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平成 30 年 11 月 1 日 1 地域おこし協力隊員活動ガイドライン 隊員の身分及び待遇 (1) 身分:非常勤嘱託職員(地方公務員法第3条第3項第3号) (2) 報酬月額:160,000 円 ※12 月~翌年3月は月額 180,000 円 (3) 委嘱期間:原則、年度内で最長1年(3年以内で年度ごとに委嘱の更新あり) (4) 活動日:月曜日~金曜日(ただし、国民の祝日及び 12/29~翌年 1/3 を除く) (5) 活動時間:活動日 1 日につき 7 時間 (6) 標準活動時間帯:活動日の午前9時~午後5時(うち休憩1時間) ※ただし、活動時間の枠を超えない範囲で、活動内容に合わせて変更できる。 活動時間の変更は、活動上の必要がある場合には、隊員の判断で自由に行 ってよいが、活動日誌の提出により月に1度報告すること。 ※なお、土曜日・日曜日や夜間など、標準活動時間帯外に活動した場合は、 その時間分、標準活動時間帯内の活動をしないこととする。この処理の際、 事前に拠点と地区に情報共有すること。 (7) 活動の免除:委嘱期間中の活動日のうち、下記の日数は、活動を要しない。 12 日(84 時間)/年(ただし、委嘱期間の長さに応じて減算する) ※日数を使い切らなかった場合、12日(84時間)まで翌年度に引継ぎできる。 (8) 手当など: ① 住居費として家賃実費を支給(上限 30,000 円) ※ただし、不動産事業者が仲介する場合は上限 50,000 円。 ②その他手当なし ※超過活動時間や夜間の活動に対する手当もなし (9) 福利厚生:厚生年金、健康・雇用・労災各種保険加入 (10) その他: ① 特別休暇(忌引きほか)あり ※詳細は、十日町市職員の手引き<臨時職員版>を参照 ② 活動用軽車両・パソコンを貸与(インターネット接続費、ガソリン代含む) ③ 副業可(①定住につながること、②活動の妨げにならないこと、の条件付き) (11) 服務規律の保持 下記の各種規則を確認し、市の非常勤嘱託職員としての規律を守ること。なお、 ③以外は、インターネット上で確認できる。 ①十日町市非常勤嘱託職員に関する規則

地域おこし協力隊員活動ガイドライン¹³成30年11月1日 1 地域おこし協力隊員活動ガイドライン 1 隊員の身分及び待遇 (1) 身分:非常勤嘱託職員(地方公務員法第3条第3項第3号)

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平成 30 年 11 月 1 日

1

地域おこし協力隊員活動ガイドライン

1 隊員の身分及び待遇

(1) 身分:非常勤嘱託職員(地方公務員法第3条第3項第3号)

(2) 報酬月額:160,000 円 ※12 月~翌年3月は月額 180,000 円

(3) 委嘱期間:原則、年度内で最長1年(3年以内で年度ごとに委嘱の更新あり)

(4) 活動日:月曜日~金曜日(ただし、国民の祝日及び 12/29~翌年 1/3 を除く)

(5) 活動時間:活動日 1 日につき 7 時間

(6) 標準活動時間帯:活動日の午前9時~午後5時(うち休憩1時間)

※ただし、活動時間の枠を超えない範囲で、活動内容に合わせて変更できる。

活動時間の変更は、活動上の必要がある場合には、隊員の判断で自由に行

ってよいが、活動日誌の提出により月に1度報告すること。

※なお、土曜日・日曜日や夜間など、標準活動時間帯外に活動した場合は、

その時間分、標準活動時間帯内の活動をしないこととする。この処理の際、

事前に拠点と地区に情報共有すること。

(7) 活動の免除:委嘱期間中の活動日のうち、下記の日数は、活動を要しない。

12 日(84 時間)/年(ただし、委嘱期間の長さに応じて減算する)

※日数を使い切らなかった場合、12 日(84 時間)まで翌年度に引継ぎできる。

(8) 手当など:

① 住居費として家賃実費を支給(上限 30,000 円)

※ただし、不動産事業者が仲介する場合は上限 50,000 円。

②その他手当なし ※超過活動時間や夜間の活動に対する手当もなし

(9) 福利厚生:厚生年金、健康・雇用・労災各種保険加入

(10) その他:

① 特別休暇(忌引きほか)あり

※詳細は、十日町市職員の手引き<臨時職員版>を参照

② 活動用軽車両・パソコンを貸与(インターネット接続費、ガソリン代含む)

③ 副業可(①定住につながること、②活動の妨げにならないこと、の条件付き)

(11) 服務規律の保持

下記の各種規則を確認し、市の非常勤嘱託職員としての規律を守ること。なお、

③以外は、インターネット上で確認できる。

①十日町市非常勤嘱託職員に関する規則

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平成 30 年 11 月 1 日

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※服務・懲戒等については、「一般職の例による」と記載あり。

②十日町市地域おこし協力隊設置要綱

③十日町市職員の手引き<臨時職員版>(※非常勤嘱託職員も対象)

④十日町市職員服務規程(※一般職の服務規程)

⑤十日町市個人情報保護条例

(12) 下記のような特別の事由があるときは、年度途中であっても委嘱を解くこ

とがある。

① 心身の故障のため、活動の遂行に支障がある場合

② 事務又は事業の運営上、委嘱を継続する必要がなくなった場合

③ 職務上の義務に違反し、又は職務を怠った場合

④ 全体の奉仕者としてふさわしくない非行があった場合

⑤ 十日町市非常勤嘱託職員に関する規則(平成 24 年十日町市規則第 7 号)第

7条に規定する服務に違反した場合

⑥ 前各号に掲げるもののほか、協力隊に必要な適格性を欠き、活動させること

が不適当と認められる場合

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2 活動内容

以下のうち、配置地区が進める取組について必要な支援活動を行うこと。

(1) 農作業及び関連する事務の手伝い(農地管理支援、直接支払交付金事務など)

(2) 道路や水路の修繕など集落の共同作業支援

(3) 地域行事の企画・運営支援、伝統芸能等の継承支援(管内で行う行事にはで

きる限り参加)

(4) 都市との交流事業など活性化事業の支援(農産物の加工や販路確保など)

(5) 環境保全活動支援(不法投棄や山野草の乱獲防止パトロールなど)

(6) 生活支援(通院・買物の移動サポート、高齢者の見守りなど) ※特記事項1

(7) その他、地域が必要とする取組に対する支援 ※特記事項2

※ (5)(6)が活動の中心とならないよう注意すること

■特記事項1:高齢者などの生活(通院・買物送迎)支援の原則

① 依頼があったら、速やかに世話人及び拠点担当者と相談する。

② 相当の止むを得ない理由がある場合に限り、支援を認める。

③ 送迎支援は、相手方自宅から公共交通機関停車場、又は拠点施設までとする。

■特記事項2:注意を要する作業の際の原則

①免許・技能講習・特別教育が必要な作業(例として、労働安全衛生法が定め

る作業)については、必要な条件を満たしていない状態では、行わないこと。

また、活動として行う前に、拠点担当者や世話人に相談すること。

② また、地区で日常的に行われる農作業等含め、免許等を要さない作業であ

っても、刈払機など技術の必要な用具等を使う際は、事前に取扱説明書を読

むか、熟練者(住民等)から使い方を指導してもらうなどして、安全な使用

法を習得してから活動すること。

③ その他、作業にあたって不安に感じることがあれば、事前に拠点担当者や

世話人に申し出ること。

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3 活動の進め方について

活動の内容や活動時間については、月1回、活動日誌の提出により本庁(企画政策課)

に報告するほか、拠点(支所・公民館の担当者)と地区(受入先の集落等/窓口は世話人)

との情報共有を密に行うこと。

(1)協力隊・拠点・地区・本庁の役割分担

① 協力隊:地区の要望に基づいて支援する

・寄添支援活動(道普請、行事参加など)

