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平成30年度版 危機管理 マニュアル 山口県立萩商工高等学校 郵便番号 758-0074 山口県萩市大字平安古町544番地 (0838) 22-0034 F A X (0838) 22-2429 U R L http://www.hagi-ct.ysn21.jp/

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平成30年度版

危機管理

マニュアル

山口県立萩商工高等学校

郵便番号 758-0074

山口県萩市大字平安古町544番地

電 話 (0838 ) 22-0034

F A X (0838 ) 22-2429

U R L http://www.hagi-ct.ysn21.jp/

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目 次

危機管理の目的・心得 ・・・・・・・・ P1

緊急体制 ・・・・・・・・ P2

医療体制 ・・・・・・・・ P3

救命処置の流れ ・・・・・・・ P4

救急時記録票(1)(2) ・・・・・・・ P5

緊急時の職員役割分担 ・・・・・・・ P7

緊急時の対応例 ・・・・・・・ P8

緊急連絡先 ・・・・・・・ P9

広報体制 ・・・・・・・ P10

台風接近に対する対応について ・・・・・・・ P11

風水害・土砂災害発生時の対応について ・・・ P12

新型インフルエンザ等対策 ・・・ P14

感染症・食中毒(疑い)事故発生時の措置 ・・・ P16

不審者への対応 ・・・・・・・・・・・・・ P17

〃 侵入時の対応マニュアル ・・・・・・・・ P18

CRTについて ・・・・・・・・・・・・・ P19

県立学校における学校事故等の報告先 ・・・・ P20

非常時における出勤時間別職員一覧表 ・・・・ P27

光化学オキシダント対応マニュアル ・・・・・・ P28

PM2.5(微小粒子状物質)について ・・・・・・ P29

添付資料:「学校における新型インフルエンザ等対応マニュアル」

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危機管理の目的

1 生徒と教職員の生命や身体を守る

2 生徒の心理的な動揺を防ぎ、学校本来の機能 を維持する

3 生徒、保護者、社会からの信頼を保つ

4 危機からも学び、プラスに変えていく

危機管理の心得

1 危機の予知・予測・未然防止

◇ 事前点検、事前指導を十分行う

施設・設備、授業、部活動、学校行事

2 危機発生時の対応 ◇「早い連絡、早い対応」をする ◇ 緊急時の対応方法を常に心得ている

緊急体制、医療体制、手だての基本、緊急時の記録

◇「5W1H」を正確に把握・記録する

いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、

どのように、どうした

3 誠意ある対応

◇ 保護者、地域、マスコミ

4 対応の評価と再発防止に向けた取組

- 1 -

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緊急体制 (担架2ヵ所(昇降口・体育館外側、救急箱は保健室 )

保健室内に表示及び保管

担 架 ※現場を離れない 救急車 119

救急箱 ※複数で対応する

養護教諭 付添は養護教諭で行う 発見者 部活顧問

職員室の教員

医療機関 連絡・報告 直行 連絡・指示

教頭 (内線 218) 保健主任 学年 HR 連絡 保護者

携帯 07055225511 生徒主任 主任 担任 付添 関係者 報告 家庭訪問

※連絡指示・情報の共有・報告の確認 報告 指示

校 長(内線 200)

事務長(内線 201) 県教育委員会 第1報

「いつ、どこで、誰が、何を、

なぜ、どのように、どうした、現状は

どう、 学校の対処は(詳細は後ほど)」、

報告・指導 を確認・報告を行う

(県教委 :CRT の要請)

第2報

親師会会長 事実経過及び学校の対処を報告、

指示を受ける

全 職 員 事実関係説明、職員役割分担

説明 ・ 指示

対応

生徒・保護者 事故生徒・保護者対応、

保護者説明会、生徒集会

スクールカウンセラー 事故後の生徒・教職員の心のケア

警察・裁判所 必要に応じて協力要請、補償

マ ス コ ミ 広報体制の設置指示、窓口一本化

- 2 -

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医療体制

救急車要請基準

病 院 ◎:校医 〈注〉電話連絡後受診

診療科目

病 院 名

電話番号

診 療 時 間

・意識喪失の持続するもの

・ショック症状の持続するもの

・けいれんが持続するもの

・激痛の持続するもの

・多量の出血を伴うもの

・広範囲の火傷のもの

・その他必要の生じたとき

◎内科

中嶋クリニック

22-2206

8:30~12:30

14:30~18:00

内科

(外科)

花宮医院

25-8738

8:30~12:30

13:30~18:00

整形

大藤医院

21-0002

8:30~12:00

14:00~17:30

救急車の呼び方

◎眼科

永見眼科

22-0720

8:45~12:30

14:00~17:30

・救急車をお願いします

・萩商工高校です

・住所は

萩市平安古(ひやこ)

