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Power Point
Power Point Power Point20l6 2016 *ppt
Windows USB Macintosh PC Macintosh
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特別講演
ランチョンセミナー
分科会
一般演題(口演)
一般演題(ポスター)
プログラム
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厚生労働省講演
学会賞受賞講演
学会長講演
基調講演
教育講演
シンポジウム
特別講演抄録
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行動科学分科会
遠隔医療分科会
禁煙治療分科会
健康教育分科会
教育・小児分科会
歯科&ナース分科会
ナース分科会
禁煙マラソン分科会
薬剤師分科会
健康心理学分科会
ナラティブ分科会
分科会録抄録
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一般演題
・口演
・ポスター
一般演題抄録
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抄録集(差替分)
◆P61
H-12 漢方処方と再診率・禁煙成功率
〇野田 隆 1)、谷口 尚太郎 2) 1)のだ小児科医院、2)宮崎県健康づくり協会
目的 ニコチン依存症の治療過程において生じた頭痛や嘔気・便秘等に対して漢方薬を併用した事例に関して、禁煙成功
不成功に及ぼす要因を分析した。処方した漢方薬は、五苓散(頭痛や嘔気)、抑肝散(頭痛やイライラや不眠)、桃核承気湯
や大建中湯(便秘)、麦門冬湯(咳嗽)であった。
方法 禁煙治療終了時の禁煙成功/失敗を主変数とし、従属変数を年齢、性別、Brinkman 指数、受診回数、ニコチン依存
度(FNTD)、独立変数を漢方薬併用の有無とする多変量ロジスティック回帰分析を行った。結果 例数は 28 例で、漢方薬
使用群の禁煙成功は 28 例中 25 例(89.3%)、漢方薬不使用群の禁煙成功は 151 例中 95 例(62.9%)であった。多変量解
析では、禁煙成功に独立して影響する因子は再診回数のみであった。漢方薬併用は単変量解析では優位でありオッズ比
4.91 であったが、多変量解析ではオッズ比が 4.55 と高いものの統計学的に有意ではなかった(P=0.086)。
因子(変数) オッズ比 P 値 95%信頼区間
年齢 1.03 0.206 0.99-1.07
性別 1.56 0.569 0.34-7.15
Brinkman 指数 1.00 0.241 0.998-1.00
再診回数 3.65 0.000 2.56-5.22
FNTD 0.92 0.540 0.73-1.18
漢方薬の併用 4.55 0.086 0.81-25.7
考察 禁煙治療に用いられるバレニクリンの副作用に対して、漢方薬の併用が有効性を持つことは以前から報告されている
が、漢方薬の併用と禁煙成功の関連の検討はほとんど例をみない。今回の分析において、漢方薬併用群での治療成績が
良好であったが、漢方薬の処方により通常よりも丁寧な診療を実施したことによる人間関係の構築が再診回数の増加につな
がって治療成績に影響したとも考えられる。今後例数が増えることにより、さらに漢方薬併用と禁煙成果の関連が明確になる
ことを期待する。
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