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主に膜で囲まれた構造を言う どれくらい名前を知っているかな?. 細胞内オルガネラ Organelles. 核・ ミトコンドリア・葉緑体 F-ATPase 小胞体 (ER: endoplasmic reticulum) Golgi 体・リソソーム・液胞 V-ATPase ミクロボディ. 動物細胞. プリント①. ER は核膜とも連続している EMBO J 21: 1248-1254, 2002. 核膜は小胞体 (ER) と連続している 外側は rough ER 相当. Nuclear Lamina: 中間径繊維 Lamin からなる裏打ち構造. 核膜孔. - PowerPoint PPT Presentation
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先々週 (5/14) 提出の名無しレポート
さらにその前 5/7
細胞内オルガネラ Organelles
核・ミトコンドリア・葉緑体 F-ATPase
小胞体 (ER: endoplasmic reticulum) Golgi 体・リソソーム・
液胞 V-ATPase
ミクロボディ
主に膜で囲まれた構造を言うどれくらい名前を知っているか
な?
動物細胞
プリント①
ER は核膜とも連続している
EMBO J 21: 1248-1254, 2002
核膜は小胞体 (ER) と連続してい
る外側は rough
ER 相当Nuclear Lamina: 中間径繊維 Lamin からなる裏打ち構造
核膜孔
電顕写真
脳下垂体のホルモン分泌細胞なので、分泌系の膜系が多い。黒いのはホルモンの集合体。
たくさんのオルガネラ・膜系があるが、どれが欠けても生きら
れないそれらの成分タンパク質はどの
ように作られるのか?
転写から翻訳
DNA DNA 複製 Replication 転写 Transcription
RNARNA翻訳 Translation
蛋白質蛋白質
遺伝情報発現のCentral Dogma
複製・転写の材料兼エネルギー源
• デオキシリボヌクレオチドdATP, dGTP, dTTP, dCTP• リボヌクレオチドATP, GTP, UTP, CTP
DNA の高次構造-ヌクレオソーム、クロマチン線維・染色体-を作る・壊すには大量の ATP が必要! 2-3 ATP /塩基対
転写 Transcription= mRNA 合成 核で
Fig6-02
Molecular Biology of the Cell (MBC)
Fig6-07
鋳型鎖に相補的
Fig6-08
Fig6-50
3つの塩基が一つのアミノ酸を指定する-コドン Codon =遺伝暗号の実体64 通り
翻訳するのがRibosome と tRNA
理科ネット : http://rikanet2.jst.go.jp/contents/cp0410/contents/s1/sec1-03-02.html
Fig6-52
tRNA の構造
1 種で複数のコドンに対応
33 種ほどの tRNA で対応している(33 以上 45 種くらい? )
アミノ酸の活性化
アミノ酸 + ATP + tRNA
→ アミノアシル tRNA + AMP + ピロリン
酸
AMP を ATP に戻すのに ATP2 つ分のエネルギーの投入が必要
AMP+ATP→2ADP
Fig6-58
ATP 2 分子相当を使って活性化
リボソーム大サブユニット
どちらがRNA?
Ribosome is a
ribozyme!
Ribosome.mov
Fig6-61
Fig6-64
リボソームには基質 tRNAの結合サイトが 3 つ以上ある
Fig6-64
核から出てきたmRNA はリボソームと結合してタンパク質合成を開始する
コドン (mRNA) とアンチコドン (tRNA) の対応関係
リボソームの働きのアニメーション
http://web-mcb.agr.ehime-u.ac.jp/bunnshi/protein.htm
愛媛大学
詳しい動作
Ribosome.mov
ATP の代わりに GTP を使うタンパク質がコドンとアンチコドンの対応を確認し押し
込むEF-Tu, Ef-G
コドン-アンチコドンの対応関係を確かめる
ペップチド結合を延ばしていく
A-site への入り口
P-site への入り口
合成開始時
どちらの場合も AA-tRNA を押し込むタンパク質(モーター)があり、 GTP で駆動される!