544番地

・電話は22-0034

・事故者人数

・氏名・性別・年齢

・事故発生後の状態

◎耳鼻科

堀耳鼻咽喉科

22-4133

8:30~12:30

14:30~18:00

◎歯科

大谷歯科

22-0527

8:30~12:00

13:00~17:30

内藤歯科

25-4145

9:00~12:30

14:00~18:30

総合

都志見病院

22-2811

8:30~12:00

14:30~17:00

救急車到着までの観察事項と

処理事項を「救急時記録用紙(

1)(2)」に記録する。

5ページ参照

玉木病院

22-0030

8:30~17:00

土曜は午前中

萩市民病院

25-1200

8:30~11:30

13:00~16:30

タクシー

学 校

薬剤師

萩薬剤師会

(河村明美先生)

24-2233

9:00~18:00

近鉄タクシー

TEL22-0753

0924

休日当番医の案内

消防テレフォンサービス 25-7474

相談室コールセンター 0120-506-322

病院引率の場合は原則として

タクシーを利用する

- 3 -

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救命処置の流れ

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救急時記録表(1) 記録者:【 】

疾病者

科 年

氏名

男・女

発生日時

月 日 曜 時 分頃

発生場所

事故発生状況

何をしていたか どうなったか

救急車手配時間

時 分

救急車到着時間

時 分

救急車同乗者氏名

家庭連絡時刻

時 分

事故発生直後の状態

意 識

レベル( ) はっきり・ぼんやり・意識なし 呼 吸

回/分

正常 ・ 浅呼吸 ・ 深呼吸 努力性呼吸・いびき(→気道確保)

回/分

整 脈 ・ 不 整 脈 微 弱 ・ 大きく弾むような脈

ショック症状

あり ・ なし 冷や汗

顔 色

正常 ・ 紅潮 ・ 蒼白 ・ チアノーゼ( →酸素投与)

瞳 孔

正常 ・ 左右不同 ・ 偏視 ・ 眼振

瞳孔拡大(4mm以上) ・ 縮瞳(2mm以下)

対光反応( あり ・ なし )

出 血

あり ・ なし 部位( )

外 傷

あり ・ なし 部位( )

疼 傷

あり ・ なし 部位( )

体 温

°C

血 圧

/ mmHg

けいれん

部位( 全身 ・ 末梢 ) 時間( 秒程度)

手 足

麻痺 ・ しびれ ・ 冷感

その他

嘔吐・悪心・失禁・視力障害・複視・項部硬直・不穏

処 置

体位 ・ 保温 ・止血・ 気道確保 ・ 人工呼吸 ・ 心マッサージAED・酸素投与・異物除去・手足のマッサージ・着衣をゆるめる

- 5 -

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救急時記録表(2)

時 間

症 状

処 置

病院到着時間

時 分

病院名

病院 科

医師名

[病院での説明事項]

家庭との連絡状況と保護者との面会の様子

保護者氏名

住所

電話

[家庭連絡の状況]

保護者との面会者

面会時間

時 分 ~ 時 分

[内容]

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緊急時の職員役割分担

本 部

場 所:会議室 本部職員:校長、教頭、事務長、各部主任、各科長、学年主任、該当職員、養護教諭

校 長

・各関係機関へ報告 (県教育委員会、親師会長)

・全職員への説明と指示 (事実関係の説明、対策本部の設置、職員役割分担)

・生徒及び保護者との対応 (事故生徒及び保護者への陳謝と補償、保護者説明会

、全校集会)

・外部機関との対応 (警察、裁判所、マスコミ、議会)

教 頭

・事故処理の総括

・事故の報告を受け、担当職員に連絡・指示

・校長への報告及び校長からの指示事項を職員に連絡・指示

・外部窓口及び対応

事務長

・外部受付、庶務

・現場保存

・施設設備の点検

総 務

・情報の収集

・校長の指示を受けて外部との対応

・保護者説明会及びマスコミ取材の計画と諸準備

教 務

進 路

特 活

・一般生徒の把握と対応

・一般生徒及び事故生徒の学習及び進路指導計画

・全校集会の計画と諸準備

生 徒

保 体

教育相談

・事実確認及び事故原因の調査

・事故関係者及び全校生徒の指導

・再発防止対策及び再発防止指導

・心のケア指導

図 書

・事実及び経過記録の整理

・日常及び当日の健康状態と指導状況の記録整理

・全校集会及び保護者説明会用説明文書作成

・マスコミ取材用文書の作成及び取材後のまとめ、整理

・県への報告文書作成

学年主任

HR担任

部活顧問

・患者への付添及び教頭へ容体報告

・保護者への連絡と対応

・事実確認、日常及び当日の健康状態と指導状況を教頭に報告

・HR生徒の指導

養護教諭

・応急措置

・救急車要請及び病院との連絡、経過記録

・患者への付添及び教頭へ容体報告

・日常及び当日の健康状態と指導状況を教頭に報告・

・災害共済手続き

- 7 -

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緊急時の対応例 【事例】体育館で部活動中、生徒が突然倒れた。すぐ救急車で病院へ運んだが死亡した。 【対応】・直ちに対策本部設置 ・事故状況の確認と整理 ・今後の対応を協議し、全職員に説明並びに指示 項目

