17
1年 教材名・時数・指導目標・言語活動 学習活動 評価規準 ─22─ 言葉に出会うために 4月 野原はうたう 1時間 ◎音声の働きや仕組みについて 関心をもち,理解を深める。 (知(1)ア) ◎詩の中における語句の意味を 的確に捉える。 (知(1)ウ) 1 p13の言葉を読み,目次や「この教科書で学習するみ なさんへ」「学習の見通しをもとう」を使って,中学 校での国語の学習の見通しをもつ。 1 四つの詩の作者である生き物になったつもりで, 情景や心情を想像しながら音読する。 ・詩に表現された語句の意味に注意する。 ・それぞれの詩の中で,気に入ったところに印を付 けたり,線を引いたりしながら読む。 2 速さ,声の強弱,間の取り方,声の高さや調子を 変えて音読する。 ◇声の強弱や間の取り方などを変えることで,伝 わる印象が異なることを気づかせる。 3 学習を振り返る。 ・詩に表現された語句に気をつけて読むことがで きたか。 ・自分が気に入ったところを工夫して読むことが できたか。 【関】作品の表現に応じて,音読のしかたを 工夫しようとしている。 【言】・それぞれの詩で,速度や強弱,音量や 抑揚などを工夫している。 ・作品中の語句の意味を的確に捉えてい る。 印を付けたり線を引いたりして,語句 の意味や表現の特徴を見直させる。 声を届ける 書き留める 調べる 続けてみよう 4時間(話聞②書①読①◎相手の反応を踏まえて,話す 速度や音量,調子や間の取り 方に気をつけながら話す。 (知 (1)ア,話聞(1)ウ) ◎日常生活の中からテーマを決 め,集めた情報を整理して自分の考えを明確にして書 く。(知(2)イ,書(1)ア・ウ, 読(1)ウ) ◎文章の中の語彙について関心 をもつ。(知(1)ウ) ★学校図書館で本や資料などか ら情報を集め,整理して記録 する。(書(2)ア,読(2)ウ) 1 2 3-4 1 自己紹介を行う。 ・自己紹介文を書き,その紹介文を発表する。 ◇聞き手を意識させ,速度や音量,調子や間の取 り方などに気をつけさせる。 →CD 2 ノートの書き方,工夫の仕方を理解する。 ◇小学校のときのノートの取り方と比較させる。 3 学校図書館の活用方法や,辞書・インターネットな どの調べ方について確認する。 ・辞書の使い方,調べ学習の方法を確認する。 4 学校図書館を活用し,辞書やインターネットなど を使って,身近なテーマについて調べる。 ・国語辞典・漢和辞典・百科事典・インターネットな どのうち,どの方法で調べるのが適しているか考 える。 ・調べたことは,情報を整理してノートやメモに 書き留める。 5 学習を振り返る。 ・日常生活の中からテーマを決め,材料を集めな がら自分の考えをまとめることができたか。 【関】話す速度や音量,情報検索や記録のし かたを,これからの学習に生かそうと している。 【話聞】聞き手を意識して,話し方に気をつ けながら話している。 実際に教師が手本を見せて,生徒の参 考にさせる。 【書】集めた情報を整理して記録している。 【読】調べるテーマに応じて,本やインター ネットから必要な情報を集めている。 【言】・語彙に関心をもち,わからない語や注 意したい語を調べている。 ・線や矢印を使うなどして,情報を整理 して書き留めている。 1 学びをひらく 5月 花曇りの向こう 4時間 ◎作品の中における語句の意味 を的確に捉える。(知(1)ウ) ◎場面の展開や描写に着目し て,登場人物の気持ちの変化 を捉える。(読(1)イ) ★物語を読み,考えたことを記 録する。(読(2)イ) 1 2-3 4 「目標」や「学習の見通しをもとう」などから本教 材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。 1 作品を四つの場面に分け,それぞれの時・場所・ 登場人物を確認する。(学習1) 2 「僕」の気持ちがわかる様子や行動,会話を押さ え,そこに表現された気持ちを考える。(学習2-1) 3 冒頭と結末の場面を比べ,「僕」の気持ちの変化が 表現されている風景や物を考える。(学習2-2) ◇表現に着目させ,変化を読み取らせる。 4 「僕」の気持ちの変化を整理し,作品の題名に込 められた意味を考えてノートに書く。(学習2-3) →p33言葉 5 「僕」のものの見方や感じ方などで共感できると ころがないか話し合う。(学習3) 【関】作品の展開や登場人物の描写に興味を もって読もうとしている。 【読】・情景描写に着目し,登場人物の変化を 捉えている。 ・気持ちの変化を整理し,題名に込めら れた意味を捉えている。 場面ごとに登場人物の気持ちを捉えさ せる。 【言】登場人物の心情や行動を表す言葉に着 目して作品を読み進めている。

1 1時間...1年 月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準 22 言葉に出会うために 4月 野原はうたう 1時間 音声の働きや仕組みについて

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Page 1: 1 1時間...1年 月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準 22 言葉に出会うために 4月 野原はうたう 1時間 音声の働きや仕組みについて

1年 月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準

─22─

言葉に出会うために

4月 野原はうたう

1時間

◎音声の働きや仕組みについて

関心をもち,理解を深める。

(知(1)ア)

◎詩の中における語句の意味を

的確に捉える。(知(1)ウ)

1 p13の言葉を読み,目次や「この教科書で学習するみ

なさんへ」「学習の見通しをもとう」を使って,中学

校での国語の学習の見通しをもつ。

1 四つの詩の作者である生き物になったつもりで,

情景や心情を想像しながら音読する。

・詩に表現された語句の意味に注意する。

・それぞれの詩の中で,気に入ったところに印を付

けたり,線を引いたりしながら読む。

2 速さ,声の強弱,間の取り方,声の高さや調子を

変えて音読する。

◇声の強弱や間の取り方などを変えることで,伝

わる印象が異なることを気づかせる。

3 学習を振り返る。

・詩に表現された語句に気をつけて読むことがで

きたか。

・自分が気に入ったところを工夫して読むことが

できたか。

【関】作品の表現に応じて,音読のしかたを

工夫しようとしている。

【言】・それぞれの詩で,速度や強弱,音量や

抑揚などを工夫している。

・作品中の語句の意味を的確に捉えてい

る。

支 印を付けたり線を引いたりして,語句

の意味や表現の特徴を見直させる。

声を届ける

書き留める

調べる

続けてみよう

4時間(話聞②書①読①)

◎相手の反応を踏まえて,話す

速度や音量,調子や間の取り

方に気をつけながら話す。(知

(1)ア,話聞(1)ウ)

◎日常生活の中からテーマを決

め,集めた情報を整理して,

自分の考えを明確にして書

く。(知(2)イ,書(1)ア・ウ,

読(1)ウ)

◎文章の中の語彙について関心

をもつ。(知(1)ウ)

★学校図書館で本や資料などか

ら情報を集め,整理して記録

する。(書(2)ア,読(2)ウ)

1

2

3-4

1 自己紹介を行う。

・自己紹介文を書き,その紹介文を発表する。

◇聞き手を意識させ,速度や音量,調子や間の取

り方などに気をつけさせる。

→CD

2 ノートの書き方,工夫の仕方を理解する。

◇小学校のときのノートの取り方と比較させる。

3 学校図書館の活用方法や,辞書・インターネットな

どの調べ方について確認する。

・辞書の使い方,調べ学習の方法を確認する。

4 学校図書館を活用し,辞書やインターネットなど

を使って,身近なテーマについて調べる。

・国語辞典・漢和辞典・百科事典・インターネットな

どのうち,どの方法で調べるのが適しているか考

える。

・調べたことは,情報を整理してノートやメモに

書き留める。

5 学習を振り返る。

・日常生活の中からテーマを決め,材料を集めな

がら自分の考えをまとめることができたか。

【関】話す速度や音量,情報検索や記録のし

かたを,これからの学習に生かそうと

している。

【話聞】聞き手を意識して,話し方に気をつ

けながら話している。

支 実際に教師が手本を見せて,生徒の参

考にさせる。

【書】集めた情報を整理して記録している。

【読】調べるテーマに応じて,本やインター

ネットから必要な情報を集めている。

【言】・語彙に関心をもち,わからない語や注

意したい語を調べている。

・線や矢印を使うなどして,情報を整理

して書き留めている。

1 学びをひらく

5月 花曇りの向こう

4時間

◎作品の中における語句の意味

を的確に捉える。(知(1)ウ)

◎場面の展開や描写に着目し

て,登場人物の気持ちの変化

を捉える。(読(1)イ)

★物語を読み,考えたことを記

録する。(読(2)イ)

1

2-3

4

「目標」や「学習の見通しをもとう」などから本教

材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。

1 作品を四つの場面に分け,それぞれの時・場所・

登場人物を確認する。(学習1)

2 「僕」の気持ちがわかる様子や行動,会話を押さ

え,そこに表現された気持ちを考える。(学習2-1)

