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資料4 英語教育関連資料 英語教育関連資料 教育再生懇談会担当室

英語教育関連資料 - 首相官邸ホームページ for Language)。言語能力を6段階(A1,A2レベル:基礎段階の使用者、B1,B2レベル:自立した使用者、C1,C2レベル:熟

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資料4

英語教育関連資料英語教育関連資料

教育再生懇談会担当室

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1.アジアの英語教科書のレベルの比較1.アジアの英語教科書のレベルの比較

CEFRレベル 推定語彙サイズ 日本 中国・韓国・台湾

C1/C2 8000語~ 社会人? 大学

CEFR推定語彙サイズと日本及びアジアの教科書レベルの比較

英検 TOEIC TOEFL・iBT

1級以上 701- 92-

B2 5500~8000語 大学 高等学校

B1 3000~5500語 高等学校/大学 高等学校

A21000~3000語

高等学校 中学校

A1 高等学校 中学校

準1級 541-700 62-91

2級 381-540 42-61

準2級 - -A1 高等学校 中学校

PreA1 約1000語 中学校 小学校

→日本の英語教科書のテキスト分量は、中国、韓国、台湾のテキストより平均して5~6分の1の割合しかない

3級 - -

B2 3496語

(参考)CEFRレベル準拠コーパスの分析結果

B1 2894語A2 1565語A1 282語

PreA1 987語PreA1 987語

※「CEFR」:Council of Europeが作成した「外国語の学習、教授、評価のためのヨーロッパ共通参照枠」(Common European Framework of Reference for Language)。言語能力を6段階(A1,A2レベル:基礎段階の使用者、B1,B2レベル:自立した使用者、C1,C2レベル:熟達した使用者)に分けている なお PreA1とは アルファベットや文字と音声の関係の習得が大きなハードルとなることなどのヨーロッ

※数字は見出し語化、スペリング・エラーなどの修正前のもの。

出典:小池生夫(明海大学外国語学部教授)「第二言語習得研究を基盤とする小、中、高、大の連携をはかる英語教育の先導的基礎研究」(平成20年3月)をもとに事務局作成

達した使用者)に分けている。なお、PreA1とは、アルファベットや文字と音声の関係の習得が大きなハ ドルとなることなどのヨ ロッパとは異なる言語文化事情を考慮して設定されている。

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2.2.CEFRCEFRにおける英語能力のレベル設定における英語能力のレベル設定

共通参照レベル:全体的な尺度

C2聞いたり、読んだりしたほぼ全てのものを容易に理解することができる。いろいろな話し言葉や書き言葉から得た情報をまとめ、根拠も論点も一貫した方法で再構成できる。自然に、流暢勝つ正確に自己表現ができ、非常に複雑な状況でも細かい意味の違い、区別を表現できる。

共通参照レベル:全体的な尺度

Proficient user(熟達した言語使用者)

C1

いろいろな種類の高度な内容のかなり長いテクストを理解することができ、含意を把握できる。言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。社会的、学問的、職業上の目的に応じた、柔軟な、しかも効果的な言葉遣いができる。複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の、詳細なテクストを作ることができる。その際テクストを構成する軸や接続表現 結束表現の用法を スタ している とがうかがえるや接続表現、結束表現の用法をマスターしていることがうかがえる。

B2

自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的かつ具体的な話題の複雑なテクストの主要な内容を理解できる。お互いに緊張しないで母語話者とやり取りできるくらい流暢かつ自然である。かなり広範な範囲の話題について、明確で詳細なテクストを作ることができ、さまざまな選択肢について長所や短所を示しながら自己の視点を説明できる

Independent user(自立した言語使用者)

示しながら自己の視点を説明できる。

B1

仕事、学校、娯楽で普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば主要点を理解できる。その言葉が話されている地域を旅行しているときに起りそうな、たいていの事態に対処することができる。身近で個人的にも関心のある話題について、単純な方法で結びつけられた、脈絡のあるテクストを作ることができる。経験 出来事 夢 希望 野心を説明し 意見や計画の理由 説明を短く述べることができる経験、出来事、夢、希望、野心を説明し、意見や計画の理由、説明を短く述べることができる。

