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のぼりセミナー 印刷方法について

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Page 1: のぼりセミナー 印刷方法について

堀江織物株式会社

のぼりの印刷について

Page 2: のぼりセミナー 印刷方法について

印刷方法の紹介→弊社ではシルク印刷をはじめとして以下の印刷に対応しております。

<印刷対応素材>ポリエステル、綿

<工程>製版→調色→プリント→乾燥顔料プリント

<特徴>◯鮮やかで強い発色◯ロットが増えると安くなる。◯ベタ塗りがキレイ◯裏抜けが良好×製版などのイニシャルコストがかかる×少ロットは割高×写真分解はドットが粗い

シルクスクリーン印刷

<印刷対応素材>ポリエステル(各種全般)

<工程>転写紙へプリント→熱プレス分散染料プリント

<特徴>◯1枚から 4色印刷対応可能◯対応素材が豊富◯両面対応可能◯洗濯できるので、法被などにも対応可能×ロットが増えると割高×納期がかかる

昇華転写印刷

<印刷対応素材>ポリエステル(ポンジ、トロピカル、スエードのみ)

<工程>布へプリント→発色分散染料プリント

<特徴>◯1枚から 4色印刷対応可能◯ロットが増えると安くなる。◯プリントスピードが早い×対応メディアが限られる×裏抜けが弱い

ダイレクト印刷

<印刷対応素材>ターポリン

<工程>直接メディアにプリント有機溶剤インク

<特徴>ターポリンなど大型の懸垂幕や横断幕に使用します。

溶剤インクジェット印刷

<印刷対応素材>綿、麻などの天然繊維

<工程>製版→調色→プリント→蒸し→乾燥染料印刷

<特徴>のれんや法被など天然繊維へのプリントに適しています。

反応染印刷 (外注 )

Page 3: のぼりセミナー 印刷方法について

弊社取扱の布について

セルロース繊維

綿 麻 レーヨン

帆布

タンパク繊維

絹 羊毛

ナイロン

ポリエステル

ポンジ

トロピカル

スエード

テトロン帆布

サテン

ビニール

ターポリン

反応染め

顔料プリント顔料プリント

昇華転写印刷

ダイレクト印刷

溶剤プリント

弊社ではプリント致しません

プリントは主に、ポンジを中心とするポリエステル繊維への印刷をしております。ポリエステルにはシルク印刷とオンデマンド印刷(昇華転写とダイレクト印刷)に対応しております。綿(カツラギ、天竺)などの反応染めについては協力工場にてプリントしております。

Page 4: のぼりセミナー 印刷方法について

印刷の流れ~シルクスクリーン印刷/昇華転写印刷/ダイレクト印刷比較

データ処理

色分解

製版 調色 (色数分 )

型の焼付け

生地カット

シルクスクリーン捺染(なっせん)

乾燥

パイプなど部品手配

縫製

セットアップ梱包

出荷

データ処理

熱転写プリント

熱転写プレス

生地カット

データ処理

ダイレクトプリント

発色熱加工

生地カット

ご注文

シルクスクリーン印刷 昇華転写印刷 ダイレクト印刷

<注文から印刷までの流れ>ご注文をいただいてから納品までの大まかな流れです。お客様からのご依頼内容から、ご要望をお聞きし、枚数や色数によって印刷方法を決定します。納期も印刷方法によって変わります。

シルクスクリーン印刷は工程数は多く見えますが、プリントスピードが早いので、ロットが多くなっても問題ありません。

オンデマンド印刷は工程数は少ないので、少ロットに向きますが、プリントスピードが遅いため、枚数が多い場合に、プリントの込み具合によって納期がかかる場合があります。

Page 5: のぼりセミナー 印刷方法について

データ処理~ 入稿データを印刷するために加工・処理をします。

<アイテムの種類による処理> のぼり・・・チチをつけるための目印を付けます。 タペストリー・・・パイプを通す棒袋をたします。 腰幕・・・プリントの間が繋がっているかチェックします。

<後加工に必要な> 三巻縫製やパイプを通す袋縫いなど塗り足しを考えて、 データの修正を行います。

<防炎加工の有無>※シルク印刷の場合 シルクスクリーンではインクの中に防炎剤を練りこんで印刷することで、防炎性能を持たせます。 印刷時に白い部分は生地が燃えるため、白地の部分にも防炎剤をプリントしますので、シルク印刷の防炎加工は色数+ 1色となります。(昇華転写印刷とダイレクト印刷の場合は生地を変えるだけです)