3 冒頭と結末の場面を比べ,「僕」の気持ちの変化が

表現されている風景や物を考える。(学習2-2)

◇表現に着目させ,変化を読み取らせる。

4 「僕」の気持ちの変化を整理し,作品の題名に込

められた意味を考えてノートに書く。(学習2-3)

→p33言葉

5 「僕」のものの見方や感じ方などで共感できると

ころがないか話し合う。(学習3)

【関】作品の展開や登場人物の描写に興味を

もって読もうとしている。

【読】・情景描写に着目し,登場人物の変化を

捉えている。

・気持ちの変化を整理し,題名に込めら

れた意味を捉えている。

支 場面ごとに登場人物の気持ちを捉えさ

せる。

【言】登場人物の心情や行動を表す言葉に着

目して作品を読み進めている。

Page 2: 1 1時間...1年 月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準 22 言葉に出会うために 4月 野原はうたう 1時間 音声の働きや仕組みについて

月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準

─23─

5月

○文章に用いられている漢字を

正しく読み,小学校で学習し

た漢字に書き慣れる。(知(1)

イ)

6 学習を振り返る。

・作品の冒頭と結末で,「僕」はどのように変化し

たか。それはどのような描写で表現されている

か。

・題名の意味について,どのようなことを考えた

か。

漢p34「漢字を確認しよう」の問題に取り組む。

【言】問題に取り組み,漢字をおおむね正し

く読み書きしている。

季節のしおり 春 ・二十四節気の言葉や春の情景を歌った唱歌の歌詞

や詩などを味わい,伝統的な言語文化に親しむ。

わかりやすく説明しよう

観点を立てて書く

4時間

◎身近な生活の中から,伝える

目的や相手を明確にして情報

を集める。(書(1)ア)

◎説明する観点を決めて情報を

整理し,わかりやすい構成を

考えて書く。(知(2)イ,書(1)

イ)

★目的や相手に応じて伝えるべ

きことを整理して書く。(書

(2)イ)

1

2

3

4

「目標」や「学習の見通しをもとう」などから本教

材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。

1 伝える目的や相手を決め,「お気に入りの場所」を

紹介する文章を書くことを確認する。

→p284資「発想を広げる」

2 身近な場所,思い出の場所などから,説明する題

材とその情報を集める。

→p286資「いろいろな発想方法」

・「マッピングの例」を参考にして情報を集める。

3 書く観点を決め,情報を整理する。

・p38の例を参考に,集めた情報を観点別に整理し,

必要な情報を選択する。

→p38窓「観点を立てて情報を集め,整理するには」

4 わかりやすく伝えるための構成を考え,短い文や

言葉でメモを書く。

・p38「構成メモの例」を参考にし,構成の工夫を考

える。

5 構成メモを基に400字程度で書く。

・p39「文章にまとめた例」を参考にする。

→p292資「文章の推敲・原稿用紙の使い方」

6 書いた文章を読み合い,感想を伝え合う。

・伝える目的や相手が変わった場合についても考

える。

7 学習を振り返る。

・情報を集めるために,どのような工夫をしたか。

・どのように情報を整理し,構成して文章を書い

たか。

【関】題材を適切に選択してまとめ,相手に

わかりやすく伝える文章を書こうとし

ている。

【書】身近な生活の中から目的や相手に応じ

た情報を集め,構成を工夫してわかり

やすい文章を書いている。

支 伝えたい相手を,その他の人物と比較

しながら必要な情報を絞り込ませる。

【言】・「お気に入りの場所」のよさを表す言葉

を用いて,読み手が具体的にイメージ

できるように書いている。

・観点を決めて集めた情報を整理してい

る。

練習 情報を的確に聞き取る

1時間

◎情報を的確に聞き取り,要点

を押さえてメモに取る。(知

(1)ウ,話聞(1)エ)

1

1 話を聞くとき,要点を押さえてメモを取ることの

重要性を理解する。

2 教科書を閉じた状態で「先生からの連絡」を聞き,

メモを取る。→CD

3 メモの取り方について話し合う。

・「先生からの連絡」と自分のメモや教科書の例を

比べ,気づいたことについて交流する。

・「上達のポイント」で,メモを取るときのポイン

トを確認する。

4 「放送委員長からの連絡」を聞き,自分が放送委員

になったつもりで,必要な情報を聞き取る。

→CD

・「上達のポイント」を踏まえて,メモを取る。

5 メモの取り方や,その意義について確認する。

【関】メモの重要性を理解し,積極的にメモ

を取る練習をしようとしている。

【話聞】情報を的確に聞き取り,要点を押さ

えてメモをしている。

支 ・メモが,授業中だけでなく実生活で

も有効な例を挙げる。

・「上達のポイント」を参考にさせ,メ

モを取らせる。

【言】話の文脈の中で,語句の意味を的確に

捉えている。

Page 3: 1 1時間...1年 月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準 22 言葉に出会うために 4月 野原はうたう 1時間 音声の働きや仕組みについて

月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準

─24─

5月 漢字1

漢字の組み立てと部首

2時間

◎漢字の組み立てと部首を理解

する。(知(1)イ)

○小学校で学習した漢字につい

て理解を深める。(知(1)イ)

1-2 1 教科書のイラストを基に,漢字の組み立てを考え

る。

2 偏旁冠脚と部首の種類を理解する。

3 漢和辞典を利用して練習問題を解く。

◇p257「漢字の練習」を活用し,小学校6年生で学習

した漢字の理解を深めさせる。

【関】漢字の組み立てに関心をもち,部首を基

に既習の漢字を調べようとしている。

【言】p42例の漢字を基に,漢字の組み立て

と部首について理解し,既習の漢字を

調べている。

支 わかりやすい漢字を一つ取り上げ,組

み立てと部首について説明し,理解を

図る。

2 新しい視点へ

6月 ダイコンは大きな根?

3時間

◎導入とまとめ,問いと答えな

ど,段落の役割に着目しなが

ら,文章の要旨を捉える。(読

(1)ア)

◎因果関係の活用など,筆者の

説明のしかたの工夫について

考える。(知(2)ア,読(1)エ)

◎文章の中で使われている言葉

の意味や内容を的確に捉え

る。(知(1)ウ)

★説明の文章を読み,理解した

ことを文章にまとめる。(読

(2)ア)

1

2

3

「目標」や「学習の見通しをもとう」などから本教

材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。

1 作品を通読し,初めて知ったことをノートにまと

める。(学習1)

・注意する語句・新出漢字を調べる。

2 各段落の中心となる内容を20字程度でまとめる。

(学習2-1)

→p48窓「段落の役割に着目して読む」

→p329資「説明的な文章を読むために」

3 「問い」を投げかけている段落と,それに対する「答

え」を示している段落を探す。また,それ以外の段

落がどのような役割をもっているのか考える。(学

習2-2)

4 筆者は,わかりやすく説明するためにどのような工

夫をしているか,考えたことを話し合う。(学習3)

◇二つ目の「問い」に対する「答え」の段落では,

原因と結果の関係を活用することで,説得力を

高めていることに気づかせる。

5 学習を振り返る。

・文章全体の中で,それぞれの段落はどのような

役割をもっていたか。

・わかりやすい説明の工夫にはどのようなものが

あるか。

【関】身近な「野菜」について書かれた文章に

関心をもち,段落ごとの内容をまとめ

ようとしている。

【読】・それぞれの段落の中心となる内容を要

約している。

・問題提起の段落や,根拠を述べている

段落など,各段落の役割に気づき,筆

者の工夫を理解している。

支 読み手に問題を投げかけている文を探

させ,それに対する答えの文を見つけ

させる。

【言】・原因と結果の関係に着目して内容を捉

えている。

・文脈の中で,語句の意味を的確に捉え

ている。

ちょっと立ち止まって

3時間

◎文章と図の関連や段落と段落

の関係に注意して,文章の要

旨を捉える。(読(1)ア・ウ)

◎筆者の考えを基に,自分のも

のの見方や考え方を広げる。

(読(1)オ)

◎指示する語句が指し示す部分

や,文脈における語句の意味

を的確に捉える。(知(1)ウ・

エ)

★説明の文章を読み,考えたこ

とを報告する。(読(2)ア)

1

2

3

「目標」や「学習の見通しをもとう」などから本教

材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。

1 図との対応に注意しながら,全文を通読する。

・筆者が図を基に挙げている事例について確認す

る。(学習1)

・注意する語句・新出漢字を調べる。

2 本文を三つのまとまりに分け,それぞれのまとま

りの内容を捉える。(学習2-1)

→p53窓「文章の構成に着目して読む」

3 本論を幾つかに分け,筆者の説明を理解する。ま

た,三つのまとまりをそれぞれ要約する。(学習

2-2)

4 文章全体を通して,筆者の主張を捉える。

5 日常生活の中で筆者の主張を生かせる場面がない

か考える。(学習3)