確 認 ・ 対 応 内 容

職員役割

1 事故状況 いつ、どこで、だれが、なにを、なぜ、どのように、どうした 現状は、対処は

部活顧問、養護教諭

2 事故者の日常の健康状態と指導状況

(1)健康診断票、個人調査票、家庭からの連絡 (2)日常の生活と健康状態(授業、保健室利用状況等) (3)当日の本人の健康状態(睡眠、朝食、顔色、前日の生活)

HR担任、養護教諭

3 救急車要請 (1)事故現場から誰が報告し何分かかったか (2)電話は誰がしたか (3)救急車がくるまでの間に何をしたか

(4)救急車に誰が乗り、誰が付き添ったか (5)病院での治療の様子はどうだったか

養護教諭、部活顧問

4 保護者への連絡

(1)いつ、誰が、誰にしたか (2)病院の指定があったか

HR担任、部活顧問

5 部活動状況 (1)年間計画と本日の活動計画 (2)保健・安全管理上の配慮 (健康観察の結果、準備運動、実施前の指導及び助言内容)

部活顧問

1 県教育委員会へ報告(及びCRT要請)

校長

2 保護者への事情説明及び陳謝

校長、教頭、部活顧問

3 親師会長への連絡 (葬儀、通夜への対応)

校長

4 全校生徒への事情説明

校長

5 通夜(参加者、誠意の示し方)、葬儀(参加者、内容、弔意の示し方)

校長、教頭、該当教員

6 マスコミへの対応

校長、広報体制 P.10

7 警察の事情聴取

校長、教頭、部活顧問

8 現場検証

校長、教頭、事務長、部活顧問

9 議会対応

校長

1 警察署との対応

校長、教頭、部活顧問

2 独立行政法人日本スポーツ振興センターへの申請

養護教諭

3 全保護者への説明と連携

校長

4 生徒一人一人の健康チェックと留意事項の確認

養護教諭、HR担任

5 指導体制、救急体制、施設・設備の検討

全職員

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緊急連絡先

連 絡 先

電 話 番 号

教育庁 学校安全・体育課 学校安全管理班

学校安全担当(事件・事故等)

083-933-4673

生徒指導担当(問題行動等)

083-933-4680

親師会長

警察110

萩警察署

110 (26-0110)

消防119

萩消防署

119 (25-2772)

警防課 25-2784

電 気 (荒川電気管理事務所)

25-9121

ガ ス

(光栄商会)

22-0554

上下水道

(栄工業)

22-8982

電 話 ( NTT西日本 )

( 中国電設工業 (株 ))

116、113

083-973-3611

保健所(山口県萩環境保健所)

(萩健康福祉センター)

25-2663

同 上

東萩駅

長門市駅

22-0271 0837ー22-2600

セコム警備保障株式会社 (機械警備)

25-1570

*鳥インフルエンザ関連

県 畜 産 振 興 課 083-933-3434

北部家畜保健衛生所 0838-22-5677

教育庁高校教育課 083-933-4620

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広報体制

【マスコミ対応での配慮事項】

1 事実を正確に公開することを原則とする

2 関係者の基本的人権の尊重に配慮する

3 解決に向けてマスコミの活用をはかる

4 マスコミ取材の心得・態度を明確にする

① ウソは禁物 ② 言えないことは「言えない」という

③ 知ったかぶりは禁物 ④ ミスリード的相槌を慎む

⑤ 逃げない・待たせない ⑥ 締め切り時間への配慮

⑦ オフレコの活用 ⑧ 資料は先手を打って配布する

⑨ 素直な陳謝 ⑩ 解禁条件付きの発表方式

5 誤った報道は訂正を要求し、しかるべき法的処置をとることも検討する

6 やむなく情報を公表するのでなく、学校の主体的判断のもとに対応する

場 所

担 当 者

任 務 及 び 留 意 事 項

本 部

会議室

本部長・・・校長

広報責任者・教頭

本部職員

事務長、各部主任

各科長、学年主任

該当職員、養護教諭

1総指揮及び指令 (校長)

2記者取材及び保護者会用説明文書作成 (図書)

・事実は正確に、隠さない、箇条書き、5W

1Hを具体的に

・発表文書以外はノーコメントで対応できるよう作成

3想定問答の作成(校長、教頭)

4取材後の内容まとめ (図書)

5マスコミとの相互確認及び依頼事項 (教頭)

・教育環境を破壊しない

・取材会場、時間、受付方法

・立ち入り及び撮影可能場所(前庭、会議室)