・価値創造活動(魅力の発見・発信など)

※地区が協力隊を募集した際の「配置要望書」に基づくほか、地区側の必要に

応じて内容が変更になる場合もある。

② 地区(受入先の集落等/窓口は世話人):地区との連携をサポートする

・活動コーディネート・管理

・活動支援(地区との関係について、相談にのるなど)

・地区側の「支援依頼体制」構築(協力隊に支援依頼が届くようにする)

③ 拠点(支所・公民館):協力隊や地区と情報共有し、サポートする

・活動確認(活動状況の確認など)

・活動支援(地区との関係調整など)

④ 本庁(企画政策課):隊員を委嘱し、各種予算執行等によりサポートする。

・募集、委嘱準備、応募者対応など

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・予算執行、会計処理など

・研修案内などの、外部からの情報提供

・その他、重要事項の相談など

(2) 協力隊と拠点・地区の関係

この3者が活動を進める上での主体となる。3者間で情報共有を密にしつつ、

活動を展開すること。また、定期的に次のことを実施すること。

① 定例会

2週間~2か月ごとに実施する、3者での情報共有会議。

活動状況の報告、活動時間の確認、課題の共有、意見交換などを行う。

活動についての意志決定の場とする。

② 地区住民への報告会

年1回をめどに実施する、地区主催による協力隊の活動報告会。

(3) 協力隊と本庁の関係

(2)に記載したとおり、活動は、協力隊・地区・拠点の3者で相談しながら進め

る。そのため、本庁が指揮命令することはない。しかしながら、必要に応じて関

係者間の調整など拠点の支援を行う場合がある。

なお、下記のように、予算執行を伴う事項に係る判断は、本庁が担う。隊員か

らの申請によらず、本庁の判断により執行する又は執行しない場合がある。

【判断内容】消耗品の購入可否、出張の可否、副業の可否、サテライト拠点の

設置可否、備品(車両・PCほか)の調達可否、委嘱継続の可否

(4) 協力隊と地区住民の関係

下記の事項に注意し、個々の案件については定例会等で関係者と協議すること。

① 特定の個人・団体への関わり方

・担当地区の活性化が図られ、かつ地区住民の了承(世話人の了承だけではな

い)が得られている場合のみ、協力隊活動と認める。

・ただし、農業生産法人などで無償の従業員のように専ら関わり、地区が求め

る活動を一切受け付けないような状況とならない(受入地区をないがしろに

しない)こと。

※ 地区住民から不信感・疑念を抱かれないよう配慮すること

※ 特定の団体の経常業務には極力関わらないこと。特に団体の金銭・通帳・印

鑑を恒常的に保有することはしないこと(金銭は、トラブルのもと)