A2

ごく基本的な個人的情報や家族情報、買い物、近所、仕事など、直接的関係がある領域に関する、よく使われる分野表現が理解できる。簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄についての情報交換に応ずることができる。自分の背景や身の回りの状況や 直接的な必要性のある領域の事柄を簡単な言葉で説明できる

Basic user(基礎段階の言語使用者)

自分の背景や身の回りの状況や、直接的な必要性のある領域の事柄を簡単な言葉で説明できる。

A1

具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは理解し、用いることもできる。自分や他人を紹介することができ、どこに住んでいるか、誰と知り合いか、持ち物などの個人的情報について、質問したり、答えたりできる。もし、相手がゆっくり、はっきりと話して、助け船を出してくれるなら簡単なやり取りをすることができる。もし、相手がゆっくり、はっきりと話して、助け船を出してくれるなら簡単なやり取りをすることができる。

出典:小池生夫(明海大学外国語学部教授)「第二言語習得研究を基盤とする小、中、高、大の連携をはかる英語教育の先導的基礎研究」(平成20年3月)

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3.中学生、高校生の英語力の状況3.中学生、高校生の英語力の状況

高等学校3年生の英語力中学校3年生の英語力

英検準2級以上を有する

国際関係 (語学を含む) の学科・コース

英検3級以上を有する生

徒の人数(A)

48.9%32.6%

生徒の人数(A)

英検準2級以上は取得し

ていないが、相当の英語

力を有すると思われる生

18.3%

14.0%

67.6%

英検3級以上は取得して

いないが、相当の英語力

を有すると思われる生徒

の人数(B)

18.5%

力を有すると思われる生

徒の人数(B)

(A)と(B)以外

67.6%(A)と(B)以外

その他の学科・コース

9.7%

19.6%

英検準2級以上を有する

生徒(A)

英検準2級以上は取得し

ていないが 相当の英語

70.7%

ていないが、相当の英語

力を有すると思われる生

徒(B)

(A)、(B)以外の生徒

出典:文部科学省「英語教育改善実施状況調査(平成19年度)」

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4.4.iBTiBT TOEFL(2005TOEFL(2005--2006)2006)結果(アジア)結果(アジア)

国名 受験者数 total score国名 受験者数 total score

シンガポール 144 100

インド 23,750 91

マレーシア 920 89

フィリピン 5,882 85

パキスタン 2,307 83

スリランカ 356 83

キルギス 118 82

バングラデシュ 649 80

香港 2,763 80

インドネシア 1,875 80

カザフスタン 656 80

ウズベキスタン 320 80

アゼルバイジャン 191 78

タジキスタン 35 77

中国 20,450 76

トルクメニスタン 70 74

アフガニスタン 209 73

ミャンマー 98 73

大韓民国 31,991 72

タイ 3,886 72

カンボジア 134 71

マカオ 170 71

台湾 10,022 71

ベトナム 2,320 71

朝鮮 主主義 共和※iBT TOEFLは120点満点となっている。

朝鮮民主主義人民共和国 1,270 69

モンゴル 438 66

日本 17,957 65

出典:Education Testing Service(ETS)「 Test and Score Data Summary for TOEFL® Internet-Based Test 」(2005年9月-2006年12月)

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5.TOEFL(cBT)の各国平均得点と受験者数の推移(5.TOEFL(cBT)の各国平均得点と受験者数の推移(20002000~~20062006))