・マスコミ幹事社(マスコミ窓口)決定、可能なら代表

取材を依頼

・取材時はテープ録音、メモをとる、質問者は社名

と名前をいう

・保護者会は代表取材とする(カメラ1記者1)

6保護者会へのマスコミ同席は可否を保護者に諮る(教頭)

会場・受付

代表取材

→応接室

共同取材

→会議室

保護者会

取材

→体育館

総務

1会場設営(机、椅子、テープ録音準備)

2受付は名刺または名前、所属報道機関名、

配属部署を記入する

取 材

校長、教頭、総務主任

1取材応対は一人、文章を配布して読む (校長)

質問事項には、逃げない、推測で言わない、

反論するときは反論する(想定問答で対応)

文章以外のことは原則としてノーコメント

2会見内容メモ (教頭)

3テープレコーダで録音

渉 外

生徒指導部

事務

1撮影場所及び立入禁止場所の指示

2駐車場への誘導

3来客、電話応対

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台風接近に対する対応

山口県立萩商工高等学校

台風等による注意報・警報発令時の対処

情 報

授業

登校前発令

登校後発令

強風

平常授業

①今後の気象情報や地域の実情等を家

族と相談し、安全に登下校できるこ

とを確認した上で登校する

②安全に登校することが心配される場

合は、学校に連絡し、自宅で待機す

るか状況を見て判断する

最寄り駅の電話番号 (各自記入 )

〔 駅〕

〔 駅〕

①気象情報や地域の実情に応

じ、下校させることがある

大雨

洪水

暴風

平常授業

又は

授業中止

①今後の気象情報や地域の実情等を家

族と相談し、安全に登下校できるこ とを確認した上で登校する

②安全に登下校することが心配される

場合は学校に連絡をし、自宅で待機

するか状況を見て判断する

《休校、自宅待機、登校時間の

繰り下げの連絡》

○決定する時間:午前6時30分

○生徒、保護者への周知の方法

「萩商工高校公式サイト」

「保護者メール」

①原則として安全を確認した

後、下校させる。

【確認事項】

・交通、道路情報の確認

・保護者引き取りの有無

・集団下校者の確認

・自転車通学生の安全指導

・下校途中で帰宅不能になっ

た場合の対処方法

・安全に下校することが困難

な生徒については、保護者

と連絡を取り、適切な処置

をする

大雨

①気象情報や地域の実情に応

じ、下校させることもある

洪水

備 考

地域により気象条件が違う場合があるので、安全を第一に判断すること。

このプリントは、家庭で見やすいところに保管してください。

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■ 風水害・土砂災害発生時の対応

「山口県土木防災情報システム」の洪水ハザードマップや土砂災害危険箇所マップ、各

市町作成のハザードマップをもとに、校区内の危険箇所を把握し、予め安全マップに掲

載する。被害が想定される学校は、対応方針を生徒・保護者に周知しておく。

1 災害発生危険度が高い場合、最新気象情報を定期的に確認

(山口県土木防災情報システムWebページを活用)

2 管理職等の緊急協議

3 校長(責任者)の指示事項 及び 対応の情報共有

■ 基本的な対応

警報等 授業 対 応

・土砂災害警戒

情 報

・記録的短時間

大 雨情報

中止

①朝6:00の段階で土砂災害警戒情報及び土砂災害

降雨 危険度「レベル3」以上や、記録的短時間大雨情報

が 発令され、生徒の登校に危険が想定される場合は、

休校、または自宅待機とし、緊急連絡する。

前日に想定できる場合は、前日に連絡する。

実施

①午前・午後に、授業が開始できる状況であれば自宅

待機。

②教職員が安全確認の後、授業実施を連絡する。

□ 生徒への連絡方法、登下校の安全確保、保護者の迎え等については、台風等暴風

対応マニュアルに準ずる。(朝6:30に「萩商工高校公式サイト」「保護者メ

ール」にて連絡)

3 校長(責任者)の指示事項 及び 対応の情報共有

□ 気象情報に基づき、対応を決定する。なお、保護者の迎えや担任等による帰宅

確認については、台風等暴風対応マニュアルに準ずる。

警報等 授業 対 応

・土砂災害警戒

情 報

・記録的短時間

大 雨情報

実施

(屋

内 )