・学級で考えを発表し合い,自分の考えを広げる。

◇日常生活で,見方を変えることによって問題が

解決したり,新たな発見ができたりした経験を

発表させる。

6 学習を振り返る。

・本文の文章の構成はどのようになっているか。

・筆者の考えのどんな点に興味をもったか。

【関】図を使って説明された文章に興味をも

ち,文章と図を対応させて読もうとし

ている。

【読】・筆者の考えを基に,自分のものの見方

や考え方を広げている。

・文章と図の関連や段落と段落との関係を

的確に捉えている。

支 筆者の主張に線を引かせ,内容を読み

取りやすくする。

【言】・指示する語句が表す部分を適切に読み

取っている。

・文脈の中で語句の意味を的確に捉えて

いる。

Page 4: 1 1時間...1年 月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準 22 言葉に出会うために 4月 野原はうたう 1時間 音声の働きや仕組みについて

月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準

─25─

6月 ○文章に用いられている漢字を

正しく読み,小学校で学習した

漢字に書き慣れる。(知(1)イ)

漢p54「漢字を確認しよう」の問題に取り組む。 【言】問題に取り組み,漢字をおおむね正し

く読み書きしている。

練習 記録のしかたを工夫する

1時間

◎集めた情報を分類するなどし

て整理し,記録のしかたを工

夫する。(知(2)イ,書(1)ア)

★図表などを用いて,事実を整

理して記録する。(書(2)ア)

1 1 「記録の例」を見て,内容や書き方について,どの

ような工夫がされているか話し合う。

・箇条書きや矢印,図表を用いた情報の整理のし

かたを確認する。

2 「記録の例」,「上達のポイント」を参考にして,一

つ前の授業を振り返り,休んだ人に学習内容を伝

える目的で記録を書く。

→p128「調べたことを報告しよう」

【関】「記録の例」を見て,工夫されている点

について考えようとしている。

【書】目的に応じて,集めた情報をわかりや

すく記録している。

【言】箇条書きや矢印,図表などを用いて,

集めた情報を分類・整理している。

「好きなもの」を紹介しよう

スピーチをする

4時間

◎自分の伝えたいことを整理

し,話の構成や順序を工夫し

て話す。(話聞(1)ア・イ)

◎相手の反応を踏まえて,声の

大きさや話す速さなど,話し

方を工夫して話す。(知(1)ア,

話聞(1)ウ)

★日常生活の中の話題につい

て,スピーチで紹介する。(話

聞(2)ア)

1

2-3

4

「目標」や「学習の見通しをもとう」などから本教

材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。

1 p57「『好きなもの』の例」を参考に友達に紹介す

る話題を決める。

→p284資「発想を広げる」

2 話題を踏まえて,紹介する内容を決める。

・「好きなもの」と出会ったきっかけ,好きになっ

た理由や具体的な体験,友達に興味をもっても

らえそうなことを考える。

3 p57「将棋を話題にしたスピーチメモの例」を参考

に,スピーチメモを作る。

・内容を整理し,まとまった内容を考える。

・聞き手がわかりやすいように,話の構成や順序

を考える。

◇1分以内に収まるように内容を整理させる。

4 友達とスピーチの練習をする。

・友達の助言を参考にして,内容を修正する。

→p58窓「わかりやすいスピーチをするには」

◇話す速さ,声の大きさや発音,間の取り方や視

線,表情,身振りを工夫しているか意識させる。

5 スピーチの会を開く。→CD

・聞き手の反応を見ながら発表する。

・聞き手は,話し手がいちばん伝えたいことを考

えながら,発表を聞く。

6 感想を伝え合う。

7 学習を振り返る。

わかりやすいスピーチをするために,どのようなと

ころに気をつけたか。

・内容や構成,順序を工夫したか。

・話し方に注意して発表したか。

【関】p59「スピーチの例」を参考にして,1分

以内で自分が伝えたいことをスピーチ

にしようとしている。

【話聞】「スピーチの例」の構成を基に,自分

の思いや考えが聞き手に伝わるよう

に構成や話し方を工夫して話してい

る。

支 伝えたいことを一つに絞らせ,簡単な

一文にまとめさせる。

【言】相手が聞き取りやすいように話す速さ

や声の大きさなどを工夫している。

情報の集め方を知ろう

情報コラム①

本から情報を集める

情報コラム②

インターネットを利用する

情報コラム③

新聞の紙面構成の特徴を知る

2時間

◎本などから情報を集める方法

や引用のしかた,出典の示し

方を身につける。(知(2)イ)

◎目的に応じて,必要な情報を

選択する。(読(1)ウ)

1

「目標」や「学習の見通しをもとう」などから本教

材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。

1 導入の例を参考にし,どのような情報の集め方が

あるのか考える。

→p61「情報の集め方の例」

2 「○○市の花火大会について」など,テーマを決め

て,本から情報を集める。

・記録カードの作り方を確認する。

・引用のしかたや出典の示し方を確認する。

→p288資「資料の工夫」

3 テーマについて,インターネットを利用して調べる。

・検索のしかたや情報源の明記について確認する。

・録音や撮影のしかたを確認する。

【関】自分が設定したテーマについて,さま

ざまな方法を用いて調べようとしてい

る。

【読】・本やインターネットを用いて情報を集

め,テーマに対して必要な情報を選択

している。

支 本の選び方やインターネットの検索方

法を理解させる。

・新聞に書かれている情報を整理し,記

事の要旨を捉えている。

【言】・本やインターネット,新聞における事

象や行為などを表す多様な語句につい

て理解している。

Page 5: 1 1時間...1年 月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準 22 言葉に出会うために 4月 野原はうたう 1時間 音声の働きや仕組みについて

月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準

─26─

6月 ★学校図書館などを利用して,

さまざまな情報を集める。(読

(2)ウ)

2 4 新聞の紙面構成の特徴を理解する。

・見出しやリード文などの効果について考える。

◇新聞の一面記事を用意させる。

5 学習を振り返る。

・情報の集め方には,どのようなものがあったか。

・新聞の紙面構成には,どんな特徴があったか。

・引用のしかたや出典の示し方を理解し

ている。

言葉1

話し言葉と書き言葉

2時間

◎話し言葉と書き言葉の違いに

ついて考え,それぞれの特徴

について理解する。(2年知

(1)イ)

1-2

1 導入の例文から,話し言葉と書き言葉の違いにつ

いて考える。

2 音声の特徴から話し言葉を捉え,文字の特徴から

書き言葉を捉える。

・同音異義語の伝え方を理解する。

・漢字,仮名,常体・敬体の使い方に注意する。

◇p66「書くことに生かす」を用いて,聞き取った内

容を文章で伝える学習につなげることもできる。

【関】例文を比較して,話し言葉と書き言葉

の特徴を理解しようとしている。

【言】話し言葉と書き言葉について,それぞ

れの表現上の特徴を理解している。

支 学校生活の話題を,簡単な話し言葉と

書き言葉で表現させ,その違いに気づ

かせる。

3 言葉をつなぐ

7月 詩の世界

詩を書こう(読②書①)

3時間

◎詩の表現の特徴を捉え,描か

れた情景を想像する。(読(1)

エ)

◎文脈における語句の意味を捉

える。(知(1)ウ)

◎伝えたいことが読み手に伝わ

るように,言葉や表現を工夫

して書く。(書(1)ウ)

★詩を創作する。(書(2)ウ)

1

2

3

1 導入の文章を読み,詩に込められた作者の思いな

どを知る。

・既習の詩を思い出し,それに込められた作者の

思いなどを想像する。

2 「てがみ」「太陽」「魚と空」を音読する。

・注意する語句・新出漢字を調べる。

3 詩の内容や表現の特徴を捉える。

・比喩などの表現技法を知る。

・詩の中の言葉の意味を確認する。

4 3編から一つ詩を選び,情景を思い描きながら朗

読する。

5 3編の詩やこれまでに学習した詩を参考にして,

詩を創作する。

・日常生活の中で自分が感じたことや考えたこと,

想像したことなどが読み手に伝わるように,言

葉や表現を工夫する。

◇p219「言葉3 さまざまな表現技法」を用いて,

詩の表現技法の学習から詩の創作につなげるこ

ともできる。

【関】興味や関心をもって,詩を読んだり書

いたりしようとしている。

【読】・詩の表現から情景や作者の思いを想像

している。

・表現の特徴を踏まえて朗読している。

支 印象に残った表現に線を引かせる。

【書】思いや考えが読み手に伝わるように,

言葉や表現を工夫して詩を書いてい

る。

【言】・語句の意味を的確に捉え,3編の詩の

形や表現の特徴に着目しながら朗読し

ている。

・語句の効果的な使い方に注意し,語感

を磨き語彙を豊かにしている。

言葉を集めよう

1時間

◎観点を立てて関係のある言葉

を集め,表現に生かす。(知(1)

ウ・(2)イ)

◎集めた言葉を比較するなどし

て適切なものを選び,日常生

活を題材とした紹介文を書

く。(知(2)イ,書(1)ア)