平均得点の推移 受験者数の推移平均得点の推移 受験者数の推移

290

日本 中国 韓国 インド

140,000人

日本 中国 韓国 インド

C2

C1

276

250

270

290

100,000人

120,000人

B2

236

213

190

210

230

40,000人

60,000人

80,000人

B1

2000‐ 2001‐ 2002‐ 2003‐ 2004‐ 2005‐150

170

190

2000‐ 2001‐ 2002‐ 2003‐ 2004‐ 2005‐0人

20,000人

,

2001 2002 2003 2004 2005 2006

日本 183 186 188 190 191 192

中国 211 214 213 213 215 216

韓国 202 207 209 213 215 218

2001 2002 2003 2004 2005 2006

日本 60,746 84,254 81,749 83,093 82,438 78,635

中国 17,644 22,699 24,075 21,206 17,963 9,017人

韓国 59,311 73,093 86,188 85,010 102,34 128,44

cBT(computer-based test):コンピューターを使用した試験形式。日本では2000年より開始され、2006年にiBT(internet-based test)が導入されたことに伴い終了した。最高得点は300点。

インド 245 246 246 247 244 236 インド 38,073 62,761 62,151 41,836 42,238 72,973

出典:国際教育交換協議会(CIEE)「Test and Score Data Summary for TOEFL Computer-Based and Paper-Based Tests」、小池生夫「第二言語習得研究を基盤とする小、中、高、大の連携をはかる英語教育の先導的基礎研究」を基に事務局作成

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6.小学校における英語教育の状況の国際比較6.小学校における英語教育の状況の国際比較

大韓民国 中華人民共和国 台湾 タイ フランスドイツ

(バーデン・ヴュルテンベルク州の例)

1997年 必修教科として導入 2001年 必修化を発表し 段階的に 2001年 第5学年から必修教科とし 1996年 必修教科として導入 2002年 必修教科として導入することを 2003年 必修教科として導入

基本

導入時期

1997年:必修教科として導入 2001年:必修化を発表し、段階的に都市部から導入2005年:学年進行で、必修教科として基本的に実施

2001年:第5学年から必修教科として導入2005年:開始学年を第3学年に

1996年:必修教科として導入 2002年:必修教科として導入することを決定

2003年:必修教科として導入

開始学年

第3学年~ 第3学年~※地域により異なる。(北京市や上海市等の大都市では、第1学年からの実施も少なくない。)

第3学年~※地域により異なる。(台北市では第1学年から)

第1学年~ 当初は幼稚園年長組からを予定。現在は、2007年から小2からの必修化を目標。(2004年度の実施率は、小4及び小5で

第1学年~

(州によって異なる)

本条件

98.8パーセント、小3で81パーセント)