①災害発生の危険性が高まっている際は、担当者は、

気象 情報を定期的に確認する。

②土砂災害警戒情報及び土砂災害降雨危険度「レベル3」

以上や、記録的短時間大雨情報が発令され、生徒 の下

校に危険が想定される場合は、学校待機とする。 状況

により、安全な階に避難する。

③但し、市町防災部局から避難指示等があった際は、指定

された避難所に避難する。避難所は事前に周知する。

④天候回復後、教職員が通学路等の安全を確認し下校する。

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注意 土砂災害警戒情報とは

□大雨による土砂災害発生の危険性が高まった時、市町長が避難勧告等を発令する際の 判断や住

民の自主避難の参考となるよう、山口県と下関地方気象台が共同で発表する 防災情報。

□「土砂災害警戒情報」発令に併せ、山口県土木防災情報システムに掲載されている、 地域の

危険度を4段階で示した「土砂災害降雨危険度」を必ず確認する。

□【山口県土木防災情報システム Web頁】(http://y-bousai.pref.yamaguchi.jp/)下図参照

【下関地方気象台 Web頁】 (http://www.fukuoka-jma.go.jp/shimonoseki/shimo1.htm)

※ 土砂災害降雨危険度とは

地域の詳細な土砂災害発生危険度を以下に示す4段階の危険度で情報提供

レベル1

今後の雨量に注意

・土砂災害の発生に注意

・気象や雨量の情報収集の開始

・渓流や斜面の状況に注意、異常を感じたら避難

レベル2

避難準備開始の目安

・土砂災害の発生に警戒

・災害時の持ち出し品や避難経路の確認

・災害時要援護者(幼稚園・特別支援学校が含まれ

る)などは避難開始

レベル3

避難開始の目安

・今後2時間以内に土砂災害が集中的に発生

する危 険が高まっている。

・渓流や斜面の状況に注意し、早めの避難

レベル4 土砂災害発生のおそれ ・土砂災害が集中的に発生するおそれ

(参考資料:山口県土木防災情報システム)

参考 山口県土木防災情報システム Web 頁

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新型インフルエンザ等対策

(1)新型インフルエンザ等対策委員会設置要項

1 目 的 学校が感染を広げる場にならないこと、教育の空白をつくらないことを念頭

に、差し迫っている新型インフルエンザ等に、慌てることなく、迅速かつ適

切に対応し、被害を最小限にとどめる。 2 構 成 校長、教頭、事務長、教務部主任、学校安全係主任、生徒指導部主任、

保健係主任、養護教諭 3 事 業 ①新型インフルエンザ等対策行動計画(萩商工高版)の策定 ②新型インフルエンザ等に関する課題の対応の検討 ③臨時休業(学校閉鎖)の決定、解除

④その他、目的達成に必要なこと 4 その他 *委員会は、必要に応じて開催する。 *委員会の招集及び進行は、教頭が行う。 *構成メンバーは、内容に応じてその他の関係者の出席を依頼する。

(2)新型インフルエンザ等対策行動計画(萩商工高版)の作成について

①新型インフルエンザ等の発生前 生徒への知識の普及・予防教育、保護者への情報伝達・啓発、緊急時の連絡網の確認、教職員の役割分担・備えるべき物の準備

②発生後~感染拡大期 ウイルス感染拡大防止の取り組み、優先すべき業務の選定

③大流行期 学校閉鎖の決断・報告、生徒の家庭学習への支援・安否の把握、学校施設の維

持管理 ④感染第1波がおさまる時期 学校再開に向けての準備、感染拡大第2波に対する取り組み

*危機管理マニュアルとの関連性の確認

(3)発生場所に応じた臨時休業(学校閉鎖)の判断 (「学校における新型インフルエンザ等対策マニュアル」山口県教委より抜粋)

県内他地域で発生

(市町外)

学校の地域内で発生

(市町内又は隣接地域) 学校で発生

判断

臨時休業の準備又は検討 ・設置者及び医療機関や県・ 市町の保健部局と連携。 ・地域発生早期には、国から 臨時休業の要請がある。

臨時休業の検討 ・設置者及び医療機関や県 市町の保健部局と連携。 ・発生状況に応じては、国 ・県から、臨時休業への 要請を行う。

臨時休業

留意事 項

・保健指導(予防) ・集会の延期・中止 ・外出の自粛

・休業中の保健指導 ・休業中の学習指導(数ヶ月 に及ぶ場合を想定) ・職員の職務内容確認 ・外出の自粛

・患者との接触者調査 ・休業中の保健指導 ・休業中の学習指導(数ヶ 月に及ぶ場合を想定) ・職員の職務内容確認 ・外出の自粛

※ 学校の臨時休業措置を講じる場合には、その範囲や期間等について、ウイルスの感染力や疾患の症状などによって、判断する必要があります。

※ 患者との接触者調査は、健康福祉センター(保健所)が行う。(県教委へ確認ずみ)

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(4)学校で患者が発生した(疑い)の場合の連絡体制

(「学校における新型インフルエンザ等対策マニュアル」山口県教委より県立の場合のみ抜粋)