1 1 導入の例文を読み,的確に伝えるために,さまざ

まな言葉の意味を知り,文脈に合う適切な言葉を

見つけ出す必要があることを理解する。

2 食べ物を一つ決め,観点を立てて言葉を集める。

・観点を基に関係のある言葉を連想していくこと

で,発想を広げる。

3 例文を参考に100字程度で,自分の好きな食べ物に

ついて紹介文を書く。

・2で集めた言葉を比較し,最適な言葉を選ぶ。

・友人と相互に読み合い,印象に残った言葉や表

現をノートに書く。

【関】日常生活の中から観点を基に多くの言

葉を集めようとしている。

【書】好きな食べ物について,伝えたいこと

を明確にして紹介文を書いている。

支 身近な観点を提示し,関係する言葉を

思い浮かべさせる。

【言】関係付けや比較の技能を用いて,言葉

を集めたり,整理したりしている。

空を見上げて

随筆を書こう

3時間(読②書①)

◎構成や表現の特徴に着目して

文章に表れているものの見方

や考え方を捉え,言葉につい

て考えを深める。 (知(1)ウ,

読(1)エ・オ)

1

2

1 作品を通読し,文章の構成を理解する。

・注意する語句・新出漢字を調べる。

・作品の構成を確認する。

2 「五・七・五」の句に込められた思いや内容を読み取

る。(学習1)

◇それぞれの句を巡る四つの出来事について理解

させる。

3 「みあげれば――」の句に,下の句をつける。(学習

2-1)

【関】言葉のもつ力について考えをもとうと

している。

【読】・「五・七・五」や下の句を読み取り,内容

を理解している。

・筆者の考えを基に,自分のものの見方

や考え方を広げている。

・連句の作者の思いを踏まえて,人の心

を動かす言葉について考えをまとめ

ている。

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月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準

─27─

7月 ◎自分の思いや考えが伝わるよ

うに,工夫して文章を書く。

(書(1)ウ)

★随筆を読み,考えたことを伝

え合う。(読(2)イ)

★随筆を書く。(書(2)ウ)

3

・下の句を学級で共有し,印象に残った言葉や表現

をノートに書く。

4 人の心を動かす言葉について考える。(学習2-2)

・自分の考えを発表し,学級で共有する。

5 4の発表や交流を踏まえ,「人の心を動かす言葉」

「忘れられない言葉」などのテーマについて,自

分の体験を基に随筆を書く。

【書】自分の体験を基に,思いや考えが伝わ

るように工夫して随筆を書いている。

【言】語句の文脈上における意味を理解する

とともに,語句の効果的な使い方に注

意して,語感を磨き語彙を豊かにして

いる。

文法への扉1

言葉のまとまりを考えよう

2時間

◎言葉の単位とその働きについ

て理解する。(2年知(1)オ)

1-2 1 導入の例文を読み,言葉の区切りについて考える。

・例文を音読し,間を取った箇所を確認する。

2 p240文法1「言葉の単位」を読み,言葉の単位とそれ

ぞれの性質を理解する。

・「文法とは」「言葉の単位」を読み,文法の定義や

性質を確認する。

・下段の練習問題に取り組み,理解したことを確

認する。

・p241「読むことに生かす」を読み,段落に着目し

て読むことで,文章の内容や構成がつかみやす

くなることを理解する。

【関】言葉の決まりについて関心をもち,言

葉の単位とその働きを理解しようとし

ている。

【言】文法の必要性を知り,言葉の単位とそ

の働きについて整理した内容を理解し

ている。

支 言葉の単位に関する用語とその内容を

簡単に整理した表を準備し,理解を深

めさせる。

読書生活を豊かに

7月 光る地平線

私が選んだこの一冊

読書案内

読書コラム 本との出会い

3時間

◎読書を通して,自分のものの

見方や考え方を広くする。(知

(3)オ,読(1) イ・オ)

◎課題に沿って本を読み,伝え

たい内容に合わせて引用して

紹介する。(知(2)イ,読(1)

ウ)

★物語を読み,考えたことを伝

え合う。(読(2)イ)

★学校図書館などを利用して情

報を集める。(読(2)ウ)

1

2-3

「目標」や「学習の見通しをもとう」などから本教

材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。

1 本や文章を読み,必要に応じて引用して紹介する

学習活動について理解する。

2 「光る地平線」を,後で読書紹介することを意識し

て読む。

・新出漢字を調べる。

・印象に残った表現に線を引き,学級で発表する。

・線を引いた部分を基に,隣どうしや班などで感

想を交流する。

◇読書紹介に生かすことを意識させる。

3 「私が選んだこの一冊」を読み,ポップや紹介箱な

どを用いて,読んだ本について紹介する方法を理

解する。

・紹介する情報を整理する。

→p288資「資料の工夫」

4 これまでに読んだ本の中から一冊を選び,引用す

る部分を考えて,ポップ・紹介箱・スピーチのいず

れかの方法で紹介する。

◇p60「情報の集め方を知ろう」の学習を振り返ら

せる。

◇本の選定にあたっては,学校図書館を利用して

もよい。

5 作成したものを展示したり,スピーチを行ったり

して,感想カードなどで友達と感想を交流する。

◇「読書コラム 本との出会い」の宮崎駿氏の推

薦文を読み,書き方の参考にさせる。

6 学習を振り返る。

・読書のおもしろさやよさについて考える。

◇p90「読書案内 本の世界を広げよう」を用いて,

他のジャンルの作品などにも目を向けさせる。

・伝えたい内容に合わせて,本から文章を引用し

たか。

・本の魅力について,自分の考えをまとめたか。

【関】作品に書かれているものの見方や考え

方に関心をもち,読書紹介に生かそう

としている。

【読】・紹介することを意識して作品を読んで

いる。

・作品に書かれているものの見方や考え

方を捉え,自分のものの見方や考え方

を広くしている。

支 印象に残った表現について簡単に感想

を書かせ,紹介の中心とさせるように

する。

【言】・伝えたい内容に合った言葉や表現を適

切に引用している。

・読書が新たな知識を得たり自分の考え

を広げたりすることに役立つことに気

づいている。

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月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準

─28─

7月 季節のしおり 夏 ・二十四節気の言葉や夏に関する詩などを味わい,

伝統的な言語文化に親しむ。

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月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準

─29─

4 つながりの中で

9月 星の花が降るころに

4時間

◎登場人物の気持ちや行動,場

面の展開や描写に着目して読

み,作品について自分の考え

をもつ。(読(1)イ・ウ・エ)

◎文脈における語句の意味を捉

え,情景を想像して読む。(知

(1)ウ)

★物語を読み,考えたことを伝

え合う。(読(2)イ)

1

2

3

4

「目標」や「学習の見通しをもとう」などから本教

材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。

1 作品を通読し,印象に残った表現を抜き出して発

表する。(学習1)

・注意する語句・新出漢字を調べる。

・印象に残った行動や情景に線を引く。

2 場面の展開に沿って,「私」の気持ちの変化とその

理由を整理する。(学習2-1)

→p105窓「場面の展開に着目して,人物の変化を読

み取る」

→p327資「文学的な文章を読むために」

・「私」の行動や気持ちに線を引き,整理する。

3 情景描写と「私」の気持ちとの関係を考える。(学習

2-2)

・「雪が降るように」など,様子や動きを何かにた

とえた表現を探し,どのような情景や気持ちを

たとえているのか考える。

4 登場人物の気持ちを想像して,この後の作品の続

きを考える。(学習3)

・書いたものをグループや班で交流する。

5 学習を振り返る。

・人物や情景の描写から,登場人物のどのような

気持ちの変化を読み取ったか。

・登場人物のものの見方などについて,どのよう

に感じたか。

【関】作品の展開や登場人物の描写に興味を

もって読もうとしている。

【読】情景描写に着目し,登場人物の心情の

変化を捉えている。

・場面の展開に沿って,「私」の気持ち

の変化と理由について考えている。

・「私」「戸部君」「夏美」などの登場人

物の心情を押さえ,この後の作品の

続きを考えている。

支 場面ごとに表現に着目させながら,登

場人物の気持ちを考えさせる。

【言】登場人物の心情や行動を表す言葉に着

目して作品を読み進めている。

大人になれなかった弟たちに……

4時間

◎登場人物の行動や情景描写,

語句・表現などに着目し,心

情を読み取る。(知(1)ウ,読

(1)イ・ウ)

◎表現の特徴や時代背景を押さ

え,作者の思いを捉えながら,

自分のものの見方や感じ方を

見つめ直す。(読(1)オ)

★物語を読み,考えたことを伝

え合う。(読(2)イ)

1

2-3

4

「目標」や「学習の見通しをもとう」などから本教

材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。

1 作品を通読し,どのような時代の作品かを大きく

捉える。

・注意する語句・新出漢字を調べる。

・当時の生活の様子がわかる描写に着目する。

2 「母」が食べ物をあまり食べなかったり,「僕」が「ヒ

ロユキ」のミルクを盗み飲みしてしまったりした

理由を考える。(学習1)

3 作品の描写を読み取り,登場人物の気持ちを考え

る。(学習2)