授業時数

3,4年:週1単位時間5,6年:週2単位時間

※1単位時間:原則40分

週4回以上、1回20分(ショートタイム)又は40分(ロングタイム)の組み合わせ。あるいは、いずれかの授業を行う。第3、4学年は20分が中心。第5、6

学年は、20分と40分の組み合わせ。そのうち40分を週2回以上。

週2単位時間程度※地域により異なる※1単位時間:40分

1~3年:週2コマ(年間80時間)4~6年:週2~4コマ(年間80~160時間)※1単位時間:60分※国がモデルとして提示した時間数

週1~2単位時間

※1単位時間:60分

週2単位時間

※1単位時間:45分

そのうち40分を週2回以上。

教材

1種類の国定教科書、CD-ROMまたはカセットテープを全児童に無償で配付。

検定教科書、カセットテープ、CD-ROM等を活用した授業が行われている。

検定教科書やCD等による授業が行われている。

教科書、ワークブック、カセットテープやCD等を活用した授業が行われている。

教科書、ビデオ、カセットテープ、CD-ROM、テレビ放送等を活用した授業が行われている。

教科書、カセットテープ、CD、コンピュータ等を活用した授業が行われている。

・一般に学級担任が教えているが、英語専科教員(現在6割弱の小学校で何らかの形で担当)の割合をさらに高めることを計画中。

・教科担任制のもとで、専科教員が教えている。・各地方の行政単位で、夏期休暇中や放課後に教員研修機関での現職

・学級担任又は専科教員が担当。・1999年に、緊急的な措置として、専科教員を採用する試験を実施した。

・一般に学級担任が教えているが、専科教員も増えている(現在2割程度)。・ERIC(英語教育リソース活用セ

・現在は外国語授業担当の契約職員の配置、中学校教員の活用を進めている。将来的には全てを小学校の正規教員に担当させる意向。

・一般に、学級担任が教えている。・現職教員を対象とした研修プログラムがある。

条件整備

教員・国主導で、英会話や英語教授法等から成る、最低120時間の現職教員研修を実施している。

教員研修を実施している。 ンター)に配置された教員により、各学校の指導支援が行われている。・現職教員を対象とした英語能力試験を実施し、能力別研修を実施している。

・2006年から小学校教員採用試験で外国語(口頭発表・質疑応答)を必修化。

ネイティブ

EPIKプログラムにより、ネイティブスピーカーを招聘。初等学校には2005年

ネィティブスピーカーはあまり活用されていない。

ネィティブスピーカーはあまり活用されていない。

ボランティアによるネィティブスピーカーを積極的に募集している

外国語授業担当の契約職員(外国人学生、外国語の学位所持者、外国滞在

特に第1~2学年において、ティームティーチングで、ネィティネイティフ

スピーカー

ピ カ を招聘。初等学校には2005年4月で、315名が配置され、専ら教員を補助している。

れていない。但し、先進校等では、学校が独自の

資金で雇用している例もある。

されていない。但し、2004年から外国籍教員の

招聘を開始。

ピ カ を積極的に募集しているが、計画通りに集まらず十分に機能していない。

学生、外国語の学位所持者、外国滞在経験者)の配置(45パーセント)を推進している。

ティ ムティ チングで、ネィティブスピーカーが教員を補助している。

初等中等教育を通じた英語教育の目標として、・英語に興味と自信を持ち、意思疎通を図れる基本的能力を育成する・日常生活と一般的な話題に関して無理なく意思疎通ができる

初等教育段階の英語教育の目標として、・英語学習の興味を喚起し、積極的な学習態度を育成し、英語学習に自信を持たせる英語のリズムやイントネ ションに慣

9年を通じた目標として、・基本的な英語コミュニケーション能力を育成し、実際の場面で使えるようにする・英語学習への興味と学習方法を育成し 自ら効果的な学習ができる

初等中等教育12年間の英語教育を通じて、・コミュニケーション技能を身につける・他国の文化を理解し、自国の文化を再認識する

(6~7歳)①異言語学習に対する意欲的な態度形成②新しい言語の音やイントネーションに慣れる③新しい言語についての初歩の知識を

学習言語での口頭コミュニケーション能力の育成、ヨーロッパや国の内外で進む言語や文化の多様化の実態とそれに対応すべく、生涯にわたって積極的に外国語学習に取り組むため

教育内容

目標

理なく意思疎通ができる・外国の多様な情報を理解し、これを活用できる能力を養う・外国文化を理解した上で自国の文化を新たに認識し、正しい価値観を養うことを設定。特に、初等学校においては、音声言

語教育を主とし、英語に対する親しみと自信を植え付け 英語に対する興味と

・英語のリズムやイントネーションに慣れ親しませ、自然な発音を身に付けさせる・英語による日常コミュニケーション能力を養成することを設定。

育成し、自ら効果的な学習ができるようにする・本国と外国文化の風俗習慣に対する認識を増強させ、比較したり、文化の差異を尊重できるようにすることを設定。

化を再認識する・統合型学習の観点より、英語を通して他の教科内容の基礎を学ぶ・コミュニティー内で英語を活用し、英語を通して世界との関係を学ぶことを設定。

③新しい言語についての初歩の知識を身に付ける(8~10歳)①異言語を使っての実際のコミュニケーションの開始②言語そのもの及びその言語が話されている国の文化への理解の促進