* 新型インフルエンザ等の場合、臨時休業(学校閉鎖)の措置をした時だけでなく、

出席停止者が1名でも報告手順により報告する。

【 新型インフルエンザ等発生時の報告先一覧 】

報告先

住 所

電話番号

FAX

学校安全・体育課

こども元気づくり班

〒753-8501

山口市滝町1-1

083-933-4685

083-922-8737

萩健康福祉センター

〒758-0041

萩市江向河添沖田

0838-25-2663

0838-26-0696

中嶋学校医

(中嶋クリニック)

〒758-0021

萩市今古萩

0838-22-2206

0838-24-2262

萩薬剤師会師

(河村明美)

〒758-

萩市土原510-1

0838-22-0130

09046940956

-

新型インフルエンザ等対策における教職員の役割分担 等について

この危機管理マニュアルに添付されている

◇ 別添「学校における新型インフルエンザ等対策マニュアル」参照

<発 生>

学 校

状況確認

・高熱

・急性呼吸器

症状

・患者との接

触歴 等

担任

保健主任

養護教諭

報 告

教 頭

県教育委員会

学校安全・体育課

県対策本部

報 告

保健主任

健康福祉センター(保健所)

連絡

患者診断医 報告

養護教諭 連絡

届出

校 医

学校薬剤師 指導・助言

聴取・調査・指示

<出席停止・臨時休業措置に関わる関係法令>

学校保健安全法第 19・20条、学校保健安全法施行令第6条

:保健所に連絡(学校保健安全法施行令第5条)

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不審者への対応

1 緊急を要するとき

110番 か 関係機関に通報

【例】

(1)生徒や職員に危険が感じられるとき

凶器を持っている。器物を破損した。物を投げたり倒したりした。

暴力を振るった。原付・自動二輪車・車等で暴走行為をした

(2)威圧的行為を繰り返したり脅迫したとき

暴れたりいやがらせをした。

注意しても従わないで威圧的な行動をとっている。

(3)窃盗をしようとしたとき

物色したことが明らかで、生徒の物品や備品等を持ち去ろうとしている。

夜間校舎内に立ち入っている。

(4)覚醒剤やシンナーなどの薬物を使用した形跡やしているとき

(5)火災発生の原因となるようなことをしているとき

(6)その他、不審な行動を見かけたり、緊急の場合

2 連絡先の関係機関

関 係 諸 機 関

警察署 110

萩警察署 0838-26-0110

山田警察官駐在所 0838-22-4736

萩駅前警察官駐在所 0838-22-4672

消防署 119

萩市消防本部 0838-25-2772

山口県萩環境保健所 0838-25-2663

3 注意事項

(1)職員間で素早く連絡し、複数で対応する。

(2)危害を加える恐れのある者が侵入した場合、その者を一時的に案内し、

隔離しておく場所は人のいない応接室か、校長室、会議室等とする。

(3)生徒を安全な場所に避難させる。

(4)不審者・侵入者の特徴をつかむ。

性別・年齢・身長・体型・人相・頭髪・服装(色・形)・履き物・眼鏡・

自動車のナンバー・人数等

(5)校長・教頭・生徒指導・養護・保健体育へ連絡する。

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不審者侵入時の対応マニュアル

1 不審者かどうか

(1)受付を通っているかチェックする。

(2)声をかけて、用件をたずねる。

(3)不自然な場所に立ち入っていないか。

(4)凶器や不審な物を持っていないか。

(5)不自然な行動や暴力的な態度はみられないか。

(6)用件が明らかで正当な場合は、受付に案内する。

2 退去を求める

(1)他の教職員に連絡し、協力を求める。

(2)言葉や相手の態度に注意しながら、丁寧に退去するように説得する。

(3)受付を無視し無理に立ち入ろうとする、退去の説得に応じようとしない、暴力的

な言動をする等の場合は、不審者として「110番」通報する。

3 危害を加える恐れはないか。

(1)所持品に注意する。

・凶器を所持していたら、直ちに「110番」通報する。

・不審者が興奮しないように、丁寧に落ちついて対応し、警察が到着するのを待つ。

・凶器を隠し持っている場合もあるので、手の動きに注意する。

(2)言動に注意する。

・暴力を行使しようとする。

・制止を聞かず、興奮状態である。

・言動が不自然であったり、要領を得ないことを言っている。

○ 通報について

1 警察「110番」に通報するとともに、教職員に周知する。

(1)校内放送等で教職員に周知する。

・不審者に気付かれず、生徒がパニックに陥らないように工夫する。

例「これから緊急集会を開きますので、次の放送があるまで全員教室で待機してく

ださい。○○係の先生は、○○へ集まってください。」

2 県教育委員会に緊急連絡する。

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○ 生徒の安全

を守る

1 防御(暴力

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クライシス・レスポンス・チーム

CRTについて

名 称 山口県クライシスレスポンスチーム

略 称 CRT(通称名:“はーとワープ”チーム)

目 的 学校危機へのメンタルサポート(緊急対応)