② 謝礼の取り扱い

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・活動に対する謝礼は一切受け取らないこと。

・活動外で個人的に受ける謝礼については、市は関知しない。ただし、反復的

に従事し、謝礼を受ける場合は、副業として届け出ること。

・副業は、定住につながり、かつ活動を要しない日・時間帯に限り認める。

③ 活動エリアについて

・特定集落に留まることなく、活動の範囲・効果が地区及び地域全体に広がる

よう努めること。

・担当地区外で活動したい場合は、拠点担当に相談し、また地区の同意を得る

こと。担当地区に軸足を置いた活動を原則とする。

4 活動車(活動用貸与車両)の扱い方

(1) 心得

①運転免許を所有している事は、運転に不慣れであっても公道を走行できる知

識及び技術を有している証なので、十二分に自覚を持ち日々の活動を行うこ

と。

②地域おこし協力隊は地域の為、人の為に活動する事を目的にしているので、

個人の不注意で税金でまかなわれる活動費を浪費することは最大の不名誉で

ある事を念頭に置くこと。

③活動車は、自分の車と同様に大切に扱うこと。車体に汚れがあれば、適宜洗

車し、車両に傷を付けてしまった場合は、速やかに報告すること。

(2) 使用可能範囲

日常の活動および出張

※市外へ出る場合は、出張扱いとなるため、本庁の許可を要する。なお、活

動車での帰省は、これを認めない。

※市内であれば、活動外で日常の用足しなどに使用してもよい。ただし、長

期的に活動しないときや、レジャーなど全くの私用のための移動のときは、

公共交通機関又は私有車を使用すること。

(3) 給油方法

① 指定のガソリンスタンドにて、与えられた給油カードにて給油すること。

※点検などで代車を使用する時は、活動車から給油カードを移して、代車の給

油に使用する。

② 活動外時は、本人負担で給油すること。

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(4) 事故時の対応

① 当日

[1] 隊員は、速やかに必要な措置(警察や救急への連絡、被害者や被害物件

の状況把握)を講じる。併せて、拠点担当に報告する。

[2] 拠点担当は、企画政策課に報告するとともに、可能な限り事故現場に直

行し、事態の収束を図る。

[3] 企画政策課は、レンタル会社に事故を報告する。

[4] 隊員は、レンタル会社に出向き、事故の状況を報告するとともに、損害

を与えた旨を謝罪する。

② 事後

[1] 隊員は、速やかに事故報告書を作成し、拠点の決裁を受けた上で、隊長

(企画政策課長)に手渡しで提出する。

[2] 企画政策課はレンタル会社からの修繕方法や金額を確認し、修繕の実

施・見合わせを決定する。

[3] 修繕をする場合は、企画政策課から拠点担当および協力隊にその旨を伝

え、修繕日等を調整する。

(5) その他注意点

① 改造については、一切認めない。

② 前方ドアの市名称は活動時には必ず見せるようにすること。また、活動外で

の走行時は、「防犯パトロール実施中」のマグネットシートを貼ること。

5 その他備品の扱い方

活動車と同様に丁寧に扱うこと。不調などあれば、拠点担当に申し出ること。

① PC

・リース期間の都合により、入れ替えが必要になる場合があるため、データ

はできるだけまとめておくこと。

・次隊員への引継ぎのため、必要資料をUSB等に残すこと。USB等は、

消耗品として購入申請できる。

② Wi-fi 端末とメールアドレス

・データカード1枚にメールアドレス(@mopera.net)が1つ設定してある。

設定はこちらで変更可能なので、ID・パスワードがわからなくなったら、

申し出ること。

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・メールは mopera のウェブメールで、転送設定もできる。

・インターネット通信の使用上限は、一人当たり1月 3GB 程度。全体で 50GB

を超えると通信速度が制限されるので注意すること。また、その場合は、

制限を解除するので、気づいた隊員が本庁に申し出ること。

6 出張の手続き

地域おこし活動に必要であると認められる場合、市外での視察研修等の出張を

することができる。

① 出張の種類と判断

[1] 地域活動に資する出張:拠点にてその必要性を判断し、企画政策課にて

隊員間のバランス等を鑑みて許可する。

[2] 隊員能力向上に資する出張:拠点にて活動に支障がないかを審査し、企

画政策課にて必要性を判断して許可する。

[3] 企画政策課などからの依頼に対応する出張

…拠点にて活動に支障がないかを審査し、企画政策課が出張を手配する。

②手続き

[1] 地区世話人に相談し承諾を受けた上で「出張許可願」を提出し、可否の

決裁を受ける(出張日の2週間前まで)。

※企画政策課などからの依頼の場合は、出張許可願の提出は不要。

※正職員が出張する場合と同様に、「出張命令簿兼旅費請求書」の提出が

必要だが、これについては、本庁又は支所の担当者による作成を基本と

する。

[2] 企画政策課から出張旅費の支給について連絡する。支給方法は、いくつ

かあるが、基本的には下記の通り。

【旅費】公共交通機関での移動経費、宿泊費、日当がこれにあたる

→個人口座に振込で支給する。

【貸与車両での移動経費】燃料費、高速使用料金、駐車料金

→現金で前渡する。本庁で受け取り、事後に本庁で清算する。

※必ず、領収書(レシート)を持ち帰ること。

【研修等経費】参加費など(※食事代がメインの場合は、支給対象外)