的に外国語学習に取り組むための基礎を作ること(第1~2学年)集中的に聞くこと、理解すること、話すことが重視される。(第3~4学年)コミュニケーション能力の発達を重視しつつ、状況に応じた読解力と作文能力の育成が目指され

国立教育政策研究所「外国語のカリキュラムの改善に関する研究」(平成16年8月)などを踏まえ、文部科学省において作成

自信を植え付け、英語に対する興味と関心を持続的に持たせることが重要であるとされる。

力と作文能力の育成が目指される。

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7.小学校における英語活動の状況7.小学校における英語活動の状況

英語活動実施学校数 ALTや英語に堪能な地域人材の活用時間数

学校数 21,864

「英語活動」を実施した学校数 21,220 (97.1%)

「英語活動」を実施しなかった学校数 644 (2.9%)

ALT 地域人材等

第1学年 74.7% 13.7%

74.9%

13 8%40.0%60.0%80.0%

第2学年

第2学年 74.9% 13.8%

第3学年 63.9% 14.5%

13.8%

0.0%20.0%

ALT 地域人材等

第6学年

2.9%

「英語活動」を実

施した学校第4学年 64.3% 14.1%

第5学年 65.9% 14.4%

第6学年 65 4% 14 7%

65.4%

14.7%

0 0%20.0%40.0%60.0%80.0%

97.1%

施した学校

「英語活動」を実

施しなかった学校

英語活動年間平均実施時間数総合的な学習の時間 特別活動 その他

第6学年 65.4% 14.7% 0.0%ALT 地域人材等

総合的な学習の時間

特別活動 その他 計

第1学年 5.1時間 3.7時間 8.8時間 月に1回程度第2学年 5.2時間 3.8時間 9.0時間

第3学年 11 5時間 0 2時間 2 2時間 13 9時間

0.2時間 0.4時間0.4時間 0.4時間

2.2時間 2.2時間2.5時間 2.6時間

1012141618

第3学年 11.5時間 0.2時間 2.2時間 13.9時間

2~3週に1回程度

第4学年 11.6時間 0.4時間 2.2時間 14.2時間

第5学年 12.7時間 0.4時間 2.5時間 15.6時間

第6学年 13.0時間 0.4時間 2.6時間 15.9時間

11.5時間 11.6時間 12.7時間 13.0時間

5.1時間 5.2時間

3.7時間 3.8時間

02468

第1学年 第2学年 第3学年 第4学年 第5学年 第6学年

出典:文部科学省「小学校英語活動実施状況調査(平成19年度)」

※新学習指導要領では、5~6年で35時間(週1回)必修となる

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8.小学校英語に関する保護者の意識(8.小学校英語に関する保護者の意識(20062006年ベネッセコーポレーション調査より)年ベネッセコーポレーション調査より)

小学校英語の必修化に対する賛否 象

賛成 どちらかといえば賛成 どちらかといえば反対 反対 よくわからない 無答不明

小学校英語の必修化に対する賛否 ○調査対象:小学1年生から小学6年生の子供をもつ

保護者4,718名(市区町村の人口規模及び人口密度を考慮して市区町村を抽出し、更にランダムに学校(計31校)を抽出)

35.2% 41.2% 10.0% 4.0% 8.3% 1.2%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

増やしてほしい授業時間望ましい開始学年

47.8%小学校1年生 25.4%英語

10.2%

13.5%

5.3%

小学校4年生

小学校3年生

小学校2年生

5.1%

13.2%

18.0%

20.7%

体育

算数

国語

情報(コンピュータなど)

3.5%

9.7%

10.2%

小学校6年生

小学校5年生

小学校 年生

1.3%

1.3%

3.7%

5.1%

社会

理科

芸術(音楽や図工など)