対 象 山口県内の小中高等学校に所属する子ども達の多くが心に 傷を受ける可能性がある事件・事故等

依頼方法 校長または所轄の教育委員会からCRT情報センターへ電話で

依頼 0835-26-1152

話し中・不通時0835-22-2044

派遣隊員 CRTに登録されている専門職数名

派遣期間 3日間以内(アフターケアなし)

支援内容 二次被害の拡大防止とこころの応急処置

①評価とケアプラン策定の手助け

②教職員への助言、サポート

③保護者への心理教育

④子どもと保護者への応急対応

⑤その他

運用組織 山口 県精神保健福祉協 会山口県(精神保 健福祉センター)と協 働で運用

情報センタ- 0835-26-1152(子ども家庭支援センター“海北”)

0835-22-2044(不通時/防府海北園)

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学校における事件・事故等発生時の報告について

学校等において、下記の事件・事故等が発生した場合は、山口県教育庁学校安全・体育課 学校安全管理班宛て、速やかに報告をお願いします。(市町立小中学校は関係教育委員会経由) なお、「いじめの重大事態」であると判断される場合、事態の調査、地方公共団体の長への報告等が必要となります。調査の主体が学校か教育委員会かの判断、外部専門家の参加等、所管の教育委員会の指示の下、対応をしてください。県立学校において、学校主体の調査を行った場合、4-(3)「いじめ事案調査報告書」の様式で報告をすることになります。

1 報 告 の 対 象 と な る 事 件 ・ 事 故 等

学 校 安 全 担 当 生 徒 指 導 担 当

(1)学校管理下における事件・事故

死亡、又は被災が1週間以上の入院を要する程度の負傷の場合

(2)学校管理下外における事件・事故

死亡、又は被災が特に重傷の場合 (3)交通事故

ア 学校管理下と否とを問わず、1週間以上の治療を要する程度の負傷の場合

イ 交通加害事故で、被害者が負傷した場合

(4)不審者等による被害

幼児児童生徒への声かけやつきまとい、暴力事案など、警察及び近隣校に通報した事案

(5)器物損壊に伴う施設・設備の被害 (爆破・爆破予告を含む) (6)備品類等の盗難・紛失 薬品・毒劇物の盗難・紛失 (7 )正当な理由のない連続欠席(被害のおそれ)

病気やけがなどの正当な理由がない連続7日間の欠席で、対面での当該児童生徒の状況確認ができていない場合

※ 「学校管理下」とは、独立行政法人日本

スポーツ振興センター法施行令第5条第2項に該当するものをいう。

(1)強盗 (2)強制性交等 (強かん ) (3)放火 (4)暴力 ア 複数で個人に対した場合

イ 対教師暴力及び器物損壊 ウ 傷害の程度が大きいもの

(5)恐喝 (6)危険な遊び

ア 生命の安全に影響があるもの イ 死亡、入院を要するもの ウ 失火

(7)性被害 (被害防止の立場から情報提供の必要なもの ) (8)窃盗 (万引き等 ) (集団によるもの、社会的な問題となったもの) (9)家出

ア 自殺等の問題に繋がる恐れのあるもの イ 3日以上にわたるもの

(10 )自殺、自殺未遂・企図・予告・ほのめかし等 (11 )悪質な行為

(公共物の損壊、列車妨害等) (12 )ネット問題 (警察と連携したもの ) (13 )虐待 (14 )いじめの重大事態 (※重大事態に至る恐れが生じた段階で必ず報告すること ) (①生命、身体又は財産に重大な被害が生じ

た疑いがあるもの、②相当の期間〈30日を目安〉、欠席を余儀なくされている疑いがあるもの)

(15 )その他 (性非行、暴走行為、シンナー吸飲等薬物乱

用、無断外泊、その他危険行為等、学校において、生徒指導上重要と判断されるもの)

○次の場合には、学校安全・体育課こども元気づくり班(083-933-4685)に報告してください。 ・ 学校管理下において、アレルギー疾患で病院に行った場合(様式は関係マニュアルに掲載) ・ 感染症・食中毒(疑いも含む)が発生した場合(様式はこども元気づくり班が毎年配付) ・ 学校給食において、異物混入があった場合(様式はこども元気づくり班が毎年配付)

○ 次の(1)(2)の場合にはまず電話で概要を報告し、速やかに「速報様式」により報告してください。 (1) 幼児児童生徒の生命や学校危機につながる「緊急性」の高い事案 (2) 警察と連携した事案 (3 ) 報道の可能性のある事案

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2―(1) 報告の手順

※ 緊急連絡携帯電話番号については、携帯等に予め登録をお願いします。

市町立学校

市町教育委員会

県立学校

教育庁学校安全・体育課

緊急連絡携帯電話(24時間体制)

090-4894-2786

FAX 083-922-8737

生徒指導担当

TEL 083-933-4680

学校安全担当

TEL 083-933-4673

学校安全管理班

事件・事故発生

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2-(2) 報告の手順 -いじめの重大事態(県立学校)-