→p115窓「人物の行動や情景描写から心情を読み

取る」

→p327資「文学的な文章を読むために」

・「僕はあんなに美しい顔をみたことはありませ

ん。」の僕の気持ち。

・「石釜という山あいの村」の描写。

・「そのとき,母は初めて泣きました。」の母の気

持ち。

4 作品に描かれた時代を考えながら,「大人になれな

かった弟たちに……」という題名のもつ意味につ

いて話し合う。(学習3)

5 学習を振り返る。

・人物の心情をどんなところに着目して読み取っ

たか。

・人物の姿から,自分のものの見方や感じ方はど

う変わったか。

【関】時代背景や人物の描写に関心をもって

読もうとしている。

【読】・情景や人物描写に着目して,登場人物

の心情を読み取っている。

・表現の特徴や時代背景を押さえ,作者

の思いを捉えながら,自分のものの見

方を広げている。

支 登場人物の様子が書かれている部分を

探し,そのときの気持ちを想像させる。

【言】片仮名表記や繰り返し表現,「……」な

どの表現が効果的に使われていること

を理解している。

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月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準

─30─

9月 ○文章に用いられている漢字を

正しく読み,小学校で学習した

漢字に書き慣れる。(知(1)イ)

漢p116「漢字を確認しよう」の問題に取り組む。 【言】問題に取り組み,漢字をおおむね正し

く読み書きしている。

(2年から1年へ移動)

言葉 方言と共通語

2時間

◎方言と共通語の果たす役割に

ついて理解する。(知(3)ウ)

1

2

1 導入の「捨てる」の例から,地域による言葉の違

いについて考える。

2 教材文を読み,方言と共通語について考える。

・語句・表現・文法・発音の違い。

・共通語の必要性。

3 「生活に生かす」を読み,方言と共通語のそれぞ

れの役割や特徴について意見を交流する。

【関】方言や共通語に関心をもち,それぞれ

の使われ方について考えようとしてい

る。

【言】方言と共通語の役割や特徴について理

解している。

支 地域の身近な方言,テレビ番組や書籍な

どから方言を探させて興味をもたせる。

※「方言と共通語」については,現行の教科書では第2学年で扱っているが,新学習指導要領では第1学年の指導事項になる(〔知識及び技能〕(3)ウ)。

学年の移動による履修漏れを防ぐため,平成32年度の第1学年の指導計画に必ず組み込むよう留意されたい。

→移行期間における特例への対応:本書 p80,補充教材:本書 p86

練習 わかりやすい案内文を書く

1時間

◎わかりやすく伝えるために,

書いた文章の内容を整理し,

読み手の立場に立って書く。

(書(1)エ)

★行事などの案内文を書く。(書

(2)イ)

1 1 案内文の書き方について確認する。

→p290資「いろいろな通信文」

2 教材の「案内文の下書き○カ」を,わかりやすく案内

する方法を考えて,書き改める。

・「上達のポイント・書き方」を押さえ,p288資「資

料の工夫」,p293資「敬語を使う」を参考にする。

3 教材の「案内文の下書き」と同様の内容を,小学校6

年生に出す場合で書く。

◇小学校6年生が理解できるように,読み手のこと

を考え,表現方法に注意させる。

【関】事柄や目的に応じた項目を立てて,相

手に伝わりやすい案内文を書こうとし

ている。

【書】教材の「案内文の下書き」を基に,項目

ごとに整理し,読み手を意識してわか

りやすい案内文を書いている。

【言】わかりやすい言葉や慣用表現を適切に

用いている。

支 既存の案内文を示し,項目を確認させ

る。

シカの「落ち穂拾い」

――フィールドノートの記録から

4時間

◎示されている事実が,筆者の

仮説や考察の根拠となってい

ることを読み取り,要旨を捉

える。(知(2)ア,読(1)ア)

◎筆者の考えの述べ方や,図表

の役割と効果を考える。(読

(1)エ)

★説明の文章を読み,考えたこ

とを伝え合う。(読(2)ア)

○文章に用いられている漢字を

正しく読み,小学校で学習した

漢字に書き慣れる。(知(1)イ)

1

2-3

4

「目標」や「学習の見通しをもとう」などから本教

材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。

1 グラフや表に注意しながら,全文を通読する。

・注意する語句・新出漢字を調べる。

2 筆者がどのような事実に興味をもって,調査を始

めたのかを確認する。(学習1)

3 筆者は観察で得たどのような事実を基に,どのよ

うな仮説を立てたのかを理解する。(学習2-1)

・観察で得た事実が,仮説の根拠になっているこ

とを確認する。

→p126窓「事実と意見の関係に注意して読む」

→p329資「説明的な文章を読むために」

4 筆者が挙げた二つの仮説は,どのような事実によ

って検証されたか確認する。(学習2-2)

5 仮説の検証を通じて,筆者はどのようなことを知り,

どのような課題をもったのか確認する。(学習2-3)

・検証で得た事実が,考察の根拠になっているこ

とを確認する。

6 小見出しや図表の役割と効果について考える。(学

習2-4)

7 筆者の考察の導き出し方について,わかりやすく

感じたところや気づいたことについて意見を述べ

合う(学習3)

8 学習を振り返る。

・筆者はどのような手順で「考察」を導き出してい

たか。

・文章の表現のしかたや図表の役割について,ど

のような考えをもったか。

漢p127「漢字を確認しよう」の問題に取り組む。

【関】動物の生態など内容に興味をもって読

もうとしている。

【読】図表に着目しながら文章を読み,論理

の展開を理解している。

・事実と意見を読み分け,文章の要旨

を捉えている。

・文章の構成や表現の特徴,小見出し

の効果について理解し,自分の考え

をまとめている。

支 図表とそれに対応する文章を一つ一つ

確かめながら読み取らせる。

【言】・箇条書きや小見出しに着目して読み,

その効果について考えている。

・筆者の仮説や考察と根拠の関係を正確

に把握している。

【言】問題に取り組み,漢字をおおむね正し

く読み書きしている。

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月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準

─31─

10月 調べたことを報告しよう

レポートにまとめる

4時間

◎課題に合わせて,集めた材料

を整理し,文章にまとめる。

(知(2)イ,書(1)ア)

◎調べた内容がわかりやすく伝

わるように,構成を意識して

書く。(書(1)イ)

★伝えるべきことを整理して,

報告の文章(レポート)を書

く。(書(2)イ)

1

2

3

4

「目標」や「学習の見通しをもとう」などから本教

材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。

1 教材文を読み,レポートの形式に沿ってまとめる

方法について理解する。

2 報告する課題を決める。

・p129「課題例」を参考にする。

→p284資「発想を広げる」

3 調査して材料を集める。

→p287資「情報を集める」

・p129下段を参考に,課題に適した調査内容・方

法を考え,アンケート等を行い,記録に残す。

4 集めた材料を整理する。

→p288資「資料の工夫」

・p130下段「材料を整理した例」を参考にして調査

年や出典を基に情報の新しさや信頼性を比較

し,取捨選択する。

・集めた材料を図や表にする必要があるか考える。

5 レポートの構成を確認する。

6 レポートの構成に沿って,文章にまとめる。

→p132窓「調べたことを正確に報告するには」

・p131を参考にし,レポート用紙にまとめる。

・調査方法,結果,考察を区別して,それぞれの

内容をまとめる。

◇課題と考察が対応しているかを確認させる。

◇出典の示し方や引用のしかたを確認させる。

7 レポートを読み合って,意見を交換する。

・課題の設定,調査方法や材料の適正さ,構成の

工夫などを確認する。

・友達のレポートで工夫されている点を挙げ,自

分の表現に生かす。

→他理科・レポート/社会・報告文

8 学習を振り返る。

・集めた材料を整理したか。

・調べた内容をわかりやすく伝える工夫をしたか。

【関】日常生活を振り返って話題を探し,構

成を考えてレポートを作成しようとし

ている。

【書】教科書の例を参考にして,調べたこと

を整理し,構成を工夫してレポートを

書いている。

支 例を基に,見出しを立てて内容を整理

していくように助言する。

【言】・情報を的確に伝える表現や構成に気づ

き,自分のレポートに取り入れている。

・集めた材料を整理し,情報の信頼性

や新しさを比較して取捨選択してい

る。

・出典を明記し,適切に引用している。

漢字2

漢字の音訓

1時間

◎漢字の音と訓について理解す

る。(知(1)イ)

○小学校で学習した漢字につい

て理解を深める。(知(1)イ)

1 1 導入の例を基に漢字には「音」と「訓」があるこ

とを理解する。

2 「音」「訓」の歴史や性質を理解する。

・複数の読みがある漢字や熟語について考える。

3 漢和辞典を利用して練習問題を解き,漢字の音・

訓を調べ,短い文を作る。

◇p257「漢字の練習」を適宜活用し,小学校6年生で

学習した漢字の理解を深めさせる。

【関】漢字の音・訓に関心をもち,漢字の理解

を深めようとしている。

【言】例の漢字を基に,漢字の音・訓につい

て理解し,既習の漢字においても音・

訓について調べ,語彙を広げている。

支 わかりやすい漢字を一つ取り上げ,漢

字の音・訓について説明し,理解を図

る。

言葉2

指示する語句と接続する語句

2時間

◎指示する語句と接続する語句

の働きや効果について理解す

る。(知(1)エ)

