親」じゃなかったはず
絵を描く・デザインに出会えて幸せだ
自己紹介
すみだあやか(角田綾佳)Webデザイン&イラストレーター
制作会社でのWebデザイナーを経て2006年にフリーランスに。主にLPやサイトのデザイン、イラストを制作しています。
チョコ 書類作成すきなもの にがてなもの
子どもが生まれるまで
毎日好きな時間に起きて好きな時間まで仕事夕飯は23時以降、平日外食も週1~2回洗濯も掃除も2日に1度で事足りる忙しい時は「ちょっと待ってね」でOK週末は二人でぶらぶらでかけて帰宅は夜遅く給料はお互い決まった額を振り込んであとは自由
before
子どもが起きればそれが朝仕事が詰まっても17時半には夕飯準備、18時には保育所へ夕飯は19時、子連れで外食する方が大変あっという間に汚れる家とこども服、洗濯も掃除も毎日「ちょっと待ってね」「自分でやって」が通じる相手じゃない週末は授乳室の有る無しで行き先が決まる産休中は無給だし貯蓄も考えると家計も明らかに
子どもが生まれてafter
お仕事の内訳
制作会社 デザイン
9 81
1 1直クライアント イラス
ト
コーディング
MacBookPro 15インチEIZO 27インチモニタEPSON プリンタスキャナWACOM intuosAdobeCC 主にFireworksモリサワパスポートLETS
制作会社
ディレクションがあるWeb制作の知識がある
繋がりで紹介してもらえる
提案を自分でできる金額の交渉がしやすいノウハウを溜めやすい
スケジュール調整が融通できない実績として表に出しにくい
真のパートナーになるのは至難
Webサイトのリテラシーは様々制作金額への感覚の開きが大きいコミュニケーションコストが大きい
直クライアントor私はこっちが多い
私の思ういいところ
私の思うむつかしいところ
見積苦手です…
ワイヤーフレームだけでは修正回数や先方のこだわりなど知るのはむつかしい、いろいろヒアリング必要。「予算ありますか?」と聞いた方が話が早いこともある。「トップページだから◯◯円です」じゃなくて、「これにそれだけの価値があるのか」と言う視点も持っていたい修正回数などは特に決めてません。
フリーランスあるある
脱メール!を掲げてチャットツールなどに移行するもおつきあいの会社さんそれぞれツールが違うため、チャットワーク・Slack・サイボウズLive・Backlog・Trello・facebookメッセージ・TwitterDMでしごとの話が来るため結局メールで通知を受け取っている。
正直ネックになることもある
フリーランスは「いつでも頼める」というメリットを感じているところもおおい。
むかしの自分のような「24時間365日」のひとにはどうやっても勝てない。
働き方やじぶんの立ち位置を見直すきっかけに
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1日の流れ
わたし
こども
旦那さん
しごと
しごと
しごと しごと
保育所 睡眠睡眠
お迎え夕飯片付けおふろ
睡眠
睡眠
家事
家事
朝ごはん・保育所支度
夕飯・家事
保育所の送迎
MON TUE WED THU FRI SAT SUN
休 休
休 休
朝
夕
ここは旦那さんに頼りっぱなし…2013年10月頃から火・水は定時で帰る日、と決めて頑張ってくれている。保育所でもお父さんの送迎は多いけど保護者会役員はお母さんばっかり。
旦那さんありがとう!!
遠足、夏まつり、運動会、こどもまつり、交流会、発表会、懇談会、個人面談…
準備品、名前付け洗濯物めっちゃ多い
平日行事や保護者会の仕事など割とある
手づくりじゃないと無理なものもある0歳児のころは1日に4、5回衣装チェンジ。洗濯は毎日じゃないと無理…
正直大変 \(^o^)/
でも
保育所なしではやっていけません
子どものこと一番に考えてくれる気がつかないことまで見てくれるおいしいごはん出してくれるめいっぱい遊ばせてくれる何より子どもがとても楽しそう!