体育

※「小学校で英語教育を行う場合、どの学年から開始するのがよいと思いますか」と う質問 答

※「もし週に1時間だけ、授業の時間が増やせるとしたら、あなたはどの時間を増やしと思 ます と う質問 答

8.9%

0.0% 20.0% 40.0% 60.0%

小学校のうちに教える必要はない 8.5%

0.0% 10.0% 20.0% 30.0%

その他

という質問への回答。※「無答不明」は図から省略している

てほしいと思いますか」という質問への回答。※「無答不明」は図から省略している

出典:Benesse教育研究開発センター 「第1回小学校英語に関する基本調査(保護者調査)報告書」(2006年)

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9.高校生留学の現状9.高校生留学の現状 ‐‐実施学校数・生徒数の推移実施学校数・生徒数の推移‐‐

※本調査において「留学」とは3ヶ月以上のものをいう。

5,000人

6,000人

2,500校

3,000校

H4年度

H6年度

H8年度

H10年度

H12年度

H14年度

H16年度

H18年度

実施学校数・生徒数の推移(留学)

2 000人

3,000人

4,000人

1 000校

1,500校

2,000校公立学校数 1,496 1,323 1,558 1,382 1,347 1,215 1,185 1,018

私立学校数 839 972 1,149 1,008 1,024 967 1,039 986

学校数合計 2,335 2,295 2,707 2,390 2,371 2,182 2,224 2,004

1,000人

2,000人

500校

1,000校

私立学校数

公立学校数

公立生徒数

私立生徒数

生徒数合計

公立生徒数 2,434 1,880 2,009 1,919 1,915 1,702 1,583 1,330

私立生徒数 2,053 2,118 2,472 2,267 2,443 2,458 2,821 2,583

生徒数合計 4,487 3,998 4,481 4,186 4,358 4,160 4,404 3,913 H4 H6 H8 H10 H12 H14 H16 H18

行き先別生徒数の推移(留学)5,000人

H4年 H6年 H8年 H10年 H12年 H14年 H16年 H18年

H4 H6 H8 H10 H12 H14 H16 H18

3,000人

4,000人計

アメリカ

カ ナ ダ

オーストラリア

ニュージーランド

イギリス

H4年度

H6年度

H8年度

H10年度

H12年度

H14年度

H16年度

H18年度

アメリカ 2,939 2,346 2,328 2,043 2,032 1,727 1,708 1,501

カ ナ ダ 391 346 424 408 519 635 582 617

オ ストラリア 468 529 621 565 598 592 739 600

1,000人

2,000人

イギリス

そ の 他オーストラリア 468 529 621 565 598 592 739 600

ニュージーランド 206 261 424 446 508 544 642 560

イギリス 213 220 247 248 257 211 243 185

そ の 他 270 296 437 476 444 451 490 450

出典:文部科学省

計 4,487 3,998 4,481 4,186 4,358 4,160 4,404 3,913 H4 H6 H8 H10 H12 H14 H16 H18

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10.高校生の海外研修旅行10.高校生の海外研修旅行

※本調査において、 「研修旅行」とは、語学等の研修や国際交流等のために外国の高等学校や語学研修所等において学習したり、または交流事業等に参加することを目的とする3ヶ月未満の旅行をいう(修学旅行は含まれない なお 海外への修学旅行は 公立464校 私立541校 参加者数は177 750人(平成18年

行き先別生徒数の推移(研修旅行)

48,000人16,000人 計オーストラリアアメリカ

ることを目的とする3ヶ月未満の旅行をいう(修学旅行は含まれない。なお、海外への修学旅行は、公立464校、私立541校、参加者数は177,750人(平成18年度)である)。

H4年度

H6年度

H8年度

H10年度

H12年度

H14年度

H16年度

H18年度

アメリカ 4,624 6,767 8,290 10,164 11,188 10,319 11,175 10,204

カ ナ ダ 14,428 11,842 11,261 10,103 10,461 7,078 6,575 5,647

36,000人12,000人

アメリカカ ナ ダイギリスニュージーランドそ の 他

オーストラリア 3,154 3,142 3,415 3,660 4,355 3,464 3,874 3,570

ニュージーランド 2,144 3,129 3,443 4,254 5,149 3,293 4,182 3,352

イギリス 2,352 3,898 3,918 3,535 3,095 4,112 3,797 3,318 12,000人

24,000人

4,000人

8,000人

そ の 他 4,986 3,687 3,783 5,710 5,062 4,974 5,179 4,535

計 31,688 32,465 34,110 37,426 39,310 33,240 34,782 30,626 人人

H4 H6 H8 H10 H12 H14 H16 H18

【高校生留学・交流推進のための諸施策】高校生交流団体等への補助ア 高校生留学の促進 20年度予算額:28,336千円(前年度予算額:35,661千円)