→主催者からの請求書を入手し、速やかに本庁に提出。

隊員には支給せず、市から直接振り込む。

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※請求書払いができない場合は、本庁に相談すること。

[3]出張後に、復命書を提出し、また経費を清算する。

7 Web上での情報発信上の注意

地域おこし協力隊が行う Web 上での情報発信は、協力隊の活動を通じての市

の魅力や、そこに暮らす人々の暮らしを伝えるための有効な手段である。一方で、

誤った情報を流すなどして、協力隊及び市としての信頼を失うなど、市に対して

思いがけない影響を受ける可能性もあるため、十分に注意すること。

(1) 共通事項

①情報を発信する際には、非常勤嘱託職員であることの自覚と責任を持つこと。

②非常勤嘱託職員の服務や情報の取り扱いに関する規程等の関係法令を遵守す

ること。

(2) 業務上の情報発信

① 地区内及び市全体の活性化を目的とすること。

② 業務上の情報発信をするときは、そのサイト(アプリ)への投稿開始前に地

区関係者・拠点担当者等に相談し、許可をもらうこと。

③ 業務上の情報発信をするアカウントは、業務中での使用に限定し、プライベ

ートに関する情報発信には使わない。ただし、個人アカウントをもって、業

務のためのページを更新する場合は使用できるものとする。

④ 基本的人権、肖像権、プライバシー権、著作権等に関して十分留意すること。

⑤ 発信する情報は正確に記述するとともに、その内容について誤解を招かぬよ

うに留意すること。また、一度ネットワーク上に公開された情報は完全削除

できないことを理解しておくこと。

⑥ 次に掲げる情報を発信してはいけない。

[1] 公序良俗に反する情報

・ 不敬な言い方を含む情報

・ 人種、思想信条等の差別、または差別を助長させる情報

・ 違法行為または違法行為をあおる情報

・ 単なる噂や、噂を助長させる情報

・ わいせつな内容や、その内容を含むホームページへのリンク

・ その他公序良俗に反する情報

[2] 守秘義務にあたる情報

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⑦ 前項について、本人が掲載していなくとも、サイト全体を鑑みて該当する

情報が掲載されていると思われる場合は、当該サイトでは情報発信をしない。

⑧ 意思形成過程にある情報については、世話人など関係者に相談したうえで

発信すること。

⑨ 意図せずして自らが発信した情報により他者を傷つけたり、誤解を生じさ

せたりした場合には、誠実に対応するとともに、正しく理解されるように努

めること。また、自らが発信した情報に関し攻撃的な反応があった場合には、

冷静に対応し無用な議論とならないように努めること。

(3) 個人での情報発信

① 活動時間内での私用個人アカウントを使用したアクセスおよび入力につい

ては、原則として禁止する。ただし、次にあげる場合は活動時間内での使用

を許可する。

・活動に関するページを確認する場合。

・業務上で必要のある情報を収集する場合。

・複数のアカウントを使用したほうが、より充実した情報発信・情報拡散が

できる場合。

8 活動支援・定住支援

(1) 活動支援

① (一社)里山プロジェクト

里山プロジェクトが協力隊活動全般をサポートする。

② 必要消耗品の購入

市職員が購入可能な消耗品に倣い、地域おこし活動に必要な消耗品の購入

を認める。ただし、奢侈品、嗜好品及び汎用性の高い消耗品は認めない。

[1] 手順

・毎月 10 日までに「必要消耗品購入依頼書」を拠点施設に提出する。

※原則月 1 回だが、活動上、急を要する場合はこの限りでない。

・拠点・企画政策課で「適当」であると判断をした場合、購入依頼書の写し

を隊員に交付する。

□購入を「一任」する場合…拠点または企画政策課で購入する。

(出入業者への発注等でよい)

