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計算 数値を自動計算して、計算結果を
表示してくれる計算フィールドを
「注文受付アプリ」を例に解説します!
いちいち自分で計算して
数値を入力するのは大変。
小計や合計金額を
自動で計算してくれないのかな・・?
2016 年 8 月版
2
計算フィールド導入前
注文受付アプリ
・今までは、数値を手計算してから入力していた
→ 計算に時間がかかってしまう
→ 計算ミスが起こる可能性がある
小計・合計金額を一つずつ入力していた
3
計算フィールド導入後
注文受付アプリ
・計算が必要なフィールドを計算フィールドで作成
→ あらかじめ設定した計算式で、自動計算してくれる!
→ 計算ミスを防げる!
小計・合計金額が自動計算される!
4
計算フィールドの設定方法
kintone では、あらかじめ計算式を設定しておくことで、自動的に計算結果を表示してくれる「計算」
フィールドという機能が用意されています。
計算にかかる手間を省き、入力の効率化を図りましょう。
【完成イメージ】
1. 数値フィールドを配置
①「数値」フィールドを配置する
画面左側のパーツ一覧から[数値]を2つ配置して、フィールド名を「単価」「数量」に変更します。
「数値フィールド」を配置して、名前を変更する
① ①
5
②「単価」フィールドの設定画面を開く
③フィールドコードを設定する
フィールド名と同じく「単価」に変更します。
※フィールドコードとは、フィールドを識別するための文字列です。計算などで使用します。
④保存する
[保存]をクリックします。
⑤「数量」フィールドも同様に設定する
「数量」フィールドのフィールドコードを、「数量」に変更します。
2. 計算フィールドを配置
①「計算」フィールドを配置する
画面左側のパーツ一覧から[計算]を配置して、フィールド名を「小計」に変更します。
③
④
フィールドコードを入力する
「計算」フィールドを配置して、名前を変更する
①
6
3. 計算式を設定
①「小計」フィールドの設定画面を表示する
②計算式を設定する
小計を自動計算する計算式を設定します。ここでは「単価」と「数量」を掛け算したいので、「単価*数
量」と入力します。
※計算式には、計算したいフィールドの「フィールドコード」を利用します。
※四則演算には+ - * /(半角)を利用します。
※計算フィールドでは「数値」のほかに、日時・日付・時刻・時間が計算できます。
③フィールドコードを変更する
フィールドコードを、フィールド名と同じく「小計」に変更します。
④保存する
計算式には、計算したいフィールドの「フィールドコード」を使うよ。
計算に使いたいフィールドには、事前に分かりやすいフィールドコードを
設定しておきましょう!
「単価*数量」と、計算式を入力する
②
フィールドコードを 「小計」に変更する
③
④
7
計算が完成しました!
| Let’s Try 計算を使ってみよう!
単価と数量を入力して、「小計」に計算結果が表示されるか確認しましょう!
自動的に「小計」が計算される
8
テーブルを使った計算方法
テーブル機能と組み合わせると、テーブル内のフィールドの合計金額などを計算することが可能です。
【完成イメージ】
1. 計算フィールドを配置
①「計算」フィールドを配置する
画面左側のパーツ一覧から[計算]を配置して、フィールド名を「合計金額」に変更します。
①
「計算」を配置する
9
2. 計算フィールドを設定
①「合計金額」フィールドの設定画面を開く
②計算式を設定する
テーブル内の合計値を計算するには「SUM 関数」を利用します。
ここでは「小計」フィールドの合計金額を計算するため、「SUM(小計)」と入力します。
※SUM()は半角大文字で入力します。
※()の中に、計算したいフィールドコードを入力します。
③フィールドコードを変更する
フィールドコードを、フィールド名と同じく「合計金額」に変更します。
④保存する
計算式に「SUM(小計)」と入力する
②
フィールドコードに 「合計金額」と入力する
「保存」をクリックする
③
④
10
テーブルの合計金額を表示する計算フィールドが完成しました!
| Let’s Try 計算を使ってみよう!
単価と数量を入力して、小計に計算結果が表示されるか確認しましょう!
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| 応用テクニック
日時・日付・時刻・時間の計算
計算フィールドでは、数値のほかに、日時・日付・時刻・時間も計算できます。
[例:作業時間の計算式(作業の終了時刻 – 作業の開始時刻)]
文字列の結合
複数のフィールドから「文字列」を結合することも可能です。
ここでは、「姓」フィールドと「名」フィールドの文字列を結合して、「お名前」フィールドに表示する
例をご紹介します。
①「文字列(1行)」フィールドを配置し、フィールド名を「お名前」に設定する
②フィールドの設定画面を開き、「自動計算する」にチェックを入れる
③「姓」・ 「名」フィールドのフィールドコードを使って計算式を入力する
文字列の結合には「&」を使います。ここでは、「姓&” ”&名」と入力します。
※「” ”」で、文字列にスペースを追加することができます。
計算フィールドの設定で、数値・日時・日付・時刻・時間を選択できる
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| 計算フィールド 活用例
交通費精算
自動計算のため計算違い防止にも役立つ交通費管理に活用できます。
予算実績管理
見込、受注、粗利などを自動計算する予算実績管理に活用できます。
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お問い合わせ管理
問い合わせ対応にかかった時間を自動計算するお問い合わせ管理として活用できます。
計算を使うと、あっという間に計算結果が表示されるので
とても便利!
テーブルと組み合わせると様々なシーンで活用できそうだね。