1-2

1 導入の例文から,指示する語句と接続する語句が

どのように使われているかを確認する。

2 指示する語句(「こそあど言葉」)の働きを教科書の

表を基に整理して理解する。

・例を読み,それぞれの使い方を確認する。

3 接続する語句の働きの種類を教科書の表を基に整

理して理解する。

・例を読み,接続する語句には書き手や話し手の

気持ちが反映されることを知る。

4 p137「読むことに生かす」を読み,指示する語句と

接続する語句に着目することで,文章の展開や構

成をつかむ手がかりになることを理解する。

【関】指示する語句と接続する語句の文章中

での働きを理解しようとしている。

【言】指示する語句と接続する語句の働きや

効果について理解している。

支 簡単な用例を作成し,指示する語句と

接続する語句の理解を支援する。

Page 11: 1 1時間...1年 月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準 22 言葉に出会うために 4月 野原はうたう 1時間 音声の働きや仕組みについて

月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準

─32─

10月 季節のしおり 秋 ・二十四節気の言葉や,秋の情景を歌った唱歌の歌詞,

詩などを味わい,伝統的な言語文化に親しむ。

5 いにしえの心に触れる

10月 音読を楽しもう いろは歌

1時間

◎仮名遣いに注意して音読し,

古文の言葉の響きや調子に親

しむ。(知(3)ア)

1 1 「いろは歌」を仮名遣いに注意して音読する。

・古文の言葉の響きや調子を味わう。

・3段目の現代語訳と比べ読みをしてみる。

◇小学校での古典学習を確認させるとよい。

【関】「いろは歌」を読み,言葉のリズムに親

しもうとしている。

【言】「いろは歌」の言葉の調子や間の取り方

などを考えて音読している。

支 範読して言葉の切れ目に注意させる。

月に思う

1時間

◎文章に表れているものの見方

や考え方を捉える。(読(1)オ)

◎古典には,さまざまな種類の

作品があることを知り,古典

の世界に親しむ。(知(3)ア・

イ)

1 1 全文を通読し,古典が現代まで読み継がれてきた

ことを知る。

・新出漢字を調べる。

2 月を題材にした百人一首の歌を探して音読し,古

典特有のリズムを味わう。

【関】本文を読み, 古典の世界に関心をもと

うとしている。

【読】昔の人の季節の感じ方を捉えている。

支 現代の感覚と比べて,共通点や相違点

に気づかせることで,古典の世界への

関心を抱かせる。

【言】歴史的仮名遣いの言葉を正しく読み,

現代語訳を参照して文語の意味を捉え

ている。

蓬萊の玉の枝

――「竹取物語」から

4時間

◎語句に注意しながら,現代の

文章と古典の文章とで異なる

部分を確かめ,古典の文章の

表現の特徴を知る。(知(1)ウ,

読(1)エ)

◎仮名遣いに注意し,古典のリ

ズムを味わいながら音読し,

古典の世界に親しむ。(知(3)

ア)

○「竹取物語」についての概要

を知る。(知(3)イ)

1

2

3-4

「目標」や「学習の見通しをもとう」などから本教

材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。

1 全文を通読する。

・新出漢字を調べる。

・古典の文章をリズムを味わいながら繰り返し音

読する。(学習1)

・冒頭部分(p147)を繰り返し音読する。

2 現代の文章と古典の文章とで異なる部分を確かめ

ながら物語の展開を楽しむ。(学習2)

・現代語訳やp157「古典の言葉」を参考にして,

仮名遣いや文末の違い,現代では使われなくな

った言葉に着目して読み進める。

3 物語に登場する人々の思いや行動について,現代

の自分たちの考えや行動と比較し,感じたことや

考えたことを発表する。(学習3)

◇場面ごとに,登場する人々の思いや行動を整理

するワークシートを準備する。

4 学習を振り返る。

・古典の文章を読み,どんなところに興味や関心

をもったか。

・現代の文章と古典とを比べ,どんな違いに気が

ついたか。

【関】古典の文章を,興味・関心をもって繰

り返し音読しようとしている。

【読】現代の文章とは異なる表現や表記に注

意して物語の展開を捉えている。

【言】古典の仮名遣いや言葉遣い,古典特有

のリズムを味わい,「竹取物語」の世界

に親しんでいる。

支 形は同じでも意味が変化した言葉

(p157「古典の言葉」)などを紹介し,

興味・関心を高める。

11月 今に生きる言葉

2時間(読①書①)

◎故事成語の由来と意味を理解

する。(知(1)ウ)

◎「矛盾」の書き下し文を音読

し,漢文独特の言い回しに読

み慣れる。(知(3)ア・イ,読

(1)エ)

◎自分の生活を振り返り,故事

成語を使って体験文を書く。

(書(1)ウ)

1

2

「目標」や「学習の見通しをもとう」などから本教

材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。

1 教材文を読み,故事成語について理解する。

・新出漢字を調べる。

2 「矛盾」の文章を読む。

・書き下し文を繰り返し音読し,漢文独特の言い

回しに慣れる。(学習1)

・現代語訳を読んで,「矛盾」という故事成語の由

来と意味を理解する。(学習2-1)

3 「推敲」「蛇足」「四面楚歌」の言葉の意味や故事を

調べる。(学習2-2)

・漢和辞典・故事成語事典などを活用する。

4 調べた故事成語を使って自分の体験について短い

文章を書く。

【関】故事成語の意味や由来に関心をもち,

漢文の言い回しに読み慣れようとして

いる。

【読】漢文独特の言い回しに気づき,読み慣

れている。

【書】調べた故事成語の中から,自分の体験

に関連するものを選び,体験文を書い

ている。

【言】・例示されている故事成語の由来と意味

を理解している。

・漢文独特の言い回しに注意して音読し

ている。

支 例示されている故事成語の一つを取り

上げ,辞典等を使った調べ方を示す。

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月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準

─33─

11月 5 学習を振り返る。

・挙げられている故事成語は,日常生活ではどの

ように使われているか。

・漢文独特の言い回しには,どんなものがあった

か。

6 論点を捉えて

11月 幻の魚は生きていた

5時間(読④書①)

◎文章の中心的な部分を読み取

り,原因と結果の関係に着目

して要旨を捉える。(知(2)ア,

読(1)ア・ウ)

◎文章に表れている考え方を捉

え,自分の見方や考え方を広

げる。(読(1)オ)

◎筆者の主張に対する自分の考

えを,具体的な根拠を挙げて

書く。(書(1)ウ)

★説明の文章を読み,自分の考

えを文章にまとめる。(読(2)

ア)

○文章に用いられている漢字を

正しく読み,小学校で学習し

た漢字に書き慣れる。(知(1)

イ)

1

2

3

4

5

「目標」や「学習の見通しをもとう」などから本教

材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。

1 教材文を読み,序論・本論・結論に分ける。

(学習2)

2 序論と本論との対応に着目し,それぞれの中心と

なる文を確認する。(学習2-1,2)

・ 序論で結果を示し,本論でその原因を探ってい

く構成となっていることを理解する。

3 結論として筆者の考えがどのように書かれている

か読み取る。(学習2-3)

4 文章の要旨をまとめる。(学習2-4)

5 筆者の主張に対する自分の考えをノートに書く。

・根拠を明確にして考える。

6 グループでノートを回覧し,コメントを添える。

7 学習を振り返る。

・どのような手順で要旨を捉えたか。

・筆者は文章を通して,どのような主張をしてい

たか。

漢p172「漢字を確認しよう」の問題に取り組む。

【関】文章の要旨を捉え,自分の考えを広げ

ようとしている。

【読】・文章の要旨を捉えている。

・学習を通じて自分の見方や考え方を

広げている。

支 段落ごとに要約したり,小見出しを付

けさせたりする。

【書】具体的な根拠を挙げて,自分の考え(共

感・納得,疑問・反論)を書いている。

【言】・環境や生物に関する言葉の意味を理解

している。

・文中から,原因と結果の関係を見いだ

し,結び付けて考えている。

【言】問題に取り組み,漢字をおおむね正し

く読み書きしている。

練習 流れを踏まえて話し合う

1時間

◎話題や方向を捉えて話し合

い,自分の考えをまとめる。

(話聞(1)オ)

★例を基に,少人数で話し合う。

(話聞(2)イ)

1 1 教材文を読み,流れを踏まえた話し合いについて

学ぶ。

2 「話し合いの例」を使って,班ごとにロールプレ

イングを行う。→CD

3 空欄に当てはまる言葉にはどんなものがあるか検

討する。

【関】話し合いの話題や方向を捉えて,自分

の考えをまとめようとしている。

【話聞】話し合いの話題や方向を捉えて,適

切な発言をしている。

支 空欄に入れるさまざまな発言例を用意

し,一つ一つ検討させる。

話題や方向を捉えて話し合おう

グループ・ディスカッションを

する

5時間

◎日常生活の中から話題を決

め,根拠を明確にして話し合

う。 (知(2)ア,話聞(1)ア・

イ)