保育所に預けるのが最高!とは思わない。でも「かわいそう」「ごめんね」とは絶対思いたくない。「かわいそう」って言ってしまったら子どもに申し訳ない。
集団生活で避けて通れない「発熱」「感染症」「病気」
0歳、1歳児クラスの頃は電話が鳴るのが恐怖(お迎え要請)1ヶ月で3回感染症になったことあり感染症は熱が下がっただけでは登園できない3歳の頃に鼻の奥の手術で1週間入院
いつも7割程度の稼働率、何もなければ「良かった」で済むフリーランスなので仕事の代理は頼めないが家にはいられる
子どもは入院になりやすい(聞いてみると入院経験ある人は多い)
※病児保育という手もある
17:30には夕飯をつくるため仕事を一度離脱。お迎えの自転車は外の空気を吸って気分転換に。仕事から離れることで気付きを得ることもある。22時からまた気持ちもあたらにスタートできる。
お迎えや夕飯・お風呂はいい気持ちの切り替えに
お互いの年収はじめて知りました
出産前はお互い決めた分だけ生活口座に入れて生活費(家賃・光熱費・食費)にしていた、欲しいものは自分で買う。自主育児休暇で無収入(生活費は免除)の中、携帯代や洋服代で減ってゆく貯金にストレス爆発!そこからお互いの年収を明らかにして、初のお小遣い制を導入。
言いにくいこともちゃんと話さないと急に炎上する
変なプライドでお小遣いください、が言えなかった
お弁当やめました
ずっと作ってきたお弁当を去年やめました。「仕事も家事も完璧にこなす素敵母」に憧れていつの間にか無理に続けていた。それでギスギスしたり、理想とのギャップに苦しむくらいならいっそ止める勇気も必要。「あの人は出来てるのに何でわたしは・・・」ひとと比べない。
「もういいから」って言われた時は正直ショックだった
でもきっぱりやめて良かった
太りました
太りにくい体質だったのに気がつけばおなかに肉が。子ども生んでるんだから当然!と言われても「以前と違う」自分の姿はやっぱり落ち込む…洋服も似合わなくなった。(ちなみに仕事再開したらちょっと痩せました)
母乳で痩せないひともいる・・・
出産でいろんなものが大きく変わる
出産で、自分の体も心も生活も環境も大きく変わった。「早くもとに戻さないと」「前はもっと◯◯だったのに」という思いを自分にも旦那さんにも持っていた。子どもの成長を見ているうちに、ひとは「元に戻る」ということはない当たり前のことに気がついた。「元に戻る」→「新しい形になる」ということを目指せるようになった。
視野が広がるのではなく階層が変わる
母親と言う視点がプラスされると思っていたけれど、ひとは自分のいる階層しか見えない。自分の状況や思いをひとと共有するのはむつかしい。「何で理解してもらえないんだろう」に苦しまない。
子どもと同時に「母親」「父親」も生まれる
子どもがいない時は「ひとの親って立派だな」と思っていたし、「立派な人がひとの親になる」と思っていた。子どもが生まれて、誰でも母親父親1年生から始まるんだ、と気がついた。最初から立派な親なんていないし、小さい子どもは寝たらなんでも忘れるので人間はうまいことできている。
産むなら会社員?フリーランス?
お金の面、保育所の面で言えば断然「会社員!」でもフリーランスには自宅で出来るメリットもある。(つわりが軽かったけど、通勤がなかったからかも?子どもが発熱しても仕事しながら見られる)Web業界&受託制作で「ママに優しい職場」というのは相当むつかしいと感じている。(第一なんでママだけなの…パパにも優しくして)
きっかけ
作ってみて思ったこと
うれしいこと
「見てもらう」のはむつかしい(クライアントさんの悩みと同じ)。そのかわり自分の中での理解はすごく進む。
2013年エイプリルフールのネタ記事がGigazineに載った。ブログを書いている、という共通点で色んなひとと知り合えた。「こんな人間で、こんなこと考えてます」という名刺替わりになる。
イラストを描くのが好きなのでそのTipsを書こうとおもった。
コンテストに出してみる
2014年・最強の年賀状大賞 ストックフォトサイト 123RFの広告を作ろう!
チェスをモチーフにしたので写真にもひと工夫 お笑いっぽい作品が少ない中&素材の中でもむつかしいアザラシを使う「目立つための作戦」
優秀賞大賞
タイミングも大事
2015-04-22 23:16:01
2015-04-23 04:28:25
鷹野さん)超センスいいですよね
はじめまーすと言ってから数時間で...Twitterでは一番乗り
「24H-Illustrator」内企画で、夜中にツイートを見かけて「一番乗りは目立つから絶対一番乗りする!」と思って夜中に作った。
※作品は現在も募集中
ω
やったぜ
なんで?
自分のことは誰も知らない、興味ない。「◯◯のひと」になりたければ手を動かして証明するしかない。
自信なんて自然に湧いてこない。小さなことでも「評価される」経験を作って自信にするしかない。
勉強会やセミナーで出会っても深くは知り合えない。プロジェクトやコミュニティでは普段繋がれないようなひとと一緒に制作が出来る。仕事ぶりが見えるのでお仕事に繋がることも。
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