※ 企画政策課購入の場合は、全体定例会の際に引き渡すか、隊員が企画政

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策課まで取りに来ること

□「取り置き」で購入する場合…ムサシ十日町のサービスカウンターにおい

て「企画政策課」会計での取り置きを依頼し、受領した「お買い上げ明細

書」を拠点又は企画政策課に提出する。

※ 後日、拠点または企画政策課で取置商品を受け取る。引渡方法は「一任」

と同様とする。

※「必要消耗品購入依頼書」を提出しないまま、商品の取り置きは絶対にし

ないこと

□「本人同行」で購入する場合…取扱店を特定し、日程調整の上、拠点また

は企画政策課担当が同行し購入する。

③ 活動時の携帯電話の使用について

隊員が現場で活動することが多く、地区内での連絡調整のため、個人所有

の携帯電話を使用する頻度が高いことから、通話料金の一部を市で負担する。

・活動として電話を掛ける際は、番号の頭に「003543」をつけること。

※「0035 ビジネスモード」を利用している。詳細はパンフレットを参照。

(2) 定住支援(諸条件あり) ※利用したい場合は、要綱を送るので申し出ること。

① 住環境整備に要する経費の支援【十日町市地域おこし協力隊住環境整備事業】

補助金(上限 50 万円)を支給(対象は住居所有者)。

② 夫婦やひとり親世帯の転入支援【十日町市定住促進助成事業】

定住にかかる諸費用の補助:10~40 万円(※長期定住予定者のみ対象)

③ 資格取得等支援【十日町市地域おこし協力隊資格取得等支援事業】

定住につながる、または配置地区の存続・集落機能の維持への寄与が期待さ

れる資格取得などにかかる経費の全額(上限 20 万円)を支給。(在任中の取

得に限る)

例:地区内生活道路を除雪するため「大型特殊自動車運転免許」の取得、

高齢者の健康維持を目的とする「健康体操インストラクター資格」の取得 など

④ 起業に要する経費の支援【十日町市地域おこし協力隊等起業支援事業】

補助金(上限 100 万円)を支給。

⑤ 退任後の定住支援【十日町市定住促進助成事業】

・住宅取得:取得経費の 10 分の1(上限 20 万円)

・住宅改修:改修経費の 10 分の9(上限 50 万円) ※①の補助要綱を準用

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9 拠点施設との役割分担

拠点 本庁 適用

支所地域振興課 公民館 企画政策課

①事務机等手配 ◎ ◎ -

②服務規律の

保持・徹底

※活動上での保持

※活動上での保持

※原則の徹底

③活動の日程確認

活動報告 ◎ ◎ -

活動日の登退庁について

は、活動状況で柔軟に対

④1か月間の活動

日誌の確認

※確認・補足後、企画政策課へ回付

※確認・補足後、企画政策課へ回付

※確認後、決裁

翌月10日提出期限

別で、

隊員→本庁:データ提出

⑤PCリース 管理

○ (周辺機器接続)

○ (周辺機器接続)

◎ (契約・支払)

⑥車両レンタル 管理

○ (安全運転の啓発)

○ (安全運転の啓発)

◎ (契約・支払)

拠点:隊員登庁時、適宜

車輌確認のこと

⑦車両走行距離 とりまとめ報告

◎ (取りまとめ、報告)

◎ (取りまとめ、報告)

(集計、共和自動車へ報告)

隊員→拠点:毎月末報告

拠点→本庁:翌月10日

別で、

隊員→本庁:データ提出

⑧活動確認・年休取得

◎ (年休簿管理・

承認決裁)

○ (年休簿管理)

◎ ※公:承認決裁

公民館:年休簿決裁、本

庁回付

支所 :年休簿決裁承認

⑨出 張

○ ※出張適否の判断、

出張命令簿等作成、 復命書決裁

○ ※出張適否の判断、

出張命令簿等作成、 復命書決裁

◎ ※出張許可決裁

(旅費支給等) 復命書決裁

⑩消耗品の購入・支出

◎ ※必要性等検討、

購入・請求書回付

○ ※必要性・緊急性検討

◎ (全支払)