Science 30 October 2009:
Vol. 326 no. 5953 pp. 677-678
Science 30 October 2009: Vol. 326 no. 5953 pp. 677-678
Fig6-67Fig6-66
ATP は沢山必要
• アミノ酸の活性化=アミノアシル t-RNAの合成に 2ATP
リボソーム上での• タンパク質合成開始に 1GTP(ribosome 大小サブ
ユニットの結合 )
• ペプチド鎖延長に 2GTP / AA (アミノアシルt-RNA の結合と mRNA の横移動)
• 終止に 1GTP ( mRNA と ribosome の解離)
合計 ~ 4 ATP 相当/ AA
かなり飛ばして!!
mRNA processingmRNA+ タンパク質= hnRNP (heteronuclear ribonucleoprotein)
Capping enzyme,
Methyl-transferase
Alternative splicing一つの遺伝子から多数のタンパク
質!!
スプライシング異常による病気もある。
mRNA のプロセシング(完成するまでの工程)
• 5’-capping キャッピング• Splicing スプライシング ( イントロンを切り出す )
• 3’-Polyadenylation ポリアデニル化
すべて、 mRNA であることの印マーカーとして働く。それぞれに特異的に結合するタンパク質がある。
MBC より
細胞質側 核側 バスケット様構造
核膜には特殊な構造の孔が開いている!
核膜孔 3000 ~ 4000個/細胞核 50 種のタンパクから成る 125 MDa の複合
体
CellMovies\npcmovie2.movリボソーム( 2.7-4.6 MDa )よりもでかい
分子量 20 kDa 以下のタンパク質・ヌクレオチド等は自由に通過する
Small molecules (5000 daltons or less) diffuse in so fast that the nuclear envelope can be considered to be freely permeable to them. A protein of 17,000 daltons takes 2 minutes to equilibrate between the cytosol and the nucleus, whereas proteins larger than 60,000 daltons are hardly able to enter the nucleus at all
核膜孔輸送 プリント②
リボソーム自体も核内(仁 Nucleolus )で作られ、核膜孔を押し広げて
出てくる
8, 761-773 (October 2007)この場合は、 NMD3/Ran-GTPase などを足場に、 Crm1リセプターが働く。外へ出たら GTP加水分解で、すべてばらばらに!
ヌードルをかき分けて!
8, 761-773 (October 2007)
11, 490-501 (July 2010)
実際に観察される核膜孔を通過中の金粒子
(核移行シグナルを持つペプチドをまぶしてある)
これは入る方
ユスリカ幼虫の唾腺染色体
Chironomus tentans 幼虫の唾腺polytene chromosome* の puff に含まれる Balbiani ring 遺伝子* 4個の染色体のみが 12-13回複製したものが平行に並んでいるので常に染色体として見える
BR1, BR2遺伝子産物は幼虫の巣を作るタンパ
ク
転写の様子ショ糖密度勾配遠心法で単離した 4番染色体
細胞内での状態 タンパク質と結合して大きな構造を作
る
それを mRNP (ribonucleoprotein)
と呼ぶ
mRNP が核膜孔を通過する 細胞質では、すぐにRibosome がついて翻訳開始
別の論文から
ある成分は輸送に伴い外れる
(免疫電顕法)
mRNA の一生
化学と生物 46: 90-99, 2008.
転写とプロセシングは一緒に起きる
mRNA の核外輸送因子
転写プロセシング段階からすでに結合を始める
アダプターとして働く多数の因子
+
最後のリセプター
8, 761-773 (October 2007)
ここで初めて ATP/GTP が必要
核膜孔 3000 ~ 4000 50 種のタンパクから成る 125 MDa の複合
体
CellMovies\npcmovie2.mov
Simian virus SV40 の核移行シグナルを pyruvate kinase に移植
Nuclear localization signal (NLS)-PPKKKRKV-
左は普通の PK, 右は SV40 のNLS付加
シグナル部分のアミノ酸をひとつ変えるだけで無効
核膜孔輸送( digitonin処理細胞)には ATP と細胞質成分が必要この系で核膜孔輸送に必要な成分を同定可能
NLS を認識結合するレセプタがある
Importin +アダプタ importin
Ran (GTPase) は細胞質では GDP結合型、核内では GTP 結合型
GAP: GTPase activating protein, GEF: GTP-GDP exchange factor の局在による
Ran-GTP (核内)は、輸送されてきた複合体を解離させる(左)。また、 Ran-GTP は核外輸送複合体に同伴して、細胞質でRan-GDP になり、輸送複合体から離れ、輸送されてきた複合体を解離させる