<色数分の製版データに分ける>※シルク印刷の場合

( 1)シルク印刷ー特色印刷の場合シルク印刷の場合は色数分、製版が必要です。 DIC 指

定や PANTONE 指定に合わせて製版しインクを調色します。 

<色数分の製版データに分ける>※シルク印刷の場合

( 2)シルク印刷ー写真分解印刷の場合シルク印刷で写真分解がある場合は、写真を C(シア

ン ) + M(マゼ ンタ ) + Y(イエロー ) + BK( ブラック )に分けます。文字などをはっきり見せたい場合は、文字色を特色で

印刷して、 4色分解+特色 1色→ 5色にして対応します。デザインなどで不安でしたら、事前にご相談ください。

 

Page 6: のぼりセミナー 印刷方法について

<シルクスクリーン印刷工程>製版と調色

<型を作る>( 1)紗張り   アルミ製の型枠に、メッシュの   「シャ(紗)」を貼ります。   写真用と特色用で目の細かさを   変えたり、シャを貼る角度を   付けてモアレを防ぎます。

( 2)乳剤塗布   シャ張りした版に乳剤を塗ります。

( 3)製版   印刷時に色の抜ける部分を製版機   で印刷していきます。

( 4)感光   感光機で色の抜けない部分の乳剤を   固着させます。

( 5)水洗い   感光した版を水洗いして、インクの   通る部分の薬剤を落とします。

( 6)完成

<調色>( 1)指定色の確認   特色印刷の場合は、ご指定色を確認し、   弊社独自のレサイプで調色します。

( 2)調色   印刷物の大きさ、色の面積、枚数   から使用するインクの量を考え   色を混ぜます。   顔料は色を固着させるバインダーと   インクを混ぜて作ります。   防炎の場合は防炎糊の入ったバイン   ダーを使用します。

   よく使う金赤などは自社オリジナル   の発色のいいものを使用します。  

Page 7: のぼりセミナー 印刷方法について

<シルクスクリーン印刷工程>生地カット→プリント

<生地をカットする>( 1)幅カット   短納期対応の為、弊社では幅広の   反物を仕入れて、自社内でカット   しています。

   カットは高周波により熱カットで   ほつれを防止しております。

<シルクスクリーンプリント>(印 刷 幅)幅 110センチまでの印刷に対応しております。(印刷色数) H1800−−− 6版まで       H2700ーーー 4版まで となります。

( 1)生地をセットする。

( 2)型のセット   製版した型をセットします。   基本は濃色~ 薄い色の順です。

( 3)スキージのセット   色の濃淡や写真分解など仕上がり   にあわせて固いスキージや柔らかい   スキージを使い分けています。

( 4)顔料のセット   途中で色が切れないように、注意   しながら顔料を補充します。

( 5)乾燥   プリントできたものから自動で   乾燥機へ送られていきます。

<縫製>( 1)ヒートカット   プリントしたものを周囲を熱処理   でほつれ無い様にカットします。

( 2)縫製   のぼりのチチつけは専用の自動   ミシンで行います。   タペストリーなどのパイプを通す   場合は袋縫いをします。

( 3)部材セット   タペストリーなどのパイプ入れや   ひも通しをセットします。   防炎シールなどもはって袋へいれます

  

Page 8: のぼりセミナー 印刷方法について

昇華転写印刷                ダイレクト印刷

<昇華転写プリント>

( 1)転写紙にプリント   入稿データを元に転写紙に反転   したデータを送り、プリントし   ます。

   幅は 154センチまで対応可能で   す。(生地により前後します)

<熱転写プレス>

 プリントした転写紙と印刷する素材を セットして、 220 度で圧力を掛けながら  30 秒かけて熱転写にてデザインを布に 移していきます。

 生地やその日の気温に合わせて温度の 調整をします。

 インクについては大容量のインクを 使用しており、印刷途中でのインク切れ を起こさないようにしております。

<ダイレクトリント>

( 1)素材へ直接プリント   入稿データを元に布へ直接プリ   ントします

   幅は 180センチまで対応可能で   す。(生地により前後します)

<発色加工>

 プリントした素材を 220 度の熱を かけることで、色を発色させます。

 インクについては大容量のインクを 使用しており、印刷途中でのインク切れ を起こさないようにしております。