◎話し合いの話題や方向を捉

え,相手の反応を踏まえて話

したり自分の考えをまとめた

りする。(話聞(1)ウ・オ)

★グループ・ディスカッション

を行う。(話聞(2)イ)

1

2

3

4

5

「目標」や「学習の見通しをもとう」などから本教

材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。

1 教材文を読み,話題や方向を捉えた話し合いにつ

いて学ぶ。

・話し合いたい話題を検討する。

2 話題に対する自分の考えをノートにまとめる。

・具体的な根拠を挙げて考える。

3 話題ごとに小グループを作り, グループ・ディス

カッションを行う。→CD

4 話し合いの結果を報告し合う。

・他グループの報告をメモする。

5 学習を振り返る。

・話題や方向を捉えて話し合ったか。

・話し合いを通して,考えを整理できたか。

【関】話し合い積極的に参加し,発言したり,

他者の発言に耳を傾けたりしている。

【話聞】・日常生活の中から話題を決め,根拠

を明確にして自分の考えを述べて

いる。

・話し合いの話題や方向を捉え,相手

の反応を踏まえて話したり,自分の

考えをまとめたりしている。

支 ワークシート等を利用して,自分の考

えをあらかじめまとめさせる。また,

グループ・ディスカッション時,報告

時にメモを取るよう促す。

【言】意見と根拠の関係を意識して話し合い

に参加している。

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月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準

─34─

12月 練習 感じたことを整理する

1時間

◎感じたことや読み取ったこと

を,観点を立てて整理する。

(知(2)イ,書(1)ア)

1 1 教材文を読み,示された絵から感じたことなどを

付箋に書き出す。

2 書き出した付箋を観点別に分類し,整理する。

3 書き出した具体的な特徴が,鑑賞文を書く際に自

分の考えの根拠となることを確認する。

【関】絵の特徴や感じたことなどを複数の付

箋に書き出している。

【書】絵から感じたことや読み取ったことを

観点別に整理できている。

支 書き出した付箋の中の具体的な物事を

示す言葉に着目させ,観点に気づかせ

る。

【言】書き出した情報を,分類したり関係付

けたりして整理している。

根拠を明確にして魅力を伝えよう

鑑賞文を書く

4時間

◎作品を鑑賞し,その魅力が伝

わるように根拠を明確にして

文章を書く。(知(1)ウ,知(2)

ア,書(1)イ・ウ・エ)

○書いた文章を互いに読み合

い,作品の捉え方や表現のし

かたについて意見を述べる。

(書(1)オ)

★感じたことを基に鑑賞文を書

く。(書(2)ウ)

1

2

3

4

「目標」や「学習の見通しをもとう」などから本教

材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。

1 自分の好きな作品を選び,その魅力を一文で表現

する。

・鑑賞文とは何か,p181下段の文章を読んで理解

する。

2 作品から感じることや読み取れる特徴を付箋に書

き出し,観点別に整理する。

3 観点ごとに自分が感じた魅力の根拠となる具体的

な特徴をまとめる。

4 鑑賞文を書く。

・「鑑賞文の例」を参考にしながら,感じたことを

基に,根拠を明確にして文章を書く。

5 書いた鑑賞文を読み合い,互いの見方や感じ方,

表現のしかたの違いについて話し合う。

→他美術・鑑賞文

6 学習を振り返る。

・根拠を明確にして伝えるために,どのような工

夫をしたか。

・鑑賞文を読み合うときに,どのような点に注意

したか。

【関】好きな作品を選び,その魅力を表現し

ようとしている。

【書】・自分の感じた魅力が伝わる文章を書い

ている。

・読み手を意識して,書きだしや表現を

工夫している。

・作品の捉え方や表現のしかたについて

考えを交流している。

【言】・読み手に魅力が伝わる鑑賞文にするた

め,印象や感動を表す言葉を探し,書

いている。

・感じたことを,根拠を明確にして書い

ている。

支 観点ごとに具体的な根拠を挙げ,より

説得力のあるものに絞らせる。

1時間

◎表現の特徴について,自分の

考えをもつ。(読(1)エ)

1 「目標」や「学習の見通しをもとう」などから本教

材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。

1 表現の特徴を捉え,リズムを楽しみながら繰り返

し音読する。

2 音読して抱いたイメージや表現の特徴などについ

て考える。

3 学習を振り返る。

・音読を通してどのような表現の特徴に気づいた

か。

【関】作品の表現のしかたに関心をもち,進

んで音読の練習に取り組もうとしてい

る。

【読】表現の特徴や効果について,自分なり

の考えをまとめている。

支 印象に残った表現を選んで,音読のし

かたを工夫させる。

【言】表現の特徴に着目しながら早さや間の

取り方などを工夫して音読している。

文法への扉2

言葉の関係を考えよう

2時間

◎文節どうしの関係,連文節,

文の組み立てについて理解す

る。(2年知(1)オ)

1

2

1 例文を音読し,正しく伝えるためには,文節どう

しの関係(主・述の関係など)を捉えることが大

切なことに気づく。

2 p244文法2「文の組み立て」を読み,文節の役割を

知り,文節どうしの関係,連文節,文の組み立て

について理解する。

・下段の練習問題に取り組み,理解したことを確

認する。

・p248「書くことに生かす」を読み,文章の推敲

に生かすことを知る。

【関】文の決まりに関心をもち,文節どうし

の関係などについて理解しようとして

いる。

【言】文節どうしの関係,連文節,文の組み

立てについて整理した内容を理解して

いる。

支 文節どうしの関係の簡単な例題を準備

し,繰り返し考えさせて理解させる。

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月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準

─35─

読書に親しむ

12月 桜守三代

読書案内

1時間

◎読書を通して,自分のものの

見方や考え方を広くする。(知

(3)オ,読(1)オ)

★学校図書館などを利用して,

多様な本を読む。(読(2)ウ)

1 1 教材文を読み,気になったり興味をもったりした

箇所に線を引く。

2 佐野藤右衛門(16代目)の生き方やものの見方・

考え方について自分の考えをノートにまとめる。

・ノンフィクションのおもしろさやよさについて

考える。

◇p197「読書案内 本の世界を広げよう」を用い

て,他のジャンルの作品などにも目を向けさせ

る。

【関】人物の生き方に興味をもち,他の伝記

作品への関心をもっている。

【読】描かれている人物の生き方や考え方を

捉えている。

支 各代の佐野藤右衛門のエピソードをま

とめさせる。

【言】・語句の文脈上の意味を捉えている。

・読書が新たな知識を得たり自分の考え

を広げたりすることに役立つことに気

づいている。

季節のしおり 冬 ・二十四節気の言葉や,冬の詩歌などを味わい,

伝統的な言語文化に親しむ。

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月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準

─36─

7 自分を見つめて

1月 少年の日の思い出

7時間(読⑤書②)

◎場面展開や人物の描写に注意

して作品を読み,登場人物の

心情の移り変わりを捉える。

(読(1)イ・ウ)

◎文脈の中における語句の意味

を正確に捉え,登場人物のも

のの見方や考え方について自

分の考えをもつ。(知(1)ウ,

読(1)エ・オ)

○主人公以外の人物の視点で作

品を書き換え,互いに読んで

感想や意見を交流する。(書

(1)オ)

★小説を読み,共感するところ

や疑問に思うところを伝え合

う。(読む(2)イ)

★主人公以外の人物を語り手に

した物語風の文章を創作す

る。(書(2)ウ)

○文章に用いられている漢字を

正しく読み,小学校で学習し

た漢字に書き慣れる。(知(1)

イ)

1

2

3-4

5

6

7

「目標」や「学習の見通しをもとう」などから本教

材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。

1 情景や登場人物の気持ちを想像しながら,全文を

通読する。

・注意する語句・新出漢字を調べる。

2 語り手の転換に注意しながら,全体を前半と後半

の二つに分け構成を捉える。(学習1)

→p216窓 「語り手に着目して読む」

3 「僕」と「エーミール」の関係を読み取り,最後の

「僕」の行動の意味を考える。

・「僕」から見た「エーミール」の人柄が描写され

ている部分を探して抜き出す。(学習2-1)

・「僕」の「エーミール」に対する気持ちが表現さ

れている部分に着目して,「僕」の考えを捉える。

(学習2-2)

・最後に収集したちょうを潰す「僕」の行動と心

情を捉える。(学習2-3)

・作品に使われている「熱情」という言葉につい

て考え,読み取りの手立てとする。

→p217言葉

4 作品をもう一度読み返し,「僕」のものの見方や考

え方について,共感するところや疑問に思うとこ

ろを話し合う。(学習3)