○ 重大事態発生時の調査等のフロー

発生報告

重大事態発生

いじめ対策委員会

(学校主体)・教職員

・スクールカウンセラー

・スクールソーシャルワーカー

・(必要に応じて)弁護士、医師、民生委員・

児童委員、少年安全サポーター 等

・学校サポートチームとの連携

いじめ問題調査委員会等

(県教委又は学校法人主体)・学識経験者、弁護士、医師、民生委員・児童

委員、人権擁護委員 等

※必要に応じて、県立学校が調査主体で調査

を行った場合、いじめ問題調査委員会が検証

活動を実施

公平性・中立性の確保、プライバシーへの配慮

調査結果の報告

県教育委員会・学校法人

知 事

調査結果の報告

再調査組織による調査の実施【知事部局に設置】

議 会

再調査結果の報告

(県立学校)

発生報告

知 事

いじめられた児童生

徒・保護者に対して、

調査により明らかに

なった事実関係等に

ついて、適切に提供

する。

(知事が必要であると認める場合)

いじめられた児童生

徒・保護者に対して、

再調査により明らか

になった事実関係等

について、適切に提

供する。

学 校

県教育委員会・学校法人【調査の主体の判断】

様式3

による速報

様式4-(2)

による報告

学校主体の調査

様式4-(3)による

調査結果の報告

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3 速報様式

市町教育委員会・学校等から教育庁学校安全・体育課 学校安全管理班宛ての速報様式( FAX 等用)

学 校 事 件・事 故 報 告 ( 速 報 )

教育委員会・学校名

発 信

発 信 日 時 平成 年 月 日( ) 午前 ・午後 時

1 件 名

2 被 害 者

(被 災 者)

学 校 名 学

年 性 別 氏 名 保 護 者 氏 名

年 男・女

(備考) 受診した病院名、傷病の程度等

3 加 害 者

学 校 名 学

性 別 氏 名 保 護 者 氏 名

年 男・女

4 発 生 日 時

5 発 生 場 所

6 事故等の概要

7 学校・教育委員会の措置

8 そ の 他

警 察 へ の 被 害届

有・無

報道発表・取材 有・無

特記事項

教育庁学校安全・体育課 学校安全管理班 学校安全担当 T E L:083-933-4673 生徒指導担当 TEL: 083-933-4680 FAX:083-922-8737

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4-(1) 報告様式(市町立学校用)

平成○○年(○○年)○月○日

○○市(町)教育委員会 教育長 ○ ○ ○ ○ 様

○○市(町)立○○学校

校長 ○ ○ ○ ○

学 校 事 件 ・ 事 故 報 告 書

1 件名

2 (被害・被災者)学年・氏名(性別)・保護者氏名

3 (加害者)

4 発生日時

5 発生場所

6 概要(できるだけ箇条書きが望ましい)

7 被災・傷病の程度

8 学校が行った指導措置及び今後の対策等

9 関係機関が行った指導措置等

10 その他の参考事項

(本人について特記すべき事項、保護者の意見、事故の場合は現場の略図等)

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4-(2) 報告様式(県立学校用)

○ ○ ○ ○ 第 号

平成○○年(○○年)○月○日

山口県教育委員会

教育長 ○ ○ ○ ○ 様

山口県立○○学校

校長 ○ ○ ○ ○

学 校 事 件 ・ 事 故 報 告 書

1 件名

2 (被害・被災者)学年・氏名(性別)・保護者氏名

3 (加害者)

4 発生日時

5 発生場所

6 概要(できるだけ箇条書きが望ましい)

7 被災・傷病の程度

8 学校が行った指導措置及び今後の対策等

9 関係機関が行った指導措置等

10 その他の参考事項

(本人について特記すべき事項、保護者の意見、事故の場合は現場の略図等)

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4-(3)報告様式(県立学校用)-いじめ事案調査報告書(学校主体の調査)

○ ○ ○ ○ 第 号

平成○○年(○○年)○月○日 山口県教育委員会 教育長 ○ ○ ○ ○ 様

山口県立○○学校 校長 ○ ○ ○ ○

い じ め 事 案 調 査 報 告 書 1 (被害者)学年・氏名(性別)・保護者氏名 2 (加害者) 3 事案の背景(集団・人間関係の状況等) 4 調査の組織(調査委員の構成等) 5 調査日時・調査方法・場所・対象等(詳細に記述) 6 事実経過 (日時、場所、人物、いじめの態様等について、網羅的に客観的事実を記述

) (1)○月○日 (2)△月△日 7 被害の程度 8 いじめの認否 9 学校が行った指導措置等 10 関係機関が行った指導措置等 11 考察、今後の支援内容、再発防止対策等 12 その他の参考事項(保護者の意見等)

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