RI 貯蔵室にクーラー設置 山

山手地区実験施設の RI貯蔵室にクーラーを設置しま

した。

アイソトープ実験センターでは節電のため、利用時

以外は換気設備を停止していますが、冷蔵庫・冷凍庫

による発熱が多いRI貯蔵室については、夏季には換気

停止による温度上昇が著しく機械故障の原因となるた

め、RI貯蔵室にクーラーを設置していなかった山手地

区実験施設では換気を停止することができませんでし

た。

今回、山手地区実験施設のRI貯蔵室にクーラーを設

置したことにより、年間を通じて利用時以外の換気停

止が可能になりました。

昨年の夏は経費削減対策として山手地区実験施設か

ら明大寺地区実験施設へ貯蔵室のRIを移動し、山手地

区実験施設でRI使用するときにRIを山手地区実験施設

へ戻すことを行いましたが、今後この必要はなくなり

ました。昨年度はご協力ありがとうございました。

消防設備の点検について 山

消防法に基づき消防設備の感知器および非常放送の

点検が下記の日程で行われます。点検の際には各室に

作業員が入室します。その間のRIの飛散防止、遮蔽に

ご留意ください。実験の都合上、人が出入りすると困

る場合は、日程の調整をお願いします。ご協力をよろ

しくお願いします。

日時 ：７月１０日（火）13：00〜16：30

場所 ：山手地区実験施設管理区域全域

RI 廃棄物の集荷について

年に１回の日本アイソトープ協会によるRI廃棄物の

集荷作業が下記の日程で行われます。

集荷日程：8月20日(月)から8月30日(木)の間の1日

＊正式な日程が決定しだいメール等でお知らせします

固形廃棄物は50Lのドラム缶に、液体廃棄物は50Lの

ドラム缶の中に入った25Lタンクに入れて引き渡しま

す。

実験等で出たRI廃棄物は、実験終了後速やかに整理

をお願いします。RI廃棄物は下記の表に沿って分類し

て下さい。

表に記載の無いRI廃棄物は、日本アイソトープ協会

では引取らないため保管廃棄室で永久保管となります。

永久保管となるRI廃棄物は少なくなるよう実験計画を

立ててください。よろしくお願いします。

【集荷可能な廃棄物の種類】種類 材質

可燃物 紙、布、木片

難燃物 プラスチックチューブ、ポリバイアル、

ポリシート、ゴム手袋、発砲スチロール

不燃物 ガラスバイアル、ガラス器具、注射針、

塩化ビニル製品、シリコンチューブ、せ

ともの、アルミ箔、テフロン製品

難燃物特殊廃棄物 上記、可燃物、難燃物、不燃物で 36Cl を

含むもの

非圧縮性不燃物 鉄骨、パイプ、鋳物、大量のベータプ

レート、大量の TLC プレート

非圧縮性不燃物特殊

廃棄物

上記、非圧縮性不燃物で 36Cl を含むもの

動物 乾燥後の動物、敷きわら

無機液体 有害な物質を含まない水溶液

無機液体特殊廃棄物 上記、無機液体で 36Cl を含むもの

有機液体 液体ｼﾝﾁﾚｰﾀｰ廃液のみ

有機液体特殊廃棄物 上記、有機液体で 36Cl を含むもの

焼却型ﾌｨﾙﾀ、焼却型

炭素繊維ﾌｨﾙﾀ

排気 HEPA ﾌｨﾙﾀ、排気炭素繊維ﾌｨﾙﾀ

‘１８年７月２日 Ｎｏ．３２４

自主点検を行いました 山

６月５日（火）に山手地区実験施設の自主点検を行

いました。この点検は半年に１回行うことが義務づけ

られており、管理区域内の壁、床や排水管などの破損

ひび割れの有無、管理区域内の空気の流れ、標識の状

態の確認、などを行ないました。今回の点検では、問

題はありませんでした。

発煙管を用いて空気の流れを確認

パーキンエルマー33P製品販売終了

パーキンエルマーで販売している33P製品が8月21日

（最終納品日）を持って販売終了になります。

今後、33P製品が購入可能なのは室町機械で販売して

いるARC製品のみになりますが、こちらの製品は現在、

受注生産となっています。実験で33Pを使用する必要が

生じた場合は、早めに実験計画を立てて注文を行って

ください。

33Pは32Pと同様の使用目的で実験に用いられている核

種です。半減期が約25日でエネルギーが0.249Mevです。

エネルギーが32Pの7分の1程度ですので32Pを用いた場

合よりバックグランドの低い像が得られます。

RI の販売状況や価格については、日本アイソトープ

協会の電子カタログ J-RAM (http://www.j-ram.net) で確

認ができます。 （注：このウェブサイトからは注文は出来ません。）

問い合わせ先

公益社団法人 日本アイソトープ協会

医薬品・アイソトープ部 医薬品・試薬課

TEL：03-5395-8033

RI排水モニタ

（１）γ線水モニタの水槽更新

山手地区実験施設のγ線水モニタの水槽より水漏れ

があり検出器が水没しました。メーカーに確認を依頼

したところ水没した検出器には異常がありませんでし

たので、水漏れした水槽のみ更新しました。

γ線水モニタ水槽：

水槽は遮へいのため

に周りに鉛が設置さ

ている

（２）RI排水モニタの点検

RI管理区域からの排水はすべて排水設備の貯留槽に

貯めて、排水中のRI濃度を測定し、法定基準値以下で

あることを確認してから排水しています。RI排水モニ

タは排水中のRI濃度を測定するための装置です。

RI管理室では年に一度、分解・清掃し、動作確認を行っ

ています。

山手の点検を6月21日(木)に明大寺の点検を26日(火)

に行いました。明大寺では点検時に給水管の振動と音

がありましたが、翌日に再確認を行ったところ収まっ

ていましたので、しばらく様子を見ることにしました。

山手では問題はありませんでした。

・・・・・・・・・・・・・・・・・今月の担当：飯沼

貯蔵数量＆施設利用者＆ガラスバッジ配布者のお知らせ 先⽉末⽇における貴部⾨・施設の RI 貯蔵数量は添付帳票

の通りです。貯蔵 RI のうち使⽤予定の無いものは早めに処分して下さい。また、しばらく施設の利⽤予定が無い場合は、ガラスバッジの配布を停⽌しますのでお知らせ下さい。

定期汚染検査のお知らせ 今⽉の定期汚染検査の⽇程並びに協⼒部⾨は以下の通り

です。ご協⼒をよろしくお願いします。今⽉の定期清掃は明⼤寺実験施設です。

＜明大寺地区＞ 明⼤寺地区実験施設 検査：7 ⽉ 6 ⽇(⾦)協⼒： オルガネラ制御 清掃：7 ⽉ 10 ⽇(⽕)

＜山手地区＞ ⼭⼿地区実験施設 検査：7 ⽉ 18 ⽇(⽔) 協⼒：統合神経⽣物学