※公:消耗品購入

公民館:決裁・本庁回付

支所 :決裁・購入、請

求書本庁回付

⑪関連経費の支出 - - ◎ 燃料費、Wi-Fi通信端末使

用料等

⑫報酬・住居手当支払

- - ◎

⑬地域自治組織、地区、集落等と

のつなぎ

○ (必要に応じて)

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10 提出期限等

日 常 毎 月 随 時 提出・報告先 (フロー)

備 考

服務規律

保持・徹底 ○

活動の日程確認 ・報告

1ヶ月間の活動

日誌の確認

隊員→拠点

拠点→本庁(翌月10日まで)

隊員→

拠点(補足)→ 本庁(決裁保管)

所定様式

車両走行距離報告・確認

隊員→拠点 拠点→本庁(翌月

10日まで)

企画政策課で取

りまとめの上、レンタル会社に報

年休確認 ○

公民館:承認・本

庁回付 支所地域振興課:

承認・決裁

公民館拠点隊員

は企画政策課で決裁

出張 ○

出張日の 2 週間

前に提出

公民館:承認・本

庁回付 支所地域振興課:

承認・本庁回付

必要消耗品の購 入

毎月10日までに依頼諸提出

公民館:承認・本

庁回付 支所地域振興課:

決裁・購入

所定様式あり

支払は企画政策課対応

報酬・住居手当

支払

毎月21日払 企画政策課対応

明細書は企画政

策課より拠点文書箱に棚入れ

地域協議会、地区、集落等との

つなぎ

活動のフォロー ○

Page 14: 地域おこし協力隊員活動ガイドライン¹³成30年11月1日 1 地域おこし協力隊員活動ガイドライン 1 隊員の身分及び待遇 (1) 身分:非常勤嘱託職員(地方公務員法第3条第3項第3号)

平成 30 年 11 月 1 日

14

11 隊員名簿(17名)

配置地域 地 区 氏 名 委嘱日 拠点担当(活動拠点)

十日町

(6名)

飛 渡

安藤 直人 28年4月1日 飛渡公民館

佐藤 隆志 29年5月1日 〃

藤本 圭子 29年5月1日 〃

(サテライト拠点:のっとこい)

吉 田 山口 洋樹 28年4月1日 吉田公民館

水 沢 俵山 直人 29 年 5 月1日 水沢公民館

佐藤 茂美 30 年 5 月1日 〃

中 里

(2名)

清 津 峡 藤村 真美子 28 年4月1日 中里支所地域振興課地域振興係

(サテライト拠点:清津倉庫美術館)

芋 川 服部 悠希 28 年5月1日 〃

(サテライト拠点:きよっつ)

松 代

(7名)

北 山 村越 優子 28 年4月1日 松代支所地域振興課地域振興係

室野学区 石渡 大夢 28 年4月1日 〃

(サテライト拠点:室野克雪センター) 細田 浩貴 30 年 11 月1日

峠 福島 有理沙 28 年4月1日 〃

(サテライト拠点:きゃっしい会館) 小陳 泰平 30 年 11 月1日

松代中部 片桐 望 29 年 10 月1日 〃

峰方 渋谷 和憲 29 年 12 月1日 〃

松之山

(2名)

布 川 田之岡 志保 29年7月1日 松之山支所地域振興課地域振興係

(サテライト拠点:布川カフェ)

浦 田 竹内 密浩 29年4月1日 〃

(サテライト拠点:浦田体験交流施設)

(凡例) ■ 委嘱期間2年以上

■ 委嘱期間1年以上2年未満 ■ 委嘱期間1年未満

■ 新隊員(H30委嘱)

〒948-8501 十日町市千歳町3丁目3番地

十日町市役所 総務部企画政策課協働推進係 TEL:025-757-3693 FAX:025-752-4635

担当:係長 高橋 剛 E-mail [email protected]

主事 植木 裕介 E-mail [email protected]

主事 佐藤 創希 E-mail [email protected]