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責任よりも仕組みや行動の改善 Keep Keep Keep Keep Problem Problem Problem Problem Try Try Try Try 良かっ たこと テーマ テーマ テーマ テーマ KPTで振り返る 仕事が 少し良くなる KPTで振り返る 仕事が もっと良くなる 働く KPTは改善のためのフレームワークです。 継続的な改善を促進すること、悪いことだけではな く良いことも改善すること、手軽に始め、続けること ができるという特徴があります。 1分でわかるKPT 振返り毎に新しいKPTを作るのではなく、テー マ毎に1つのKPTを作り、それを継続して使用 します。そうすることにより、継続的に問題意識 の擦り合わせや改善を行うことができます。 Keepには 良かったこと 続けたいこと を書きます Problemには 問題を 書きます Tryには Keepをもっと良くする方法 問題の改善方法 挑戦してみたいこと その他 を書きます KPTのテーマを 書きます Keep, Problemに 対応するTryを 考えます うまくいったTryはKeepに移 動させ、継続できるようにし ます KPTの流れ ※2回目以降は、次の作業も行います。 今までに出ているKeep, Problem, Tryのメンテナンスと、前回~今回までの振り返りを行います。 ・Keep : チームに定着したり、仕事のやり方が変わったりして、必要なくなったものを外します ・Problem : Tryしていないけど解決しているものを外します ・Try ; Tryする必要がなくなったものを外します。TryしてうまくいったものをKeepに動かします 1. 個人でふせんにKeep, Problem, Tryを書きます。 ※個人のものでも、チームのものでも、なんでもかまいません 2. 1人1枚ずつ、内容を説明しながら大きな紙に貼ります。 ※話を聞いて更に気づいたことがあれば、自分の順番にそれを貼ります 3. TryがないKeep, Problemがあれば、Tryを作れないか考えます。 4. 次の振り返りまでに、どのTryを行うのか決めます。 うまくいったTryはKeepに 必要なくなったKeep, Problem, Tryは外す 使うもの ふせん 模造紙(大きめの紙) ペン KPTの使い方・手順 KPTを使うと何が起こるのか KPTをうまくやるポイント Eiichiro Ogura KPTに出てくるものは他人事ではなく自分事 発言時間は参加者でなるべく平等に分ける 参考文献 天野勝 (2013) 『これだけ!KPT』 すばる舎

1分でわかるKPT (KPT in one minute)

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Page 1: 1分でわかるKPT (KPT in one minute)

責任よりも仕組みや行動の改善

KeepKeepKeepKeep

ProblemProblemProblemProblem

TryTryTryTry

良かっ

たこと

テーマテーマテーマテーマ

♪♪♪♪

KPTで振り返る 仕事が

少し良くなる

KPTで振り返る 仕事が

もっと良くなる

働く

KPTは改善のためのフレームワークです。

継続的な改善を促進すること、悪いことだけではな

く良いことも改善すること、手軽に始め、続けること

ができるという特徴があります。1分でわかるKPT

振返り毎に新しいKPTを作るのではなく、テー

マ毎に1つのKPTを作り、それを継続して使用

します。そうすることにより、継続的に問題意識

の擦り合わせや改善を行うことができます。

Keepには

良かったこと

続けたいこと

を書きます

Problemには

問題を

書きますTryには

Keepをもっと良くする方法

問題の改善方法

挑戦してみたいこと

その他

を書きます

KPTのテーマを

書きます

Keep, Problemに

対応するTryを

考えます

うまくいったTryはKeepに移

動させ、継続できるようにし

ます

KPTの流れ

※2回目以降は、次の作業も行います。

今までに出ているKeep, Problem, Tryのメンテナンスと、前回~今回までの振り返りを行います。

・Keep : チームに定着したり、仕事のやり方が変わったりして、必要なくなったものを外します

・Problem : Tryしていないけど解決しているものを外します

・Try ; Tryする必要がなくなったものを外します。TryしてうまくいったものをKeepに動かします

1. 個人でふせんにKeep, Problem, Tryを書きます。

※個人のものでも、チームのものでも、なんでもかまいません

2. 1人1枚ずつ、内容を説明しながら大きな紙に貼ります。※話を聞いて更に気づいたことがあれば、自分の順番にそれを貼ります

3. TryがないKeep, Problemがあれば、Tryを作れないか考えます。

4. 次の振り返りまでに、どのTryを行うのか決めます。

うまくいったTryはKeepに 必要なくなったKeep, Problem, Tryは外す

使うもの

ふせん

模造紙(大きめの紙)

ペン

KPTの使い方・手順

KPTを使うと何が起こるのか

KPTをうまくやるポイント

Eiichiro Ogura

KPTに出てくるものは他人事ではなく自分事 発言時間は参加者でなるべく平等に分ける

…………

参考文献 天野勝 (2013) 『これだけ!KPT』 すばる舎