高校生留学交流団体が実施する高校生の派遣プログラムに参加する生徒のうち、学資補填を必要とする家庭の子女で成績優秀である者を対象に、1人50万円を補助。(平成19年度支援人数:37人) 同団体が行う留学相談・情報提供事業を支援。

イ 外国人高校生(日本語専攻)の短期招致 20年度予算額 45 943千円(前年度予算額 47 439千円)イ 外国人高校生(日本語専攻)の短期招致 20年度予算額:45,943千円(前年度予算額:47,439千円)予定人数:155人期間:6週間

ウ 高校生の派遣・受入 20年度予算額:8,946千円(前年度予算額:9,896千円)予定人数:派遣20人、受入20人期間:1ヵ月間期間:1ヵ月間英語以外の外国語教育を推進する「高等学校における外国語教育の多様化の推進地域事業」と連携し、対象言語を学習している高校生と、対

象言語使用国の高校生との相互の派遣・受入れを実施する。

出典:文部科学省

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11.英語教員の英語力の状況(中学校、高等学校)11.英語教員の英語力の状況(中学校、高等学校)

中学校 高等学校

実用英語技能検定試験実用英語技能検定試験

49 4%

実用英語技能検定試験

準1級以上の級又は、

TOEFLのPBT550点以

上、CBT213点以上、

TOEIC730点以上のスコ

アを取得した教員数

26.6%

実用英語技能検定試験

準1級以上の級又は、

TOEFLのPBT550点以

上、CBT213点以上、

TOEIC730点以上のスコ

アを取得した教員数

50.6%49.4% アを取得した教員数

上記資格を取得してい

ない教員数73.4%

アを取得した教員数

上記資格を取得してい

ない教員数

調査に協力した英語教員数:18,796調査に協力した英語教員数:23,562

出典:文部科学省「英語教育改善実施状況調査(平成19年度)」

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12.12.「英語が使える日本人」の育成のための行動計画(平成15年3月文部科学省)のポイント「英語が使える日本人」の育成のための行動計画(平成15年3月文部科学省)のポイント

◇ 国民全体に求められる英語力→「中学・高校を卒業したら英語でコミュニケーションができる」

・中学校卒業段階:挨拶や応対等の平易なコミュニケーションができる

(中学卒業者 平均とし 英検 級程度)(中学卒業者の平均として、英検3級程度)

・高等学校卒業段階:日常の話題に関する通常のコミュニケーションができる

(高校卒業者の平均として 英検準2級~2級程度)(高校卒業者の平均として、英検準2級 2級程度)

◇ 専門分野に必要な英語力や国際社会に活躍する人材等に求められる英語力

→「大学を卒業したら仕事で英語が使える」

・大学卒業段階:各大学が、仕事で英語が使える人材を育成する観点から、達成目標を設定

◎英語の授業の大半は英語を用いて行う。

◎地域に英語教育に関する先進校を形成する◎地域に英語教育に関する先進校を形成する。

◎概ね全ての英語教員が、英検準1級、TOEFL550点、TOEIC730点程度以上の英語力を備える。

◎中・高等学校の英語授業に週1回以上は、ネイティヴが参加する。英語に堪能な地域の人材を活用する。

◎毎年10,000人以上の高校生が海外留学する。

◎小学校の英会話活動の3分の1程度は、外国人教員、英語に堪能な者又は中学校等の英語教員が指導する。

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