5 学習を振り返る。

・場面の展開に沿って,登場人物のどんな心情の

変化を捉えたか。

・人物の考え方や表現の特徴などについて,どう

考えたか。

6 作品の読み取りを深めるために,主人公以外の人

物の視点で作品を書き換える。

→p217「別の人物の視点で書こう」

・人物を決めて,書き換える場面を選び,400字程

度で物語風の文章を創作する。

・書き上げた文章を読み合い,感想や意見,作品

や登場人物について話し合う。

漢p218「漢字を確認しよう」の問題に取り組む。

【関】作品を読み,情景や登場人物の気持ち

に関心を向けようとしている。

【読】場面展開や人物の描写に注意しながら

読み,登場人物の心情の移り変わりを

捉え,人物のものの見方や考え方につ

いて,自分なりに考えている。

支 登場人物の心情の移り変わりを抜き出

し,気持ちの変化を読み取らせる。

【書】別の人物を選び,その人物の気持ちや

考えを物語の流れに沿って書き換えて

いる。

【言】場面描写の言葉や登場人物の心情を表

す言葉に着目して作品を読み進めてい

る。

【言】問題に取り組み,漢字をおおむね正し

く読み書きしている。

言葉3

さまざまな表現技法

2時間

◎言葉の並べ方の工夫や比喩

(たとえ)について理解する。

(知(1)オ)

1

2

1 導入の例を読み,表現の違いによる印象の違いを

挙げる。

2 「言葉の並べ方の工夫」を読み,表現技法によるリ

ズムの違いや効果について考える。

・例文を基にそれぞれの技法の特徴を理解する。

3 「比喩(たとえ)」を読み,それぞれの比喩による

印象の違いや効果について考える。

・例文を基に比喩の特徴を理解する。

・p221「生活に生かす」を読み,日常生活の中で

も,比喩を使うことで物事を効果的に伝えるこ

とができることを知る。

【関】さまざまな表現の工夫について理解し

ようとしている。

【言】言葉の並べ方の工夫や比喩について,

それぞれの表現上の特質などを理解し

ている。

支 身近な学校生活の話題を,言葉の並べ

方の工夫や比喩で表現させ,その効果

に気づかせる。

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月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準

─37─

1月 漢字3

漢字の成り立ち

1時間

◎漢字の成り立ちについて理解

する。(知(1)イ)

○小学校6年生で学習した漢字

に書き慣れる。(知(1)イ)

1

1 漢字の成り立ちについて理解する。

・「象形」「指事」「会意」「形声」を用例と共に確

認する。

・国字について知る。

2 漢和辞典を利用して練習問題を解き,漢字の成り

立ちを調べ,分類する。

◇p257~p260「漢字の練習」を適宜活用し,小学

校6年生で学習した漢字の理解を深めさせる。

【関】漢字の成り立ちに関心をもち,漢字の

理解を深めようとしている。

【言】漢字の成り立ちについて理解し,練習

問題の漢字を分類している。

支 わかりやすい漢字を一つ取り上げ,漢

字の成り立ちについて説明し理解を図

る。

漢字の練習

都道府県名に用いる漢字

1時間

◎都道府県名に用いる漢字を正

しく読んだり書いたりする。

(知(1)イ)

1 1 中学校から小学校に配当が移行した都道府県名に

用いる漢字を学習する。

【関】漢字の学習に意欲的に取り組んでいる。

【言】問題に取り組み,都道府県名に用いる

漢字を正しく読み書きしている。

※新学習指導要領では,現在中学校に配当されている「都道府県名に用いる漢字」20字が小学校第4学年の学年別漢字配当表に組み込まれた。

配当学年の移動による履修漏れを防ぐため,平成31年度に入学した生徒は第1学年及び第2学年,平成32年度に入学した生徒は第1学年の指導計

画に必ず組み込むよう留意されたい。 →移行期間における特例への対応:本書p80,補充教材:本書p84

2月 印象深く思いを伝えよう

新入生へメッセージを書く

5時間

◎相手や目的を意識して題材を

選び,自分の考えや気持ちが

伝わるように工夫して書く。

(書(1)ア・ウ)

◎文章を読み返し,わかりやす

く,印象深いものになってい

るかを推敲する。(書(1)エ)

1

2

3

4

5

「目標」や「学習の見通しをもとう」などから本教

材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。

1 相手意識・目的意識をもってメッセージの題材を

選ぶ。

2 メッセージの内容と構成を考える。

3 表現の工夫を考える。

→p72「言葉を集めよう」,p219「さまざまな表現

技法」などの学習を喚起させる。

4 下書きし,推敲する。

5 清書をする。

6 メッセージを読み合い,感想を伝え合う。

7 学習を振り返る。

・考えや気持ちを伝えるために,どんな工夫をし

たか。

・どのような点に注意して推敲したか。

【関】相手の目的に合ったメッセージを書こ

うとしている。

【書】・相手や目的を意識して題材を選び,自

分の考えや気持ちが伝わるように工夫

して書いている。

・わかりやすく,印象深い文章になるよ

う推敲している。

支 相手意識・目的意識をもたせるため,

幾つか具体的な文章を例示する。

【言】文章の構成や表現の工夫を考えて文章

を書いている。

文法への扉3

単語の性質を見つけよう

3時間

◎単語の分類について理解す

る。(知(1)エ)

1

2-3

1 例題のカード並べを考え,単語の性質の違いに気

づき,単語を分類していく観点があることを理解

する。

2 p249文法3「単語の分類」を読み,自立語と付属語,

活用の有無,品詞,体言と用言について理解する。

・下段の練習問題に取り組み,理解したことを確

認する。

◇必要に応じて,p253~p256「活用表」(【参考】)

を用いて理解を深めさせる。

【関】単語の性質について関心をもち,単語

の分類を理解しようとしている。

【言】自立語と付属語,活用の有無,品詞,

体言と用言について整理し,理解して

いる。

支 単語の種類がわかる代表的な言葉(品

詞)を示し,理解させる。

3月 一年間の学びを振り返ろう

ポスターセッションをする

6時間(話聞④書②)

◎学んだことの中から題材を選

び,材料を集めながら考えを

まとめる。(話聞(1)ア,書(1)

ア)

◎伝えたいことを,効果的な図

表を入れたポスターにしてま

とめ,互いに読み合い,自分

の表現に生かす。(書(1)イ・

ウ・オ)

1

2

3

「目標」や「学習の見通しをもとう」などから本教

材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。

1 ポスターセッションの方法と進め方を知る。

2 1年間の国語学習を振り返り,印象に残っているも

のを選ぶ。

3 同じ題材を選んだ者どうしでグループを作って話

し合い,文章を分析する。

4 発表する内容を決め,材料を集める。

・グループの中で,分担を決めて材料を収集した

り,整理したりする。

5 集めた材料を基に,ポスターにまとめる。

・「ポスターの例」を参考にする。

【関】印象に残った題材をポスターにまとめ

て,協力して発表に取り組もうとして

いる。

【話聞】話の構成を工夫し,聞き手の反応を

踏まえながら発表している。

支 発表メモや聞き取りメモを活用して練

習させる。

【書】1年間の国語学習の中から題材を選び,

分析したことを整理してまとめてい

る。

支 主な登場人物や,説明文の具体的例示

などを一覧にして示す。

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月 教材名・時数・指導目標・言語活動 時 学習活動 評価規準

─38─

3月 ◎発表内容について,話の構成

を工夫して話したり,他のグ

ループの発表を聞いたりす

る。(話聞(1)イ・エ)

★図表などを用いたポスターを

書く。(書(2)ア)

★ポスターセッションを行い,

発表したり,発表を聞いて質

問や助言をしたりする。(話聞

(2)ア)

4

5

6

・見る人の興味を引くようなキャッチコピーを考

える。

・調査結果の数値を表やグラフに表す。

→p288 「資料の工夫」

・見やすく魅力的な紙面構成にまとめる。

6 発表の準備と練習をする。

・発表の流れを確認し,分担を決める。

・わかりやすい発表になっているか検討する。

7 ポスターセッションを行う。→CD

8 発表を振り返り,互いに感想を伝え合う。

9 学習を振り返る。

・発表の内容について,どんなことに注意したか。

・発表するとき,どんなことに注意したか。

【言】聞き手が興味をもつような言葉や構成

を考え,ポスター作りに取り組んでい

る。

ぼくが ここに

2時間

◎文脈の中における語句の意味

を捉え,表現の特徴について

自分の考えをもつ。(知(1)ウ,

読(1)エ)

1

2

「目標」や「学習の見通しをもとう」などから本教

材のねらいを確認し,学習の見通しをもつ。

1 作者の思いを想像しながら詩を音読する。

2 詩の中で心に残ったこと言葉や表現を抜き出し,

理由をまとめる。(学習1)

3 表現されていることについてグループで交流し,

互いの発表したことをメモする。

4 表現などを意識して詩を朗読する。

5 学習を振り返る。

・どのような言葉や表現に着目して,作者の思い

を感じ取ったか。

【関】作品の表現の特徴を捉え,朗読に生か

そうとしている。

【読】作品の中の語句の意味や表現の特徴を

捉え,自分の考えをもっている。

支 交流時に聞き取りメモをとるように促

す。

【言】語句や表現の効果や特徴に着目してい

る。